JP2005127319A - ファン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】送風能力が大きく且つ風損の少ないファン装置、またリード線を簡便且つ風損を最小化できるファン装置を提供する。
【解決手段】リード線10は、ハウジングのファンモータを固定するモータ支持部8aからファン外枠部8b3側へ、或いはハウジングのファン外枠部8b3からモータ支持部8a側へ突出して設けられたリード線保持部9a、9bを通ってファン外枠部8b3側へ引き出される。リード線保持部9a、9bは、モータ支持部8aをファン外枠部8b3に固定する支柱部8c1、8c2が互いに隣接する間に位置する。
【選択図】図3
【解決手段】リード線10は、ハウジングのファンモータを固定するモータ支持部8aからファン外枠部8b3側へ、或いはハウジングのファン外枠部8b3からモータ支持部8a側へ突出して設けられたリード線保持部9a、9bを通ってファン外枠部8b3側へ引き出される。リード線保持部9a、9bは、モータ支持部8aをファン外枠部8b3に固定する支柱部8c1、8c2が互いに隣接する間に位置する。
【選択図】図3
Description
本発明は、OA機器や家電機器等の各種機器に使用されるファン装置において、そのファンモータのリード線の引き出し構造に改良を加えたものに関する。
ファン装置は、機器駆動時に生じる熱を冷却するために、OA機器や家電機器等の各種機器に幅広く使用されている。特にパーソナルコンピュータやサーバ装置では、処理速度の飛躍的向上に伴い、CPUチップその他のICの動作時における発熱量が増大し、より小型で風量が大きい、高効率のファン装置が求められている。ファン装置は一般に、ファンモータとハウジングと回路基板とを備えている。そしてファンモータは、駆動力を発生するモータ部と、この駆動力により回転することで冷却用気流を発生するインペラとから構成されている。一方ハウジングは、ファンモータ及び回路基板を支持するモータ支持部と、ファンモータ及びモータ支持部の外周側に所定の間隔をあけて位置するファン外枠部と、モータ支持部とファン外枠部との間に延びて両者を連結する複数の支柱部とから構成される。ここで回路基板はモータ部を制御するためのものである。また外部から電力を供給するリード線が、ファン外枠部を経由し、複数ある支柱部の何れか1つに設けられたリード線挿入溝に誘導されて、更に回路基板を経由してモータ部に接続されている。この供給電力によりファンモータが回転するとインペラが回転し、これによって、ファン外枠部とモータ支持部との間に形成される空隙をファンモータの軸線方向に沿って気流が発生する。
ファン外枠部とモータ支持部との間の空隙には、モータ支持部を保持するために少なくとも3本、通常4本の支柱部が設けられる。これらの支柱部が軸線方向の気流に対して障害とならないように、これらの支柱部が有する、回転軸線方向に直交する断面の面積は、できるだけ小さくなるように調整される。
ところが、上述のファン装置では、支柱部のひとつにリード線が収容されるため、その支柱部が太くなってしまう。その結果、より送風特性を上げるために支柱部の幅を小さくして空気抵抗の低減を図ろうとしても限界があった(特許文献1及び2参照)。
また、小型のファン装置では、モータ支持部とファン外枠部との距離が接近している。そのため、支柱部に誘導されずに直接リード線をファン外枠部に引き出すものがある。この構成では、支柱部に案内溝を設ける必要がなくなるため、支柱部に対する空気抵抗を低減できる。ところが、もしリード線が撓むと、このリード線が、回転しているインペラに接触し、リード線の絶縁被覆が破損し短絡や断線する可能性もある。
近年ファン装置の風量はより大きなものが求められている。そのような状況下では、リード線を保持する支柱部が太くなることに起因する風損が無視できなくなってきた。加えてOA装置等の外径形状はより小さなものが求められている為、インペラとファン外枠部との間の隙間も最小にして、一定のファン装置外径形状で最大のインペラを使用することで、風量を大きくすることが求められている。
解決しようとする課題は、これまでのファン装置ではリード線を支柱部を介して外枠部に引き出すため、支柱部の幅が広く空気抵抗が大きくなる点である。
