JP2019210117A - 物品搬送車 - Google Patents

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Abstract

【課題】物品を収納する複数の収納部から、物品搬送車を用いて物品を集める際に、指定と異なる物品を集めることを抑制する。【解決手段】物品搬送車は、制御部と、収納部から取り出された物品を支持する支持部に支持された物品の総重量Wを検出する重量検出部とを備える。制御部は、物品が新たに支持部に支持された場合における総重量Wの増加分である増加重量ΔWが、収納部から取り出す対象となる物品である対象物品の重量BWに応じた規定範囲WL,WHから外れていた場合に、対象物品が正しく取り出されなかったと判定し、エラー情報を報知する。【選択図】図7

Description

本発明は、物品を収納する複数の収納部から物品を集めるための物品搬送車に関する。
特開2008−247546号公報には、収納棚(3)からピッキングした物品を、店舗などの仕分け先別のコンテナに集品するピッキング作業用台車(1)を備えたピッキング設備が開示されている(背景技術において括弧内の符号は参照する文献のもの。)。この設備では、作業者がピッキング作業用台車(1)を押しながら、異なる品目が収納された複数の収納部(5)から構成される収納棚(3)に沿って移動させる。そして、ピッキング作業用台車(1)に設けられた端末機(21)よる指定に基づいて、収納部(5)から物品を取り出し、ピッキング作業用台車(1)のコンテナ(8)に格納する。コンテナ(8)は、仕分け先ごとに設けられており、これによって仕分け先ごとに物品が集品される。
作業者は、端末機(21)よる指定に基づいて対象となる収納部(5)から物品を取り出すが、その際に誤って異なる物品を取り出す可能性もある。この場合、コンテナ(8)には誤った物品を含んで集品されてしまうことになる。
特開2008−247546号公報
上記背景に鑑みて、物品を収納する複数の収納部から、物品搬送車を用いて物品を集める際に、指定と異なる物品を集めることを抑制する技術が望まれる。
1つの態様として、上記に鑑みた物品搬送車は、物品を収納する複数の収納部のそれぞれに対応して設定された設定位置まで走行する走行部と、前記走行部を制御する制御部と、前記収納部から取り出された少なくとも一つの物品を支持する支持部と、前記支持部に支持された少なくとも一つの物品の総重量を検出する重量検出部と、前記設定位置において前記収納部から取り出す対象となる物品である対象物品を示すピッキング情報を作業者に通知する通知部と、を備え、前記制御部は、さらに、物品が新たに前記支持部に支持された場合における前記総重量の増加分である増加重量が、前記ピッキング情報に示された前記対象物品の重量に応じた規定範囲から外れていた場合に、前記対象物品が正しく取り出されなかったと判定し、エラー情報を報知する。
本構成によれば、物品搬送車を設定位置まで走行させ、設定位置においてピッキング情報に基づくピッキング作業を作業者に行わせ、ピッキングした物品を支持部に支持させた状態で、物品搬送車を次の目的地まで走行させることができる。従って、作業者が長い距離を移動することなく、ピッキングした物品を適切に搬送することができる。これにより、ピッキング作業を効率化することができる。また、本構成によれば、支持部に重量検知部が設けられ、支持部に支持された物品の総重量が検出される。作業者により物品が収納部から取り出され、当該物品が支持部に支持された場合における増加重量は、対象物品の重量に対応するはずである。本構成によれば、増加重量が対象物品の重量に応じた規定範囲から外れていた場合には、エラー情報が報知される。従って、作業者は、取り出した物品を確認し、誤っていれば正しい物品(対象物品)と交換することができる。このように、本構成によれば、物品を収納する複数の収納部から、物品搬送車を用いて物品を集める際に、指定と異なる物品を集めることを抑制することができる。
物品搬送車のさらなる特徴と利点は、図面を参照して説明する実施形態についての以下の記載から明確となる。
ピッキング設備の平面図 ピッキング設備の斜視図 物品搬送車の背面図 ピッキング設備及び物品搬送車の拡大斜視図 制御ブロック図 表示部の表示例 増加重量に基づく判定を含む制御の一例を示すフローチャート 増加重量に基づく判定を含む制御の他の例を示すフローチャート 増加重量及び識別情報に基づく判定を含む制御の一例を示すフローチャート
