JP2002039091A - 送風機 - Google Patents
送風機Info
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- JP2002039091A JP2002039091A JP2000220900A JP2000220900A JP2002039091A JP 2002039091 A JP2002039091 A JP 2002039091A JP 2000220900 A JP2000220900 A JP 2000220900A JP 2000220900 A JP2000220900 A JP 2000220900A JP 2002039091 A JP2002039091 A JP 2002039091A
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- JP
- Japan
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- shaft
- sleeve
- diameter portion
- rolling groove
- ring
- Prior art date
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/05—Shafts or bearings, or assemblies thereof, specially adapted for elastic fluid pumps
- F04D29/056—Bearings
- F04D29/0563—Bearings cartridges
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D25/00—Pumping installations or systems
- F04D25/02—Units comprising pumps and their driving means
- F04D25/06—Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven
- F04D25/0606—Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven the electric motor being specially adapted for integration in the pump
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/05—Shafts or bearings, or assemblies thereof, specially adapted for elastic fluid pumps
- F04D29/056—Bearings
- F04D29/059—Roller bearings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】部品点数が少なく、また組み付けも容易で製造
コストを低減でき、また、モータの軸は太くできて耐久
性に優れ、かつ回転振れを極力防止できて、静粛性に優
れた軸受構造を有する送風機を提供する。 【解決手段】スリーブ6と軸7を備え、軸は大径部7a
と一端部のみ小径部7bとした二段軸で、大径部の適所
外周に第一内周転動溝19aが形成され、この第一内周
転動溝に対応する第一外周転動溝19bが前記スリーブ
の内周面に形成され、両転動溝間に第一列用のボール2
0aが配設され、軸の小径部7bには内輪21がスライ
ド可能に嵌められ、この内輪外周面の第二内周転動溝2
2aと、これに対応するよう前記スリーブの内周面に形
成された第二外周転動溝22bとの間に第二列用のボー
ル20bが配設され、また、軸の小径部における外端寄
りに止め環23を備え、この止め環と前記内輪の外端面
との間に予圧ばね24を設けて内輪へ適正予圧を付与し
てなる軸受装置にて羽根車10の回転中心部分を支持す
る構成とした。
コストを低減でき、また、モータの軸は太くできて耐久
性に優れ、かつ回転振れを極力防止できて、静粛性に優
れた軸受構造を有する送風機を提供する。 【解決手段】スリーブ6と軸7を備え、軸は大径部7a
と一端部のみ小径部7bとした二段軸で、大径部の適所
外周に第一内周転動溝19aが形成され、この第一内周
転動溝に対応する第一外周転動溝19bが前記スリーブ
の内周面に形成され、両転動溝間に第一列用のボール2
0aが配設され、軸の小径部7bには内輪21がスライ
ド可能に嵌められ、この内輪外周面の第二内周転動溝2
2aと、これに対応するよう前記スリーブの内周面に形
成された第二外周転動溝22bとの間に第二列用のボー
ル20bが配設され、また、軸の小径部における外端寄
りに止め環23を備え、この止め環と前記内輪の外端面
との間に予圧ばね24を設けて内輪へ適正予圧を付与し
てなる軸受装置にて羽根車10の回転中心部分を支持す
る構成とした。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主としてオフィスオ
ートメーション機器の冷却用に好適な送風機に関する。
ートメーション機器の冷却用に好適な送風機に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】オフィス−オートメーション
機器冷却用送風機のモータに使用する従来の複列軸受構
造は、図8に示すように、モータの軸101に2個一対
の玉軸受102、103を嵌めてある。
機器冷却用送風機のモータに使用する従来の複列軸受構
造は、図8に示すように、モータの軸101に2個一対
の玉軸受102、103を嵌めてある。
【0003】しかして各玉軸受102、103の内輪1
02a、103aは軸101へすきまばめし、また、各
外輪102b、103bも軸受ハウジングたるスリーブ
104の内面にそれぞれすきまばめしてある。
02a、103aは軸101へすきまばめし、また、各
外輪102b、103bも軸受ハウジングたるスリーブ
104の内面にそれぞれすきまばめしてある。
