JP2701940B2 - 火災受信機のマトリクスデータ設定装置 - Google Patents

火災受信機のマトリクスデータ設定装置

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JP2701940B2
JP2701940B2 JP1175046A JP17504689A JP2701940B2 JP 2701940 B2 JP2701940 B2 JP 2701940B2 JP 1175046 A JP1175046 A JP 1175046A JP 17504689 A JP17504689 A JP 17504689A JP 2701940 B2 JP2701940 B2 JP 2701940B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、火災受信時に発報回線に対応して防災機器
を連動制御する等のマトリクスデータを設定、変更、消
去するために使用する火災受信機のマトリクスデータ設
定装置に関する。
[従来の技術] 従来、防災設備の火災受信機にあっては、火災発生地
区(発報回線)と火災時に連動制御すべき防災機器(地
区レベル、防火戸、排煙口等)の対応関係を示すマトリ
クスデータを予め設定し、火災受信時には設定されたマ
トリクスデータに基づいて1又は複数の機器を連動制御
している。
第8図はダイオード基板1を使用したマトリクスデー
タの設定装置であり、受信回路2からの感知器回線数を
n、制御回路3の制御回線数をm回線とすると、受信側
n回線と制御側m回線との間をダイオード基板1上で例
えば受信側No.2回線に対しダイオードD1,D2により制御
側の2回線を接続するようにしている。
第9図(a)はジャンパ線結線ボード4を使用した従
来のマトリクスデータ設定装置であり、例えば同図
(b)に示すような受信側と制御側との対応関係が得ら
れるようにダイオード5の前後の端子間をジャンパ線で
結線している。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のダイオード基板やジ
ャンパ線結線ボードを使用した従来のマトリクスデータ
設定装置にあっては、ハードウェアとして固定的に受信
側と制御側との対応関係が決められてしまうため、設備
仕様の変更等に伴い現場で行なうマトリクスデータの設
定、変更、消去がきわめて煩雑になる問題があった。
そこで、近年にあっては受信機回路のCPU化が進んで
いる点に着目し、CPUが管理するメモリに連動制御用の
マトリクスデータを格納し、受信回線に基づくアドレス
指定で対応する制御回線を読出して連動制御する装置が
提案されている。
このようなメモリを使用したマトリクスデータ設定装
置にあっては、例えばROMライタ等を使用すれば現場で
のデータ設定、設定済みデータの変更、更には消去等が
可能である。
しかしながら、ROMライタによるマトリクスデータの
設定操作にあっては、テンキー等の操作のみでデータ設
定を行なっていることから、現在の設定状態がどのよう
になっており、しかも確実に所定した回線間での設定、
変更、消去等が行なわれたか否かはデータ入力操作に依
存しており、マトリクスデータの設定操作の状態を表示
させながら行なうことができない不便さがあった。
勿論、生産設備におけるCRTを備えたROMデータ書込シ
ステムを使用すれば、データ設定状況を表示させながら
確実に設定操作を行なうことができるが、このようシス
テムを現場に持ち込むことは事実上不可能であり、その
結果、メモリに格納されたマトリクスデータの設定操作
が煩雑で且つ作業時間がかかる問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
もので、火災受信機に地区表示灯が設けられている点に
着目し、この地区表示灯をマトリクスデータを設定操作
する際の表示に利用することで現場においても簡単且つ
確実にマトリクスデータの設定、変更、消去ができるよ
うにした火災受信機のマトリクスデータ設定装置を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] まず本発明は、1又は複数の感知器、発信機等が接続
されている複数の感知器回線からの回線発報信号を識別
受信する火災受信部と、1又は複数の端末制御機器が接
続されている複数の制御回線の指定された制御回線に対
し制御信号を出力する出力制御部と、感知器回線と連動
