JPH06230724A - 二つ折り接着シート - Google Patents

二つ折り接着シート

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Publication number
JPH06230724A
JPH06230724A JP3411593A JP3411593A JPH06230724A JP H06230724 A JPH06230724 A JP H06230724A JP 3411593 A JP3411593 A JP 3411593A JP 3411593 A JP3411593 A JP 3411593A JP H06230724 A JPH06230724 A JP H06230724A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
adhesive
pressure sensitive
fold
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3411593A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidehito Sugawara
秀仁 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Edge Inc
Original Assignee
Toppan Moore Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Moore Co Ltd filed Critical Toppan Moore Co Ltd
Priority to JP3411593A priority Critical patent/JPH06230724A/ja
Publication of JPH06230724A publication Critical patent/JPH06230724A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用時に廃棄する剥離紙をなくすとともに、
印字時には接着時の半分のサイズとしてプリンタの印字
可能サイズへの適応を容易にする。 【構成】 二つ折りしたシート1の対向面の一方には、
アクリル系二液架橋型の強粘着剤からなる感圧性接着剤
2を、他方にはアクリル系二液架橋型の弱粘着剤からな
る再剥離型の感圧性接着剤3を、それぞれ塗布し、接着
部分と非接着部分の境に切り用ミシン目4,5を設け、
シート1の表出面にはプリンタで情報6,7,8,9を
印字する。感圧性接着剤2,3はシート1で被覆保護さ
れるので剥離紙は不要となる一方、非接着部分から捲り
上げて感圧性接着剤2,3の境界面を剥離し、シート1
を展開すると2倍の大きさになって、露出した感圧性接
着剤2,3による接着が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二つ折り接着シートに
関し、特に対向面を剥離可能に接着し、剥離後には展開
したシートを壁面や包装容器等に接着可能な二つ折り接
着シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シートを壁面や包装容器等に接着
するには、接着時に接着剤を塗布したり、あらかじめ接
着剤を塗布したうえ剥離紙で被覆しておき、接着時にこ
の剥離紙を剥離して露出した接着剤によって接着するの
が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者に
よると、接着剤を塗布する作業が煩雑であるという不都
合があり、また、後者によると、剥離紙は通常シリコン
等による処理が施されているので、再生することが困難
であるとともに、廃棄処分を行うとゴミ公害の問題を引
き起こすという不都合がある。また、両者に共通する不
都合な点として、シートの表面に印字する際に、プリン
タのサイズが限られているので、大きなシートには印字
できないことが挙げられる。本発明は、これらの不都合
を解消した二つ折り接着シートを提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の二つ折りシートは、二つ折りしたシートの対
向面の一方の所定部分には、接着力が500g/2.5
cm以下の再剥離型の感圧性接着剤を設け、この感圧性
接着剤部分に対応する前記対向面の他方には、剥離可能
な接着力が1400g/2.5cm以下の接着剤を設
け、これら両接着剤によって前記対向面を剥離可能に接
着したものである。
【0005】
【作用】シートは二つ折り状態にあるので、半分の大き
さのシートとしてプリンタでの印字が可能である。ま
た、二つ折り状態での対向面の各接着剤はシートによっ
て保護された状態にあり、対向面を剥離してシートを展
開すると、露出した各接着剤によってシートを壁面や包
装容器等に接着可能となる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づき詳細に説明する。ここにおいて、図1は二つ折りシ
ートの概略的な断面図、図2は対向面を剥離したシート
の展開状態を示す概略的な断面図、図3は包装容器の封
緘用シートに適用した場合の使用状態を示す概略的な斜
視図である。
【0007】図1に示すように、二つ折りしたシート1
の対向面の一方には、アクリル系二液架橋型の強粘着剤
からなる感圧性接着剤2が約20μmの厚さで一端部を
除いて塗布され、また前記対向面の他方には、前記感圧
性接着剤2に対応する部分に、アクリル系二液架橋型の
弱粘着剤からなる再剥離型の感圧性接着剤3が約20μ
