JP5163937B2 - 送風装置 - Google Patents

送風装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5163937B2
JP5163937B2 JP2007208881A JP2007208881A JP5163937B2 JP 5163937 B2 JP5163937 B2 JP 5163937B2 JP 2007208881 A JP2007208881 A JP 2007208881A JP 2007208881 A JP2007208881 A JP 2007208881A JP 5163937 B2 JP5163937 B2 JP 5163937B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
duct
connecting member
notch
blower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007208881A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009041498A (ja
Inventor
卓 山田
博信 西田
知 林垣内
賢二 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec America Corp
Original Assignee
Nidec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Corp filed Critical Nidec Corp
Priority to JP2007208881A priority Critical patent/JP5163937B2/ja
Priority to US12/186,041 priority patent/US8047803B2/en
Priority to TW097129821A priority patent/TW200922084A/zh
Priority to CN2008101449258A priority patent/CN101363454B/zh
Publication of JP2009041498A publication Critical patent/JP2009041498A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5163937B2 publication Critical patent/JP5163937B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/20Cooling means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D19/00Axial-flow pumps
    • F04D19/007Axial-flow pumps multistage fans
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/60Mounting; Assembling; Disassembling
    • F04D29/64Mounting; Assembling; Disassembling of axial pumps
    • F04D29/644Mounting; Assembling; Disassembling of axial pumps especially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/646Mounting or removal of fans
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
    • H05K7/20009Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating using a gaseous coolant in electronic enclosures
    • H05K7/20136Forced ventilation, e.g. by fans
    • H05K7/20172Fan mounting or fan specifications

