JP5217720B2 - 秤装置 - Google Patents

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本発明は、秤装置に関し、特に秤量皿に載置された複数個の被計量物品(商品)の重量を1被計量物品当たりの重量で割り算し、該被計量物品の個数を表示部にデジタル式に表示する秤装置に関するものである。
商品等の物品を配送する物流配送センターには、各店舗から配送を要求する注文データが送信されてくる。物流配送センターではこの注文データよりピッキング指示データを作成し、ピッキング指示書として印刷するか、例えばピッキングカートに設置された端末や携帯端末等の端末装置にデータを伝送し、該データを表示装置に表示して、ピッキング担当者に伝達している。ピッキング担当者は、印刷されたピッキング指示書或いは表示装置に指示されたピッキング指示書に基づいて、必要な物品(商品)を必要な数量(個数)だけ、陳列棚からピッキングし、ピッキングカートに搭載されているコンテナ等に収納し、配送場所に移送し、該配送場所から注文を受けた各店舗に向けて配送している。
上記ピッキング担当者は、間違った商品、又は間違った数量(個数)の納品とならないように、上記ピッキングにおいて、ピッキングした商品又は数量(個数)がピッキング指示書に指示されている商品又は数量(個数)が一致しているかを確認する確認作業を行っている。この確認作業に秤装置を使用している。
上記秤装置のプログラムモードには、計量モードと設定モードが設けられている。そして計量モードには、上記ピッキング指示書に指示されているピッキング数量(個数)とピッキングした物品の数量が一致しているかを確認する確認プログラムが備えられている。また、設定モードには、商品ファイル等、計量モードを使用する際に予め必要となるデータを設定するためのプログラムが備えられている。また、商品ファイルには、棚番号、商品名、メーカー名、容量、商品コード、定価、単位重量(商品(物品)1個当たりの平均重量)、誤差率等が記憶されている。
同じ商品でも重量は同じではない、近い重量ではあるが個々によって少しずつ異なるため、その異なる重量の違いを平均した単位重量(商品1個当たりの平均重量)を用いる。単位重量の求め方は、単位重量を事前に設定しようとする商品と同一商品を複数個、秤装置の計量皿に載せ、その重量の個数を秤装置に入力し、重量÷個数によりその商品の単位重量を求める。誤差率には10.0%等が入力できるように、正数2桁、少数1桁の項目が設けられている。この誤差率は商品の誤差重量が予め設定されている範囲にあるか否かを判断するために用いている。この誤差率はオペレータが経験則により、例えば5%、10%等の値を入力している。
上記確認プログラムの実行中で、秤装置の計量皿に搭載した商品の重量を単位重量で割った際、誤差が全く無く、1gも異なることなく完全に一致することが殆どないため誤差率が重要となる。秤装置は、以下の計算式を用いて、許容上限重量と許容下限重量を求め搭載重量が許容範囲内にあるか否かを決めている。
事前に設定する誤差率の値が5%、単位重量の値が100g、ピッキング指示数が10個の場合で、確認する商品の重量が1010gとした場合、許容重量上限、下限重量は下記のようになる。
ピッキング指示数10個×単位重量100g=基準重量1000g
単位重量100g÷100%×事前設定の誤差率5%=許容誤差重量5g
基準重量1000g+許容誤差重量5g=許容重量上限重量1005g
基準重量1000g−許容誤差重量5g=許容重量下限重量995g
秤装置は、確認する商品の重量1010gが、上記許容重量下限重量995g〜許容重量上限重量1005gを許容範囲として、該許容範囲の中に入るかを判定する。この場合、秤装置は計った商品の重量が1010gであるから、上記許容範囲を超えるので、計量した商品はピッキング指示個数である10個ではないと判断し、誤差がオーバーした旨のエラー表示を出し、オペレータに知らせるようになっている。
特開昭53−138773号公報 特開2002−98576号公報