以下、ピッキング設備に用いられる物品搬送車の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、上下方向Zに沿って上方からピッキング設備100を見た上下方向視の平面図であり、図2は、ピッキング設備100を斜め上方から見た斜視図である。図3は、物品搬送車3の背面図(後述する後方側U2から見た図)であり、図4は、ピッキング設備100及び物品搬送車3の拡大斜視図である。ピッキング設備100には、物品Bを収納する収納部1を複数備えた物品収納棚2と、床面Fの上を走行する物品搬送車3と、が備えられている。また、図5を参照して後述するように、ピッキング設備100には、物品収納棚2に収納されている物品B及び且つ物品搬送車3を管理する制御装置Hも備えられている。図1及び図2に示すように、ピッキング設備100の中では、複数の作業者Mが、物品搬送車3と協働して複数の収納部1から仕分け先ごとに物品Bを集めるピッキング作業を行う。
以下、収納部1及び物品収納棚2については、上下方向視において、物品収納棚2の収納部1が並ぶ方向を第1方向X(配列方向)と称し、水平面において第1方向Xに対して直交する方向を第2方向Yと称して説明する。また、それぞれの収納部1との関係において、第2方向Yに沿って収納部1から通路Lに向かう方向を通路側Y1、第2方向Yに沿って通路Lから収納部1へ向かう方向を収納部側Y2と称する。物品搬送車3については、物品搬送車3が直進する場合の進行方向に沿った方向を前後方向Uと称し、水平面において前後方向Uと直交する方向を幅方向Vと称する。前後方向Uにおいて、物品搬送車3が直進する場合の進行方向側を前方側U1と称し、反対側を後方側U2と称する。
物品収納棚2は、上下方向Z及び第1方向Xに並ぶ状態で複数の収納部1を備えている。具体的には、物品収納棚2は、上下方向Zに間隔を隔てた状態で複数の棚板6を備えている。それぞれの棚板6の上には、第1方向Xに並ぶ状態で複数の収納用容器7が載せられている。即ち、物品収納棚2に備えられた複数の収納用容器7のそれぞれにより収納部1が形成されている。物品収納棚2には、複数種類の物品が種類別に収納されており、1つの収納部1(収納用容器7)には1種類の物品が収容されている。
図4に示すように、収納部1としての収納用容器7は、物品Bを出し入れする開口部8を有する開口面9を備えている。収納用容器7は、開口面9が通路側Y1に向くように物品収納棚2に設置されている。1つの物品収納棚2に備えられている複数の収納部1は、開口面9を同じ方向に向けて配列されている。
図1に示すように、物品収納棚2が設置されている領域は、複数のエリアEに区分けされている。好ましくは、その複数のエリアEのそれぞれに対して担当の作業者Mが配置されている。作業者Mは、自身が担当するエリアEにおいて、物品収納棚2から物品搬送車3に物品Bを移載するピッキング作業を行う。また、作業者Mは、物品搬送車3から物品収納棚2に物品Bを移載する補充作業を行ってもよい。なお、エリアEの数と作業者Mの数との関係は任意に変更可能であり、例えば、1つのエリアEに複数人の作業者Mが配置されていてもよいし、複数のエリアEを1人の作業者Mが担当するようにしてもよい。
制御装置Hは、収納部1に収納されている物品Bの種別や、在庫数などを管理している。制御装置Hは、例えば、上位のコントローラから仕分け先ごとに物品収納棚2から物品Bを収集するピッキング指令が出力されると、ピッキング情報を物品搬送車3の制御部15に送信する。ピッキング情報は、作業者Mによるピッキング作業により物品Bを取り出す収納部1の位置を示す情報や収納部1から取り出す物品Bの種類や個数の情報である。
図3に示すように、物品搬送車3は、床面F上を走行する走行部11と、物品Bを支持する支持部12と、ピッキング情報を作業者Mに通知する通知部10と、少なくとも走行部11を制御する制御部15と、を備えている。また、図3、図5等に示すように、物品搬送車3は、物品Bに表示されているバーコードを読み取るバーコードリーダ17と、支持部12が支持している物品Bの総重量を計測する重量検出部18と、を備えている。詳細は、図9を参照して後述するが、バーコードリーダ17は、物品Bの識別情報BIDを読み取る識別情報読み取り部に相当する。
走行部11は、幅方向Vに並ぶ一対の走行輪26と、一対の走行輪26の並び方向に対して前後方向Uの両側に設置された従動輪27と、走行輪26を回転駆動させる走行用モータ28(図5参照)と、を備えている。走行部11は、走行用モータ28によって一対の走行輪26の双方を正転方向に回転させることで前進走行し、走行用モータ28によって一対の走行輪26の双方を逆転方向に回転させることで後進走行する。また、走行部11は、走行用モータ28によって一対の走行輪26を異なる回転速度で回転させることで旋回走行する。尚、異なる回転速度で回転させることには、互いの回転方向が異なること、一方の走行輪26のみが駆動されて他方の走行輪26が停止していることも含む。
