JP5155701B2 - 車両用電源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、二次電池と並列にキャパシタを配置した車両用電源装置に関する。
従来より、ガソリン車やディーゼル車、ハイブリッド車、或いは、電気自動車等の各種車両の電源装置においては、鉛バッテリ等の二次電池と並列に、電解コンデンサや電気二重層コンデンサ等のキャパシタを配置したものが提案されている。このような電源装置を搭載することにより、例えば、電気自動車等では、車両減速時のエネルギーを効率よく電力として回生し、1回の充電で走行可能な航続距離を延長することが可能となる。また、例えば、ガソリン車やディーゼル車では、オルタネータの発電電圧を変化させてキャパシタへの充放電を制御することによって比較的簡素な構成で燃費改善を図ったり、二次電池の大型化等を招来することなく所謂アイドリングストップ機能における始動性向上を図ること等が可能となる。
この種の電源装置においては、一般に、イグニッションスイッチ(IGSW)がOFFされた場合やキャパシタに異常が発生した場合等にキャパシタを二次電池から電気的に開放すためのリレー(メインリレー)が設けられている。ここで、印加電圧によるキャパシタの劣化を防止するため、一般に、IGSWのOFF後にメインリレーが開放されると、キャパシタに対する放電制御が行われる。また、放電されたキャパシタと二次電池の電位差等に起因してメインリレーのON時に大きな突入電流が発生することを防止するため、メインリレーには、電流制限抵抗を介してキャパシタと二次電池とを接続するためのプレチャージリレーが併設されており、このプレチャージリレーは、メインリレーに先立ってONされてキャパシタをプリチャージすることにより、二次電池との間の電位差を緩和する。
このようなプリチャージの発生頻度を低下させるための技術として、例えば、特許文献1には、IGSWのOFF時に、キーシリンダからキーが抜去されるまでの間は、キャパシタの放電を禁止する技術が開示されている。
特開平9−149509号公報
ところで、この種の電源装置においては、エネルギー回生効率の向上等の観点から、キャパシタの大容量化が望まれている。しかしながら、キャパシタが大容量化するほど、IGSWがOFFされた際のキャパシタの放電によって損失する電力量が増大するとともに、メインリレーをONする前のプリチャージに要する時間が長大化する。
従って、特に、短時間の走行とキーOFFでの放置とを繰り返した場合には、プリチャージが終了するまでの間にエネルギー回生等の機会を失する頻度が増加するばかりか、キャパシタの放電によって損失する電力量が増加する等、却ってエネルギー効率を悪化させる虞がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、キャパシタの劣化の抑制と、プレチャージ時間の短縮及び電力損失の抑制とを両立することができる車両用電源装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様による車両用電源装置は、二次電池と、前記二次電池に並列接続されるキャパシタと、前記二次電池と前記キャパシタとの間に介装されるリレーと、キーOFFされた後に前記リレーを開放制御するリレー制御手段と、を備えた車両用電源装置において、前記キーOFFされた後の前記二次電池の分極状態を推定する分極推定手段を備え、
前記分極推定手段は、前記キーOFF後の経過時間が、前記二次電池のSOCと実際の電圧とに基づいて算出したパラメータに基づいて可変設定される設定時間以上となったとき、前記二次電池の分極が解消されたことを推定し、前記リレー制御手段は、前記分極推定手段によって前記二次電池の分極が解消されたことを推定したとき、前記リレーを開放するものである。
また、本発明の他の態様による車両用電源装置は、二次電池と、前記二次電池に並列接続されるキャパシタと、前記二次電池と前記キャパシタとの間に介装されるリレーと、キーOFFされた後に前記リレーを開放制御するリレー制御手段と、を備えた車両用電源装置において、前記キーOFFされた後の前記二次電池の分極状態を推定する分極推定手段を備え、前記分極推定手段は、少なくとも前記二次電池のSOCに基づいて回路開放電圧を算出し、前記二次電池の実際の電圧が前記回路開放電圧よりも低くなったとき、前記二次電池の分極が解消されたことを推定し、前記リレー制御手段は、前記分極推定手段によって前記二次電池の分極が解消されたことを推定したとき、前記リレーを開放するものである。