上記エラー表示が出た場合、注文データと異なった物品(商品)であるか、又はピッキングした数量(個数)が正しくない場合があるので、オペレータは、秤装置の計量皿に搭載した商品と数量(個数)を再度確認する。商品が異なっている場合は、その商品に関するピッキング作業はやり直しとなる。また、商品の種類が一致しているが、数量が異なっている場合は、数量の増減を行なって、再度確認プログラムを実行している。
商品のピッキング指示は、受注の度に異なり、例えば、10個、20個、30個のように異なる。誤差率は何れの注文数量でもエラーとならないような数値にしておく必要がある。例えば、単位重量が100gの商品で、1商品当たり+1gのバラツキがあると想定した場合、30個であれば、バラツキは30gである。このバラツキを誤差率で吸収しようとした場合、少なくとも、30個の場合、2970g〜3030gの範囲を許容重量とする必要があり、設定誤差率を30%とする必要がある。
しかしながら、このことは、商品10個のピッキング確認であっても、誤差率30%を使うことになるため、10個の許容容量は、970g〜1030gとなり、注文商品と単位重量が近い異なった商品をピッキングしても、確認プログラムでエラーとならない問題がある。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、ピッキングする物品が異なる指示数量であっても、一つの商品ファイルを使用して、被計量物品の計量重量が許容重量範囲内に入っているか否かを確認できる秤装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、商品を識別するための情報、単位重量、誤差率などの商品に関する商品情報を記憶する商品ファイルと、商品を計量する秤とを備え、商品識別情報が付された商品が陳列されている棚からピッキング指示書でピッキング指示された商品をピッキングし、該ピッキングした商品に付されている商品識別情報を入力すると共に、ピッキング指示された数量の商品をピッキングし、該ピッキングした商品をコンテナに入れ前記秤で計量して該商品の計量値が、ピッキング指示数量と商品ファイルからの単位重量により算出した基準重量と該基準重量に対して許容する誤差であって単位重量に誤差率を乗算して求めた許容誤差重量から求めた許容重量範囲内である場合にピッキング指示数量として計数するように構成されており、商品情報として複数の誤差率を被計量商品の数量に応じて商品ファイルに設定する誤差率設定手段と、計数すべき被計量商品の識別情報とピッキング指示数量を入力する入力手段と、入力手段から入力された被計量商品の識別情報とピッキング指示数量により商品ファイルの複数の誤差率から適用する誤差率を選択する誤差率選択手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記秤装置において、ピッキング指示数量の被計量商品の計量重量が許容重量範囲外と判断された場合に、その結果を表示する表示手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記秤装置において、商品ファイルには、複数の誤差率の各誤差率に対応する被計量商品の数量を示す項目を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、商品情報として複数の誤差率を被計量商品の数量に応じて商品ファイルに設定する誤差率設定手段と、計数すべき被計量商品の商品識別情報とピッキング指示数量を入力する入力手段と、入力手段から入力された被計量商品の識別情報とピッキング指示数量により商品ファイルの複数の誤差率から適用する誤差率を選択する誤差率選択手段とを備えたので、ピッキング指示数量が異なる場合であっても、そのピッキング指示数量に応じた誤差率を選択し許容重量範囲をそのピッキング指示数量に応じた最適な範囲にすることができ、ピッキング指示書に指示されている商品又は数量(個数)が一致しているかを確認することができる。このことは、現実性を保ちながら、許容重量範囲を狭くすることができ、これにより数量の搭載ミス(コンテナへの投入ミス)の発見は当然でき、更にピッキング指示書に指示された商品の重量に近く異なる商品を搭載(コンテナへ投入)した場合の発見、及びその精度も上げることができる。