【0004】ヨーク105側の一方の左側玉軸受102
の内輪102aの外端面と、羽根車108の前面板10
8aと一体をなすヨーク105の前面板105aとの間
には圧縮コイルスプリング106を介在せしめて両玉軸
受に予圧を付与しており、軸101の右端部には玉軸受
103を止めるための軸101に固定した止め環107
を設けてある。
の内輪102aの外端面と、羽根車108の前面板10
8aと一体をなすヨーク105の前面板105aとの間
には圧縮コイルスプリング106を介在せしめて両玉軸
受に予圧を付与しており、軸101の右端部には玉軸受
103を止めるための軸101に固定した止め環107
を設けてある。
【0005】しかして図9に示す予圧付与手段の場合
は、ヨーク105と玉軸受102との間の隙間が狭くて
圧縮コイルスプリング106を組み込む作業が容易では
なく、しかもこの圧縮コイルスプリングの組み込み作業
は送風機の組み立て時に行なわなければならず、送風機
の組み立て作業が煩雑となる。
は、ヨーク105と玉軸受102との間の隙間が狭くて
圧縮コイルスプリング106を組み込む作業が容易では
なく、しかもこの圧縮コイルスプリングの組み込み作業
は送風機の組み立て時に行なわなければならず、送風機
の組み立て作業が煩雑となる。
【0006】また、予圧はヨーク105とこのヨークに
対向する玉軸受102との間隔に依存するが、この間隔
を正確に設定することは困難であり、したがって適正予
圧を付与するのは難しい。
対向する玉軸受102との間隔に依存するが、この間隔
を正確に設定することは困難であり、したがって適正予
圧を付与するのは難しい。
【0007】さらに、スリーブ104の両端内側には玉
軸受の外輪を嵌め込む大内径部104a、104bを形
成して、各奥端に玉軸受外輪の当たり段部を形成する
が、大内径部104a、104bがスリーブと同心に形
成されてないと、軸組付後の回転が偏心し、振動、騒音
の発生の原因となるので、大内径部の切削加工は厳密さ
が要求される。
軸受の外輪を嵌め込む大内径部104a、104bを形
成して、各奥端に玉軸受外輪の当たり段部を形成する
が、大内径部104a、104bがスリーブと同心に形
成されてないと、軸組付後の回転が偏心し、振動、騒音
の発生の原因となるので、大内径部の切削加工は厳密さ
が要求される。
【0008】以上のように、従来の複列軸受を使用した
送風機では内外輪よりなる玉軸受が2個必要で、しかも
予圧ばねの組み付け工程が煩雑で製造コストが高くつ
く。
送風機では内外輪よりなる玉軸受が2個必要で、しかも
予圧ばねの組み付け工程が煩雑で製造コストが高くつ
く。
【0009】また、モータの軸は径が大であるほど剛性
が大で、回転振れが少なく、したがって振動音が小で静
粛性、耐久性に優れたものになるが、従来のものでは内
外輪よりなる玉軸受を軸に設けてあるので、玉軸受の内
輪と外輪の各厚さ(半径方向の厚さ)を加えた厚さに相
当する分だけ軸101の径は小となり、したがって耐久
性、振動振れの防止、振動音の発生の減少という要求は
期し難い。
が大で、回転振れが少なく、したがって振動音が小で静
粛性、耐久性に優れたものになるが、従来のものでは内
外輪よりなる玉軸受を軸に設けてあるので、玉軸受の内
輪と外輪の各厚さ(半径方向の厚さ)を加えた厚さに相
当する分だけ軸101の径は小となり、したがって耐久
性、振動振れの防止、振動音の発生の減少という要求は
期し難い。
【0010】
【本発明の目的】本発明の目的とするところは、部品点
数が少なく、また組み付けも容易で製造コストを低減で
き、また、モータの軸は太くできて耐久性に優れ、かつ
回転振れを極力防止できて、静粛性に優れた軸受構造を
有する送風機を提供することにある。
数が少なく、また組み付けも容易で製造コストを低減で
き、また、モータの軸は太くできて耐久性に優れ、かつ
回転振れを極力防止できて、静粛性に優れた軸受構造を
有する送風機を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る送風機は、通電されること
により羽根車が回転させられる送風機において、羽根車
の回転中心部分を、スリーブと軸を備え、軸は大径部と
一端部のみ小径部とした二段軸で、大径部の適所外周に
第一内周転動溝が形成され、この第一内周転動溝に対応
する第一外周転動溝が前記スリーブの内周面に形成さ
れ、両転動溝間に第一列用のボールが配設され、軸の小
径部には内輪がスライド可能に嵌められ、この内輪外周
面の第二内周転動溝と、これに対応するよう前記スリー
ブの内周面に形成された第二外周転動溝との間に第二列
用のボールが配設され、また、軸の小径部における外端
寄りに止め環を備え、この止め環と前記内輪の外端面と
の間に予圧ばねを設けて内輪へ適正予圧を付与してなる
軸受装置にて支持してなる構成のものとしてある。
に、本発明の請求項1に係る送風機は、通電されること
により羽根車が回転させられる送風機において、羽根車
の回転中心部分を、スリーブと軸を備え、軸は大径部と
一端部のみ小径部とした二段軸で、大径部の適所外周に
第一内周転動溝が形成され、この第一内周転動溝に対応
する第一外周転動溝が前記スリーブの内周面に形成さ
れ、両転動溝間に第一列用のボールが配設され、軸の小
径部には内輪がスライド可能に嵌められ、この内輪外周
面の第二内周転動溝と、これに対応するよう前記スリー
ブの内周面に形成された第二外周転動溝との間に第二列
用のボールが配設され、また、軸の小径部における外端
寄りに止め環を備え、この止め環と前記内輪の外端面と
の間に予圧ばねを設けて内輪へ適正予圧を付与してなる
軸受装置にて支持してなる構成のものとしてある。
【0012】本発明の請求項2に係る送風機は、枠体の
中央部にベース体がステーによって支持されて設けら
れ、ベース体の前部には軸受筒を一体に設けて、この軸
受筒の外側に、鉄心とコイルよりなるステータが設けら
れ、前面板の外周に形成したフランジ外周に適数の羽根
を有する羽根車の前記前面板に、前面板の外周に形成し
たフランジに前記ステータに対応する磁石を有するヨー
ク板の前面板を固定したヨークの中心部を、スリーブと
軸を備え、軸は大径部と一端部のみ小径部とした二段軸
