JP4333949B2 - P型火災報知設備における火災受信機 - Google Patents

P型火災報知設備における火災受信機 Download PDF

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Description

本発明は、P型火災報知設備における火災受信機に関する。
従来のP型火災報知設備において、火災発報した地区を表示する場合、火災受信機の操作部に、7セグ等で表示するが、回線に対応する地区の地区番号のみを表示する(たとえば、特許文献1参照)。
特開平8−235461号公報
上記のように、従来P型火災報知設備において、火災受信機の操作部に、7セグメント表示部が設けられ、火災が発生した場合、この7セグメント表示部に、火災発報した回線のみを表示することによって、火災発生場所を概略的に示している。したがって、火災発生場所の詳細な部分、火災発報した感知器のアドレスを直ちに確認することができないという問題がある。
特に、同一の部屋に2つ以上のアドレス付感知器が設置されている場合、火災発報時に、発報した感知器の回線とアドレスとに対応する部屋番号を特定することができないという問題がある。
本発明は、P型火災報知設備において、火災発報した感知器に対応する回線とアドレスと部屋番号とを直ちに確認することができるP型火災報知設備における火災受信機を提供することを目的とするものである。
本発明は、所定の火災感知器が発報したときに、上記所定の火災感知器が設置されている回線を表示する回線表示部と、上記所定の火災感知器が発報したときに、上記所定の火災感知器のアドレスを表示するアドレス表示部と、上記所定の火災感知器が発報したときに、上記所定の火災感知器が設置されている部屋の部屋番号を表示する複数の部屋番号表示部と、上記所定の火災感知器が発報したときに、上記所定の火災感知器の回線と、上記所定の火災感知器のアドレスと、上記所定の火災感知器の部屋番号とを対応させて火災発報を記憶する対応メモリと、上記回線表示部に表示されている火災感知器の回線と、上記アドレス表示部に表示されているアドレスとに対応する部屋番号が、上記部屋番号表示部に表示されていることを、上記対応メモリの記憶内容に基づいて判断されると、上記回線表示部に表示されている火災感知器の回線と、上記アドレス表示部に表示されているアドレスとに対応する部屋番号のみを点滅表示させる表示制御手段とを有するP型火災報知設備における火災受信機である。
本発明によれば、火災発報した火災感知器に対応する回線、アドレス、部屋番号を、直ちに確認することができ、したがって、火災発報した火災感知器が設置されている部屋を直ちに特定することができるという効果を奏する。
発明を実施するための最良の形態は、以下の実施例である。
図1は、本発明の一実施例であるP型火災報知設備PSを示す図である。
P型火災報知設備PSにおいて、1台の火災受信機REに、複数の火災感知器SEが接続され、また、火災受信機REに火災表示機DPが接続されている。
図2は、P型火災報知設備PSをより詳細に示すブロック図である。
各火災感知器SEは、火災受信機REから電源が供給され、煙濃度や周辺温度等の物理量を計測し、これによって、火災監視を行っている。
火災受信機REは、電源部11と、信号送信回路12と、信号受信回路13と、火災検出回路14と、断線検出回路15と、制御回路16と、メイン制御部17と、表示操作部18と、メモリ19と、部屋番号表示部DP3とを有する。また、火災受信機REは、電源兼信号線C、L1〜Lnが接続されるコモン端子と複数のライン端子とを備え、これらの端子に接続されている電源兼出力信号線C、L1〜Lnのそれぞれに、複数の火災感知器SEが接続されている。
部屋番号表示部DP3は、複数のLEDが組み合わされ、複数桁の数字が表示できる構成を有し、火災発報した火災感知器SEが設置されている部屋に対応する部屋番号を表示する。
複数の火災感知器SEのそれぞれに、固有の火災感知器アドレスが付与されている。なお、複数の火災感知器SEの中には、火災感知器アドレスを有しないものもある。
信号線CとL1〜Lnとの間で各回線が構成され、それぞれの端末部分に終端器が配置されている。そして、火災受信機RE内のブロック構成のうち、各回線毎に、信号送信回路12と、信号受信回路13と、火災検出回路14と、断線検出回路15と、制御回路16とが配置されている。
