JPH0621627U - おむつ用フロンタルテープ及びそれを用いたおむつ - Google Patents

おむつ用フロンタルテープ及びそれを用いたおむつ

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JPH0621627U
JPH0621627U JP5974592U JP5974592U JPH0621627U JP H0621627 U JPH0621627 U JP H0621627U JP 5974592 U JP5974592 U JP 5974592U JP 5974592 U JP5974592 U JP 5974592U JP H0621627 U JPH0621627 U JP H0621627U
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JP
Japan
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adhesive layer
tape
pressure
sensitive adhesive
frontal tape
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Pending
Application number
JP5974592U
Other languages
English (en)
Inventor
正章 荒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Publication date
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Publication of JPH0621627U publication Critical patent/JPH0621627U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使い捨ておむつのバックシートを補強し、フ
ァスニングテープと再剥離可能なフロンタルテープを提
供する。 【構成】 使い捨ておむつのバックシートに固着される
フロンタルテープであって、フィルム又はシート状基材
の片面にパターン状に粘着剤層が形成され、他面に離型
処理層が形成されてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、使い捨ておむつのバックシートを補強し、ファスニングテープと再 剥離可能なフロンタルテープ、及びそれを用いたおむつに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般におむつ用粘着テープ(ファスニングテープ)を固定後再剥離するために は、おむつのバックシートが破れないように、そのバックシート表面へ補強用フ ロンタルテープを固着し、この上でファスナーテープとの再剥離を行なう方式が とられている。
【0003】 かかるフロンタルテープは、その基材としては、赤ちゃんの肌当たりを良くす るという理由により、通常、例えば20〜40μm程度の非常に薄いプラスチッ クフィルムが使用され、さらに基材の片面の全面に固着用粘着剤層が設けられて いる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このフロンタルテープを、おむつのバックシートに貼り付ける場合、 基材フィルムが非常に薄くかつ粘着剤層がその基材の全面に設けられているため 、空気をまきこみ、貼り付けにくく、シワが入るという問題があった。
【0005】 さらに、かかるテープをロール状に巻回した場合、粘着剤の塗布厚のばらつき が積層されて増大し、ロール品の外観を損なうばかりでなく、基材のたるみやシ ワが発生し、巻き戻して貼り付けることが難しかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の問題点を解決するためになされたものであって、基材の片面に 粘着剤層をパターン状に設けることによって、おむつのバックシートに貼り付け やすく、かつシワの入りにくいフロンタルテープを提供する。
【0007】 即ち、本考案は、使い捨ておむつのバックシートに固着されるフロンタルテー プであって、フィルム又はシート状基材の片面にパターン状に粘着剤層が形成さ れ、他面に離型処理層が形成されてなるおむつ用フロンタルテープ、及びそれを 用いたおむつに関する。
【0008】 本考案のフロンタルテープの基材は、特に限定されず、各種プラスチックフィ ルムやシートが用いられが、好ましくは例えば、厚さ15〜40μmの配向ポリ プロピレン(OPP)フィルムや厚さ6〜25μmのポリエチレンテレフタレー ト(PET)フィルムなどが用いられる。 また、基材の片面又は両面に、各種 印刷を施すこともできる。
