JP5159429B2 - 箔転写方法及び箔転写装置 - Google Patents

箔転写方法及び箔転写装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5159429B2
JP5159429B2 JP2008135613A JP2008135613A JP5159429B2 JP 5159429 B2 JP5159429 B2 JP 5159429B2 JP 2008135613 A JP2008135613 A JP 2008135613A JP 2008135613 A JP2008135613 A JP 2008135613A JP 5159429 B2 JP5159429 B2 JP 5159429B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foil
material sheet
adhesive
transfer
base material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008135613A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009279538A (ja
Inventor
雅彦 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Duplo Seiko Corp
Original Assignee
Duplo Seiko Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Duplo Seiko Corp filed Critical Duplo Seiko Corp
Priority to JP2008135613A priority Critical patent/JP5159429B2/ja
Publication of JP2009279538A publication Critical patent/JP2009279538A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5159429B2 publication Critical patent/JP5159429B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Decoration By Transfer Pictures (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

箔材シート裏面側に配置された箔を、基材シート表面に転写させる、箔転写方法及び箔転写装置に関する。
従来、箔を紙などの基材シートに印刷する方式として、ホットスタンプ方式や、コールドスタンプ方式がある。ホットスタンプ方式は、熱を加えた版を用いて、箔を基材シートに押し当てることにより、基材シート上に箔を転写する印刷法である。転写のために、加熱された凸版を用いて一定時間加圧する必要があるので、転写時に搬送を一時的に中断する必要がある。このため、箔以外の通常印刷と、箔転写とを同時に行おうとすると、箔転写のタイミングに合わせて通常印刷を中断せざるを得ず、生産性が悪い。一方、コールドスタンプ方式は、次のようにして箔を転写する印刷法である。まず、箔層の設けられた箔材シートと基材シートとの間に接着剤を塗布してから箔を基材シートに圧着させる。次に、接着剤の硬化により、接着剤の塗布された部分の箔が基材シートに固定された後に、基材シートから箔材シートを分離する。そうすると、箔が箔材シートから剥離され、基材シート上に箔のみが残る。このようにして、箔が基材シートに転写される。コールドスタンプ方式では、紫外線硬化型の接着剤を用いると共に、紫外線を照射することで接着剤を硬化させる。このため、接着剤の塗布処理及び硬化処理、基材シートからの箔材シートの分離処理のいずれにおいても、基材シートの搬送を中断させる必要がない。したがって、静止時間を必要とせず、生産性が良好である。
コールドスタンプ方式において、箔材シートに接着剤を塗布するために、フレキソ印刷、オフセット印刷などの印刷方式が利用されている。ここで、箔材シート上の、箔転写の目標とする領域が、転写目標領域である。転写目標領域は、転写させる箔の形状に応じた領域である。この転写目標領域に、接着剤が塗布される。そして、フレキソ印刷、オフセット印刷を利用する場合、転写目標領域が凸部である版を製造し、この版を基材シートの送りに連動して回転するローラに取り付ける。このため、箔の形状を変更する際は、版を新たに製造して交換する必要がある。
コールドスタンプ方式において、転写目標領域に接着剤を塗布するために、インクジェット方式を利用する技術が知られている(特許文献1)。特許文献1に開示される技術は、インクジェットヘッドで接着剤を吐出するので、転写目標領域の形状の変更にも容易に対応でき、オンデマンド印刷が可能である。
特開2005−501761号公報
特許文献1に記載の技術のように、インクジェットヘッドで接着剤を吐出する場合は、粘度が高くなるとヘッドに目詰まりが発生しやすい。また、粘度が高くなると、ヘッドからの吐出自体ができない可能性もある。このため、低粘度の接着剤を用いる必要がある。ところが、低粘度の接着剤を用いると、基材シートに箔材シートを押圧した際に、接着剤が、転写目標領域から、はみ出て広がってしまう。そして、接着剤がはみ出て広がった領域にも、箔が転写されてしまう。すなわち、実際に箔が転写された実転写領域の外形形状が、転写目標領域の外形形状よりも、はみ出てしまう。その結果、実際に転写された箔の輪郭がボケてしまうという問題が生じる。