本発明はこのような従来の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、送風能力が大きく且つ風損の少ないファン装置を提供することである。また本発明の他の目的は、リード線を簡便且つ風損を最小化できるファン装置を提供することである。
前記問題点に対する本発明の解決手段は、ファンモータ、インペラ、ハウジングより構成されるファン装置であって、前記ファンモータはロータ部とステータ部を有し、外部からリード線を経由して前記ステータに供給される電力により、前記ロータをモータ回転軸の周りで回転させており、前記インペラは、モータ回転時に気流を発生させるために前記ロータ部に固着されており、前記ハウジングは、ファン外枠部と、前記ファンモータを固定する、モータ回転軸を略中心として回転方向外径側に延びる円板状のモータ支持部と、更に該モータ支持部を前記ファン外枠部に固定する少なくとも3つ以上の支柱部、および前記リード線を保持するリード線保持部よりなり、該リード線保持部は腕部とリード線保持凹部とを有し、前記腕部の一端は前記モータ支持部または前記ファン外枠部に固定され、前記腕部の他端に前記リード線保持凹部を有し、前記ファンモータから出た前記リード線が前記リード線保持部を介して前記ファン外枠部を経由し、当該ファン装置の外に引き出されることを特徴とする。
前記腕部は少なくとも1本の棒状支柱により形成されている。
前記モータ支持部には、前記ファンモータを制御する制御基板が固定され、前記リード線が、当該制御基板から出て、前記リード線保持部を介して前記ファン外枠部を経由し、当該ファン装置の外に引き出される構成となっている。
前記ハウジングは合成樹脂を主たる材料とした射出成形により一体成形されている。
ハウジングのより具体的な構成として、前記ハウジングは4本の支柱を有し、前記ファン外枠部は、前記ファンモータを取り囲むファン外枠円筒部と4つの取付用端板部とを有し、4つの前記取り付け用端板部は該ハウジングの平面図形状が正方形となる様に前記ファン外枠部の外周面に一体形成されており、加えて、それぞれの前記支柱部の一端が、前記取付用端板部の隣接する一対の隅を結ぶ辺の略中央に、連結されている。
前記ハウジングの前記リード線保持部が延びる方向にある前記取付用端板部には、前記リード線を保持する凹溝部があり、前記リード線は該凹溝部を経由して、当該ファン装置の外に引き出される。
前記モータ支持部には、前記ファンモータを制御する制御基板が固定され、前記リード線が、当該制御基板から出て、前記リード線保持部および前記凹溝部を経由し、当該ファン装置の外に引き出される。
本発明に係るファン装置は、リード線が支柱部に誘導されずに、モータ支持部とファン外枠部との間の空隙を通る。そのため、必要な強度が確保される範囲で可能な限り、支柱部は幅を狭くできる。また、支柱部の幅を狭くできるため、モータ支持部とファン外枠部との間の空隙を流れる空気の空気抵抗を小さくでき、送風特性が向上する。
また本発明に係るファン装置は、リード線が風損の少ない形状を有するリード線保持部によって保持されるため、リード線がインペラと接触することはなく、かつ風損の少ないファン装置を実現することができる。
さらに、本発明に係るファン装置は、ハウジングが合成樹脂により射出成形されている。そしてハウジングの支柱部の一端を、取付用端板部の隣接する一対の隅を結ぶ辺の略中央に連結する構造を有するため、射出成形の最終段階である冷却時における該略中央部の変形を最小化することができる。これによりファン外枠円筒部の強度を高め、真円度の良いファン外枠円筒部が成形される。その結果ファン外枠円筒部の真円度が高いため、インペラ外径をファン外枠円筒部の内径近くまで設定することができ、インペラ外径をより大きくすることができる。このため、インペラの送風能力を高めることができる。インペラとファン外枠円筒部との空隙の間隔を狭く設定できるため、空隙からの空気漏れ量を少なくできる。よって、このファン装置は高い送風効率を実現できる。
加えて本発明に係るファン装置は、リード線が、風損の少ない形状を有するリード線保持部によって保持される。このため、リード線がインペラと接触することはなく、高風量かつ風損の少ないファン装置を実現した。