Description

本発明は、軸流ファンを備える送風装置に関する。
従来より、クライアントコンピュータに対して情報を送信するサーバコンピュータでは、限られた空間を効率よく利用するために、ラックマウント型サーバやブレードサーバが採用されている。ブレードサーバでは、MPU(Micro Processig Unit)やメモリ等が搭載された複数の板状のブレードが、エンクロージャ(筐体)内に高密度に収容された上で格納用のラックに取付けられており、電源装置や冷却装置は1つのエンクロージャ内の複数のブレードに共有されるようにして使用される。
一方、配置密度の上昇に伴ってエンクロージャ内の発熱量が増加するため、効率よく冷却を行う冷却装置が求められている。このような冷却装置として、例えば、特許文献1では、電子システム内において、冷却ファンであるエアムーバ、エアムーバに取付けられた内径が小さいチューブ、および、電子部品に隣接するヒートシンクが設けられる構造が開示されており、エアムーバからの空気流はチューブにより高速にてヒートシンクに案内される。
特開2007−123889号公報
ところで、エアを対象物へと案内するダクトが冷却ファンに取り付けられる場合において、ダクトと冷却ファンとを強固に連結するために連結箇所全体を覆うように連結部材を取り付けると冷却ファンの外形が大きくなってしまう。逆に、冷却ファンの外形を小さくするとハウジングの風洞部が狭くなり、冷却ファンの送風特性が低下してしまう。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、連結部の影響を受けることなく軸流ファンのエアの流路面積を大きくすることを主たる目的としている。
請求項1に記載の発明は、対象物にエアを送出する送風装置であって、所定の中心軸を中心とする略円筒状の内側面を有し、外形が略四角柱であり、前記中心軸方向の一方の端部に吸気口、他方の端部に排気口が形成されたハウジングを有する軸流ファン部と、前記中心軸に沿って前記ハウジングの前記排気口に隣接して配置され、前記軸流ファン部からのエアを対象物へと案内するダクト部と、前記軸流ファン部と前記ダクト部とを連結する連結部とを備え、前記ハウジングの4つの外側面のうちの少なくとも1つが、前記外側面と前記内側面とが最も接近する薄肉部近傍の薄肉領域を避けて形成されたハウジング切欠部を有し、前記ハウジング切欠部と前記ハウジングの前記内側面との間の最小厚さが前記ハウジングの前記薄肉領域における最小厚さ以上であり、前記ハウジング切欠部に前記連結部の一部が取り付けられ、前記ダクト部に前記連結部の他の一部が取り付けられることにより前記ハウジングと前記ダクト部とが連結され、前記連結部が薄板状または薄板を折り曲げた形状を有し、前記ハウジング切欠部に取り付けられる前記連結部の前記一部が前記ハウジングの外側面に沿い、前記ダクト部の外形が前記ハウジングの前記外形を前記中心軸方向に延長した略四角柱状であり、前記ハウジング切欠部が、前記ハウジングの少なくとも前記排気側の端部において、前記4つの外側面のうち前記中心軸を挟んで対向する2つの外側面の前記薄肉領域の両側の前記ハウジングの角部近傍のそれぞれに設けられ、前記連結部が、前記2つの外側面の間の一方の外側面に当接し、両側の部位が、2つのハウジング切欠部および前記ダクト部の外側面に向かって前記ハウジングおよび前記ダクト部の2つの角部に沿って折り曲げられた第1連結部材と、前記2つの外側面の間の他方の外側面に当接し、両側の部位が、他の2つの前記ハウジング切欠部および前記ダクト部の外側面に向かって前記ハウジングおよび前記ダクト部の2つの角部に沿って折り曲げられた第2連結部材とを備える
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の送風装置であって、前記連結部が、前記第1連結部材および前記第2連結部材の前記排気側に位置する環状の先端部をさらに備え、前記先端部が、前記第1連結部材と前記第2連結部材とを前記排気側に延長するとともに、前記第1連結部材を延長した部位の両側の部位と前記第2連結部材を延長した部位の両側の部位との間を繋げた矩形である。
請求項に記載の発明は、請求項1または2に記載の送風装置であって、記ダクト部の内側面が前記ハウジングの前記排気口を前記中心軸方向に延長した略円筒状であり、前記ダクト部の4つの外側面のうちの少なくとも1つが、前記外側面と前記内側面とが最も接近する薄肉部近傍の薄肉領域を避けて形成されたダクト切欠部を有し、前記ダクト切欠部と前記ダクト部の前記内側面との間の最小厚さが前記ダクト部の前記薄肉領域における最小厚さ以上であり、前記連結部の前記他の一部が前記ダクト切欠部に取り付けられる。
請求項に記載の発明は、請求項1または2に記載の送風装置であって、記ダクト部の内側面が前記ハウジングの前記排気口を前記中心軸方向に延長するとともに排気側に向かって径方向外方に広がる面であり、前記ダクト部の4つの外側面のうちの少なくとも1つが、前記外側面と前記内側面とが最も接近する薄肉部近傍の薄肉領域を避けて形成されたダクト切欠部を有し、前記ダクト切欠部と前記ダクト部の前記内側面との間の最小厚さが前記ダクト部の前記薄肉領域における最小厚さ以上であり、前記連結部の前記他の一部が前記ダクト切欠部に取り付けられる。
請求項に記載の発明は、請求項またはに記載の送風装置であって、記ダクト切欠部に取り付けられる前記連結部の前記他の一部が前記ダクト部の外側面に沿う。
請求項に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の送風装置であって、前記第1連結部材および前記第2連結部材が前記ハウジングおよび前記ダクト部の前記中心軸方向の全長に亘って存在する。
請求項に記載の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載の送風装置であって、前記ハウジングが樹脂製であり、前記ハウジングの前記薄肉領域の最小厚さが0.7mm以上2.5mm以下である。
請求項に記載の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載の送風装置であって、前記ハウジング切欠部に取り付けられる前記連結部の前記一部の外側の面と、前記薄肉領域の表面とがほぼ面一である。
請求項に記載の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載の送風装置であって、前記軸流ファン部が直列に接続された複数の軸流ファンを備える。
本発明によれば、連結部の影響を受けることなく軸流ファンのエアの流路面積を大きくすることができる。結部を安価に製造することができる。請求項およびの発明では、連結部の影響を受けることなくダクト部のエアの流路面積を大きくすることができる
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る送風装置1を示す斜視図であり、送風装置1の内部構造を破線にて示している。送風装置1は、サーバコンピュータに搭載される電子機器にエアを送出して電子機器を冷却するために利用される。送風装置1は、第1軸流ファン3および第2軸流ファン4を有する軸流ファン部2、軸流ファン部2の排気側の端部(すなわち、軸流ファン部2の排気口)に中心軸J1に沿って隣接して配置され、軸流ファン部2からのエアを電子機器へと案内する樹脂製のダクト部5、並びに、軸流ファン部2およびダクト部5を覆うようにして軸流ファン部2とダクト部5とを連結する連結部6を備える。
軸流ファン部2では、第1軸流ファン3の排気側の端部に第2軸流ファン4が直列に接続され、軸流ファン部2の駆動時には、図1中の第1軸流ファン3の上側からエアが取り込まれ、第2軸流ファン4の下側へと送出されるように中心軸J1方向のエアの流れが発生する。これにより、十分な風量が確保されるとともに静圧が向上される。連結部6は、軸流ファン部2およびダクト部5を中心軸J1方向の全長に亘って覆う第1連結部材61および第2連結部材62からなり、第1連結部材61および第2連結部材62はそれぞれ金属製の薄板の両側(中心軸J1に垂直な方向における両側)が折り曲げられた形状となっており、互いに対向するように配置される。なお、第1連結部材61および第2連結部材62はプレス加工により安価に成形される。
図2は軸流ファン部2を中心軸J1を含む平面で切断した縦断面図である。以下の説明では、中心軸J1方向において、図2中の上側を「吸気側」または単に「上側」と呼び、図2中の下側を「排気側」または単に「下側」と呼ぶ。なお、「上側」および「下側」という表現は必ずしも重力方向に対する上側および下側と一致する必要はない。
第1軸流ファン3は、第1モータ部31、第1モータ部31の周囲に径方向外方に向けて突出し、前記中心軸を中心として等ピッチにて配置された複数(本実施の形態では7枚)の第1翼321を有する第1インペラ32、第1インペラ32の外周を囲む第1ハウジング33、および、第1モータ部31を支持する複数(本実施の形態では4つ)の第1支持リブ34を備える。第1軸流ファン3では、第1ハウジング33の内側に第1インペラ32、第1モータ部31および第1支持リブ34が配置される。なお、図2では、図示の都合上、第1インペラ32の第1翼321および第1支持リブ34の概略形状を中心軸J1の左右に示している。また、第1モータ部31は誇張して大きく示しており、各構成要素の断面に対する平行斜線の図示を省略している。第2軸流ファン4に関しても同様の手法にて示している。