本発明は、インクジェット方式を適用できる程度の粘度の接着剤を用いながらも、実際に転写された箔の輪郭がボケるのを防止できる、方法及び装置を提供することを目的とする。
本発明に係る箔転写方法は、箔材シート裏面側に配置された箔を、基材シート表面に転写させる、箔転写方法において、箔材シート裏面の又は基材シート表面の転写目標領域に接着剤を塗布する塗布工程と、箔材シートと基材シートとを、塗布された上記接着剤を介在させて、圧接させる、圧接工程と、を備えており、塗布工程では、接着剤を含有する液滴をインクジェット方式により吐出することによって接着剤を塗布すると共に、その吐出を、転写目標領域の中央部に比して輪郭部の方が、単位面積当たりの接着剤の塗布量が少なくなるように制御しており、圧接工程では、箔材シート及び基材シートを所定の搬送方向に搬送しながら、箔材シートと基材シートとを、圧接させており、塗布工程では、塗布量が少なくなるように制御する領域を、輪郭部のうち、特に搬送方向上流側の輪郭部としている。
前記箔転写方法において、上記吐出の制御が、輪郭部に吹き付ける液滴の体積を、中央部に吹き付ける液滴の体積より小さくすることにより、行われる。
前記箔転写方法において、上記吐出の制御が、輪郭部の単位面積当りに吹き付ける液滴の数を、中央部の単位面積当たりに吹き付ける液滴の数より少なくすることにより、行われる。
本発明に係る箔転写装置は、箔材シート裏面側に配置された箔を、基材シート表面に転写させる、箔転写装置において、箔材シート裏面の又は基材シート表面の転写目標領域に接着剤を塗布する塗布装置と、箔材シートと基材シートとを、塗布された上記接着剤を介在させて、圧接させる、圧接装置と、を備えており、塗布装置は、接着剤を含有する液滴をインクジェット方式により吐出することによって接着剤を塗布すると共に、その吐出を、転写目標領域の中央部に比して輪郭部の方が、単位面積当たりの接着剤の塗布量が少なくなるように制御しており、圧接装置が、箔材シート及び基材シートを所定の搬送方向に搬送しながら、箔材シートと基材シートとを、圧接させており、塗布装置が、塗布量が少なくなるように制御する領域を、輪郭部のうち、特に搬送方向上流側の輪郭部としている。
前記箔転写装置において、上記吐出の制御が、輪郭部に吹き付ける液滴の体積を、中央部に吹き付ける液滴の体積より小さくすることにより、行われる。
前記箔転写装置において、上記吐出の制御が、輪郭部の単位面積当りに吹き付ける液滴の数を、中央部の単位面積当たりに吹き付ける液滴の数より少なくすることにより、行われる。
前記箔転写方によれば、輪郭部における単位体積当たりの接着剤の塗布量が中央部に比して少ないので、両シートを圧接させたときに、中央部の接着剤が輪郭部に拡がるが、輪郭部の接着剤が転写目標領域からはみ出るのを防止できる。このため、インクジェット方式を適用できる程度の粘度の接着剤を用いながらも、実際に転写された箔の輪郭がボケるのを防止できる。また、塗布された接着剤は搬送方向上流側に押し出されるが、搬送方向上流側で塗布量が小さいことにより、転写目標領域の外側に広がることが効果的に防止される。
更に、前記箔転写方法によれば、単位面積当たりの接着剤の塗布量を細かく調整でき、実際に転写された箔の輪郭がボケるのを、精度良く防止できる。
更に、前記箔転写方法によれば、吐出の有無を切り替えるだけの吐出制御で良く、吐出制御を単純化できる。
前記箔転写装によれば、輪郭部における単位体積当たりの接着剤の塗布量が中央部に比して少ないので、両シートを圧接させたときに、中央部の接着剤が輪郭部に拡がっても、輪郭部の接着剤が転写目標領域からはみ出るのを防止できる。このため、インクジェット方式を適用できる程度の粘度の接着剤を用いながらも、実際に転写された箔の輪郭がボケるのを防止できる。また、構成(d)によれば、塗布された接着剤は搬送方向上流側に押し出されるが、搬送方向上流側で塗布量が小さいことにより、転写目標領域の外側に広がることが効果的に防止される。
更に、前記箔転写装置によれば、単位面積当たりの接着剤の塗布量を細かく調整でき、実際に転写された箔の輪郭がボケるのを、精度良く防止できる。
更に、前記箔転写装置によれば、吐出の有無を切り替えるだけの吐出制御で良く、吐出制御を単純化できる。
本発明は、箔材シート裏面側に配置された箔を、基材シート表面に転写させる、箔転写方法及び箔転写装置である。本発明の箔転写方法は、本発明の箔転写装置により実施される。まず、本発明で用いる箔材シートの一例を説明し、次に、本発明の箔転写装置の実施形態及び変形例を説明する。
[箔材シート]
図1、図2には、箔材シート10が示されている。箔材シート10は、5層構造の帯状体である。箔材シート10は、支持層11と、剥離層12と、着色層13と、蒸着層14と、接着層15と、を備えている。支持層11及び剥離層12を合わせた2つの層は本体18を構成し、着色層13、蒸着層14及び接着層15を合わせた3つの層は、箔19を構成する。箔19が、本体18から剥離されて、基材シートに転写される。箔材シート裏面10aは、箔材シート10の両面のうち、箔19のある側(本体18の反対側)の面を指している。
支持層11は、箔19の形状を保つための層である。支持層11は、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)製のフィルムで構成される。支持層11は、10μm程度の厚みを有している。
剥離層12は、箔19を、支持層11から離れやすくするための層である。剥離層12は、箔押圧時に発生する熱で活性化するように、例えばワックスの薄い層で構成される。剥離層12の厚みは、1μm程度の厚みである。
