JP5157396B2 - ルーフ収納装置 - Google Patents

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Description

収納室に格納可能なルーフを備える車両の収納室のための覆いを移動可能にするルーフ収納装置に関する。
従来より、車両のルーフを、車室を覆う展開状態から、車両後部のトランクルームを収納室として利用し収納状態に変更できるようにし、セダンタイプとして、またオープンカーとしても利用できる車両がある。
このような車両では、ルーフが展開状態になっているセダンタイプのとき、後部座席と後部のルーフとの間に、ほぼ水平に配置されるパネル体が取付けられ、トランクルームの車室内の部分を閉じる構成となっている。パネル体の上面は、乗員の帽子とか小物などの置き場所としても利用される。
一方、ルーフを収納状態にしたオープンカーのとき、車室外のトランクルームの開閉蓋の前端とパネル体の後端の間にあったルーフは移動するため、トランクルームの上部に隙間が生じることになる。従って、このような車両では、隙間を塞ぐようにパネル体を移動させてトランクルームを閉じることができるルーフ収納装置を備えている。
従来のルーフ収納装置のパネル体は、前側パネルと後側パネルで構成されていて、ルーフが展開状態のときは、前側パネルを下方に回転させてトランクルームの中に降下させる。そして、水平位置にした後側パネルのみで、後部座席と後部のルーフとの間でトランクルーム上部の車室内の部分を閉じる。ルーフを収納状態にしたときは、前側パネルと後側パネルを前後方向に、車両の前後方向にパネル体の幅が広くなるように水平に並べて、ルーフが移動して除かれて生じる隙間分を覆い、トランクルームを閉じるようにしている。
(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3013160号公報
しかしながら、特許文献1に示されるルーフ収納装置では、ルーフが展開状態のとき、前側パネルを収納室内となっているトランクルームに降下させるために、パネル体の下側には、パネル体を支えて移動させるパネル移動機構を配置することができない。このため、パネル移動機構を車両の幅方向に長く伸びるパネル体の両端に配置して、パネル体を支える構成となる。パネル体は、小物などを載せることができる強度と、車両の振動によっても異音を発生したりしない剛性を確保できる必要があるために、両端のみで支えられるパネル体は、重量が重くなる問題がある。
本発明は上記問題点に鑑み、パネル体を軽量にして、しかも十分な強度、剛性を有することができるようにするルーフ収納装置を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、車室を覆う展開状態から収納室に収納された収納状態に変更可能となるルーフを備えた車両で、前記収納室の上側を覆い閉じるための第1のパネル及び該第1のパネルより後側に位置する第2のパネルを有するパネル体と、前記第1及び第2のパネルを移動可能に支持するパネル移動機構と、を有するルーフ収納装置において、前記パネル移動機構は、前記ルーフが展開状態のときに収納状態のときより前記パネル体の前後方向の幅が小さくなるように、前記第1のパネルに重なるように前記第2のパネルを移動する水平移動機構部と、前記パネル体の下側の前記収納室内に配置され、前記ルーフが展開状態又は収納状態へと変更されるとき、前記パネル体を上方に回転移動させる回転移動機構部と、前記水平移動機構部と前記回転移動機構部を同一の駆動装置で駆動するための間欠ギヤを有する駆動力伝導機構部と、を備えるようにした。
また、請求項に記載の発明は、請求項に加えて、前記パネル体を所定の間隔に配置された一対の前記パネル移動機構で支持し、一対の前記パネル移動機構を相互に連結して連動可能にする連動部材を備えている構成にした。
また、請求項に記載の発明は、請求項に加えて、前記パネル体を前記パネル移動機構に対して着脱可能に装着することを可能とする留め部を備える構成にした。
