JP3040835B2 - 火災報知設備におけるrom書換装置 - Google Patents

火災報知設備におけるrom書換装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災感知器が接続され
た回線と防排煙装置等の被制御機器との連動関係を予め
設定し、火災感知器が火災を検出したときに、その火災
を検出した火災感知器と連動関係にある被制御機器を制
御する火災報知設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の火災報知設備には、火災感知器が
接続された回線と防排煙装置等の被制御機器との連動関
係を予め設定し、火災感知器が火災を検出したときに、
その火災感知器と連動関係にある被制御機器を制御する
設備が知られている。
【0003】たとえば、図3に示すように、回線L1、
L2、L3にそれぞれ火災感知器が接続され、回線L1
に接続された火災感知器が火災を検出したときに、被制
御機器M1とM2とが起動し、回線L2に接続された火
災感知器が火災を検出したときに、被制御機器M2とM
3とが起動し、回線L3に接続された火災感知器が火災
を検出したときには、被制御機器M3のみが起動するよ
うになっていたとする。
【0004】この場合、回線L1、L2、L3と被制御
機器M1、M2、M3との連動関係を設定する手段とし
て、ダイオードマトリックスによる設定と、ディップス
イッチによる設定と、RAMによる設定、ROMによる
設定とが知られている。
【0005】ダイオードマトリックスによる設定は、回
線L1、L2、L3のそれぞれに接続された3本の横線
と、被制御機器M1、M2、M3のそれぞれに接続され
た3本の縦線とがダイオードで接続され、したがって、
全ての回線が初めは全ての被制御機器と接続されてお
り、そのうちで必要のない接続をニッパ等で切断し、所
望の連動関係を設定するものである。このダイオードマ
トリックスによる設定を採用すると、必要のない接続を
ニッパ等で切断する作業が煩雑であるという問題があ
り、また一旦、設定した後にその連動関係を変更するた
めには半田コテ等の他の工具を必要とし、連動関係の変
更作業も煩雑であるという問題がある。
【0006】ディップスイッチによる設定は、マイクロ
コンピュータを設け、その各入力ポートにディップスイ
ッチを1つづつ接続し、各ディップスイッチがどの回線
のどの被制御機器に関連付けられているかを決めておく
ものである。たとえば、1つ目のディップスイッチは回
線L1と被制御機器M1とに関連付けられ、2つ目のデ
ィップスイッチは回線L1と被制御機器M2とに関連付
けられ、3つ目のディップスイッチは回線L1と被制御
機器M3とに関連付けられており、1つ目のディップス
イッチがオンであれば、回線L1の火災感知器が動作し
たときに、被制御機器M1が動作するように関係付けら
れ、2つ目のディップスイッチがオフであれば、回線L
1の火災感知器が動作しても、被制御機器M2が動作し
ないように関係付けられている。このディップスイッチ
による設定を採用すると、回線の数×被制御機器の数だ
けのディップスイッチを必要とし、ディップスイッチを
設置するスペースが大きくなるという問題と、少なくと
もディップスイッチの数だけマイクロコンピュータのポ
ート数を必要とし、そのポート数が多くなるという問題
がある。
【0007】RAMによる設定は、火災感知器が接続さ
れた回線と防排煙装置等の被制御機器との連動関係を示
す連動情報をRAMに格納するものである。このRAM
による設定を採用すると、工場在庫中、搬送中、現場待
機中等の非設置時または停電時に備えて、バックアップ
用の電源を必要とするという問題があり、そのバックア
ップ用電源を備えていたとしてもその電源が切れた場合
には再設定する必要が生じ、また確実性に欠けるという
問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一方、ROMによる設
定は、バックアップ用の電源を必要とせず、回線と被制
御機器との連動関係が確実に保持される。しかし、RO
Mによる設定によれば、間仕切りの追加、削除等によっ
て、回線と被制御機器との連動関係を変更する必要が現
場で生じた場合、連動関係についての変更内容をROM
ライタによって、書換可能なROMに書込むようにして
いるが、その変更内容がROMに書込まれた後に、その
内容変更されたROMのピンを受信機等のコネクタに差