着色層13は、塗料で構成される層である。着色層13は、1μm程度の厚みを有している。
蒸着層14は、箔の薄い膜により構成される層である。蒸着層14は、箔19に、真空蒸着法を利用して形成された金属箔である。蒸着層14は、100Å(10nm)程度の厚みを有している。
接着層15は、接着剤を介した基材シート20との接合のための層である。接着層15は、接着剤を一定に保つ性質を有している。接着層15は、1μm程度の厚みを有している。
[基材シート]
図2には、基材シート20が示されている。基材シート20の材質は、例えば紙である。また、基材シートの形状は、ロール状に形成できる帯状であっても、定型サイズの用紙のような比較的縦横比が1に近い矩形であってもよい。また、基材シート表面20aは、基材シート20の両面のうち、箔19の転写が行われる側の面を指している。
[第1実施形態の箔転写装置]
(箔転写装置の構成)
図2、図3を用いて、第1実施形態の箔転写装置1の構成を説明する。箔転写装置1は、箔材シート10及び基材シート20をそれぞれ搬送経路に沿って搬送しながら、箔材シート裏面10a側に配置された箔19を、紫外線硬化型接着剤を用いて、基材シート表面20aに転写させる。
図3は、箔転写装置1の断面模式図である。箔転写装置1は、塗布装置3と、圧接装置5と、第1搬送システム110と、第2搬送システム120と、を備えている。
第1搬送システム110は、箔材シート10を第1搬送経路P1に沿って搬送する。第1搬送経路P1は、箔材巻き出し装置4から、圧接装置5及び照射装置6、次に分離装置8を経由して、箔材巻き取り装置7に至る経路である。
第2搬送システム120は、基材シート20を第2搬送経路P2に沿って搬送する。第2搬送経路P2は、給紙装置2から、塗布装置3、圧接装置5、照射装置6、及び分離装置8を、順に経由して、排紙装置9に至る経路である。
給紙装置2は、収容部2a及び給紙ローラ2bを備えている。収容部2aには、矩形の基材シート20が多数収容されている。給紙ローラ2bは、収容部2a内にある1枚の基材シート20を、第2搬送経路P2に送り出す。
塗布装置3は、塗布工程を実行する。塗布工程では、基材シート表面20aに、接着剤が塗布される。以下、符号30の付された接着剤30は、塗布された状態の接着剤を指す。塗布装置3は、第2搬送経路P2において、給紙装置2の下流側に配置されている。
図2に示すように、基材シート表面20aの転写目標領域Tに、接着剤30が塗布される。転写目標領域Tは、箔転写が意図されている領域を指している。転写目標領域Tは、箔材シート裏面10aの場合は、箔19から転写箔19aを剥離させる領域を指しており、基材シート表面20aの場合は、箔19から剥離させた転写箔19aが転写される領域を指している。
塗布装置3は、インクジェット方式で液滴を吐出するためのインクジェットヘッドを備えている。インクジェットヘッドより、接着剤の液滴が吐出される。インクジェットヘッドでの目詰まり防止のため、接着剤の粘度は、20mPa・s以下が好ましい。
塗布装置3により塗布される接着剤は、紫外線硬化型接着剤である。そのため、接着剤の硬化手段として、紫外線(UV)を照射する照射装置6が備えられている。
再び、図3を参照するが、箔材巻き出し装置4は、使用前ロール41を回転させて、使用前ロール41から箔材シート10を巻き出す。
圧接装置5は、圧接工程を実行する。圧接工程では、箔材シート10と基材シート20とが、塗布された接着剤30を介在させて、圧接される。圧接装置5は、第2搬送経路P2を挟んで配置された一対のローラ51、52を備えている。圧接装置5は、第2搬送経路P2において、塗布装置3の下流側に配置されている。
図2に示すように、基材シート20及び箔材シート10は、一対のローラ51、52間を通過するように搬送される。そして、基材シート20と箔材シート10とが、一対のローラ51、52により挟まれることにより、圧接される。この結果、基材シート表面20aの転写目標領域Tに塗布された接着剤30が、箔材シート裏面10aの転写目標領域Tにも塗布される。
再び、図3を参照するが、照射装置6は、照射工程を実行する。照射工程では、基材シート20に塗布された接着剤30に紫外線(UV)を、照射する。照射装置6は、第2搬送経路P2において、圧接装置5の下流側に配置されている。
箔材巻き取り装置7は、分離装置8を通過した後の箔材シート10を巻き取って、使用後ロール71を形成する。
分離装置8は、箔材シート10と基材シート20とを分離する。分離装置8は、第2搬送経路P2を挟んで配置された一対の保持ローラ81、82と、を備えている。分離装置8は、第2搬送経路P2において、照射装置6の下流側に配置されている。
基材シート20及び箔材シート10は、保持ローラ81、82間のニップ部を通過する。ここで、箔材シート10は、箔材巻き取り装置7に向けて搬送されている。このため、箔材シート10は、ニップ部を通過した後も、保持ローラ81の外面に接触したまま、第1搬送経路P1に沿って搬送される。一方、基材シート20も、箔材シート10に追従して、保持ローラ81の外面に沿って移動しようとする。しかし、基材シート20が有する剛性のため、箔材シート10は、曲率を有する保持ローラ81の外面に沿って、円弧状に変形することができない。このため、基材シート20は、ニップ部を通過すると、箔材シート10から剥離される。
排紙装置9は、箔転写された基材シート20を収容する。排紙装置9は、第2搬送経路P2において、分離装置8の下流側に配置されている。
(箔転写装置の作動)
次に、図2、図3を用いて、箔転写装置1の作動を説明する。箔転写装置1は、塗布工程と、圧接工程と、を実施する。箔転写装置1は、他に、照射工程を実施する。
