JP2006089193A - 物品管理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 読み取り手段15により非接触無線通信にて記憶情報を読み取り自在な情報記憶用タグPが、複数の物品を収納可能な収納体に収納された物品に、その物品の固有情報を記憶する状態で備えられた物品管理装置6において、収納体に収納されている物品の収納数を示す収納数情報を記憶する収納数情報記憶用の情報記憶用タグPが、収納体に備えられ、読み取り手段15に読み取られる固有情報を計数して収納体に収納されている物品の収納数を求める計数処理、および、読み取り手段15にて読み取られる収納数情報が示す物品の収納数と計数処理にて求めた物品の収納数とが一致するか否かを判別する判別処理を実行する管理手段17が設けられている。
【選択図】 図2
Description
このような物品管理装置では、収納体に複数の物品が収納されていると、読み取り手段にて複数の情報記憶用タグの記憶情報を読み取ることになるが、情報記憶用タグどうしがくっついていたり、読み取り手段に対する情報記憶用タグの向きや、読み取り手段と情報記憶用タグとの距離などによって、読み取り手段が、収納体に収納されている物品のすべての固有情報を読み取ることができない虞がある。
前記収納体に収納されている物品の収納数を示す収納数情報を記憶する収納数情報記憶用の情報記憶用タグが、前記収納体に備えられ、
前記読み取り手段に読み取られる前記固有情報を計数して前記収納体に収納されている物品の収納数を求める計数処理、および、前記読み取り手段にて読み取られる前記収納数情報が示す物品の収納数と前記計数処理にて求めた物品の収納数とが一致するか否かを判別する判別処理を実行する管理手段が設けられている点にある。
また、収納数情報記憶用の情報記憶用タグには、複数の収納体のうち、どの収納体であるかを識別する識別番号などを示す識別情報を記憶させることができ、収納数情報記憶用の情報記憶用タグを、収納数情報を記憶させるためだけでなく、収納体を識別する識別情報を記憶させるためにも用いることができることになる。
〔第1実施形態〕
まず、第1実施形態について説明する。
この自動倉庫は、図1および図2に示すように、間口を相対向させた状態で物品Bを収納した収納体としてのコンテナ1を複数の収納部に収納可能な物品収納棚2が配設され、物品収納棚2とピッキング作業箇所3との間でコンテナ1を搬送する搬送装置4、ピッキング作業箇所3に配設されるピッキング操作装置5、物品管理装置6、各装置の作動を制御して自動倉庫全体を管理する自動倉庫用管理装置7などから構成されている。
また、コンテナ1に収納されている物品Bの収納数を示す収納数情報を記憶する収納数記憶用のICタグを、コンテナ1に備えさせているが、物品Bに備えられて固有情報を記憶するICタグPが、収納数情報をも記憶して、収納数情報を記憶する収納数情報記憶用のICタグに兼用されるように構成されている。
ちなみに、ピッキング作業用コンベヤ11は、平面視でコの字状になるように、荷捌き装置12から受け取ったコンテナ1をピッキング作業箇所3に搬送するコンベヤ、ピッキング作業箇所3に設置されるコンベヤ、ピッキング作業箇所3から荷捌き装置12への受け渡し箇所へ搬送するコンベヤなどから構成されている。
また、逆に、ピッキング作業箇所3にてピッキング作業が終了したコンテナ1を物品収納棚2に入庫する場合には、荷捌き装置12がピッキング作業用コンベヤ11から入庫コンベヤ9にコンテナ1を搬送し、そのコンテナ1をスタッカークレーン10が入庫コンベヤ9から物品収納棚2の収納部のいずれかに収納するように構成されている。
前記リーダ/ライタ装置15の夫々は、図4に示すように、ピッキング作業用コンベヤ11にて搬送されるコンテナ1を取り囲むように門型に形成され、上下方向に延びる側部と水平方向に延びる水平部との夫々に、ICタグPと非接触通信するアンテナ15aが設けられている。
また、管理装置17は、ピッキング操作装置5の操作部13にてピッキング作業箇所3でのピッキング作業が終了したことが指令されると、リーダ/ライタ装置15による非接触無線通信を開始させるように構成されている。
前記アンチコリジョンとしては、例えば、リーダ/ライタ装置15が、ICタグPの夫々で非接触無線通信を行うタイミングをずらす状態で、複数のICタグPの夫々の記憶情報を読み取りおよび書き換えるように構成したり、あるいは、リーダ/ライタ装置15が、複数のICタグPのうち、非接触無線通信を行うICタグPを識別する識別情報を送信し、ICタグPが、自己を識別する識別情報を受信したときのみ、記憶情報をリーダ/ライタ装置15に送信して、複数のICタグPの夫々の記憶情報を読み取りおよび書き換えるように構成することが可能である。
ピッキング作業後にコンテナ1に収納されている物品Bの収納数を示す収納数情報については、例えば、作業者が表示部16を用いて入力するように構成されている。
そして、管理装置17は、判別処理による判別結果を表示部16に表示させるとともに、判別処理にて物品Bの収納数が一致しないと判別した場合には、図外の警報ランプなどを作動させてその旨を報知するように構成されている。
まず、自動倉庫用管理装置7は、ピッキング操作装置5の操作部13にてピッキング作業の開始が指令されたり、別のコントローラからピッキング作業が指令されると、搬送装置4を作動させて、ピッキング対象の物品Bが収納されたコンテナ1をピッキング作業用コンベヤ11に出庫するように構成されている。
そして、そのコンテナ1は、ピッキング作業用コンベヤ11にてピッキング作業箇所3に搬送される前に、物品管理装置6による処理を受けるように構成されている。
前記管理装置17は、リーダ/ライタ装置15にて読み取った固有情報を表示部16に表示させるとともに、計数処理および判別処理を実行し、判別処理の判別結果も表示部16に表示させ、判別処理にて物品Bの収納数が一致しないと判別した場合には、図外の警報ランプなどを作動させてその旨を報知するように構成されている。