で、大径部の適所外周に第一内周転動溝が形成され、こ
の第一内周転動溝に対応する第一外周転動溝が前記スリ
ーブの内周面に形成され、両転動溝間に第一列用のボー
ルが配設され、軸の小径部には内輪がスライド可能に嵌
められ、この内輪外周面の第二内周転動溝と、これに対
応するよう前記スリーブの内周面に形成された第二外周
転動溝との間に第二列用のボールが配設され、また、軸
の小径部における外端寄りに止め環を備え、この止め環
と前記内輪の外端面との間に予圧ばねを設けて内輪へ適
正予圧を付与してなる軸受装置の軸に嵌合、固定してな
る構成のものとしてある。
中央部にベース体がステーによって支持されて設けら
れ、ベース体の前部には軸受筒を一体に設けて、この軸
受筒の外側に、鉄心とコイルよりなるステータが設けら
れ、前面板の外周に形成したフランジ外周に適数の羽根
を有する羽根車の前記前面板に、前面板の外周に形成し
たフランジに前記ステータに対応する磁石を有するヨー
ク板の前面板を固定したヨークの中心部を、スリーブと
軸を備え、軸は大径部と一端部のみ小径部とした二段軸
で、大径部の適所外周に第一内周転動溝が形成され、こ
の第一内周転動溝に対応する第一外周転動溝が前記スリ
ーブの内周面に形成され、両転動溝間に第一列用のボー
ルが配設され、軸の小径部には内輪がスライド可能に嵌
められ、この内輪外周面の第二内周転動溝と、これに対
応するよう前記スリーブの内周面に形成された第二外周
転動溝との間に第二列用のボールが配設され、また、軸
の小径部における外端寄りに止め環を備え、この止め環
と前記内輪の外端面との間に予圧ばねを設けて内輪へ適
正予圧を付与してなる軸受装置の軸に嵌合、固定してな
る構成のものとしてある。
【0013】本発明の請求項3に係る送風機は、枠体の
中央部にベース体がステーによって支持されて設けら
れ、ベース体の前部には軸受筒を一体に設けて、この軸
受筒の外側に、鉄心とコイルよりなるステータが設けら
れ、前面板の外周に形成したフランジ外周に適数の羽根
を有する羽根車の前記前面板に、前面板の外周に形成し
たフランジに前記ステータに対応する磁石を有するヨー
ク板の前面板を固定したヨークの中心部を、スリーブと
軸を備え、軸は大径部と一端部のみ小径部とした二段軸
で、大径部の適所外周に第一内周転動溝が形成され、こ
の第一内周転動溝に対応する第一外周転動溝が前記スリ
ーブの内周面に形成され、両転動溝間に第一列用のボー
ルが配設され、軸の小径部には内輪がスライド可能に嵌
められ、この内輪外周面の第二内周転動溝と、これに対
応するよう前記スリーブの内周面に形成された第二外周
転動溝との間に第二列用のボールが配設され、また、軸
の小径部における外端寄りに止め環を備え、この止め環
と前記内輪の外端面との間に予圧ばねを設けて内輪へ適
正予圧を付与してなる軸受装置の前記スリーブに嵌合、
固定してなる構成のものとしてある。
中央部にベース体がステーによって支持されて設けら
れ、ベース体の前部には軸受筒を一体に設けて、この軸
受筒の外側に、鉄心とコイルよりなるステータが設けら
れ、前面板の外周に形成したフランジ外周に適数の羽根
を有する羽根車の前記前面板に、前面板の外周に形成し
たフランジに前記ステータに対応する磁石を有するヨー
ク板の前面板を固定したヨークの中心部を、スリーブと
軸を備え、軸は大径部と一端部のみ小径部とした二段軸
で、大径部の適所外周に第一内周転動溝が形成され、こ
の第一内周転動溝に対応する第一外周転動溝が前記スリ
ーブの内周面に形成され、両転動溝間に第一列用のボー
ルが配設され、軸の小径部には内輪がスライド可能に嵌
められ、この内輪外周面の第二内周転動溝と、これに対
応するよう前記スリーブの内周面に形成された第二外周
転動溝との間に第二列用のボールが配設され、また、軸
の小径部における外端寄りに止め環を備え、この止め環
と前記内輪の外端面との間に予圧ばねを設けて内輪へ適
正予圧を付与してなる軸受装置の前記スリーブに嵌合、
固定してなる構成のものとしてある。
【0014】本発明の請求項4に係る送風機は、枠体の
中央部にベース体がステーによって支持されて設けら
れ、ベース体の前部には軸受筒を一体に設けて、この軸
受筒の外側に、鉄心とコイルよりなるステータが設けら
れ、前面板の外周に形成したフランジ外周に適数の羽根
を有する羽根車の前記前面板に、前面板の外周に形成し
たフランジに前記ステータに対応する磁石を有するヨー
ク板の前面板を固定したヨークの中心部を、スリーブと
軸を備え、軸は大径部と一端部のみ小径部とした二段軸
で、大径部の適所外周に第一内周転動溝が形成され、こ
の第一内周転動溝に対応する第一外周転動溝が前記スリ
ーブの内周面に形成され、両転動溝間に第一列用のボー
ルが配設され、軸の小径部には内輪がスライド可能に嵌
められ、この内輪外周面の第二内周転動溝と、これに対
応するよう前記スリーブの内周面に形成された第二外周
転動溝との間に第二列用のボールが配設され、また、軸
の小径部における外端寄りに止め環を備え、この止め環
と前記内輪の外端面との間に予圧ばねを設けて内輪へ適
正予圧を付与してなる軸受装置の前記スリーブに嵌合、
固定し、軸受装置が前記軸受筒内にスリーブがその軸線
回りに回転できるように設けられ、かつ軸の端部をベー
ス体に固定してなる構成のものとしてある。
中央部にベース体がステーによって支持されて設けら
れ、ベース体の前部には軸受筒を一体に設けて、この軸
受筒の外側に、鉄心とコイルよりなるステータが設けら
れ、前面板の外周に形成したフランジ外周に適数の羽根
を有する羽根車の前記前面板に、前面板の外周に形成し
たフランジに前記ステータに対応する磁石を有するヨー
ク板の前面板を固定したヨークの中心部を、スリーブと
軸を備え、軸は大径部と一端部のみ小径部とした二段軸
で、大径部の適所外周に第一内周転動溝が形成され、こ
の第一内周転動溝に対応する第一外周転動溝が前記スリ
ーブの内周面に形成され、両転動溝間に第一列用のボー
ルが配設され、軸の小径部には内輪がスライド可能に嵌
められ、この内輪外周面の第二内周転動溝と、これに対
応するよう前記スリーブの内周面に形成された第二外周
転動溝との間に第二列用のボールが配設され、また、軸