各回線毎の火災検出回路14は、電源兼信号線C、L1〜Lnのうちの1つの回線に接続されている複数の火災感知器SEから火災信号を検出する。この火災信号は、火災感知器SEが火災検出時にいわゆるスイッチング動作を行い、信号線間を低インピーダンス状態とすることによって発生する。
これと同様に、電源兼信号線C、L1〜Lnのうちの1つの回線に接続されている複数の火災感知器SEが、信号送信回路12からアドレスを取得するために信号出力することによって、アドレス付きの火災感知器SEのアドレスを、各回線毎の信号受信回路13が受信する。ここで、1つの回線に接続される火災感知器SEとして、アドレス付きの火災感知器と、一般型の火災感知器とがあり、当然、一般型の火災感知器からはアドレスを取得しない。
火災表示機DPには、部屋番号表示部30が設けられ、部屋番号表示部30は、火災感知器REの部屋番号表示部DP3と同様に、火災発報した火災感知器SEが設置されている部屋に対応する部屋番号を表示する。
上記実施例において、表示操作部18は、所定の回線と、所定の火災感知器のアドレスと、所定の部屋番号とを入力する手段である。つまり、上記入力手段は、所定の回線と所定の火災感知器のアドレスと所定の部屋番号とを、火災受信機の盤面から入力する手段である。
メモリ19は、EEPROMのような不揮発性のメモリであって、所定の回線と所定の火災感知器のアドレスと所定の部屋番号とを対応して格納する対応メモリである。
メイン制御部17は、上記入力手段を介して入力された所定の回線と、所定の火災感知器のアドレスと、上記入力手段を介して入力された所定の部屋番号とを対応して、上記対応メモリに書き込む書込手段である。
メモリ19は、図6に示すような火災感知器のアドレス表示部に表示されている火災感知器のアドレスと、部屋番号との対応を記憶する対応メモリの例である。
メイン制御部17は、火災感知器のアドレス表示部に表示されている火災感知器のアドレスに対応する部屋番号が、上記部屋番号表示部に表示されていることを、上記対応メモリの記憶内容に基づいて判断されると、上記部屋番号表示部に表示されている部屋番号を点滅する表示制御手段の例である。
図3は、火災受信機REの盤面の一部を示す図である。
DP1、DP2、DP3はそれぞれ
回線を表示する回線表示部DP1と、火災感知器のアドレスを表示するアドレス表示部DP2と、部屋番号を表示する部屋番号表示部DP3である。また、部屋番号表示部DP3は、2つ設置されている。火災表示部DP4は、監視時は消灯するが、火災時にこの窓に「火災」文字が現われ点滅する。回線選択スイッチSW4は、10位を表し、回線選択スイッチSW5は、1位を表し、解除スイッチSW8は、回線選択を解除するスイッチである。
この他に、設定確認スイッチSW6と、実行スイッチSW7と、地区音響一斉鳴動スイッチSW9と、表示機呼出しスイッチSW10と、火災受信機REの操作を復旧させる復旧スイッチSW11と、音響を一時停止するスイッチSW12と、地区音響を一時停止するスイッチSW13とが設けられている。
火災受信機REの情報表示窓LED2は、交流電源灯や異常灯等、LEDで構成されている。電話ジャックTJ1は、受話器を差込むと他の所(たとえば受信機−発信機間)と通話することができる。
部屋番号表示部DP3、30は、所定の部屋番号が設定された回線の感知器が発報したときに、上記所定回線が設置されている部屋の部屋番号を表示する部屋番号表示部の例である。
また、部屋番号表示部DP3、30は、所定アドレスの火災感知器が発報したときに、上記所定アドレスの火災感知器が設置されている部屋の部屋番号を表示する部屋番号表示部の例である。
部屋番号表示部DP3には、図3に示すように、左側表示部21と、右側表示部22とが設けられ、火災受信機の盤面に設けられている1位スイッチSW5と10位スイッチSW4とが、部屋番号表示部DP3に表示されている部屋番号をスクロールする例である。また、部屋番号表示部30には、火災表示機DPの図示しない盤面に順送りスイッチ、逆送りスイッチが設けられ、これらは、部屋番号表示部30に表示されている部屋番号をスクロールする例である。
図4は、上記実施例において、火災受信機RE内のメモリ19に書込まれているデータを簡単に示す説明図である。
メモリ19内には、最大回線毎の最大アドレス分の部屋番号を設定することができる領域が予め設定され、ここでは、最大回線として100回線、最大アドレスとして30アドレスである場合について示してある。