第1モータ部31は、第1ロータ部311および第1ステータ部312を備え、中心軸J1に沿って第1ロータ部311が第1ステータ部312に対して上側に位置する。第1ロータ部311は、第1インペラ32の内側(正確には、第1インペラ32の内側のヨークの内側)に固定される略円筒状の界磁用磁石3111、および、第1インペラ32の上部中央から下方に突出するシャフト3112を備える。第1ステータ部312は、第1ロータ部311の界磁用磁石3111と径方向に対向する電機子3121、シャフト3112の上部および下部に取り付けられる軸受機構である玉軸受3122,3123、並びに、第1ステータ部312の各部を保持するベース部3124を備える。ベース部3124は、第1支持リブ34および第1ハウジング33と共に、樹脂製の1つの部材として射出成形により形成されている。第1軸流ファン3では、電機子3121に駆動電流が供給されることにより、電機子3121と界磁用磁石3111との間で中心軸J1を中心とするトルクが発生するとともに、シャフト3112が玉軸受3122,3123により支持されて、ロータ部311がステータ部312に対して回転される。
第2軸流ファン4は、第1軸流ファン3を上下に反転した構造とほぼ同様とされ、第2モータ部41、第2モータ部41の周囲に配置される複数(本実施の形態では7枚)の第2翼421を有する第2インペラ42、第2インペラ42の外周を囲む第2ハウジング43、および、第2モータ部41を支持する複数(本実施の形態では4つ)の第2支持リブ44を備える。第2モータ部41では、第2ステータ部412が第2ロータ部411に対して上側に位置する。第2ロータ部411は、第2インペラ42の内側(正確には、第2インペラ42の内側のヨークの内側)に固定される略円筒状の界磁用磁石4111、および、第2インペラ42の中央から上方に突出するシャフト4112を備えており、第2ステータ部412は、界磁用磁石4111と径方向にて対向する電機子4121、シャフト4112の上部および下部に配置される玉軸受4122,4123、並びに、第2ステータ部412の各部を保持するベース部4124を備える。ベース部4124は、第2支持リブ44および第2ハウジング43と共に、樹脂製の1つの部材として形成されている。
第2軸流ファン4では、電機子4121と界磁用磁石4111との間でトルクが発生するとともに、シャフト4112が玉軸受4122,4123により支持されて、第2ロータ部411が第2ステータ部412に対して回転される。第2インペラ42は、中心軸J1を中心として第1インペラ32とは逆方向に回転することにより、第1インペラ32が回転することによって発生するエアの流れと同方向のエアの流れが発生し、軸流ファン部2の外部へとエアが送出される。すなわち、軸流ファン部2はいわゆる二重反転式軸流ファンとなっている。
図3は、軸流ファン部2を示す斜視図である。軸流ファン部2では、第2ハウジング43の排気側および吸気側の端部は、平面視において(すなわち、中心軸J1に沿って見た場合)略正方形のフランジ状となっており、第2ハウジング43の吸気側および排気側の端部を結んで形成される外形は略四角柱となっている(両端部の実際の角部を中心軸J1方向に結ぶ線および両端部を囲む外接四角柱である直方体の角部を二点鎖線にて示している。)。同様に、第1ハウジング33の両端部も平面視において略正方形のフランジ状とされ、両端部を結んで形成される外形が略四角柱となっている(両端部の実際の角部を中心軸J1方向に結ぶ線および両端部を囲む外接四角柱である直方体の角部を二点鎖線にて示している。)。
ハウジング33,43では、外接四角柱の4つの外側面のうち中心軸J1を挟んで対向する2つの外側面と重なる、または、近接する部位の形状が互いに同形状であり、換言すれば、図3の外形の左右が同形状とされ、図3の手前側および奥側も同形状とされる。さらに、第1ハウジング33と第2ハウジング43とは大きさが等しい。以下の説明では、ハウジング33,43の端部を中心軸J1方向に結ぶ外形をまとめて「外形811」と称し、略四角柱状のハウジング33,43の外形811に外接する仮想的な直方体をハウジング33,43の「外接四角柱812」と呼ぶ。また、「ハウジング33,43の外側面」という表現は外接四角柱812の側面を指すものとする。
図2および図3に示すように、ハウジング33,43の内側面331,431は、中心軸J1を中心とする略円筒状であり、各内側面の上端および下端は、ハウジングの上端部および下端部に形成された吸気口および排気口となっている。このため、ハウジング33,43の4つの外側面では、各面の幅方向(中心軸J1に垂直かつ当該外側面に平行な方向)の中央において中心軸J1に平行に伸びる領域71(図3参照)が、ハウジング33,43の厚さが薄い領域となっている。すなわち、領域71は、ハウジング33,43の外側面と内側面331,431とが最も接近する部位である薄肉部近傍の領域(以下、「薄肉領域71」という。)となっている。
軸流ファン部2のハウジング33,43では、実際には、図3の手前側および奥側の外側面の幅は、左右の外側面の幅よりも僅かに大きくなっており、さらに、第1ハウジング33の内側面331の吸気側および排気側の端部の角部近傍、並びに、第2ハウジング43の内側面431の吸気側および排気側の端部の角部近傍には、端部に向かって中心軸J1から漸次離れる傾斜面(いわゆる、ベンチュリ面)が設けられる。
第1ハウジング33の外形の図3の左側の吸気側および排気側の端部では、幅方向の両側(すなわち、薄肉領域71の両側の外形の角部近傍)に位置する部位332,333が、外接四角柱812の左側の外側面に対して僅かに窪んでいる(すなわち、反対側の外側面に近づいている。)。同様に、第2ハウジング43の外形の図3の左側の吸気側および排気側の端部では、幅方向の両側に位置する部位432,433が、外接四角柱812の左側の外側面に対して僅かに窪んでいる。部位332,333,432,433は中心軸J1に平行な方向に並んでおり、外形811のうち部位332,333,432,433を中心軸J1方向に結ぶ角部は、外接四角柱812に対して浅く切り欠かれた形状であると捉えることができ、以下の説明では、外形811の角部と外接四角柱812との間の空間を「切欠部72」と呼ぶ。
なお、図3では図示の都合上、部位332,333,432,433の外接四角柱812に対する深さを強調して示している。また、部位332,333,432,433は、ハウジング33,43の射出成型時に同時に形成されており、実際に切り欠かれることにより形成されるものではない。ハウジング33,43の外形の図3の右側では、左側と同様に幅方向の両側に切欠部72が形成されている。
図3の外形811の左側では、第2ハウジング43の排気側の端部において、2つの切欠部72にそれぞれ半円状(正確には極めて高さの低い半円柱状)の2つの微小な突起部434が設けられ、突起部434の半円の弦は、排気側を向くとともに第2ハウジング43の排気側の端面を含む平面上に位置する。なお、図3では、図示の都合上、突起部434の形状を強調して示している。吸気側の端部には、2つの切欠部72にそれぞれ半円状の2つの微小な突起部435が設けられ、突起部435の半円の弦は、吸気側を向くとともに吸気側の端面を含む平面上に位置する。また、第1ハウジング33の排気側の端部にも切欠部72に半円状の2つの突起部334が設けられており、突起部334の半円の弦が排気側を向くとともに排気側の端面を含む平面上に位置する。
突起部334,435は互いに対向し、第1ハウジング33と第2ハウジング43とが組み合わされることにより、突起部334,435が互いに当接して円形の突起が形成される。図3の外形811の右側においても、左側と同様に切欠部72において第2ハウジング43の排気側および吸気側の端部に突起部434,435が設けられ、第1ハウジング33の排気側の端部に突起部334が設けられ、突起部334,435により円形の2つの突起が形成される。後述するように、送風装置1では、軸流ファン部2は突起部334,434,435により連結部6(図1参照)が取り付けられる。
図4は、ダクト部5の斜視図である。ダクト部5の外形51(すなわち、ダクト部5の外縁に沿う形状)は略四角柱とされ、ダクト部5を平面視した際の外形51の範囲は、ハウジング33,43を平面視した際の外形811(図3参照)の範囲と等しくされる。以下の説明では、外形51に外接する仮想的な直方体(直方体の角部を二点鎖線にて示している。)をダクト部5の「外接四角柱813」と称し、「ダクト部5の外側面」というときは外接四角柱813の側面を指すものとする。ダクト部5では、ハウジング33,43と同様に、図4の外形の左右が同形状とされ、図4の手前側および奥側も同形状とされる。
ダクト部5の内側面52は略円筒状であり、内側面52の径は第2軸流ファン4の排気側の端面における内側面431(図2参照)の径と等しくされる。すなわち、ダクト部5の外形51および内側面52は、ハウジング33,43の外形811および第2ハウジング43の内側面431の排気口を中心軸J1方向に沿って下向きに延長した形状となっており、図4の手前側および奥側の外側面の幅(すなわち、中心軸J1に垂直かつ当該外側面に平行な方向の幅)は、左右の外側面の幅よりも僅かに大きい。また、ダクト部5の内側面52は流路抵抗を低減するため表面粗さが小さくされている。
ダクト部5の4つの外側面では、ハウジング33,43(図3参照)と同様に、各面の幅方向の中央において中心軸J1に平行に伸びる領域511が、ダクト部5の厚さが最も薄い領域、すなわち、ダクト部5の外側面と内側面52とが最も接近する部位である薄肉部近傍の領域(以下、「薄肉領域511」という。)となっている。ダクト部5の外形の図4の左側では、幅方向の両側の中心軸J1に平行に伸びる領域5121が、外接四角柱813の左側面に対して僅かに窪んでおり(すなわち、反対側の外側面に近づいており)、領域5121と外接四角柱813との間の空間は、外接四角柱813の一部が中心軸J1に平行に浅く切り欠かれた状態であると捉えることができるため、以下の説明では、当該空間を「切欠部512」と呼ぶ。
切欠部512の幅および深さはハウジング33,43の切欠部72(図3参照)の幅および深さと等しく、図示の都合上、ハウジング33,43と同様に、切欠部512の深さを強調して示している。また、切欠部512は、ダクト部5の射出成型時に同時に形成されており、実際に切り欠かれることにより形成されるものではない。ダクト部5の外形の図4の右側においても左側と同様に、幅方向の両側に切欠部512が形成されている。以下の説明では、ハウジング33,43の切欠部72とダクト部5の切欠部512とを区別してそれぞれ「ハウジング切欠部72」および「ダクト切欠部512」と呼ぶ。
