JPH0621711Y2 - 付着シート - Google Patents

付着シート

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JPH0621711Y2
JPH0621711Y2 JP2797789U JP2797789U JPH0621711Y2 JP H0621711 Y2 JPH0621711 Y2 JP H0621711Y2 JP 2797789 U JP2797789 U JP 2797789U JP 2797789 U JP2797789 U JP 2797789U JP H0621711 Y2 JPH0621711 Y2 JP H0621711Y2
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JP
Japan
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adhesive sheet
glass
rubber
soft material
attached
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Application number
JP2797789U
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JPH02117129U (ja
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矩久 木村
蕃 木許
明司 石田
好信 尾野
悟司 植田
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Shibata Industrial Co Ltd
Original Assignee
Shibata Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば絵柄、文字、デザインが施されている
ワッペン、ステッカー、シール等をガラス面、プラスチ
ック面、金属面、塗装面等に着脱自由に付着させること
ができる付着シートに関する。
〔従来の技術〕 従来、絵柄、デザイン等が施されているワッペン、ステ
ッカー、シール、ポスター等を装飾、表示又は広告等の
目的でガラス面、プラスチック面等に貼着することがあ
るが、装飾又派表示等を変更する場合にこれらシール等
を自由に着脱することができるようにシール等の粘着剤
にべとつきの小さいものを使用している。この粘着剤に
は、主原料の組成が例えばアクリル樹脂系のものがあ
る、このようなシール等は、粘着剤のべとつきによって
ガラス面等の被着体に貼着されるものであり、この粘着
剤のべとつきを小さくすることによって、シール等をガ
ラス面等から剥がすことができるようにしてある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、このようなシールであると、例えば絵柄が施さ
れている装飾用のシールをガラス等に貼着すると、後で
模様替えの為にこのシールを取り外したとき、ガラス面
に粘着剤の一部が残ることがある。このガラス面に付着
した粘着剤はガラスの汚れとなるし、そしてこの付着し
た粘着剤を除去するのにも手間がかかるという問題があ
る。また、このようなアクリル樹脂系の粘着剤を塗布し
たシールをガラス面等に繰り返して着脱すると、粘着剤
がガラス面のほこりやごみを中に取り込んでしまうので
粘着剤の粘着性が低下して、やがてシールを貼着するこ
とができなくなるという問題がある。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、ガラ
ス面等に着脱自由に付着させることができて、ガラス面
等に付着させた付着シートを取り外してもガラス面がべ
とつかず、そして柔軟材の表面にごみ、ほこりが付着し
ても水等で洗浄することができて再び付着させることが
できる付着シートを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案の付着シートは薄板
と、この薄板の板面にコーティングされ表面が鏡面状に
形成されており摩擦係数が大きいゴム様柔軟材と、から
なるものである。
そして、上記付着シートは、ポリエステルフィルムの片
側面または両側面にシリコーンゴムをコーティングし
て、このシリコーンゴムの表面を鏡面状に形成してなる
ものが良い。
〔作用〕
付着シートを被着体に付着させるときは、ゴム様柔軟材
がコーティングされている側の面を被着体に接触させ
て、ゴム様柔軟材と被着体との間に空気が残らないよう
に付着シートを被着体に軽く押し付ける。なお、柔軟材
が柔軟であること及び表面が鏡面状に形成されているの
で、柔軟材は被着体の表面に密着することができる。そ
して、被着体の表面あらさが鏡面に近い程、柔軟材の表
面と被着体の表面との密着する面積が広くなる。また、
柔軟材は表面の摩擦係数が大きいものであるから、柔軟
材と被着体とが密着した状態では、柔軟材と被着体との
間に滑りが生じにくく、従って柔軟材と被着体との間に
隙間ができにくい。これによって、柔軟材と被着体との
密着が保たれる。従って、大気圧が付着シートと被着体
とを外側から両者を接近させる方向に押し付ける力によ
って、付着シートが被着体に付着する。
被着体に付着する付着シートを取り外すときは、付着シ
ートの端を摘み、そのままめくって取り外す。付着面が