の小径部における外端寄りに止め環を備え、この止め環
と前記内輪の外端面との間に予圧ばねを設けて内輪へ適
正予圧を付与してなる軸受装置の前記スリーブに嵌合、
固定し、軸受装置が前記軸受筒内にスリーブがその軸線
回りに回転できるように設けられ、かつ軸の端部をベー
ス体に固定してなる構成のものとしてある。
【0015】本発明の請求項5に係る送風機は、枠体の
中央部にベース体がステーによって支持されて設けら
れ、ベース体の外周に形成された前方へ突出するフラン
ジの内周面に鉄心とコイルよりなるステータが設けら
れ、前面板の外周に形成したフランジ外周に適数の羽根
を有する羽根車の前記前面板の後面に設けた支持板の中
心部を、スリーブと軸を備え、軸は大径部と一端部のみ
小径部とした二段軸で、大径部の適所外周に第一内周転
動溝が形成され、この第一内周転動溝に対応する第一外
周転動溝が前記スリーブの内周面に形成され、両転動溝
間に第一列用のボールが配設され、軸の小径部には内輪
がスライド可能に嵌められ、この内輪外周面の第二内周
転動溝と、これに対応するよう前記スリーブの内周面に
形成された第二外周転動溝との間に第二列用のボールが
配設され、また、軸の小径部における外端寄りに止め環
を備え、この止め環と前記内輪の外端面との間に予圧ば
ねを設けて内輪へ適正予圧を付与してなる軸受装置の前
記スリーブに嵌合、固定し、軸受装置のスリーブ外側に
は前記ステータのコイルに対応する磁石を筒状ヨークを
介在して設け、かつ軸の端部をベース体に固定してなる
構成のものとしてある。
中央部にベース体がステーによって支持されて設けら
れ、ベース体の外周に形成された前方へ突出するフラン
ジの内周面に鉄心とコイルよりなるステータが設けら
れ、前面板の外周に形成したフランジ外周に適数の羽根
を有する羽根車の前記前面板の後面に設けた支持板の中
心部を、スリーブと軸を備え、軸は大径部と一端部のみ
小径部とした二段軸で、大径部の適所外周に第一内周転
動溝が形成され、この第一内周転動溝に対応する第一外
周転動溝が前記スリーブの内周面に形成され、両転動溝
間に第一列用のボールが配設され、軸の小径部には内輪
がスライド可能に嵌められ、この内輪外周面の第二内周
転動溝と、これに対応するよう前記スリーブの内周面に
形成された第二外周転動溝との間に第二列用のボールが
配設され、また、軸の小径部における外端寄りに止め環
を備え、この止め環と前記内輪の外端面との間に予圧ば
ねを設けて内輪へ適正予圧を付与してなる軸受装置の前
記スリーブに嵌合、固定し、軸受装置のスリーブ外側に
は前記ステータのコイルに対応する磁石を筒状ヨークを
介在して設け、かつ軸の端部をベース体に固定してなる
構成のものとしてある。
【0016】本発明の請求項6に係る送風機は、請求項
1〜5に記載の第一列用及び第二列用のボールをセラミ
ック製のものとしてある。
1〜5に記載の第一列用及び第二列用のボールをセラミ
ック製のものとしてある。
【0017】本発明の請求項7に係る送風機は、請求項
1〜5に記載の内輪の外径を軸の大径部と同径とし、か
つ第一列用及び第二列用のボールを同径としてある。
1〜5に記載の内輪の外径を軸の大径部と同径とし、か
つ第一列用及び第二列用のボールを同径としてある。
【0018】
【実施例】<第1実施例>この実施例の送風機は軸が回
転するタイプのもので、図1〜3における符号1は送風
機本体の合成樹脂製枠体を示す。
転するタイプのもので、図1〜3における符号1は送風
機本体の合成樹脂製枠体を示す。
【0019】枠体の中央部には数本のステー2によって
支持されるベース体3が枠体と一体に設けられており、
ベース体3は外周に前方突出のフランジ3aを有する短
筒状体で構成してある。
支持されるベース体3が枠体と一体に設けられており、
ベース体3は外周に前方突出のフランジ3aを有する短
筒状体で構成してある。
【0020】ベース体3には前方(図では左方向)に突
出する軸受筒4を一体に設けてあり、この軸受筒4に
は、鉄心5aとコイル5bよりなるステータ5を外側に
設けてあり、また、内側に外輪兼用のスリーブ6を接着
固定してある。
出する軸受筒4を一体に設けてあり、この軸受筒4に
は、鉄心5aとコイル5bよりなるステータ5を外側に
設けてあり、また、内側に外輪兼用のスリーブ6を接着
固定してある。
【0021】スリーブ6内には後述する軸受装置によっ
て支承される軸7を設けてあり、この軸におけるスリー
ブ6より突出する先端部に、ロータたるヨーク8の前面
板8aに形成した中心孔用のハブ8cを嵌合、固定して
ある。
て支承される軸7を設けてあり、この軸におけるスリー
ブ6より突出する先端部に、ロータたるヨーク8の前面
板8aに形成した中心孔用のハブ8cを嵌合、固定して
ある。
【0022】ヨーク8は前面板8aの外周に後向きフラ
ンジ8bを有し、このフランジの内周面に前記ステータ
5に対応する磁石9を設けてある。
ンジ8bを有し、このフランジの内周面に前記ステータ
5に対応する磁石9を設けてある。
【0023】またヨーク8の前面板8aには、前面板1
0aと外周に後向きフランジ10bを有し、このフラン
ジの外周に適数の羽根11を有する羽根車10の前面板
10aをへリベット12止め等で適宜取り付けてある。
0aと外周に後向きフランジ10bを有し、このフラン
ジの外周に適数の羽根11を有する羽根車10の前面板
10aをへリベット12止め等で適宜取り付けてある。
【0024】なお、符号13はステータのコイルへ端子
を接続したプリント基板で、ステータの鉄心保持体14
にねじ15で固定してあり、符号16はプリント基板の
通電用リード線、17は電子部品収納部を示す。また、
符号18は軸7の外周に嵌めた防塵用の樹脂製ワッシャ
ーであり、このワッシャーは軸受装置のスリーブ6と軸
7の間の隙間から軸受装置内に塵埃が侵入するのを防止
している。
を接続したプリント基板で、ステータの鉄心保持体14
にねじ15で固定してあり、符号16はプリント基板の
通電用リード線、17は電子部品収納部を示す。また、
符号18は軸7の外周に嵌めた防塵用の樹脂製ワッシャ
ーであり、このワッシャーは軸受装置のスリーブ6と軸
7の間の隙間から軸受装置内に塵埃が侵入するのを防止
している。