図3に示すように、箔転写装置1では、箔材シート10が第1搬送経路P1に沿って搬送されると共に、基材シート20が第2搬送経路P2に沿って搬送される。そして、シート10、20が搬送経路P1、P2に沿って搬送される間に、箔転写に係る各工程が順に実行される。
給紙装置2から供給された基材シート20は、まず、塗布装置3に搬送される。塗布装置3は、搬送されてきた基材シート20に対して、塗布工程を実行する。塗布工程では、基材シート表面20aの転写目標領域Tに、接着剤が塗布される。
塗布装置3を通過した基材シート20は、圧接装置5に搬送される。また、箔材シート10も、圧接装置5に搬送される。そして、基材シート20及び箔材シート10が、圧接装置5のローラ51、52の中で厚み方向で重ねられて合流し、互いに圧接される。
圧接工程では、箔材シート裏面10aが、接着剤30を介して基材シート表面20aに押し付けられる。圧接工程により、基材シート表面20aと箔材シート裏面10aとが、接着剤の介在する転写目標領域Tで、接着される。
その後、押圧装置5を通過した基材シート20及び箔材シート10は、照射装置6を通過する。照射装置6による照射工程では、紫外線が、箔材シート10を透過して、転写目標領域Tにある接着剤30に到達する。そして、接着剤30の硬化が開始される。
基材シート20及び箔材シート10は、照射装置6を通過した後、分離装置8へと搬送される。ここで、基材シート20及び箔材シート10間の接着剤30は、分離装置8に到達するまでに、完全に硬化している。
分離装置8では、箔19のうち、転写目標領域Tにある転写箔19aが、本体18より剥離する。一方、箔19のうち、転写目標領域T以外にある非転写箔19bは、本体18に残留する。このようにして、転写箔19aが転写された基材シート20が製造される。
転写箔19aが剥離された箔材シート10は、第1搬送経路P1に沿って箔巻き取り装置7に搬送される。一方、転写箔19aが転写された基材シート20は、第2搬送経路P2に沿って排紙装置9に搬送される。
(塗布工程の第1吐出制御)
箔転写方法の塗布工程における、接着剤を含有する液滴の第1吐出制御について、詳しく説明する。
図4には、菱形の転写目標領域Tが示されている。つまり、箔転写させたい画像の形状が菱形である。転写目標領域Tは、輪郭部Tcと、中央部Tmと、からなっている。輪郭部Tcは、転写目標領域Tの外周側に位置する領域であり、転写目標領域Tの輪郭線を含んだ帯状領域である。図4において、輪郭部Tcには斜線が施されている。輪郭部Tcの幅(輪郭線に対して垂直な方向の長さ)は、dである。一方、中央部Tmは、輪郭部Tcによって、外周全体が囲まれた領域である。
塗布工程では、中央部Tmに比して輪郭部Tcの方が、単位面積当たりの接着剤の塗布量が少なくなるように、吐出が制御される。インクジェット方式による塗布のため、転写目標領域Tについて、1画素に対応する微小領域(後述の区画)毎に、接着剤の塗布量を変更することが可能である。
次に、第1吐出制御の具体的な方法を説明する。第1吐出制御は、輪郭部Tcに吹き付ける液滴の体積を、中央部Tmに吹き付ける液滴の体積より小さくすることにより、単位面積当たりの接着剤の塗布量を少なくする。
液滴の体積の変更は、例えばピエゾ素子(圧電素子)によるインクジェット方式を用いることにより、可能である。ピエゾ方式では、印加電圧の大きさを変化させることによって、吐出される液滴の体積が変化する。このため、吐出される液滴の体積を変更することにより、単位体積当りの塗布量を変更できる。
図5は、第1吐出制御による第1塗布例を示している。図5には、基材シート表面20aと、基材シート表面20aに付着した液滴と、が示されている。図中の方眼状の区画は、基材シート表面20aにおいて、1画素に対応する区画を示している。区画内の黒丸は、吐出により当該区画に付着した液滴を示している。一方、区画内の白丸は、転写目標領域T内において、吐出されず当該区画に液滴が付着していない状態を示している。右上がりの斜線部は輪郭部Tcを示しており、斜線部の内部が中央部Tmを示している。
画像解像度が24dpi(ドット/インチ)の場合、1インチあたり24個の画素が対応するので、1画素に対応する区画は、約1.06mm×1.06mmの正方形領域である。インクジェット方式の吐出により、接着剤を含有する液滴が、前述の区画単位で、基材シート表面20aに付着する。
第1塗布例では、輪郭部Tcは区画1列分の領域である。区画1列は、画素1列に対応する。また、接着剤の液滴の体積は、「体積大」及び「体積小」の2段階で制御される。図において、液滴の体積の違いは、黒丸の大きさの違いで区別されている。体積大の液滴は、中央部Tmの区画に吐出されている。体積小の液滴は、輪郭部Tcの区画に吐出されている。そして、輪郭部Tcの区画に吐出される液滴の体積が、中央部Tmの区画に吐出される液滴の体積よりも、小さくされている。
(箔転写装置の効果)
第1実施形態の箔転写装置は、次のような効果を発揮する。
第1実施形態の箔転写装置は、インクジェット方式により、転写目標領域Tの中央部Tmに比して輪郭部Tcの方が、単位面積当たりの接着剤の塗布量が少なくなるように、吐出を制御する。作用として、両シート10、20を圧接させたときに、輪郭部Tcに塗られた接着剤が広がる範囲が、中央部Tmに塗られた接着剤が広がる範囲よりも小さくなる。輪郭部Tcにおける単位体積当たりの接着剤の塗布量が中央部Tmに比して少ないので、両シート10、20を圧接させたときに、中央部Tmの接着剤が輪郭部Tcに拡がっても、輪郭部Tcの接着剤が転写目標領域Tからはみ出るのを防止できる。このため、インクジェット方式を適用できる程度の粘度の接着剤を用いながらも、実際に転写された箔の輪郭がボケるのを防止できる。