mの厚さで塗布されている。通常の被着体に対する前記
感圧接着剤2の剥離力は、ステンレス板の表面に対して
は約1300gであり、同様に前記感圧性接着剤3のス
テンレス板の表面に対する剥離力は300g(いずれも
180°剥離/2.5cm巾/300mm/分)であ
る。
【0008】各感圧性接着剤2,3はその境界面で剥離
可能であるが、シート1を300mm/分の速度でT字
型に剥離させた場合には、300〜400g/2.5c
m巾の剥離強度で剥離される。この剥離強度は、シート
1接着面の剥離に際して、多少の抵抗感はあるが、シー
ト1を破損することなく容易に剥離可能な程度の値であ
る。
【0009】そして、シート1には、感圧性接着剤2,
3による接着部分と、非接着部分の境に切り用ミシン目
4,5が設けられている。また前記シート1の表出面に
は図示していないコンピュータに連繋されたプリンタに
よって、所定の情報6,7,8,9が印字されている。
【0010】シート1の材質としては、上質紙、アート
紙、コート紙等の各種紙をはじめ、合成紙あるいは合成
樹脂フィルムを採用することができる。用途によって
は、紙製の場合には、あらかじめ接着剤塗布面側を、ポ
リエチレン等によるラミネート加工を施して、強化して
おくことが望ましい。
【0011】本実施例は以上のように構成したので、図
1に示す二つ折り接着時には、各感圧性接着剤2,3
は、シート1によって被覆保護された状態にあるので、
剥離紙が不要となる。そして、切り用ミシン目4,5か
ら外側の非接着部分から捲り上げて、各感圧性接着剤
2,3の境界面を剥離し、シート1を展開すると、図2
に示すように、このシート1は2倍の大きさとなる。し
たがって、例えば図3に示すように、このシート1を露
出した各感圧性接着剤2,3により、包装容器10の開
封部に接着すれば、封緘シートとして利用することがで
きる。この際、各切り用ミシン目4,5から非接着部分
を切り取って、これら非接着部分を控え片として利用す
ることも可能である。
【0012】なお、本発明は上述した実施例に限定され
ず、例えば、感圧性接着剤2を感熱性接着剤に換えるこ
とも可能であり、この場合他の感圧性接着剤3はそのま
までよく換える必要はない。また、非接着部分を設ける
と、二つ折り状態のシート1を剥離する際の指掛り部分
となって好適であるが、この非接着部分を設けずに、全
面的に感圧性接着剤2,3を塗布してもよい。さらに、
シート1の折り部分に、折り用ミシン目等の折り部を設
けてもよい。さらにまた、本発明を封緘シートのほかポ
スター等にも適用可能なことはもちろんである。
【0013】
【発明の効果】以上説明したところで明らかなように、
本発明によれば、剥離紙が不要なので、コストの低減化
が可能になるとともに、取扱が簡便で、無駄なゴミを生
じないほか、印字時には展開した接着時の半分の大きさ
なので、プリンタの印字可能サイズに容易に適応可能で
あるという効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】二つ折りシートの概略的な断面図。
【図2】対向面を剥離したシートの展開状態を示す概略
的な断面図。
【図3】包装容器の封緘用シートに適用した場合の使用
状態を示す概略的な斜視図。
【符号の説明】
1 シート 2,3 感圧性接着剤 4,5 切り用ミシン目 6,7,8,9 印字情報 10 包装容器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二つ折りしたシートの対向面の一方の所定
    部分には、接着力が500g/2.5cm以下の再剥離
    型の感圧性接着剤を設け、この感圧性接着剤部分に対応
    する前記対向面の他方には、剥離可能な接着力が140
    0g/2.5cm以下の接着剤を設け、これら両接着剤
    によって前記対向面を剥離可能に接着したことを特徴と
    する二つ折り接着シート。
JP3411593A 1993-01-29 1993-01-29 二つ折り接着シート Pending JPH06230724A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3411593A JPH06230724A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 二つ折り接着シート

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JP3411593A JPH06230724A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 二つ折り接着シート

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JPH06230724A true JPH06230724A (ja) 1994-08-19

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007076014A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 We'll Corporation:Kk 用紙
JP2010185949A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Toppan Forms Co Ltd ラベルユニット

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Legal Events

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030218