JP5163312B2 - 秤装置 - Google Patents

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本発明は、秤装置に関し、特に秤量皿に載置された複数個の被計量物品(商品)を1被物品当たりの重量で割り算し、該被計量物品の個数を表示部にデジタル式に表示する秤装置に関するものである。
商品等の物品を配送する物流配送センタには、各店舗から配送を要求する注文データが送信されてくる。物流配送センタではこの注文データよりピッキング指示データを作成し、ピッキング指示書として印刷するか、例えばピッキングカートに設置された端末や携帯端末等の端末装置に伝送してその表示をして、ピッキング担当者に伝達している。ピッキング担当者は、印刷されたピッキング指示書或いは表示装置に指示されたピッキング指示書に基づいて、必要な物品(商品)を必要な数量(個数)だけ、陳列棚からピッキングし、ピッキングカートに搭載されているコンテナ等に収納し、配送場所に移送し、該配送場所から注文を受けた各店舗に向けて配送している。
上記ピッキング担当者は、間違った数量(個数)の納品とならないように、上記ピッキングにおいて、上記ピッキング指示書に指示されている数量(個数)とピッキングした物品の数量(個数)が一致しているかを確認する確認作業を行っている。この確認作業に秤装置を使用している。即ち、ピッキングした物品の重量秤装置で計量し、この計量した重量値を1個当たり物品の重量で割ることにより、物品の個数を算出し、ピッキング個数を確認している。
上記秤装置のプログラムモードには、計量モードと設定モードが設けられている。そして計量モードには、上記ピッキング指示書に指示されているピッキング数量(個数)とピッキングした物品の数量が一致しているかを確認する確認プログラムが備えられている。また、設定モードには、商品ファイル等、計量モードを使用する際に予め必要となるデータを設定するためのプログラムが備えられている。また、商品ファイルには、棚番号、商品名、メーカー名、容量、商品コード、定価、単位重量(商品(物品)1個当たりの平均重量)、誤差率等が記憶されている。
同じ商品でも重量は同じではない、近い重量ではあるが個々によって少しずつ異なるため、その異なる重量の違いを平均した単位重量(商品1個当たりの平均重量)を用いる。単位重量の求め方は、単位重量を事前に設定しようとする商品と同一商品を複数個、秤装置の計量皿に載せ、その重量の個数を秤装置に入力し、重量÷個数によりその商品の単位重量を求める。誤差率には10.0%等が入力できるように、正数2桁、少数1桁の項目が設けられている。この誤差率は商品の誤差重量が予め設定されている範囲にあるか否かを判断するために用いている。この誤差率はオペレータが経験則により、例えば5%、10%等の値を入力している。
上記確認プログラムの実行中で、秤装置の計量皿に搭載した商品の重量を単位重量で割った際、誤差が全く無く、1gも異なることなく完全に一致することが殆どないため誤差率が重要となる。秤装置は、以下の計算式を用いて、許容上限重量と許容下限重量を求め搭載重量が許容範囲内にあるか否かを決めている。
事前に設定する誤差率の値が5%、単位重量の値が100g、ピッキング指示数が10個の場合で、確認する商品の重量が1010gとした場合、許容重量上限、下限重量は下記のようになる。
ピッキング指示数10個×単位重量100g=基準重量1000g
単位重量100g÷100%×事前設定の誤差率5%=許容誤差重量5g
基準重量1000g+許容誤差重量5g=許容重量上限重量1005g
基準重量1000g−許容誤差重量5g=許容重量下限重量995g
秤装置は、確認する商品の重量1010gが、上記許容重量下限重量995g〜許容重量上限重量1005gを許容範囲として、該許容範囲の中に入るかを判定する。この場合、秤装置は計った商品の重量が1010gであるから、上記許容範囲を超えるので、計量した商品はピッキング指示個数である10個ではないと判断し、誤差がオーバーした旨のエラー表示を出し、オペレータに知らせるようになっている。
特開昭53−138773号公報 特開2002−98576号公報