特に、第1実施形態の箔転写装置は、輪郭部に吹き付ける液滴の体積を、中央部に吹き付ける液滴の体積より小さくすることにより、単位面積当たりの接着剤の塗布量を少なくする。このため、単位面積当たりの接着剤の塗布量を細かく調整でき、実際に転写された箔の輪郭がボケるのを、精度良く防止できる。
なお、中央部Tmには、当然ながら、過剰な量の接着剤が塗布されることはなく、中央部Tm内で箔の転写ミスが発生しないような最低必要量の、もしくは最低必要量を若干上回る量の、接着剤が塗布される。したがって、単位体積当りの塗布量が中央部Tmに比べて少ない輪郭部Tcには、最低必要量を下回る量の接着剤が塗布される。このようにして、接着剤の不足する輪郭部Tcに、中央部Tmから広がった接着剤が供給されて、転写目標領域Tの全体に箔が転写される。
[第2実施形態の箔転写装置]
次に、図6を用いて、第2実施形態の箔転写装置1を説明する。
第2実施形態と第1実施形態との相違点は、塗布装置3の配置位置である。第2実施形態では、塗布装置3が箔材シート10に接着剤を塗布できるように、第2搬送経路P2に沿う位置に塗布装置3が配置されている。より詳しくは、箔巻き出し装置4と押圧装置5との間に、塗布装置3が配置されている。他の点は、第2実施形態と第1実施形態とで同一である。
第2実施形態の箔転写装置1は、接着剤を、基材シート表面20aではなく、箔材シート裏面10aに塗布する。
接着剤の吸収量(単位面積当り吸収量)は、基材シート20の種類(材質、表面状態など)により、大きく左右される。接着剤の粘度が低くなるほど、吸収量の変動幅が大きくなる傾向が著しい。そして、吸収量が一定量を越えると、基材シート20と箔との接着が不可能となる。つまり、インクジェット方式により接着剤を吐出する場合(粘度の低い接着剤を使用する場合)は、良好な転写品質を確保する為に、基材シート20の種類がある程度制約される。
ここで、箔材シート裏面10aには、下地層15が位置しているので、箔材シート10(下地層15)への接着剤の吸収量が安定する。
(箔転写装置の効果)
このため、箔材シート裏面10aに塗布することにより、箔材シート裏面10aに接着剤が塗布された場合は、接着剤が基材シート20にのみ吸収されて、箔材シート10には吸収されないような不具合の発生を防止できる。つまり、箔の転写不良の発生を防止できる。
[別の実施形態]
本発明の箔転写方法及び箔転写装置は、第1実施形態及び第2実施形態に関して、次のような変形構成を採用してもよい。
(1)第1吐出制御の第1塗布例に代えて、第2塗布例、第3塗布例を採用してもよい。
図7は、第1吐出制御による第2塗布例を示している。第2塗布例は、第1塗布例において輪郭部Tcの幅のみが相違し、他の点は同一である。第2塗布例では、輪郭部Tcは区画2列分の領域である。区画2列は、画素2列に対応する。
図8は、第1吐出制御による第3塗布例を示している。第3塗布例では、輪郭部Tcは区画2列分の領域である。区画2列は、画素2列に対応する。また、接着剤の液滴の体積は、「体積大」、「体積中」及び「体積小」の3段階で制御される。体積大の液滴は、中央部Tmの区画に吐出されている。体積中の液滴は、2列ある輪郭部Tcのうち内側の1列に当たる区画に、吐出されている。体積小の液滴は、2列ある輪郭部Tcのうち外側の1列に当たる区画に、吐出されている。そして、輪郭部Tcの区画に吐出される液滴の体積が、中央部Tmの区画に吐出される液滴の体積よりも、小さくされている。
(2)第1吐出制御に代えて、次に示すような第2吐出制御、第3吐出制御、第4吐出制御を採用してもよい。
(a)第2吐出制御
第2吐出制御では、輪郭部Tcの単位面積当りに吹き付ける液滴の数を、中央部Tmの単位面積当たりに吹き付ける液滴の数より少なくすることにより、単位面積当たりの接着剤の塗布量を少なくする。
インクジェット方式では、画素に対応する区画単位で、液滴の吐出の有無の切替えが可能である。このため、単位面積当たりに吹き付ける液滴の数の変更は、単位面積当りで、吐出しない区画の数を増やしたり減らしたりすることにより、可能である。
図9は、第2吐出制御の塗布例を示している。本塗布例では、輪郭部Tcは区画3列分の領域である。区画3列は、画素3列に対応する。液滴の体積は変更されない。中央部Tmには、全ての区画を埋め尽くすように、液滴が吐出される。一方、輪郭部Tcには、3列ある輪郭部Tcのうち中央の1列に当たる区画にのみ、液滴が吐出される。このようにして、単位面積あたりに吹き付ける液滴の数が、輪郭部Tcでは、中央部Tmの1/3となっている。
(第2吐出制御を採用したときの効果)
第2吐出制御は、輪郭部の単位面積当りに吹き付ける液滴の数を、中央部の単位面積当たりに吹き付ける液滴の数より少なくすることにより、単位面積当たりの接着剤の塗布量を少なくする。このため、吐出の有無を切り替えるだけの吐出制御で良く、吐出制御を単純化できる。
(b)第3吐出制御
第3吐出制御では、転写目標領域Tの全体ではなく、一部にのみ、接着剤が塗布される。より詳しくは、転写目標領域の中央部には接着剤を塗布するが、転写目標領域の輪郭部には接着剤を塗布しないように、吐出が制御される。
図10は、第3吐出制御に係る塗布例を示している。本塗布例では、輪郭部Tcは区画1列分の領域である。区画1列は、画素1列に対応する。液滴の体積は変更されない。中央部Tmには、全ての区画を埋め尽くすように、液滴が吐出される。一方、輪郭部Tcには、まったく液滴が吐出されない。
(第3吐出制御を採用したときの効果)