互いに付着したときも同様に取外することができる。
そして、薄板がポリエステルフィルムであると付着シー
トが被着体の表面形状に従って沿い易く、ゴム様柔軟材
がシリコーンゴムでると柔軟性があり表面の摩擦係数が
大きいので、付着力の大きい付着シートとすることがで
きる。
〔実施例〕
本考案の第1実施例を第1図及び第2図を参照して説明
する。第1図は付着シート3の外観図であり、第2図は
ガラス板4に付着させた付着シート3の拡大側面図であ
る。1は薄板、2はゴム様柔軟材である。
薄板1は、厚みが約50μmの透明なポリエステルフィル
ムである。片側面にアルファベットの文字5を印刷して
あるが、用途に応じて所望の文字、図形又は模様等を印
刷することができる。なお、薄板1は、ポリエステルフ
ィルム以外にも用途に応じて合成樹脂フィルム、紙又は
メタルホイル等とすることができる。
ゴム様柔軟材2は、シリコーンゴムである。このゴム様
柔軟材2は薄板1の文字5が印刷されていない側の面に
約50μmの厚みでコーティングされており、表面が鏡面
状に形成されている。なお、シリコーンゴムのコーティ
ングの厚みが薄いので、ゴム様柔軟材2は透けており、
付着シート3は略透明に近いものとなっている。従っ
て、薄板1に印刷された文字5が浮いて見える。なお、
ゴム様柔軟材2は、シリコーンゴムとしたが、これ以外
にも用途に応じてウレタンゴムとすることができる。要
は、薄板1の板面に薄くコーティングすることができ
て、表面を鏡面状に形成することができ、そしてその表
面の摩擦係数が大きいものであれば良い。
この付着シート3を第2図に示すようにガラス板4に付
着させるときは、ゴム様柔軟材2がコーティングされて
いる面をガラス板4に接触させて、ゴム様柔軟材2とガ
ラス板4との間に空気が残らないように付着シート3を
上から軽く手で押し付ける。なお、柔軟材2であるシリ
コーンゴムが柔軟であること及び表面が鏡面状に形成さ
れているので、柔軟材2はガラス板4の表面に密着する
ことができる。そして、被着体がガラス板4であるの
で、柔軟材2の略全面がガラス板4に密着することがで
きる。また、シリコーンゴムは表面の摩擦係数が大きい
ので、柔軟材2とガラス板4とが密着した状態では、柔
軟材2とガラス板4との間に滑りが生じにくく、従って
柔軟材2とガラス板4との間に隙間ができにくい。これ
によって、柔軟材2とガラス板4との密着が保たれ易
い。従って、大気圧が付着シート3とガラス板4とを外
側から両者を接近させる方向に押し付けているので、付
着シート3がガラス板4に付着したままでいる。
ガラス板4に付着させた付着シート3を取り外すとき
は、付着シート3の端を摘み、そのままめくって取り外
す。付着シート3を端からめくることにより、柔軟材2
とガラス板4との隙間に空気が入るので取り外しが容易
となる。そして、必要に応じて付着シート3を別の場所
のガラス板4等に付着させることができる。
次に、第2実施例を第3図を参照して説明する。この実
施例の付着シート7と第1実施例の付着シート3との相
違するところは、第1実施例の付着シート3は薄板1の
片側面にゴム様柔軟材2をコーティングしたものである
のに対し、第2実施例の付着シート7は薄板1の両側面
にゴム様柔軟材2を厚みを50μmでコーティングしたも
のであることと、第1実施例の付着シート3は薄板1に
文字5が印刷されているのに対し、第2実施例の付着シ
ート7は薄板1に文字5が印刷されていないことであ
り、従ってこの付着シート7は文字5等が印刷されてい
る被印刷体6と別個に形成されていることである。
この付着シート7を使用して被印刷体6の例えば合成樹
脂フィルムをガラス板4に付着させるときは、被印刷体
6の外形と略同じ形に形成した付着シート7を用意し
て、第3図に示すようにガラス板4、付着シート7、被
印刷体6の順に配置する。そして、被印刷体6を手で上
から押し付けて付着シート7とガラス板4、付着シート
7と被印刷体6との夫々の隙間の空気を外に出して、夫
々を互いに密着させる。これによって、被印刷体6を付
着シート7を介してガラス板4に付着させることができ
る。
被印刷体6をガラス板4から取り外すときは、密着する
被印刷体6と付着シート7とを2枚重ねて端を摘み、そ
のままめくって取り外すことができる。
なお、被印刷体6を付着させた付着シート7を第1実施
例と同様に別の場所のガラス板4に付着させることがで
きるし、また、この付着シート7は両面にゴム様柔軟材
2がコーティングされているので、付着シート7に付着
させてある被印刷体6を取り外して、別の模様等が印刷
されている被印刷体6を付着させて、ガラス板4等に付
着させることもできる。
そして、第2図に示す付着シート3は、文字5を薄板1
の上面に印刷したものであるが、薄板1の下面に文字5
を印刷してその印刷文字5の上からゴム様柔軟材2を薄
板1にコーティングすることができる。
また、第1及び第2実施例の付着シート3、7は、被着
体の表面形状に応じて屈曲することができるように薄板
1をポリエステルフィルムとしたが、付着シート3、7
を所定の形状の面に付着させる場合は、薄板1をその形
状に対応させて形成した剛性を有するものとすることが
できる。薄板1を剛性を有するもので形成した付着シー
ト3、7は、付着シート3、7がめくれにくいので被着
体から外れにくいという効果がある。
この付着シートの用途は、上述したもの以外に、例えば
薄く着色したものを透明ガラスに付着させて透明ガラス