上記エラー表示が出た場合、注文データの数量(個数)とピッキングした数量(個数)が正しくない場合があるので、オペレータは、秤装置の計量皿に搭載した商品の数量を再度確認する。しかし、数量は正しい場合、エラーが出た商品の確認作業を中断しなければならない。オペレータはエラーが出た商品の確認を後回しにして、他の商品の確認を先に行い、全ての確認が終了した後に、エラーとなった商品の事前に設定した誤差率の値を変更して、再度、エラーになった商品だけの確認を行っている。誤差率の変更値に既に入力したある誤差率より少し大きい値を入力するが、入力する値に根拠がないので、再度の確認中でエラーとなることもある。
また、エラーが発生した場合、オペレータは、事前設定の誤差率を変更するために、計量モードの確認プログラムを抜け、モードを設定モードに変更し、商品ファイルの設定に移り、更に商品を指定する必要がある。また、事前設定の変更を行った後に再び計量モードの確認プログラムに戻ってこなければならず、作業性が悪いという問題もある。また誤差率の精度も、既に入力してある誤差率より大きい値を入力するしかなく精度が悪いという問題もあった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、誤差率の補正を計量モード中で実データを用い、設定モードに戻ることなく、短時間で、且つ実効性のある誤差率を設定できる秤装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、計量モードと、該計量モードを機能させるための情報を事前に設定するための設定モードと、物品を識別するための情報、単位重量、誤差率などの物品に関する情報を記憶する商品ファイルとを備え、計量モードにおいて、物品を特定し、誤差率に基づいて許容重量範囲を求めて現在の被計量物の計量が許容重量範囲内か否かを判断し、被計量物の数量を表示部にデジタル式に表示する秤装置であって、被計量物の重量が許容重量範囲の範囲外である場合に、オペレータの操作により計量モードにて物品の単位重量と数量と被計量物の重量に基づいて求めた誤差率に商品ファイルの誤差率を補正することができる誤差率補正手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記秤装置において、誤差率補正手段は、計量モードにおいて、被計量物の計量が前記許容重量範囲の範囲外の場合、単位重量に数量を乗算して求めた基準重量から被計量物の計量が離れている重量を求め、該離れている重量が単位重量に対して何パーセントなのかを求める誤差率算出手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、計量モードにおいて、物品を特定し、誤差率に基づいて許容重量範囲を求めて現在の被計量物の計量が許容重量範囲内か否かを判断し、被計量物の数量を表示部にデジタル式に表示する秤装置であって、被計量物の重量が許容重量範囲の範囲外である場合に、オペレータの操作により計量モードにて物品の単位重量と数量と被計量物の重量に基づいて求めた誤差率に商品ファイルの誤差率を補正することができる誤差率補正手段を備えたので、誤差率の補正を計量モードの中で実データを用い、設定モードに戻ることなく補正でき、補正に係る時間を短縮することができる。また、誤差率を超えたときだけ誤差率の補正ができるので、不要な誤差率の補正を減らすことができる。
また、本発明によれば、被計量物(商品)の計量が許容重量範囲の範囲外の場合、単位重量に数量を乗算して求めた基準重量から被計量物の計量が離れている重量を求め、該離れている重量が単位重量に対して何パーセントなのかを求める誤差率算出手段を備えたので、オペレータの数量の数えミスを減らすことができる。また、実効性のある誤差率を設定することができる。
以下、本発明の実施の形態例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る秤装置のブロック構成を示す図である。図示するように、秤装置1は、CPU11、ROM12、RAM13、計量皿14a、ロードセル14b、A/D変換回路15、表示駆動回路16、表示部17、キー入力部18、通信用I/F19、内蔵プリンタ20、及びアラーム音発生部21を備えている。