また、走行部11には、支柱31が立設されている。この支柱31には複数の支持台32(ここでは2つの支持台32)が支持されている。また、支柱31の上端には、通知部10が支持されている。走行部11の上面、及び2つの支持台32のそれぞれに搬送用容器33が支持されている。ここでは、物品搬送車3が、3つの搬送用容器33を備える形態を例示しており、この搬送用容器33が、物品Bを支持する支持部12に相当する。
通知部10は、表示部14を備えて構成されている。図6を参照して後述するように、表示部14には、ピッキング情報PIの少なくとも一部が表示される。例えば、表示部14には、収納部1から取り出す対象の物品Bである対象物品の種別、取り出す個数、対象物品を取り出す対象の収納部1である対象収納部、対象物品を支持させる対象の支持部12である対象支持部、等の情報が表示される。また、表示部14は、タッチパネルを有して、作業者Mがタッチボタン19を操作可能に構成されている。表示部14は、表示画面が後方側U2で且つ上方側を向くように設置されている。ここでは、通知部10が、表示部14を備えている形態を例示した。しかし、通知部10は、表示部14を備えることなく、例えば、ピッキング情報PIを音声等で通知する形態であってもよい。
物品搬送車3の制御部15は、制御装置Hからのピッキング情報を受け取ると、走行用モータ28を駆動制御して、物品Bを収納する複数の収納部1のそれぞれに対応して設定された設定位置P1まで走行部11を走行させる。制御部15は、物品搬送車3に搭載されている不図示のセンサ等の検出結果に基づいて、物品収納棚2や作業者Mや他の物品搬送車3などの障害物を避けて自律走行によって設定位置P1まで、物品搬送車3を走行させる。設定位置P1において物品搬送車3が停止すると、その設定位置P1が含まれるエリアEを担当する作業者Mが、物品搬送車3に近づき、表示部14に表示されているピッキング情報PIを確認する。ピッキング情報PIには、表示部14に表示されない情報も含まれていてよいが、表示部14を介して、設定位置P1において収納部1から取り出す対象となる物品である対象物品を示す情報が少なくとも作業者Mに通知される。
図6は、表示部14に表示されるピッキング情報PIの一例を示している。「FROM」には、対象物品を取り出す対象の対象収納部が通知されており、ここでは、「74−3」の表示により、例えば74列の3段目の収納部1が対象収納部であることが示されている。また、「TO」には、対象物品の仕分け先が通知されている。上述したように、物品搬送車3は、収納部1から取り出された少なくとも一つの物品Bを支持する支持部12として、3つの搬送用容器33を備えている。ここでは、「2」の表示により、上から2番目の搬送用容器33が、仕分け先の支持部12である対象支持部であることを示している。
そして、「FROM」及び「TO」の下には、対象物品の名称或いは商品コードが表示されている。物品Bの名称や商品コードは、好ましくは、収納部1としての収納用容器7にも表示されており、作業者Mは、対象商品の名称や商品コードも確認して収納部1から物品Bを取り出すことができる。ここでは、対象物品の名称或いは商品コードとして、「ABCDE」と表示される形態を例示している。また、同一の物品Bが複数個、収納部1から取り出される場合もあり、対象物品の名称或いは商品コードと共に、取り出し個数(必要数情報BN)も表示されると好適である。ここでは、「5」の表示により、対象物品を5つ取り出す必要があることが通知されている。
作業者Mは、表示部14に表示されるピッキング情報PIに基づいて、物品Bを収納部1から取り出し、支持部12としての搬送用容器33に支持させる。作業者Mは、収納部1から支持部12への物品Bの取り出しが完了すると、例えば、表示部14のタッチパネルに表示された「DONE」のタッチボタン19に触れる。制御部15は、これによって作業者Mによる支持部12への物品Bの取り出しが完了したと判定する。
上述したように、それぞれの支持部12には、支持部12に支持された少なくとも一つの物品Bの総重量を検出する重量検出部18が備えられている。詳細は、図7から図9のフローチャートを参照して後述するが、制御部15は、作業者Mによる物品Bの取り出し作業が完了した後の重量検出部18の検出結果に基づいて、作業者Mによる物品Bの取り出し作業が正しいか否かを判定する。具体的には、制御部15は、物品Bが新たに支持部12に支持された場合における総重量Wの増加分である増加重量ΔWが、ピッキング情報PIに示された対象物品の重量に応じた規定範囲(WL以上、WH以下)から外れていた場合には、対象物品が正しく取り出されなかったと判定してエラー情報を報知する(S14)。