また、管理装置17の判別処理にて物品Bの収納数が一致しないと判別された場合には、作業者が、そのコンテナ1をピッキング作業用コンベヤ11から退避コンベヤ18に退避させ、その後、リーダ/ライタ装置15にてICタグPの記憶情報を再度読み取らせるなどの処理を行うことにより、リーダ/ライタ装置15にてコンテナ1に収納されている物品Bのすべての固有情報を読み取ることができたことを確認した状態で、ピッキング作業箇所3にコンテナ1を搬送するように構成されている。
その後、そのピッキング作業が終了すると、作業者が、操作部13にてピッキング作業の終了を指令するように構成されている。
そして、管理装置17は、リーダ/ライタ装置15にて読み取った物品Bの固有情報を自動倉庫用管理装置7に送信するように構成されており、自動倉庫用管理装置7は、その管理装置17からの情報に基づいて、どのコンテナ1にどの物品Bが収納されているかを管理するように構成されている。
次に、第2実施形態について説明するが、上記第1実施形態とは、コンテナ1に収納されている物品Bの収納数を示す収納数情報を記憶する収納数情報記憶用のICタグの構成のみが異なるだけであるので、その収納数情報記憶用のICタグについて説明し、その他の構成については説明を省略する。
(1)上記第1および第2実施形態では、リーダ/ライタ装置15をピッキング作業箇所3の上流側と下流側とに設置しているが、例えば、リーダ/ライタ装置15をピッキング作業箇所3に設置して実施することも可能である。
この場合には、その一つのリーダ/ライタ装置15にて、ピッキング作業前に、ICタグPに記憶された物品の固有情報および収納数情報を読み取り、ピッキング作業後に、ICタグPに記憶された物品の固有情報を読み取るとともに、ICタグPに記憶されている収納数情報を、ピッキング作業後にコンテナ1に収納されている物品Bの収納数を示す収納数情報に書き換えるように構成する。
例えば、物品管理装置6が、ピッキング作業終了後にコンテナ1に収納されている物品の収納数を示す収納数情報を、自動倉庫用管理装置7に送信し、自動倉庫用管理装置7が、ピッキング作業前およびピッキング作業後にコンテナ1に収納されている物品Bの収納数を管理するようにして、自動倉庫用管理装置7が、ピッキング作業後にコンテナ1に収納されている物品Bの収納数を示す収納数情報を管理装置17に送信するように構成して実施することも可能である。
6 物品管理装置
11 搬送手段
15 読み取り手段
16 報知手段
17 管理手段
B 物品
P 記憶情報用タグ
P1 収納数情報記憶用の情報記憶用タグ
Claims (4)
- 読み取り手段により非接触無線通信にて記憶情報を読み取り自在な情報記憶用タグが、複数の物品を収納可能な収納体に収納された物品に、その物品の固有情報を記憶する状態で備えられた物品管理装置であって、
前記収納体に収納されている物品の収納数を示す収納数情報を記憶する収納数情報記憶用の情報記憶用タグが、前記収納体に備えられ、
前記読み取り手段に読み取られる前記固有情報を計数して前記収納体に収納されている物品の収納数を求める計数処理、および、前記読み取り手段にて読み取られる前記収納数情報が示す物品の収納数と前記計数処理にて求めた物品の収納数とが一致するか否かを判別する判別処理を実行する管理手段が設けられている物品管理装置。 - 物品に備えられて前記固有情報を記憶する情報記憶用タグが、前記収納数情報を記憶する前記収納数情報記憶用の情報記憶用タグに兼用されるように構成されている請求項1に記載の物品管理装置。
- 物品に備えられて前記固有情報を記憶する情報記憶用タグと、前記収納数情報記憶用の情報記憶用タグとが各別に設けられている請求項1に記載の物品管理装置。
- 前記読み取り手段が、前記収納体を搬送経路に沿って搬送する搬送手段に対応して設置され、
前記管理手段の前記判別処理による判別結果を報知する報知手段が設けられている請求項1〜3のいずれか一項に記載の物品管理装置。
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JP2004275511A JP2006089193A (ja) | 2004-09-22 | 2004-09-22 | 物品管理装置 |
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JP2006089193A true JP2006089193A (ja) | 2006-04-06 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010280482A (ja) * | 2009-06-05 | 2010-12-16 | Asahi Kasei Homes Co | 収納物の保管情報管理システム |
CN109325566A (zh) * | 2018-11-22 | 2019-02-12 | 上海电子信息职业技术学院 | 一种物品管理装置 |
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2004
- 2004-09-22 JP JP2004275511A patent/JP2006089193A/ja active Pending
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CN109325566A (zh) * | 2018-11-22 | 2019-02-12 | 上海电子信息职业技术学院 | 一种物品管理装置 |
CN109325566B (zh) * | 2018-11-22 | 2023-10-03 | 上海电子信息职业技术学院 | 一种物品管理装置 |
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