請求項1に記載の発明では、水平移動機構部によって、ルーフが展開状態のときと収納状態のときで、第1のパネルに重なるように第2のパネルを移動させる構成でパネル体の前後幅を調整するために、パネル移動機構をパネル体の下側から支えるように配置できる。このために、パネル体は軽量にしても、その強度および剛性が確保できる。また、水平移動機構部と回転移動機構部をパネル移動機構のひとつのパネル移動機構のユニットにまとめた構成とするため、ルーフ収納装置を小型に構成できる。また、間欠ギヤを備える駆動力伝導機構部によって、前記水平移動機構部と回転移動機構部を同一の駆動装置で駆動することでき、部品数を少なく安価にできる。
請求項に記載の発明では、パネル体を一対のパネル移動機構で支持して、パネル体の強度を高める。また、一対のパネル移動機構を連動させる構成によってパネル体に無理な負荷を及ぼすことなく移動させることが可能となり、また所定の位置への正確なパネル体の移動も可能となる。
請求項に記載の発明では、パネル体はパネル移動機構に着脱可能なため、パネル移動機構の制御装置の制御プログラム変更によって前側パネルと後側パネルの移動範囲を変更し、且つ形状の異なるパネル体に変更することで、高価な機構部を変更することなく、多くの車種に安価に適用できるようになる。
以下に本発明の実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、車両1を後部の上方から見た斜視図である。車両1は、図1に示されるルーフ10が車室18を覆う展開状態では、所謂セダンタイプとして利用される。
車両1のルーフ10は、前方から後方へ順に配置される3枚の前側ルーフ11、中間ルーフ12、後側ルーフ13に分割して構成される。車両10の後部に設けられて通常トランクルームとなるスペースを収納室19として利用し、ルーフ10を移動して収納室19に収納し、車両1を所謂オープンカーにして利用できる。
図1に示されるように、車両1には、ルーフ10が展開状態のときに後部席背凭れ部15を支持する車体部分91と後側ルーフ13との間の位置に、ほぼ水平に配置された平面形状のパネル体21を備えるルーフ収納装置20が取付けられている。
図2(a)、図2(b)及び図2(c)は、車両1のルーフ10が展開状態から、ルーフ10を収納室19に収納されるまでを経過順に示している。ルーフ10は、前側ルーフ11と中間ルーフ12は、第1支持機構71によって支持され、後側ルーフ13は第2支持機構72によって支持されている構成となっている。ルーフ10を収納室19に収納する過程で、先ず収納室19の開閉蓋16が開閉装置(図示せず)の作動によって開かれ、後側ルーフ13が第2支持機構72の作動で収納室19に収納される。続いて、前側ルーフ11と中間ルーフ12が第1支持機構71によって折り畳まれて収納室19に収納されるように作動する構成である。
ルーフ10が展開状態ときに、水平状態となっているパネル体21は、図2の(b)のルーフ10が収納される過程では、ルーフ収納装置20の作動によって、ほぼ垂直に起立し、ルーフ10の移動の妨げにならない位置にパネル体21が移動する構成となっている。
図2の(c)に示されるように、ルーフ10が収納状態になり、車室18が開放されてオープンカーの状態になったとき、パネル体21は、水平位置に復帰する。ただ、ルーフ10が収納状態では開閉蓋16の前端とパネル体21の後端の間にあった後側ルーフ13は移動したために、収納室19の上部に隙間が生じることになる。後述するように、ルーフ収納装置20の作動でパネル体21の前後方向の幅を拡大し、隙間を塞いで収納室19を閉じることができる構成となっている。
次に、図3から図7を用いて、ルーフ収納装置20の構成を説明する。
図3は、ルーフ10が収納状態のときのルーフ収納装置20の構成を斜視図で示す。ルーフ収納装置20は収納室19内に配置され、車室18と収納室19を区切り、後部席背凭れ部15を支持する車体部分91に取付けられるパネル移動機構40を備える。図3には、車両1の幅方向の右側部分のみを示すが、左側にもパネル移動機構40が取付けられ、一対のパネル移動機構40によってパネル体21を下側から支持する構成である。
