JPH0862030A - ワーク個数測定装置 - Google Patents

ワーク個数測定装置

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JPH0862030A
JPH0862030A JP19654294A JP19654294A JPH0862030A JP H0862030 A JPH0862030 A JP H0862030A JP 19654294 A JP19654294 A JP 19654294A JP 19654294 A JP19654294 A JP 19654294A JP H0862030 A JPH0862030 A JP H0862030A
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JP
Japan
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weight
storage box
work
works
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP19654294A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobukazu Kanamori
伸和 金森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP19654294A priority Critical patent/JPH0862030A/ja
Publication of JPH0862030A publication Critical patent/JPH0862030A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人手を少なくして微細ワークの計数管理を自
動化する。 【構成】 このワーク個数測定装置は、複数の収納箱そ
れぞれに微細なワークを多数個収納して搬送する場合
に、ワークを収納している収納箱をそのまま重量測定手
段に乗せて全体の重量(これをいま、Wとする)を測定
して計数手段に与える。そこで計数手段は、識別コード
読取手段が読み取った収納箱に添付されている識別コー
ドからその収納箱に対応する対応する風袋重量データ
(これをいま、Kとする)を風袋重量記憶手段から読み
出し、同時にワーク重量記憶手段からワーク1個の重量
データ(これを例えば、Vとする)を読み出し、これら
のデータに基づいて、収納されているワークの個数A
を、 A=(W−K)/V の式に基づいて計算し、出力手段によって出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は微小なワークの収納個
数を自動的に測定するワーク個数測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワークが非常に微細で、しかも離
散系の製造工程で生産される場合、工程ごとの出来高実
績を計数単位で把握するために、作業者が収納箱に収納
されている微細なワークを人手をかけてピンセットなど
の道具で1つ1つ摘みながら数えるか、あるいは多数の
ワークを収納箱に入れて重量測定し、そこから風袋重量
を差し引き、ワーク1個の重量で割ることによってワー
クの個数を推定する方法をとっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のワーク個数測定装置では、微細なワークの計数管
理に人手と手間がかかり、能率的ではない問題点があっ
た。
【0004】この発明は、このような従来の問題点に鑑
みてなされたもので、収納箱に収納されている多数のワ
ークを収納箱と共に重量測定することによって自動的に
ワークの計数が行えるワーク個数測定装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のワーク個数測
定装置は、識別コードの添付された収納箱と、収納箱の
識別コードを読取る識別コード読取手段と、識別コード
によって識別される収納箱ごとの風袋重量を記憶する風
袋重量記憶手段と、収納箱ごとに収納するワーク1個の
重量を記憶するワーク重量記憶手段と、収納箱をそこに
収納されたワークと共に重量測定する重量測定手段と、
重量測定手段が測定した収納箱ごとの重量測定値からそ
こに収納されているワークの個数を割り出す計数手段
と、計数手段が割り出した収納箱ごとのワークの収納個
数データを出力する出力手段とを備えたものである。
【0006】
【作用】この発明のワーク個数測定装置では、複数の収
納箱それぞれに微細なワークを多数個収納して搬送する
場合に、各収納箱に収納されているワークの個数を把握
する必要があれば、ワークを収納している収納箱をその