し込む必要がある。このコネクタへのピンの差し込みを
行なう場合、ROMのピンの破損、静電気によるROM
内部の破損が生じやすいという問題がある。
【0009】本発明は、火災感知器が接続された回線と
防排煙装置等の被制御機器との連動関係を、書換可能な
ROMに予め設定し、火災感知器が火災を検出したとき
に、その火災を検出した火災感知器と連動関係にある被
制御機器を制御する火災報知設備において、回線と被制
御機器との連動関係を変更する必要が現場等で生じた場
合、ROMのピンの破損、静電気によるROM内部の破
損が生じない火災報知設備を提供することを目的とする
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、回線と被制御
機器との連動関係を示す連動情報を入力するキーボード
等の情報入力手段と、その連動情報をROMに書込むR
OMライタと、そのROMに接続されている第1のコネ
クタと接続すべき第2のコネクタであって、ROMライ
タと接続されている第2のコネクタとを有するものであ
る。また、本発明は、上記ROMライタをROM書換装
置に設けずに、火災報知設備内に設けたものである。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示すブロック図
である。
【0012】この実施例は、火災受信機REに複数の中
継器T1、T2、T3、…が接続されたものであり、中
継器T1に、火災感知器SEを接続した回線L1と、被
制御機器としての排煙ダンパMDとが接続され、火災受
信機RE、中継器T1内の太線はバスを示している。中
継器T1と同様に、中継器T2、T3、…も、回線L
2、L3、…と排煙ダンパMDとが接続されている。火
災感知器SEは、火災を検出したときに火災信号を出力
するかまたは検出した火災現象の物理量信号を出力する
ものである。火災受信機REは、バスを介してROM1
3に接続された第1のコネクタC1と、マイクロプロセ
ッサMPU1と、ROM11〜ROM13と、RAM1
1と、送受信部TRX1と、表示部DPと、操作部OP
と、インタフェースIF11〜IF14とを有する。
【0013】ROM11は、図5にフローチャートで示
すプログラムを記憶する領域であり、ROM12は、中
継器T1、…の各番号、端末の種別の記憶領域である。
【0014】ROM13は、火災感知器が接続された回
線と防排煙装置等の被制御機器との連動関係を示す連動
情報を記憶するEP−ROMあるいはEEP−ROM等
の書換可能なメモリであり、所定の火災感知器が火災を
検出したときに、その火災を検出した火災感知器と連動
関係にある被制御機器を制御するために使用される。ま
た、RAM11は、作業領域である。インタフェースI
F14は、ROM書換装置RWからのシリアル信号をパ
ラレル信号に変換するものである。
【0015】表示部DPは、CRT、表示灯等を有し、
操作部OPは、各種スイッチを有するものである。
【0016】また、ROM書換装置RWは、その具体例
を図2に示すように、キーボードKと、表示装置DP1
と、マイクロコンピュータMCと、第2のコネクタC2
とを有する。キーボードKは、スイッチSW0〜SW8
で構成され、回線と被制御機器との連動関係を示す連動
情報を入力する情報入力手段の例であり、マイクロコン
ピュータMCは、上記連動情報をROM13に書込むR
OMライタの例であり、ROM13が火災報知設備に接
続された状態で上記連動情報をROM13に書込むもの
である。第2のコネクタC2は、ROM13に接続され
ている第1のコネクタC1と接続すべきコネクタであっ
て、マイクロコンピュータMCと接続されている。
【0017】また、スイッチSW0、SW1、……、S
W7は、それぞれ、データ(連動情報)のビット0、
1、……、7の内容を決めるスイッチであり、スイッチ
がオン、オフであればビットの内容がそれぞれ「1」、
「0」である。そして、所定のビットが「1」である場
合、そのビットに対応した被制御機器が動作するように
なっている。スイッチSW8は、入力確定スイッチであ
る。つまり、スイッチSW0、SW1、……、SW7
は、所定回線と連動関係にある被制御機器がどれである
かを示すデータ(連動情報)を入力するスイッチであ
る。なお、スイッチSW0〜SW7の代りに、テンキー
を使用してもよく、この場合には、入力確定スイッチS
W8の代りにリターンキーを使用してもよい。