制御すべき制御回線との対応関係を示すマトリクスデー
タを格納した電気的に書き換え可能な不揮発性メモリか
らなる記憶部と、火災受信部から受信出力を受けた際
に、記憶部に設けられたマトリクスデータをアクセスし
て回線発報信号を出力した感知器回線に対応して連動制
御すべき制御回線を示すデータを読み出し、この読み出
したデータに基づき出力制御部を介して1又は複数の制
御回線に制御信号を出力する連動制御部と、表示パネル
面に、感知器回線及び制御回線に対応して設けられた表
示灯を有する複数の地区表示部とを備えた火災受信機を
対象とする。
このような火災受信機につき本発明にあっては、受信
側回線及び制御側回線の選択及びその選択した回線に対
するマトリクスデータの設定、変更、消去をスイッチ操
作により指令するマトリクスデータ設定操作部と、マト
リクスデータ設定状態でマトリクスデータ設定操作部の
スイッチ操作による受信側回線及び制御側回線の選択状
態、並びに該選択回線に対するマトリクスデータの設
定、変更、消去の各状態を地区表示部に設けられた表示
灯に表示させ、連動設定操作を受けた際に表示灯の表示
状態に対応したマトリクスデータを記憶部に書込記憶す
ると共に少なくとも書込記憶された制御回線に対応した
地区表示部の表示灯の表示状態を選択状態とは切り換え
て表示するマトリクスデータ設定制御部とを設けるよう
にしたものである。
また、地区表示部には地区表示灯と回線障害灯の2つ
の表示灯が設けられ、マトリクスデータ設定制御部はマ
トリクスデータ設定状態で地区表示灯により受信側回線
を回線障害灯により制御側回線を表示するようにしてマ
トリクスデータの各状態を表示するようにしたものであ
る。
また、地区表示部には地区表示灯が設けられ、マトリ
クスデータ設定制御部はマトリクスデータ設定状態で地
区表示灯により受信回線を選択した後に制御側回線選択
を順次切り換えて表示することでマトリクスデータの各
状態を表示するようにしたものである。
また、マトリクスデータ設定操作部を外部ユニットと
し、マトリクスデータ設定時に火災受信機にコネクタを
接続するようにしたものである。
[作用] このような構成を備えた本発明による火災受信機のマ
トリクスデータ設定装置によれば、データ設定操作部の
スイッチ操作による受信側回線の選択状態、選択された
受信側回線に対し連動させるべき制御回線側の選択状
態、更に選択状態にある受信側及び制御側の各回線にお
ける設定、変更、消去の各状態が感知器回線及び制御回
線に1対1に対応して設けている地区表示灯を使用して
表示することができ、特別なデータ表示装置を必要とす
ることなく現場等においてもメモリに格納されたマトリ
クスデータの設定、変更、消去を簡単且つ確実に行なう
ことができる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例を示した実施例構成図であ
る。
第1図において、10は防災設備の火災受信機であり、
火災受信機10に対しては1または複数の火災感知器や発
信機等が接続されたn本の感知器回線14−1〜14−nが
設けられ、この感知器回線14−1〜14−nは火災受信部
12に接続されている。火災受信部12は感知器回線14〜1
〜14−nのいずれかに設けている感知器等からの発報信
号を受信すると発報回線を識別した受信出力を火災制御
部16に生ずる。火災制御部16は火災受信部12からの受信
出力に基づき、発報回線に対応する地区表示灯18−1〜
18−nの中のいずれか1つを点灯または点滅表示させ
る。勿論、火災制御部16は地区表示灯以外に図示しない
代表火災灯や主ベル鳴動等を行なう機能を併せて有す
る。
一方、火災受信機10内には発報回線と連動制御すべき
機器との対応関係を示すマトリクスデータを格納した記
憶部20が設けられる。この記憶部20としては電気的に書
き換え可能な不揮発性メモリとして知られたEEPROM等を
用いることができる。記憶部20におけるマトリクスデー
タの格納方式は、受信機10からの端末の制御機器に対
し、m本の制御回線26−1〜26−mが引き出されていた
とすると、n本の感知器回線14−1〜14−nに対するm
本の制御回線26−1〜26−mとの対応関係がデータテー
ブルとして格納される。
マトリクスデータを格納した記憶部20に対応して連動
制御部22が設けられ、連動制御部22は火災受信部12から
の受信出力、即ち発報回線出力に基づき記憶部20に設け