本発明のファン装置を実施するための最良の形態について、図1乃至3を参照して説明する(以下、これを第1実施形態という)。図1はそのファン装置を概略的に示す断面図である。図2は図1のファン装置のハウジングの底面図である。図3は図1のファン装置をハウジングの底面側からみた要部拡大斜視図である。なお、説明中における軸線方向とは、このファン装置においてファンモータの回転軸線がのびる方向(図1の矢印A1の方向)をいう。
このファン装置1は、インペラ2と、ファンモータ4と、回路基板6と、ハウジング8とから構成される。回路基板6は、このファンモータ4への通電を制御し、インペラ2の回転を制御する制御回路を備えている。ハウジング8は、ファンモータ4と回路基板6を支持する。
また、ハウジング8は、中央にファンモータ4と回路基板6とを支持するモータ支持部8aと、このモータ支持部8a及びファンモータ4の外周側に所定の間隔をあけて位置するファン外枠部8bと、モータ支持部8aとファン外枠部8bとを連結する4本の支柱部8c1乃至8c4とが、合成樹脂により一体的に射出成形されている。モータ支持部8aは、外形形状が略円形形状である。支柱部8c1乃至8c4は、モータ支持部8aとファン外枠部8bとの間に周方向に等間隔に延びている。
モータ支持部8aは、円形状で軸線方向一方側の面の中央に円筒支持部8a1が設けられている。モータ支持部8aは、支柱部8c1と支柱部8c4との間に位置する縁から内側に平面視略矩形状に切り込まれた切欠き8a2が設けられている。切欠き8a2を形成する一方の側端からファン外枠部8b側へ延びるリード線保持部9が設けられている。
ファン外枠部8bは、両端開放状のファン外枠円筒部8b1がモータ支持部8a及びファンモータ4を外周側から取り囲む。また、このファン外枠円筒部8b1の両開口端に位置する外周面に外縁が正方形状に形成された一対の端板8b2、8b3が設けられている。一対の端版8b2、8b3の四隅には両端板8b2、8b3を連結する柱状の連結部8b4が設けられている。この連結部8b4に軸線方向に貫通する貫通孔8b5が設けられている。端版8b2、8b3の外縁を形成する正方形は、これの一辺がファン外枠円筒部8b1を形成する円の直径より若干大きい。貫通孔8b5はファン装置1を所定の部位に設置する際に使用するためのネジ孔である。両端板8b2、8b3の円筒部8bに通じる側の四隅には傾斜面が形成されている。また、図3において拡大して示すように、支柱部8c1と連結部8b4との間に位置する端板8b3の傾斜面には、ファンモータ4の半径方向にのびる凹溝8eが形成されている。その外端は開口が狭くなって端板8b3の側面に貫通している。リード線10は、この凹溝8eの開口部に係止され保持されている。
4本の支柱部8c1乃至8c4は、各一端が端板8b3における隣接する一対の隅を結ぶ辺の中央に対応するファン外枠部8b(図2の点A)に連結され、各他端がそこからファンモータ4の回転中心の方向へ延在してモータ支持部8aに連結されている。支柱部8c1乃至8c4は、薄肉で所定幅の帯状板である。
ファンモータ4は、円筒支持部8a1の外周面にステータ及び回路基板6がはめ込み固定され、このステータのコイルが回路基板6の接続部に半田付けされている。その円筒支持部8a1の内周面に固定された軸受手段によりシャフトが回転自在に支持される。シャフトは、インペラ2を有するロータを備えている。ロータの内周にはヨークを介して駆動用マグネットを備え、このマグネットがステータに対向している。回路基板6には、外部電源に接続するためのリード線10の一端が電気的に接合され、その他端がファン外枠部8b側へ凹溝8eを通って引き出される。リード線10は、本実施例では2本であるが制御回路やリード線の仕様によって1本または3本以上の場合もある。外部電源からリード線10を通じてステータに電流が供給されると、ステータと駆動用マグネットとの磁気的相互作用により駆動トルクが発生してロータが回転し、インペラ2が空気を掻き込んで気流を発生する。発生した気流は、ファン外枠部8bと支柱部8c1乃至8c4との間の空隙をファンモータ4の軸線方向に流れる。
