JP5312381B2 - 警報器及び警報システム - Google Patents
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Description
以下、本実施の形態では、電池で駆動されて無線通信を行う火災警報器からなる火災警報システムに、本発明を適用した場合を例に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る警報システム100の構成を示す図である。警報システム100は、複数の火災警報器10により構成される。図1では建物内に部屋R1〜部屋R3の3部屋が設けられており、部屋R1と部屋R2には1台ずつの火災警報器10が設置され、部屋R3には2台の火災警報器10が設置されている。各火災警報器10には、固有のアドレスとして、それぞれ、AD1、AD2、AD3、AD4というアドレスが割り振られており、以下の説明において、各火災警報器10を「火災警報器AD1」のように称する場合がある。
火災警報器AD1〜火災警報器AD4は、それぞれ火災を検出する機能を有するとともに、独自に警報する機能を有している。また、警報システム100を構成する火災警報器AD1〜火災警報器AD4は、無線通信により互いに通信可能である。
図2は、本発明の実施の形態に係る火災警報器の主要構成を示す機能ブロック図である。火災警報器10は、制御回路1、電池2、電源回路3、電池電圧検出回路4、送受信回路5、アンテナ6、火災検出回路7、警報音制御回路8、表示灯回路9、確認スイッチ12、及び同部屋アドレス設定部13を備える。
表示灯回路9は、発光ダイオード等の表示灯の点灯動作を制御する回路である。表示灯回路9は、制御回路1により制御されて、表示灯を点灯あるいは点滅させる。
状態信号は、火災監視(定常状態)中に、火災警報器間、例えば親機と子機との間で定期的(例えば15時間〜20時間周期)に送受信される信号であり、各機器が正常に動作しているかどうかを確認するための信号である。状態信号は、送信元である自己のアドレス、相手先のアドレス、及び、例えば火災検出回路7のセンサ状態(劣化、汚損等)や、機能異常などの機器の状態を示す任意の情報を含んでいる。
復旧信号は、火災検出回路7により火災を検知した後、火災を検知しなくなったときに、警報システム100内の他の機器に対して送信する信号である。この復旧信号は、他の機器に火災からの復旧を知らせ、連動警報を停止させるための信号である。復旧信号は、送信元である自己のアドレス、相手先のアドレス、及び復旧した旨の情報を含んでいる。
火元警報音とは、自身が火災を検知したときに鳴動させる警報音であり、当該火災警報器10の監視領域において火災が検知されたことをユーザに知らせるための音である。火災警報音としては、例えば、「ピー、ヒュー、ヒュー、火事です、火事です」という音声とすることができる。
連動警報音とは、連動制御信号を受信したときに鳴動させる警報音であり、他の火災警報器10の監視領域において火災が検知されたことをユーザに知らせるための音である。連動警報音としては、例えば、「ピー、ヒュー、ヒュー、他の場所で、火事です」という音声とすることができる。
自己アドレス14は、警報システム100内の火災警報器10にそれぞれ固有に設定されているアドレスである。本実施の形態では、図1で示した「AD1」、「AD2」、「AD3」、「AD4」が自己アドレスである。
同部屋アドレス15は、同部屋アドレス設定部13により設定されるアドレスであり、同じ部屋に設置される自己以外の火災警報器10のアドレスである。同部屋アドレス15としては、複数の火災警報器10のアドレスを設定することもできるし、同部屋アドレス15を設定しないことも可能である。
次に、火災警報器10の動作を説明する。図4は、実施の形態に係る火災警報器10の動作例を説明するフローチャートである。
火災警報器10は、火災検出回路7により火災を検知したか否か判断し(S101)、火災を検知した場合は(S101:Yes)、火元警報を出力する(S102)。この火元警報においては、警報音制御回路8により火元警報音を鳴動させるとともに、表示灯回路9により表示灯を、火元警報を示す所定の様態で点灯あるいは点滅させる。続けて、自己アドレス14を付与した連動制御信号を、他の火災警報器10に対して送信する(S103)。火災を検知しなかった場合は(S101:No)、ステップS104へ進む。
連動制御信号の送信元のアドレスが同部屋アドレス15であれば(S105:Yes)、連動警報停止モードに移行し(S106)、火元警報を出力する(S107)。この火元警報においては、警報音制御回路8により火元警報音を鳴動させるとともに、表示灯回路9により、火元警報を示す所定の様態で表示灯を点灯あるいは点滅させる。なお、ステップS102とステップS107は、共に火元警報を出力する処理であるが、表示灯回路9による表示態様を異なるものとしてもよい。すなわち、警報音制御回路8により共に火元警報音を鳴動させつつ、表示灯回路9により互いに異なる表示態様での表示を行う。例えば、ステップS107においては、火元警報ではなく連動警報を示す所定の様態で、表示灯を点灯或いは点滅させる。このようにすることで、火災を検知した火元として火元警報を出力しているのか(S102)、連動先として火元警報を出力しているのかを(S107)、ユーザが認識しやすい。
なお、連動制御信号を受信しなかった場合は(S104:No)、ステップS109へ進む。
また、火災警報器10は、確認スイッチ12がオンしたとき、連動警報停止モードで動作中であれば、連動警報音を鳴動する(S109、S110、S111)。
図1の警報システム100において、火災警報器AD3には同部屋アドレス15として火災警報器AD4のアドレスが設定されていて、火災警報器AD4には同部屋アドレス15として火災警報器AD3のアドレスが設定されているものとする。なお、火災警報器AD1、火災警報器AD2には同部屋アドレス15が設定されていないものとする。
連動制御信号を受信した火災警報器AD1、AD2は、連動制御信号の送信元である火災警報器AD3が同部屋アドレス15として設定されていないので、連動警報音を鳴動させる。
ここで、ユーザからの操作により火災警報器AD4の確認スイッチ12がオンすると、火災警報器AD4は連動警報音を鳴動させる。このため、ユーザは、火災警報器AD4が連動先であることを認識できる。したがって、ユーザは、火災警報器AD4の監視領域に火元があるのではなく、同じ部屋R3内の他の場所に火元があるということも認識でき、迅速な避難や消火活動が行える。
Claims (4)
- 監視領域の物理的変化を検出して異常を検知する異常検知手段と、
前記異常検知手段が異常を検知したときに、自己のアドレスを含む連動制御信号を他の警報器に送信する送信手段と、
前記連動制御信号を受信する受信手段と、
警報音を出力する音響出力手段と、
前記異常を検知したときには前記音響出力手段に異常元警報音を鳴動させ、前記連動制御信号を受信したときには前記音響出力手段に連動警報音を鳴動させる制御手段と、
自己と同部屋に設置されている警報器のアドレスを同部屋アドレスとして設定可能なアドレス設定手段と、を備え、
前記制御手段は、前記連動制御信号の送信元の警報器のアドレスが前記同部屋アドレスであれば、前記音響出力手段に前記連動警報音を鳴動させない連動警報停止モードでの制御を行う
ことを特徴とする警報器。 - 前記制御手段は、前記連動警報停止モードにおいて、前記音響出力手段に前記異常元警報音を鳴動させる
ことを特徴とする請求項1記載の警報器。 - ユーザによる操作を受け付ける確認スイッチを備え、
前記制御手段は、前記連動警報停止モードにおいて前記確認スイッチが操作されると、前記音響出力手段に前記連動警報音を鳴動させる
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の警報器。 - 請求項1〜請求項3のいずれか記載の警報器を複数備えたことを特徴とする警報システム。
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