られたマトリクスデータテーブルをアクセスして連動制
御すべき制御回線を示すデータを読み出し、読出データ
に基づき出力制御部24を介して制御回線26−1〜26−m
の中の1または複数の指定された制御回線に対し制御信
号を出力する。
このような火災受信部12、火災制御部16、地区表示灯
18−1〜18−n、記憶部20、連動制御部22及び出力制御
部24は従来のCPUを用いた受信機と同じであるが、これ
に加えて本発明にあっては、新たにマトリクスデータ設
定操作部28と、マトリクスデータ設定制御部30が設けら
れる。
マトリクスデータ設定操作部28は、後の説明で明らか
にするように、スイッチ操作によりマトリクスデータを
設定するための受信側回線及び制御側回線の選択操作を
行ない、且つ選択された回線に対するマトリクスデータ
の設定、変更、消去をスイッチ操作により指令すること
ができる。
マトリクスデータ設定制御部30は、マトリクスデータ
設定操作部28による受信側回線及び制御側回線の選択状
態並びに選択回線に対するマトリクスデータの設定、変
更、消去の各状態を地区表示灯18−1〜18−nに表示さ
せ、マトリクスデータ設定操作部28からの設定終了操作
を受けると、このとき地区表示灯18−1〜18−nの表示
状態で示されているマトリクスデータを記憶部20のマト
リクスデータテーブルに書込み記憶する制御機能を有す
る。
ここで、火災受信機10に設けられた火災制御部16、連
動制御部22及びマトリクスデータ設定制御部30はCPU32
によるプログラム制御により具体的には実現される。
第2図は第1図に示した火災受信機10の外観部と火災
受信機10に対するマトリクスデータ設定操作装置28を示
した外観説明図である。
第2図において、火災受信機10の表示パネル面には感
知器回線14−1〜14−n及び制御回線26−1〜26−mに
対応したN回線分の地区表示部34−1〜34−nが設けら
れている。この地区表示部34−1〜34−nは第3図に拡
大して示すように、この実施例にあっては地区表示灯18
−1と回線障害灯40−1の2つの表示灯が設けられ、更
に図示のように回線番号を表示した銘板42が設けられて
いる。尚、銘板42には通常、回線番号及び地区名が表示
されている。
このような地区表示部34−1〜34−nにつき、本発明
のマトリクスデータの設定にあっては、地区表示灯18−
1〜18−nを感知器回線の表示に使用し、回線障害灯40
−1〜40−nを制御回線の表示に使用してマトリクスデ
ータの設定状態を表示させる。
更に地区表示灯18−1〜18−nは表示色が赤であり、
点灯または点滅表示することができ、 一方、回線障害灯40−1〜40−nは表示色が黄色であ
り、同様に点灯または点滅表示させることができる。
再び第2図を参照するに、火災受信器10の地区表示部
34−1〜34−nの下側には、外部装置として設けられた
マトリクスデータ設定操作装置28をコネクタ36により接
続するためのコネクタ接続部37が設けられ、マトリクス
データを使用する際には矢印で示すようにマトリクスデ
ータ設定操作装置28を火災受信機10にコネクタ接続して
行なうようになる。
尚、マトリクスデータ設定操作装置28を外部ユニット
として火災受信機10にコネクタ接続する以外に、マトリ
クスデータ設定操作装置を火災受信機10自体に設けるよ
うにしてもよい。このようにマトリクスデータ設定操作
装置28を火災受信機10に設けた場合には、通常監視状態
におけるいたずらによるデータ設定変更を防ぐため、火
災受信機10の扉内に設け、通常は錠を閉めておくことで
使用できないようにしておくことが望ましい。
第4図は第2図に示したマトリクスデータ設定操作装
置28の一実施例を示した外観説明図である。
第4図において、マトリクスデータ設定操作装置28に
は次の7つの操作スイッチが設けられる。
まず、SW1はマトリクス設定スイッチであり、スイッ
チSW1をオンすることでマトリクス設定操作を行なうこ
とができる。SW2は受信スイッチであり、受信側の回線
選択を始めるときに操作するスイッチとする。SW3は制
御スイッチであり、制御側の回線選択を始めるときに操
作するスイッチである。SW4は回線選択アップスイッチ
であり、スイッチSW4を操作する毎に回線選択を次の回
線に進めることができる。SW5は回線選択ダウンスイッ
チであり、スイッチSW5を操作する毎に回線選択を1つ
前の回線に戻すことができる。SW6は連動設定スイッチ