第3吐出制御は、インクジェット方式により、転写目標領域の中央部には接着剤を塗布するが、転写目標領域の輪郭部には接着剤を塗布しないように、行われる。作用として、両シート10、20を圧接させたときに、輪郭部Tcから接着剤が広がることがない。輪郭部Tcに接着剤が塗布されないので、両シート10、20を圧接させたときに、中央部Tmの接着剤が輪郭部Tcに拡がっても、輪郭部Tcの接着剤が転写目標領域Tからはみ出るのを防止できる。このため、インクジェット方式を適用できる程度の粘度の接着剤を用いながらも、実際に転写された箔の輪郭がボケるのを防止できる。
(c)第4吐出制御
第4吐出制御では、第1、第2及び第3吐出制御のそれぞれに、更なる制御内容が加えられている。
第4吐出制御は、基材シート20及び箔材シート10が、一対の加圧ローラ51、52によって押圧されつつ搬送される点を考慮した制御である。シート20、10が搬送方向下流側から加圧されるため、シート20、10間に介在する接着剤30は、搬送方向上流側へと押し出される傾向がある。
図11は、第4吐出制御の塗布例を示している。本塗布例は、第1吐出制御の第2塗布例(図7)に、搬送方向を考慮した制御内容が更に加えられた例である。図11には、輪郭部Tc及び中央部Tmからなる転写目標領域Tが示されている。輪郭部Tcは、下流側輪郭部Tcdと、上流側輪郭部Tcuと、からなっている。左上がりの斜線部は下流側輪郭部Tcuを示しており、右上がりの斜線部は下流側輪郭部Tcdを示している。
第4吐出制御の塗布例(図11)と第2塗布例(図7)との相違点は、以下の点である。液滴の体積が小さくされる領域は、第1吐出制御では輪郭部Tcの全体であるが、第4吐出制御では輪郭部Tcのうち、搬送方向上流側に露出する上流側輪郭部Tcuのみ、となっている。体積小の液滴が付着する区画は、菱形を構成する4辺のうち、図中下側の2辺の1列に含まれる区画だけである。一方、液滴の体積が大きくされる領域は、第1吐出制御では中央部Tmであるが、第4吐出制御では、中央部Tm及び搬送方向下流側に露出する下流側輪郭部Tcdである。ここで、「露出する」とは、各区画について、当該区画の隣で搬送方向下流側に位置する区画が、吐出しない区画である場合を指す。
つまり、第4吐出制御では、上流側輪郭部Tcuと、上流側輪郭部Tcuを除く転写目標領域Tとについて、単位面積当たりの接着剤の塗布量を少なくなるように、吐出が制御される。図11において、搬送方向上流側は、矢印の根元のある下側に相当する。また、箔転写装置1の構成では、搬送方向上流側は、図3の左側(押圧装置5に対する塗布装置3の側)を指している。
なお、第4吐出制御に加えられた搬送方向を考慮した制御内容は、第2吐出制御及び第3吐出制御にも、同様に加えることができる。
(第4吐出制御を採用したときの効果)
箔転写装置1は、第4吐出制御では、圧接装置5が、シート10、20を所定の搬送方向に搬送しながら、塗布装置3が、塗布量が少なくなるように制御する領域を、輪郭部Tcのうち、特に搬送方向上流側の輪郭部Tcとしている。作用としては、搬送中の押圧により、転写目標領域Tの搬送方向上流側に接着剤が押し出されて広がるが、上流側輪郭部Tcuから外側に接着剤が広がる範囲が、中央部Tm及び下流側輪郭部Tcdから外側に接着剤が広がる範囲よりも小さくなっている。効果としては、塗布された接着剤30は搬送方向上流側に押し出されるが、搬送方向上流側で塗布量が小さいことにより、転写目標領域Tの外側に広がることが効果的に防止される。
(3)硬化処理は、UV照射による硬化処理に限定されない。
前述の実施形態では、接着剤の硬化処理として、UV硬化性接着剤をUV照射によって硬化させる処理が行われているが、熱硬化性接着剤を加熱により硬化させる処理であっても良い。また、他の接着剤を用いた他の硬化処理を用いることもできる。
箔材シート裏面側に配置された箔を、基材シート表面に転写させる、箔転写方法及び箔転写装置に適用できる。
箔材シートの構成を示す長手方向の断面図である。 塗布工程後かつ圧接工程前における基材シート及び箔材シートを示す斜視図である。 箔転写装置の断面模式図である(第1実施形態)。 転写目標領域の構成を示す平面図である。 第1吐出制御による第1塗布例を示す平面図である(第1実施形態)。 箔転写装置の断面模式図である(第2実施形態)。 第1吐出制御による第2塗布例を示す平面図である。 第1吐出制御による第3塗布例を示す平面図である。 第2吐出制御による塗布例を示す平面図である。 第3吐出制御による塗布例を示す平面図である。 第4吐出制御による塗布例を示す平面図である。
符号の説明
1 箔転写装置
3 塗布装置
5 押圧装置
10 箔材シート
10a 箔材シート裏面
20 基材シート
20a 基材シート表面
30 接着剤
T 転写目標領域
Tm 中央部
Tc 輪郭部

Claims (6)

  1. 箔材シート裏面側に配置された箔を、基材シート表面に転写させる、箔転写方法において、
    箔材シート裏面の又は基材シート表面の転写目標領域に接着剤を塗布する塗布工程と、
    箔材シートと基材シートとを、塗布された上記接着剤を介在させて、圧接させる、圧接工程と、
    を備えており、
    塗布工程では、接着剤を含有する液滴をインクジェット方式により吐出することによって接着剤を塗布すると共に、その吐出を、転写目標領域の中央部に比して輪郭部の方が、単位面積当たりの接着剤の塗布量が少なくなるように制御しており
    圧接工程では、箔材シート及び基材シートを所定の搬送方向に搬送しながら、箔材シートと基材シートとを、圧接させており、
    塗布工程では、塗布量が少なくなるように制御する領域を、輪郭部のうち、特に搬送方向上流側の輪郭部としている、