次に前述のリード線保持部9について詳細に説明する。リード線保持部9は、モータ支持部8aの切欠き8a2の側端の一方からファン外枠部8b側へ突出する腕部9aと、この腕部9aの先端から支柱部8c1側へ屈曲する先端部9bとからなる。腕部9aは、支柱部8c1乃至8c4に対してほぼ同等の肉厚で幅が狭く、かつ長さがほぼ半分の板形状である。腕部9aは、モータ支持部8aとの付け根が先端側よりも太くなっている。リード線保持凹部9bは、腕部9aに対してほぼ同等の幅で、腕部9aに対して長さが若干短い。リード線保持凹部9bは、腕部9aに対して肉厚が約2倍でインペラ2側へ突出しこの肉厚方向に凹部が形成されている。このリード線保持凹部9bの深さ及び幅は、2本のリード線10が十分に収容できる程度である。リード線保持凹部9bと切欠き8a2と凹溝8eはほぼ同一直線上に位置し、そのリード線保持凹部9bはモータ支持部8aとファン外枠部8bとの間のほぼ中間に位置する。
リード線10は、回路基板6との接合部が切欠き8a2から露出するように位置する。リード線10は、切欠き8a2からリード線保持凹部9bを通って凹溝8eに案内され端板8b3の側面から引き出される。リード線保持凹部9bと切欠き8a2との間に形成された開口8a3は、リード線10の引き出す時に役立つ。例えば、モータ支持部8aに予め固定された回路基板6にリード線10の一端を半田付けするとき、開口8a3及び切欠き8a2からリード線10を挿入して接合作業を行うことで回路基板6とリード線10との接合は完了できる。また、回路基板6にコネクタ付きのリード線10が接合したものを円筒支持部8a1に取り付け、その後、そのリード線10のコネクタ側をモータ支持部8aの底面側(図2の紙面表側)に引き出すとき、リード線10をその開口83aからリード線保持凹部9b側に案内することで、リード線10の一端にコネクタが付いていても容易に引き出すことができる。
また、リード線10が引き出される方向とリード線保持凹部9bとは略直交している。凹溝8eの外端は開口が狭くなっているため、リード線10を開口より凹溝8eに挿入すると、凹溝8e付近でリード線10が移動しても外れることはない。また、リード線保持凹部9bの底面は、回路基板6のリード線10の接合部が形成される面と凹溝8eの底面とを通る面よりもハウジング8の軸線方向外方側(図3において図示されるハウジング8の底面側)に位置する。そのため、リード線10はリード線保持凹部9bでの摩擦抵抗が大きくなりリード線10の移動がしにくい。
ファン装置1は、次のような特徴がある。すなわち、リード線10を支柱部8c1乃至8c4を介さずにモータ支持部8aとの間の空隙を通る。そのため、従来のように溝の分だけ幅広であった支柱部を必要な強度が確保される範囲で可能な限り小幅にできる。更にこの空隙を流れる空気の空気抵抗を小さくでき送風抵抗が向上する。
また、リード線保持部9がモータ支持部8aに設けられ、モータ支持部8aとファン外枠部8bとの間の空隙の内径側に位置する。この空隙の内径側を通る気流は外径側を通る気流よりも流速が小さいため、気流が障害物(リード線保持部9)に衝突してもその損失は少ない。なお、リード線保持部9が空気抵抗となるが、モータ支持部8aから突出する形状であり、支柱部8c1乃至8c4のようにファン外枠部8bまでを連結する構成ではない。そのため、気流の障害となる領域(軸線方向に対向する面の面積)が少なくリード線保持部9の空気抵抗は微小である。同様にリード線10が空気抵抗となるが、支柱部に溝を設けて幅広となる分に比べてその空隙中に露出する面積が十分に小さい。そのため、リード線10の空気抵抗も微小である。リード線保持部9及びリード線10による空気抵抗の影響はほとんどない。
支柱部8c1乃至8c4は、各一端がファン外枠部8bの点A付近に連結されていることから、ハウジング8は成形時に変形しにくく高精度に成形される。この理由を図7に示す参考図を用いて説明する。
図7に示すハウジング80は、本形態のハウジング8における4本の支柱部8c1乃至8c4を円周方向に45度回転移動させた配置となっている(図7に示す4本の支柱部をそれぞれ80c1乃至80c4という)。このハウジング80の円筒部80b1は、合成樹脂により射出成形すると、端板80b2,80b3がある点Bの厚肉部分と、端板80b2,80b3が無い点Aの薄肉部分とが、円周方向に混在し、このハウジング80は、円筒部80b1の点B付近が点A付近に比べて大きく収縮する。そのため、円筒部80b1の点A付近は、両側の点Bへ引っ張られて(矢印y1)内径側に倒れるような応力が作用し(矢印y2)、真円度の悪い円筒部80b1が成形されてしまう。したがって、このハウジング80を備えたファン装置では、そのインペラ82の外端が円筒部80b1の内周面に接触しないようにその成形時の変形量を考慮してインペラ82外径を小さくしなければならず、インペラの送風能力を犠牲にしていた。また、インペラ82と円筒部80b1との間に形成される空隙の間隔が大きくなり、この空隙からの空気漏れ量が多くなってしまう。よって、このファン装置は送風効率が良くなかった。