ルーフ10が収納状態のとき、水平状態となっているパネル体21は、前後に並んで配置される前側パネル(第1のパネル)25と後側パネル(第2のパネル)26によって構成されている。パネル移動機構40は、後述するパネル体21の移動調整作動の駆動源となる駆動装置44を備える。
一対の各パネル移動機構40は、連動部材47a、47bによって連結される。このため、駆動装置44は適応車両で異なるパネル体21の大きさ重量などに応じて、一方側のみまたは両方のパネル移動機構40を備える構成であっても良い。パネル体21の作動の際に、両側のパネル移動機構40を同期して連動作動させて、車幅方向に長く延びるパネル体21に捩れや、無理な負荷を及ぼさない構成にしている。
図6は、図3のIV-IV部分での断面図で、ルーフ10が収納状態のときのパネル移動機構40の機構部とパネル体21の状態を示す。図4はルーフ10が収納状態のときの、又図5はルーフ10が収納される途中の過程でのパネル移動機構40の機構部とパネル体21の状態を夫々示す。
図4に示されるように、パネル移動機構40はベースブラケット41を備え、ベースブラケット41が車体部分91(図3)に固定される。ベースブラケット41は、上側から下方に順に配置された車両に幅方向に水平に延びる3つの枢軸41a、41b、41cを支持する。パネル移動機構40は、更に支持ブラケット42を備える。支持ブラケット42は、車両に幅方向に水平に延び、を所定の間隔をもって配置された2つの枢軸42a、42bを有する。
ベースブラケット41の枢軸41aと、支持ブラケット42の枢軸42aはリンク51で、また枢軸41bと枢軸42bはリンク52で連結されている。ベースブラケット41、支持ブラケット42、リンク51とリンク52で、所謂不等長の長さを持つ4リンク機構の構成となっている。ベースブラケット41、支持ブラケット42、リンク51とリンク52は、支持ブラケット42をベースブラケット41に対して各リンクの回転角度に応じて所定の回転した姿勢を実現する回転移動機構部50(図5)を構成している。
支持ブラケット42には、前後に離れて2つの長穴45、46が前後に伸びる形状で形成されている。夫々の長穴45、46に挿入されてガイドされるピン35a、35bを有するスライドブラケット35が支持ブラケット42に支持されている。スライドブラケット35には、更にカム穴36aを有するカム部材36が固定して取付けられている。カム穴36aにガイドされるようにピン31aが挿入され、ピン31aにはリンク31が、その上端部に取付けられる。リンク31の下端部には、リンク32とリンク33の夫々の上端部が同一の枢軸32aで回転自在に連結されている。
リンク33の下端は、リンク52と同じ枢軸42bで支持ブラケット42に回転自在に取付けられている。また、リンク32の下端には、リンク34がその一端で枢軸34aで回転自在に連結されている。更に、リンク34の他端は、枢軸41cでベースブラケット41に回転自在に支持されている。スライドブラケット35は、リンク31、リンク32、リンク33を介してリンク34と連結ガイドされ、リンク34の回転によってスライドブラケット35を支持ブラケット42に対して前後方向に移動させることができる水平移動機構部30を構成している。
支持ブラケット42の前側上辺部には、取付けブラケット28が固定して取付けられている。取付けブラケット28に、前側パネル25が留め部25aによって固定して取付けられる。留め部25aは、ブラケット28に形成された穴(図示せず)に挿入する突起形状で、前側パネル25は容易に取り外し可能な構造である。また、スライドブラケット35の上辺には、後側パネル26が留め部26cで固定して取付けられ、且つ容易に取り外しが可能な構造となっている。
後側パネル26の後端部26bは、後部ルーフ13の下側の端部に形成された座部13aと接する。後側パネル26の前端部26aは、前側パネル25の下側に挿入され、互いに所定の範囲が上下に重なっている状態となる。開閉蓋16の前側端部16aは、座部13aに取付けられたシール部材13bと当接して閉じている。従って、収納室19は、前方から前側パネル25、後側パネル26、座部13a及び開閉蓋16で覆われ閉じる状態となる構成である。
