JP2580254Y2 - おむつ用フロンタルテープ及び使い捨ておむつ - Google Patents
おむつ用フロンタルテープ及び使い捨ておむつInfo
- Publication number
- JP2580254Y2 JP2580254Y2 JP1992061600U JP6160092U JP2580254Y2 JP 2580254 Y2 JP2580254 Y2 JP 2580254Y2 JP 1992061600 U JP1992061600 U JP 1992061600U JP 6160092 U JP6160092 U JP 6160092U JP 2580254 Y2 JP2580254 Y2 JP 2580254Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- diaper
- pressure
- sensitive adhesive
- adhesive layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【0001】本考案は、使い捨ておむつのバックシート
を補強し、ファスニングテープと再剥離可能なフロンタ
ルテープ(以下、粘着テープということがある)、及び
このフロンタルテープが固着された使い捨ておむつに関
する。
を補強し、ファスニングテープと再剥離可能なフロンタ
ルテープ(以下、粘着テープということがある)、及び
このフロンタルテープが固着された使い捨ておむつに関
する。
【0002】
【従来の技術】一般におむつ用粘着テープ(ファスニン
グテープ)を固定後再剥離するためには、おむつのバッ
クシートが破れないように、そのバックシート表面へ補
強用フロンタルテープを設け、この上でファスナーテー
プとの再剥離を行なう方式がとられている。
グテープ)を固定後再剥離するためには、おむつのバッ
クシートが破れないように、そのバックシート表面へ補
強用フロンタルテープを設け、この上でファスナーテー
プとの再剥離を行なう方式がとられている。
【0003】かかるフロンタルテープは、その基材とし
ては、赤ちゃんへの肌当りを良くするという理由によ
り、通常、例えば20〜40μm程度の非常に薄い柔ら
かいプラスチックフィルムが使用され、さらに基材の片
面の全面に粘着剤層が設けられている。
ては、赤ちゃんへの肌当りを良くするという理由によ
り、通常、例えば20〜40μm程度の非常に薄い柔ら
かいプラスチックフィルムが使用され、さらに基材の片
面の全面に粘着剤層が設けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、このフロンタ
ルテープを、おむつのバックシートに貼り付ける場合、
基材フィルムが非常に薄くかつ粘着剤層がその基材の全
面に設けられているため、空気をまきこみ、貼り付けに
くく、シワが入るという問題があった。
ルテープを、おむつのバックシートに貼り付ける場合、
基材フィルムが非常に薄くかつ粘着剤層がその基材の全
面に設けられているため、空気をまきこみ、貼り付けに
くく、シワが入るという問題があった。
【0005】また、かかるテープには通常、一色又は多
色印刷のデザインを施して、他社との差別化を狙ってい
るが、この印刷はコストの増大を招いていた。
色印刷のデザインを施して、他社との差別化を狙ってい
るが、この印刷はコストの増大を招いていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は上記の問題点を
解決するためになされたものであって、基材の表面に粘
着剤層を断続的に文字などのパターン状に設け、さらに
必要に応じて粘着剤層を着色することによって、おむつ
のバックシートに貼り付けやすく、かつコストが安価で
デザイン的にも印刷物と遜色のない粘着テープを提供す
る。
解決するためになされたものであって、基材の表面に粘
着剤層を断続的に文字などのパターン状に設け、さらに
必要に応じて粘着剤層を着色することによって、おむつ
のバックシートに貼り付けやすく、かつコストが安価で
デザイン的にも印刷物と遜色のない粘着テープを提供す
る。
【0007】即ち、本考案は、使い捨ておむつのバック
シートに固着されるおむつ用フロンタルテープであっ
て、薄層フィルム又はシート状基材の片面に、粘着剤層
が断続的に文字、点、模様などのパターン状に設けられ
ており、他面には離型処理層が設けられていることを特
徴とするおむつ用フロンタルテープに関する。
シートに固着されるおむつ用フロンタルテープであっ
て、薄層フィルム又はシート状基材の片面に、粘着剤層
が断続的に文字、点、模様などのパターン状に設けられ
ており、他面には離型処理層が設けられていることを特
徴とするおむつ用フロンタルテープに関する。
【0008】本考案の粘着テープの基材は、特に限定さ
れず、各種薄層プラスチックフィルムやシートが用いら
れが、好ましくは例えば、厚さ15〜40μmの配向ポ
リプロピレン(OPP)フィルムや厚さ6〜25μmの
ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムなどが
用いられる。
れず、各種薄層プラスチックフィルムやシートが用いら
れが、好ましくは例えば、厚さ15〜40μmの配向ポ
リプロピレン(OPP)フィルムや厚さ6〜25μmの
ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムなどが
用いられる。
【0009】この基材の片面に形成される粘着剤層も特
に限定されないが、ゴム系、アクリル系が好ましく、特
にゴム系もしくはエマルジョンタイプのアクリル系が好
ましい。 また粘着剤層の厚さは、通常6〜20μm、
好ましくは8〜12μmである。
に限定されないが、ゴム系、アクリル系が好ましく、特
にゴム系もしくはエマルジョンタイプのアクリル系が好
ましい。 また粘着剤層の厚さは、通常6〜20μm、
好ましくは8〜12μmである。
【0010】また、基材の他面には離型処理層が形成さ
れ、かかる離型処理層としては、好ましくはシリコーン
系、長鎖アルキル系離型剤などが挙げられる。
れ、かかる離型処理層としては、好ましくはシリコーン
系、長鎖アルキル系離型剤などが挙げられる。
【0011】本考案においては、上記基材の表面に、粘
着剤層が断続的にパターン状に形成されてなる。 ここ
で粘着剤層は、各種特定の文字、点、模様などが挙げら
れる。 また、上記とは逆に、上記基材の表面に、各種
特定の文字、点、模様などを残して粘着剤層を断続的に
パターン状に形成させることもできる。
着剤層が断続的にパターン状に形成されてなる。 ここ
で粘着剤層は、各種特定の文字、点、模様などが挙げら
れる。 また、上記とは逆に、上記基材の表面に、各種
特定の文字、点、模様などを残して粘着剤層を断続的に
パターン状に形成させることもできる。
【0012】また、必要に応じて、粘着剤層を着色する
ことにより、従来の印刷を不要とすることもできる。
ことにより、従来の印刷を不要とすることもできる。
【0013】本考案の粘着テープにおいて、粘着剤層を
基材にパターン状に設ける方法は特に限定されないが、
例えば、ホットメルト系粘着剤を、特定の文字に加工さ
れたメッシュスクリーンを用いて基材にスクリーン塗工
することにより得ることができる。
基材にパターン状に設ける方法は特に限定されないが、
例えば、ホットメルト系粘着剤を、特定の文字に加工さ
れたメッシュスクリーンを用いて基材にスクリーン塗工
することにより得ることができる。
【0014】以下、本考案の実例を図面にもとづいて説
明する。図1(a) は、本考案の粘着テープの実例を示す
説明図であり、基材1の片面に粘着剤層2の文字が断続
的にパターン塗工されて設けられいる。 図1(b) は、
図1(a) の断面図であり、基材1の他面には、離型処理
層3が設けられている。
明する。図1(a) は、本考案の粘着テープの実例を示す
説明図であり、基材1の片面に粘着剤層2の文字が断続
的にパターン塗工されて設けられいる。 図1(b) は、
図1(a) の断面図であり、基材1の他面には、離型処理
層3が設けられている。
【0015】図1(c) は、本考案の粘着テープの他例を
示す説明図であり、基材1の片面に、断続的な文字部分
以外に粘着剤層2が設けられている。 図1(d) は、図
1(c) の断面図である。
示す説明図であり、基材1の片面に、断続的な文字部分
以外に粘着剤層2が設けられている。 図1(d) は、図
1(c) の断面図である。
【0016】また、本考案においては、テープの両端は
取り扱いの点からドライエッジ部4とすることが好まし
い。
取り扱いの点からドライエッジ部4とすることが好まし
い。
【0017】図2は、本考案の粘着テープの使用例を示
す説明図であり、粘着テープ(フロンタルテープ)Tは
紙おむつAの前面、即ちバックシートBの表面に粘着剤
層2により固着される。 また、フロンタルテープTを
バックシートBの裏面側に固着することもできる。
す説明図であり、粘着テープ(フロンタルテープ)Tは
紙おむつAの前面、即ちバックシートBの表面に粘着剤
層2により固着される。 また、フロンタルテープTを
バックシートBの裏面側に固着することもできる。
【0018】
【考案の効果】本考案の粘着テープは、粘着剤層がパタ
ーン状に断続的に設けられているため、かかるテープを
例えばおむつのバックシートに貼り付ける際に、空気が
入らず、貼り付け作業性が良好で、かつシワにならない
という利点があり、さらに、印刷が不要でコストの安価
な粘着テープが得られるという利点もある。
ーン状に断続的に設けられているため、かかるテープを
例えばおむつのバックシートに貼り付ける際に、空気が
入らず、貼り付け作業性が良好で、かつシワにならない
という利点があり、さらに、印刷が不要でコストの安価
な粘着テープが得られるという利点もある。
【図1】図1(a) は、本考案の粘着テープの実例を示す
説明図である。図1(b) は、図1(a) の断面図である。
図1(c) は、本考案の粘着テープの実例を示す説明図で
ある。図1(d) は、図1(c) の断面図である。
説明図である。図1(b) は、図1(a) の断面図である。
図1(c) は、本考案の粘着テープの実例を示す説明図で
ある。図1(d) は、図1(c) の断面図である。
【図2】図2は、本考案の粘着テープをおむつのフロン
タルテープとして用いた場合の説明図である。
タルテープとして用いた場合の説明図である。
1 基材 2 粘着剤層 3 離型処理層
Claims (3)
- 【請求項1】 使い捨ておむつのバックシートに固着さ
れるおむつ用フロンタルテープであって、薄層フィルム
又はシート状基材の片面に、粘着剤層が断続的に文字、
点、模様などのパターン状に設けられており、他面には