これに対して、本実施形態のハウジング8では、図2に示すように4本の支柱部8c1乃至8c4がそのファン外枠円筒部8b1の全ての点Aに連結するため、各支柱部8c1乃至8c4が互いに支え合って樹脂固化時の応力を吸収し、ファン外枠円筒部8b1の変形が抑えられる。そのため、真円度の良いファン外枠円筒部8b1が成形され、インペラ2外径をこのファン外枠円筒部8b1の内径近くまで設定することができる。したがって、インペラ2外径をより大きくすることができるため、インペラ2の送風能力を高めることができる。また、インペラ2とファン外枠円筒部8b1との空隙の間隔を狭く設定できるため、空隙からの空気漏れ量を少なくできる。よって、このファン装置1は高い送風効率を実現できる。
また、各支柱部8c1乃至8c4のファン外枠部8b側が、ファン外枠部8bの点A付近に連結されることによって、ファン外枠部8b1の四隅の傾斜面にそれら支柱部の接合部が形成されないため、気流がその傾斜面を円滑に流れ、送風効率が向上する。
さらに、各支柱部8c1乃至8c4の配置は、前述の通り成形性の面では有利であるが、参考図として図8に示すように、リード線を4本の支柱部の一つ(図8の符号81c1)を介して引き出す構成とすると、ハウジング81の外側にリード線がはみ出てしまう。この場合、このファン装置をOA機器などに設置する際に、このリード線があるファン装置の上辺部に、このリード線を通す間隙を確保する必要が生じ、このOA機器等の設計上の制約となる。
これに対して、本実施形態では、図2に示すように、リード線10が規制手段9を用いて端板8b3の隅部に引き出されるため、リード線10を保持する凹溝8eを、寸法を拡大することなく端板8b3に設けることができる。また、リード線10は、ハウジング8の外側にはみ出ることなく保持することができる。さらに、各支柱部8c1乃至8c4の何れにもリード線案内溝がないため、支柱部が空気抵抗とることもない。
以上より、本形態のファン装置1は、ハウジング8の成形精度の向上によりインペラ2外径を大きくすること、各支柱部8c1乃至8c4が送風抵抗とならないことから、高い送風効率が実現される。しかも、リード線10は、ハウジング8の外形寸法を拡大し、送風抵抗の増加をともなうことなく、引き出すことが実現される。
なお、支柱部8c1乃至8c4の一端は、隣接する隅部の中央(点A)に位置するが、その点Aから若干ずれてもほぼ同等の部位であれば点Aの近傍にあっても同様の効果が得られる。ハウジング8は、ファン外枠円筒部8b1の両開口端に一対の端板8b2、8b3を備える構成である。端板が、何れか一方にある、またはファン外枠円筒部8b1の中間部分に位置する構成であっても、同様に収縮率の差が生じるため、本形態のような支柱部8c1乃至8c4とすることで変形しにくい。端板8b2、8b3は、ネジ孔(貫通孔8b5)が四隅に位置することから外縁が正方形となっているが、取付性を考慮して二又は三カ所であってもよく外縁は正方形に限定されない。このとき、変形性を考慮してそのネジ孔の近傍から離して支柱部を設けるとよい。
次に、本発明の第2実施形態に係るファン装置について、図4を参照して第1実施形態と相違する点を中心に説明する。図4は、第2実施形態のファン装置のハウジングの底面図であるが、図2と同符号は同部位を示している。
