JP3450377B2 - ラベルシート - Google Patents

ラベルシート

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JP3450377B2
JP3450377B2 JP17604493A JP17604493A JP3450377B2 JP 3450377 B2 JP3450377 B2 JP 3450377B2 JP 17604493 A JP17604493 A JP 17604493A JP 17604493 A JP17604493 A JP 17604493A JP 3450377 B2 JP3450377 B2 JP 3450377B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラベルシートに関し、
特に、1回目は二つ折り状態で接着し、2回目は展開状
態で接着し得ることにより、各種器具の使用上の注意
や、故障時の連絡先等を表示して使用するのに適したラ
ベルシートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来知られている一般的なラベルシート
は、シートの裏面に各種接着剤による接着構造、あるい
は接着力を調整した各種接着剤による剥離可能な接着構
造を設けるとともに、この接着構造をシリコン処理等を
施した剥離紙で被覆して構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来のラベ
ルシートにあっては、上述の如き各接着構造を被覆して
いる剥離紙は、使用時には不要となるので廃棄している
が、この剥離紙にはシリコン処理等が施されているの
で、再生することが困難であり省資源化に反するという
不都合がある。また、その使用形態は、剥離紙を剥離し
て露出した接着構造により接着する形態に限定されるの
で、利用範囲が限定されるという不都合もある。本発明
は、これらの不都合を解消したラベルシートを提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のラベルシート
は、折部を境に連接してなる第1ラベルと第2ラベルを
前記折り部で二つ折りして重ね合わせたシートの対向面
に、互いに剥離可能な、例えば接着力の異なる接着剤を
設けることにより、あるいは、接着域と剥離域とを交互
に対向するよう複数設けることにより、前記対向面を剥
離可能に接着し、前記第1、第2ラベルの、前記折り部
と直交する端縁に沿って切り用ミシン目を設けたもの
である。
【0005】
【作用】二つ折りしたシートの一方側のシートの切り用
ミシン目を破断することにより、他方側のシートの裏面
側を露出し、ここに設けた接着剤あるいは接着域によっ
て二つ折り状態で適所に接着する。その後、表出してい
る他方側のシートの切り用ミシン目を破断して二つ折り
状態のシートを剥離し、さらに対向面を剥離して展開状
態とし、必要に応じて折り部から分離したうえ、露出し
た各裏面に設けた接着剤あるいは接着域によって、それ
ぞれ適所に接着する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。ここにおいて、図1〜図7は第
1実施例を示し、図1はラベルシートの平面図、図2は
そのA−A線断面図、図3は一方のラベルの切り用ミシ
ン目を破断した状態を示す平面図、図4は二つ折りのラ
ベルシートを接着した状態を示す断面図、図5は剥離し
て展開した状態を示す背面図、図6及び図7は折り兼切
り用ミシン目から分離した各ラベルの接着状態をそれぞ
れ示す断面図であり、また、図8は第2実施例を示す断
面図である。
【0007】図1及び図2に示すように、ラベルシート
1は折り部たる折り兼切り用ミシン目2を境に第1ラベ
ル3と第2ラベル4とが連接されてなるシートを二つ折
りしてなり、各ラベル3,4の表出面には各種器具、例
えばガス器具の修理点検連絡先や使用上の注意を記載し
た案内表示5a,5bが印刷されている。また、各ラベ
ル3、4の折り兼切り用ミシン目2と直交する端縁に沿
って、それぞれ切り用ミシン目6a,6b,6c,6d
(図4参照)が設けられている。
【0008】また、図2で理解できるように、二つ折り
したラベルシート1の対向面の一方、換言すると、第1
ラベル3の裏面には、アクリル系二液架橋型の強粘着剤
からなる感圧性接着剤7が塗布され、前記対向面の他
方、換言すると、第2ラベル4の裏面には、アクリル系
二液架橋型の弱粘着剤からなる再剥離型の感圧性接着剤
8が塗布されている。通常の被着体に対する前記感圧性
接着剤7の剥離力は、ステンレス板の表面に対しては約
1300gであり、同様に前記感圧性接着剤8のステン
レス板の表面に対する剥離力は約300gである(いず
れも180°剥離/2.5cm巾/300mm/分)。
【0009】各感圧性接着剤7,8はその境界面で剥離
可能であるが、各ラベル3,4を300mm/分の速度
でT字型に剥離させた場合には、300〜400g/
2.5cm巾の剥離強度で剥離される。この剥離強度
は、各ラベル3,4の接着面の剥離に際して、多少の抵
抗感はあるが、各ラベル3,4を破損することなく容易
に剥離可能な程度の値である。
【0010】シート、すなわち各ラベル3,4の材質と
しては、上質紙、アート紙、コート紙等の各種紙をはじ
め、合成紙あるいは合成樹脂フィルムを採用することが
できる。用途によっては、紙製の場合には、あらかじめ
接着剤塗布面側を、ポリエチレン等によるラミネート加
工を施して強化しておくことが望ましい。
【0011】本実施例は以上のように構成したので、図
1及び図2に示す二つ折り状態時には、各感圧性接着剤
7,8は各ラベル3,4によって被覆保護された状態に
あるので、剥離紙は不要である。ここで、第1ラベル3
の切り用ミシン目6a,6bから外側部分を、前記切り
用ミシン目6a,6b及び折り兼切り用ミシン目2の一
部を破断することにより切り取り、図3に示すように、
第2ラベル4の裏面に設けた感圧性接着剤8を露出す
る。そして、図4に示すように、前記第1ラベル3を下
