JP2000044021A - 物品ピッキング作業用カート、および物品ピッキングシステム - Google Patents

物品ピッキング作業用カート、および物品ピッキングシステム

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JP2000044021A
JP2000044021A JP10210693A JP21069398A JP2000044021A JP 2000044021 A JP2000044021 A JP 2000044021A JP 10210693 A JP10210693 A JP 10210693A JP 21069398 A JP21069398 A JP 21069398A JP 2000044021 A JP2000044021 A JP 2000044021A
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Toru Yoshizumi
徹 善積
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SHIMAZU S D KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】作業効率の改善とピッキング数量の間違い解消
を同時に達成する。 【解決手段】この発明は、ピッキングカートと管理用コ
ンピュータの間でピッキング作業に必要な情報が対話形
式で相互にやり取りされるのに加え、カートの電子秤5
(又は6)によって、同一種の必要物品がコンテナ2
(又は3)へ次々と投入される間に得られる〔投入済の
同一種の必要物品の合計重量〕を、予め記憶した〔必要
物品の単位重量〕で割り算し、現在投入作業途中の必要
物品のコンテナ2(又は3)への(累積)投入個数を求
出した後、情報表示器9の画面に表示する構成を備え、
同一種の必要物品の投入個数が自動的に求出・表示され
るので、ピッキング作業者は自分で一々数を数えずと
も、現在投入作業途中の必要物品の投入個数を正しく速
やかに確認できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、物流分野で行わ
れている物品のピッキング作業(採集・配付作業)に用
いられる物品ピッキング作業用カート(物品採集・配付
作業用運搬車)および物品ピッキングシステム(物品採
集・配付システム)に係り、ピッキング作業の効率改善
およびピッキング数量(必要投入・配付数)の間違い解
消の両方を実現するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】倉庫や流通センターあるいは工場等にお
ける物流分野では、普通、物品の配送に当たって、ピッ
キング対象物品の保管エリアで物品のピッキング作業が
行われる。このピッキング作業は、ピッキングすべき物
品(必要物品)の種類や各必要物品ごとのピッキング数
量(必要投入数)などのピッキング指示情報に従って、
保管されている多種の物品の中から必要な種類の物品を
必要な数だけ採集するという作業である。
【0003】従来のピッキング作業では、図12および
図13に示すような物品ピッキング作業用カート(以
下、適宜「ピッキングカート」と略記)50が用いられ
ている。この従来のピッキングカート50の場合、台車
51および台車51に載せられる複数(図では2個)の
物品投入用ボックス52の他、ピッキング指示情報を表
示する情報表示器53を備え、情報表示器53の画面に
管理用ホスト(上位)コンピュータ(図示省略)からI
Cカードなどの記憶媒体を介して受け取ったピッキング
指示情報が映し出される構成となっている。
【0004】ピッキング作業者は、情報表示器53の画
面から該当する必要物品の種類を理解し、ピッキング対
象物品の保管エリアにおける該当必要物品の保管場所へ
台車51を移動させるとともに、情報表示器53の画面
から必要投入数を理解し、物品の数を数えながら必要物
品を物品投入用ボックス52へ次々に投入する。ひとつ
の種類の必要物品の投入が終われば、同様にして、種類
が異なる必要物品の投入に移る。
【0005】ピッキング指示情報により指示された全て
の必要物品の投入が済めば、ピッキング作業は完了であ
る。後はピッキング作業者が台車51を発送エリアで待
機中のトラックか、あるいは配送コンベアの所へ移動さ
せて、物品投入用ボックス52ごと物品をトラックない
しコンベアへ載せ替えるだけである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ピッキングカート50を用いて行うピッキング作業の場
合、作業の効率が良くない上に、投入個数の間違いが避
けられないという問題がある。ピッキング作業者が物品
を投入しながら数を逐次数える数量確認方式は、手間が
かかって作業の効率が良くないだけでなく、数え間違い
がしばしば起こる。
【0007】投入済の物品を数え直すという検品作業を
物品投入後に改めて行えば、数え間違いは減るけれど
も、検品作業の手間の分だけ作業の効率はさらに低下す
ることになる。それに、検品作業による数量確認も所詮
は全面的に人に頼る方式であることに変わりはないか
ら、数え間違いが無くなるわけでもない。ネジなどの小
物品を多量にピッキングする場合には、手間も莫大なも
のとなる。
【0008】最近の物流分野では、豊富な品揃えが要求
されるのに加え、必要投入数もケース単位ではなく個数
単位と細かくなる状況にある。その結果、ピッキング作
業における必要物品の種類数も物品の数を数える手間も
著しく増加しており、作業の効率は益々低下する上、数
量間違いが起こる可能性も非常に高くなり、問題は深刻
である。
【0009】この発明は、上記の事情に鑑み、ピッキン
グ作業の効率改善とピッキング数量の間違い解消を一挙
に実現することのできる物品ピッキング作業用カートお
よび物品ピッキングシステムを提供することを課題とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明の物品ピッキング作業用カートは、
ピッキング対象の物品を保管してあるエリアを走行させ
る台車と、台車に載せられて運ばれるとともに台車の上
にある間に保管場所から取り出された物品が投入される
少なくとも一つの物品投入用ボックスと、ピッキングす
べき物品(必要物品)の種類と各必要物品ごとのピッキ
ング数量(必要投入数)および1個当たりの重量(単位
重量)を少なくとも含むピッキング指示情報を管理用ホ
ストコンピュータより受信する指示情報受信手段と、指
示情報受信手段により受信したピッキング指示情報を記
憶する情報記憶手段と、同一種の必要物品を物品投入用
ボックスへ次々と投入する間に投入済の同一種の必要物
品の合計重量を測る計量手段と、計量手段の計測結果お
