JP2003025856A - コンバーチブルハードトップの格納構造 - Google Patents

コンバーチブルハードトップの格納構造

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JP2003025856A JP2001209833A JP2001209833A JP2003025856A JP 2003025856 A JP2003025856 A JP 2003025856A JP 2001209833 A JP2001209833 A JP 2001209833A JP 2001209833 A JP2001209833 A JP 2001209833A JP 2003025856 A JP2003025856 A JP 2003025856A
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    • B60J7/145Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position foldable; Tensioning mechanisms therefor, e.g. struts with a plurality of rigid plate-like elements or rigid non plate-like elements, e.g. with non-slidable, but pivotable or foldable movement for covering the passenger compartment at least two elements being folded in clamp-shell fashion

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リヤートランクを極端に大きくする必要がな
く、格納されたルーフを有効利用することができるコン
バーチブルハードトップの格納構造を提供する。 【解決手段】 ルーフ3とリヤーピラー4とで構成され
たコンバーチブルハードトップの格納構造であって、前
列シート13のシートバック13a後方からリヤーピラ
ー4とトランクリッド23との見切り線Kを跨いでルー
フ3を略水平にして配置すると共に、前記ルーフ3の下
方にリヤーピラー4を収納したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンバーチブル
ハードトップの格納構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ルーフパネルを格納可能に構
成したコンバーチブルハードトップ車両が知られてい
る。この種の車両においては、ルーフ開放時は運転者に
開放感を与え、ルーフ閉鎖時においは固定ルーフ構造の
車両と同様に剛性感を与えることができる。ところで、
上記コンバーチブルハードトップ車両においては、例え
ば、「自動車工学」2001年6月号66頁〜75頁
トヨタ「ソアラ」に記載されているように、ルーフパネ
ル及びリヤーピラーをリヤートランクに収納する格納構
造のものや、特開平6−286470号公報に開示され
ているように、リヤートランクとシートとの間にルーフ
パネル等を格納するようにした構造のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
格納構造ではルーフパネルをリヤートランクに格納する
ために、リヤートランクを極端に大きく確保する必要が
あり、そのため、造形上の制約が大きくなるという問題
がある。一方、小さなリヤートランクでも済むように、
ルーフパネル等の面積を小さくすることも考えられが、
ルーフパネル等が小さくなるとこれに伴って今度は車室
内スペースを狭くせざるを得ない。
【0004】また、後者の格納構造では前者に比較して
リヤートランクを大きく取らないで済むメリットはある
が、ルーフ格納時において後列シート上の荷物が風で飛
ばされたりするという問題がある。そこで、この発明
は、リヤートランクを極端に大きくする必要がなく、格
納されたルーフを有効利用することができるコンバーチ
ブルハードトップの格納構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載した発明は、ルーフ(例えば、実施
の形態におけるルーフ3)とリヤーピラー(例えば、実
施の形態におけるリヤーピラー4)とで構成された前向