【0018】中継器T1は、マイクロプロセッサMPU
2と、ROM21、ROM22と、RAM21と、排煙
ダンパ制御回路ERCと、送受信部TRX2と、インタ
フェースIF21〜IF23とを有する。また、中継器
T1には、火災感知器SEと排煙ダンパMDとが接続さ
れている。なお、他の中継器T2、…は、中継器T1と
同様である。
【0019】ROM21は、中継器T1の全体を制御す
るプログラムの記憶領域であり、ROM22は、自己ア
ドレスの記憶領域であり、RAM21は、作業領域であ
る。送受信部TRX2は、送受信部TRX1と同様のも
のである。
【0020】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0021】図3は、上記実施例において、ROM13
の内容を変更する前における連動関係の一例と、この場
合におけるROM13の内容とを示す図である。図3
(1)には、ROM13の内容を変更する前における連
動関係の一例を示してあり、図3(2)には、この場合
におけるROM13の内容を示してある。
【0022】ROM13の内容を変更する前における連
動関係において、回線L1に接続された火災感知器が火
災を検出したときに、被制御機器M1(たとえば図1に
示す排煙ダンパMD)と被制御機器M2とが起動し、回
線L2に接続された火災感知器が火災を検出したとき
に、被制御機器M2と被制御機器M3とが起動し、回線
L3に接続された火災感知器が火災を検出したときに、
被制御機器M3のみが起動するようになっている。
【0023】これを、ROM13の内容(回線と被制御
機器との連動関係を示す連動情報)で見ると、図3
(2)に示すように、アドレス00、01、02が、そ
れぞれ回線L1、L2、L3に対応し、各アドレスの右
側に示されているビット7〜0のデータに対応してい
る。なお、ビット0、1、2、3、4、5、6、7は、
それぞれ、被制御機器M1、M2、M3、M4、M5、
M6、M7、M8に対応し、データが「1」である場
合、そのデータに対応するアドレスの回線に設置された
火災感知器が火災を検出したときに、そのデータに対応
する被制御機器が起動することを示し、データが「0」
である場合には、そのデータに対応するアドレスの回線
に設置された火災感知器が火災を検出したときに、その
データに対応する被制御機器が起動しないことを示して
いる。
【0024】図4は、上記実施例において、ROM13
の内容を変更した後における連動関係の一例と、この場
合におけるROM13の内容とを示す図である。この連
動関係の変更後においては、回線L1に接続された火災
感知器が火災を検出したときに、被制御機器M1とM3
とが起動し、回線L2に接続された火災感知器が火災を
検出したときに、被制御機器M1とM3とが起動し、回
線L3に接続された火災感知器が火災を検出したとき
に、被制御機器M2が起動することになっている。この
場合におけるROM13の内容(変更後の内容)は、図
4(2)に示してある。
【0025】この変更後の連動情報においては、アドレ
ス00(回線L1)に対応するデータのビット1が
「0」に変更され、ビット2が「1」に変更されてい
る。また、アドレス01(回線L2)に対応するデータ
のうち、ビット0が「1」に変更され、ビット1が
「0」に変更されている。
【0026】このように、ROM13に格納されている
連動情報を変更する具体的な動作について、次に説明す
る。
【0027】図5は、上記実施例において、ROM13
としてEEP−ROMを用いた場合であって、ROM1
3に格納されている連動情報を変更する動作を示すフロ
ーチャートである。
【0028】まず、変更後の連動情報をキーボードKで
入力する(S1)。つまり、ROM書換装置RWにおけ
るスイッチSW0〜SW7を使用して、まず、回線L1
と連動関係をもたせる被制御機器がどれであるかを示す
データ(連動情報)を入力する。すなわち、スイッチS
W0〜SW7がそれぞれビット0〜ビット7に対応し、
スイッチSW0〜SW7のうち、オンしたスイッチに対
応するビットが図4(2)に示すように「1」になり、
そのビットに対応する被制御機器が起動するようにセッ
トされ、オフしたスイッチに対応するビットが「0」に
なり、そのビットに対応する被制御機器が起動されない
ようにセットする。その後、入力確定スイッチSW8を
オンする。
【0029】これによって次の回線L2の連動情報が入
力可能になり、スイッチSW0〜SW7を使用して、回