よび情報記憶手段に記憶されている単位重量に基づいて
同一種の必要物品の投入個数に対応する投入個数情報を
求出する投入個数情報求出手段と、情報記憶手段が記憶
しているピッキング指示情報のうち少なくとも必要物品
と必要投入数を表示するとともに投入個数情報求出手段
が求出する投入個数情報を表示する情報表示手段と、ピ
ッキング指示情報に従って行われているピッキング作業
の状況に応じたピッキング状況情報を管理用ホストコン
ピュータへ送信する状況情報送信手段とを備えている。
【0011】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の物品ピッキング作業用カートにおいて、物品投入用ボ
ックスへの物品投入個数に間違いのある場合に警報を発
する警報手段も備えている。
【0012】さらに、前記課題を解決するために、請求
項3の発明の物品ピッキングシステムは、請求項1また
は2に記載の物品ピッキング作業用カートが配備されて
いるとともに、ピッキングすべき物品(必要物品)の種
類と各必要物品ごとのピッキング数量(必要投入数)お
よび1個当たりの重量(単位重量)を少なくとも含むピ
ッキング指示情報を物品ピッキング作業用カートへ送信
する指示情報送信手段と、物品ピッキング作業用カート
側においてピッキング指示情報に従って行われているピ
ッキング作業の状況に応じたピッキング状況情報を物品
ピッキング作業用カートから受信する状況情報受信手段
とを備えた管理用ホストコンピュータとが配備されてい
て、物品ピッキング作業用カートと管理用ホストコンピ
ュータとの間で相互にピッキング作業に必要な情報をや
りとり出来る構成となっている。
【0013】さらに、請求項4の発明の物品ピッキング
作業用カートは、ピッキング対象の物品を配付すべきエ
リアを走行させる台車と、台車に載せられて運ばれると
ともに配付すべき物品が収納されている少なくとも一つ
の物品収納用ボックスと、ピッキング対象の物品(必要
物品)の配付先情報と各必要物品ごとのピッキング数量
(必要配付数)および1個当たりの重量(単位重量)を
少なくとも含むピッキング指示情報を管理用ホストコン
ピュータより受信する指示情報受信手段と、指示情報受
信手段により受信したピッキング指示情報を記憶する情
報記憶手段と、同一種の必要物品を配付先へ次々と配付
する間に配付済の同一種の必要物品の合計重量を測る計
量手段と、計量手段の計測結果および情報記憶手段に記
憶されている単位重量に基づいて同一種の必要物品の配
付個数に対応する配付個数情報を求出する配付個数情報
求出手段と、情報記憶手段が記憶しているピッキング指
示情報のうち少なくとも配付先情報と必要配付数を表示
するとともに配付個数情報求出手段が求出する配付個数
情報を表示する情報表示手段と、ピッキング指示情報に
従って行われているピッキング作業の状況に応じたピッ
キング状況情報を管理用ホストコンピュータへ送信する
状況情報送信手段とを備えていることを特徴とする。
【0014】また、請求項5の発明は、請求項4に記載
の物品ピッキング作業用カートにおいて、配付先への物
品配付個数に間違いがある場合に警報を発する警報手段
も備えている。
【0015】さらに、請求項6の発明は、請求項4また
は5に記載の物品ピッキング作業用カートが配備されて
いるとともに、ピッキング対象の物品(必要物品)の配
付先情報と各必要物品ごとのピッキング数量(必要配付
数)および1個当たりの重量(単位重量)を少なくとも
含むピッキング指示情報を物品ピッキング作業用カート
へ送信する指示情報送信手段と、物品ピッキング作業用
カート側においてピッキング指示情報に従って行われて
いるピッキング作業の状況に応じたピッキング状況情報
を物品ピッキング作業用カートから受信する状況情報受
信手段とを備えた管理用ホストコンピュータとが配備さ
れていて、物品ピッキング作業用カートと管理用ホスト
コンピュータとの間で相互にピッキング作業に必要な情
報をやりとり出来る構成となっている。
【0016】〔作用〕次に、請求項1に記載の発明のピ
ッキングカートを用いて行うピッキング作業における物
品投入数(投入個数)の確認作用を説明する。この発明
のピッキングカートによってピッキング作業を実行する
場合、指示情報受信手段により管理用ホストコンピュー
タ(上位コンピュータ)から必要物品の種類と各必要物
品ごとの必要投入数および単位重量を少なくとも含むピ
ッキング指示情報を受信して情報記憶手段に記憶すると
ともに、記憶したピッキング指示情報のうち少なくとも
必要物品と必要投入数を情報表示手段により表示する。
ピッキング作業者は、情報表示手段に表示された必要物
品の保管場所へ物品投入用ボックスを載せた台車を速や
かに移動させてから、直ちに必要物品を取り出して物品
投入用ボックスへ投入してゆく。
【0017】一方、この発明のピッキングカートの計量
手段によって、同一種の必要物品を物品投入用ボックス
へ次々と投入する間に投入済の同一種の必要物品の合計
重量が測定される。他方、この発明のピッキングカート
の投入個数情報求出手段によって、計量手段の計測結果
および情報記憶手段に記憶されている単位重量に基づい
て同一種の必要物品の物品投入個数に対応する投入個数
情報を求出する。例えば、投入個数情報求出手段によ
り、〔(投入済の同一種の必要物品の合計重量)÷(単
位重量)〕なる演算により投入個数、あるいは残りの投
入個数が投入個数情報として適時に求出される。そし
て、求出された投入個数情報は情報表示手段により直ち
に表示される。
【0018】すなわち、この発明のピッキングカートで
は、同一種の必要物品が物品投入用ボックスへ次々と投
入される間に得られる計量手段の計測結果および情報記
憶手段に記憶されている単位重量に基づき、同一種の必
要物品の物品投入個数に対応する投入個数情報が自動的
に求出・表示されるので、ピッキング作業者は自分で一
々数を数えなくても、同一種の必要物品の投入数量を正
しく速やかに確認することができる。
【0019】さらに、この発明のピッキングカートで
は、状況情報送信手段により、ピッキング指示情報に従
って行われているピッキング作業の状況に応じたピッキ
ング状況情報が管理用ホストコンピュータへ送信され
る。ピッキングカート側よりピッキング状況情報を受け
取った管理用ホストコンピュータ側からは、現場のピッ
キング作業の状況に見合った的確なピッキング指示情報
がピッキングカート側の指示情報受信手段へ送り返され
るので、ピッキング作業者はピッキング作業を円滑に進
行させることができる。
【0020】また、請求項2のピッキングカートでは、
物品投入用ボックスへの物品投入個数に間違いのある場
合、警報手段により警報が発せられてピッキング作業者
へ物品投入個数の間違いがあったことが知される。ピッ
キング作業者は物品投入個数の間違いを直ちに認識し、