【0025】このような送風機ではステータのコイルへ
通電することによりヨーク8が回転させられ、ヨークと
結合している羽根車10が回転して、羽根11により送
風する。
通電することによりヨーク8が回転させられ、ヨークと
結合している羽根車10が回転して、羽根11により送
風する。
【0026】しかして本発明においては軸を支承する軸
受装置に特徴を有し、以下にその詳細を図4により説明
する。
受装置に特徴を有し、以下にその詳細を図4により説明
する。
【0027】軸7は大径部7aと一端部のみ小径部7b
とした二段軸としてあって、大径部の適所外周には第一
内周転動溝19aを形成してあり、この第一転動溝19
aに対応する第一外周転動溝19bを前記スリーブ6の
内周面に形成してあり、両転動溝19a、19b間に第
一列用の鋼製もしくはセラミック製のボール20aを配
設してある。
とした二段軸としてあって、大径部の適所外周には第一
内周転動溝19aを形成してあり、この第一転動溝19
aに対応する第一外周転動溝19bを前記スリーブ6の
内周面に形成してあり、両転動溝19a、19b間に第
一列用の鋼製もしくはセラミック製のボール20aを配
設してある。
【0028】軸の小径部7bには外径が軸の大径部と同
径をなす内輪21をスライド可能に嵌めてあり、また、
この内輪の外周面に形成した第二内周転動溝22aと、
これに対応するよう第二外周転動溝22bを前記スリー
ブの内周面に形成してあって、両転動溝22a、22b
間に第二列用の鋼製もしくはセラミック製のボール20
bを配設してある。
径をなす内輪21をスライド可能に嵌めてあり、また、
この内輪の外周面に形成した第二内周転動溝22aと、
これに対応するよう第二外周転動溝22bを前記スリー
ブの内周面に形成してあって、両転動溝22a、22b
間に第二列用の鋼製もしくはセラミック製のボール20
bを配設してある。
【0029】また、小径部の外端寄り外周には止め環2
3を設けてあって、この止め環23と内輪21の外端面
との間に予圧ばね24を介在せしめてある。
3を設けてあって、この止め環23と内輪21の外端面
との間に予圧ばね24を介在せしめてある。
【0030】この予圧ばね24は図3、4に示すように
圧縮コイルスプリングを使用する場合もあるし、皿ばね
や板ばね等の他の圧縮ばねを使用する場合もある。
圧縮コイルスプリングを使用する場合もあるし、皿ばね
や板ばね等の他の圧縮ばねを使用する場合もある。
【0031】なお、ボール20a、20bは同径のもの
としてあり、材質はセラミック製のものが硬度が大で、
耐摩耗性、耐久性に優れている。また、セラミック製の
ボールを軸受装置に備える送風機では高回転域での使用
が可能であり、静粛性の向上も期すことができる。
としてあり、材質はセラミック製のものが硬度が大で、
耐摩耗性、耐久性に優れている。また、セラミック製の
ボールを軸受装置に備える送風機では高回転域での使用
が可能であり、静粛性の向上も期すことができる。
【0032】この軸受装置においては、軸の第一内周転
動溝19aとスリーブの第一外周転動溝19b間にボー
ル20aを入れ、また、内輪の第二内周転動溝22aと
スリーブの第二外周転動溝22b間にボール20bを入
れた後、内輪21の外端面に予圧ばね24を押し当て、
この圧縮ばねの弾性復元力によって内輪21へ軸と平行
に予圧を掛けた状態で軸の小径部7bに止め環23を取
り付ける。
動溝19aとスリーブの第一外周転動溝19b間にボー
ル20aを入れ、また、内輪の第二内周転動溝22aと
スリーブの第二外周転動溝22b間にボール20bを入
れた後、内輪21の外端面に予圧ばね24を押し当て、
この圧縮ばねの弾性復元力によって内輪21へ軸と平行
に予圧を掛けた状態で軸の小径部7bに止め環23を取
り付ける。
【0033】この第1実施例の送風機は、ベース体3の
軸受筒4にステータ5を取り付けておき、前述のように
組まれ、予圧ばね24によって適性予圧が付与された完
成品の軸受装置の軸7に、羽根車10と一体結合してい
るヨーク8の中心ハブ8cを嵌合、固定し、この軸受装
置のスリーブ6をベース体3の軸受筒4内に嵌入、接着
固定することにより容易に組み立てできる。
軸受筒4にステータ5を取り付けておき、前述のように
組まれ、予圧ばね24によって適性予圧が付与された完
成品の軸受装置の軸7に、羽根車10と一体結合してい
るヨーク8の中心ハブ8cを嵌合、固定し、この軸受装
置のスリーブ6をベース体3の軸受筒4内に嵌入、接着
固定することにより容易に組み立てできる。
【0034】このようにして製造された送風機は、その
軸受装置が内外輪よりなる玉軸受を必要としないので、
玉軸受の内輪の厚さと外輪の厚さに相当する分だけ軸の
大径部7aの軸径を大にすることができ、また小径部7
bの軸径も玉軸受の外輪を必要としないので、その分だ
け大径にでき、軸は全体に太くできる。したがって軸は
剛性が大で耐久性に優れ、かつ回転振れを極力抑えて、
静粛性に優れたものとすることができる。
軸受装置が内外輪よりなる玉軸受を必要としないので、
玉軸受の内輪の厚さと外輪の厚さに相当する分だけ軸の
大径部7aの軸径を大にすることができ、また小径部7
bの軸径も玉軸受の外輪を必要としないので、その分だ
け大径にでき、軸は全体に太くできる。したがって軸は
剛性が大で耐久性に優れ、かつ回転振れを極力抑えて、
静粛性に優れたものとすることができる。
【0035】また、軸受装置は複列軸受装置ではある
が、スリーブ内周面には第一、第二の外周転動溝を複列
に形成してあるので、1個のスリーブが外輪を兼用し、
玉軸受を2個使用する必要はない。したがってスリーブ
のほかに玉軸受の外輪を2個使用する必要はなく、ま
た、内輪も軸の小径部側のもの1個で済む。
が、スリーブ内周面には第一、第二の外周転動溝を複列
に形成してあるので、1個のスリーブが外輪を兼用し、
玉軸受を2個使用する必要はない。したがってスリーブ
のほかに玉軸受の外輪を2個使用する必要はなく、ま
た、内輪も軸の小径部側のもの1個で済む。
【0036】さらに、予圧ばねは軸受装置に予め組み付
けておくので、送風機の組み立ての際には従来の送風機
のように狭い空間に予圧ばねを組み込む細かい面倒な作