対象物品が正しく取り出された場合には、エラー情報が報知されず、物品搬送車3は、次のピッキング指令に基づいて、自律走行し、次の設定位置P1に移動する。つまり、作業者Mによる「DONE」のタッチボタン19への操作によって、その設定位置P1におけるピッキング作業が完了し、物品搬送車3は、次の設定位置P1へ移動する。
尚、増加重量ΔWは、対象物品の重量によって異なる。従って、制御部15は、図3及び図5に示すように、収納部1に収納された各物品Bの重量を示す重量情報BW(図7等参照)を記憶したデータベース40と通信可能に構成されている。このデータベース40は、それぞれの物品搬送車3に搭載されていてもよいし、制御装置Hと同様に、物品搬送車3とは別にピッキング設備100の中に設置されていてもよい。また、制御部15とデータベース40との通信は、物品搬送車3の内部における有線通信でもよいし、物品搬送車3の中と外とのワイヤレス通信であってもよい。また、重量情報BWは、ピッキング情報PIに含まれていてもよく、この場合は、ピッキング情報PIを送信する制御装置Hがデータベース40として機能する。何れにせよ、制御部15は、対象物品の重量情報BWを取得して、対象物品が正しく取り出されたか否かを判定する。
以下、図7から図9のフローチャートも参照して、制御部15が増加重量ΔWに基づいて、対象物品が正しく取り出されたか否かを判定する手順について説明する。図7から図9のフローチャートの全てにおいて、制御部15は、始めに制御装置Hからのピッキング情報PIを受け取る(S1)。上述したように、制御部15は、ピッキング情報PIを受け取る(S1)と走行部11を制御して設定位置P1まで物品搬送車3を移動させる。しかし、物品搬送車3の移動に関する手順はここでは省略し、原則として、物品搬送車3が設定位置P1に到着した後に実行されるステップについて説明する(特にステップS4以降。ステップS2、ステップS3については移動中に実行されてもよい。)。また、作業者Mによる「DONE」のタッチボタン19への操作についてもここでは省略する。
図7のフローチャートに示す手順において、ピッキング情報PIには、データベース40を介して取得された対象物品の重量情報BWが少なくとも含まれている。次に、制御部15は、対象物品の重量に応じた規定範囲(WL以上、WH以下)を規定するパラメータ、即ち、対象物品の重量の下限値WL及び上限値WHを取得する(S2)。これら下限値WL及び上限値WHは、重量情報BWと同様に、データベース40から取得されてもよいし、ピッキング情報PIに含まれてもいてもよい。また、制御部15が、重量情報BWに対する許容値(許容差或いは許容割合)をデータベース40やピッキング情報PIから取得して、下限値WL及び上限値WHを演算して取得してもよい。或いは、制御部15において予め固定された許容値が設定されており、制御部15が許容値に基づいて下限値WL及び上限値WHを演算して取得してもよい。
作業者Mによる、収納部1から支持部12への物品Bの取り出しが完了すると、制御部15は、総重量Wを取得する(S5)。これは、物品Bの取り出しが完了したタイミングに応じて、重量検出部18が総重量Wを検出して制御部15に提供する形態でもよいし、常時、或いは定期的に重量検出部18が総重量Wを検出しており、物品Bの取り出しが完了したタイミングに応じて、制御部15が最新の総重量Wを取得する形態であってもよい。
尚、総重量Wが検出される際に物品搬送車3が動いていると、例えば、走行部11が走行していると、振動等によって、総重量Wの検出精度が低下する可能性がある。作業者Mが収納部1から物品Bを取り出し、支持部12へ支持させる際には、物品搬送車3は設定位置P1に到達して停止している。しかし、より正確性を考慮して、制御部15が総重量Wを取得する際には、走行部11の動作モードop_mdが停止(stop)であることが好ましい(S6)。制御部15は、取得した総重量Wが、走行部11の停止中に検出された値であれば、取得した総重量Wを新総重量Wnに設定する(S7)。尚、重量検出部18が、物品搬送車3が動いていても充分な検出精度で総重量Wを検出できる場合には、走行部11が停止中に検出された重量を新総重量Wnとしなくてもよい。制御部15は、走行部11が停止中に検出された重量である新総重量Wnに基づいて以下のように判定を行う。