本形態のファン装置と第1実施形態のファン装置との相違点は、リード線保持部である。第1実施形態のリード線保持部9は、1本の腕部9aの先端にリード線保持凹部9bが設けられた構成であるが、本形態の案内部29は2本の腕部29a1、29a2がモータ支持部8aの切欠き8a2の側端の両方からファン外枠部側へ突出して設けられる。両腕部29a1、29a2の先端をリード線保持凹部29bが連結する。リード線保持部29と切欠き8a2の縁を合せて閉塞した開口8a2’が形成される。リード線保持凹部29bには、第1実施形態と同様に凹溝が形成されている。リード線(図示略)は第1実施形態と同様にリード線保持凹部29b1を通ってファン外枠部へ引き出される。回路基板が円筒支持部(図示略)に取り付けられている場合、リード線の接合作業は、その開口8a2’からリード線を挿入して接合作業を行う。コネクタ付きリード線が接合された回路基板を円筒支持部に取り付ける場合、回路基板を円筒支持部に取り付け後にコネクタを開口8a’に通して引き出すようにするとよい。
本形態のファン装置は、リード線を支柱部8c1乃至8c4を介さずにモータ支持部8aとの間の空隙を通って引き出される。しかも本形態のファン装置は、リード線保持部29がモータ支持部8a側に位置する点において、第1実施形態のファン装置と同様の特徴を有する。特に2本の腕部29a1、29a2によってリード線保持凹部29bが支持されているため、リード線保持部29の剛性が高く頑丈にモータ支持部8aに設けられている。これにより、ハウジング8単品またはファン装置完成後に何らかの障害物がリード線保持部29に衝突しても破損しにくい。
次に、本発明の第3実施形態に係るファン装置について、図5を参照して、第1実施形態と相違する点を中心に説明する。図5は、第3実施形態のファン装置のハウジングの底面図であるが、図2と同符号は同部位を示している。
本形態のファン装置と第1実施形態のファン装置との相違点は、リード線保持部である。第1実施形態のリード線保持部9は、モータ支持部8aにファン外枠部側へ突出して設けられた構成であるが、本形態のリード線保持部39は腕部39aがファン外枠部8bにモータ支持部8a側へ突出して設けられる。リード線保持凹部39bがその腕部39aの先端から支柱部8c1側に屈曲して設けられている。リード線保持凹部39bには凹溝が形成され、切欠き8b2と凹溝8eとを結ぶ直線上に位置する。リード線(図示略)は第1実施形態と同様にリード線保持凹部39bを通ってファン外枠部8bへ引き出される。
本形態のファン装置でも、リード線を支柱部8c1乃至8c4を介さずにモータ支持部8aとの間の空隙を通る点において、第1実施形態とのファン装置と同様の特徴を有する。
次に、本発明の第4実施形態に係るファン装置について、図6を参照して、第3実施形態と相違する点を中心に説明する。図6は、第3実施形態のファン装置のハウジングの底面図であるが、図5と同符号は同部位を示している。
本形態のファン装置と第3実施形態のファン装置の相違点は、リード線保持部である。第3実施形態のリード線保持部39は、1本の腕部39aの先端にリード線保持凹部39bが設けられた構成であるが、本形態のリード線保持部49は2本の腕部49a1、49a2がファン外枠部8bにモータ支持部8a側へ突出して設けられる。両腕部49a1、49a2の先端をリード線保持凹部49bが連結する。これにより、両腕部49a1、49a2とファン外枠部8bとで閉塞した開口が形成される。リード線保持凹部49bには第3実施形態と同様に凹溝が形成されている。リード線(図示略)は第3実施形態と同様にリード線保持凹部49bを通ってファン外枠部8bへ引き出される。
本形態のファン装置は、リード線を支柱部8c1乃至8c4を介さずにモータ支持部8aとの間の空隙を通って引き出される。リード線保持部49がファン外枠部側に位置する点において、第3実施形態のファン装置と同様の特徴を有する。しかし、特に2本の腕部49a1、49a2によってリード線保持凹部49bが支持されているため、リード線保持部49の剛性が高く頑丈にモータ支持部8aに設けられている。これにより、ハウジング8単品またはファン装置完成後に何らかの障害物がリード線保持部49に衝突しても破損しにくい。
以上、本発明のファン装置を実施するための最良の形態について説明したが、本発明は
これらに限定するものではなく、その趣旨から逸脱することのない範囲で種々の変更が可
能である。
これらに限定するものではなく、その趣旨から逸脱することのない範囲で種々の変更が可
能である。