業が不要となる。
けておくので、送風機の組み立ての際には従来の送風機
のように狭い空間に予圧ばねを組み込む細かい面倒な作
業が不要となる。
【0037】<第2実施例>この実施例は軸は固定でス
リーブが回転するタイプの送風機であり、以下図5によ
り詳細に説明する。
リーブが回転するタイプの送風機であり、以下図5によ
り詳細に説明する。
【0038】枠体1は第1実施例と同じ構造で、中央部
にベース体3が設けられている。ベース体3には前方
(図では左方向)に突出する軸受筒4を一体に設けてあ
り、この軸受筒4の外側には、鉄心5aとコイル5bよ
りなるステータ5を設けてある。
にベース体3が設けられている。ベース体3には前方
(図では左方向)に突出する軸受筒4を一体に設けてあ
り、この軸受筒4の外側には、鉄心5aとコイル5bよ
りなるステータ5を設けてある。
【0039】また、軸受筒4内には、前述の図4に示す
スリーブ6と軸7及び両者間にボール20a、20bを
複列に配した軸受装置(ただし左右方向は逆)が、その
軸7の大径部後端をねじ25等によりベース体3のボス
26内に固定して設けられており、スリーブ6は外径が
軸受筒4の内径よりも小で、軸受筒4に対して回転でき
るようになっている。
スリーブ6と軸7及び両者間にボール20a、20bを
複列に配した軸受装置(ただし左右方向は逆)が、その
軸7の大径部後端をねじ25等によりベース体3のボス
26内に固定して設けられており、スリーブ6は外径が
軸受筒4の内径よりも小で、軸受筒4に対して回転でき
るようになっている。
【0040】しかしてスリーブ6の前端部には、前面板
8aの外周に形成した後向き(図では右向き)のフラン
ジ8bの内周面に前記ステータ5に対応する磁石9を有
するヨーク8の前面板中心の孔用ハブ8cを嵌合、固定
してある。
8aの外周に形成した後向き(図では右向き)のフラン
ジ8bの内周面に前記ステータ5に対応する磁石9を有
するヨーク8の前面板中心の孔用ハブ8cを嵌合、固定
してある。
【0041】またヨーク8の前面板8aには、前面板1
0aの外周に形成した後向きフランジ10bの外周に適
数の羽根11を有する羽根車10の前面板10aをリベ
ット12止め等で適宜取り付けてある。
0aの外周に形成した後向きフランジ10bの外周に適
数の羽根11を有する羽根車10の前面板10aをリベ
ット12止め等で適宜取り付けてある。
【0042】このような送風機ではステータのコイルへ
通電することによりヨーク8とともにスリーブが回転さ
せられ、ヨークと結合している羽根車10が回転して、
羽根11により送風する。
通電することによりヨーク8とともにスリーブが回転さ
せられ、ヨークと結合している羽根車10が回転して、
羽根11により送風する。
【0043】この実施例の送風機は、ステータ5をベー
ス体3の軸受筒4に取り付けておき、軸受装置のスリー
ブ6にヨークのハブ8cを嵌合固定して羽根車10を取
り付けた軸受装置のスリーブをベース体3の軸受筒4内
に同心に入れて軸の後端をねじ25によってベース体の
ボス26内に固定することにより容易に組立てることが
できる。
ス体3の軸受筒4に取り付けておき、軸受装置のスリー
ブ6にヨークのハブ8cを嵌合固定して羽根車10を取
り付けた軸受装置のスリーブをベース体3の軸受筒4内
に同心に入れて軸の後端をねじ25によってベース体の
ボス26内に固定することにより容易に組立てることが
できる。
【0044】<第3実施例>この実施例も軸が固定でス
リーブが回転するタイプの送風機であり、以下図6によ
り説明する。この実施例のものは、ベース体3に軸受筒
が無いのと、ヨークが筒体であること、ステータ5の取
付位置がベース体である点を異にする。
リーブが回転するタイプの送風機であり、以下図6によ
り説明する。この実施例のものは、ベース体3に軸受筒
が無いのと、ヨークが筒体であること、ステータ5の取
付位置がベース体である点を異にする。
【0045】すなわち、ステータはベース体3における
前向きフランジ3aの内周に設けられ、磁石9は図4に
示す軸受装置のスリーブ6外側に嵌合、固定した環状ヨ
ーク8の外側に取付けてあり、磁石9の外周とステータ
5の内周間には隙間が形成されている。
前向きフランジ3aの内周に設けられ、磁石9は図4に
示す軸受装置のスリーブ6外側に嵌合、固定した環状ヨ
ーク8の外側に取付けてあり、磁石9の外周とステータ
5の内周間には隙間が形成されている。
【0046】しかしてスリーブ6の前端部には、中央部
に嵌合孔用ハブ27aを形成した支持板27のハブ27
bを嵌合、固定してあり、また、支持板27に羽根車1
0の前板部10aをリベット12止め等で適宜取り付け
てある。
に嵌合孔用ハブ27aを形成した支持板27のハブ27
bを嵌合、固定してあり、また、支持板27に羽根車1
0の前板部10aをリベット12止め等で適宜取り付け
てある。
【0047】このような送風機ではステータのコイルへ
通電することによりヨーク8とともにスリーブ6が回転
させられ、支持板27にてスリーブ6に取付けられてい
る羽根車10が回転して、羽根11により送風する。
通電することによりヨーク8とともにスリーブ6が回転
させられ、支持板27にてスリーブ6に取付けられてい
る羽根車10が回転して、羽根11により送風する。
【0048】この実施例の送風機は、ステータ5をベー
ス体のフランジ3aに取り付けておき、また、羽根車1
0と一体結合している支持板27のハブ27aがスリー
ブ6へ嵌合、固定され、しかもスリーブ6にはヨーク8
と磁石9を取付けた軸受装置をステータ5内に入れて、
軸の後端部をねじ25によってベース体3のボス26内
に止めることより容易に組立てることができる。
ス体のフランジ3aに取り付けておき、また、羽根車1
0と一体結合している支持板27のハブ27aがスリー
ブ6へ嵌合、固定され、しかもスリーブ6にはヨーク8
と磁石9を取付けた軸受装置をステータ5内に入れて、
軸の後端部をねじ25によってベース体3のボス26内
に止めることより容易に組立てることができる。
【0049】<第4実施例>図7に示す第4実施例のも
のは、ベース体3を外周に後方突出のフランジ3bを有