まま重量測定手段に乗せて全体の重量(これをいま、W
とする)を測定して計数手段に与える。
【0007】そこで計数手段は、識別コード読取手段が
読み取った収納箱に添付されている識別コードからその
収納箱に対応する風袋重量データ(これをいま、Kとす
る)を風袋重量記憶手段から読み出し、同時にワーク重
量記憶手段からワーク1個の重量データ(これを例え
ば、Vとする)を読み出し、これらのデータに基づい
て、収納されているワークの個数Aを、 A=(W−K)/V の式に基づいて計算する。
【0008】算出されたワーク計数結果は出力手段によ
って出力し、必要に応じて表示手段に表示し、プリンタ
でプリントアウトし、あるいは上位計算機に伝送するこ
とになる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説
する。図1はこの発明のワーク個数測定装置1の外観図
であり、前面パネル2に計数表示部3と重量表示部4が
設けられ、重量測定台5に収納箱を所定の位置に固定す
る箱位置決めガイド6とバーコードリーダのようなID
タグ読取部7が設けられ、さらに人が操作しやすい部分
にキーボードのような入力操作部8が設けられている。
【0010】他方、複数種の収納箱9それぞれの底部に
は自収納箱を他収納箱と区別するために割当てられた識
別コードが付されたバーコードラベルのようなIDタグ
10が添付されている。
【0011】図2はこの実施例の回路構成を示してお
り、ワーク個数の測定演算処理を統括するCPU11
と、プログラム、パラメータなどCPU11の演算処理
に必要な情報と共に、収納箱ごとの風袋重量データ及び
ワーク1個の重量データを記憶する記憶装置12と、重
量測定台5の内部に設けられている重量測定装置13
と、IDタグ読取部7が読み取ったIDタグを識別する
IDタグ識別装置14を備えており、さらに計数表示部
3、重量表示部4及び入力操作部8がCPU11に接続
されている。
【0012】次に、上記構成のワーク個数測定装置によ
るワーク個数測定動作について説明する。自動測定に入
る前に、用いられる収納箱9各々に識別コードを割り当
て、それぞれの識別コードを示すIDタグ10が収納箱
9各々の底部に添付される。また入力操作部8を通し
て、あるいは図示していない上位計算機から各収納箱9
ごとに図3に示すようなその識別コードID1,ID
2,…と対応させた風袋重量データK1,K2,…のデ
ータテーブル15が記憶装置12に登録され、各収納箱
9ごとにそこに収納されるワーク1個の重量データV
1,V2,…も登録される。
【0013】実際の測定作業では、特定の識別コードが
割当てられたIDタグ10の添付されている収納箱9に
微細なワークwが多数個収納されて製造工程を搬送され
ているので、計数場所に来た収納箱9に対しては、作業
者が搬送ラインから取り出してワーク個数測定装置1の
重量測定台5の上の所定の位置に位置決めガイド6を利
用して載置する。
【0014】これによってワーク個数測定装置1では、
IDタグ読取部7が収納箱9に添付されいるIDタグ1
0の識別コードを読み取り、これをIDタグ識別装置1
4に入力し、IDタグ識別装置14は識別コードIDi
を認識し、その識別コードIDiをCPU11に出力す
る。また重量計測装置13は重量測定台5に載置された
収納箱9の全体重量Wを測定してCPU11に与える。
【0015】CPU11は入力される重量データWを重
量表示部4に表示させると共に、記憶装置12のデータ
テーブル15を参照し、識別コードIDiをキーにして
該当する収納箱9の風袋重量データKiとワーク重量デ
ータViを読み出し、次の式に基づいてワークの個数A
iを算出する。
【0016】Ai=(W−Ki)/Vi つまり、収納箱の総重量Wから風袋重量Kiを差し引
き、残った値を微細なワーク1個の重量Viで割ること
によって収納されているワークの総個数Aiを算出する
のである。
【0017】以上の処理を図4のフローチャートに基づ
いて説明すると、重量測定台5に収納箱9が乗せられる
ことによって重量計測装置13が重量を関知することに
よってCPU11がワーク個数測定動作に入り、まず収
納箱全体の重量を測定し(ステップS1)、IDタグを
読み取って識別コードを認識し(ステップS2)、記憶
装置12から該当する識別コードに対応する風袋重量デ
ータとワーク1個の重量データを読み出す(ステップS
3)。
【0018】この後、上記の式に基づいてワーク収納個
数を算出し(ステップS4)、重量表示と共に収納個数
の表示を行い、一連の処理を終了する(ステップS5,
S6)。
【0019】以上のようにして、微細なワークが離散系
で多数製造され、収納箱に入ってラインを搬送されるよ
うな製造工程で、各収納箱に収納されているワークの計
数管理を自動的に行うことができるようになる。
【0020】なお、上記実施例では収納箱ごとに異なる
種類のワークを収納して搬送する場合について説明した
が、取り扱うワークの種類が同じであれば、データテー
ブル15にIDタグごとにワーク1個の重量データを登
録するのではなく、ワークの重量データは固定値として
別に登録する方式とすることも可能である。
【0021】図5は複数の工程ごとにワーク個数測定装
置1を設置し、これらを伝送処理部16と伝送路17に
よって上位計算機18を介して結び付けたシステムを示
している。
【0022】このシステムでは、先頭工程のワーク個数
測定装置1において識別コードIDiと収納箱の風袋重
量データKi、ワーク重量Viをデータテーブル15の
形式で登録すれば、そのデータを伝送処理部16、伝送
路17を介して上位計算機18に伝送し、上位計算機1
8が後続工程の各ワーク個数測定装置1にデータを伝送
し、記憶装置12に登録することができ、先頭工程で新
しく定義されたデータが正確に追尾可能となり、実運用
システムへの適用がより柔軟に行えるようになる。
【0023】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、複数の
収納箱それぞれに微細なワークを多数個収納して搬送す
る場合に、ワークを収納している収納箱をそのまま重量
測定手段に乗せて全体の重量を測定して計数手段に与
え、計数手段は、識別コード読取手段が読み取った収納
箱に添付されている識別コードに基づき、その収納箱に
対応する風袋重量データを風袋重量記憶手段から読み出
し、同時にワーク重量記憶手段からワーク1個の重量デ
ータを読み出し、収納箱の総重量から風袋重量を差し引
き、残った値を微細なワーク1個の重量で割ることによ
って収納されているワークの総個数を算出するようにし
ているので、収納箱に収納されて搬送される多数の微細
なワークを瞬時に自動的に計数することができ、人手を
少なくして能率良く計数管理ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の斜視図。
【図2】上記実施例の回路構成を示すブロック図。
【図3】上記実施例における収納箱ごとの風袋重量デー
タを示すデータテーブルの説明図。
【図4】上記実施例の計数動作を示すフローチャート。
【図5】この発明の他の実施例のシステム構成を示すブ
ロック図。
【符号の説明】
1 ワーク個数測定装置 2 前面パネル 3 計数表示部 4 重量表示部 5 重量測定台 6 位置決めガイド 7 IDタグ読取部 8 入力操作部 9 収納箱 10 IDタグ 11 CPU 12 記憶装置 13 重量計測装置 14 IDタグ識別装置 15 データテーブル 16 伝送処理部 17 伝送路 18 上位計算機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 識別コードの添付された収納箱と、 前記収納箱の識別コードを読取る識別コード読取手段
    と、 前記識別コードによって識別される収納箱ごとの風袋重
    量を記憶する風袋重量記憶手段と、 前記収納箱ごとに収納するワーク1個の重量を記憶する
    ワーク重量記憶手段と、 前記収納箱をそこに収納されたワークと共に重量測定す
    る重量測定手段と、 前記重量測定手段が測定した収納箱ごとの重量測定値か
    らそこに収納されているワークの個数を割り出す計数手
    段と、 前記計数手段が割り出した収納箱ごとのワークの収納個
    数データを出力する出力手段とを備えて成るワーク個数
    測定装置。
JP19654294A 1994-08-22 1994-08-22 ワーク個数測定装置 Pending JPH0862030A (ja)

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JP19654294A JPH0862030A (ja) 1994-08-22 1994-08-22 ワーク個数測定装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007063014A (ja) * 2005-08-02 2007-03-15 Shin Meiwa Ind Co Ltd 塵芥計量システムを備えた塵芥収集車、並びにこの塵芥計量システムを備えた塵芥収集車の管理システム
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WO2015041259A1 (ja) * 2013-09-18 2015-03-26 株式会社イシダ 検査装置
KR20240031027A (ko) 2022-08-30 2024-03-07 가부시키가이샤 에이 앤 디 개수계

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