ダクト部5の吸気側の端部では、図4の左側の2つのダクト切欠部512にそれぞれ半円状の2つの微小な突起部53(図示の都合上、突起部53の形状を強調して示している。)が設けられ、突起部53の半円の弦が吸気側を向くとともに、当該弦はダクト部5の吸気側の端面を含む平面上に位置する。突起部53と第2ハウジング43(図3参照)の排気側の端部に設けられる突起部434(図3参照)とは互いに対向し、ダクト部5と第2ハウジング43とが重なり合うことにより、突起部53,434は当接して円形の突起を形成する。ダクト部5の図3の右側においても、左側と同様に排気側の端部において切欠部512に突起部53が設けられている。
図5は連結部6、すなわち、互いに対向する第1連結部材61および第2連結部材62の斜視図であり、連結部6の厚さを強調して示している。第1連結部材61は矩形状の1枚の薄板により形成され、中心軸J1に平行に伸びる第1平板部611、および、第1平板部611の幅方向(中心軸J1に垂直かつ第1平板部611に平行な方向)の両側にて第2連結部材62側へと第1平板部611に対して垂直に折り曲げられた2つの第1屈曲部612を備える。同様に、第2連結部材62は、矩形状の1枚の薄板により形成されており、中心軸J1に平行に伸びる第2平板部621、および、第2平板部621の幅方向の両側にて第1連結部材61側へと第2平板部621に対して垂直に折り曲げられた2つの第2屈曲部622を備える。
図6は、図1に示す第2軸流ファン4の排気側の端部を中心軸J1に垂直な図1中のX−Y平面に平行な面にて切断した断面を下側(底面側)から見た図であり、図7は図1に示す送風装置1の底面図(送風装置1を排気側から見た図)である。図1に示す軸流ファン部2とダクト部5とが連結部6により連結された状態では、図6および図7に示すように、第1連結部材61の第1平板部611は、第2ハウジング43および第1ハウジング33(図3参照)のハウジング切欠部72が位置する2つの外側面の間の一方の外側面(図6の上側の面)、および、ダクト部5のダクト切欠部512が位置する2つの外側面の間の一方の外側面(図7の上側の面)に当接する。同様に、第2連結部材62の第2平板部621は、ハウジング切欠部72が位置する2つの外側面の間の他方の外側面(図6の下側の面)、および、ダクト切欠部512が位置する2つの外側面の間の他方の外側面(図7の下側の面)に当接する。
図8は、図1に示す送風装置1の右側面図である。図6ないし図8に示すように、連結部6の第1連結部材61の第1平板部611が軸流ファン部2およびダクト部5に当接することにより、第1連結部材61の第1屈曲部612のうち吸気側の部位6121が、ハウジング33,43の外側面に沿うようにハウジング切欠部72に取り付けられ、排気側の部位6122がダクト部5の外側面に沿うようにダクト切欠部512に取り付けられる。換言すれば、図6および図7に示すように、第1連結部材61の幅方向の両側の第1屈曲部612は、ハウジング33,43およびダクト部5の互いに反対側の2つの外側面にの位置する(第1連結部材61側の)2つのハウジング切欠部72および2つのダクト切欠部512に向かってハウジング33,43およびダクト部5の角部に沿って折り曲げられた部位となっている。
同様に、第2連結部材62の第2平板部621が軸流ファン部2およびダクト部5に当接することにより、第2連結部材62の第2屈曲部622のうち吸気側の部位6221が、ハウジング33,43の外側面に沿うようにハウジング切欠部72に取り付けられ、排気側の部位6222が外側面に沿うようにダクト切欠部512に取り付けられる。換言すれば、図6および図7に示すように、第2連結部材62の幅方向の両側の第2屈曲部622は、ハウジング33,43およびダクト部5の互いに反対側の2つの外側面(の第2連結部材62側)に位置する2つのハウジング切欠部72および2つのダクト切欠部512に向かってハウジング33,43およびダクト部5の角部に沿って折り曲げられた部位となっている。
図5に示すように、第1連結部材61の1つの第1屈曲部612には円形の2つの穴部6131,6132が設けられ、反対側の第1屈曲部612にも同様に穴部6131,6132が設けられている。また、第2連結部材62の1つの第2屈曲部622には円形の2つの穴部6231,6232が設けられ、反対側の第2屈曲部622にも同様の穴部6231,6232が設けられている。図8に示すように、第1屈曲部612の穴部6131および第2屈曲部622の穴部6231は、第1軸流ファン3の突起部334および第2軸流ファン4の突起部435により形成される円形の突起に嵌め合わされ、第1屈曲部612の穴部6132および第2屈曲部622の穴部6232は、第2軸流ファン4の突起部434およびダクト部5の突起部53により形成される円形の突起に嵌め合わされる。これにより、第1および第2屈曲部612,622がそれぞれハウジング切欠部72およびダクト切欠部512に取り付けられ、軸流ファン部2のハウジング33,43とダクト部5とが連結部6にて連結される。
図6および図7に示すように、連結部6では、連結部材61,62の屈曲部612,622の内側の面の幅は、ハウジング切欠部72の幅およびダクト切欠部512の幅と等しくされ、屈曲部612,622の厚さはハウジング切欠部72の深さおよびダクト切欠部512の深さと等しくされる。これにより、連結部材61,62の屈曲部612,622の外側の面は、ハウジング33,43の外接四角柱812(図3参照)およびダクト部5の外接四角柱813(図4参照)の外側面と一致してハウジング33,43およびダクト部5の薄肉領域71,511の表面とほぼ面一とされ、送風装置1全体の外形が小さく抑えられる。
図9は、図6の第2ハウジング43の左側の薄肉領域71と第1連結部材61の第1屈曲部612との間の一部を拡大して示す図である。軸流ファン部2(図3参照)のハウジング切欠部72と第2ハウジング43の内側面431との間の最小の厚さW1は、薄肉領域71における第2ハウジング43の最小の厚さ(すなわち、薄肉部の厚さ)W2以上とされており、厚さW2は、射出成形による樹脂の最小の厚さである0.7mm以上とされ、かつ、不必要には厚くない2.5mm以下とされる。同様に、他のハウジング切欠部72と第2ハウジング43の内側面431との間の厚さは、第2ハウジング43の他の薄肉領域71の厚さ以上とされる。
既述のように、第2ハウジング43と第1ハウジング33(図3参照)とは大きさが等しく、かつ、同形状とされ、第1ハウジング33の内側面331(図2参照)とハウジング切欠部72との間の最小の厚さは、薄肉領域71における第1ハウジング33の最小の厚さ以上とされる。なお、図9に示すように、ハウジング33,43では、内側面331,431がハウジング切欠部72の内側の面(底面)よりも外側面に近づいていてもよい。
また、図6に示すように、第2ハウジング43の4つの外側面のうち、ハウジング切欠部72が位置しない2つの外側面(すなわち、図3に示す手前側および奥側の外側面)における第2ハウジング43の最小の厚さは、切欠部72が位置する外側面(図3に示す左右の外側面)の薄肉領域71の最小の厚さとほぼ等しくされる。これにより、第2ハウジング43を成形する際に、ヒケ(樹脂の成形品に生じる窪み)の発生が低減される(第1ハウジング33も同様)。
図10は、図7のダクト部5の左側の薄肉領域511と第1連結部材61の第1屈曲部612との間の一部を拡大して示す図である。薄肉領域511およびダクト切欠部512の断面形状は図9に示す第2ハウジング43およびハウジング切欠部72の断面と同形状となっており、ダクト部5のダクト切欠部512とダクト部5の内側面52との間の最小の厚さW3は、薄肉領域511におけるダクト部5の最小の厚さ(すなわち、薄肉部の厚さ)W4以上とされる。同様に、他のダクト切欠部512とダクト部5の内側面52との間の厚さもダクト部5の他の薄肉領域511の厚さ以上とされる。なお、図10に示すように、ダクト部5では、内側面52がダクト切欠部512の内側の面(底面)よりも外側面に近づいていてもよい。
以上、第1の実施の形態に係る送風装置1ついて説明したが、送風装置1では、ダクト部5を軸流ファン部2に連結することにより、軸流ファン部2から送出されたエアの流速を低下させることなくエアを対象物である電子機器へと案内することができ、さらに、連結部6がハウジング33,43およびダクト部5の薄肉領域71,511を避けて取り付けられることにより、連結部6の影響を受けることなくハウジング33,43およびダクト部5の内側面331,431,52の径を大きくして、軸流ファン部2およびダクト部5のエアの流路面積を広く確保することができる。その結果、送風装置1の静圧−風量特性を向上することができる。
連結部6の第1連結部材61および第2連結部材62はそれぞれ、一枚の薄板を折り曲げて形成されることから、連結部6を安価に製造することができる。また、ハウジング33,43とダクト部5とが連結される際には、第1連結部材61の2つの第1屈曲部612および第2連結部材62の2つの第2屈曲部622により、第1ハウジング33の排気側の四隅、第2ハウジング43の吸気側および排気側の四隅、並びに、ダクト部5の吸気側の四隅が固定されるため、ハウジング33,43とダクト部5との連結強度を確保することができる。さらに、連結部6は、ハウジング33,43およびダクト部5の全長に亘って存在してハウジング33,43およびダクト部5のほぼ全体を覆うことから、軸流ファン部2およびダクト部5の剛性を向上することができる。