する後部開口の有底筒状体で構成してあり、この後部開
口をカバー28で塞ぐことにより、密閉された電装部品
収納室29を形成してあって、この収納室29にプリン
ト基板13や電子部品30等の電装部品を収納してあ
る。
のは、ベース体3を外周に後方突出のフランジ3bを有
する後部開口の有底筒状体で構成してあり、この後部開
口をカバー28で塞ぐことにより、密閉された電装部品
収納室29を形成してあって、この収納室29にプリン
ト基板13や電子部品30等の電装部品を収納してあ
る。
【0050】ベース体3の内底には後方(図では右方
向)へ突出する雌ねじ体のボス3cが形成され、カバー
28に通したねじ31をボスの雌ねじへ螺入せしめてカ
バーをベース体3に着脱自在に取り付けてある。
向)へ突出する雌ねじ体のボス3cが形成され、カバー
28に通したねじ31をボスの雌ねじへ螺入せしめてカ
バーをベース体3に着脱自在に取り付けてある。
【0051】また、ステータ5のコイル5bへの通電用
導線32はステータの鉄心保持体14の脚部14a内に
貫通する孔を通して前記プリント基板13の回路上に接
続されている。
導線32はステータの鉄心保持体14の脚部14a内に
貫通する孔を通して前記プリント基板13の回路上に接
続されている。
【0052】この第4実施例のものでは、電装部品収納
室29を密閉構造とした点を第1実施例のものと異にす
るだけで、他の構造は第1実施例のものと同じである。
室29を密閉構造とした点を第1実施例のものと異にす
るだけで、他の構造は第1実施例のものと同じである。
【0053】上述した第4実施例の送風機では、ベース
体の後部に電装部品収納室を設けてあるので、同収納室
内のプリント基板や電子部品が風洞内を通過する風に含
まれる水分や塵埃あるいは有害期待や有害物質から保護
され、絶縁不良や耐圧不良等の電気絶縁特性の悪化を防
止することができ、もって送風機や送風機の被組付機器
の信頼性を向上させることができるというメリットがあ
る。
体の後部に電装部品収納室を設けてあるので、同収納室
内のプリント基板や電子部品が風洞内を通過する風に含
まれる水分や塵埃あるいは有害期待や有害物質から保護
され、絶縁不良や耐圧不良等の電気絶縁特性の悪化を防
止することができ、もって送風機や送風機の被組付機器
の信頼性を向上させることができるというメリットがあ
る。
【0054】
【作用、効果】本発明に係る送風機は、その軸受装置が
内外輪よりなる玉軸受を必要としないので、玉軸受の内
輪の厚さと外輪の厚さに相当する分だけ軸の大径部の軸
径を大にすることができ、また小径部の軸径も玉軸受の
外輪を必要としないので、その分だけ大径にでき、軸は
全体に太くできる。
内外輪よりなる玉軸受を必要としないので、玉軸受の内
輪の厚さと外輪の厚さに相当する分だけ軸の大径部の軸
径を大にすることができ、また小径部の軸径も玉軸受の
外輪を必要としないので、その分だけ大径にでき、軸は
全体に太くできる。
【0055】したがって軸は剛性が大で耐久性に優れ、
かつ回転振れを極力抑えて、静粛性に優れたものとする
ことができる。
かつ回転振れを極力抑えて、静粛性に優れたものとする
ことができる。
【0056】また、軸受装置は複列軸受装置ではある
が、スリーブ内周面には第一、第二の外周転動溝を複列
に形成してあるので、1個のスリーブが外輪を兼用し、
玉軸受を2個使用する必要はない。
が、スリーブ内周面には第一、第二の外周転動溝を複列
に形成してあるので、1個のスリーブが外輪を兼用し、
玉軸受を2個使用する必要はない。
【0057】したがってスリーブのほかに玉軸受の外輪
を2個使用する必要はなく、また、内輪も軸の小径部側
のもの1個で済む。
を2個使用する必要はなく、また、内輪も軸の小径部側
のもの1個で済む。
【0058】しかも予圧ばねは軸受装置自体に予め組み
付けておく構成としてあるので、送風機の組み立ての際
には予圧ばねによって適正な予圧が付与された状態の完
成品の軸受装置を送風機のベースやロータハブに組み付
ければよく、従来の送風機のように送風機の組み立て時
において狭い空間に予圧ばねを組み込む細かい面倒な作
業が不要であり、送風機の組み立て作業を手際よく、容
易に行なうことができる。
付けておく構成としてあるので、送風機の組み立ての際
には予圧ばねによって適正な予圧が付与された状態の完
成品の軸受装置を送風機のベースやロータハブに組み付
ければよく、従来の送風機のように送風機の組み立て時
において狭い空間に予圧ばねを組み込む細かい面倒な作
業が不要であり、送風機の組み立て作業を手際よく、容
易に行なうことができる。
【0059】さらに、外輪兼用のスリーブ両端の内側に
は大内径部を形成する必要がないので、大内径部がスリ
ーブと同心でないことにより発生する回転振れ、これに
起因する騒音が発生することはない。
は大内径部を形成する必要がないので、大内径部がスリ
ーブと同心でないことにより発生する回転振れ、これに
起因する騒音が発生することはない。
【図1】本発明に係る送風機の第1実施例を示す正面
図。
図。
【図2】本発明に係る送風機の第1実施例を示す背面
図。
図。
【図3】本発明に係る送風機の第1実施例を示す縦断面
図。
図。
【図4】本発明に係る送風機の軸受装置を拡大して示す
縦断面図。
縦断面図。
【図5】本発明に係る送風機の第2実施例を示す縦断面
図。
図。
【図6】本発明に係る送風機の第3実施例を示す縦断面
図。
図。
【図7】本発明に係る送風機の第4実施例を示す縦断面
図。
図。
【図8】従来の送風機の一例を示す縦断面図。
【図9】従来の送風機の軸受装置を拡大して示す縦断面
図。
図。
1 枠体 2 ステー 3 ベース体 4 軸受筒 5 ステータ 6 スリーブ 7 軸 8 ヨーク 9 磁石 10 羽根車 11 羽根 12 リベット 13 プリント基板 14 鉄心保持体 15 ねじ 16 リード線 17 電子部品収納部 18 ワッシャー 19a 第一内周転動溝 19b 第一外周転
動溝 20a 第一列用のボール 20b 第二列用の
ボール 21 内輪 22a 第二内周転動溝 22b 第二外周転
動溝 23 止め環 24 予圧ばね 25 ねじ 26 ボス 27 支持板 28 カバー 29 電装部品収納室 30 電子部品 31 ねじ 32 通電用導線
