JPH04124430U - 組合せ秤 - Google Patents

組合せ秤

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JPH04124430U
JPH04124430U JP3876991U JP3876991U JPH04124430U JP H04124430 U JPH04124430 U JP H04124430U JP 3876991 U JP3876991 U JP 3876991U JP 3876991 U JP3876991 U JP 3876991U JP H04124430 U JPH04124430 U JP H04124430U
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勝三 川西
明男 吉川
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大和製衡株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物品の金額とその税額とを含む合計金額を設
定すれば、合計金額から税額を差し引いた金額分の物品
の組合せを選択できるようにする。 【構成】 組み合わせる物品の目標金額とその税額との
合計金額を記憶する合計金額記憶手段31と、その税額を
算出する税額算出信号を記憶する税額算出信号記憶手段
32と、物品の重量当たりの金額(単価)を記憶する単価
記憶手段33と、合計金額、税額算出信号及び単価を演算
して目標金額分の物品の重量(目標重量信号)を生成す
る目標重量演算手段34と、物品の計量信号を生成する複
数の計量部35と、各計量部35が生成した各計量信号を組
み合わせ合計計量信号を順次生成し各合計計量信号のう
ちから目標重量信号に等しいか近いものを選択し選択し
た合計計量信号に対応する組合せの物品を計量している
計量部35を指示する信号を生成する組合せ演算手段36と
を具備する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、計量する物品を手動により供給する手動式組合せ秤に関し、物品 の金額とその税額とを含む合計金額を設定すれば、合計金額から税額を差し引い た金額分の物品の組合せを選択する組合せ秤に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、或る設定した目標金額に相当する重量分の物品を計量することができる 手動式組合せ秤がある。この組合せ秤は、物品の重量を計量する複数の計量部、 金額演算部及び組合せ演算部を備えている。この組合せ秤により目標金額分の重 量の物品を計量するときは、まず、目標金額と物品の重量当たりの金額(単価) をこの組合せ秤に設定して、各計量部に物品を載置する。すると、金額演算部が 各計量部の生成する各物品の重量を表す計量信号と単価を表す単価信号とを演算 して、各計量部により計量された各物品の金額を表す各金額信号を生成する。そ して、組合せ演算部がこの生成された各金額信号を種々に組合せ、合計金額信号 を順次生成し、これら合計金額信号のうち上記目標金額を表す目標金額信号に等 しいか近いものを選択し、選択した合計金額信号に対応する組合せの物品を計量 している計量部を例えばその計量部と対応して設けたランプを点灯させて指示す る。これにより、作業者は、その点灯したランプと対応する計量部に載置されて いる物品(選択された物品)を取り出すことにより、目標金額分又はそれに近い 分の物品を組み合わせることができる。
【0003】 ただし、例えば複数個の物品を1パックに包装して販売する際の、1パックの 販売価格(販売価格とは、物品の金額と消費税との合計金額をいう。)の範囲が 予め決定されている場合は、この販売価格から消費税を差し引くことにより目標 金額(物品の金額)を算出する必要がある。つまり、上記手動式組合せ秤により 上記販売価格に含まれている目標金額の物品を計量するときは、まず、作業者が 電卓等を使用して上記販売価格から消費税を減算して目標金額を算出する。そし て、この算出した目標金額をこの組合せ秤に設定する。しかる後、組合せ演算部 が目標金額に等しいか近い合計金額の組合せの物品を選択して、それら物品を計 量した計量部を指示する。これにより、作業者が上記組合せの物品を計量部から 取り出すことができる。