き複数列シートを有するコンバーチブルハードトップの
格納構造であって、最前列シート(例えば、実施の形態
における前列シート13)のシートバック(例えば、実
施の形態におけるシートバック13a)後方からリヤー
ピラーとトランクリッド(例えば、実施の形態における
トランクリッド23)との見切り線(例えば、実施の形
態における見切り線K)を跨いでルーフを略水平にして
配置すると共に、前記ルーフの下方にリヤーピラーを収
納したことを特徴とする。このように構成することで、
見切り線を跨いで収納される前後方向の長いルーフを採
用することが可能となる。請求項2に記載した発明は、
前記ルーフを前列シートのシートバック後方から後列シ
ート(例えば、実施の形態における後列シート14)の
シートバック(例えば、実施の形態におけるシートバッ
ク14a)に渡り配置すると共に前記リヤーピラーを最
後列シートのシートバックとリヤートランク(例えば、
実施の形態におけるリヤートランク24)との間に収納
したことを特徴とする。
【0006】このように構成することで、前列シートの
シートバック後方から後列シートのシートバックに渡り
略水平に配置されたルーフは後列シートの上方を覆うよ
うにして格納される。また、リヤーピラーはリヤートラ
ンクのスペースに大きな影響を与えない位置に格納され
る。
【0007】請求項3に記載した発明は、前記リヤーピ
ラーの下端に、分割構成された最後列シートのシートバ
ック上部(例えば、実施の形態におけるシートバック上
部14b)を固定したことを特徴とする。このように構
成することで、分割構成されリヤーピラーと共に格納さ
れるリヤーシートのシートバック上部の寸法分だけルー
フを低い位置に格納配置することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面と共に説明する。尚、以下の図面のうち図1、図4、
図6においては、ルーフ、リヤーピラー、ドアーガラス
等、格納時に移動する部材の位置関係を分かりやすくす
るためこれらを実線で示す。図1はこの発明の第1の実
施の形態に係るコンバーチブルハードトップ車両の側面
図である。図2は図1の平面図である。
【0009】これら図1、図2において車体1の上部開
口部はルーフ部2により開閉可能に構成され、ルーフ部
2は略平面状に形成されたルーフ3とリヤーピラー4と
で構成されている。具体的には車体1に支持されたリヤ
ーピラー4に、ルーフ3が折り畳み可能に支持されてい
る。リヤーピラー4はルーフ部2の後壁5とリヤーピラ
ー部6とで構成されるもので、リヤーピラー部6の下部
の両側にブラケット7が設けられている。そして、駆動
軸8に取り付けられたリンク9の先端が前記ブラケット
7に回動可能に支持されている。ここで駆動軸8はリヤ
ーフェンダーパネル10内に設けられたモータMにより
回動するもので、この駆動軸8の回動により前記リンク
9が回動する。
【0010】ルーフ3は、その前側部が前部ルーフレー
ル11にロック部材12a、12bを介して着脱可能に
固定されるものである。尚、ロック部材12a、12b
のロック、アンロックは図示しないソレノイドを用いて
行うことができるが、前記モータMの駆動力を利用する
こともできる。
【0011】ルーフ3の前側部は図2に示すように直線
状に構成され、後述する前列シート13のシートバック
13a面に整合して、後列シート14のシートバック1
4aを含む上面全体を水平に覆うことができ、更に、リ
ヤーピラー4と後述するトランクリッド23との見切り
線Kを跨いで略水平にして配置できるようになってい
る。ルーフ3の側部にはルーフ3の開閉動作の補助を行
うグリップ部15が取り付られ、ルーフ3の後側部は左
右のルーフヒンジ16を介してリヤーピラー4の前側部
に屈曲可能に支持されている。また、リヤーピラー4は
前記ルーフ3の下方に収納されるものである。図2に示
すように、シートは、前向き2列シート(複数列シー
ト)のうち最前列シートとしての前列シート13が運転
席と助手席で構成されているのに対して、最後列シート
としての後列シート14は左右が一体となったシート配
置構成となっている。ここで、前列シート13に対して
後列シート14は車幅方向の寸法を狭くしてルーフ3の
車幅寸法内に収まるように設定されている。
【0012】17はセンターピラーを示し、ドアーのフ
ロントドアーガラス18とリヤーサイドガラス19との
間に設けられており、このセンターピラー17は前記モ