ダクト部5の外形51は、軸流ファン部2の外形811を中心軸J1方向に延長した形状であり、連結部6はハウジング33,43およびダクト部5の外側面に沿って配置されるため、送風装置1全体の形状が四角柱状とされ、送風装置1が搭載される機器での送風装置1の配列配置が容易とされる。
図11は、連結部の他の例を示す斜視図であり、図12は図11に示す連結部6aを備える送風装置1aの斜視図である。なお、図12では、送風装置1aの内部構造も破線にて示している。図11に示すように、連結部6aは、第1の実施の形態の連結部6の第1連結部材61と第2連結部材62とを排気側の先端において1つに繋いだ形状とされ、以下、第1連結部材61および第2連結部材62に対応する部位を「第1連結要素61」および「第2連結要素62」と呼ぶ。図11では、連結部6aの厚さを強調して示しており(以下、他の実施の形態の連結部においても同様に強調して示している。)、送風装置1aの連結部6aを除く他の構成は図1の送風装置1と同様であり、同様の構成には同符号を付している。
連結部6aは、第1連結要素61、第2連結要素62および排気側に位置する環状の先端部63を備え、先端部63は、第1連結要素61の中心軸J1に平行に伸びる第1平板部611、第1平板部611の幅方向の両側にて第2連結要素62に向かって伸びる2つの第1屈曲部612、第2連結要素62の中心軸J1に平行に伸びる第2平板部621、および、第2平板部621の幅方向の両側にて第1連結要素61に向かって伸びる2つの第2屈曲部622を下方へと延長するとともに第1屈曲部612と第2屈曲部622との間を繋げた矩形となっている。これにより、屈曲部612,622の間では、吸気側の端部から先端部63の上部まで中心軸J1に平行に伸びる間隙64が形成される。連結部6aは、1枚の薄板を切断して折り曲げられて接合されることにより形成される。
図12に示すように、軸流ファン部2とダクト部5とが連結部6aにより連結される際には、第1連結要素61の第1平板部611は、第1ハウジング33および第2ハウジング43のハウジング切欠部72が位置する2つの外側面の間の外側面(図12の手前側の外側面)、および、ダクト部5のダクト切欠部512が位置する2つの外側面の間の外側面(図12の手前側の外側面)に当接する。同様に、第2連結要素62の第2平板部621は、ハウジング切欠部72が位置する2つの外側面の間のもう一方の外側面(図12の奥側の外側面)、および、ダクト切欠部512が位置する2つの外側面の間のもう一方の外側面(図12の奥側の外側面)に当接する。
連結部6aの間隙64により、屈曲部612,622のうち吸気側の部位が、ハウジング33,43の薄肉領域71を避けてハウジング切欠部72(図3参照)に沿うように配置され、排気側の部位がダクト部5の薄肉領域511を避けてダクト切欠部512(図4参照)に沿うように配置される。また、連結部6aの先端部63はダクト部5の下端部よりも下側(排気側)に位置する。
図11および図12に示すように、図5に示す連結部6と同様に、各第1屈曲部612には円形の2つの穴部6131,6132が設けられ、各第2屈曲部622には円形の2つの穴部6231,6232が設けられる。第1屈曲部612の穴部6131および第2屈曲部622の穴部6231は、図3に示す第1軸流ファン3の突起部334および第2軸流ファン4の突起部435により形成される円形の突起と係合し、第1屈曲部612の穴部6132および第2屈曲部622の穴部6232は、図3および図4に示す第2軸流ファン4の突起部434およびダクト部5の突起部53により形成される円形の突起と係合する。これにより、図12に示すように、軸流ファン部2のハウジング33,43とダクト部5とが連結部6aにより連結される。連結部6aでは、図5の連結部6の場合と同様に、屈曲部612,622の外側の面が、ハウジング33,43およびダクト部5の薄肉領域71,511の表面とほぼ面一とされ、送風装置1全体の外形が小さく抑えられる。
また、送風装置1aでは、図9と同様に、軸流ファン部2のハウジング切欠部72とハウジング33,43の内側面331,431との間の最小の厚さは、薄肉領域71におけるハウジング33,43の薄肉領域の最小厚さ以上とされ、図10と同様に、ダクト切欠部512とダクト部5の内側面52との間の最小の厚さも、ダクト部5の薄肉領域511の最小厚さ以上とされる。これにより、連結部6aの影響を受けることなくハウジング33,43の内側面331,431およびダクト部5の内側面52の径を大きくすることができ、軸流ファン部2およびダクト部5のエアの流路面積を広くすることができる。
また、送風装置1aでは、第1ハウジング33の排気側の端部、第2ハウジング43の吸気側および排気側の端部、並びに、ダクト部5の吸気側の端部がそれぞれ四隅にて固定されるため、ハウジング33,43とダクト部5との連結強度が確保され、さらに、送風装置1aの排気側に環状の先端部63が設けられるため、ダクト部5が連結部6aにより強固に保持される。
図13は、ダクト部の他の例を示す底面図であり、図14は、図13中の矢印Aの位置にてダクト部5aを切断した断面図である。図14では上側がダクト部5aの吸気側であり、下側が排気側であり、ダクト部5aは図1に示す送風装置1のダクト部5に代えて使用される。
図13に示すように、ダクト部5aでは、内側面52aが吸気側において円形とされ、当該円の径は第2ハウジング43(図3参照)の内側面431の排気側の開口の径と等しくされる。また、図14に示すように、ダクト部5aの角部において内側面52aと中心軸J1との間の距離は、排気側に向かって漸次増大する。すなわち、ダクト部5aの内側面52aは、第2ハウジング43の内側面431の排気側の開口を中心軸J1方向に延長するとともに、ダクト部5aの角部近傍にて排気側に向かって径方向外方に漸次広がる面とされる。ダクト部5aでは、図4に示すダクト部5と同様に、ダクト部5aの薄肉領域511を避けてダクト切欠部512が形成される。
図15は、関連技術に係る送風装置1bを第2軸流ファンの排気側の端部近傍にて切断した断面図であり、図6に対応している。第2軸流ファンの第2ハウジング43は、中心軸J1に沿って見た平面視における形状が正方形とされ、第2ハウジング43の4つの角部では、ハウジング切欠部73がそれぞれ互いに隣接する2つの外側面に沿うととともに、薄肉領域71を避けて形成されている。したがって、各ハウジング切欠部73の中心軸J1に垂直な面による断面はL字状となっている。また、第1ハウジングの外形は第2ハウジングと同形状とされ、ダクト部の外形は第2ハウジングの外形を中心軸J1方向に延長した形状とされており、第1ハウジングおよびダクト部には、四隅にL字状のハウジング切欠部およびダクト切欠部が設けられる。
連結部材61bは長手方向に対して垂直な面による断面が全長に亘ってL字状であり、ハウジング切欠部およびダクト切欠部に沿って第1ハウジング、第2ハウジング43およびダクト部の全長に亘って取り付けられる。このように、送風装置1bでは連結部6bは4つの連結部材61bにより構成される。風装置1bの他の構成は第1の実施の形態と同様である。
第2ハウジング43では、連結部材61bの厚さはハウジング切欠部73の深さと等しくされ、連結部材61bが取り付けられても連結部材61bの外側の面は薄肉領域71の表面とほぼ面一であるため、第2ハウジング43に外接する外接四角柱812(二点鎖線にて示す。)から連結部材61bがはみ出すことはない(第1ハウジングおよびダクト部においても同様)。なお、送風装置1bでは、連結部材61bと第1ハウジング、第2ハウジング43およびダクト部とがネジ留めにて固定されており、ネジは頭部が薄肉領域71からはみ出ないもの(例えば、皿小ネジ)が利用される。
送風装置1bにおいても薄肉領域71を避けて連結部材61bが取り付けられることにより、エアの流路面積を大きくすることができる。また、4つの角部を囲むように連結部6bが軸流ファン部とダクト部とを連結するため、強固な連結が実現される。
図16は、風装置1bの変形例を示す図であり、図15に対応する断面図である。図16に示す送風装置1bは、図15のハウジング切欠部73を対角方向に位置する2つの角部にのみ設けたものとなっており、第1ハウジングおよびダクト部にも同様のハウジング切欠部およびダクト切欠部が形成される。また、ハウジング切欠部およびダクト切欠部には、断面がL字状の2つの連結部材61bが第1ハウジング、第2ハウジング43およびダクト部の全長に亘って取り付けられる。図16に示すように対角方向に2つのハウジング切欠部73が設けられる場合においても、ハウジング切欠部およびダクト切欠部が、第1ハウジングおよび第2ハウジング43の外側面の幅方向の中央において中心軸J1に平行に伸びる4つの薄肉領域71やダクト部の薄肉領域を避けつつ2つの連結部材61bにより軸流ファン部とダクト部とを強固に連結することができる。
図17は、他の関連技術に係る送風装置1cを第2軸流ファンの排気側の端部近傍にて切断した断面図であり、図6に対応する。風装置1cの連結部6cは、第1の実施の形態に係る送風装置1の連結部6の第1連結部材61および第2連結部材62から第1平板部611および第2平板部621が省略された(すなわち、屈曲部612,622に対応する部位のみが存在する)形状となっており、4つの薄板状の連結部材61cにより構成される。第2ハウジング43の図17の上側および下側の外側面では、薄肉領域71を避けて外側面の幅方向の両側に位置するとともに中心軸J1に平行に伸びる2つのハウジング切欠部74が設けられ、第1ハウジングおよびダクト部では、第2ハウジング43のハウジング切欠部74に対応する部位にハウジング切欠部およびダクト切欠部が設けられる。
連結部材61cは、第1ハウジング、第2ハウジング43およびダクト部の全長に亘ってハウジング切欠部およびダクト切欠部に沿うようにして取り付けられ、連結部材61cの厚さは切欠部74の深さと等しく、連結部材61cの外側の面と薄肉領域71の表面とがほぼ面一される。なお、送風装置1cでは、連結部材61cと第1ハウジング、第2ハウジング43およびダクト部とがネジにて固定される。