【0004】 また、販売価格から消費税を差し引くことにより目標金額を算出する代わりに 、作業者が電卓等を使用して物品の単価に消費税を加算して消費税込みの単価を 算出し、この消費税込みの単価を組合せ秤に設定する。そして、金額演算部が各 計量部の生成する計量信号と消費税込みの単価信号とを演算して、各計量部によ り計量された各物品の消費税込みの金額信号を生成するようにすることができる 。しかる後、組合せ演算部がこの生成された各金額信号を種々に組合せ、合計金 額信号を順次生成し、これら合計金額信号のうち販売価格を表す販売価格信号に 等しいか近いものを選択し、それら物品を計量した計量部を指示する。これによ り上記と同様に上記選択された物品を取り出すことができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の手動式組合せ秤では、上述したように複数個の物品 を1パックに包装して販売する際の、1パックの販売価格(消費税を含む)の範 囲が予め決定されている場合、作業者はこの販売価格から消費税を差し引く計算 をして目標金額を算出する等の必要がある。従って、例えば客が販売価格を指定 してその価格分の物品を購入する場合、客の希望する販売価格は客ごとに異なる ことが一般的であり、作業者が計量作業前に客の希望する販売価格に応じてこの ような計算をすることは大変手間であり、面倒であるという問題があるし、計算 ミスを起こすことがあるという問題もある。
【0006】 本考案は、上記問題点を解決する組合せ秤を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の考案は、図1に示すように組み合わせようとする物品の目標金額とこの 目標金額に対する税額との合計金額を表す合計金額信号を記憶している合計金額 記憶手段31と、上記目標金額に対する税額を算出するための税額算出信号を記 憶している税額算出信号記憶手段32と、上記物品の重量当たりの金額を表す単 価信号を記憶している単価記憶手段33と、上記合計金額信号、上記税額算出信 号及び上記単価信号を演算して上記目標金額分の物品の重量を表す目標重量信号 を生成する目標重量演算手段34と、上記物品の重量を計量しその計量信号を生 成する複数の計量部35と、上記複数の計量部35により物品を計量して生成さ れた複数の計量信号を種々に組み合わせて合計計量信号を順次生成しこれら合計 計量信号のうちから上記目標重量信号に等しいか近いものを選択し選択された合 計計量信号に対応する組合せの物品を計量している計量部35を指示する信号を 生成する組合せ演算手段36と、を具備することを特徴とするものである。
【0008】 第2の考案は、組み合わせようとする物品の目標金額とこの目標金額に対する 税額との合計金額を表す合計金額信号を記憶している合計金額記憶手段と、上記 目標金額に対する税率を表す税率信号を記憶している税率記憶手段と、上記合計 金額信号と上記税率信号とを演算して上記目標金額を表す目標金額信号を生成す る目標金額演算手段と、上記物品の重量当たりの金額を表す単価信号を記憶して いる単価記憶手段と、上記目標金額演算手段により生成した目標金額信号と上記 単価信号とを演算して上記目標金額分の物品の重量を表す目標重量信号を生成す る目標重量演算手段と、上記物品の重量を計量しその計量信号を生成する複数の 計量部と、上記複数の計量部により物品を計量して生成された複数の計量信号を 種々に組み合わせて合計計量信号を順次生成しこれら合計計量信号のうちから上 記目標重量信号に等しいか近いものを選択し選択された合計計量信号に対応する 組合せの物品を計量している計量部を指示する信号を生成する組合せ演算手段と 、を具備することを特徴とするものである。
【0009】
【作用】
第1の考案によれば、目標重量演算手段34が合計金額信号、税額算出信号及 び単価信号を演算して目標重量信号を生成する。そして、各計量部35に物品が 載せられると、各計量部35が計量信号を生成し、組合せ演算手段36がこれら 計量信号を種々に組み合わせて合計計量信号を順次生成し、これら合計計量信号 のうちから目標重量信号に等しいか近いものを選択し、選択された合計計量信号 に対応する組合せの物品を計量している計量部35を指示する信号を生成する。
【0010】 第2の考案によれば、目標金額演算手段が合計金額信号と税率信号とを演算し て目標金額信号を生成し、目標重量演算手段がその目標金額信号と単価信号とを 演算して目標金額分の物品の重量を表す目標重量信号を生成する。そして、各計 量部に物品が載せられると、各計量部が計量信号を生成し、組合せ演算手段がこ れら計量信号を種々に組み合わせて合計計量信号を順次生成し、これら合計計量 信号のうちから目標重量信号に等しいか近いものを選択し、選択された合計計量 信号に対応する組合せの物品を計量している計量部を指示する信号を生成する。
【0011】 従って、第1及び第2の考案は、組み合わせようとする物品の目標金額とその 税額との合計金額を表す合計金額信号を合計金額記憶手段に記憶させると、目標 重量演算手段が目標金額分の物品の目標重量を表す目標重量信号を自動的に生成 し、この目標重量信号に基づいて組合せ演算手段が組合せ演算をすることができ る。
【0012】
【実施例】