【0009】 この基材の片面に形成される粘着剤層も特に限定されないが、ゴム系、アクリ ル系が好ましく、特にゴム系もしくはエマルジョンタイプのアクリル系が好まし い。 また粘着剤層の厚さは、通常6〜20μm、好ましくは8〜12μmであ る。
【0010】 また、基材の他面に形成される離型処理層としては、好ましくはシリコーン系 、長鎖アルキル系離型剤が挙げられる。
【0011】 本考案においては、上記基材の片面に粘着剤層がパターン状に形成されてなる 。 ここで粘着剤層は、パターン状に設けられていれば特にそのパターン形状に は限定されないが、例えば、すじ状、波状、斜線状、点状、繊維状、もしくは、 各種文字や模様などが挙げられる。
【0012】 以下、本考案の実例を図面にもとづいて説明する。 図1(a) は、本考案のフロンタルテープの実例を示す断面図であり、基材1の 片面に、長手方向にすじ状パターンにて部分的に粘着剤層2が設けられ、他面に 離型処理層3が設けられている。 図1(b) は、図1(a) の平面図である。 こ こで、粘着剤層間の間隔は特に限定されないが、空気の抜けやすさの点からは0 .5mm以上が好ましい。 また、図1(c) に示す如く、粘着剤層2の厚みを厚く してすじ状パターンとすることもできる。 このように粘着剤層を長手方向にす じ状パターンとすることにより、バックシートへの貼り付けの際、空気を抜きや すくすることができ、貼り付け作業性が良好となる。
【0013】 また、本考案においては、テープの両端は取り扱いの点からドライエッジ部4 とすることが好ましい。
【0014】 図2(a) 〜図2(e) は、本考案のフロンタルテープにおける粘着剤層2のパタ ーンの他例を示す平面図である。 例えば図2(a) の如く、粘着剤層2を波状で かつ周期的に蛇行したパターンとして、このテープを図3の如く巻回した際、粘 着剤層2が互い違いになるようなパターンとすることにより、粘着剤層が同一箇 所に積層されないようにして、基材のたるみやシワの発生を防ぐこともできる。
【0015】 図4は、粘着剤層のパターンとして、特定の文字を採用した場合の実例であり 、こうすることにより基材表面への印刷を不要とすることができる。 また、必 要に応じ、粘着剤層を着色することもできる。
【0016】 図5は、本考案のフロンタルテープを用いたおむつを示す説明図であり、フロ ンタルテープTは紙おむつAの前面、即ちバックシートBの表面に粘着剤層2に より固着される。 また、フロンタルテープTをバックシートBの裏面側に固着 することもできる。
【0017】
【考案の効果】
本考案のフロンタルテープは、粘着剤層がパターン状に設けられているため、 かかるフロンタルテープをおむつのバックシートに貼り付ける際に、空気が入ら ず、貼り付け作業性が良好で、かつシワにならないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a) 及び(b) は、本考案のフロンタルテー
プの実例を示す断面図である。図1(c) は、図1(a) の
平面図である。
【図2】図2(a) 〜(e) は、本考案の粘着剤層のパター
ンの他例を示す平面図である。
【図3】図3は、本考案のフロンタルテープをロール状
に巻回した状態を示す説明図である。
【図4】図4は、本考案の粘着剤層のパターンの他例を
示す平面図である。
【図5】図5は、本考案のフロンタルテープを用いたお
むつを示す説明図である。
【符号の説明】
1 基材 2 粘着剤層 3 離型処理層

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使い捨ておむつのバックシートに固着さ
    れるフロンタルテープであって、フィルム又はシート状
    基材の片面にパターン状に粘着剤層が形成され、他面に
    離型処理層が形成されてなるおむつ用フロンタルテー
    プ。
  2. 【請求項2】 粘着剤層のパターンが、テープ長手方向
    にすじ状となるように形成されていることを特徴とする
    請求項1記載のフロンタルテープ。
  3. 【請求項3】 粘着剤層のパターンが、波状でかつ周期
    的に蛇行し、テープを巻回して積層した際に粘着剤層が
    互い違いになるように形成されていることを特徴とする
    請求項1記載のフロンタルテープ。
  4. 【請求項4】 粘着剤層のパターンが、断続的に文字、
    点、模様などに形成されていることを特徴とする請求項
    1記載のフロンタルテープ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4記載のフロンタルテープ
    が、おむつのバックシートに固着されてなる使い捨てお
    むつ。
JP5974592U 1992-08-25 1992-08-25 おむつ用フロンタルテープ及びそれを用いたおむつ Pending JPH0621627U (ja)

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