離型処理層が設けられていることを特徴とするおむつ用
フロンタルテープ。 - 【請求項2】 粘着剤層が、着色されてなることを特徴
とする請求項1記載のおむつ用フロンタルテープ。 - 【請求項3】 請求項1記載のおむつ用フロンタルテー
プが、粘着剤層によってバックシート表面に固着されて
なる使い捨ておむつ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992061600U JP2580254Y2 (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | おむつ用フロンタルテープ及び使い捨ておむつ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992061600U JP2580254Y2 (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | おむつ用フロンタルテープ及び使い捨ておむつ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0625338U JPH0625338U (ja) | 1994-04-05 |
JP2580254Y2 true JP2580254Y2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=13175821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992061600U Expired - Fee Related JP2580254Y2 (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | おむつ用フロンタルテープ及び使い捨ておむつ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2580254Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009240680A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Livedo Corporation | 使い捨ておむつ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63223081A (ja) * | 1987-03-13 | 1988-09-16 | Bridgestone Corp | 貼ることの容易な粘着シ−ト |
JPS6414146U (ja) * | 1987-07-10 | 1989-01-25 |
-
1992
- 1992-09-01 JP JP1992061600U patent/JP2580254Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0625338U (ja) | 1994-04-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2902549B2 (ja) | 情報を印字したラベル及びその製法 | |
US6594933B2 (en) | Partial fold printable tab product | |
JPH08337763A (ja) | 基材なし粘着剤転写シート及びテープ類 | |
US5002311A (en) | Parcel waybill | |
JP2580254Y2 (ja) | おむつ用フロンタルテープ及び使い捨ておむつ | |
JPS6336027Y2 (ja) | ||
JP2000298434A (ja) | 指定位置接着用粘着シールおよびその貼り付け方法 | |
JPH11116917A (ja) | 接着部材及び両面接着テープ | |
JP2000003134A (ja) | 粘着シート | |
JP2551473Y2 (ja) | 証 票 | |
EP0118250A3 (en) | Double-sided adhesive sticker | |
JP3595021B2 (ja) | 印字用配送票 | |
JP3021850U (ja) | 貼着メモおよび貼着メモ集 | |
JPH0621627U (ja) | おむつ用フロンタルテープ及びそれを用いたおむつ | |
JP2001254061A (ja) | 粘着シート及びその巻回体 | |
JPH0621711Y2 (ja) | 付着シート | |
JPH088126Y2 (ja) | 複写帳票 | |
JPH0719816Y2 (ja) | オーバヘッドプロジェクター用フィルム | |
KR200199126Y1 (ko) | 매직 접착 필름 | |
JPH06230724A (ja) | 二つ折り接着シート | |
JP2002348549A (ja) | 標識層を有し貼直し可能な両面接着パッド | |
JP2562136Y2 (ja) | 記入票付きのし紙 | |
JP2597791Y2 (ja) | 熨斗紙 | |
JP3026379U (ja) | ラベルの保護シ−ト貼付用ガイド体 | |
JPH0556934U (ja) | 粘着テープ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |