JPH061959A - 成形品を接着するための接着剤シート - Google Patents

成形品を接着するための接着剤シート

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JPH061959A
JPH061959A JP5869591A JP5869591A JPH061959A JP H061959 A JPH061959 A JP H061959A JP 5869591 A JP5869591 A JP 5869591A JP 5869591 A JP5869591 A JP 5869591A JP H061959 A JPH061959 A JP H061959A
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JP
Japan
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adhesive
molding
adhesive agent
mount
agent sheet
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Application number
JP5869591A
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English (en)
Inventor
Shinichi Nagase
真一 永瀬
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 成形品を接着する場合、接着剤が成形品の端
縁部分からはみ出して、作業能率を低下させたり、外観
の悪化を防止する接着剤シートを提供することにある。 【構成】 特定の形状にした接着剤20が台紙10の上
に規則的配置され、必要であれば、成形品の接着部の形
状に併せた境界25の内部にのみ接着剤20が配設され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、成形品を接着するた
めの接着剤シート、特にプラスチック、木材あるいは金
属製の成形品を上に述べた対応する同種あるいは異種の
成形品に接着するために使用する接着剤シートに関す
る。
【0002】
【従来の技術】通常、成形品と他の材料を貼り合わせる
するには、両者の表面の一方または両方に、適当な所定
量の糊または接着剤を塗布して押圧して密着固定してい
る。通常シート状の材料の貼り合わせには、直接印刷等
で接着剤を塗布して能率を上げているが、成形品の場合
にはこの処理が非常に困難である。
【0003】仮留め等を除いて、一般に両部材を接着剤
を用いて接着させるには、接着する表面の全体に糊また
は接着剤を塗布し、両部材を押圧する。しかし、この方
法では、接着に伴う種々の難点がある。例えば、接着す
べき両部材に糊または接着剤を付け互いに押圧すると、
接着個所の側部から糊または接着剤がはみ出し、製品の
外観を乱したり、他の材料あるいは塵をはみ出した接着
剤の個所に付着させ、望ましくない寸法の狂いや種々の
特性の変化を与える。また、手で接着処理する時、場合
によっては、はみ出した接着剤が手に触れ、その製品ま
たは次の製品をはみ出した接着剤で汚すこともある。
【0004】この問題を回避するため、接着剤の塗布を
接着表面全面でなく、縁の部分のみの個所に接着剤を塗
布しない方法もある。しかし、この方法では適量の糊を
塗布し、製品の縁から糊のはみ出しがなく、しかも充分
な量で接着を確実にするには、塗布厚、塗布面積、接着
剤を縁から離して塗布する距離等で種々の難点がある。
従って、同一または各種の成形品を互いに接着するのに
は、実際上経験に頼っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、成
形品を互いに接着するのに、成形品の形状に無関係に確
実に接着強度を達成でき、接着個所の縁から接着剤がは
み出し、製品の外観、製品の特性を損なうことなく、し
かも接着する人に不都合を与えない、接着剤を含む接着
剤シートを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、この発明
により、冒頭に述べた検出方法の場合、台紙の上に特定
の形状にした接着剤が所定の規則配列にして塗布されて
いることによって解決されている。
【0007】この発明による他の有利な構成は、特許請
求の範囲に記載された対応する従属請求項に開示されて
いる。
【0008】
【実施例】以下、この発明を好適実施例を例示する図面
に基づきより詳しく説明する。
【0009】図1には、この発明による接着剤シートの
外観が示してある。台紙10の一方の表面上に、島状領
域(図示の場合、丸形)を有する接着剤20が等間隔で
二次元的に配列されている。
【0010】この台紙10は紙、プラスチックフィル
ム、木材の薄板あるいは、場合によっては薄い布地であ
ってもよい。紙の場合には、パーチメント紙等や腰のあ
る紙が好ましく。プラスチックフィルムの場合、例えば
ポリエステルフィルム(PET)を使用することができ
る。台紙10の全体の寸法は、目的、用途に応じて決め
るべきもので、何ら制限はなく、数センチから数十セン