であり、選択した制御回線を連動対象とする際に操作す
るスイッチとなる。SW7は連動設定クリアスイッチであ
り、連動設定状態にある制御回線をクリアする際に操作
する。更にSW8は一斉消去スイッチであり、このスイッ
チSW8を操作すると設定済みのマトリクスデータの全て
を一括して消去することができる。
第5図は第4図に示したマトリクスデータ設定操作装
置28のスイッチ操作に対する受信機に設けた地区表示部
34の地区表示灯18と回線障害灯40の表示状態を示した説
明図である。
まず、第5図(a)は受信スイッチSW2を操作した場
合であり、このとき地区表示部34の地区表示灯18が点灯
する。この状態で回線選択アップスイッチSW4または回
線選択ダウンスイッチSW5を操作すれば、1つ先または
1つ前の地区表示部34に設けた地区表示灯18の点灯に切
り換わる。
第5図(b)は受信スイッチSW2を操作した後に制御
スイッチSW3を操作したときの処理状態を示し、この制
御スイッチSW3の操作でそれまで点灯状態にあった地区
表示灯18が点滅表示に切り換わり、同時に回線障害灯40
が点灯する。この状態で回線選択アップスイッチSW4又
は回線選択ダウンスイッチSW5を操作すれば、1つ先又
は1つ前の地区表示部34に設けた回線障害灯40の点灯に
切換わる。
第5図(c)は制御スイッチSW3を操作した後に連動
設定スイッチSW6を操作した時の表示状態を示し、連動
設定スイッチSW6の操作により受信側回線と制御側回線
との連動関係を示すマトリクスデータが記憶部20に書込
み記憶されると共に、新たに記憶部20に書込まれたマト
リクスデータが表示されるようになる。即ち、それまで
点灯状態にあった回線障害灯40が点滅表示に切り換わる
ようになる。
勿論、連動設定状態にある制御回線をクリアするため
に連動設定クリアスイッチSW7を操作すれば対応する記
憶部20のマトリクスデータの消去が行なわれると共に消
去された後のマトリクスデータが表示されるようにな
る。即ち、それまで点滅状態にあった回線障害灯40は消
灯するようになる。
次に第6図のフローチャートを参照して上記の実施例
の処理動作を詳細に説明する。
まず第2図に示したように、火災受信機10に対しマト
リクスデータ設定操作装置28をコネクタ接続した状態
で、マトリクス設定スイッチSW1をオンすると、ステッ
プS1でマトリクス設定スイッチSW1のオンが判別されス
テップS2に進み、火災受信機10側よりマトリクスデータ
の設定が始められる状態になったことを示すブザー鳴動
が行なわれる。このブザー鳴動を受けて、操作者はまず
受信側回線を選択するために受信スイッチSW2を操作す
ると、ステップS3で受信スイッチSW3の操作が判別さ
れ、例えば第7図(a)に示すように回線番号No.1の地
区表示部34−1に設けている地区表示灯18−1が点灯状
態となる。
続いてステップS4において、回線選択アップスイッチ
SW4または回線選択ダウンスイッチSW5を操作すると、地
区表示灯18−1の点灯表示が1つ先の地区表示灯18−1
または1つ前の地区表示灯18−n(図示せず)に移動
し、必要に応じて適宜の受信側回線を選択することがで
きる。
ここで選択する受信側回線が感知器回線No.1であった
とすると、回線選択アップスイッチSW4及び回線選択ダ
ウンスイッチSW5を操作する必要はなく、ステップS4の
移動表示を行なわずにステップS5の制御スイッチSW3の
判別ルーチンに進む。
続いて第7図(a)に示す地区表示灯18−1の点灯で
示された感知器回線No.1に対し、制御側回線を設定する
ため制御スイッチSW3を操作すると、ステップS5で制御
スイッチSW3の操作が判別され、第7図(b)に示すよ
うに地区表示部34−1に設けている地区表示灯18−1の
点灯が点滅に切換わると共に制御回線側表示のために用
いる回線障害灯40が点灯する。
同時にステップS6の処理により既に設定済みの制御回
線が表示される。第7図(b)の場合、制御回線No.4を
示す地区表示部34−4に設けた回線障害灯40−4が点滅
することで既に感知器回線No.1に対し制御回線No.4の連
動設定が行なわれていることを示している。
続いてステップS7に進んで回線選択アップスイッチSW
4または回線選択ダウンスイッチSW5により回線障害灯40
−1が点灯で示している制御回線側の選択表示を移動さ
せる。例えば、連動制御側として制御回線No.3の設定を