請求項2に記載の発明によれば、目標の数量の被計量物の計量重量を許容重量範囲外と判断した場合に、その結果を表示する表示手段を備えているので、オペレータの数量の数えミスを減らすことができる。
請求項3に記載の発明によれば、商品ファイルに複数の誤差率の各誤差率に対応する被計量物の数量を示す項目を備えたので、ピッキング指示数が異なる場合でも適正な誤差率を選択して対応できる。
以下、本発明の実施の形態例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る秤装置のブロック構成を示す図である。図示するように、秤装置1は、CPU11、ROM12、RAM13、計量皿14a、ロードセル14b、A/D変換回路15、表示駆動回路16、表示部17、キー入力部18、通信用I/F19、内蔵プリンタ20、及びアラーム音発生部21を備えている。
CPU11はROM12に格納されているプログラムを実行して秤装置1の動作を制御する中央演算装置であり、ROM12は秤装置1が備える各種プログラムを記憶する読み出し専用メモリであり、RAM13は各種データを記憶する一時記憶用の随時書き込み読み出し専用メモリである。
ロードセル14bは、図示は省略するが、金属製(例えば、高力アルミニウム)の起歪体を備え、該起歪体の起歪部に歪みゲージを貼り付けてなる荷重センサである。該起歪体の一端は固定され、他端が可動端となっており、該可動端に荷重が作用することにより、起歪部が変形し、該変形に伴って歪みゲージも変形し、その抵抗値が変化する。この抵抗値の変化を電気信号として取り出すように構成している。計量皿14aは、計量する物品を載せる皿であり、該皿上に物品を載せることにより発生する荷重が、上記ロードセル14bの起歪体の可動端に作用するようになっている。
A/D変換回路15は、ロードセル14bから入力されるアナログ電圧信号を該電圧値に指令したパルス数に変換するアナログ・デジタル変換回路である。変換されたパルス信号はCPU11に送られ、CPU11によりパルス数が計測されて荷重値に変換され、計量皿14aに載せられて物品の重量を測定できるようになっている。
表示駆動回路16は、CPU11からの入力信号を表示部17で表示を行うための信号に変換する回路である。表示部17は、秤装置1を操作するためのメニューや、作業指示データから読み出した指示重量値や物品名、オペレータ(作業者)に対するメッセージ、計量中の物品の重量値等の文章・数字・画像データを表示する例えば液晶ディスプレイを備えている。表示データは、CPU11から表示駆動回路16を介して入力される。
キー入力部18は、作業者が計量を行う物品を指定したり、秤装置1の操作を行うための例えばタッチパネルを備えており、表示部17のディスプレイと一体に構成されている。タッチパネルには、数字0〜9の数字キー、小数点キー、重量単位を選択するキー、上下左右の十字キー、決定(リターン)キー、メニュー選択キー等が操作時の操作内容に応じて配設されるようになっている。通信用I/F(インタフェース)19は、LANを介して管理サーバー等と接続して各種データの送受信をする(図2参照)ためのインターフェースモジュールである。
内蔵プリンタ20は、計量結果を管理する場面において、作業履歴データファイル中のデータを印字する例えば熱転写プリンタである。アラーム音発生部21は、計量した物品(商品)の重量値が所定の許容値を超えたため再計量を促す場合や操作キーの押し間違い等に、例えばブザー音を発生させる警報手段である。
図2は本発明に係る秤装置を用いてピッキング作業を行う物流配送センターと各店舗を結ぶ物流システムの構成を示すブロック図である。物流配送センター30には複数の陳列棚31−1、31−2、31−3、・・・が配設されている。各陳列棚にはバーコードで番号が付けられている。図2では、陳列棚31−1の1段目にはA1−1〜A1−3、2段目にはA2−1〜A2−3、3段目にはA3−1〜A3−3、陳列棚31−2の1段目にはB1−1〜B1−3、2段目にはB2−1〜B2−3、3段目にはB3−1〜B3−3、陳列棚31−3の1段目にはC1−1〜C1−3、2段目にはC2−1〜C2−3、3段目にはC3−1〜C3−3、・・・というようにバーコードが付されている。また、図示は省略するが陳列する物品(商品)にもバーコードで番号が付されている。