送風装置1cにおいても、図15に示す送風装置1bと同様にハウジング切欠部やダクト切欠部が第1ハウジングおよび第2ハウジング43の薄肉領域71やダクト部の薄肉領域を避けて設けられるため、エアの流路面積を大きくすることができる。また、4つの角部にて連結部材61cが軸流ファン部とダクト部とを連結するため、強固な連結が実現される。
図18は、第の実施の形態に係る送風装置の連結部6dを示す斜視図であり、連結部6dに取り付けられる軸流ファン部2およびダクト部5の概略形状を二点鎖線にて示している。連結部6dは、第1連結部材61dおよび第2連結部材62dにより構成され、第1連結部材61dは、中心軸J1に平行な第1平板部611、および、第1平板部611の中心軸J1に垂直な幅方向の両側において第1平板部611の吸気側および排気側に位置する4つの第1屈曲部612dを備え、各第1屈曲部612dは第2連結部材62dに向かって第1平板部611から垂直に折り曲げられたものとなっている。第2連結部材62dは、第1連結部材61dの第1平板部611と対向する第2平板部621、および、第2平板部621の幅方向の両側の上下において第1屈曲部612dに向かって第2平板部621に対して垂直に折り曲げられた4つの第2屈曲部622dを備える。
図18における左側の2つの第1屈曲部612dには円形の穴部6131,6132がそれぞれ設けられ、2つの第2屈曲部622dにも円形の穴部6231,6232がそれぞれ設けられる。第1屈曲部612dの穴部6131および第2屈曲部622dの穴部6231は、図8の場合と同様に、第1軸流ファンの突起部および第2軸流ファンの突起部により形成される円形の突起と係合し、第1屈曲部612dの穴部6132および第2屈曲部622dの穴部6232は、第2軸流ファンの突起部およびダクト部5の突起部により形成される円形の突起と係合する。これにより、軸流ファン部2のハウジングとダクト部5とが連結部6dにより連結される。
図19は、図18に示す第1連結部材61dの第1平板部611(の上側の部位)と第1軸流ファンの第1ハウジング33との間の境界における図18中のZ−X平面に平行な面による断面の一部を示す図であり、図20は、図18に示す第1連結部材61dの上側の第1屈曲部612dと第1および第2軸流ファンのハウジング33,43との間の境界において、図18中のY−Z平面に平行かつ穴部6131を含む面にて切断した断面の一部を示す図である。
軸流ファン部2の第1ハウジング33および第2ハウジング43は図3に示すものとは異なり両端部の間の部位にも樹脂が存在し、図19に示すように、第1ハウジング33は、第1平板部611に対応する部位が切り欠かれた形状となっており、第1ハウジング33の表面と第1平板部611の外側の面とがほぼ面一とされる。ダクト部5の表面と第1平板部611の外側の面も同様にほぼ面一とされ、第2平板部621と第1ハウジング33およびダクト部5との関係も同様とされる。
図20に示すように、第1および第2ハウジング33,43では、第1屈曲部612dに対応する部位が切り欠かれた形状となっており、第1屈曲部612dの外側の面とハウジング33,43の表面とがほぼ面一となるように第1屈曲部612dがハウジング33,43に取り付けられる。また、図18の下側の第1屈曲部612dと第2ハウジング43およびダクト部5との間においても、第1屈曲部612dの表面が第2ハウジング43およびダクト部5の表面とほぼ面一とされる。第2連結部材62dとハウジング33,43およびダクト部5との関係も同様とされる。
以上のように、連結部6dは図5に示す連結部6と比べて連結に必要な部位のみとなっており、図18に示す連結部6dにおいてもハウジング33,43の薄肉領域やダクト部5の薄肉領域を避けて連結部6dを取り付けることができ、軸流ファン部2およびダクト部5のエアの流路面積を広く確保することができる。
図21は、他の関連技術に係る送風装置の連結部6eを示す図であり、連結部6eにより連結される第1および第2軸流ファン3,4(すなわち、軸流ファン部2)並びにダクト部5の概略形状を二点鎖線にて示している。連結部6eは、第1連結部材61eおよび第2連結部材62eを備え、連結部材61e,62eは薄板状であり、Z方向(中心軸に平行な方向)に沿って配列される。連結部材61e,62eは図21に示す外側面とは反対側の外側面にも同様に設けられる。第1連結部材61eは2つのネジ631により第1軸流ファン3のハウジングと第2軸流ファン4のハウジングとを連結し、第2連結部材62eも2つのネジ632により第2軸流ファン4のハウジングとダクト部5とを連結する。なお、ネジ631,632としては頭部が連結部材からはみ出ないものが使用される。
図22は、図21に示す第1連結部材61eおよび第1軸流ファン3の第1ハウジング33を、ネジの部位を避けて図21に示すX−Y平面に平行な面により切断した断面図である。図22に示すように、第1ハウジング33では第1連結部材61eに対応する位置に2つのハウジング切欠部75が設けられており、2つの第1連結部材61eおよび2つのハウジング切欠部75は、第1ハウジング33の対角方向に位置する2つの角部のそれぞれの近傍に位置する。ハウジング切欠部75の深さは第1連結部材61eの厚さと等しく、第1連結部材61eの外側の面と第1ハウジング33の表面とがほぼ面一とされる。また、第2軸流ファン3(図21参照)の第2ハウジングにも第1連結部材61eに対応する位置にハウジング切欠部が設けられており、第2連結部材62eと第2ハウジングとの間、および、第2連結部材62eとダクト部5との間にもハウジング切欠部およびダクト切欠部が設けられ、第2連結部材62eが第2ハウジングおよびダクト部5の表面とほぼ面一となるように取り付けられる。
連結部に高い剛性が求められない場合、図21に示す連結部6eによってもハウジングやダクト部5の薄肉領域を避けて軸流ファン部2とダクト部5とを連結することができ、連結部6eの影響を受けることなく軸流ファン部2およびダクト部5のエアの流路面積を広く確保することができる。また、第1連結部材61eおよび第2連結部材62eをそれぞれ対角方向の2つの角部に設けることにより、第1および第2軸流ファン3,4並びにダクト部5を連結する構造が、安定して連結するために必要な最小限の構成とすることができる。
以上、本発明の実施の形態および関連技術について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
上記実施の形態および関連技術では、連結部が取り付けられるハウジング切欠部およびダクト切欠部は、第1および第2軸流ファン3,4並びにダクト部5を安定して連結するために少なくとも対角方向に位置する2つの角部の近傍に設けられることが好ましい。また、例えば、3つの角部近傍に切欠部が設けられてもよい。
図6および図17では2つの外側面に沿ってハウジング切欠部が設けられ、図15では4つの外側面に沿ってハウジング切欠部が設けられるが、ハウジング切欠部は薄肉領域が最も薄くなる1つの外側面のみに設けられてもよい。すなわち、ハウジング切欠部は、ハウジングの4つの外側面のうち薄肉領域の最小厚さが最も小さい少なくとも1つの外側面に設けられる。同様に、ダクト切欠部もダクト部の4つの外側面のうち薄肉領域の最小厚さが最も小さい少なくとも1つの外側面に設けられる。
また、連結部の一部が軸流ファン部に取り付けられ、他の一部がダクト部に取り付けられるのであれば、ハウジング切欠部およびダクト切欠部として他の形状が採用されてもよく、例えば、ハウジング切欠部およびダクト切欠部は連結部よりも大きく設けられてもよく、また、切欠部を深く形成し、ハウジングやダクト部の薄肉部の厚さに対して連結部材が大幅に厚くてもよい。
上記実施の形態では、軸流ファン部2の第2軸流ファン4は、第1軸流ファン3を上下に反転した構造であるが、第1軸流ファン3および第2軸流ファン4におけるロータ部とステータ部との上下関係は同様とされてもよい。また、第2インペラ42は、中心軸J1を中心として第1インペラ32と同じ方向に回転してもよい。さらに、軸流ファン部2は1つの軸流ファンであってもよく、この場合、ハウジング切欠部は少なくともハウジングの排気側の端部に設けられることとなる。
上記実施の形態に係る送風装置は、電子機器以外の対象物にエアを送出する他の送風装置として利用されてもよい。
第1の実施の形態に係る送風装置の斜視図である。 軸流ファン部の縦断面図である。 軸流ファン部の斜視図である。 ダクト部の斜視図である。 連結部材の斜視図である。 送風装置の断面図である。 送風装置の底面図である。 送風装置の側面図である。 送風装置の一部を拡大して示す断面図である。 送風装置の一部を拡大して示す図である。 連結部の他の例を示す斜視図である。 送風装置の斜視図である。 ダクト部の他の例を示す底面図である。 ダクト部の断面図である。 関連技術に係る送風装置の断面図である。 関連技術に係る送風装置の変形例を示す断面図である。 他の関連技術に係る送風装置の断面図である。 の実施の形態に係る送風装置の連結部を示す斜視図である。 送風装置の一部を示す断面図である。 送風装置の一部を示す断面図である。 他の関連技術に係る送風装置の連結部を示す図である。 送風装置の断面図である。
符号の説明
1,1a〜1c 送風装置
2 軸流ファン部
3 第1軸流ファン
4 第2軸流ファン
5,5a ダクト部
6,6a〜6e 連結部
33 第1ハウジング
43 第2ハウジング
51 (ダクト部の)外形
52,52a (ダクト部の)内側面
61,61d 第1連結部材
62,62d 第2連結部材
71 (ハウジングの)薄肉領域
72〜75 ハウジング切欠部
331 (第1ハウジングの)内側面
431 (第2ハウジングの)内側面
511 (ダクト部の)薄肉領域
512 ダクト切欠部
811 (ハウジングの)外形
6121,6221 (連結部の)吸気側の部位
6122,6222 (連結部の)排気側の部位
J1 中心軸