CPU11はROM12に格納されているプログラムを実行して秤装置1の動作を制御する中央演算装置であり、ROM12は秤装置1が備える各種プログラムを記憶する読み出し専用メモリであり、RAM13は各種データを記憶する一時記憶用の随時書き込み読み出し専用メモリである。
ロードセル14bは、図示は省略するが、金属製(例えば、高力アルミニウム)の起歪体を備え、該起歪体の起歪部に歪みゲージを貼り付けてなる荷重センサである。該起歪体の一端は固定され、他端が可動端となっており、該可動端に荷重が作用することにより、起歪部が変形し、変形に伴って歪みゲージも変形し、その抵抗値が変化する。この抵抗値の変化を電気信号として取り出すように構成している。計量皿14aは、計量する物品を載せる皿であり、該皿上に物品を載せることにより発生する荷重が、上記ロードセル14bの起歪体の可動端に作用するようになっている。
A/D変換回路15は、ロードセル14bから入力されるアナログ電圧信号を該電圧値に比例したパルス数に変換するアナログ・デジタル変換回路である。変換されたパルス信号はCPU11に送られ、CPU11によりパルス数が計測されて荷重値に変換され、計量皿14aに載せられて物品の重量を測定できるようになっている。
表示駆動回路16は、CPU11からの入力信号を表示部17で表示を行うための信号に変換する回路である。表示部17は、秤装置1を操作するためのメニューや、作業指示データから読み出した指示重量値や物品名、オペレータ(作業者)に対するメッセージ、計量中の物品の重量値等の文章・数字・画像データを表示する例えば液晶ディスプレイを備えている。表示データは、CPU11から表示駆動回路16を介して入力される。
キー入力部18は、作業者が計量を行う物品を指定したり、秤装置1の操作を行うための例えばタッチパネルを備えており、表示部17のディスプレイと一体に構成されている。タッチパネルには、数字0〜9の数字キー、小数点キー、重量単位を選択するキー、上下左右の十字キー、決定(リターン)キー、メニュー選択キー等が操作時の操作内容に応じて配設されるようになっている。通信I/F(インタフェース)19は、LANを介して管理サーバー等と接続して各種データの送受信をする(図2参照)ためのインターフェースモジュールである。
内臓プリンタ20は、計量結果を管理する場面において、作業履歴データファイル中のデータを印字する例えば熱転写プリンタである。アラーム音発生部21は、計量した物品(商品)の重量値が所定の許容値を超えたため再計量を促す場合や操作キーの押し間違い等に、例えばブザー音を発生させる警報手段である。
図2は本発明に係る秤装置を用いてピッキング作業を行う物流配送センターと各店舗を結ぶ物流システムの構成を示すブロック図である。物流配送センター30には複数の陳列棚31−1、31−2、31−3、・・・が配設されている。各陳列棚にはバーコードで番号が付けられている。図2では、陳列棚31−1の1段目にはA1−1〜A1−3、2段目にはA2−1〜A2−3、3段目にはA3−1〜A3−3、陳列棚31−2の1段目にはB1−1〜B1−3、2段目にはB2−1〜B2−3、3段目にはB3−1〜B3−3、陳列棚31−3の1段目にはC1−1〜C1−3、2段目にはC2−1〜C2−3、3段目にはC3−1〜C3−3、・・・というようにバーコードが付されている。また、図示は省略するが陳列する物品(商品)にもバーコードで番号が付されている。
また、物流配送センター30には、管理サーバー33が設置され、該管理サーバー33には注文情報ファイル35、ピッキング指示ファイル36、商品ファイル37、印字装置38が接続されている。また、管理サーバー33にはLAN(例えば無線LAN)41を介して複数台のピッキングカート40−1、40−2、40−3、・・・が接続されている。各ピッキングカート40には、秤装置1とバーコードを読み取るスキャナー43が設置されている。また、図示は省略するが商品ファイル37には、各商品(物品)について、その陳列されている棚番号、商品名、メーカー名、容量、商品コード、定価、単位重量、誤差率等のデータが記憶されている。
物流配送センター30の管理サーバー33にはインターネット又はイントラネット53を介して各店舗50−1、50−2、50−3・・・のパソコン(PC)端末51が接続されている。各店舗50−1、50−2、50−3・・・からの注文データを受信できるようになっている。