図5は、回転移動機構部50の作動によって、支持ブラケット42と共に、パネル体21の後端が上方に持上げられて収納室19を開放した状態を示している。リンク52の枢軸41bは、後述する駆動力伝導機構部60を介して伝達される駆動装置44の駆動力によって、反時計方向に回転し、パネル体21を起立させることができる構成である。そして、ルーフ10の収納または、展開の過程で前側ルーフ11の先端部が辿る軌跡Aの前方側にパネル体21を移動させて、ルーフ10の収納及び展開を妨げない構成である。
図6に示されるように、後述する駆動力伝達機構60を介して伝達される駆動装置44の駆動力によって、リンク34の枢軸41cが時計方向に回転し、水平移動機構部30が作動し、スライドブラケット35が支持ブラケット42の長穴45、46にガイドされて、図4の位置より後方へと移動する。そして、スライドブラケット35と共に、後側パネル26の後端部26aは、後部ルーフ13の座部13aが除去されて生じた隙間を塞ぐように、直接開閉蓋16の前側端部16aと当接する位置まで移動し、収納室19を塞ぐ構成である。
長穴45は、後端部に上方に屈曲する窪み部45aが形成されている。ピン31aがカム部材36を持上げるように作用することで、窪み部45aへピン35aが嵌り、この結果後側パネル26の前端部26aが持上げられる。後側パネル26の前端部26aは、前側パネル25の下面と当接し、後側パネル26と前側パネル25の上面は互いに連続する平面状態となり、良好なオープンカーの外観を実現できる構成となっている。
図7(a)、図7(b)及び図7(c)は、駆動力伝達機構60の構成を模式的に示す。
駆動力伝達機構60は、駆動装置44に内蔵され電動モータ(図示せず)の駆動力で回転する駆動ギヤ61と、駆動ギヤ61と噛合う水平移動機構用ギヤ62と、回転機構用ギヤ63を備える。水平移動機構用ギヤ62の軸62cは枢軸41c(図4)と連結され、リンク34(図4)を回転させる。又、回転機構用ギヤ63の軸63cは、枢軸41b(図4)と連結され、リンク52(図4)を回転させる。水平移動機構用ギヤ62と回転機構用ギヤ63は、各リンク34、52を揺動作動させるもので、一回転することなく所定の角度範囲のみに歯を有する、所謂間欠ギヤとなっている。
図7(a)、パネル移動機構40が図4に示される状態、即ちルーフ10が図2(a)の展開状態のときの駆動力伝達機構60の状態を示す。駆動ギヤ61には、水平移動機構用ギヤ62が噛合っている。水平移動機構用ギヤ62には、扇状の従動ギヤ62dが一体に設けられている。従動ギヤ62dには、中間ギヤ64が噛合っている。中間ギヤ64には、扇状の従動ギヤ64aが一体に設けられている。従動ギヤ64aには、回転機構用ギヤ63が噛合っている。
ルーフ10が図2(b)の収納状態に移行する過程のとき、パネル体21を起立させるために、図7(a)に示されるように、駆動ギヤ61は時計方向に回転する。駆動ギヤ61と噛合う水平移動機構用ギヤ62及び従動ギヤ62dが時計方向に回転する。従動ギヤ62dと噛合う中間ギヤ64及び従動ギヤ64aが時計方向に回転し、従動ギヤ64aと噛合う回転機構用ギヤ63を反時計方向に回転させる。駆動力伝達機構60は、図7(b)の状態になる。この結果、リンク52(図5)が反時計方向に回転し、回転移動機構部50の作動でパネル体21が起立する。
次に、ルーフ10が図2(c)の収納状態になったとき、パネル体21を傾倒させて、後側パネル26を後方に移動するために、駆動ギヤ61が反時計方向に回転する。駆動ギヤ61と噛合う水平移動機構用ギヤ62及び従動ギヤ62dが反時計方向に回転する。従動ギヤ62dと噛合う中間ギヤ64及び従動ギヤ64aが反時計方向に回転し、従動ギヤ64aと噛合う回転機構用ギヤ63を時計方向に回転させ、パネル体21を傾倒させる。駆動力伝達機構60は、図7(a)の状態になる。このとき、従動ギヤ64aと回転機構用ギヤ63との噛合いが解除される。この後、更に駆動ギヤ61は、反時計方向に回転し、駆動ギヤ61に噛合う水平移動機構用ギヤ62を時計方向に回転させ、後側パネル26を後方に移動する。このとき、従動ギヤ64aと回転機構用ギヤ63との噛合いが解除状態であり、回転機構用ギヤ63を回転方向に規制するため、中間ギヤ64に一体に設けられた凹面を有する係合部材65と、回転機構用ギヤ63に一体の係合部材65に摺接する凸面を有する係合部材66が係合している。尚、駆動力伝達機構60は、図7(c)の状態になる。