すなわち、回線の1から100までのそれぞれに対して、アドレスの1から30まで、部屋番号を設定する領域を示している。同時に、各回線に対する部屋番号の設定の領域(アドレス欄がLとされている部分)が設けられている。
図4において、回線1では、アドレス1〜3の部屋番号が設定され、また、回線2では、アドレスに対してでなく、回線に対して部屋番号が設定されている。このような設定は、たとえば建物の1階が大部屋1つと小部屋3つとで構成されている場合に行われ、回線1のアドレス1〜3に、1階の1番〜3番の小部屋が個々に設定されるとともに、1階の4番の大部屋が、回線2に設定され、回線2では、アドレスに関係なく1階の4番に設置されている。
使用される回線数と各回線に使用しているアドレスとは、設備毎に決まっているので、使用されていない領域に対する部屋番号は、不要である。なお、このような部屋番号設定を必ず設定する必要はなく、アドレス付きの火災感知器SEであっても、特別な場所に設置されているときに、部屋番号設定を省略することができる。
また、部屋番号の設定を、回線に対して行うと同時に、その回線のアドレスに対して行っていると、1つの火災感知器SEに対して、2つの部屋番号が設定されるので、個々のアドレスに部屋番号が設定されるときには、該当する回線の部屋番号が消去され、また、回線に部屋番号が設定されると、その回線内の各アドレスに設定された部屋番号は、消去される。
次に、実施例1の動作について説明する。
図5は、実施例1の動作を示すフローチャートである。
図6は、実施例1の動作の際に、メモリ19に記憶されているデータを説明する図である。
図7は、上記実施例の動作説明図であり、火災受信機REにおける盤面に設けられている部屋番号表示部DP3の表示状態を示す図である。
部屋番号表示部DP3は、左側表示部21と、右側表示部22とを有する。左側表示部21と、右側表示部22とによって、2報固定表示を実現する。
上記「2報固定」は、最大で、2報まで表示することができる設定であり、「2報固定」を行うには、「データベース設定モード」で設置するのではなく、受信機の電源をOFFしているときに、ディップスイッチによって設定する。
まず、データベース設定モードを選択する(S1)。つまり、たとえば火災受信機RE内に設けられている図示しない設定スイッチを押しながら、図示しない電源スイッチを押すことによって、図示しないデータベースモード灯が点灯する。
そして、「表示個数」を設定する(S2)。「表示個数」として、たとえば「2報固定」、「20報固定」のいずれかを設定し、図6に示すように、発報データの記憶の上限を2報または20報に設定する。
「20報固定」は、最大で、20報まで表示することができる設定であり、「20報固定」を行うには、「データベース設定モード」で設置するのではなく、受信機の電源をOFFしているときに、ディップスイッチによって設定する。
「2報固定」を選択すると、発報データに基づき部屋番号表示部DP3の2つの表示部、すなわち、左側表示部21と右側表示部22に発報した2つの部屋番号だけを表示し、「20報固定」を選択すると、まず部屋番号表示部DP3に発報データに基づく部屋番号を表示し、部屋番号表示部の2つの表示部、左側表示部21と、右側表示部22の表示窓が埋まった後、後続の発報データがあった場合、最大20報まで、回線選択スイッチの10位スイッチSW4と1位スイッチSW5の操作によって切替えて表示するものである。
また、「20報固定」は、記憶するデータ量が許されればいくつでもよく、50報や100報でもよく、また、20報、40報、80報と段階的に設けて選択してもよい。
この場合、火災受信機REの盤面に設けられているアドレス表示部DP2に表示されているアドレス、または回線表示部DP1に表示されている回線に対応している部屋番号が、部屋番号表示部DP3に表示されている場合、対応して表示されている部屋番号が点滅する。
なお、このデータベース設定モードにおいて、部屋番号を設定入力することができる。
そして、火災発報があると(S5)、すなわち、図2に示す火災受信機RE内の火災検出回路14が、信号線を介して、火災感知器SEからの火災信号(スイッチング動作に基づく低インピーダンス状態)を検出すると、部屋番号付きアドレス火災であるか、アドレス火災であるか、一般火災であるかを判断する(S6)。