Claims (9)

  1. 対象物にエアを送出する送風装置であって、
    所定の中心軸を中心とする略円筒状の内側面を有し、外形が略四角柱であり、前記中心軸方向の一方の端部に吸気口、他方の端部に排気口が形成されたハウジングを有する軸流ファン部と、
    前記中心軸に沿って前記ハウジングの前記排気口に隣接して配置され、前記軸流ファン部からのエアを対象物へと案内するダクト部と、
    前記軸流ファン部と前記ダクト部とを連結する連結部と、
    を備え、
    前記ハウジングの4つの外側面のうちの少なくとも1つが、前記外側面と前記内側面とが最も接近する薄肉部近傍の薄肉領域を避けて形成されたハウジング切欠部を有し、
    前記ハウジング切欠部と前記ハウジングの前記内側面との間の最小厚さが前記ハウジングの前記薄肉領域における最小厚さ以上であり、
    前記ハウジング切欠部に前記連結部の一部が取り付けられ、前記ダクト部に前記連結部の他の一部が取り付けられることにより前記ハウジングと前記ダクト部とが連結され
    前記連結部が薄板状または薄板を折り曲げた形状を有し、
    前記ハウジング切欠部に取り付けられる前記連結部の前記一部が前記ハウジングの外側面に沿い、
    前記ダクト部の外形が前記ハウジングの前記外形を前記中心軸方向に延長した略四角柱状であり、
    前記ハウジング切欠部が、前記ハウジングの少なくとも前記排気側の端部において、前記4つの外側面のうち前記中心軸を挟んで対向する2つの外側面の前記薄肉領域の両側の前記ハウジングの角部近傍のそれぞれに設けられ、
    前記連結部が、
    前記2つの外側面の間の一方の外側面に当接し、両側の部位が、2つのハウジング切欠部および前記ダクト部の外側面に向かって前記ハウジングおよび前記ダクト部の2つの角部に沿って折り曲げられた第1連結部材と、
    前記2つの外側面の間の他方の外側面に当接し、両側の部位が、他の2つの前記ハウジング切欠部および前記ダクト部の外側面に向かって前記ハウジングおよび前記ダクト部の2つの角部に沿って折り曲げられた第2連結部材と、
    を備えることを特徴とする送風装置。
  2. 請求項1に記載の送風装置であって、
    前記連結部が、前記第1連結部材および前記第2連結部材の前記排気側に位置する環状の先端部をさらに備え、
    前記先端部が、前記第1連結部材と前記第2連結部材とを前記排気側に延長するとともに、前記第1連結部材を延長した部位の両側の部位と前記第2連結部材を延長した部位の両側の部位との間を繋げた矩形であることを特徴とする送風装置。
  3. 請求項1または2に記載の送風装置であって、
    記ダクト部の内側面が前記ハウジングの前記排気口を前記中心軸方向に延長した略円筒状であり、
    前記ダクト部の4つの外側面のうちの少なくとも1つが、前記外側面と前記内側面とが最も接近する薄肉部近傍の薄肉領域を避けて形成されたダクト切欠部を有し、
    前記ダクト切欠部と前記ダクト部の前記内側面との間の最小厚さが前記ダクト部の前記薄肉領域における最小厚さ以上であり、
    前記連結部の前記他の一部が前記ダクト切欠部に取り付けられることを特徴とする送風装置。
  4. 請求項1または2に記載の送風装置であって、
    記ダクト部の内側面が前記ハウジングの前記排気口を前記中心軸方向に延長するとともに排気側に向かって径方向外方に広がる面であり、
    前記ダクト部の4つの外側面のうちの少なくとも1つが、前記外側面と前記内側面とが最も接近する薄肉部近傍の薄肉領域を避けて形成されたダクト切欠部を有し、
    前記ダクト切欠部と前記ダクト部の前記内側面との間の最小厚さが前記ダクト部の前記薄肉領域における最小厚さ以上であり、
    前記連結部の前記他の一部が前記ダクト切欠部に取り付けられることを特徴とする送風装置。
  5. 請求項またはに記載の送風装置であって、
    記ダクト切欠部に取り付けられる前記連結部の前記他の一部が前記ダクト部の外側面に沿うことを特徴とする送風装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の送風装置であって、
    前記第1連結部材および前記第2連結部材が前記ハウジングおよび前記ダクト部の前記中心軸方向の全長に亘って存在することを特徴とする送風装置。
  7. 請求項1ないしのいずれかに記載の送風装置であって、
    前記ハウジングが樹脂製であり、前記ハウジングの前記薄肉領域の最小厚さが0.7mm以上2.5mm以下であることを特徴とする送風装置。
  8. 請求項1ないしのいずれかに記載の送風装置であって、
    前記ハウジング切欠部に取り付けられる前記連結部の前記一部の外側の面と、前記薄肉領域の表面とがほぼ面一であることを特徴とする送風装置。
  9. 請求項1ないしのいずれかに記載の送風装置であって、
    前記軸流ファン部が直列に接続された複数の軸流ファンを備えることを特徴とする送風装置。
JP2007208881A 2007-08-10 2007-08-10 送風装置 Expired - Fee Related JP5163937B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007208881A JP5163937B2 (ja) 2007-08-10 2007-08-10 送風装置
US12/186,041 US8047803B2 (en) 2007-08-10 2008-08-05 Fan apparatus
TW097129821A TW200922084A (en) 2007-08-10 2008-08-06 Fan apparatus
CN2008101449258A CN101363454B (zh) 2007-08-10 2008-08-07 风扇设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007208881A JP5163937B2 (ja) 2007-08-10 2007-08-10 送風装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009041498A JP2009041498A (ja) 2009-02-26
JP5163937B2 true JP5163937B2 (ja) 2013-03-13