制御部15のレジスタ等の記憶部には、今回の設定位置P1におけるピッキング作業前の総重量Wである旧総重量Wpが記憶されている(当該支持部12に対する初回のピッキング作業の場合には、旧総重量Wpはゼロ。)。制御部15は、旧総重量Wpと、新総重量Wnとの差分をとり、増加重量ΔWを演算する(S8)。次に、制御部15は、増加重量ΔWが、対象物品の重量に応じた規定範囲(WL以上、WH以下)に含まれているか否かを判定する(S10)、増加重量ΔWが、規定範囲から外れていた場合には、制御部15は、対象物品が正しく取り出されなかったと判定してエラー情報を報知する(S14)。エラー情報は、通知部10の表示部14にメッセージや画像を表示させる形態でもよいし、通知部10から音声等を出力する形態であってもよい。
ステップS10において、増加重量ΔWが、規定範囲に含まれている場合には、制御部15は、対象物品が正しく取り出されたと判定して、旧総重量Wpの値を新総重量Wnの値に更新する(S13)。次の設定位置P1における判定は、新しい旧総重量Wpと、次の設定位置P1における作業者Mによるピッキング作業後の総重量Wとの差分に応じた増加重量ΔWに基づいて実施される。
図7のフローチャートを参照した形態では、1つの設定位置P1において対象物品が1つ取り出される場合について例示した。しかし、1つの設定位置P1において同一の対象部品が複数個取り出される場合もある。以下、図8のフローチャートを参照して、対象部品が複数個取り出される場合に、制御部15が、増加重量ΔWに基づいて対象物品が正しく取り出されたか否かを判定する形態について説明する。尚、図8において図7と同一符号で示すステップについては、図7を参照して説明したことと同様であるので、適宜説明を省略する。
図8のフローチャートに示す手順において、ピッキング情報PIには、データベース40を介して取得された対象物品の重量情報BWに加え、収納部1から取り出して支持部12に支持させる対象物品の数を示す必要数情報BNも含まれている(S1)。図6には、ピッキング情報PIに含まれる必要数情報BNが表示部14に表示されている形態を例示している。
制御部15は、対象物品の重量の下限値WL及び上限値WHを取得する(S2)と共に、収納部1から取り出して支持部12に支持させる対象物品の数を示す数情報TBNを取得する(S3)。ここで、制御部15は、ピッキング情報PIの必要数情報BNから数情報TBNを取得することができる。即ち、ピッキング情報PIに含まれる必要数情報BNを数情報TBNとして設定することができる。この場合、制御部15は、数情報TBNを取得する数量取得部としても機能する。また、図6に示すように、表示部14に表示された必要数情報BNを確認した作業者Mがタッチパネルのタッチボタン19を操作して収納部1から取り出す個数を入力してもよい。この場合、タッチボタン19から入力された数が、数情報TBNとなり、タッチパネルが数情報TBNを取得する数量取得部として機能する。
重量検出部18による総重量Wの検出から増加重量ΔWを取得するまでのステップS5〜ステップS8については、図7を参照して上述した通りであるので、説明を省略する。但し、取得された増加重量ΔWは、対象物品を複数個、支持部12に支持させた場合に増加した重量である。一方、ステップS2で取得した対象物品の重量の下限値WL及び上限値WHは、対象物品の単体の重量に基づく値である。従って、ステップS10において、増加重量ΔWが規定範囲に含まれているか否かを判定する前に、ステップS9において、規定範囲が、対象物品の単体の重量と、数情報TBNに示された数とに応じて再設定される。図8に示すように、下限値WLに数情報TBNを乗じて新たな下限値WLが設定され、上限値WHに数情報TBNを乗じて新たな上限値WHが設定される。
以下、図7のフローチャートを参照して上述したように、増加重量ΔWが規定範囲に含まれているか否かが判定される(S10)。増加重量ΔWが規定範囲に含まれている場合には、制御部15は、対象物品が正しく取り出されたと判定して、旧総重量Wpの値を新総重量Wnの値に更新する(S13)。増加重量ΔWが規定範囲から外れていた場合には、制御部15は、対象物品が正しく取り出されなかったと判定してエラー情報を報知する(S14)。
尚、収納部1から取り出される対象物品の個数が1つの場合は、数情報TBNが“1”となり、ステップS2で取得した対象物品の重量の下限値WL及び上限値WHに変化はない。従って、収納部1から取り出される対象物品の個数が1つの場合も、図8のフローチャートに沿った手順が実行されてよい。
図7及び図8のフローチャートを参照した形態では、制御部15が、増加重量ΔWに基づいて対象物品が正しく取り出されたか否かを判定する形態を例示した。しかし、さらに別の判定も行い、2つの判定基準を場合に、対象物品が正しく取り出されたと判定することで、より正確なピッキング作業が可能となる。