    ことを特徴とする箔転写方法。
  2. 上記吐出の制御が、輪郭部に吹き付ける液滴の体積を、中央部に吹き付ける液滴の体積より小さくすることにより、行われる、
    請求項1記載の箔転写方法。
  3. 上記吐出の制御が、輪郭部の単位面積当りに吹き付ける液滴の数を、中央部の単位面積当たりに吹き付ける液滴の数より少なくすることにより、行われる、
    請求項1記載の箔転写方法。
  4. 箔材シート裏面側に配置された箔を、基材シート表面に転写させる、箔転写装置において、
    箔材シート裏面の又は基材シート表面の転写目標領域に接着剤を塗布する塗布装置と、
    箔材シートと基材シートとを、塗布された上記接着剤を介在させて、圧接させる、圧接装置と、
    を備えており、
    塗布装置は、接着剤を含有する液滴をインクジェット方式により吐出することによって接着剤を塗布すると共に、その吐出を、転写目標領域の中央部に比して輪郭部の方が、単位面積当たりの接着剤の塗布量が少なくなるように制御しており
    圧接装置が、箔材シート及び基材シートを所定の搬送方向に搬送しながら、箔材シートと基材シートとを、圧接させており、
    塗布装置が、塗布量が少なくなるように制御する領域を、輪郭部のうち、特に搬送方向上流側の輪郭部としている、
    ことを特徴とする箔転写装置。
  5. 上記吐出の制御が、輪郭部に吹き付ける液滴の体積を、中央部に吹き付ける液滴の体積より小さくすることにより、行われる、
    請求項記載の箔転写装置。
  6. 上記吐出の制御が、輪郭部の単位面積当りに吹き付ける液滴の数を、中央部の単位面積当たりに吹き付ける液滴の数より少なくすることにより、行われる、
    請求項記載の箔転写装置。
JP2008135613A 2008-05-23 2008-05-23 箔転写方法及び箔転写装置 Active JP5159429B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008135613A JP5159429B2 (ja) 2008-05-23 2008-05-23 箔転写方法及び箔転写装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008135613A JP5159429B2 (ja) 2008-05-23 2008-05-23 箔転写方法及び箔転写装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009279538A JP2009279538A (ja) 2009-12-03
JP5159429B2 true JP5159429B2 (ja) 2013-03-06

Family

ID=41450570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008135613A Active JP5159429B2 (ja) 2008-05-23 2008-05-23 箔転写方法及び箔転写装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5159429B2 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5487791B2 (ja) * 2009-08-10 2014-05-07 セイコーエプソン株式会社 転写媒体製造方法、転写媒体
US9379411B2 (en) * 2010-08-31 2016-06-28 Adeka Corporation Non-aqueous electrolyte secondary battery
JP5742266B2 (ja) 2011-02-07 2015-07-01 セイコーエプソン株式会社 接着剤塗布装置および接着剤塗布装置の制御方法
JP5742273B2 (ja) 2011-02-15 2015-07-01 セイコーエプソン株式会社 接着剤塗布装置および接着剤塗布装置の制御方法
JP5754241B2 (ja) * 2011-05-26 2015-07-29 セイコーエプソン株式会社 制御装置、転写媒体の製造方法及びプログラム
JP5656168B2 (ja) * 2011-05-31 2015-01-21 株式会社ミマキエンジニアリング 印刷方法、転写材、およびインクジェット吐出装置
JP5743204B2 (ja) * 2011-06-16 2015-07-01 株式会社ミマキエンジニアリング 印刷方法、転写材、およびインクジェット吐出装置
KR101398129B1 (ko) 2013-12-09 2014-05-29 주식회사 씨아이씨티 디스플레이 기기의 글라스 패턴 전사 방법 및 장치
US10350910B2 (en) 2014-07-25 2019-07-16 Konica Minolta, Inc. Foil image formation method
JP6394412B2 (ja) * 2015-01-21 2018-09-26 富士ゼロックス株式会社 加熱部材の製造方法、及び加熱部材の製造装置
JP2018532614A (ja) * 2015-08-31 2018-11-08 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 物品上に物質を堆積させるための平行動作の方法
KR102494909B1 (ko) * 2015-09-30 2023-02-01 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 인화물의 형성 방법, 전사층의 필오프 방법 및 열전사 프린터