本発明の車両用電源装置によれば、キャパシタの劣化の抑制と、プレチャージ時間の短縮及び電力損失の抑制とを両立することができる。
以下、図面を参照して本発明の形態を説明する。図面は本発明の一実施形態に係わり、図1は車両用電源装置の概略構成図、図2はリレー制御ルーチンを示すフローチャート、図3はリレー接続制御サブルーチンを示すフローチャート、図4はリレー開放制御サブルーチンを示すフローチャート、図5は図4のサブルーチンで制御されるメインリレーのOFFタイミングを示すタイミングチャート、図6はリレー開放制御サブルーチンの変形例を示すフローチャート、図7は図6のサブルーチンで制御されるメインリレーのOFFタイミングを示すタイミングチャート、図8はメインリレーのOFFタイミングの変形例を示すフローチャートである。
図1に示す車両用電源装置1は、例えば、二次電池としてのバッテリ5と、このバッテリ5にメインリレー7を介して並列接続されたキャパシタ6と、を備えて要部が構成されている。
バッテリ5は、例えば、鉛蓄電池等からなる12Vバッテリで構成され、各種補機類等の車載負荷(図示せず)に電力供給可能に接続されているとともに、車両減速時のエネルギーを回生可能なオルタネータ(図示せず)が接続されている。
キャパシタ6は、例えば、複数の電気二重層キャパシタセル或いはリチウムイオンキャパシタ(LIC)セル等のセル群によって要部が構成されている。ここで、キャパシタ6の長寿命化を実現するという観点に立脚し、本実施形態のキャパシタ6のセル群には、充電状態を維持させた場合にも寿命の低下が起こりにくいLICセルを用いることが好ましい。また、1セル当たりに印加される電圧を低く設定するため、キャパシタ6のセル群内において、直列接続するキャパシタセルのセル数は多く設定されていることが望ましい。
メインリレー7は、電磁コイル7bが非通電のときに接点7aが開放(オフ)する機械式の常開リレーで構成されている。このメインリレー7の電磁コイル7bには、後述する電子制御ユニット(ECU)20のメインリレー制御回路21が接続されており、電磁コイル7bは、メインリレー制御回路21からのメインリレー制御信号によって通電され、接点7aを接続動作(ON動作)させる。そして、接点7aがONされると、メインリレー7は、バッテリ5とキャパシタ6とを電気的に並列接続する。これにより、キャパシタ6は、エンジン始動時等に瞬間的な大電流を発生することが可能となっている。さらに、車両減速時等には、バッテリ5との協働により、オルタネータからの回生電力を効率よく充電することが可能となっている。
また、メインリレー7には、プレチャージリレー9とプレチャージ抵抗(第1の電流制限抵抗)10とを備えたプレチャージ回路8が並列接続されている。プレチャージリレー9は、電磁コイル9bが非通電のときに接点9aが開放(オフ)する機械式の常開リレーで構成されている。このプレチャージリレー9の電磁コイル9bには、ECU20のプレチャージリレー制御出力回路22が接続されており、電磁コイル9bは、プレチャージリレー制御回路22からのプレチャージリレー制御信号によって通電され、接点9aを接続動作(ON動作)させる。そして、接点9aがONされると、プレチャージリレー9は、プレチャージ抵抗10を介して、バッテリ5とキャパシタ6とを並列接続する。これにより、バッテリ5とキャパシタ6との間に大きな電圧差が発生している場合にも、プレチャージ回路8を流れる電流は所定電流以下に制限され、接点9a等が的確に保護される。なお、本実施形態のプレチャージ回路8は、簡素化のため、プレチャージ抵抗10を備えた1回路のみで構成したが、例えば、電界効果トランジスタ(FET)や絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)等を用いた電流制御回路で構成したり、電流制限抵抗を多段化した回路で構成することも可能である。