上述したように、物品搬送車3は、物品Bの識別情報BIDを読み取る識別情報読み取り部としてのバーコードリーダ17を備えている。制御部15は、物品Bが新たに支持部12に支持された場合にバーコードリーダ17が読み取った識別情報BIDである読み取り情報TBIDが、ピッキング情報PIに示された対象物品の識別情報BIDと一致しない場合には、増加重量ΔWが、規定範囲内であった場合にも、対象物品が正しく取り出されなかったと判定することができる。
バーコードリーダ17による識別情報BIDの読み取りは、作業者Mがバーコードリーダ17に、収納部1から取り出した物品Bのバーコードを近づけることによって行われる。従って、作業者Mがバーコードを読み取らせることを失念したり、バーコードリーダ17によるバーコードの読み取り不良が生じたりする場合もある。そこで、制御部15は、物品Bが新たに支持部12に支持された場合にバーコードリーダ17が識別情報BIDを読み取らなかった場合には、増加重量ΔWが、規定範囲内であった場合にも、対象物品が正しく取り出されなかったと判定すると好適である。
以下、図9のフローチャートを参照して、増加重量ΔWについての判定、及び識別情報BIDについての判定を行って、対象物品が収納部1から正しく取り出されたか否かを判定する手順について説明する。図9に示す手順は、増加重量ΔWに基づく判定の手順を示す図7に、識別情報BIDについての判定を付加する形態として例示する。図9において図7と同一符号で示すステップについては、図7を参照して説明したことと同様であるので、適宜説明を省略する。また、図9では、簡略化のため、対象部品が1つ取り出される形態を例示するが、図8に例示したように、さらに、対象部品が複数個取り出される場合の手順へも改変も容易である。
図9のフローチャートに示す手順において、ピッキング情報PIには、データベース40を介して取得された対象物品の重量情報BWに加え、対象物品の識別情報BIDも含まれている(S1)。制御部15は、上述したように、対象物品の重量の下限値WL及び上限値WHを取得する(S2)。作業者Mは、収納部1から物品Bを取り出し、物品Bに示されたバーコードをバーコードリーダ17に読み取らせた後、当該物品Bを支持部12に載せる。制御部15は、バーコードリーダ17から、読み取り情報TBIDを取得する(S4)。尚、バーコードリーダ17が読み取った読み取り情報TBIDが、メモリやレジスタなどの一時記憶部に記憶され、制御部15が識別情報IDについての判定を行うステップS10の前に、一時記憶部から取得する形態であってもよい(破線で示すステップS11)。
また、ここでは、識別情報BIDが一次元又は二次元のバーコードとして物品Bに示されている形態を例示し、識別情報読み取り部がバーコードリーダ17である形態を例示しているが、その他の形態により識別情報BIDが物品Bに示され、その他の形態により識別情報読み取り部が構成されていてもよい。例えば、近接距離でのワイヤレス通信によってリーダと送受信可能なワイヤレスICチップ等を物品Bに搭載し、当該ワイヤレスICチップに識別情報BIDが記憶されていてもよい。この場合、識別情報読み取り部は、ワイヤレスICリーダによって構成される。また、識別情報BIDが文字によって物品Bに記載され、イメージスキャナを備えた識別情報読み取り部が読み取った画像を文字認識して、識別情報BIDを取得する形態であってもよい。
重量検出部18による総重量Wの検出から増加重量ΔWを取得するまでのステップS5〜ステップS8、及び増加重量ΔWが規定範囲に含まれているか否かを判定するステップS10については、図7を参照して上述した通りであるので、説明を省略する。ステップS10において、増加重量ΔWが、規定範囲から外れていた場合には、図7と同様に、制御部15は、対象物品が正しく取り出されなかったと判定してエラー情報を報知する(S14)。
一方、増加重量ΔWが、規定範囲に含まれている場合には、制御部15は、さらに、識別情報BIDについての判定を行って、対象物品が正しく取り出された否かを判定する。具体的には、制御部15は、バーコードリーダ17が読み取った読み取り情報TBIDが、ピッキング情報PIに示された対象物品の識別情報BIDと一致するか否かを判定する(S12)。読み取り情報TBIDと識別情報BIDとが一致しない場合には、増加重量ΔWが規定範囲内であった場合にも、対象物品が正しく取り出されなかったと判定してエラー情報を報知する(S14)。読み取り情報TBIDと識別情報BIDとが一致した場合には、対象物品が正しく取り出されと判定して、旧総重量Wpの値を新総重量Wnの値に更新する(S13)。尚、ステップS10と、ステップS12(ステップS11,ステップS12の組)との順序は、逆であってもよい。