ータMによりルーフ部2の格納動作に先だって下降し、
ルーフ部格納時の邪魔にならないようになっている。こ
こで、リヤーサイドガラス19は、フロントドアーガラ
ス18と同様に図示しないドアーガラス昇降装置により
昇降可能に構成されている。尚、センターピラー17を
リヤーサイドガラス19と一体で構成して、前記モータ
Mにより両者一体で昇降させるようにしてもよい。
【0013】ルーフ3とリヤーピラー4との間には、両
者を折り畳方向に付勢あるいはアシストする折り畳み機
構20が設けられている。この折り畳み機構20は図1
に簡略して示すように、ルーフ3に回動可能に支持され
たルーフ側リンク21と、リヤーピラー4に回動可能に
支持されたピラー側リンク22とを備え、ルーフ側リン
ク21とピラー側リンク22とが、ルーフ3とリヤーピ
ラー4との接続部分を跨ぐようにして回動可能に支持さ
れている。ここで、折り畳み機構20には、ルーフ3と
リヤーピラー4とを折り畳み方向に付勢するスプリング
を設けることもできるし、シリンダ等を利用して折り畳
み方向及びこれとは反対の方向に姿勢変化させるための
機構を用いることができる。また、これらの折り畳み方
向及びこれとは反対方向に姿勢変化させる動作を前記モ
ータMの駆動力を用い、該モータMと連動して行うよう
にしてもよい。
【0014】23はトランクリッドを示し、このトラン
クリッド23は後側部が車体1に対して開閉可能に支持
され、前記モータMにより開閉できるように構成されて
いる。ここで、トランクリッド23は、リヤーピラー4
を格納する際にリヤーピラー4と干渉しないように開作
動するものではあるが、前記ルーフ部2全体を格納する
ために開作動するものではない。つまり、リヤーピラー
4は格納時においてリヤートランク24の前部をわずか
に占有するにすぎないので、ルーフ部2全体を格納する
場合のようにリヤートランク24を必要以上に大きくす
る必要はなくなる。その結果、リヤートランク24を小
さくすることができ、リヤートランク24による造形上
の制約がなくなり外観品質を向上できる。尚、23aは
リッドヒンジを示す。ここでリヤーピラー4とリヤート
ランク24のトランクリッド23との見切り線Kとはト
ランクリッド23の前縁とリヤーピラー4との境界部分
を意味する。
【0015】次に、ルーフを閉鎖状態から開放状態にす
る場合を例にして作用を説明する。図1、図2に示すよ
うに、ルーフ部2が車体上部開口部を閉鎖しているルー
フ閉鎖状態から、モータMを駆動させると、センターピ
ラー17が下降すると共にトランクリッド23が開作動
する。そして、図示しないガラス昇降装置によりリヤー
サイドガラス19が下降する。
【0016】次に、図3に示すように、ルーフ3の前側
部のロック部材12a、12bがロック解除されルーフ
3の前側部が前部ルーフレール11から離れる。ルーフ
3が前部ルーフレール11からロック解除されると共に
モータMにより駆動軸8が回動すると前記リンク9が左
回りに回動し、図4に示すように、折り畳み機構20に
よりルーフ3とリヤーピラー4とが互いに挟角を狭める
ようにルーフ側リンク21とピラー側リンク22を介し
て屈曲して姿勢変化する。つまり、ルーフ3は後退移動
しリヤーピラー4はブラケット7に対して右回りに回動
する。このとき、トランクリッド23は開いているた
め、リヤーピラー4はトランクリッド23に干渉しない
で回動することができる。
【0017】そして、図5に示すように、更にモータM
によりリンク9が回動し、ルーフ3が後列シート14の
上面を覆う位置に至った時点で、図6、図7に示すよう
に、トランクリッド23を閉じてモータMを停止すれ
ば、ルーフ3を2列シートのうち前列シート13のシー
トバック13a後方から後列シート14のシートバック
14aに渡り略水平にして配置することができると共に
後列シート14のシートバック14aとリヤートランク
24との間にリヤーピラー4を収納することができる。
これにより車体上部開口部が開放される。このときルー
フ3はリヤーピラー4とトランクリッド23との見切り
線Kを跨いで配置される。
【0018】一方、格納された状態にあるルーフ部2で
車体上部開口部を閉鎖状態するには、前述とは逆の操作
により、図6に鎖線で示すように、トランクリッド23
を開き、モータMにより駆動軸8を右回りに回動する
と、図4に示すようにリヤーピラー4が立ち上がり、こ
れに伴い折り畳み機構20を介してルーフ3が後列シー
ト14の上面から上方へ移動する。このとき、リヤーピ