上記物流システムにおいて、各店舗50−1、50−2、50−3・・・からの注文データは、そのパソコン(PC)端末51からインターネット又はイントラネット53を介して管理サーバー33に送られ、管理サーバー33は該注文データを注文情報ファイル35に記憶すると共に、陳列棚31−1、31−2、31−3、・・・に陳列している物品(商品)の各種データが記憶されている商品ファイル37を参照し、物品のピッキングを指示するピッキング指示データを作成すると共に、該ピッキング指示データをピッキング指示ファイル36に格納し、更に印字装置38からピッキング指示書101、納品書102を印刷発行する。
図3はピッキング指示書の一例を示す図である。図示するように、ピッキング指示書には、当該ピッキング指示書の「NO.」101a、「バーコード」101b、「納品先」101c、「納期」101d、「指示データ」101eが印字されている。また、指示データ101eには、「棚番号」、「商品名」、「メーカー名」、「容量」、「商品コード」、「数量(個数)」等が含まれている。
各ピッキングカート40のオペレータ(ピッキング作業担当者)は、上記印字装置38から発行されたピッキング指示書101を受取り、該ピッキング指示書101のバーコード101bをスキャナー43で読み取って、ピッキング指示書101を特定し、管理サーバー33に伝送する。そしてピッキング指示書101に示されている商品が陳列されている陳列棚にピッキングカート40を移動し、その番号を示すバーコード101bをスキャナー43で読み取ると共に、ピッキングを指示されている商品をピッキングし、該商品に付してある商品コードをスキャナー43読み取り、その読み取りデータを管理サーバー33に送信する。陳列棚からピッキングした商品(物品)を各ピッキングカート40の秤装置1の計量皿14aに搭載されているコンテナにいれる。


秤装置1では後に詳述するように、ピッキングした商品毎にその重量が許容重量の範囲にあるかが判断され、許容重量範囲と判断されれば、ピッキング数量(個数)が正しいと判断される。特定したピッキング指示書101で指示されている全ての商品のピッキングが終了したら、オペレータはピッキングカート40を、物流配送センター30の図示しない配送場所に移送し、そこで商品の収納されたコンテナに、上記印字装置38から発行された納品書102を添付して該配送場所に載置する。そして納期に間に合う時刻に配送車54にコンテナを搭載し、納品先の店舗50に配送する。
秤装置1のプログラムのモードには、計量モードと設定モードとがある。計量モードには、ピッキング指示書で指示した商品のピッキング指示数量と実際にピッキングした商品の数量が等しいかを確認する確認プログラムがある。また、設定モードには、商品ファイル等計量モードを使用する際に予め必要となるデータを設定するためのプログラムがある。
以下、図4及び図5に示すフロー図に従い、秤装置1の確認プログラムについて説明する。図5に示すフローは、管理プログラムの中に存在する補正処理フローである。確認プログラムを実行する前に、予め設定モードで商品ファイル37等の事前設定を行っておく必要がある。次に、上記のように管理サーバー33によりピッキング指示書101を発行し、該ピッキング指示書101に従い、ピッキング指示された商品を指示された数量だけ、陳列棚31からピッキングする。その上でこの確認プログラムを使用する。
先ず、ステップST11では、ピッキング指示書101のNO.を入力する。即ち、ピッキング指示書101のNO.のバーコード101bをピッキングカート40のスキャナー43で読み取り、ピッキング指示書101のデータを管理サーバー33に送信し、管理サーバー33で該データを読み込む。
次に、ステップST12では、ピッキング指示書101のデータを秤装置1の表示部17に表示する。
次に、ステップST13では、ピッキングした商品NO.を入力する。即ち、ピッキングした商品を1つ抜き取り、その商品のバーコード101bをスキャナー43で読み取ることにより、ピッキングした商品NOを入力する。