にした状態で、二つ折り状態のラベルシート1は、前記
第2ラベル4の露出した感圧性接着剤8で適所、例えば
ガス器具取扱説明書の表紙9等に接着することができ
る。
【0012】図4状態において、第2ラベル4の切り用
ミシン目6c,6dから外側部分を表紙9に残すように
して、前記第2ラベル4を前記各切り用ミシン目6c,
6dを破断しながら、第1ラベル3とともに捲り上げれ
ば、各切り用ミシン目6a,6b,6c,6dから外側
部分を切り取った状態の各ラベル3、4を表紙9から分
離することができる。この際、感圧性接着剤8は接着力
が弱い再剥離型であるので、前記各切り用ミシン目6
c,6dを破断することなく捲り上げて、各ラベル3、
4を表紙9から剥離することも可能である。
【0013】この剥離した各ラベル3,4の接着面を剥
離すれば、図5に示すように展開状態とすることがで
き、ここで折り兼切り用ミシン目2で各ラベル3,4を
切り離した後、図6及び図7に示すように、前記各ラベ
ル3,4を露出した裏面側の各感圧性接着剤7,8によ
り適所、例えば前記ラベル3はガス器具や取扱説明書1
0に、また、前記ラベル4はメモ帳や控書類11に接着
することができる。これによって、ガス器具の修理点検
時の連絡を容易かつ円滑に行うことができる。
【0014】続いて、図8に基づき本発明の他の実施例
を説明する。本実施例のラベルシート21が上述した第
1実施例と構成上相違するのは、二つ折りしたシートの
対向面を剥離可能に接着する接着構造だけであるから、
この接着構造についてのみ説明し、他の構成については
第1実施例の対応する構成要素と同一符号を付し、その
説明については省略する。
【0015】第1ラベル3と第2ラベル4との対向面
は、感圧性接着剤が帯状に塗布されてなる接着域22
a,22bと、剥離剤が帯状に塗布されてなる剥離域2
3a,23bとを、交互に対向するよう複数設けること
により剥離可能に接着されている。したがって、第1実
施例と同様に、第1ラベル3の切り用ミシン目6a,6
b(図2参照)を破断してその外側部分を切り取ると、
各接着域22bの両端部が露出することによって、二つ
折り状態のラベルシート21を適所に接着することがで
きる(図4参照)。この際、各剥離域23bの両端部も
露出するので、ラベルシート21の接着は強固になされ
ず、剥離可能となる。そして、剥離したラベルシート2
1は、第1実施例と同様に、展開したうえ各ラベル3,
4を折り兼切り用ミシン目2で切り離し、露出した各接
着域22a,22bによって再度適所に接着することが
できる(図6及び図7参照)。
【0016】なお、本発明は上述した各実施例に限ら
ず、例えば、折り兼切り用ミシン目2と平行な切り用ミ
シン目を各切り用ミシン目6a,6bと直交するよう前
記折り兼切り用ミシン目2とは反対側端縁に沿って設け
てもよく、この場合には3つの切り用ミシン目を破断し
て露出する接着剤7,8あるいは接着域22a,22b
は、ラベル3、4の三周縁に及ぶものとなり、二つ折り
状態のラベルシート1,21はこの三周縁において接着
される。また、折り部は切り用ミシン目と兼用するほ
か、単なる折り線や肉薄部で形成してもよく、これらの
構成においては各ラベル3,4は切り離すことなく、連
接した展開状態で2回目の接着がなされる。さらに、接
着力の異なる接着剤としては感圧性接着剤7,8のほか
に、感熱性接着剤を用いてもよい。さらにまた、接着域
22a,22bと剥離域23a,23bは帯状に交互に
対向するよう設けるほか、市松模様状に交互に対向する
よう設けることもできる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したところで明らかなように、
本発明によれば、剥離紙を必要としないので、取扱が容
易であるとともに、省資源化に貢献できるほか、異なっ
た使用態様で2回接着することができるので、利用範囲
が拡大するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のラベルシートを示す平面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】同実施例の第1ラベルの切り用ミシン目を破断
した状態を示す平面図。
【図4】同実施例の二つ折り状態でラベルシートを接着
した状態を示す断面図。
【図5】同実施例の各ラベルを剥離して展開した状態を
示す背面図。
【図6】同実施例の折り兼切り用ミシン目から切り離し
た第1ラベルの接着状態を示す断面図。
【図7】同じく第2ラベルの接着状態を示す断面図。
【図8】第2実施例のラベルシートを示す断面図。
【符号の説明】
1,21 ラベルシート 2 折り兼切り用ミシン目 3 第1ラベル 4 第2ラベル 5a,5b 案内表示 6a,6b 切り用ミシン目 7,8 感圧性接着剤 22a,22b 接着域 23a,23b 剥離域

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折部を境に連接してなる第1ラベルと第
    2ラベルを前記折り部で二つ折りして重ね合わせたシー
    トの対向面に、互いに剥離可能かつ再接着可能な接着剤
    を設けることにより、前記対向面を剥離可能に接着し、
    前記第1、第2ラベルの、前記折り部と直交する端縁
    に沿って切り用ミシン目を設け、前記第1、第2ラベル
    の各表出面を表示面となしたことを特徴とするラベルシ
    ート。
  2. 【請求項2】 折部を境に連接してなる第1ラベルと第
    2ラベルを前記折り部で二つ折りして重ね合わせたシー
    トの対向面に、接着域と剥離域とを交互に対向するよう
    複数設けることにより、前記対向面を剥離可能に接着
    し、剥離後の前記接着域を再接着可能となし、前記第
    1、第2ラベルの、前記折り部と直交する端縁に沿っ
    て切り用ミシン目を設け、前記第1、第2ラベルの各表
    出面を表示面となしたことを特徴とするラベルシート。
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