行なうとする場合には、連動設定アップスイッチSW4を
2回操作することで第7図(c)に示すように回線障害
灯40−1の点灯から制御回線No.3に対応した回線障害灯
40−3の点灯に移動切換えすることができる。
このようにして感知器回線No.1に対する連動制御回線
No.3を選択したならば、連動設定スイッチSW6を操作す
る。この連動設定スイッチSW6の操作はステップS8で判
別され、ステップS9に進んで記憶部20に対し第7図
(c)の連動設定状態、即ち制御回線回線No.1に対し感
知器回線No.3とNo.4を連動制御させるためのマトリクス
データの書込み記憶が行なわれると共に、新たに書込ま
れたマトリクスデータにより第7図(d)に示すように
新たに選択された制御側回線No.3を示す回線表示灯40−
3の表示を点灯から点滅に切り換える連動設定表示が行
なわれ、記憶部20へ確実にマトリクスデータが書込まれ
たことが確認できる。また、この場合のマトリクスデー
タの書込み記憶は制御回線No.4については、既にマトリ
クスデータが記憶されていることから、新たに設定され
た制御回線No.3についてのみマトリクスデータを新たに
書込むようにすればよい。
一方、既に連動設定されている制御回線をクリアする
場合には、クリアしようとする制御回線に対応する地区
表示部の回線障害灯40の点滅又は点灯に切換わるまで、
点灯で示している選択表示を移動し、選択した状態で連
動設定クリアスイッチSW7を操作したとすると、ステッ
プS10で連動設定クリアスイッチSW7の操作が判別され、
ステップS11に進んで記憶部20のマトリクスデータを消
去すると共に、消去された後のマトリクスデータが表示
されるようになる。即ち、その時選択されている制御回
線の回線障害灯40の点滅が消灯するようになり、連動設
定がクリアされたことが確認できる。
ステップS9の連動設定表示またはステップS11の連動
クリア表示が終了すると、ステップS12に進んで再度回
線選択アップスイッチSW4または回線選択ダウンスイッ
チSW5が操作されたか否か判別し、操作された場合には
ステップS7に戻って同様な処理を行ない、操作されてい
なければステップS13に進んで受信スイッチSW2の操作の
有無を選択し、操作されていればステップS4に進んで次
の受信側回線に対する制御回線の設定に移行し、操作し
ていなければステップS14に進んでマトリクス設定スイ
ッチSW1がオフか否かチェックし、オフでなければ再び
ステップS12に戻り、オフであれば一連の処理を終了す
る。
尚、上記の実施例にあっては、地区表示部に地区表示
灯と回線障害灯の2つが設けられら場合を例にとるもの
であったが、地区表示灯が1つしか設けられていなくて
も、受信機側回線選択、その後の制御側回線選択を順次
表示させることで全く同様にマトリクスデータの設定操
作を行なうことができる。
また上記実施例にあっては、受信側が感知器回線から
の発報信号の場合を例にとるものであったが、排煙口等
の制御機器からの確認信号としても良い。これは現場で
排煙口等の制御機器を手動操作により開放したときに、
その制御確認信号により、その周辺の排煙口等の制御機
器を連動して開放する場合があるからである。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、データ設定
操作部のステップ操作による受信側回線の選択状態、選
択された受信側回線に対し連動させるべき制御回線側の
選択状態、更に選択状態にある受信側及び制御側の各回
線における設定、変更、消去の各状態が感知器回線及び
制御回線に1対1に対応して設けられている地区表示灯
を使用して表示することができ、特別なデータ表示装置
を必要とすることなく現場においてもメモリに格納され
たマトリクスデータの設定、変更、消去を簡単且つ誤り
なく行なうことができる。
また、地区表示部の表示灯の表示状態を選択状態と記
憶部に書込記憶された状態とで切り換えて表示すること
で、記憶部へ確実にマトリクスデータが書き込まれたこ
とを確認することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示した実施例構成図; 第2図は本発明の火災受信機及びマトリクスデータ設定
操作装置の外観説明図; 第3図は第2図の受信機の地区表示部の説明図; 第4図は本発明で用いるマトリスクデータ設定操作装置
の一実施例を示した外観説明図; 第5図はマトリクスデータ設定操作時の地区表示部の表