例えば、各実施形態のハウジング8は端板8b2,8b3を有する構成であるが、端板がないファン外枠円筒部8b1のみのものであってもよい。また、4本の支柱部8c1乃至8c4が端板8b2、8b3の外縁に平行となる方向に延在しているが、モータ支持部8a側の端部を周方向にずらせて傾けて非平行となるように延在させてもよい。また、リード線保持部9、29、39、49による空気抵抗を一層低減するには、これらリード線保持部9、29、39、49の腕部及びリード線保持凹部の断面形状が曲面状となるように形成するとよい。また、リード線保持部9、29、39、49のリード線保持凹部は何れも凹部が形成されているが、リード線10がインペラ2側に移動しなければそのリード線保持凹部の形状は凹部に限るものではなく、片側のみ側壁を設ける構成、傾斜面とする構成、凹部を設けずに平坦面のみとしリード線10とこの平坦面との接触抵抗を大きくする構成、止め部材を用いリード線10を止め部材とリード線保持凹部とで挟持する構成などをあげることができる。
また、上記各実施形態においては、ファンモータ4の軸線方向に空気が流れる、いわゆる軸流型のファン装置を例に上げて説明したが、遠心型のファン装置やクロスフロー型のファン装置にも本発明は適用可能である。
2 インペラ
4 ファンモータ
6 回路基板
8 ハウジング
8a モータ支持部
8b ファン外枠部
8c1乃至8c4 支柱部
9、29、39、49 リード線保持部
10 リード線
4 ファンモータ
6 回路基板
8 ハウジング
8a モータ支持部
8b ファン外枠部
8c1乃至8c4 支柱部
9、29、39、49 リード線保持部
10 リード線
Claims (7)
- ファンモータ、インペラ、ハウジングより構成されるファン装置であって、
前記ファンモータはロータ部とステータ部を有し、外部からリード線を経由して前記ステータに供給される電力により、前記ロータをモータ回転軸の周りで回転させており、
前記インペラは、モータ回転時に気流を発生させるために前記ロータ部に固着されており、
前記ハウジングは、ファン外枠部と、前記ファンモータを固定する、モータ回転軸を略中心として回転方向外径側に延びる円板状のモータ支持部と、更に該モータ支持部を前記ファン外枠部に固定する少なくとも3つ以上の支柱部、および前記リード線を保持するリード線保持部よりなり、該リード線保持部は腕部とリード線保持凹部とを有し、前記腕部の一端は前記モータ支持部または前記ファン外枠部に固定され、前記腕部の他端に前記リード線保持凹部を有し、前記ファンモータから出た前記リード線が前記リード線保持部を介して前記ファン外枠部を経由し、当該ファン装置の外に引き出されることを特徴とするファン装置。 - 請求項1に記載のファン装置において、
前記腕部は少なくとも1本の棒状支柱により形成されていることを特徴とするファン装置。 - 請求項1に記載のファン装置において、
前記モータ支持部には、前記ファンモータを制御する制御基板が固定され、前記リード線が、当該制御基板から出て、前記リード線保持部を介して前記ファン外枠部を経由し、当該ファン装置の外に引き出されることを特徴とするファン装置。 - 請求項1に記載のファン装置において、
前記ハウジングは合成樹脂を主たる材料とした射出成形により一体成形されていることを特徴とするファン装置。 - 請求項4に記載のファン装置において、
前記ハウジングは4本の支柱を有し、
前記ファン外枠部は、前記ファンモータを取り囲むファン外枠円筒部と4つの取付用端板部とを有し、4つの前記取り付け用端板部は該ハウジングの平面図形状が正方形となる様に前記ファン外枠部の外周面に一体形成されており、加えて、それぞれの前記支柱部の一端が、前記取付用端板部の隣接する一対の隅を結ぶ辺の略中央に連結されていることを特徴とするファン装置。 - 請求項5に記載のファン装置において、
前記ハウジングの前記リード線保持部が延びる方向にある前記取付用端板部には、前記リード線を保持する凹溝部があり、前記リード線は該凹溝部を経由して、当該ファン装置の外に引き出されることを特徴とするファン装置。 - 請求項6に記載のファン装置において、
前記モータ支持部には、前記ファンモータを制御する制御基板が固定され、前記リード線が、当該制御基板から出て、前記リード線保持部および前記凹溝部を経由し、当該ファン装置の外に引き出されることを特徴とするファン装置。
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