尚、作業者Mがバーコードを読み取らせることを失念したり、バーコードリーダ17によるバーコードの読み取り不良が生じたりした場合、ステップS4において読み取り情報TBIDが取得されない。従って、ステップS12において、読み取り情報TBIDと識別情報BIDとは一致せず、エラー情報が報知される(S14)。過去に取得した読み取り情報TBIDが、制御部15のレジスタ等に残っていた場合、偶然に読み取り情報TBIDと識別情報BIDとが一致する可能性がある。従って、ステップS13の後、或いは、ステップS4の前に、読み取り情報TBIDをリセットしておくと好適である。読み取り情報TBIDがリセットされていると、異なる物品Bを取り出した場合と、作業者Mがバーコードを読み取らせることを失念したり、バーコードの読み取り不良が生じたりした場合とを区別することもできる。
〔実施形態の概要〕
以下、上記において説明した物品搬送車の概要について簡単に説明する。
物品搬送車は、1つの態様として、物品を収納する複数の収納部のそれぞれに対応して設定された設定位置まで走行する走行部と、前記走行部を制御する制御部と、前記収納部から取り出された少なくとも一つの物品を支持する支持部と、前記支持部に支持された少なくとも一つの物品の総重量を検出する重量検出部と、前記設定位置において前記収納部から取り出す対象となる物品である対象物品を示すピッキング情報を作業者に通知する通知部と、を備え、前記制御部は、さらに、物品が新たに前記支持部に支持された場合における前記総重量の増加分である増加重量が、前記ピッキング情報に示された前記対象物品の重量に応じた規定範囲から外れていた場合に、前記対象物品が正しく取り出されなかったと判定し、エラー情報を報知する。
本構成によれば、物品搬送車を設定位置まで走行させ、設定位置においてピッキング情報に基づくピッキング作業を作業者に行わせ、ピッキングした物品を支持部に支持させた状態で、物品搬送車を次の目的地まで走行させることができる。従って、作業者が長い距離を移動することなく、ピッキングした物品を適切に搬送することができる。これにより、ピッキング作業を効率化することができる。また、本構成によれば、支持部に重量検知部が設けられ、支持部に支持された物品の総重量が検出される。作業者により物品が収納部から取り出され、当該物品が支持部に支持された場合における増加重量は、対象物品の重量に対応するはずである。本構成によれば、増加重量が対象物品の重量に応じた規定範囲から外れていた場合には、エラー情報が報知される。従って、作業者は、取り出した物品を確認し、誤っていれば正しい物品(対象物品)と交換することができる。このように、本構成によれば、物品を収納する複数の収納部から、物品搬送車を用いて物品を集める際に、指定と異なる物品を集めることを抑制することができる。
ここで、前記制御部は、前記収納部に収納された各物品の重量を示す重量情報を記憶したデータベースと通信可能に構成され、前記制御部は、前記ピッキング情報に基づいて、前記データベースから前記対象物品の前記重量情報を取得すると好適である。
この構成によれば、対象商品の適切な重量情報を取得することができる。従って、対象物品の重量と増加重量との比較判定を精度良く行うことができる。尚、データベースは、物品搬送車に搭載されていてもよいし、物品搬送車とは異なる外部のデータベースであってもよい。
また、前記制御部は、前記走行部が停止中に検出された重量に基づいて判定すると好適である。
走行部が走行している際には、振動等によって重量の検出精度が低くなる可能性がある。従って、制御部は、走行部が停止中に検出された重量に基づいて増加重量の判定を行うと好適である。尚、重量検出部は、走行部が停止中にのみ重量を検出する形態であっても良いし、重量検出部は、走行部が走行中にも重量を検出し、制御部が、走行部の停止中に検出された重量を取得する形態であってもよい。
また、1つの態様として、物品の識別情報を読み取る識別情報読み取り部をさらに備え、前記制御部は、物品が新たに前記支持部に支持された場合に前記識別情報読み取り部が読み取った前記識別情報が、前記ピッキング情報に示された前記対象物品の前記識別情報と一致しない場合には、前記増加重量が、前記ピッキング情報に示された前記対象物品の重量に応じた規定範囲内であった場合にも、前記対象物品が正しく取り出されなかったと判定すると好適である。
異なる物品であっても、対象物品の重量に近いものが存在する可能性がある。本構成によれば、増加重量に加えて、さらに、ピッキング情報に示された対象物品の識別情報と、識別情報読み取り部により読み取った識別情報とを照合するので、より正確な判定が可能となる。
また、1つの態様として、物品の識別情報を読み取る識別情報読み取り部をさらに備え、前記制御部は、物品が新たに前記支持部に支持された場合に前記識別情報読み取り部が前記識別情報を読み取らなかった場合には、前記増加重量が、前記ピッキング情報に示された前記対象物品の重量に応じた規定範囲内であった場合にも、前記対象物品が正しく取り出されなかったと判定すると好適である。