速やかに物品投入数の過不足を正す訂正処置を行うこと
になる。
【0021】さらに、請求項3の発明の物品ピッキング
システムでは、配備されている請求項1または2の発明
の物品ピッキングカートによって、ピッキング作業者
は、同一種の必要物品の投入数量を正しく速やかに確認
しながら、必要物品を間違いなくピッキング指示通りの
必要数だけ効率よく物品投入用ボックスに収集してゆ
く。また、ピッキングカート側の状況情報送信手段から
はピッキング指示情報に従って行われているピッキング
作業の状況に応じたピッキング状況情報が管理用ホスト
コンピュータ側の状況情報受信手段へ送信され、状況情
報受信手段でピッキングカート側のピッキング状況情報
を受信した管理用ホストコンピュータ側の指示情報送信
手段からは、現場のピッキング作業の状況に見合った的
確なピッキング指示情報がピッキングカート側の指示情
報受信手段へ返信され、ピッキングカートと管理用ホス
トコンピュータとの間でピッキング作業に必要な情報が
対話形式で相互にやりとりされることから、ピッキング
作業者は、ピッキング作業を円滑に進行させられる。
【0022】請求項4の発明の作用は次のとおりであ
る。請求項4の発明に係る物品ピッキング作業用カート
は、請求項1の発明に係るカートとは逆に、台車に搭載
されている物品を必要個数だけ、指示された配付先に配
付するためのものである。すなわち、この発明のピッキ
ングカートによってピッキング作業を実行する場合、指
示情報受信手段により管理用ホストコンピュータ(上位
コンピュータ)から必要物品の配付先情報と各必要物品
ごとの必要配付数および単位重量を少なくとも含むピッ
キング指示情報を受信して情報記憶手段に記憶するとと
もに、記憶したピッキング指示情報のうち少なくとも配
付先情報と必要配付数を情報表示手段により表示する。
ピッキング作業者は、情報表示手段に表示された必要物
品の配付場所へ物品配付用ボックスを載せた台車を速や
かに移動させてから、直ちに必要物品をボックスから取
り出して配付先へ配付してゆく。
【0023】一方、この発明のピッキングカートの計量
手段によって、同一種の必要物品を配付先へ次々と配付
する間に配付済の同一種の必要物品の合計重量が測定さ
れる。具体的には、配付された必要物品の合計重量は、
元の重量から配付後の重量を差し引くことにより得られ
る。他方、この発明のピッキングカートの配付個数情報
求出手段によって、計量手段の計測結果および情報記憶
手段に記憶されている単位重量に基づいて同一種の必要
物品の物品配付個数に対応する配付個数情報を求出す
る。例えば、配付個数情報求出手段により、〔(配付済
の同一種の必要物品の合計重量)÷(単位重量)〕なる
演算により配付個数、あるいは残りの配付個数が配付個
数情報として適時に求出される。そして、求出された配
付個数情報は情報表示手段により直ちに表示される。
【0024】すなわち、この発明のピッキングカートで
は、同一種の必要物品が物品収納用ボックスから次々と
取り出されて配付される間に得られる計量手段の計測結
果および情報記憶手段に記憶されている単位重量に基づ
き、同一種の必要物品の物品配付個数に対応する配付個
数情報が自動的に求出・表示されるので、ピッキング作
業者は自分で一々数を数えなくても、同一種の必要物品
の配付数量を正しく速やかに確認することができる。
【0025】さらに、この発明のピッキングカートで
は、状況情報送信手段により、ピッキング指示情報に従
って行われているピッキング作業の状況に応じたピッキ
ング状況情報が管理用ホストコンピュータへ送信され
る。ピッキングカート側よりピッキング状況情報を受け
取った管理用ホストコンピュータ側からは、現場のピッ
キング作業の状況に見合った的確なピッキング指示情報
がピッキングカート側の指示情報受信手段へ送り返され
るので、ピッキング作業者はピッキング作業を円滑に進
行させることができる。
【0026】また、請求項5のピッキングカートでは、
物品収納用ボックスから取り出された物品配付個数に間
違いのある場合、警報手段により警報が発せられてピッ
キング作業者へ物品配付個数の間違いがあったことが知
される。ピッキング作業者は物品配付個数の間違いを直
ちに認識し、速やかに物品配付数の過不足を正す訂正処
置を行うことになる。
【0027】さらに、請求項6の発明の物品ピッキング
システムでは、配備されている請求項4または5の発明
の物品ピッキングカートによって、ピッキング作業者
は、同一種の必要物品の配付数量を正しく速やかに確認
しながら、必要物品を間違いなくピッキング指示通りの
必要数だけ効率よく物品収納用ボックスから取り出して
配付してゆく。また、ピッキングカート側の状況情報送
信手段からはピッキング指示情報に従って行われている
ピッキング作業の状況に応じたピッキング状況情報が管
理用ホストコンピュータ側の状況情報受信手段へ送信さ
れ、状況情報受信手段でピッキングカート側のピッキン
グ状況情報を受信した管理用ホストコンピュータ側の指
示情報送信手段からは、現場のピッキング作業の状況に
見合った的確なピッキング指示情報がピッキングカート
側の指示情報受信手段へ返信され、ピッキングカートと
管理用ホストコンピュータとの間でピッキング作業に必
要な情報が対話形式で相互にやりとりされることから、
ピッキング作業者は、ピッキング作業を円滑に進行させ
られる。
【0028】
【発明の実施の形態】<第1実施例>続いて、この発明
の第1実施例を図面を参照しながら説明する。図1は請
求項3の発明の実施例に係る物品ピッキングシステムに
配備されている請求項2の発明の実施例のピッキングカ
ートの外観を示す正面図、図2は実施例のピッキングカ
ートの外観を示す平面図、図3は実施例の物品ピッキン
グシステムの全体構成を示すブロック図である。
【0029】実施例の物品ピッキングシステムに配備さ
れているピッキングカートは、図1および図2に示すよ
うに、ピッキング対象の物品(商品)を保管してあるエ
リアを走行させる台車1と、台車1に載せられて運ばれ
るとともに台車1の上にある間に保管場所から取り出さ
れた物品が投入される折り畳み可能な第1,第2コンテ
ナ(物品投入用ボックス)2,3とを備えている。
【0030】さらに、実施例のピッキングカートは、図
3に示すように、各配送先についてのピッキングすべき
物品(必要物品)の種類と各必要物品ごとのピッキング
数量(必要投入数)および1個当たりの重量(単位重
量)などのピッキング指示情報をアンテナAT1より受
信する無線方式の指示情報受信部4aと受信したピッキ
ング指示情報を記憶する指示情報メモリ4bと、同一種
の必要物品をコンテナ2,3へ次々と投入する間に各コ
ンテナ2,3に投入済の同一種の必要物品の合計重量を
測る第1,第2電子秤(電子天秤)5,6と、各電子秤
5,6の計測結果および指示情報メモリ4bに記憶され