さらに、メインリレー7及びプレチャージ回路8には、第2の電流制限抵抗11が並列接続されている。この第2の電流制限抵抗11は、例えば、メインリレー7及びプレチャージリレー9がともに開放された長期放置時に、車両負荷の暗電流等に起因するバッテリ5の電圧低下やキャパシタ6内で発生するリーク電流に起因する電圧低下等によってバッテリVbとキャパシタ電圧Vcとの間に生じ得る電位差を補償するためのものである。このため、第2の電流制限抵抗11の抵抗値R2は、第1の電流制限抵抗10の抵抗値R1に比して極めて大きな値に設定されており、第2の電流制限抵抗11が許容する電流は、例えば、キャパシタ6内で発生するリーク電流相当、または、その一部を相殺できる程度となるよう設定されている。すなわち、第2の電流制限抵抗11が許容する電流は極めて小さなものであり、メインリレー7及びプレチャージリレー9がともに開放されている場合には、バッテリ5とキャパシタ6との電気的な接続は実質的に遮断される。なお、第2の電流制限抵抗11は、適宜省略することも可能である。
上述のように、本実施形態の電源装置1において、キャパシタ6は、基本的には、リレー開放時(メインリレー7及びプレチャージリレー9の開放時)にバッテリ5との電気的な接続が遮断されるよう構成されている。さらに、このリレー開放時においても、キャパシタ6は、蓄えた電力を放電することなく、そのまま維持するよう構成されている。
ここで、安全性向上等を目的として、プレチャージ回路8(プレチャージリレー9及びプレチャージ抵抗10)、及び、第2の電流制限抵抗11等は、キャパシタ6のセル群等を収容する筐体12と一体の筐体内に収容されてユニット化されることが望ましい。
ECU20には、バッテリ5の電圧を検出するためのバッテリ電圧モニタ回路23と、キャパシタ6の電圧を検出するためのキャパシタ電圧モニタ回路24と、が設けられている。
また、ECU20には、バッテリ5の充放電時の電流を検出するための電流センサ25が接続され、この電流センサ25で検出されたバッテリ5の充放電電流値が入力されるようになっている。
また、ECU20には、バッテリ5の温度を検出するための温度センサ26が接続され、この温度センサ26で検出されたバッテリ温度が入力されるようになっている。なお、バッテリ温度としては、バッテリ5の液温を用いることが望ましいが、例えば、バッテリ5の近傍の雰囲気温度やバッテリ5の壁温等を代用することも可能である。
さらに、ECU20には、例えば、図示しないキーシリンダに併設するキースイッチ(キーSW)27が接続され、このキーSW27からは、イグニッションスイッチ(IGSW)のON/OFF状態を示すIGSW信号がキー信号として入力されるようになっている。
そして、これらの各種情報に基づき、ECU20は、メインリレー制御回路21を通じたメインリレー7の開閉制御を行うとともに、プレチャージリレー制御回路22を通じたプレチャージリレー9の開閉制御を行う。
すなわち、ECU20は、キーSW27から入力されるIGSW信号に基づいてIGSWがONされたことを検知すると、それ以降、定期的に、バッテリ電圧モニタ回路23で検出されたバッテリ電圧Vbとキャパシタ電圧モニタ回路24で検出されたキャパシタ電圧Vcとを比較し、電圧差ΔVが所定の範囲内にある場合は、メインリレー制御回路21をONしてメインリレー7の接続制御を行い、バッテリ5とキャパシタ6とを直結させる。また、電圧差ΔVが所定の範囲外にある場合、ECU20は、プレチャージリレー制御回路22をONしてプレチャージリレー9の接続(ON)制御を行い、プレチャージ抵抗10を介してバッテリ5とキャパシタ6とを電気接続させる。これにより、キャパシタ6は、プレチャージ抵抗10を介して充電もしくは放電される(プレチャージされる)。そして、このプレチャージによって電圧差ΔVが所定の範囲内となったことを検知した場合、ECU20は、メインリレー制御回路21をONし、メインリレー7を接続制御することにより、バッテリ5とキャパシタ6とを直結させる。なお、メインリレー7の接続後、ECU20は、プレチャージリレー9を開放する。