線L2についての新たな連動情報を入力し、入力確定ス
イッチSW8をオンする。以下、同様にして、全ての回
線について連動情報を入力する。この実施例において
は、どの回線であるかを示すアドレスを入力しなくて
も、アドレスが自動的に設定され、しかも1つのアドレ
スのデータ入力が完了すると、そのアドレスが1インク
リメントされる。
【0030】このようにして入力された連動情報をRA
M11に格納し、データ形式を書込み形式に変更する
(S2、S3)。そしてチップセレクト信号をオンし、
書込みコマンドをROM13に送信する(S4、S
5)。このときにライトビジーフラグがオフであれば
(S6)、書込み先頭アドレス(AD)をROM13に
送信し(S11)、アドレス(AD)に書込むデータ
(回線L1のデータ)をROM13に送信し(S1
2)、引き続いてアドレス(AD+1)に書込むデータ
(回線L2のデータ)、アドレス(AD+2)に書込む
データ(回線L3のデータ)をそれぞれROM13に送
信し(S13、S14)、チップセレクト信号をオフす
る(S15)。つまり、上記実施例においては、ROM
13に送られた3バイト分のデータがROM13に同時
に書込まれる。
【0031】そして書込みアドレス(AD)〜(AD+
2)に書込むデータがROM13に書込まれる時間を待
つ(S16)。具体的には、約120msの時間だけ待
つ。その後、チップセレクト信号を再びオンし、書込み
コマンドをROM13に送信し(S21、S22)、ラ
イトビジーフラグがオフであれば(S23)、書込み先
頭アドレス(AD+3)をROM13に送信し(S3
1)、引き続いてアドレス(AD+3)、(AD+
4)、(AD+5)にそれぞれ書込むデータ(回線L
4、L5、L6のデータ)をROM13に送信し(S3
2〜S34)、チップセレクト信号をオフし(S3
5)、上記一連の動作を終了する。この実施例では、6
バイト分のデータ(6回線分のデータ)をROM13に
書込むようにしているが、もっと多くのデータを書込む
場合には、上記動作を必要回数、繰り返す。
【0032】上記のように、ROM13に書込まれてい
る連動情報を書き換える場合、ROM13をコネクタか
ら外すことなく、その連動情報を書き換えることができ
るので、ROM13のコネクタからの挿抜時におけるR
OM13のピンの破損を防止することができ、また、R
OM13をコネクタから挿抜するときに、静電気による
ROM13の内部の破損を防止することができる。
【0033】図6は、上記実施例において、ROM13
に格納されている連動情報を表示させる動作を示すフロ
ーチャートである。
【0034】まず、チップセレクト信号をオンし、読み
取りコマンドをROM13に送信し(S41、S4
2)、ライトビジーフラグがオフであれば(S43)、
読み取り先頭アドレス(AD)を送信し(S51)、引
き続いて読み取りアドレス(AD)のデータ(回線L1
のデータ)を受信し(S52)、その後、アドレス(A
D+1)、(AD+2)、(AD+3)、(AD+4)
の各データ(回線L2〜L5のデータ)と、(AD+
5)のデータを受信し(S53〜S57)、チップセレ
クト信号をオフする(S58)。そして、アドレス(A
D〜AD+4)の合計値と、アドレス(AD+5)とを
比較する。つまり、アドレス(AD〜AD+4)の各デ
ータの合計値が、アドレス(AD+5)のデータと一致
するようにアドレス(AD+5)のデータを予め設定し
てあり、上記合計値とアドレス(AD+5)のデータの
値とが一致すれば(サムチェックがOKであれば)(S
61)、各データを表示部DPに表示する(S62)。
一方、サムチェックの結果がNGであれば、ROM13
に記憶されている連動情報が異常であるという表示を行
う(S63)。
【0035】図7は、本発明の他の実施例を示す図であ
る。図8は、図7に示す実施例におけるROM書換装置
RW1を具体的に示す図である。
【0036】図1に示す実施例では、回線と被制御機器
との連動関係を示す連動情報をROMに書込むROMラ
イタの機能が、ROM書換装置RWに内蔵されている
が、図7に示す実施例では、そのROMライタ機能が火
災受信機RE1に内蔵されている。
【0037】すなわち、図7に示す実施例においては、
ROM書換装置RW1は、キーボードKと、このキーボ
ードKに接続されている第2のコネクタC2とを有し、
火災受信機RE11内のMPU11が、回線と被制御機