ラー4がルーフ3に対して屈曲角度を広げながらルーフ
3の前側部が前部ルーフレール11に向かって移動す
る。そして、ルーフ3の前側部が前部ルーフレール11
にロック装置12a,12bを介して係止した後、モー
タMによりセンターピラー17をルーフ位置まで上昇さ
せ、リヤーサイドガラス19を上昇させれば、図1に示
すようにルーフ部2により車体上部開口部を閉塞するこ
とができる。
【0019】上記実施の形態によれば、前列シート13
のシートバック13a後方から後列シート14のシート
バック14aに渡り略水平に配置され、かつ、リヤーピ
ラー4とリヤートランク24のトランクリッド23との
見切り線Kを跨いで配置されたルーフ3は後列シート1
4の上方を覆うようにして格納される。また、後列シー
ト14のシートバック14aとリヤートランク24との
間であってルーフ3の下方にリヤーピラー4が収納され
る。したがって、このルーフ3とリヤーピラー4、特に
前後方向の長さの長いルーフ3を採用でき、車室内やリ
ヤートランク24の造形上の自由度が高まる共に、この
ような大きい面積のルーフ3を格納するためにリヤート
ランク24を必要以上に大きくする必要がなくなり、そ
の点でも造形上の自由度が高まり外観品質を向上でき
る。また、ルーフ部2を格納するために大きなリヤート
ランク24が必要なくなるためその分だけ車室内を広く
でき、したがって、前列シート13や後列シート14に
十分な着座スペースを確保できる。
【0020】そして、ルーフ部全体をリヤートランク2
4に格納する従来とは異なりルーフ開放時においてリヤ
ートランク24のスペースを十分に利用できるため、ル
ーフ開放時に備えてリヤートランク24を空にしておく
必要がない点も含め、利便性が向上できる。また、ルー
フ3の前側部が前列シート13のシートバック13aに
整合し、車幅方向でも後列シート14を幅方向で覆うた
め、ルーフ3により上方を覆われた後列シート14上は
確実に荷室スペースとなり、この後列シート14上に置
かれた荷物は走行時において風により飛ばされることが
なくなる。よって、リヤートランク24と共に荷室スペ
ースを拡大することができる。尚、後列シート14への
小物の出し入れは前列シート13に着座した乗員が着座
している前列シート13の間から簡単に行うことができ
る。
【0021】そして、ルーフ3は略水平に形成されてお
り、かつ、格納時においてルーフ後側部は後列シート1
4のシートバック14aに整合しているため、ルーフ3
は違和感なく前列シート13の後方でトランクリッド2
3とほぼ整合した位置に配置され、したがって、外観品
質を向上できる。また、この実施の形態では、1つのモ
ータMを用いて、トランクリッド23の開閉、センター
ピラー17の昇降、リヤーピラー4の回動を行っている
ため、部品点数が少なくて済むメリットがある。更に、
リヤーピラー4はリヤートランク24のスペースに大き
な影響を与えない位置に格納されるため、リヤーピラー
4もリヤートランク24を狭くすることはない。
【0022】次に、この発明の第2の実施の形態を図8
〜図10に基づいて説明する。尚、この実施の形態にお
いて前記第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付
して説明は省略する。この実施の形態は、図8に示すよ
うに後列シート14のシートバック14aをその上部で
分割可能に構成し、このシートバック上部14bをリヤ
ーピラー4のリヤートレー25に固定したものである。
つまりこの実施の形態では、ルーフ閉鎖時において、後
列シート14のシートバック14aはシートバック上部
14bが一体化しているため通常の高さとなるが、図9
に示すようにルーフが格納される際においてはシートバ
ック上部14bがシートバック14aから分離しリヤー
ピラー4と共に格納される。そのため、ルーフの格納が
終了した際に図10に示すようにシートバック上部14
bの上下方向の長さ分だけシートバック14bの全高は
低くなり、その結果その上方に略水平に配置されるルー
フ3の配置位置をより低くできるのである。
【0023】したがって、この実施の形態では、図10
に示すように、前記実施の形態の効果に加え、ルーフ3
をより低い位置に格納することができるため、外観品質
をより一層高めることができる。
【0024】尚、この発明は上記実施の形態に限られる
ものではなく、リヤーピラー4とリヤートランク24の
トランクリッド23との見切り線Kを跨いでルーフ3を
略水平にして配置すると共に、前記ルーフ3の下方にリ