ところで、鉛バッテリ等に限らず通常のバッテリには分極といわれる現象が発生し、この分極によってバッテリ電圧が変動する。例えば、充電後のバッテリ電圧は、充電後に放置することで、充電直後の電圧から除々に低下し、充電量(SOC)に応じた電圧で安定する。また、例えば、放電後のバッテリ電圧は、放電後に放置することで、放電直後の電圧から除々に上昇し、充電量(SOC)に応じた電圧で安定する。
このような分極によるバッテリ電圧Vbが不安定な状態でメインリレー7(及び、プレチャージリレー9)の開放を行うと、分極解消後のバッテリ電圧Vbとキャパシタ電圧Vcとの間に大きな電圧差ΔVが発生する。そして、この電圧差ΔVは、IGSWがOFF状態からON状態へと切り換えられた際に、メインリレー7接続前のプレチャージに要する時間を不要に長大化させる。そればかりか、特に、分極によってバッテリ電圧Vbが高圧側に変動した状態でリレー開放された場合、キャパシタ電圧Vcは不要に高い電圧で保持されることとなり、キャパシタ6の耐久性上も好ましくない。そこで、ECU20は、キーSW27から入力されるIGSW信号に基づいてIGSWがOFFされたことを検知すると、IGSWのOFF後のバッテリ5の分極状態を推定し、バッテリ5の分極状態が解消されるのを待ってメインリレー7を開放する。
ここで、バッテリ5の分極状態が解消されたことを推定するため、本実施形態のECU20には、バッテリ5の分極を解消させるまでに必要十分な時間(分極解消時間To)が予め実験等に基づいて設定されている。そして、ECU20は、IGSWがOFFされた後の経過時間Tが分極解消時間Toを超えたとき、分極状態の解消を推定し、メインリレー7を開放(OFF)する。なお、分極解消時間Toの経過時にメインリレー7がOFF制御されることから、以下の説明において、分極解消時間ToをOFF判定時間Toと称する。
さらに、IGSWのOFF後のECU20や電磁コイル7b等に対する不要な供給を抑制すべく、分極状態の解消判定の精度を向上させる場合、バッテリ温度等をパラメータとし、ECU20において、最適なOFF判定時間Toを可変設定することも可能である。すなわち、例えば、充電による鉛バッテリの分極は、充電により極板に近い或いは活物質の微細な穴に含まれる電解液と活物質が反応し、局所的に硫酸イオン濃度が高い状態となるために起電力が上昇し、分極が発生すると理解されている。このような局所的な濃度の違いはやがて拡散によって均一化され、この均一化に従って電圧が低下する。拡散現象により分極が解消されるため、その解消時間はバッテリの液温の影響を強く受ける。そこで、OFF判定時間Toをバッテリ液温に基づいて決定することで、バッテリが高温時のように長い分極解消時間が必要ではない場合に、必要以上にECU20や電磁コイル7b等を作動させることを防止し、バッテリ5からの無駄な電力消費を抑制することが可能となる。この場合、予め実験的にバッテリ温度と分極解消時間との関係を調べておき、温度センサ26で検出されたバッテリ温度に基づき、テーブル補間等によってOFF判定時間Toを可変設定することが可能である。
また、分極の強さはそれまでの充放電電量の影響を受けるため、電流センサ25からの電流センサ信号等に基づいて分極の強さを代表するパラメータ(以下、分極補正係数と称す)を算出し、分極補正係数とバッテリ温度とに基づいてOFF判定時間Toを算出することも可能である。この場合、例えば、電流センサ信号に基づいて算出したバッテリ5の充放電電流の積算値からSOCを算出し、SOCとバッテリ電圧Vbに応じて、予め実験等に基づいて設定しておいた2次元テーブルから分極補正係数を算出し、バッテリ温度をパラメータとして予め実験的に設定されているテーブルから算出されたOFF判定時間Toを分極補正係数で積算補正することも可能である。この方法では、例えば、各バッテリ温度での代表的なOFF判定時間を計測してバッテリ温度をパラメータとしたテーブルに設定し、充電状態が異なる状態でのOFF判定時間が、代表的な充電状態でのOFF判定時間の何倍に当たるかを求めることにより、SOCとバッテリ電圧Vbからなる2次元テーブルに設定すればよい。
このように、本実施形態において、ECU20は、リレー制御手段、及び、分極推定手段としての機能を有する。
次に、ECU20で行われるメインリレー7及びプレチャージリレー9の開閉制御について、図2に示すリレー制御ルーチンのフローチャートに従って説明する。