本考案の一実施例を図1乃至図4を参照して説明する。この実施例は、手動式 組合せ秤に本考案を実施したものであり、図2に示すように偏平な直方体状の本 体2を有し、その上面には2列に合計12枚の計量皿20が設けられ、これら各 計量皿20は、これらにそれぞれ対応するように本体2内に設けたロードセル等 の重量検出部3に結合されている。重量検出部3は、自己が結合されている計量 皿20に載置された商品の重量を表すアナログ計量信号を生成するものである。 この計量皿20と重量検出部3とによって秤が構成されている。
【0013】 各計量皿20に対応するように本体2の上面には、その計量皿20上の商品が 後述する組合せ演算の結果、選択されたことを表示するための選択表示灯18が 設けられている。
【0014】 また、本体2の右側端部には、キーボード部17、合計金額重量表示部7、許 容値表示部8及び組合せ合計表示部9が取り付けられている制御盤5が設けられ ている。
【0015】 キーボード部17は、組み合わせようとする物品の目標金額(又は目標重量) 又は目標金額とこの目標金額に対する税額との合計金額を設定したり、税率、商 品の重量当たりの金額(単価)、後述する組合せ演算で選択する組合せ(組合せ 範囲)の許容上限金額(又は許容上限重量)及び許容下限金額(又は許容下限重 量)を設定したり、このように設定した各データをCPU10(中央演算処理部 )に接続されているRAM13に記憶させたり、このRAM13から各データを 読み出したりするためのものである。
【0016】 合計金額重量表示部7、許容値表示部8及び組合せ合計表示部9は、上記のよ うに設定されたデータを表示させたり、組合せ演算の結果選択された組合せの合 計金額又は合計重量を表示したりするものである。これらキーボード部17、合 計金額重量表示部7、許容値表示部8及び組合せ合計表示部9の具体的な構成は 後述する。
【0017】 図3は、この組合せ秤の電気回路をブロック図で示したもので、各重量検出部 3の各アナログ計量信号は各重量検出部3と接続されているA/D変換器16に 供給され、ここでデジタル計量信号に変換されてから、入力インターフェース1 1を介してCPU10に供給される。このCPU10には、入力インターフェー ス11を介して上述したキーボード部17が接続されている。そして、出力イン ターフェース12を介して合計金額重量表示部7、許容値表示部8、組合せ合計 表示部9及び選択表示灯18が接続されている。更に、CPU10には組合せ演 算の結果選択されたその組合せ合計金額、その合計重量及びその商品名を印字す るためのプリンタ部19も出力インターフェース12を介して接続されている。 また、図には示していないが出力インターフェース12には適当な組合せが選択 されなかった場合に作動するブザー、商品の増減や取り替えを行った後にこの組 合せ秤を再起動するためのスイッチも接続されている。更に、CPU10の動作 を規制したプログラムが記憶されているROM14がCPU10に直接接続され ている。
【0018】 図4はこの組合せ秤の動作を示すフローチャートであり、その概要は、作業者 の選択により金額組合せ演算又は重量組合せ演算を行うことができるものである 。つまり、金額組合せ演算を選択した場合は、作業者がキーボード部17を操作 して商品の目標金額範囲とその商品の消費税との合計金額範囲を設定すると、C PU10がこの合計金額範囲から消費税を差し引いて、商品の目標金額範囲を算 出し、この目標金額範囲の商品の選択を行う。ただし、作業者がキーボード部1 7を操作して商品の目標金額範囲を設定すると、CPU10がこの目標金額範囲 の商品の選択を行う。また、重量組合せ演算を選択した場合は、作業者がキーボ ード部17を操作して商品の目標重量範囲を設定すると、CPU10がこの目標 重量範囲の商品の選択を行う。
【0019】 これを図4のフローチャートに従って詳細に説明すると、まず、作業者がキー ボード部17を操作して金額組合せ演算及び重量組合せ演算のうち金額組合せ演 算を選択すると、CPU10がその入力データを読み込み(ステップ100)、 金額組合せ演算が選択されているのでYESと判断する(ステップ102)。次 に、作業者がキーボード部17を操作して商品の合計金額、この合計金額に対す る許容金額(この合計金額と許容金額とにより合計金額範囲が決まる。)及び重 量当たりの金額(単価)を設定し、この商品の合計金額範囲に消費税を含めるか 否かのうち消費税を含める方を選択すると、CPU10がそれらの入力データを 読み込み(ステップ104、106)、消費税を含める方の選択がされているの でYESと判断する(ステップ108)。つまり、作業者が合計金額として例え ば1000円、許容金額として+50円を設定すると、合計金額範囲が1000 円〜1050円となる。なお、合計金額の1000円は合計金額重量表示部7に 表示され、許容金額の+50円は許容値表示部8に表示される。