また、物流配送センター30には、管理サーバー33が設置され、該管理サーバー33には注文情報ファイル35、ピッキング指示ファイル36、商品ファイル37、印字装置38が接続されている。また、管理サーバー33にはLAN(例えば無線LAN)41を介して複数台のピッキングカート40−1、40−2、40−3、・・・が接続されている。各ピッキングカート40には、秤装置1とバーコードを読み取るスキャナー43が設置されている。また、図示は省略するが商品ファイル37には、各商品(物品)について、その陳列されている棚番号、商品名、メーカー名、容量、商品コード、定価、単位重量、誤差率等のデータが記憶されている(図5参照)。
物流配送センター30の管理サーバー33にはインターネット又はイントラネット53を介して各店舗50−1、50−2、50−3・・・のパソコン(PC)端末51が接続されている。物流配送センター30の管理サーバー33は、各店舗50−1、50−2、50−3・・・からの注文データを受信できるようになっている。
上記物流システムにおいて、各店舗50−1、50−2、50−3・・・からの注文データは、そのパソコン(PC)端末51からインターネット又はイントラネット53を介して管理サーバー33に送られ、管理サーバー33は該注文データを注文情報ファイル35に記憶すると共に、陳列棚31−1、31−2、31−3、・・・に陳列している物品(商品)の各種データが記憶されている商品ファイル37を参照し、物品のピッキングを指示するピッキング指示データを作成すると共に、該ピッキング指示データをピッキング指示ファイル36に格納し、更に印字装置38からピッキング指示書101、納品書102を印刷発行する。
図3はピッキング指示書の一例を示す図である。図示するように、ピッキング指示書には、当該ピッキング指示書の「NO.」101a、「バーコード」101b、「納品先」101c、「納期」101d、「指示データ」101eが印字されている。また、指示データ101eには、「棚番号」、「商品名」、「メーカー名」、「容量」、「商品コード」、「数量(個数)」等が含まれている。
各ピッキングカート40のオペレータ(ピッキング作業担当者)は、上記印字装置38から発行されたピッキング指示書101を受取り、該ピッキング指示書101のバーコード101bをスキャナー43で読み取って、ピッキング指示書101を特定し、管理サーバー33に伝送する。そしてピッキング指示書101に示されている商品が陳列されている陳列棚にピッキングカート40を移動し、その番号を示すバーコード101bをスキャナー43で読み取ると共に、ピッキングを指示されている商品をピッキングし、該商品に付してある商品コードをスキャナー43で読み取り、その読み取りデータを管理サーバー33に送信する。陳列棚からピッキングした商品(物品)を各ピッキングカート40の秤装置1の計量皿14aに搭載されているコンテナにいれる。
また、ピッキング作業担当者は、間違った商品、又は間違った数量(個数)の納品とならないように、上記ピッキング作業において、ピッキングした商品又は数量(個数)がピッキング指示書に指示されている商品又は数量(個数)と一致するかを確認する作業を行う。
秤装置1では後に詳述するように、ピッキングした商品毎にその重量が許容重量の範囲にあるかが判断され、許容重量範囲と判断されれば、ピッキング数量(個数)が正しいと判断される。特定したピッキング指示書101で指示されている全ての商品のピッキングが終了したら、オペレータはピッキングカート40を、物流配送センター30の図示しない配送場所に移送し、そこで商品の収納されたコンテナに、上記印字装置38から発行された納品書102を添付して該配送場所に載置する。そして納期に間に合う時刻に配送車54にコンテナを搭載し、納品先の店舗50に配送する。
秤装置1のプログラムのモードには、計量モードと設定モードとがある。計量モードには、ピッキング指示書で指示した商品のピッキング指示数量と実際にピッキングした商品の数量が等しいかを確認する確認プログラムがある。また、設定モードには、商品ファイル等計量モードを使用する際に予め必要となるデータを設定するためのプログラムがある。