このルーチンは、設定周期(例えば、100ms毎)に実行されるもので、ルーチンがスタートすると、ECU20は、先ず、ステップS101において、キーSW27から入力されるIGSW信号に基づき、現在、IGSWがON状態にあるか否かを調べる。
そして、ステップS101において、IGSWがON状態にあると判定すると、ECU20は、ステップS102に進み、IGSWがOFFされた後の経過時間Tを計時するためのIGSW_OFF後タイマをクリアし、続くステップS103において、後述するリレー接続制御を行った後、ルーチンを抜ける。
一方、ステップS101において、IGSWがOFF状態にあると判定すると、ECU20は、ステップS104に進み、IGSW_OFF後タイマをインクリメントし、続くステップS104において、上述するリレー開放制御を行った後、ルーチンを抜ける。
次に、上述のメインルーチンのステップS103で実行されるリレー接続制御について、図3に示すリレー接続制御サブルーチンに従って説明する。
このサブルーチンがスタートすると、ECU20は、先ず、ステップS201において、現在、メインリレー7がON(接続)状態にあるか否かを調べ、既にメインリレー7がON状態にあると判定した場合には、メインリレー7の接続制御が終了していると判断し、そのままサブルーチンを抜ける。
一方、ステップS201において、メインリレー7が未だON状態になく、OFF(開放)状態にあると判定すると、ECU20は、ステップS202に進み、プレチャージリレー制御回路22を通じてプレチャージリレー9をONした後、ステップS203に進む。
そして、ステップS203において、ECU20は、バッテリ電圧Vbとキャパシタ電圧Vcとの電圧差ΔVの絶対値|ΔV|が、所定電圧V0以上であるか否かを調べる。
その結果、ステップS203において、電圧差絶対値|ΔV|が所定電圧V0以上であると判定した場合、ECU20は、未だプレチャージが不十分であると判断してそのままサブルーチンを抜ける。なお、車体組立て後の初回の電源投入時やバッテリ上がり等によりキャパシタ電圧Vcとバッテリ電圧Vbとが大きく異なる状態では、ステップS203までのループが繰り返され、プレチャージの終了を待つこととなる。この判定に用いられる所定電圧V0は、大きいほど早くプレチャージが終了するが、メインリレー7の劣化促進や接点溶着等を防止するため、メインリレー7が許容できる突入電流以下となる電位差の範囲で予め設定されている。
一方、ステップS203において、電圧差絶対値|ΔV|が所定電圧V0よりも小さいと判定すると、ECU20は、プレチャージが終了したと判断してステップS204に進み、メインリレー制御回路21を通じてメインリレー7をONし、続くステップS205で、プレチャージリレー制御回路22を通じてプレチャージリレー9をOFFした後、サブルーチンを抜ける。
次に、上述のメインルーチンのステップS105で実行されるリレー開放制御について、図4に示すリレー開放制御サブルーチンに従って説明する。
このサブルーチンがスタートすると、ECU20は、先ず、ステップS301において、プレチャージリレー制御回路22を通じてプレチャージリレー9をOFFした後、ステップS302に進む。なお、上述のリレー接続制御のステップS204,S205で説明した通り、プレチャージリレー9はメインリレー7のONに伴ってOFF制御されるものであるが、本サブルーチンにおいては、念のため、確認的なプレチャージリレー9のOFF制御が行われる。
続くステップS302において、ECU20は、メインリレー7がOFFされているか否かを調べ、既にメインリレー7がOFF状態にあると判定した場合には、メインリレー7の開放制御が終了していると判断して、そのままサブルーチンを抜ける。
一方、ステップS302において、メインリレー7が未だOFF状態になく、ON状態にあると判定すると、ECU20は、ステップS303に進み、今回の処理がIGSWのOFF後の初回のサブルーチン呼び出しによるものであるか否かを調べる。
そして、ステップS303において、今回の処理がIGSWのOFF後の初回のサブルーチン呼び出しによるものではないと判定した場合、ECU20は、ステップS305にジャンプする。