なお、「部屋番号付アドレス火災」は、発報時に、回線とアドレスと部屋番号とが表示される火災である(部屋番号設定済)。「アドレス火災」は、発報時に、回線とアドレスとが表示される火災である(部屋番号未設定)。「一般火災」は、発報時に、回線のみが表示される火災である(部屋番号未設定)。
ここで、火災受信機REは、火災検出回路14が、回線に該当する信号線ごとに設けられているので、火災信号を受信した火災検出回路14に基づいて、回線を特定することができ、火災信号を送出した信号線に対して、信号送信回路12が、火災感知器SEに信号を送信し、信号受信回路13が、火災感知器SEから信号を受信し、発報のアドレスの有無を判別し、アドレスが存在していれば、アドレスを特定する。そして、特定した回線とアドレスとに対応する部屋番号が存在しているかどうかを、メモリ19内に設定されているデータに基づいて識別する。
なお、上記「部屋番号付きアドレス火災」は、発報時に、回線とアドレスと部屋番号とが表示される火災、つまり部屋番号設定済みである。上記「アドレス火災」は、発報時に、回線とアドレスとが表示される火災、つまり部屋番号未設定である。上記「一般火災」は、発報時に、回線のみ表示される火災、つまり部屋番号未設定である。
上記火災発報の形態が、「部屋番号付きアドレス火災」であれば(S6)、火災発報した回線がどれであるかという情報(回線番号)と、部屋番号とを取得し(S11)、該当する地区の地区灯を点灯し、回線番号、感知器のアドレス番号と部屋番号とを、それぞれの表示部に表示する(S12)。
そして、表示機DPへ伝送し(S41)、表示機DPにおける地区灯を点灯し、部屋番号表示部30に、部屋番号を表示する(S42)。その後、後続火災があれば(S51)、ステップS6に戻り、後続火災がなくS51)、復旧が必要であれば、火災復旧し(S52)、火災復旧した情報を、表示機DPに伝送し(S53)、表示機DPにおいて、火災復旧する(S54)。また、火災復旧する必要がなければ、ステップS6に戻り、通常監視状態になる。
一方、上記火災発報の内容が、「アドレス火災」であれば(S6)、回線番号、アドレスを取得し(S21)、地区灯を点灯し、回線番号、アドレスを表示する(S22)。そして表示機DPへ伝送し(S41)地区灯を点滅し(S43)、ステップS51以降に進む。
また、上記火災発報の内容が、「一般火災」であれば(S6)、回線番号を取得し(S31)、取得した回線番号に対応する地区灯を点灯し、回線番号を表示し(S32)ステップS41、S43、S51以降に進む。
上記実施例によれば、火災発報した火災感知器の回線、アドレス、部屋番号を特定することができる。
次に、上記実施例において、火災発報した場合に火災表示を順次送って表示するスクロールの動作について説明する。
図6に示すように、メモリ19には、火災発報を記憶する上限(ここでは20報固定である)に合わせて、発報データを記憶する領域を設定している。図6では、火災発報が3報あり、
1報目は、回線1アドレス1であり、
2報目は、回線3アドレス4であり、
3報目は、回線2アドレス3である。
これらの各発報データに対して、図4に示すように設定されている部屋番号(発報した火災感知器が設置されている部屋の部屋番号)については、
1報目が、「00101」であり、
2報目が、「00104」であり、
3報目が、「00203」であると仮定する。
なお、この部屋番号5桁のうちで、上位3桁が階数を示し、たとえば「00101」の場合は、1階であり、下位2桁が、その階における番号を示し、たとえば「00101」の場合は、1番の部屋である。
このように、火災受信機REが火災発報を3つ受信した状態で、図7(1)に示すように、回線表示部DP1には、「001」が表示され、アドレス表示部DP2には、「001」と、1報目の回線とアドレスとが表示される。そして、部屋番号表示部DP3は、その左側表示部21に、1報目の部屋番号「00101」を表示し、右側表示部22に、2報目の部屋番号「00104」を表示する。この1報目に該当する部屋番号である左側表示部21が点滅表示される。
ここで、1位スイッチSW5(順送りのスクロールスイッチとして機能するスイッチ)を押すと、回線表示部DP1には、「003」が表示され、アドレス表示部DP2には、「004」と、2報目の回線とアドレスとが表示され、2報目の部屋番号「00104」は、左側表示部21にシフトし、点滅する。3報目の部屋番号「00203」は、右側表示部22に現われ、表示される(図7(2))。