以下、図4に示すフロー図に従い、秤装置1の確認プログラムについて説明する。本確認プログラムを実行する前に、予め設定モードで商品ファイル37等の事前設定を行っておく必要がある。次に、上記のように管理サーバー33によりピッキング指示書101を発行し、該ピッキング指示書101に従い、ピッキング指示された商品を指示された数量だけ、陳列棚31からピッキングする。その上でこの確認プログラムを使用する。
先ず、ステップST11では、ピッキング指示書101のNO.を入力する。即ち、図3に示すピッキング指示書101のNO.のバーコード101bをピッキングカート40のスキャナー43で読み取り、ピッキング指示書101のデータを管理サーバー33に送信し、管理サーバー33で該データを読み込む。
次に、ステップST12では、ピッキング指示書101のデータを秤装置1の表示部17に表示する。
次に、ステップST13では、ピッキングした商品NO.を入力する。即ち、ピッキングした商品を1つ抜き取り、その商品のバーコード101bをスキャナー43で読み取ることにより、ピッキングした商品NOを入力する。
次に、ステップST14では、上記スキャナー43で読み取った商品がピッキング指示書101に存在するか否かを確認し、存在しない場合はステップST15でエラーを表示部17に表示し、存在する場合はステップST16において、ピッキング指示書101で指示するピッキング指示数に該当する誤差率を商品ファイル(図5参照)から選択する。
次に、ステップST17で、ピッキング指示数に対する許容重量を下記のようにして求める。ピッキング指示する商品名が図5の商品ファイルに示すマヨネーズAで、ピッキング指示数が10個である場合、
ピッキング指示数10個×単位重量100g=基準重量1000g
単位重量100g÷100%×事前設定の誤差率5%=許容誤差重量5g
基準重量1000g+許容誤差重量5g=許容上限重量1005g
基準重量1000g−許容誤差重量5g=許容下限重量995g
次に、ステップST18でではピッキングした同一商品の残り全数を秤装置1の計量皿14a上に搭載されているコンテナに入れる。
秤装置1の計量皿14a上に搭載されている被計量物品(計量皿14a上に搭載されているコンテナ内に収容されている被計量物品)の数量(個数)の決定方法には2種類ある。一つは、搭載されている被計量物品の重量が、単位重量、誤差率により求められる許容下限重量から許容上限重量の範囲にあるかどうかであり、範囲内であればピッキング指示数の数量とする。もう一つは、搭載されている被計量物品の重量が、単位重量、誤差率により求められる許容下限重量から許容上限重量の範囲外にある場合であり、該範囲外である場合、単位重量の50%の重量+1gを「1」とカウントし、その値に単位重量を加算した値までを「2」とカウントし、更にその値に単位重量を加算した値までを「3」とカウントとし、以降この方法で、「4」、「5」、「6」、とカウントする。例えば、被計量物品(商品)の単位重量100gの場合、51g〜150gを「1」、151g〜250gを「2」、251〜350gを「3」、とする。これは秤装置1の計量皿14a上に搭載されている被計量物品の目安数量を表示するものである。
ステップST19において、重量が安定したら、ステップST20で前記コンテナに入れた商品の重量が上記ステップST17で算出した許容重量の範囲内かを判断する。範囲外であれば、ステップST21で表示部17にエラー表示する。
上記ステップST20において、コンテナに入れた商品の重量が許容重量の範囲内であったら、ステップST22で該コンテナに入っている商品の商品名、数量等が表示部17に表示される。そしてステップST23では、表示内容を確認したら確認キーを押す。
次に、ステップST24では、ピッキング指示書101のデータ内の商品毎にある確認済みをチェックする項目に印を付ける。続いて、ステップST25では、ピッキング指示書101のデータに未確認商品が存在するか否を判断し、未確認商品が存在する場合は、ステップST12に戻って処理を繰り返す。