次に、ステップST14では、上記スキャナー43で読み取った商品がピッキング指示書101に存在するか否かを確認し、存在しない場合はステップST15でエラーを表示部17に表示し、存在する場合はステップST16において、ピッキング指示書101で指示するピッキング指示数に対する許容重量を求め、ステップST17ではピッキングした同一商品の残り全数を秤装置1の計量皿14a上に搭載されているコンテナに入れる。
ステップST18において、重量が安定したら、ステップST19で前記コンテナに入れた商品の重量が許容重量の範囲内かを判断する。即ち、秤装置1の計量皿14a上に搭載したコンテナ内に入れた商品の重量が上記ピッキング指示数、単位重量、誤差率により求められた許容重量の範囲内かの判断を行う。例えば図6に示す商品ファイルの場合、商品コード「4912345678901」、商品名「マヨネーズA」、メーカー名「ABC」、容量「98g」、定価「198円」、単位重量「100g」、誤差率「5.0%」。この許容重量を求める具体的例を下記に示す。
ピッキング指示数10個×単位重量100g=基準重量1000g
単位重量100g÷100%×事前設定の誤差率5%=許容誤差重量5g
基準重量1000g+許容誤差重量5g=許容上限重量1005g
基準重量1000g−許容誤差重量5g=許容下限重量995g
搭載中の数量決定方法は二種ある。一つは、搭載重量が、単位重量、誤差率により求められる、許容下限重量から許容上限重量の範囲にあるかどうかであり、範囲内であれば、ピッキング指示数の数量とする。もう一つは、搭載重量が、許容下限重量から許容上限重量の範囲外にある場合であり、範囲外である場合、単位重量の50%の重量+1gを1とカウントし、その値に単位重量を加算した値までを2とカウントし、更にその値に単位重量を加算した値までを3とカウントし、以降この方法で、4、5、6、とカウントする。例えば、単位重量が100gの商品の場合、51g〜150gを1、151g〜250gを2、251g〜350gを3、とする。これは、搭載中の目安数量を表示するものである。
上記ステップST19において、コンテナに入れた商品の重量が許容重量の範囲内であったら、ステップST20で該コンテナに入っている商品の商品名、数量等が表示部17に表示される。そしてステップST21では、表示内容を確認したら確認キーを押す。
次に、ステップST22では、ピッキング指示書101のデータ内の商品毎にある確認済みをチェックする項目に印を付ける。続いて、ステップST23では、ピッキング指示書101のデータに未確認商品が存在するか否を判断し、未確認商品が存在する場合は、ステップST12に戻って処理を繰り返す。
上記ステップST23において、未確認商品が存在しない場合、ステップST24では、表示部17にピッキング指示書101のデータ表示にピッキング終了キーを表示し、ステップST25で、該ピッキング終了キーを押圧することにより、確認プログラムの処理は終了する。
前記ステップST19において、コンテナに入れた商品の重量が許容重量の範囲内に無い場合、図5の補正プログラムによる補正処理フローに移行する。
図5のステップST31では、表示部17に「ピッキング数量が正しくありません」のメッセージが表示され、そしてピッキング指示書101の商品の商品名と数量が表示される。例えば、商品名「マヨネーズA」と、ピッキング指示データの数量「10」が表示される。なお、ピッキング途中で、即ち商品をコンテナに入れている途中でステップST18で重量が安定した場合にステップST31に移行した場合でも表示部17に「ピッキング数量が正しくありません」のメッセージと、商品名「マヨネーズA」と、ピッキング指示データの数量「10」が表示される。
オペレータ(ピッキング担当者)が間違った数量の商品を秤装置1の計量皿14aに搭載しているコンテナに入れたか、或いはピッキング指示書101のピッキング指示数量と同数の商品をコンテナに入れたが、誤差率の設定値に不備があり、ピッキング指示書101と現在の数量が異なっているかをオペレータが判断し、もしピッキング指示書101のピッキング指示数と同数の商品をコンテナに入れていた場合でも、ステップST31の表示になる場合はテンキーにて、正しい数量の数字を入力する。ステップST32では、このテンキーの入力があったか否かを判断する。