ている単位重量に基づき、各コンテナ2,3へ投入され
た同一種の必要物品の投入個数に対応する投入個数情報
をそれぞれ求出する第1,第2投入個数情報求出部7,
8と、指示情報メモリ4bが記憶しているピッキング指
示情報のうちの必要な情報を表示するとともに投入個数
情報求出部7,8が求出する投入個数情報を表示する情
報表示器9を備えている。
【0031】また、実施例のピッキングカートは、指示
情報メモリ4bからのピッキング指示情報の読み出し動
作や、電子秤5,6の計測動作、第1,第2投入個数情
報求出部7,8の求出動作、情報表示器9の表示動作な
ど各部の動作に必要な連動制御等を行うコントローラ1
0や、入力操作用のキースイッチ11aおよび商品など
に付けられているバーコードを読み取るバーコードリー
ダ11bなどを備えている他、各コンテナ2,3への物
品投入個数に正しいか否かを判定する投入個数判定部1
2aと、警報音を発するブザー12b、あるいは、取り
出そうとする物品のコードと必要物品のコードが一致し
ているか否かを判定する物品コード判定部12cを備え
ている。その他に、さらに実施例のカートは、ピッキン
グ指示情報に従って行われているピッキング作業の状況
に応じたピッキング状況情報を必要期間だけ記憶する状
況情報メモリ13aと、状況情報メモリ13aに記憶さ
れているピッキング状況情報をアンテナAT2からホス
トコンピュータ側へ送信する無線方式の状況情報送信部
13bも備えている。以下、実施例のピッキングカート
の各部構成を具体的に説明する。
【0032】台車1は、下側に4個の車輪1aが取り付
けられている下テーブル14aと、この下テーブル14
aの上方に支柱15によって固定されている上テーブル
14bとを備えている。上テーブル14bの手元側の短
辺縁には把手16が取り付けられていて、ピッキング作
業者が把手16を持って前に押せば、台車1は容易に前
に移動する。下テーブル14aの先端側には予備のコン
テナ17〜19が折り畳まれた状態で載せられている。
コンテナ17〜19は必要な時に広げてコンテナ2,3
のように箱状に組み立てて使用する。また下テーブル1
4aの手元側には、図3に示されている無線通信機構な
どの制御系用の電気部品の一部や、制御系駆動用の電池
などが納められたコントロールボックス20も載せられ
ている。
【0033】上テーブル14bの先端側には第1電子秤
5と第2電子秤6が並べて置かれ、さらに第1電子秤5
の上に第1コンテナ2が載せられ、第2電子秤6の上に
第2コンテナ3が載せられている。両電子秤5,6は、
いずれも、コントローラ10から風袋セット指令があれ
ば、現在重量を全て風袋重量と見なしていわゆるゼロ点
調整を行い、現在重量を0として以後の秤量計測を行う
よう構成されている。コンテナ2,3に物品が全く投入
されていない空の状態では、各コンテナ2,3の重量が
そのまま風袋重量と見なされることになる。風袋セット
指令は、ひとつの種類の物品の投入が終了した後、次の
種類の物品の投入が始まる以前のタイミングで出され
る。したがって、各電子秤5,6は、同一種の必要物品
を各コンテナ2,3へ次々と投入する間に投入済の同一
種の必要物品の合計重量を測定して出力することにな
る。
【0034】指示情報メモリ4bには管理用ホストコン
ピュータ側からのピッキング指示情報が記憶されるので
あるが、具体的なピッキング指示情報としては、各配送
先ごとの必要物品の種類(例えば、歯ブラシ、ハンケ
チ、ミカン缶詰など)と各必要物品ごとの必要投入数お
よび単位重量などが挙げられる。
【0035】第1投入個数情報求出部7は、電子秤5の
測定結果である第1コンテナ2に投入済の同一種の必要
物品の合計重量Wt1を、その必要物品の単位重量Wu で
割り算する除算演算(Wt1÷Wu )を実行して、現在投
入作業途中である必要物品の第1コンテナ2への(累
積)投入個数を出力する。第2投入個数情報求出部8
は、電子秤6の測定結果である第2コンテナ3に投入済
の同一種の必要物品の合計重量Wt2を、その必要物品の
単位重量Wu で割り算する除算演算(Wt2÷Wu )を実
行して、現在投入作業途中である必要物品の第2コンテ
ナ3への(累積)投入個数を出力する。
【0036】情報表示器9および入力操作用のキースイ
ッチ11aは、図2に示すように、上テーブル14bの
手元側寄りに載せられている。また、バーコードリーダ
ー11bも情報表示器9へ接続された状態で上テーブル
14bの手元側寄りに配設されている。情報表示器9
は、コントローラ10の表示指令に従って、情報メモリ
23に記憶されている必要物品の種類と各必要物品ごと
の必要投入数や、投入個数情報求出部7,8で求出され
た投入個数情報(実施例では投入個数)を表示する。ま
た、情報表示器9には一つのコンテナに対する同一種の
必要物品の投入が終了した時に押される投入終了指示用
のプッシュスイッチ9aも設けられている。なお、キー
スイッチ11aの適当なキーを押せば必要な数値や指令
をコントローラ10へ適宜に入力することが出来る。ま
た、バーコードリーダー11bでコンテナや物品などに
付けられているバーコードを読み取れば、読み取られた
コードがコントローラ10へ取り込まれる。
【0037】また、投入個数判定部12aは、プッシュ
スイッチ9aが押された時に、指示情報メモリ4bに記
憶されている必要投入数と、投入個数情報求出部7,8
で求出された(累積)投入個数を比較し、不一致であれ
ば、鳴動信号をブザー12bへ出力するよう構成されて
いる。鳴動信号を受けたブザー12bは、即座に警報音
を出して、必要物品の投入個数が正しくないことをピッ
キング作業者にしっかり教える。物品コード判定部12
cは、バーコードリーダー11bで必要物品などのバー
コードを取り込んだ時に、取り込まれたコードとピッキ
ング指示情報としての必要物品のコードとを比較し、不
一致であれば、やはり鳴動信号をブザー12bへ出力す
るよう構成されている。鳴動信号を受けたブザー12b
は、即座に警報音を出して、物品のコードが不一致であ
ることをピッキング作業者に教える。
【0038】また、管理用ホストコンピュータ21は、
図3に示すように、アンテナAT3からピッキング指示
情報をピッキングカート側へ向けて送信する指示情報送
信部22と、ピッキングカート側におけるピッキング作
業の状況に応じたピッキング状況情報をアンテナAT4
より受信する状況情報受信部23を備えている他に、必
要な表示モニタおよび入力操作用機器などを備えてお
り、物品ピッキングシステムとしては、ピッキングカー
トと管理用ホストコンピュータとの間でピッキング作業
に必要な情報を対話形式で相互にやりとり出来る構成と
なっている。
【0039】続いて、以上に説明した構成を有する実施
例の物品ピッキングシステムによりピッキング作業を実
施する際の作業状況を、図面を参照しながら具体的に説