そして、作業者 が消費税の税率を設定すると、CPU10がその入力された税率を読み込み(ス テップ110)、合計金額範囲/(1+(税率/100))を演算して、目標金 額範囲を算出する(ステップ112)。つまり、消費税の税率として3%を設定 すると、(1000〜1050)/(1+(3/100))≒970.9〜10 19.4円の目標金額範囲を算出する。次いで、この算出した目標金額範囲を単 価で除算して、目標重量範囲を算出する(ステップ114)。この目標重量範囲 は、目標金額範囲分の商品の重量範囲である。このようにして目標重量範囲が得 られると、組合せ演算が開始される(ステップ116)。この組合せ演算は、各 重量検出部3から入力する計量信号を組み合わせて、様々な合計計量値を得て、 これら合計計量値のうち目標重量範囲の許容上限重量に等しいか、これよりも小 さくて最も近い合計計量値を選択し、この選択された合計計量値の組合せを構成 している商品が載置されている計量皿20に対応する選択表示灯18を点灯させ る。そして、これと共に、組合せ合計表示部9にこの選択された合計計量値と対 応する合計金額を表示し、更にプリンタ部19に商品名、その金額、合計計量値 等を印字したラベル又はチケットを発行させる(ステップ118)。これにより 、作業者は、点灯している選択表示灯18に従って各秤から商品を下ろし、新た に商品を載せることにより、上述したステップ100〜118が実行されて、新 たな商品の組合せを作ることができる。また、図には示していないが、選択され た組合せの合計計量値が目標重量範囲以外であると、選択表示灯18はどれも点 灯せず、組合せ合計表示部9にはその合計金額が表示される。作業者は、この組 合せ合計表示部9と許容値表示部8に表示されている金額を参考にし、各計量皿 20の品物を載せ代えるか、増減した後、スイッチをONにする。これによって 、ステップ100乃至118が実行され、再度目標重量範囲内に入る組合せの選 択が行われる。
【0020】 ただし、ステップ100〜114は、初期化されない限り前回に作業者が設定 し及び選択したデータに従って今回の組合せ演算が実行される。従って、作業者 が前回に消費税を含む金額組合せ演算等を選択し、所定の合計金額範囲及び単価 等を設定しているので、今回も続けてこれらの条件に基づいて金額組合せ演算が 行われる。
【0021】 上記金額組合せ演算では、合計金額範囲に消費税を含める方の選択をした場合 の説明をしたが、合計金額に消費税を含ませない方の選択をした場合の説明をす る。この場合、作業者がキーボード部17を操作して消費税を含めない方を選択 すると、CPU10がステップ100〜104を実行した後、その入力データを 読み込み(ステップ106)、消費税を含めない方の選択がされているので、N Oであると判断する(ステップ108)。そして、ステップ104で読み込んだ 合計金額範囲(この場合、合計金額範囲=目標金額範囲となる。)を単価で除算 して目標重量範囲を算出し(ステップ114)、以下上記と同様に組合せ演算を 開始する(ステップ116)。この組合せ演算及び組合せ結果の表示等の出力( ステップ118)は、上記と同様であるのでその説明を省略する。
【0022】 次に、上記組合せ演算では、金額組合せ演算を選択した場合の説明をしたが、 重量組合せ演算を選択した場合について説明する。この場合、作業者がキーボー ド部17を操作して重量組合せ演算を選択すると、CPU10がその入力データ を読み込み(ステップ100)、重量組合せ演算が選択されているので、NOで あると判断する(ステップ102)。そして、作業者がキーボード部17によっ て商品の目標重量及びこの目標重量に対する許容重量(この目標重量と許容重量 とにより目標重量範囲が決まる。)を設定すると、CPU10がその入力データ を読み込み(ステップ120)、目標重量を合計金額重量表示部7に表示させ、 許容重量を許容値表示部8に表示させる。以下上記と同様に組合せ演算を開始し (ステップ116)、組合せ結果の表示及びプリンタ部19によるラベルの発行 をする(ステップ118)。なお、この組合せ演算の結果、選択された組合せの 合計計量値は組合せ合計表示部9に表示される。
【0023】 ただし、上記金額組合せ演算における合計金額範囲に消費税を含める方の選択 をした場合において、合計金額範囲/(1+(税率/100))を演算して、目 標金額範囲を算出し(ステップ112)、この算出した目標金額範囲を単価で除 算して、目標重量範囲を算出したが(ステップ114)、ステップ112で目標 金額範囲を算出することに代えて、単価×(1+(税率/100))を演算して 消費税を含む単価を算出し、ステップ114で目標金額範囲を単価で除算して目 標重量範囲を算出することに代えて、ステップ104で読み込んだ合計金額範囲 を消費税を含む単価で除算して目標重量範囲を算出してもよい。
【0024】
【考案の効果】