上記ステップST25において、未確認商品が存在しない場合、ステップST26では、表示部17にピッキング終了キーを表示し、ステップST27で、該ピッキング終了キーを押圧することにより、確認プログラムの処理は終了する。
なお、本実施形態例では、秤装置1をピッキングカート40に搭載した例を示したが、秤装置1を固定した位置に設置してもよい。また、ピッキング指示書101を物流配送センター30に配設した印字装置38で印刷するようにしているが、秤装置1をピッキングカート40に搭載している場合は、図3に示すピッキング指示書101を秤装置1の表示部17に直接表示するようにしてもよい。
また、誤差率の項目を正数2桁、少数1桁としているが、この桁数は本発明の効果に左右される内容ではない、少数を2桁、又は3桁、項目数を増やしてもよい。正数2桁の項目も1桁としてもよい。
また、図2に示す物流配送センター30の概念図では、管理サーバー33と秤装置1をLAN41で接続しているが、無線LANを使用してもよい。また、管理サーバー33に印字装置38を設置しているが、印字装置38はネットワーク上に設置し、管理サーバー33に直接設置しなくともよい。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。
本発明に係る秤装置のブロック構成を示す図である。 本発明に係る秤装置を用いてピッキング作業を行う物流システムの構成例を示すブロック図である。 ピッキング指示書の一例を示す図である。 本発明に係る秤装置の確認プログラムの処理フローを示す図である。 商品ファイルの一例を示す図である。
符号の説明
1 秤装置
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14a 計量皿
14b ロードセル
15 A/D変換回路
16 表示駆動回路
17 表示部
18 キー入力部
19 通信用I/F
20 内蔵プリンタ
21 アラーム音発生部
30 物流配送センター
31 陳列棚
33 管理サーバー
35 注文情報ファイル
36 ピッキング指示ファイル
37 商品ファイル
38 印字装置
40 ピッキングカート
41 LAN
43 スキャナー
50 店舗
51 パソコン(PC)端末
53 インターネット又はイントラネット
54 配送車
101 ピッキング指示書
102 納品書

Claims (3)

  1. 商品を識別するための情報、単位重量、誤差率などの商品に関する商品情報を記憶する商品ファイルと、商品を計量する秤とを備え、商品識別情報が付された商品が陳列されている棚からピッキング指示書でピッキング指示された商品をピッキングし、該ピッキングした商品に付されている商品識別情報を入力すると共に、ピッキング指示された数量の商品をピッキングし、該ピッキングした商品をコンテナに入れ前記秤で計量して該商品の計量値が、前記ピッキング指示数量と前記商品ファイルからの単位重量により算出した基準重量と該基準重量に対して許容する誤差であって前記単位重量に誤差率を乗算して求めた許容誤差重量から求めた許容重量範囲内である場合に前記ピッキング指示数量として計数するように構成されており、
    前記商品情報として複数の誤差率を被計量商品の数量に応じて前記商品ファイルに設定する誤差率設定手段と、
    前記計数すべき被計量商品の識別情報と前記ピッキング指示数量を入力する入力手段と、
    前記入力手段から入力された前記被計量商品の識別情報と前記ピッキング指示数量により前記商品ファイルの複数の誤差率から適用する誤差率を選択する誤差率選択手段と、
    を備えたことを特徴とする秤装置。
  2. 請求項1に記載の秤装置において、
    前記ピッキング指示数量の被計量商品の計量重量が前記許容重量範囲外と判断された場合に、その結果を表示する表示手段を備えたことを特徴とする秤装置。
  3. 請求項1又は2に記載の秤装置において、
    前記商品ファイルには、前記複数の誤差率の各誤差率に対応する前記被計量商品の数量を示す項目を備えたことを特徴とする秤装置。
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