Family

ID=40346287

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007208881A Expired - Fee Related JP5163937B2 (ja) 2007-08-10 2007-08-10 送風装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8047803B2 (ja)
JP (1) JP5163937B2 (ja)
CN (1) CN101363454B (ja)
TW (1) TW200922084A (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120085883A1 (en) * 2010-10-12 2012-04-12 Giga-Byte Technology Co.,Ltd. Fan holder and fan holder module
CN103365381A (zh) * 2012-04-03 2013-10-23 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 风扇固定装置
CN104747477B (zh) * 2013-12-27 2017-09-08 奇鋐科技股份有限公司 串接式风扇的歧异材质框体结构
US20150233391A1 (en) * 2014-02-18 2015-08-20 Asia Vital Components (China) Co., Ltd. Fan serial connection structure
CN105208826A (zh) * 2014-06-26 2015-12-30 中兴通讯股份有限公司 一种散热装置、通信设备及散热方法
US9622374B2 (en) * 2014-08-08 2017-04-11 General Electric Company Electrical equipment and a method of manufacturing
CN204942101U (zh) * 2014-10-07 2016-01-06 日本电产株式会社 风扇
CN105485031B (zh) * 2014-10-07 2018-06-01 日本电产株式会社 风扇
WO2016067351A1 (ja) * 2014-10-28 2016-05-06 株式会社日立製作所 ストレージ装置の冷却方法
PL3258236T3 (pl) * 2016-06-14 2020-04-30 Haute École Du Paysage, D'ingénierie Et D'architecture De Genève Generujące nawiew środki i obiekt do testów aerodynamicznych je zawierający
US10184477B2 (en) * 2016-12-05 2019-01-22 Asia Vital Components Co., Ltd. Series fan inclination structure
CN108302052B (zh) 2017-01-12 2020-10-27 日本电产株式会社 直列式轴流风扇
CN107218241A (zh) * 2017-07-24 2017-09-29 温州北工汽车电器有限公司 一种冷却风扇总成
US10837448B2 (en) * 2018-03-30 2020-11-17 Nidec Servo Corporation Counter-rotating axial flow fan
JP7119635B2 (ja) * 2018-06-22 2022-08-17 日本電産株式会社 軸流ファン
JP2020043290A (ja) * 2018-09-13 2020-03-19 アルパイン株式会社 電子機器
JP7187996B2 (ja) * 2018-11-08 2022-12-13 日本電産株式会社 直列式軸流ファン
JP7192419B2 (ja) * 2018-11-08 2022-12-20 日本電産株式会社 直列式軸流ファン
US11603846B2 (en) * 2019-07-25 2023-03-14 Delta Electronics, Inc. Pump mechanism, pump system, and manufacturing method of pump mechanism
CN112241139B (zh) * 2020-08-14 2022-02-18 苏州浪潮智能科技有限公司 一种服务器风扇安装方向的识别方法和装置
CN114673670B (zh) * 2020-12-24 2024-04-05 戴尔产品有限公司 具有纵列风扇封装的信息处理系统

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4815760U (ja) * 1971-07-05 1973-02-22
JP3273839B2 (ja) * 1993-09-24 2002-04-15 株式会社リコー 電子写真装置
JPH08165670A (ja) * 1994-12-14 1996-06-25 Asahi Concrete Works Co Ltd ケーブル共同溝
US5546272A (en) * 1995-01-18 1996-08-13 Dell Usa, L.P. Serial fan cooling subsystem for computer systems
JP3083969U (ja) * 2001-08-08 2002-02-22 建準電機工業股▲分▼有限公司 ファンの増圧構造
JP2003278695A (ja) * 2002-03-25 2003-10-02 Nippon Densan Corp 軸流型ファン装置
US6920049B2 (en) 2003-02-05 2005-07-19 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Bladed servers
JP2007513279A (ja) * 2003-11-18 2007-05-24 ディストリビュテッド サーマル システムズ リミテッド 気流調節機器を用いた直列送風機
JP4033843B2 (ja) 2004-02-26 2008-01-16 川崎重工業株式会社 軸流送風機
US20060023419A1 (en) * 2004-07-28 2006-02-02 Min-Che Kao Adjusting air duct
JP2006301763A (ja) 2005-04-18 2006-11-02 Giga-Byte Technology Co Ltd コンピュータ用低騒音放熱装置及び放熱方法
TWI281849B (en) * 2005-04-22 2007-05-21 Delta Electronics Inc Fan module and fan duct thereof
CN1955879A (zh) 2005-10-24 2007-05-02 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 分流式导风罩
US7548421B2 (en) 2005-10-25 2009-06-16 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Impingement cooling of components in an electronic system
JP4839901B2 (ja) 2006-03-15 2011-12-21 株式会社日立プラントテクノロジー ジェットファン
JP5286689B2 (ja) * 2007-04-17 2013-09-11 日本電産株式会社 冷却ファンユニット

Also Published As

Publication number Publication date
CN101363454A (zh) 2009-02-11
CN101363454B (zh) 2011-10-26
US20090040714A1 (en) 2009-02-12
US8047803B2 (en) 2011-11-01
JP2009041498A (ja) 2009-02-26
TW200922084A (en) 2009-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5163937B2 (ja) 送風装置
JP5286689B2 (ja) 冷却ファンユニット
US7946805B2 (en) Fan unit including tapered airflow passage
JP4844877B2 (ja) 直列式軸流ファンおよび軸流ファン
US7063510B2 (en) Centrifugal fan
US7946804B2 (en) Axial fan unit having reduced noise generation
US8147203B2 (en) Fan
US9523373B2 (en) Fan
JP4240061B2 (ja) ファンモータおよび電子機器
JP2010138895A (ja) 直列式軸流ファン
JP2007239712A (ja) 遠心ファン
JP2007023877A (ja) ファンモータ
JP2009144569A (ja) 多重反転軸流ファン
JP2006057631A (ja) 熱放散ファンおよびそのハウジング
JP2007247495A (ja) 遠心ファン装置及びそれを備えた電子機器
JP2007040299A (ja) 受動式ファンアセンブリ
JP2007126976A (ja) 遠心ファン
JP2010031659A (ja) 直列式軸流ファン
JP2005127319A (ja) ファン装置
US20080095623A1 (en) Counter-rotating fan
JP2009144519A (ja) 直列式軸流ファン
JP5493339B2 (ja) モータ、ファン、モータの製造方法、及びファンの製造方法
JP2009162098A (ja) 軸流ファン
JP2008014147A (ja) 直列式軸流ファン
JP2010019183A (ja) 軸流ファンおよび直列式軸流ファン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100331

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120608

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121205

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151228

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5163937

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151228

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151228

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees