JP5161559B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
図1に示された基本構成を備え、下記表1に示された仕様を備えた実施例1の空気入りタイヤを得た。このタイヤサイズは、265/35R18である。このタイヤのベルトは、内側層、外側層及び屈曲層から構成される。屈曲層は、内側層の端で折り返されている。この折返しにより、内側層の半径方向内側に積層される主部と、内側層の半径方向外側に積層される折返し部とが形成されている。外側層と折返し部との境界位置におけるトレッドの厚みTAは、5mmである。折返し部の幅WAは、20mmである。主部の幅WBは、30mmである。外側層に含まれる第二コードの傾斜角度は、20°(degree)である。折返し部に含まれる第三コードの傾斜角度は、20°である。内側層に含まれる第一コードの傾斜角度は、−20°である。このタイヤでは、外側層の軸方向外側に折返し部が位置しており、この外側層の端と折返し部の端とは、継ぎ合わされている。この外側層と折返し部とは、重なり合っていない。表1において、この重なりが無い場合が「A」として示されている。
幅WAを下記表1及び表2の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
折返し部のコードの傾斜角度及び外側層のコードの傾斜角度を下記表2の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
厚みTAを下記表2の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
外側層に折返し部が重ねられた他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。表2中、この重なりが「B」として示されている。
内側層の端で外側層が折り返されてベルトが形成された他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。このタイヤのベルトには、屈曲層は設けられていない。このベルトの端から折り返された外側層の端までの軸方向距離は、30mmである。
外側層の端で内側層が折り返されてベルトが形成された他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。このタイヤのベルトには、屈曲層は設けられていない。このベルトの端から折り返された内側層の端までの軸方向距離は、30mmである。
試作タイヤの質量を計測して、この計測値に基づいて、評価を行った。この評価結果が、比較例1を100とした指数値で表されている。この値が小さいほど、タイヤ質量が小さいことが示される。この結果が、下記表1及び表2に示されている。
試作タイヤを、排気量が2600ccであるレース車両に装着した。なお、このタイヤの内圧を200kPaとした。ホイールのサイズは、10J×18である。この車両で、サーキットコースを走行し、ドライバーによる操縦安定性及び乗り心地に関する官能評価も行われた。この評価結果が、比較例2を100とした指数値で下記表1及び表2に表されている。この値が大きいほど、良好であることが示される。
上記走行テストを終えた車両に装着されていた試作タイヤについて、有効にトレッド面が接地していた部分の摩耗量が測定されて、その最小値の最大値に対する比が計算された。この結果が、比較例2を100とした指数値で下記表1及び表2に示されている。この値が大きいほど、良好であることが示される。さらにセンター領域における摩耗の発生状況についても確認が行われ、この確認結果が比較例2を100とした指数値で下記表1及び表2に示されている。この値が大きいほど、良好であることが示される。
一本の試作タイヤを生産するのに要した時間を計測した。この結果が、比較例1を100とした指数値で下記表1及び表2に示されている。この値が小さいほど、生産性に優れることが示される。
4・・・トレッド
6・・・サイドウォール
8・・・ビード
10・・・カーカス
12・・・ベルト
14・・・インナーライナー
16・・・チェーファー
18・・・トレッド面
20・・・コア
22・・・エイペックス
24・・・第一カーカスプライ
26・・・第二カーカスプライ
28・・・内側層
30・・・外側層
32・・・屈曲層
38・・・主部
40・・・折返し部
Claims (7)
- その外面がトレッド面をなすトレッドと、一対のビードと、両ビードに架け渡されたカーカスと、このカーカスの半径方向外側に位置するベルトとを備えており、
このベルトが、内側層と、この内側層の半径方向外側に積層される外側層と、軸方向に離間して配置される一対の屈曲層とを備えており、
この屈曲層が、内側層の端で折り返されており、
この屈曲層が、内側層とカーカスとの間に位置する主部と、内側層の半径方向外側に積層される折返し部とを備えており、
この折返し部が、この外側層の軸方向外側に位置しており、
上記ベルトの端から上記主部の端までの軸方向距離が、15mm以上60mm以下である空気入りタイヤ。 - 上記トレッド面には、溝が刻まれていない請求項1に記載のタイヤ。
- 上記トレッドの、上記外側層と上記折返し部との境界位置における、上記トレッドの厚みが、10mm以下である請求項1又は2に記載のタイヤ。
- 上記内側層が、周方向に対して傾斜する第一コードを含んでおり、
上記外側層が、周方向に対して傾斜する第二コードを含んでおり、
上記屈曲層が、周方向に対して傾斜する第三コードを含んでおり、
この第一コードの傾斜方向が、この屈曲層を構成する上記主部に含まれる第三コードの傾斜方向と同じであり、
この第二コードの傾斜方向が、この屈曲層を構成する上記折返し部に含まれる第三コードの傾斜方向と同じである請求項1から3のいずれかに記載のタイヤ。 - 上記外側層に含まれる第二コードと上記折返し部に含まれる第三コードとが連続していない請求項4に記載のタイヤ。
- 上記第二コードの傾斜角度が、上記折返し部に含まれる上記第三コードの傾斜角度よりも大きく、
この第二コードの傾斜角度とこの第三コードの傾斜角度との差が、3°以上である請求項5に記載のタイヤ。 - 上記折返し部に含まれる上記第三コードの傾斜角度が、上記第二コードの傾斜角度よりも大きく、
この第三コードの傾斜角度とこの第二コードの傾斜角度との差が、3°以上である請求項5に記載のタイヤ。
Priority Applications (1)
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JP2007334137A JP5161559B2 (ja) | 2007-12-26 | 2007-12-26 | 空気入りタイヤ |
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JP2007334137A JP5161559B2 (ja) | 2007-12-26 | 2007-12-26 | 空気入りタイヤ |
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JP2009154664A JP2009154664A (ja) | 2009-07-16 |
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2007
- 2007-12-26 JP JP2007334137A patent/JP5161559B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2009154664A (ja) | 2009-07-16 |
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