示状態を示した説明図; 第6図は本発明の制御処理を示したフローチャート; 第7図は本発明データ設定操作に対応した地区表示部の
表示状態を示した説明図; 第8,9図は従来装置の説明図である。 10:火災受信機 12:火災受信部 14−1〜14−n:感知器回線 16:火災制御部 18−1〜18−n:地区表示灯 20:記憶部 22:連動制御部 24:出力制御部 26−1〜26−m:制御回線 28:マトリクスデータ設定操作部(装置) 30:マトリクスデータ設定制御部 32−1〜32−n:卓表示部 40−1〜40−n:回線障害灯(制御回線表示用) 42:銘板

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1又は複数の感知器、発信機等が接続され
    ている複数の感知器回線からの回線発報信号を識別受信
    する火災受信部と、 1又は複数の端末制御機器が接続されている複数の制御
    回線の指定された制御回線に対し制御信号を出力する出
    力制御部と、 前記感知器回線と連動制御すべき前記制御回線との対応
    関係を示すマトリクスデータを格納した電気的に書き換
    え可能な不揮発性メモリからなる記憶部と、 前記火災受信部から受信出力を受けた際に、前記記憶部
    に設けられたマトリクスデータをアクセスして回線発報
    信号を出力した感知器回線に対応して連動制御すべき制
    御回線を示すデータを読み出し、該読み出したデータに
    基づき前記出力制御部を介して1又は複数の制御回線に
    制御信号を出力する連動制御部と、 表示パネル面に、前記感知器回線及び前記制御回線に対
    応して設けられた表示灯を有する複数の地区表示部とを
    備えた火災受信機において、 受信側回線及び制御側回線の選択と、その選択した回線
    に対するマトリクスデータの設定、変更、消去をスイッ
    チ操作により指令するマトリクスデータ設定操作部と、 マトリクスデータ設定状態で前記マトリクスデータ設定
    操作部のスイッチ操作による受信側回線及び制御側回線
    の選択状態、並びに該選択回線に対するマトリクスデー
    タの設定、変更、消去の各状態を前記地区表示部に設け
    られた表示灯に表示させ、連動設定操作を受けた際に該
    表示灯の表示状態に対応したマトリクスデータを前記記
    憶部に書込記憶すると共に少なくとも書込記憶された制
    御回線に対応した地区表示部の表示灯の表示状態を選択
    状態とは切り換えて表示するマトリクスデータ設定制御
    部とを設けたことを特徴とする火災受信機のマトリクス
    データ設定装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の火災受信機のマトリクスデ
    ータ設定装置に於いて、 前記地区表示部には地区表示灯と回線障害灯の2つの表
    示灯が設けられ、前記マトリクスデータ設定制御部はマ
    トリクスデータ設定状態で地区表示灯により受信回線
    を、回線障害灯により制御回線を表示することを特徴と
    する火災受信機のマトリクスデータ設定装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の火災受信機のマトリクスデ
    ータ設定装置に於いて、 前記地区表示部には地区表示灯が設けられ、前記マトリ
    クスデータ設定制御部はマトリクスデータ設定状態で地
    区表示灯により受信回線を選択した後に制御側回線を順
    次切り換えて表示することを特徴とする火災受信機のマ
    トリクスデータ設定装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の火災受信機のマトリクスデ
    ータ設定装置に於いて、 前記マトリクスデータ設定操作部を外部ユニットとし、
    マトリクスデータ設定時に前記火災受信機にコネクタを
    接続することを特徴とする火災受信機のマトリクスデー
    タ設定装置。
JP1175046A 1989-07-06 1989-07-06 火災受信機のマトリクスデータ設定装置 Expired - Lifetime JP2701940B2 (ja)

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