明する。図4はピッキング作業の流れを示すフローチャ
ート、図5は物品の保管エリアを走行するピッキングカ
ートを示す斜視図、図6および図7は情報表示器9に表
示されたピッキング指示画面を示す平面図である。な
お、ここでは、ピッキング作業を開始するに当たって必
要なピッキング指示情報が、管理用ホストコンピュータ
21の指示情報送信部22から既にピッキングカート毎
に各ピッキングカートの指示情報受信部4aへ送信され
て指示情報メモリ4bへ記憶されているところから始め
る。
【0040】〔ステップS1〕ピッキング作業者がプッ
シュスイッチ9aを押す。そうすると、図6に示すよう
に、情報表示器9の画面にはピッキング指示が表示さ
れ、最初にピッキングする必要物品に関するピッキング
指示情報が映し出される。同時に風袋セット指令がコン
トローラ10から電子秤5,6へ出され、各コンテナ
2,3の重量を風袋重量として電子秤5,6の風袋セッ
トが行われる。表示されるピッキング指示情報は、必要
物品の保管場所、種類(今はミカン缶詰)、品番、必要
投入数である。勿論,必要投入数は第1コンテナ2と第
2コンテナ3のそれぞれについて示される。
【0041】〔ステップS2〕ピッキング作業者は、図
5に示すように、指示画面に出ているミカン缶詰(必要
物品)が置かれている保管場所へ向け、物品保管棚HB
の間に台車1を進ませる。
【0042】〔ステップS3〕ピッキング作業者は、バ
ーコードリーダー11bで物品投入を行うコンテナ(今
は第1コンテナ2)のバーコード2aを読み取らせ、こ
れからミカン缶詰を投入するコンテナが第1コンテナ2
であることをデータとして取り込む。勿論、物品投入を
行うコンテナが第2コンテナ3であれば、バーコード3
aを読み取らせることになる。
【0043】〔ステップS4〕ピッキング作業者は、バ
ーコードリーダー11bにミカン缶詰のバーコードを読
み取らせて、物品コード判定部12cにミカン缶詰が正
しく指示通りの必要物品であるか否かをチェックさせ
る。ミカン缶詰が正しく指示の必要物品である場合、次
のステップS5へ進む。物品によってはバーコードが物
品保管棚HBに付けられている。ミカン缶詰が指示の必
要物品ではない場合、ブザー12bから警報が出され
る。警報が鳴った場合、指示の必要物品を改めて探し出
してから、ステップS4を繰り返す。取り出す物品が正
しく指示の必要物品であるか否かをチェックすることに
より、必要物品の取り違えを防止できる。
【0044】〔ステップS5〕ピッキング作業者は、ミ
カン缶詰を第1コンテナ2に投入し始める。
【0045】〔ステップS6〕ミカン缶詰が第1コンテ
ナ2に投入されている間、第1投入個数情報求出部7に
より投入個数が求出され、これが情報表示器9の画面の
下左に表示される。図7に示すように、情報表示器9の
画面の下左に表示される投入個数が適当個数になったら
投入を止めてプッシュスイッチ9aを押す。なお、ミカ
ン缶詰を投入しても情報表示器9の画面の下左の数字が
0のままであれば、投入するコンテナを左右間違えてい
ることが容易に分かるので、コンテナの取り違えを防止
できる。
【0046】〔ステップS7〕投入個数判定部12aが
投入個数と必要個数の一致・不一致を判定し、不一致で
あれば、ブザー12bから警報音が出される。警報音が
出た場合、過不足分を調べて訂正処置を行ってからステ
ップ6を繰り返す。警報が鳴らない場合、ステップS8
へ進む。
【0047】〔ステップS8〕情報表示器9の画面が変
わらなければ、第2コンテナ3へのミカン缶詰の投入作
業が必要であるので、ステップS3以下を繰り返し行
う。情報表示器9の画面が新たな画面に切り替わってい
れば、ステップS9に進む。
【0048】〔ステップS9〕情報表示器9の画面が新
たな必要物品の指示画面に切り替わっていれば、コント
ローラ10から風袋セット指令が電子秤5,6に出さ
れ、各コンテナ2,3の重量と現在投入済の物品の合計
重量の合算重量を風袋重量として風袋セットされた後、
ステップ2へ戻り、ピッキング作業を続行する。そうで
なくて、情報表示器9の画面が作業終了を指示する画面
に切り替わっていれば、ピッキング作業は完了であり、
コンテナ2,3のバーコードデータや両コンテナ2,3
へのミカン缶詰等の必要物品の収集結果がピッキング状
況情報として状況情報送信部13aからホストコンピュ
ータ21の状況情報受信部23へ直ちに送信される。ホ
ストコンピュータ21の側では、物品の品切れ等をチェ
ックし、品切れ等があれば、別の保管場所に在庫がある
場合、別の保管場所を示す補充ピッキング指示情報がピ
ッキングカートへ直ちに送られたり、全く在庫がない場
合、品切れ物品の補充処置情報が必要部署へ送られたり
する。
【0049】なお、ピッキング作業が全て済めば、後は
ピッキング作業者が台車1を発送エリアで待機中のトラ
ックか、あるいは配送コンベアの所へ移動させて、採集
した物品をコンテナ2,3ごとトラックないしコンベア
へ載せ替える。コンテナ2,3の載せ替え終了がピッキ
ング状況情報として状況情報送信部13aからホストコ
ンピュータ21の状況情報受信部23へ送信されると、
折り返し、新しいピッキング指示情報がそのピッキング
カートの指示情報受信部4aへ送信されて指示情報メモ
リ4bに記憶された後、ピッキング作業者は遅滞なく次
のピッキング作業に取りかかる。
【0050】以上のように、実施例の物品ピッキングシ
ステムの場合、同一種の必要物品の物品投入個数が自動
的に求出・表示されるので、ピッキング作業者は、自分
で一々数を数えなくても、同一種の必要物品の投入個数
を正しく速やかに確認できる。加えて、実施例のピッキ
ングカートの場合、コンテナへの物品投入個数に間違い
のあったことが、警報音によりピッキング作業者に知ら
されて、物品投入数の過不足を正す訂正処置が速やかに
とられる。その結果、ピッキング作業の効率を十分に改
善することができるとともに、ピッキング数量の間違い
を確実に解消することができる。また、ピッキングカー
トと管理用ホストコンピュータとの間では、ピッキング
作業に必要な情報が相互にやりとりされることから、ピ
ッキング作業が円滑に進行して、ピッキング作業の効率
が十分に改善される。
【0051】<第2実施例>第2実施例に係るピッキン
グカートおよびこれを用いたピッキングシステムは、上
述した第1実施例のものとは逆に、ピッキングカートに
予め収納・搭載されている物品を、指示された配付先へ
必要個数だけ配付するためのものである。以下、図8〜
図10を参照して第2実施例について説明する。
【0052】本実施例のピッキングカートの基本的な構
成は第1実施例のピッキングカートと同様であるので、
ここでは簡単な説明に止める。図8に示すように、ピッ
キング対象の物品(商品)を配付すべきエリアを走行さ
せる台車100と、台車100に載せられて運ばれると
ともに、配付すべき物品が予め収納されている複数個の