ヤーピラー4を収納することができれば、ルーフ格納の
ために用いられる機構は適宜選択できる。また、上記実
施の形態では2列シートの場合で説明したが、例えば、
3列、4列シートにおいてルーフの一部又は全部が開放
し、このルーフが上記見切り線Kを跨いで後列シートの
上方を覆うように略水平に格納される場合にも適用する
ことができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載した発明によれば、見切り線を跨いで収納される前後
方向の長いルーフを採用することが可能となるため、ル
ーフを格納するためにリヤートランクを必要以上に大き
くする必要がなくなり、その結果造形上の自由度が高ま
り外観品質を向上できる効果がある。よって、ルーフや
リヤーピラーを格納するために大きなリヤートランクが
必要なくなるためその分だけ車室内を広くでき、したが
って、前列シートや後列シートに十分な着座スペースを
確保できる効果がある。そして、ルーフ部全体をリヤー
トランクに格納する従来に比較して、ルーフ開放時にお
いてリヤートランクのスペースを利用できるため、ルー
フ開放時に備えてリヤートランクを空にしておく必要が
ない点も含め、利便性が向上できる効果がある。
【0026】請求項2に記載した発明によれば、前列シ
ートのシートバック後方から後列シートのシートバック
に渡り略水平に配置されたルーフは後列シートの上方を
覆うようにして格納され、リヤーピラーはリヤートラン
クのスペースに大きな影響を与えない位置に格納される
ため、ルーフにより上方を覆われた後列シート上に荷室
スペースが確保されこととなり、この後列シート上に置
かれた荷物は走行時において風により飛ばされることが
なくなる。よって、リヤートランクと共に荷室スペース
を拡大することができる効果がある。
【0027】請求項3に記載した発明によれば、分割構
成されることでリヤーピラーと共に格納されるリヤーシ
ートのシートバック上部の寸法分だけルーフを低い位置
に格納配置することができるため、ルーフ格納時におい
て略水平に配置されるルーフの配置高さをより低くする
ことができ、外観品質をより一層向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施の形態のルーフ閉鎖時
の側面図である。
【図2】 図1に対応する平面図である。
【図3】 図2に対応する作動状況を示す平面図であ
る。
【図4】 前記実施の形態の作動状況を示す側面図であ
る。
【図5】 図4に対応する平面図である。
【図6】 前記実施の形態のルーフ開放時の側面図であ
る。
【図7】 図6に対応する平面図である。
【図8】 この発明の第2の実施の形態の図1に対応す
る側面図である。
【図9】 この発明の第2の実施の形態の図4に対応す
る側面図である。
【図10】 この発明の第2の実施の形態の図6に対応
する側面図である。
【符号の説明】
3 ルーフ 4 リヤーピラー 13 前列シート 13a シートバック 14 後列シート 14a シートバック 14b シートバック上部 23 トランクリッド 24 リヤートランク K 見切り線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーフとリヤーピラーとで構成された前
    向き複数列シートを有するコンバーチブルハードトップ
    の格納構造であって、最前列シートのシートバック後方
    からリヤーピラーとトランクリッドとの見切り線を跨い
    でルーフを略水平にして配置すると共に、前記ルーフの
    下方にリヤーピラーを収納したことを特徴とするコンバ
    ーチブルハードトップの格納構造。
  2. 【請求項2】 前記ルーフを前列シートのシートバック
    後方から後列シートのシートバックに渡り配置すると共
    に前記リヤーピラーを最後列シートのシートバックとリ
    ヤートランクとの間に収納したことを特徴とする請求項
    1記載のコンバーチブルハードトップの格納構造。
  3. 【請求項3】 前記リヤーピラーの下端に、分割構成さ
    れた最後列シートのシートバック上部を固定したことを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載のコンバーチブル
    ハードトップの格納構造。
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