このように、回線表示部DP1とアドレス表示部DP2とに表示される1つの発報データに該当する部屋番号表示部DP3の2つの部屋番号のうちで、その一方が点滅することによって、対応を理解することができる。
そして、再度1位スイッチSW5を押すと(順送りすると)、図7(3)に示すように、回線表示部DP1には、「002」が表示され、アドレス表示部DP2には「003」と、3報目の回線とアドレスとが表示され、右側表示部22に表示されていた部屋番号「00203」が、左側表示部21に点滅表示される。右側表示部22には、4報目がないのでブランクになる。
そして、1位スイッチSW5を再度押すと(順送りすると)、図7(4)に示すように、初報の1報目に戻り、回線表示部DP1には、「001」が表示され、アドレス表示部DP2には、「001」が表示され、左側表示部21には、1報目の部屋番号「00101」が点滅表示され、また、右側表示部22には、2報目「00104」が再び表示される。
また、1位スイッチSW5の代わりに、10位スイッチSW4を押すと、逆送りの表示動作が行われる。
つまり、上記図7(1)に示すように、1報目の表示状態から、10位スイッチSW4(逆送りのスクロールスイッチとして機能するスイッチ)を押すと、図7(3)に示す場合と同様に、回線表示部DP1には、「002」が表示され、アドレス表示部DP2には、「003」と、最終の発報データである3報目の回線とアドレスとが表示され、左側表示部21には、3報目の部屋番号「00203」が点滅表示され、また、右側表示部22には、それが最終の発報データであることを示すように、ブランクを表示する。
そして、10位スイッチSW4を再度押すと(逆送りすると)、図7(2)に示す場合と同様に、回線表示部DP1には、「003」が表示され、アドレス表示部DP2には、「004」と、2報目の回線とアドレスとが表示され、左側表示部21に表示されていた3報目の部屋番号「00203」が、右側表示部22に表示され、また、左側表示部21には、2報目の部屋番号「00104」が点滅表示される。
さらに、10位スイッチSW5を再度押すと(逆送りすると)、図7(4)に示す場合と同様に、回線表示部DP1には、「001」が表示され、アドレス表示部DP2には、「001」と、1報目の回線とアドレスとが表示され、左側表示部21には、1報目の部屋番号「00101」が点滅表示され、また、右側表示部22には、2報目の部屋番号「00104」が表示される。
このように、10位スイッチSW4を押すことによって、上記のように、逆送りで表示される。さらに、順送りの後に逆送りを行うことは自由であり、または、逆送りの後に順送りを行うことは自由であり、任意にスクロール表示することができる。
したがって、1位スイッチSW5または10位スイッチSW4の操作に基づいて、回線表示部DP1、アドレス表示部DP2、部屋番号表示部DP3の表示が切り替わって表示される。
また、上記部屋番号の表示状態の説明は、火災受信機REにおける盤面の表示であるが、火災表示機DPの部屋番号表示部30に表示させる場合も、上記説明と同様である。つまり、部屋番号表示部30に、左側表示部と右側表示部とを設け、1位スイッチに対応する「順送りスイッチ」を押し、また、10位スイッチに対応する「逆送りスイッチ」を押すと、上記説明と同様の動作が行われる。
また、上記実施例によれば、所定の火災感知器が発報したときに、上記所定の火災感知器が設置されている部屋の部屋番号を表示する部屋番号表示部を有するので、火災発報した部屋を、直ちに認識することができる。
次に、実施例1において、盤面で部屋番号を設定する動作について説明する。
図8は、実施例1において、盤面で部屋番号を設定する動作を示すフローチャートである。
まず、データベース設定モードを選択する(S1)。つまり、一例として、火災受信機RE、たとえば火災受信機RE内に設けられている図示しない設定スイッチSW1を押しながら、図示しない電源スイッチSW2を押すことによって、図示しない盤内のデータベースモード灯LED1が点灯する。
そして、部屋番号表示設定モードを選択する(S2)。すなわち、火災信号遮断スイッチSW3を押すことによって、火災信号遮断スイッチSW3上部の状態灯が赤点灯し、部屋番号表示設定モードが選択されたことを示す。