コンテナ(物品収納用ボックス)101とを備えてい
る。各コンテナ101の下には、各コンテナ101内に
残っている物品の重量を測る電子秤102が設けられて
いる。さらに、実施例のピッキングカートは、第1実施
例のカートと同様に、必要物品の配付先情報、各必要物
品ごとのピッキング数量(必要投入数)および1個当た
りの重量(単位重量)などのピッキング指示情報をアン
テナより受信する無線方式の指示情報受信部、受信した
ピッキング指示情報を記憶する指示情報メモリ、各電子
秤102の計測結果および指示情報メモリに記憶されて
いる単位重量に基づき、各配付先へ配付された同一種の
必要物品の配付個数に対応する配付個数情報をそれぞれ
求出する配付個数情報求出部、指示情報メモリが記憶し
ているピッキング指示情報のうちの必要な情報を表示す
るとともに配付個数情報求出部が求出する配付個数情報
を表示する情報表示器103などを備えている。
【0053】以下、図10のフローチャートを参照して
本実施例の動作を説明する。ここでは、ピッキング作業
を開始するに当たって必要なピッキング指示情報、すな
わち、配付すべき物品の名称やコード、物品の配付場所
(配付先情報)、ピッキング数量(必要配付数)などが
管理用ホストコンピュータからピッキングカートに送信
されて記憶されているものとする。なお、本実施例で
は、ピッキングカートに複数種類の物品を搭載している
関係で、配付すべき物品の名称やコードを送信している
が、単一種類の物品だけを搭載して配付する場合には、
物品の名称やコードなどの情報は必ずしも必要ではな
い。
【0054】〔ステップT1〕図9に示すように、情報
表示器103の画面には最初にピッキングする必要物品
に関するピッキング指示情報、すなわち物品配付場所
(棚位置など)、物品の名称、物品コード、必要個数
(配付個数)が映し出される。同時に、その物品が収納
されているコンテナ101に対応した電子秤102の現
在の重量が初期値として記憶されるとともに、配付個数
に「0」がセットされる。
【0055】〔ステップT2〕ピッキング作業者は、指
示画面に出ている物品配付場所(棚位置)へ向けて台車
100を進ませる。
【0056】〔ステップT3〕ピッキング作業者は、物
品配付を行う配付場所(棚位置)のバーコードをバーコ
ードリーダーで読み取らせ、その配付場所のデータを取
り込む。
【0057】〔ステップT41 T42 〕ピッキング作業
者は、バーコードリーダーに配付場所のバーコードを読
み取らせて、配付先コード判定部にその配付場所が指示
された通りの配付場所であるか否かをチェックさせる。
その配付場所が指示された配付場所である場合、次のス
テップT5へ進む。その配付場所が指示された配付場所
ではない場合、ブザーなどから警報が出される。警報が
鳴った場合、指示された配付場所を改めて探し出してか
ら(T42 )、ステップT41 を繰り返す。
【0058】〔ステップT5〕ピッキング作業者は、指
示された物品をその配付場所に配付し始める。
【0059】〔ステップT6〕物品が配付場所に配付さ
れている間、配付個数情報求出部により配付個数が求出
される。具体的には、その物品が収納されたコンテナ1
01に対応する電子秤102で測定された初期重量か
ら、配付後に測定された重量を差し引いて、その減算結
果をその物品の単位重量で割り算することにより、配付
個数が求められる。この配付個数が情報表示器103の
画面に表示される。情報表示器103に表示される配付
個数が必要個数になったら配付を止めて情報表示器10
3にあるプッシュスイッチを押す。なお、物品を配付し
ても情報表示器103の配付個数が「0」のままであれ
ば、物品を取り出したコンテナを間違えていることが容
易に分かるので、コンテナの取り違えを防止できる。
【0060】〔ステップT71 、T72 〕配付個数判定
部が配付個数と必要個数の一致・不一致を判定し、不一
致であれば、ブザーから警報音が出される。警報音が出
た場合、過不足分を調べて訂正処置を行ってからステッ
プT6を繰り返す。警報が鳴らない場合、ステップT8
へ進む。
【0061】〔ステップT8〕情報表示器103の画面
が別の配付場所への物品配付の指示画面に切り替わって
いれば、ステップT2へ戻り、ピッキング作業を続行す
る。 〔ステップT9〕情報表示器103の画面が作業終了を
指示する画面に切り替わっていれば、ピッキング作業は
完了である。そして、配付場所のバーコードデータや配
付物品の情報などがピッキング状況情報としてピッキン
グカートからホストコンピュータへ直ちに送信されて管
理に供されたり、必要な場合は次のピッキング情報がホ
ストコンピュータからピッキングカートに送られる。
【0062】以上のように、本実施例の物品ピッキング
システムの場合、同一種の必要物品の物品配付個数が自
動的に求出・表示されるので、ピッキング作業者は、自
分で一々数を数えなくても、同一種の必要物品の配付個
数を正しく速やかに確認できる。加えて、実施例のピッ
キングカートの場合、配付場所への物品配付個数に間違
いのあったことが、警報音によりピッキング作業者に知
らされて、物品配付数の過不足を正す訂正処置が速やか
にとられる。その結果、ピッキング作業の効率を十分に
改善することができるとともに、ピッキング数量の間違
いを確実に解消することができる。また、ピッキングカ
ートと管理用ホストコンピュータとの間では、ピッキン
グ作業に必要な情報が相互にやりとりされることから、
ピッキング作業が円滑に進行して、ピッキング作業の効
率が十分に改善される。
【0063】この発明は、上記実施の形態に限られるこ
とはなく、下記のように変形実施することができる。 (1)この発明のピッキングカートの場合、台車に搭載
されるコンテナおよび電子秤の組数は任意である。
【0064】(2)実施例の場合、台車に載せられたコ
ンテナ1個に付き電子秤が1台設置されていたが、電子
秤がコンテナの下側をスライド移動できるよう配設して
おき、各コンテナが1台の電子秤を共同利用する構成の
ピッキングカートが、変形例として挙げられる。
【0065】(3)この発明のピッキングカートのコン
テナとして、図11に示すように、仕切り板25a〜2
5cを任意の位置に差し立てて適当な大きさの分割室2
4a〜24dが随意に作れるコンテナ24を用いること
ができる。最初は仕切り無しで配送先Saの必要物品だ
けを第1実施例と同様にして採集した後、仕切り板25
aを採集した必要物品が全て分割室24aに入る位置に
差し立ててる。
【0066】次に、再び仕切り板25aの右側の空の分
割室に配送先Sbの必要物品だけを第1実施例と同様に
して採集した後、仕切り板25bを採集した必要物品が
全て分割室24bに入る位置に差し立ててる。以後、同
様に必要物品の採集と仕切り板の差し立てを行えば良
い。なお、コンテナ24を使う場合、図11に示すよう