次に、ステップST32でテンキー入力あるか否か判断し、NOの場合は、ステップST33では、秤装置1のキー入力部18から商品数量の増減を行い、図4のステップST18に移行する。YESの場合はステップST34で秤装置1のキー入力部18の操作にて、現在の正しい商品の数量に変更する。
次に、ステップST35で誤差率補正キーを操作し、ステップST36で誤差率を求める。この誤差率は下記するようにして求める。
基準重量1000g−ピッキングした商品の重量1010g=誤差重量10g
誤差重量10g÷単位重量1000g×100%=誤差率10%
次いで、ステップST37でステップST36で計算で得た誤差率を商品ファイルの誤差率の項目に上書きする。このように確認プログラムの実行による実データを用いて、オペレータが確認して、誤差率を補正するので、従来のようにオペレータの経験から誤差率を補正するのに比べて、実効性のある誤差率の補正が可能となる。
また、従来はピッキングした物品の数量がピッキング指示書101によるピッキング指示通りの数量であるにもかかわらず、計量した重量が許容重量範囲を超えてエラーとなった場合、誤差率の変更には、計量モードの確認プログラムを抜け、モードを設定モードに変更し、商品ファイルの設定モードに移り、商品ファイルの設定を行う必要があったが、本発明では、確認プログラムの補正処理で行うので、誤差率の補正処理が短時間ででき、且つ実効性のある誤差率の補正ができる。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態例では、ピッキング指示書101を印字装置38で印字しているが、管理サーバー33からピッキングカート40にピッキング指示書101のデータを送り、秤装置1の表示部17にピッキング指示書101のデータを表示するようにしてもよい。
本発明に係る秤装置のブロック構成を示す図である。 本発明に係る秤装置を用いてピッキング作業を行う物流システムの構成例を示すブロック図である。 ピッキング指示書の一例を示す図である。 本発明に係る秤装置の確認プログラムの処理フローを示す図である。 本発明に係る秤装置の確認プログラムの誤差率補正処理フローを示す図である。 商品ファイルの一例を示す図である。
符号の説明
1 秤装置
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14a 計量皿
14b ロードセル
15 A/D変換回路
16 表示駆動回路
17 表示部
18 キー入力部
19 通信用I/F
20 内蔵プリンタ
21 アラーム音発生部
30 物流配送センター
31 陳列棚
33 管理サーバー
35 注文情報ファイル
36 ピッキング指示ファイル
37 商品ファイル
38 印字装置
40 ピッキングカート
41 LAN
43 スキャナー
50 店舗
51 パソコン(PC)端末
53 インターネット又はイントラネット
54 配送車
101 ピッキング指示書
102 納品書

Claims (2)

  1. 計量モードと、該計量モードを機能させるための情報を事前に設定するための設定モードと、物品を識別するための情報、単位重量、誤差率などの物品に関する情報を記憶する商品ファイルとを備え、
    前記計量モードにおいて、物品を特定し、前記誤差率に基づいて許容重量範囲を求めて現在の被計量物の計量が前記許容重量範囲内か否かを判断し、前記被計量物の数量を表示部にデジタル式に表示する秤装置であって、
    前記被計量物の重量が前記許容重量範囲の範囲外である場合に、オペレータの操作により前記計量モードにて前記物品の単位重量と数量と被計量物の重量に基づいて求めた誤差率に前記商品ファイルの誤差率を補正することができる誤差率補正手段を備えたことを特徴とする秤装置。
  2. 請求項1に記載の秤装置において、
    前記誤差率補正手段は、前記計量モードにおいて、前記被計量物の計量が前記許容重量範囲の範囲外の場合、単位重量に数量を乗算して求めた基準重量から前記被計量物の計量が離れている重量を求め、該離れている重量が前記単位重量に対して何パーセントなのかを求める誤差率算出手段を備えたことを特徴とする秤装置。
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