上記のように、構成されたルーフ収納装置20は、車両1が備えるルーフ制御装置(図示せず)に組み込まれた制御プログラムに基づいて、ルーフ10の第1支持機構71、第2支持機構72による展開、収納作動とともに制御され作動する。
上記の構成では、パネル体21はパネル移動機構40に容易に着脱可能な構造となっていて、前側パネル25と後側パネル26の移動範囲を制御プログラムで変更し、且つ形状の異なるパネル体21に交換することで、構成をほとんど変更することなく、多くの寸法の異なる車種に安価に適用できる利点も得られる。
本実施形態においては、パネル体21は、前後に並んで配置される前側パネル(第1のパネル)25と後側パネル(第2のパネル)26によって構成したが、後側パネル26の後側にさらに別のパネル(第3のパネル)を配置して構成するなど、パネル体21を複数のパネルで構成しても良い。
本発明に関わるルーフ収納装置20を備える車両を後部の上方から見た斜視図である。 本発明に関わるルーフ収納装置20を備える車両の側面図で、(a)(b)(c)の順にルーフが展開状態から、ルーフを収納室に収納される経過を示している。 本発明に関わるルーフ収納装置20を斜視図で示す。 本発明に関わるルーフ収納装置20のルーフ展開時のおける、パネル移動機構とパネル体の状態を示す側面図である。 本発明に関わるルーフ収納装置20のルーフ収納過程時における、パネル移動機構とパネル体の状態を示す側面図である。 本発明に関わるルーフ収納装置20のルーフ収納時における、パネル移動機構とパネル体の状態を示す側面図で、図3のVI−VI部での断面ある。 本発明に関わるルーフ収納装置20の駆動力伝達機構の構成を模式図にして、(a)(b)(c)で夫々ルーフの展開時、収納過程のパネル体起立時、収納時の駆動力伝達機構状態を示す。
符号の説明
1 車両
10 ルーフ
18 車室
19 収納室
20 ルーフ収納装置
21 パネル体
25 前側パネル(第1のパネル)
25a 留め部
26 後側パネル(第2のパネル)
26c 留め部
30 水平移動機構部
40 パネル移動機構
44 駆動装置
47a 連動部材
47b 連動部材
50 回転移動機構部
60 駆動力伝導機構部
62 水平移動機構用ギヤ(間欠ギヤ)
63 回転機構用ギヤ(間欠ギヤ)
64 中間ギヤ(間欠ギヤ)

Claims (3)

  1. 車室を覆う展開状態から収納室に収納された収納状態に変更可能となるルーフを備えた車両で、前記収納室の上側を覆い閉じるための第1のパネル及び該第1のパネルより後側に位置する第2のパネルを有するパネル体と、
    前記第1及び第2のパネルを移動可能に支持するパネル移動機構と、を有するルーフ収納装置において、
    前記パネル移動機構は、前記ルーフが展開状態のときに収納状態のときより前記パネル体の前後方向の幅が小さくなるように、前記第1のパネルに重なるように前記第2のパネルを移動する水平移動機構部と、前記パネル体の下側の前記収納室内に配置され、前記ルーフが展開状態又は収納状態へと変更されるとき、前記パネル体を上方に回転移動させる回転移動機構部と、前記水平移動機構部と前記回転移動機構部を同一の駆動装置で駆動するための間欠ギヤを有する駆動力伝導機構部と、を備えるルーフ収納装置。
  2. 前記パネル体を所定の間隔に配置された一対の前記パネル移動機構で支持し、一対の前記パネル移動機構を相互に連結して連動可能にする連動部材を備える、ことを特徴とする請求項1に記載のルーフ収納装置。
  3. 前記パネル体を前記パネル移動機構に対して着脱可能に装着することを可能とする留め部を備える、ことを特徴とする請求項1に記載のルーフ収納装置。
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