チ、場合によって数メートの幅と長さにできる。
【0011】成形品(図示せず)の所定の接着面に接着
剤を塗布するために使用する接着剤20は島状領域の大
きさ、高さ、および形状に特に制限はない。また、これ
等の接着剤20の配置すべき間隔および配列にも特に制
限はない。ただ、接着面に接着剤20を付け、相手の成
形部品に押圧させた時、押圧によって潰れ、拡がった接
着剤が必要以上の範囲まで拡がり、例えば成形品の端縁
からはみ出し、外観を悪化させたり、塵等の付着を発生
させない程度に接着剤20の厚さ、間隔を適宜設定して
おく必要がある。接着剤の主成分は、例えば合成ゴム系
や水溶性アクリル系等を使用することができる。接着剤
20の幾何学配置と成分は、何れも接着すべき成形品の
素材(木材、布地、石、金属、プラスチック等)とその
接着条件に応じて決める。
【0012】接着剤の塗布は印刷手段を用いると早くて
確実に行える。特にスクリーン印刷の技法を利用する
と、同一のパターンを用いて同じ接着剤シートを何枚で
も同じ条件で作製することができる。その際、接着剤は
接着剤の主成分を含む印刷ペーストの形にして準備する
必要がある。
【0013】図2に示す接着剤シートでは、台紙10の
上の接着剤20が特定の形状の領域30(図中破線25
で示す8個所の領域)にして規則正しく並べてある。こ
の特定領域の形状領域30の中には接着剤20が図1の
ように再び等間隔に配列されている。図2の接着剤シー
トの利点は、同一形状の成形品を単独個別に、あるいは
同時に接着するために使用すると有利である。この配置
では、接着に不要な領域(図2の場合、境界線25の外
の領域)に接着剤を塗布してないため、接着剤の無駄を
省くことができる。更に、成形品の端縁から所定の間隔
だけ内側に境界線25があるため、接着時の接着剤のは
み出しを防止できる。また、手で処理する場合、指に接
着剤を付け、作業を困難にすることがない。
【0014】図3に示す接着剤シートでは、台紙10の
上に図2と同じように所定間隔に配置された接着領域3
0を設けてある。そして、この場合、特に台紙10の上
に印刷マーク40が付けてある。このマーク40は成形
品の貼付位置を示すために使用される。この位置出しマ
ーク40は、図示の場合、長方形の直線部分で形成され
ているが、必ずしもこの形に限定するものでなく、例え
ば4隅にトンボマークを付けるものであってもよい。ま
た、個別領域毎に位置出しマーク40が付けてあるが、
所定数毎にトンボマークを付けてもよい。これ等の位置
出しマークは通常の印刷で予め付けておくと有利であ
る。
【0015】
【発明の効果】この発明による接着剤シートを用いれ
ば、 (1) 不要な接着剤を付ける無駄を防止できる (2) 貼付ける成形品の端縁から接着剤がはみ出すこと
を防止できる (3) 接着剤が成形品の端縁からはみ出さないから、仕
上がり製品の外観の悪化、あるいは汚れを防止できる (4) しかも同一規格で大量に作製するのが容易であ
る。 (5) 接着作業に対して熟練や習熟を要しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による第一実施例の接着剤シートの斜
視図である。
【図2】この発明による第二実施例の接着剤シートの平
面図である。
【図3】この発明による第三実施例の接着剤シートの平
面図である。
【符号の説明】
10 台紙 20 接着剤 25 接着境界 30 接着領域 40 位置出しマーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台紙10の上に特定の形状にした接着剤
    20が所定の規則配列にして塗布されていることを特徴
    とする接着剤シート。
  2. 【請求項2】 上記接着剤20は接着境界25で定まる
    領域のみに塗布されていることを特徴とする請求項1に
    記載の接着剤シート。
  3. 【請求項3】 台紙10には、成形部品の接着位置を定
    めるための位置出しマーク40が付けてあることを特徴
    とする請求項1または2に記載の接着剤シート。
JP5869591A 1991-03-22 1991-03-22 成形品を接着するための接着剤シート Pending JPH061959A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009279538A (ja) * 2008-05-23 2009-12-03 Duplo Seiko Corp 箔転写方法及び箔転写装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5639540A (en) * 1979-09-07 1981-04-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd Photosensitive resin developing method
JPS57147041A (en) * 1981-02-02 1982-09-10 Varian Associates Coil for nmr probe

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960820