器との連動関係を示す連動情報をROMに書込むROM
ライタの機能を有している。また、第1のコネクタC1
は、バスを介して、書換可能なROM13と接続されて
いる。なお、マイクロプロセッサMPU11は、マイク
ロプロセッサMPU1の機能をも有する。さらに、RO
M書換装置RW1のキーボードKを介して連動情報を入
力するときに、火災受信機RE1内の表示部DPにその
連動情報を表示させるようにし、この表示された連動情
報を視認しながらその入力動作を実行する。
【0038】なお、上記実施例では、書換可能なメモリ
としてEEP−ROMを用いた場合について説明した
が、EEP−ROMの代りにEP−ROMを用いてもよ
い。この場合には、EP−ROMの記憶内容を消去する
ための紫外線照射装置を設け、記憶内容を変更する前に
その内容を消去するようにすればよい。
【0039】また、連動情報を記憶する書換可能なメモ
リをR型火災報知設備の受信機に設ける場合について説
明したが、中継器やP型火災報知設備の受信機に書換可
能なメモリを設けるようにしてもよい。
【0040】また、上記実施例では、書換可能なメモリ
への連動情報の書換を、複数回線単位で行なうようにし
たが、回線単位で行なうようにしてもよい。この場合に
は、書換を必要とする回線毎に、その回線を指定するア
ドレスと、その回線に対する新たな連動情報とを情報入
力手段から入力するようにすればよい。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、火災感知器が接続され
た回線と防排煙装置等の被制御機器との連動関係を、書
換可能なROMに予め設定し、火災感知器が動作したと
きに、その動作した火災感知器と連動関係にある被制御
機器を制御する火災報知設備において、回線と被制御機
器との連動関係を変更する必要が現場等で生じた場合、
ROMのピンの破損、静電気によるROM内部の破損が
生じないという効果を奏する。また、ROMが設けられ
た受信機や中継器等に情報入力手段を接続しない限り、
連動関係を書換変更することができないので、関係者以
外の者によって書換られることを防止できるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例におけるROM書換装置RWを具体
的に示す図である。
【図3】上記実施例において、ROM13の内容を変更
する前における連動関係と、ROM13の内容とを示す
図である。
【図4】上記実施例において、ROM13の内容を変更
した後における連動関係と、ROM13の内容とを示す
図である。
【図5】上記実施例において、ROM13に格納されて
いる連動情報を変更する動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】上記実施例において、ROM13の内容を表示
させる動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図8】図7に示す実施例におけるROM書換装置RW
1を具体的に示す図である。
【符号の説明】
RW、RW1…ROM書換装置、 K…キーボード、 C1…第1のコネクタ、 C2…第2のコネクタ、 RE…火災受信機、 SE…火災感知器、 MD…排煙ダンパ、 T1、T2、T3…中継器、 MPU1、MPU11…マイクロプロセッサ、 ROM13…書換可能なROM。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火災感知器が接続された回線と防排煙装
    置等の被制御機器との連動関係を、書換可能なROMに
    予め設定し、上記火災感知器が火災を検出したときに、
    その火災を検出した火災感知器と連動関係にある上記被
    制御機器を制御する火災報知設備において、上記連動情報のデータと上記連動情報のデータの合計値
    とを上記ROMに格納させる格納制御手段と; 上記ROMに格納されている上記連動情報のデータの合
    計を演算する連動情報合計手段と; 上記ROMに格納されている上記連動情報を表示する際
    に、上記連動情報合計手段が演算した合計値が、上記R
    OMに格納されている合計値と異なると、異常を表示す
    る異常表示手段と; を有することを特徴とする火災報知設備におけるROM
    書換装置。
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