動溝 20a 第一列用のボール 20b 第二列用の
ボール 21 内輪 22a 第二内周転動溝 22b 第二外周転
動溝 23 止め環 24 予圧ばね 25 ねじ 26 ボス 27 支持板 28 カバー 29 電装部品収納室 30 電子部品 31 ねじ 32 通電用導線
Claims (7)
- 【請求項1】通電されることにより羽根車が回転させら
れる送風機において、羽根車の回転中心部分を、スリー
ブと軸を備え、軸は大径部と一端部のみ小径部とした二
段軸で、大径部の適所外周に第一内周転動溝が形成さ
れ、この第一内周転動溝に対応する第一外周転動溝が前
記スリーブの内周面に形成され、両転動溝間に第一列用
のボールが配設され、軸の小径部には内輪がスライド可
能に嵌められ、この内輪外周面の第二内周転動溝と、こ
れに対応するよう前記スリーブの内周面に形成された第
二外周転動溝との間に第二列用のボールが配設され、ま
た、軸の小径部における外端寄りに止め環を備え、この
止め環と前記内輪の外端面との間に予圧ばねを設けて内
輪へ適正予圧を付与してなる軸受装置にて支持してなる
送風機。 - 【請求項2】枠体の中央部にベース体がステーによって
支持されて設けられ、ベース体の前部には軸受筒を一体
に設けて、この軸受筒の外側に、鉄心とコイルよりなる
ステータが設けられ、前面板の外周に形成したフランジ
外周に適数の羽根を有する羽根車の前記前面板に、前面
板の外周に形成したフランジに前記ステータに対応する
磁石を有するヨーク板の前面板を固定したヨークの中心
部を、スリーブと軸を備え、軸は大径部と一端部のみ小
径部とした二段軸で、大径部の適所外周に第一内周転動
溝が形成され、この第一内周転動溝に対応する第一外周
転動溝が前記スリーブの内周面に形成され、両転動溝間
に第一列用のボールが配設され、軸の小径部には内輪が
スライド可能に嵌められ、この内輪外周面の第二内周転
動溝と、これに対応するよう前記スリーブの内周面に形
成された第二外周転動溝との間に第二列用のボールが配
設され、また、軸の小径部における外端寄りに止め環を
備え、この止め環と前記内輪の外端面との間に予圧ばね
を設けて内輪へ適正予圧を付与してなる軸受装置の軸に
嵌合、固定してなる送風機。 - 【請求項3】枠体の中央部にベース体がステーによって
支持されて設けられ、ベース体の前部には軸受筒を一体
に設けて、この軸受筒の外側に、鉄心とコイルよりなる
ステータが設けられ、前面板の外周に形成したフランジ
外周に適数の羽根を有する羽根車の前記前面板に、前面
板の外周に形成したフランジに前記ステータに対応する
磁石を有するヨーク板の前面板を固定したヨークの中心
部を、スリーブと軸を備え、軸は大径部と一端部のみ小
径部とした二段軸で、大径部の適所外周に第一内周転動
溝が形成され、この第一内周転動溝に対応する第一外周
転動溝が前記スリーブの内周面に形成され、両転動溝間
に第一列用のボールが配設され、軸の小径部には内輪が
スライド可能に嵌められ、この内輪外周面の第二内周転
動溝と、これに対応するよう前記スリーブの内周面に形
成された第二外周転動溝との間に第二列用のボールが配
設され、また、軸の小径部における外端寄りに止め環を
備え、この止め環と前記内輪の外端面との間に予圧ばね
を設けて内輪へ適正予圧を付与してなる軸受装置の前記
スリーブに嵌合、固定してなる送風機。 - 【請求項4】枠体の中央部にベース体がステーによって
支持されて設けられ、ベース体の前部には軸受筒を一体
に設けて、この軸受筒の外側に、鉄心とコイルよりなる
ステータが設けられ、前面板の外周に形成したフランジ
外周に適数の羽根を有する羽根車の前記前面板に、前面
板の外周に形成したフランジに前記ステータに対応する
磁石を有するヨーク板の前面板を固定したヨークの中心
部を、スリーブと軸を備え、軸は大径部と一端部のみ小
径部とした二段軸で、大径部の適所外周に第一内周転動
溝が形成され、この第一内周転動溝に対応する第一外周
転動溝が前記スリーブの内周面に形成され、両転動溝間
に第一列用のボールが配設され、軸の小径部には内輪が
スライド可能に嵌められ、この内輪外周面の第二内周転
動溝と、これに対応するよう前記スリーブの内周面に形
成された第二外周転動溝との間に第二列用のボールが配
設され、また、軸の小径部における外端寄りに止め環を
備え、この止め環と前記内輪の外端面との間に予圧ばね
を設けて内輪へ適正予圧を付与してなる軸受装置の前記
スリーブに嵌合、固定し、軸受装置が前記軸受筒内にス
リーブがその軸線回りに回転できるように設けられ、か
つ軸の端部をベース体に固定してなる送風機。 - 【請求項5】枠体の中央部にベース体がステーによって
支持されて設けられ、ベース体の外周に形成された前方
へ突出するフランジの内周面に鉄心とコイルよりなるス
テータが設けられ、前面板の外周に形成したフランジ外
周に適数の羽根を有する羽根車の前記前面板の後面に設
けた支持板の中心部を、スリーブと軸を備え、軸は大径
部と一端部のみ小径部とした二段軸で、大径部の適所外
周に第一内周転動溝が形成され、この第一内周転動溝に
対応する第一外周転動溝が前記スリーブの内周面に形成
され、両転動溝間に第一列用のボールが配設され、軸の
小径部には内輪がスライド可能に嵌められ、この内輪外
周面の第二内周転動溝と、これに対応するよう前記スリ
ーブの内周面に形成された第二外周転動溝との間に第二
列用のボールが配設され、また、軸の小径部における外
端寄りに止め環を備え、この止め環と前記内輪の外端面
との間に予圧ばねを設けて内輪へ適正予圧を付与してな
る軸受装置の前記スリーブに嵌合、固定し、軸受装置の
スリーブ外側には前記ステータのコイルに対応する磁石
を筒状ヨークを介在して設け、かつ軸の端部をベース体
に固定してなる送風機。 - 【請求項6】請求項1〜5に記載の第一列用及び第二列
用のボールがセラミック製ボールである送風機。 - 【請求項7】請求項1〜5に記載の内輪の外径が軸の大
径部と同径で、かつ第一列用及び第二列用のボールが同
径である送風機。
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