をステンドグラス風に装飾することができるし、遮光性
があるように形成したものをコピーする紙に付着させて
コピーのマスクにすることができる。そして、付着性を
利用してプラスチック等に静電気付着した埃などを除去
するのにも利用することができる。また、透明の薄板1
の裏面に文字等を反転印刷して表面に付着性ゴム様柔軟
材2の層を設けたものとして、この付着シートをショウ
ウィンドのガラスの内側から付着させて公告、ポスター
等に利用することもできる。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように粘着剤を使用しない構成
であるので、ガラス等の被着体に着脱自由に付着させる
ことができるし、付着シートをガラス面等に付着させた
後でこの付着シートを取り外したとき、ガラス面にべと
つきが残らない。従って、ガラス面に汚れが付かず、掃
除の手間がかからないという効果がある。特にガラス面
に貼付けるポスター、ディスプレイ等に利用すると、貼
り替え作業がきわめて容易となる。そして、付着シート
をガラス面等に繰り返して着脱してもほこりやごみをゴ
ム様柔軟材の中に取り込まず、ほこりやごみは柔軟材の
表面に付着するだけであるので、柔軟材を水等で洗浄す
ることによってほこりを簡単に除去することができる。
よって、この付着シートは付着性を簡単に再生して繰り
返し使用することができるという効果がある。
また、薄板の両側面にゴム様柔軟材をコーティングして
ある付着シートは、例えば文字等が印刷されているプラ
スチックフィルムをこの付着シートを介して被着体に付
着させることができるので、被印刷体にゴム様柔軟材が
コーティングされていないものであっても、この付着シ
ートを介することによって自由に被着体に着脱させるこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の付着シートの第1実施例を示す斜視
図、第2図は同実施例の付着シートの拡大側面図、第3
図は同考案の付着シートの第2実施例を示す拡大側面図
である。 1……薄板、2……ゴム様柔軟材、3、7……付着シー
ト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 尾野 好信 兵庫県明石市魚住町中尾1058番地 シバタ 工業株式会社内 (72)考案者 植田 悟司 兵庫県明石市魚住町中尾1058番地 シバタ 工業株式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】薄板と、この薄板の板面にコーティングさ
    れ表面が鏡面状に形成されており摩擦係数が大きいゴム
    様柔軟材と、からなる付着シート。
  2. 【請求項2】ポリエステルフィルムと、このポリエステ
    ルフィルムの片側面または両側面にコーティングされ表
    面が鏡面状に形成されているシリコーンゴムと、からな
    る付着シート。
JP2797789U 1989-03-09 1989-03-09 付着シート Expired - Lifetime JPH0621711Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2797789U JPH0621711Y2 (ja) 1989-03-09 1989-03-09 付着シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2797789U JPH0621711Y2 (ja) 1989-03-09 1989-03-09 付着シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02117129U JPH02117129U (ja) 1990-09-19
JPH0621711Y2 true JPH0621711Y2 (ja) 1994-06-08

Family

ID=31250946

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2797789U Expired - Lifetime JPH0621711Y2 (ja) 1989-03-09 1989-03-09 付着シート

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JP (1) JPH0621711Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011183742A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Three M Innovative Properties Co 窓貼り用積層フィルム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011183742A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Three M Innovative Properties Co 窓貼り用積層フィルム

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JPH02117129U (ja) 1990-09-19

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