一方、ステップS303において、今回の処理がIGSWのOFF後の初回のサブルーチン呼び出しによるものであると判定すると、ECU20は、ステップS304に進み、OFF判定時間Toの設定を行った後、ステップS305に進む。
ここで、ステップS304におけるOFF判定時間Toの設定は、例えば、分極解消判定に求められる精度やメインリレー7をOFFするタイミングの遅れの影響等を考慮した上で行われる。すなわち、メインリレー7の許容する突入電流が十分大きい場合は、IGSWがOFFされた後のバッテリ電圧Vbとキャパシタ電圧Vcとの電圧差ΔVが多少大きくてもメインリレー7の耐久性上は許容されるため、多少の分極であれば残っていても問題がない。その一方で、ECU20やメインリレー7の消費電流が十分小さければ、本来の分極解消時間より長い時間メインリレー7をONしていても電力的な影響は少ない。このような場合、より簡単な方法で分極解消時間(OFF判定時間To)を算出することでデータ適合等の工数を低減することができる。これらを考慮し、本実施形態のOFF判定時間Toは、例えば、以下の(1)〜(3)の何れかにより設定される。
(1)予め設定された固定定数をOFF判定時間Toとして設定する
(2)バッテリ温度に応じて予め設定されたテーブル等から補間計算によりOFF判定時間Toを算出する
(3)電流センサ25で検出されるバッテリ5の充放電電流を積算することによりSOCを算出し、SOCとバッテリ電圧Vbから2次元のテーブル参照により分極補正係数を算出し、バッテリ温度からテーブル参照により求めたOFF判定時間Toを分極補正係数で積算補正することで最終的なOFF判定時間Toを算出する
なお、OFF判定時間Toは、上述の(1)〜(3)の組み合わせによって設定されるものであってもよい。
そして、ステップS303或いはステップS304からステップS305に進むと、ECU20は、IGSW_OFF後タイマに基づく経過時間TがOFF判定時間To以上であるか否かを調べる。
その結果、ステップS305において、経過時間TがOFF判定時間Toよりも短いと判定した場合、ECU20は、そのままサブルーチンを抜ける。
一方、ステップS305において、経過時間TがOFF判定時間To以上であると判定した場合、ECU20は、ステップS306に進み、メインリレー制御回路21を通じてメインリレー7をOFFした後、サブルーチンを抜ける。
このような開放制御により、例えば、図5に示すように、オルタネータからの充電等に起因する分極が発生し、バッテリ電圧Vbが上昇している場合には、メインリレー7は、バッテリ5の分極解消を待って開放される。ここで、例えば、一般的なオルタネータの発電電圧は14.5V程度に設定されるが、バッテリ(鉛バッテリ)5にキャパシタ6を並列に接続し、減速時のエネルギー開成を行う本システムにおいては、通常の発電電圧が低めの13.5V程度に設定され、減速時のみ14.5Vかそれ以上の電圧とすることでキャパシタ6へのエネルギー回生が行われる。従って、通常、IGSWがOFFされた時点でのバッテリ電圧Vbは13.5Vかそれ以上の電圧となっており、この電圧は、回路開放電圧(OCV)よりも高い電圧であるため、バッテリ5は充電状態となり、充電側の分極が発生している。発電が停止してもこの分極のために、バッテリ電圧Vbは本来のOCVよりも高い電圧となっており、分極が解消されるに従い、図5(b)に示すように、バッテリ電圧Vbは低下する。このような場合にも、ECU20は、バッテリ5の分極解消を待ってメインリレー7を開放するので、当該メインリレー7を解放後のバッテリ電圧Vbとキャパシタ電圧Vcとの間の不均衡が的確に解消される。
ところで、鉛バッテリ等において分極が解消した際に安定するバッテリ電圧Vbは、SOCに応じた回路開放電圧(OCV)と略一致する。そこで、OFF判定時間To(分極解消時間)に代えて、予め設定されたデーブル等に基づいてSOCからOCVを算出し、OCVとバッテリ電圧Vbとの差が所定値以内となったとき、メインリレー7を開放することも可能である。この場合、上述のメインルーチンのステップS105で実行されるリレー開放制御は、例えば、図4で示したリレー開放制御サブルーチンに代えて、図6に示すリレー開放制御サブルーチンに従って実行される。
このサブルーチンがスタートすると、ECU20は、先ず、ステップS401において、プレチャージリレー制御回路22を通じてプレチャージリレー9をOFFする。
続くステップS402において、ECU20は、メインリレー7がOFFされているか否かを調べ、既にメインリレー7がOFF状態にあると判定した場合には、メインリレー7の開放制御が終了していると判断して、そのままサブルーチンを抜ける。
一方、ステップS402において、メインリレー7が未だOFF状態になく、ON状態にあると判定すると、ECU20は、ステップS403に進み、メインリレー7のOFFタイミングを判定するためのOFF判定電圧Voを算出する。
ここで、ステップS403におけるOFF判定電圧Voの設定は、例えば、SOCとバッテリ温度とに基づき、予め設定された2次元テーブルを参照して補間計算により算出される。この場合、OFF判定電圧Vo算出用の2次元テーブルは、SOCとバッテリ温度とに応じたOCVに対して所定電圧だけ高い電圧が算出されるよう設定されている。
そして、ステップS403からステップS404に進むと、ECU20は、バッテリ電圧VbがOFF判定電圧Voに到達したか否かを調べる。この場合、具体的には、バッテリ電圧VbがOFF判定電圧Voを下回ったとき、バッテリ電圧VbがOFF判定電圧Voに到達したと判定される。
そして、ステップS404において、バッテリ電圧VbがOFF判定電圧Voに到達していないと判定した場合、ECU20は、そのままサブルーチンを抜ける。
一方、ステップS404において、バッテリ電圧VbがOFF判定電圧Voに到達したと判定した場合、ECU20は、ステップS405に進み、メインリレー制御回路21を通じてメインリレー7をOFFした後、サブルーチンを抜ける。
このような開放制御により、例えば、図7に示すように、オルタネータからの充電等に起因する分極が発生し、バッテリ電圧Vbが上昇している場合には、メインリレー7は、バッテリ5の分極解消を待って開放される。すなわち、IGSWがOFFとなったときにSOCとバッテリ温度とに応じたOFF判定電圧Voが算出され、バッテリ電圧VbがOFF判定電圧Vo以下となったとき、メインリレー7はOFFされる。ここで、バッテリ電圧Vbは、一般に、以下の(1)式により表される。
Vb=OCV−r・Ib+Vp … (1)
但し、rは内部抵抗、Ibはバッテリ電流、Vpは分極による電圧である。上記(1)式において、IGSWのOFF時のバッテリ電流は小さいため、内部抵抗による電圧降下が十分小さいと見なされる。従って、例えば、実験的にOCVを求めておいてOCVより所定電圧高い電圧にOFF判定電圧を設定することで、分極の解消を好適なタイミングで推定し、メインリレー7をOFFすることが可能となる。
ところで、バッテリ電圧は、分極の解消が進むにつれて安定する(変化しなくなる)ことが知られている。このバッテリ電圧が安定したか否かの判定は、例えば、バッテリ電圧Vbと一次遅れのバッテリ電圧Vbsとを比較することによって行うことが可能である。そこで、図6に示した上述のリレー開放制御サブルーチンにおいて、一次遅れのバッテリ電圧Vbを、OCVに代えてOFF判定電圧Voとして設定し、これらOFF判定電圧Voとバッテリ電圧Vbとの差が予め設定された所定値以内となったとき、分極が解消したことを判定することが可能である。
このような制御おいても、例えば、図8に示すように、オルタネータからの充電等に起因する分極が発生し、バッテリ電圧Vbが上昇している場合には、メインリレー7は、バッテリ5の分極解消を待って開放される。この場合、一次遅れのバッテリ電圧Vbsは、例えば、以下の(2)式により算出することが可能である。
Vbsn=Vbsn-1+k・(Vb−Vbsn-1) … (2)
但し、kは定数である。