に、1個のコンテナ24に対し電子秤26を1台設置す
れば事足りる。
【0067】(4)第1実施例の場合、同一種の必要物
品の投入個数に対応する投入個数情報として投入個数を
必要個数の下側に表示する構成であったが、必要個数か
ら投入個数を差し引いた残り個数を求出して必要個数の
代わりに投入個数情報として表示する構成のピッキング
カートが、変形例として挙げられる。第2実施例も同様
に、配付すべき物品の残り個数を表示するようにしても
よい。
【0068】(5)実施例において、さらにピッキング
作業完了時にコンテナに投入(あるいは、取り出し)さ
れた必要物品の全データを、管理用ホストコンピュータ
へ送信したり、台車に予め配置した印刷機で印刷して各
コンテナに添付したりすることができるよう構成したピ
ッキングカートが、変形例として挙げられる。
【0069】(6)この発明のピッキングカートの台車
に加速度計を取り付けておき、台車が停止しているか安
定走行状態にある時のみ、電子秤が測定動作するよう構
成すれば、秤量が正確に行われ、投入個数がより正確に
求出される。
【0070】(7)この発明のピッキングカートの台車
の把手に握りスイッチを取り付けておき、握りスイッチ
を働かせた時だけ、電子秤が計測動作を行うよう構成す
れば、秤量精度が向上し、投入個数がより正確に求出さ
れるようになる。
【0071】(8)実施例では、ピッキングに必要な情
報が無線通信で送られる構成であったが、この発明のピ
ッキングカートの場合、ピッキングに必要な情報が有線
通信でもたらされる構成であってもよい。
【0072】(9)この発明の物品ピッキングシステム
で配備されるピッキングカート台数は数台はあるのが普
通であるけれども、1台の場合もある。
【0073】
【発明の効果】以上に詳述したように、請求項1の発明
の物品ピッキング作業用カートによれば、ピッキング作
業中、同一種の必要物品が物品投入用ボックスへ次々と
投入される間に得られる計量手段の計測結果および情報
記憶手段に記憶されている単位重量に基づき、同一種の
必要物品の物品投入個数に対応する投入個数情報が自動
的に求出・表示される構成となっていて、ピッキング作
業者は、自分で一々数を数えなくても、同一種の必要物
品の投入個数を正しく速やかに確認できるようになるの
で、ピッキング作業の効率改善とピッキング数量の間違
い解消の両方を実現することができる。それに加えて、
請求項1の発明の物品ピッキング作業用カートによれ
ば、状況情報送信手段によって現場のピッキング作業の
状況に応じたピッキング状況情報が管理用ホストコンピ
ュータへ送信できることから、管理用ホストコンピュー
タ側から現場のピッキング作業の状況に見合った的確な
ピッキング指示情報がピッキングカート側へ送り返さ
れ、ピッキング作業が円滑に進行させられるようになる
ことから、ピッキング作業の効率を十分に改善すること
が可能となる。
【0074】また、請求項2の発明の物品ピッキング作
業用カートによれば、物品投入用ボックスへの物品投入
個数に間違いのあったことが、警報という認識し易い形
でピッキング作業者に知らされるので、ピッキング作業
者は物品投入数の過不足を正す訂正処置を速やかに行え
るようになり、ピッキング作業の効率をさらに改善する
ことができるとともに、ピッキング数量の間違いを確実
に解消することができる。
【0075】さらに、請求項3の発明の物品ピッキング
システムによれば、配備されている請求項1または2の
発明の物品ピッキングカートによって、同一種の必要物
品の投入数量を正しく速やかに確認しながら、必要物品
を間違いなくピッキング指示通りの必要数だけ素早く物
品投入用ボックスに収集してゆけることから、ピッキン
グ作業の効率改善とピッキング数量の間違い解消の両方
が実現される。それに加えて、請求項3の発明の物品ピ
ッキングシステムによれば、配備されているピッキング
カートと管理用ホストコンピュータとの間では、ピッキ
ング作業に必要な情報が対話形式で相互にやりとりされ
ることから、ピッキング作業が円滑に進行して、ピッキ
ング作業の効率が十分に改善される。
【0076】請求項4の発明の物品ピッキング作業用カ
ートによれば、ピッキング作業者は、自分で一々数を数
えなくても、同一種の必要物品の配付個数を正しく速や
かに確認できるようになるので、ピッキング作業の効率
改善とピッキング数量の間違い解消の両方を実現するこ
とができる。さらに、請求項4の発明の物品ピッキング
作業用カートによれば、状況情報送信手段によって現場
のピッキング作業の状況に応じたピッキング状況情報が
管理用ホストコンピュータへ送信できることから、管理
用ホストコンピュータ側から現場のピッキング作業の状
況に見合った的確なピッキング指示情報がピッキングカ
ート側へ送り返され、ピッキング作業が円滑に進行させ
られるようになることから、ピッキング作業の効率を十
分に改善することが可能となる。
【0077】請求項5の発明の物品ピッキング作業用カ
ートによれば、物品収納用ボックスから取り出して配付
した物品配付個数に間違いのあったことが、警報という
認識し易い形でピッキング作業者に知らされるので、ピ
ッキング作業者は物品配付数の過不足を正す訂正処置を
速やかに行えるようになり、ピッキング作業の効率をさ
らに改善することができるとともに、ピッキング数量の
間違いを確実に解消することができる。
【0078】さらに、請求項6の発明の物品ピッキング
システムによれば、配備されている請求項4または5の
発明の物品ピッキングカートによって、同一種の必要物
品の配付数量を正しく速やかに確認しながら、必要物品
を間違いなくピッキング指示通りの必要数だけ素早く配
付場所に配付してゆけることから、ピッキング作業の効
率改善とピッキング数量の間違い解消の両方が実現され
る。それに加えて、請求項6の発明の物品ピッキングシ
ステムによれば、配備されているピッキングカートと管
理用ホストコンピュータとの間では、ピッキング作業に
必要な情報が対話形式で相互にやりとりされることか
ら、ピッキング作業が円滑に進行して、ピッキング作業
の効率が十分に改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のピッキングカートの外観を示す正
面図である。
【図2】第1実施例のピッキングカートの外観を示す平
面図である。
【図3】第1実施例の物品ピッキングシステムの全体構
成を示すブロック図である。
【図4】第1実施例のシステムでのピッキング作業の流
れを示すフローチャートである。
【図5】第1実施例のカートが物品の保管エリアを進む
状況を示す斜視図である。
【図6】第1実施例の情報表示器に表示されたピッキン
グ指示画面の初期状態を示す平面図である。
【図7】第1実施例の情報表示器に表示されたピッキン
グ指示画面の途中状態を示す平面図である。