この構成によれば、例えば、作業者が、新たに支持部に支持させる物品の識別情報を読み取らせなかったり、識別情報読み取り部が適切に識別情報を読み取れなかったりした場合にも、エラー情報が報知される。これにより、より確実に正しい対象物品を集めることができる。
また、前記支持部に支持させる前記対象物品の数を示す数情報を取得する数量取得部を備え、前記規定範囲は、前記対象物品の単体の重量と前記数情報に示された数とに応じて設定されると好適である。
増加重量は、対象物品の数によって変動する。本構成によれば、数量取得部が取得した数情報と対象物品の単体の重量とに応じて規定範囲が設定されるので、適切に増加重量の規定範囲を設定することができる。尚、数情報は、ピッキング情報に含まれていても良いし、作業者が収納部から取り出した物品の個数を入力することによって設定されるものであってもよい。
また、前記通知部は、表示部を備え、少なくとも前記対象物品の種別と個数とを表示すると好適である。
この構成によれば、通知部に含まれる表示部に、対象物品の種別と個数とが表示されるので、作業者に適切にピッキング情報を通知することができる。
1 :収納部
3 :物品搬送車
7 :収納用容器(収納部)
10 :通知部
11 :走行部
12 :支持部
14 :表示部
15 :制御部
17 :バーコードリーダ(識別情報読み取り部)
18 :重量検出部
33 :搬送用容器(支持部)
40 :データベース
B :物品
BID :識別情報
M :作業者
P1 :設定位置
PI :ピッキング情報
TBID :読み取り情報(識別情報読み取り部が読み取った識別情報)
TBN :数情報
W :総重量
WH :上限値(規定範囲の上限値)
WL :下限値(規定範囲の下限値)
Wn :新総重量(総重量)
Wp :旧総重量(総重量)
ΔW :増加重量

Claims (7)

  1. 物品を収納する複数の収納部のそれぞれに対応して設定された設定位置まで走行する走行部と、前記走行部を制御する制御部と、前記収納部から取り出された少なくとも一つの物品を支持する支持部と、前記支持部に支持された少なくとも一つの物品の総重量を検出する重量検出部と、前記設定位置において前記収納部から取り出す対象となる物品である対象物品を示すピッキング情報を作業者に通知する通知部と、を備え、
    前記制御部は、さらに、物品が新たに前記支持部に支持された場合における前記総重量の増加分である増加重量が、前記ピッキング情報に示された前記対象物品の重量に応じた規定範囲から外れていた場合に、前記対象物品が正しく取り出されなかったと判定し、エラー情報を報知する、物品搬送車。
  2. 前記制御部は、前記収納部に収納された各物品の重量を示す重量情報を記憶したデータベースと通信可能に構成され、
    前記制御部は、前記ピッキング情報に基づいて、前記データベースから前記対象物品の前記重量情報を取得する、請求項1に記載の物品搬送車。
  3. 前記制御部は、前記走行部が停止中に検出された重量に基づいて判定する、請求項1又は2に記載の物品搬送車。
  4. 物品の識別情報を読み取る識別情報読み取り部をさらに備え、
    前記制御部は、物品が新たに前記支持部に支持された場合に前記識別情報読み取り部が読み取った前記識別情報が、前記ピッキング情報に示された前記対象物品の前記識別情報と一致しない場合には、前記増加重量が、前記ピッキング情報に示された前記対象物品の重量に応じた規定範囲内であった場合にも、前記対象物品が正しく取り出されなかったと判定する、請求項1から3の何れか一項に記載の物品搬送車。
  5. 物品の識別情報を読み取る識別情報読み取り部をさらに備え、
    前記制御部は、物品が新たに前記支持部に支持された場合に前記識別情報読み取り部が前記識別情報を読み取らなかった場合には、前記増加重量が、前記ピッキング情報に示された前記対象物品の重量に応じた規定範囲内であった場合にも、前記対象物品が正しく取り出されなかったと判定する、請求項1から4の何れか一項に記載の物品搬送車。
  6. 前記支持部に支持させる前記対象物品の数を示す数情報を取得する数量取得部を備え、前記規定範囲は、前記対象物品の単体の重量と前記数情報に示された数とに応じて設定される、請求項1から5の何れか一項に記載の物品搬送車。
  7. 前記通知部は、表示部を備え、少なくとも前記対象物品の種別と個数とを表示する、請求項1から6の何れか一項に記載の物品搬送車。
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