本考案の組合せ秤は、物品の目標金額とその税額との合計金額を表す合計金額 信号を合計金額記憶手段に記憶させると、目標重量演算手段が目標金額分の物品 の目標重量を表す目標重量信号を自動的に生成し、この目標重量信号に基づいて 組合せ演算手段が組合せ演算をすることができるように構成されているので、例 えば複数個の物品を1パックに包装して販売する際の、1パックの販売価格(販 売価格とは、組み合わせようとする物品の目標金額とこの目標金額に対する税額 (消費税)との合計金額をいう。)の範囲が予め決定されている場合、従来のよ うに作業者がこの販売価格から消費税を差し引く計算をして目標金額を算出する 等の必要がなく、従って、この計算の手間を省略することができるし、計算ミス を生じさせないようにすることができるという効果がある。従って、本考案が解 決しようとする課題で説明したように、客が販売価格を指定してその価格分の物 品を購入する場合、客の希望する販売価格をそのままこの組合せ秤に設定するだ けでよいので、手間がかからず、正確な計量作業を行うこことができるという効 果がある。
【0025】 つまり、例えば物品の価格と消費税(税率=3%)との合計金額を1000円 又は1500円というように端数のない金額にして、商品を販売しようとする場 合(内税にした金額を端数のない金額にする場合)、従来では、物品を計量する 際に販売価格から消費税を差し引いた金額を算出するために、1000円÷1. 03≒970.9円という計算をして、この算出した金額を目標金額として組合 せ秤に設定する必要があったが、本考案によるとこの計算をする必要がなく、販 売価格の1000円を合計金額記憶手段に記憶させるだけでよいという効果があ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による組合せ秤のクレーム対応図であ
る。
【図2】この考案による組合せ秤の一実施例の斜視図で
ある。
【図3】同実施例のブロック図である。
【図4】同実施例の動作フローチャートである。
【符号の説明】
31 合計金額記憶手段 32 税額算出信号記憶手段 33 単価記憶手段 34 目標重量演算手段 35 計量部 36 組合せ演算手段

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組み合わせようとする物品の目標金額と
    この目標金額に対する税額との合計金額を表す合計金額
    信号を記憶している合計金額記憶手段と、上記目標金額
    に対する税額を算出するための税額算出信号を記憶して
    いる税額算出信号記憶手段と、上記物品の重量当たりの
    金額を表す単価信号を記憶している単価記憶手段と、上
    記合計金額信号、上記税額算出信号及び上記単価信号を
    演算して上記目標金額分の物品の重量を表す目標重量信
    号を生成する目標重量演算手段と、上記物品の重量を計
    量しその計量信号を生成する複数の計量部と、上記複数
    の計量部により物品を計量して生成された複数の計量信
    号を種々に組み合わせて合計計量信号を順次生成しこれ
    ら合計計量信号のうちから上記目標重量信号に等しいか
    近いものを選択し選択された合計計量信号に対応する組
    合せの物品を計量している計量部を指示する信号を生成
    する組合せ演算手段と、を具備することを特徴とする組
    合せ秤。
  2. 【請求項2】 組み合わせようとする物品の目標金額と
    この目標金額に対する税額との合計金額を表す合計金額
    信号を記憶している合計金額記憶手段と、上記目標金額
    に対する税率を表す税率信号を記憶している税率記憶手
    段と、上記合計金額信号と上記税率信号とを演算して上
    記目標金額を表す目標金額信号を生成する目標金額演算
    手段と、上記物品の重量当たりの金額を表す単価信号を
    記憶している単価記憶手段と、上記目標金額演算手段に
    より生成した目標金額信号と上記単価信号とを演算して
    上記目標金額分の物品の重量を表す目標重量信号を生成
    する目標重量演算手段と、上記物品の重量を計量しその
    計量信号を生成する複数の計量部と、上記複数の計量部
    により物品を計量して生成された複数の計量信号を種々
    に組み合わせて合計計量信号を順次生成しこれら合計計
    量信号のうちから上記目標重量信号に等しいか近いもの
    を選択し選択された合計計量信号に対応する組合せの物
    品を計量している計量部を指示する信号を生成する組合
    せ演算手段と、を具備することを特徴とする組合せ秤。
JP3876991U 1991-04-25 1991-04-25 組合せ秤 Pending JPH04124430U (ja)

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