その後に、部屋番号を設定すべき火災感知器が設置されている回線を選択する(S3)。このときに、回線表示部DP1の表示が点滅し、設定可能を示し、具体的には、回線選択10位スイッチSW4と回線選択1位スイッチSW5とを操作することによって、桁ごとに数字を変えて、設定すべき回線が、回線表示部DP1に表示され、設定確認スイッチSW6を押して、回線を特定する。
そして、火災感知器のアドレスを選択する(S4)。つまり、このときに、アドレス表示部DP2の表示が点滅し、設定可能であることを示し、回線選択スイッチ10位スイッチSW4と回線選択スイッチ1位SW5とを操作することによって、桁ごとに数字を変えて、設定すべき火災感知器のアドレスが、アドレス表示部DP2に表示され、設定確認スイッチSW6を押し、アドレスを特定する。
その後に、所望の部屋番号を選択する(S5)。ここで、部屋番号表示部DP3は外観上5桁の数字であり、この桁の構成は、上位3桁を階数に対応させ、また、下位2桁を、階毎の番号とし、図示して説明しないが、建物内を縦方向に階数、横方向に階毎の番号として座標的に部屋を特定できる。
そして、このときに、部屋番号表示部DP3の上3桁、10000位欄〜100位欄の表示が点滅し、設定可能であることを示し、回線選択10位スイッチSW4と回線選択1位スイッチSW5とを操作することによって、桁毎に数字を変えて、所望の部屋番号のうちの階数部分を設定することができる。
そして、設定確認スイッチSW6を押すことによって、部屋番号表示部DP3の下2桁、10位欄〜1位欄の表示が点滅し、設定可能であることを示し、回線選択10位スイッチSW4と回線選択1位スイッチSW5とを操作することによって、桁毎に数字を変えて、所望の部屋番号のうちの階毎の番号を設定することができる。
そして、実行スイッチSW7を押すと(S6)、表示されている回線表示部DP1とアドレス表示部DP2に表示されている回線とアドレスとに対して、部屋番号表示部DP3に表示されている部屋番号がデータとして設定され、この設定されたデータは、メモリ19に書込まれる。
これによって、部屋番号表示部DP3に設定された部屋番号が表示される(S7)。部屋番号を設定すべき火災感知器が残っていれば(S8)、ステップS3に戻る。部屋番号を設定すべき火災感知器が残っていなければ(S8)、火災感知器に部屋番号を設定する動作を終了する。
本発明の一実施例であるP型火災報知設備PSを示す図である。 P型火災報知設備PSをより詳細に示すブロック図である。 受信機REの盤面の一部図である。 メモリ19内のデータ設定図である。 上記実施例の動作を示すフローチャートである。 20報固定を示す図である。 上記実施例の動作説明図である。 火災感知器に部屋番号を設定する動作を示す図である。
符号の説明
PS…P型火災報知設備、
RE…火災受信機、
DP…火災表示機、
SE…火災感知器、
17…メイン制御部、
18…表示制御部、
19…メモリ、
21…左側表示部、
22…右側表示部、
30…部屋番号表示部、
SW4…回線選択10位スイッチ、
SW5…回線選択1位スイッチ、
DP1…回線表示部、
DP2…アドレス表示部、
DP3…部屋番号表示部。

Claims (1)

  1. 所定の火災感知器が発報したときに、上記所定の火災感知器が設置されている回線を表示する回線表示部と;
    上記所定の火災感知器が発報したときに、上記所定の火災感知器のアドレスを表示するアドレス表示部と;
    上記所定の火災感知器が発報したときに、上記所定の火災感知器が設置されている部屋の部屋番号を表示する複数の部屋番号表示部と;
    上記所定の火災感知器が発報したときに、上記所定の火災感知器の回線と、上記所定の火災感知器のアドレスと、上記所定の火災感知器の部屋番号とを対応させて火災発報を記憶する対応メモリと;
    上記回線表示部に表示されている火災感知器の回線と、上記アドレス表示部に表示されているアドレスとに対応する部屋番号が、上記部屋番号表示部に表示されていることを、上記対応メモリの記憶内容に基づいて判断されると、上記回線表示部に表示されている火災感知器の回線と、上記アドレス表示部に表示されているアドレスとに対応する部屋番号のみを点滅表示させる表示制御手段と;
    を有することを特徴とするP型火災報知設備における火災受信機。
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