【図8】第2実施例のピッキングシステムの説明図であ
る。
【図9】第2実施例のピッキング指示画面を示す平面図
である。
【図10】第2実施例のピッキング作業の流れを示すフ
ローチャートである。
【図11】変形例のピッキングカートで使うコンテナと
電子秤を示す正面図である。
【図12】従来のピッキングカートの外観を示す正面図
である。
【図13】従来のピッキングカートの外観を示す平面図
である。
【符号の説明】
1 …台車 2 …第1コンテナ 3 …第2コンテナ 4a …指示情報受信部 4b …指示情報メモリ 5 …第1電子秤 6 …第2電子秤 7 …第1投入個数情報求出部 8 …第2投入個数情報求出部 9 …情報表示器 10 …コントローラ 12a …投入個数判定部 12b …ブザー 13a …状況情報メモリ 13b …状況情報送信部 17〜19 …コンテナ 21 …管理用ホストコンピュータ 22 …指示情報送信部 23 …状況情報受信部 24 …コンテナ 26 …電子秤

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピッキング対象の物品を保管してあるエリ
    アを走行させる台車と、台車に載せられて運ばれるとと
    もに台車の上にある間に保管場所から取り出された物品
    が投入される少なくとも一つの物品投入用ボックスと、
    ピッキングすべき物品(必要物品)の種類と各必要物品
    ごとのピッキング数量(必要投入数)および1個当たり
    の重量(単位重量)を少なくとも含むピッキング指示情
    報を管理用ホストコンピュータより受信する指示情報受
    信手段と、指示情報受信手段により受信したピッキング
    指示情報を記憶する情報記憶手段と、同一種の必要物品
    を物品投入用ボックスへ次々と投入する間に投入済の同
    一種の必要物品の合計重量を測る計量手段と、計量手段
    の計測結果および情報記憶手段に記憶されている単位重
    量に基づいて同一種の必要物品の投入個数に対応する投
    入個数情報を求出する投入個数情報求出手段と、情報記
    憶手段が記憶しているピッキング指示情報のうち少なく
    とも必要物品と必要投入数を表示するとともに投入個数
    情報求出手段が求出する投入個数情報を表示する情報表
    示手段と、ピッキング指示情報に従って行われているピ
    ッキング作業の状況に応じたピッキング状況情報を管理
    用ホストコンピュータへ送信する状況情報送信手段とを
    備えていることを特徴とする物品ピッキング作業用カー
    ト。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の物品ピッキング作業用カ
    ートにおいて、物品投入用ボックスへの物品投入個数に
    間違いがある場合に警報を発する警報手段も備えている
    物品ピッキング作業用カート。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の物品ピッキング
    作業用カートが配備されているとともに、ピッキングす
    べき物品(必要物品)の種類と各必要物品ごとのピッキ
    ング数量(必要投入数)および1個当たりの重量(単位
    重量)を少なくとも含むピッキング指示情報を物品ピッ
    キング作業用カートへ送信する指示情報送信手段と、物
    品ピッキング作業用カート側においてピッキング指示情
    報に従って行われているピッキング作業の状況に応じた
    ピッキング状況情報を物品ピッキング作業用カートから
    受信する状況情報受信手段とを備えた管理用ホストコン
    ピュータとが配備されていて、物品ピッキング作業用カ
    ートと管理用ホストコンピュータとの間で相互にピッキ
    ング作業に必要な情報をやりとり出来る構成となってい
    ることを特徴とする物品ピッキングシステム。
  4. 【請求項4】ピッキング対象の物品を配付すべきエリア
    を走行させる台車と、台車に載せられて運ばれるととも
    に配付すべき物品が収納されている少なくとも一つの物
    品収納用ボックスと、ピッキング対象の物品(必要物
    品)の配付先情報と各必要物品ごとのピッキング数量
    (必要配付数)および1個当たりの重量(単位重量)を
    少なくとも含むピッキング指示情報を管理用ホストコン
    ピュータより受信する指示情報受信手段と、指示情報受
    信手段により受信したピッキング指示情報を記憶する情
    報記憶手段と、同一種の必要物品を配付先へ次々と配付
    する間に配付済の同一種の必要物品の合計重量を測る計
    量手段と、計量手段の計測結果および情報記憶手段に記
    憶されている単位重量に基づいて同一種の必要物品の配
    付個数に対応する配付個数情報を求出する配付個数情報
    求出手段と、情報記憶手段が記憶しているピッキング指
    示情報のうち少なくとも配付先情報と必要配付数を表示
    するとともに配付個数情報求出手段が求出する配付個数
    情報を表示する情報表示手段と、ピッキング指示情報に
    従って行われているピッキング作業の状況に応じたピッ
    キング状況情報を管理用ホストコンピュータへ送信する
    状況情報送信手段とを備えていることを特徴とする物品
    ピッキング作業用カート。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の物品ピッキング作業用カ
    ートにおいて、配付先への物品配付個数に間違いがある
    場合に警報を発する警報手段も備えている物品ピッキン
    グ作業用カート。
  6. 【請求項6】請求項4または5に記載の物品ピッキング
    作業用カートが配備されているとともに、ピッキング対
    象の物品(必要物品)の配付先情報と各必要物品ごとの
    ピッキング数量(必要配付数)および1個当たりの重量
    (単位重量)を少なくとも含むピッキング指示情報を物
    品ピッキング作業用カートへ送信する指示情報送信手段
    と、物品ピッキング作業用カート側においてピッキング
    指示情報に従って行われているピッキング作業の状況に
    応じたピッキング状況情報を物品ピッキング作業用カー
    トから受信する状況情報受信手段とを備えた管理用ホス
    トコンピュータとが配備されていて、物品ピッキング作
    業用カートと管理用ホストコンピュータとの間で相互に
    ピッキング作業に必要な情報をやりとり出来る構成とな
    っていることを特徴とする物品ピッキングシステム。
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