以上のように、本実施形態によれば、キーOFF(IGSW_OFF)された後のバッテリ5の分極状態を推定し、バッテリ5の分極状態が解消したことを判定した後に、メインリレー7を開放することにより、次回にメインリレー7を再接続する際のバッテリ電圧Vbとキャパシタ電圧Vcとの電圧差ΔVを小さくすることができる。従って、キャパシタ6を大容量化した場合にも、プリチャージに要する時間を短縮することができ、キーON後の早い時期からエネルギー回生等を効率よく実現することができる。この場合、特に、バッテリ5に充電分極が発生している場合には、バッテリ電圧Vbが適正な電圧まで降下するのを待ってメインリレー7が開放されるので、解放後のキャパシタ電圧Vcが必要以上に高く保持されることを防止でき、キャパシタの劣化を抑制することができる。そして、このように、メインリレー7の解放後も、キャパシタ6に蓄えられた電力を放電することなく適正な電圧で保持することにより、キャパシタ6の保護と電力損失の抑制とを両立することができる。
なお、上述の実施形態においては、IGSWがOFFされている状態を車両システムのキーOFF状態と判定してリレー開放制御を行う場合の一例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、キーシリンダからキーが抜去された状態をキーOFF状態と判定してリレー開放制御を行ってもよい。
車両用電源装置の概略構成図 リレー制御ルーチンを示すフローチャート リレー接続制御サブルーチンを示すフローチャート リレー開放制御サブルーチンを示すフローチャート 図4のサブルーチンで制御されるメインリレーのOFFタイミングを示すタイミングチャート リレー開放制御サブルーチンの変形例を示すフローチャート 図6のサブルーチンで制御されるメインリレーのOFFタイミングを示すタイミングチャート メインリレーのOFFタイミングの変形例を示すフローチャート
符号の説明
1 … 車両用電源装置
5 … バッテリ
6 … キャパシタ
7 … メインリレー
7a … 接点
7b … 電磁コイル
8 … プレチャージ回路
9 … プレチャージリレー
9a … 接点
9b … 電磁コイル
10 … プレチャージ抵抗(第1の電流制限抵抗)
11 … 第2の電流制限抵抗
12 … 筐体
20 … 電子制御ユニット(リレー制御手段、分極推定手段)
21 … メインリレー制御回路
22 … プレチャージリレー制御出力回路
22 … プレチャージリレー制御回路
23 … バッテリ電圧モニタ回路
24 … キャパシタ電圧モニタ回路
25 … 電流センサ
26 … 温度センサ
27 … キースイッチ
T … 経過時間
To … OFF判定時間(分極解消時間)
V0 … 所定電圧
Vb … バッテリ電圧
Vbs … 一次遅れのバッテリ電圧
Vc … キャパシタ電圧
Vo … OFF判定電圧
ΔV … 電圧差

Claims (3)

  1. 二次電池と、前記二次電池に並列接続されるキャパシタと、前記二次電池と前記キャパシタとの間に介装されるリレーと、キーOFFされた後に前記リレーを開放制御するリレー制御手段と、を備えた車両用電源装置において、
    前記キーOFFされた後の前記二次電池の分極状態を推定する分極推定手段を備え、
    前記分極推定手段は、前記キーOFF後の経過時間が、前記二次電池のSOCと実際の電圧とに基づいて算出したパラメータに基づいて可変設定される設定時間以上となったとき、前記二次電池の分極が解消されたことを推定し、
    前記リレー制御手段は、前記分極推定手段によって前記二次電池の分極が解消されたことを推定したとき、前記リレーを開放することを特徴とする車両用電源装置。
  2. 前記設定時間は、前記二次電池の温度に基づいて可変設定されることを特徴とする請求項1記載の車両用電源装置。
  3. 二次電池と、前記二次電池に並列接続されるキャパシタと、前記二次電池と前記キャパシタとの間に介装されるリレーと、キーOFFされた後に前記リレーを開放制御するリレー制御手段と、を備えた車両用電源装置において、
    前記キーOFFされた後の前記二次電池の分極状態を推定する分極推定手段を備え、
    前記分極推定手段は、少なくとも前記二次電池のSOCに基づいて回路開放電圧を算出し、前記二次電池の実際の電圧が前記回路開放電圧よりも低くなったとき、前記二次電池の分極が解消されたことを推定し、
    前記リレー制御手段は、前記分極推定手段によって前記二次電池の分極が解消されたことを推定したとき、前記リレーを開放することを特徴とする車両用電源装置。
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