WO2017090547A1 (ja) * 2015-11-26 2017-06-01 東レエンジニアリング株式会社 膜パターン描画方法、塗布膜基材、及び、塗布装置
JP6191713B2 (ja) * 2016-03-03 2017-09-06 大日本印刷株式会社 熱転写プリンタ及び熱転写方法
JP6846204B2 (ja) * 2017-01-06 2021-03-24 株式会社ミマキエンジニアリング 印刷装置、印刷方法及び装飾物の製造方法
JP2021112830A (ja) * 2020-01-16 2021-08-05 星雲電腦股▲ふん▼有限公司 Uvインクジェットプリンターで使用される印刷後の箔押しを実施可能な印字方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6027523A (ja) * 1983-07-26 1985-02-12 Nitto Electric Ind Co Ltd 物品の接着方法
JPS62145910A (ja) * 1985-12-20 1987-06-30 Tdk Corp 圧電振動子の製造方法
JPH01194960A (ja) * 1988-01-29 1989-08-04 Sony Corp 密着型ディスクにおける接着剤塗布方法
JPH061959A (ja) * 1991-03-22 1994-01-11 Shinichi Nagase 成形品を接着するための接着剤シート
EP1423278A1 (en) * 2001-09-05 2004-06-02 API Foils Limited Dieless foiling
JP2005353287A (ja) * 2004-06-08 2005-12-22 Hitachi Displays Ltd 有機el素子及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009279538A (ja) 2009-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5159429B2 (ja) 箔転写方法及び箔転写装置
JP5350933B2 (ja) 媒体固定装置及び画像形成装置
US20100101717A1 (en) Dual-web apparatus for fixing a radiation-curable gel-ink image on a substrate
JP5230016B2 (ja) 媒体固定装置及び画像形成装置
JP2009279868A (ja) 箔転写方法及び箔転写装置
JP5754909B2 (ja) インクジェット印刷方法
EP2214994A2 (en) A system and method for cold foil relief production
JP5810672B2 (ja) 貼合箔製造装置及び貼合箔製造方法
JPH0952371A (ja) インクジェットヘッドおよびその製造方法
JP5487791B2 (ja) 転写媒体製造方法、転写媒体
JP3838600B2 (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
JP5150357B2 (ja) 金属画像形成方法及び金属画像形成フィルム
JP2012200872A (ja) 印刷装置、および印刷方法
JP2003136697A (ja) 記録装置
JP2002079796A (ja) 基材表面の加工方法、及び基材表面の加工装置
WO2004011263A9 (ja) 画像記録装置及び画像記録方法、並びにそれらに使用される受像層転写体及び画像形成媒体
JP2007331239A (ja) 液滴吐出装置
JP2017190442A (ja) 接着方法、インク層形成体の製造方法及びインク層形成体
JP2005088241A (ja) インクジェット記録ヘッド及び画像形成装置
JP6832241B2 (ja) 印刷方法、印刷装置
JP2005178135A (ja) ラミネートシート、及びラミネート方法
JP6171633B2 (ja) 薬剤包装用ptpシートの製造装置及び製造方法
JP5830959B2 (ja) 画像形成装置および貼合箔製造装置
JP2018132727A (ja) 光透過フィルタの製造方法、光透過フィルタの製造装置、光透過フィルタ用転写材、および光透過フィルタ
WO2021095171A1 (ja) 印刷装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091228

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110523

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120529

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120712

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121211

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5159429

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151221

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250