JP6436201B2 - 蓄電装置 - Google Patents

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電気負荷への電力供給の停止時における蓄電装置の消費電力を抑制するための技術に関する。
例えば、自動車にはエンジン始動時にスタータに電力を供給するためにバッテリが搭載されている。このバッテリは、各種車載機器へ電力を供給する電源としても利用されることがある。ここで、バッテリは、走行中などのエンジン運転中では、発電機によって充電される。一方、バッテリは、エンジン停止中では、充電されずに車載機器への電力供給や暗電流の影響等により、充電状態が低下し、エンジンを始動させることができなくなり、いわゆるバッテリ上がりになることがある。
そこで、従来から、駐車放置時のバッテリ電圧がある所定値以下になると、暗電流を消費する車載機器に対して、電流供給用の電源経路を遮断する技術がある(特許文献1参照)。
特開2006−327487号公報
ところで、従来の技術では、電流供給用の電源経路を遮断するためのリレーがバッテリの外部に設けられており、自動車本体側のシステムがバッテリ電圧を監視し、その監視結果に基づき、そのリレーを遮断する構成になっている。即ち、従来の技術では、リレーを遮断するための構成が、バッテリの外部のシステムに依存しているため、例えばバッテリと外部のシステムとの間の通信手段が必須になるという制約が生じるなど、不都合が生じることがある。
本明細書では、バッテリ等の蓄電装置自身が、外部のシステムに依存せずに、エンジン始動不可になるまで自己の充電量が低下することを抑制することが可能な技術を開示する。
本明細書によって開示される蓄電装置監視用のシステムは、蓄電素子と出力端子とを 有し、前記出力端子にエンジンの始動用のスターター(と前記スターター以外の負荷と) が接続される蓄電装置を制御するシステムであって、前記蓄電素子の充電量に応じて変 動する変動値を検出する検出部と、前記検出部が検出した変動値が、前記エンジンを始動 させるためのエンジン始動下限閾値に所定値を加えたオープン用閾値以下である入力に応 じて、前記出力端子と前記蓄電素子との間の電流経路を遮断する出力を行う制御部とを備 える。

なお、この発明は、蓄電装置、蓄電素子の電力制御方法、これらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体等の種々の態様で実現することができる。
本明細書によって開示される発明によれば、蓄電装置自身が、外部のシステムに依存せずに、エンジン始動不可になるまで自己の充電量が低下することを抑制することができる。
一実施形態のバッテリおよび車載機器等の構成図 電力制御処理を示すフローチャート 起動処理を示すフローチャート リン酸鉄系リチウムイオン電池のSOC−OCV特性を示すグラフ
(本実施形態の概要)
本実施形態の蓄電装置は、エンジンを有する機器側に電気的に接続される出力端子と、蓄電素子と、前記蓄電素子の充電量に応じた変動値を検出する検出部、および、制御部を有する監視装置と、前記出力端子と前記蓄電素子との間に設けられたリレーと、を備え、前記制御部は、前記検出部が検出した変動値が、前記エンジンを始動させるためのエンジン始動下限閾値に所定値を加えたオープン用閾値以下であるか否かを判断し、前記変動値が前記オープン用閾値以下であると判断した場合、前記リレーをクローズ状態からオープン状態にするオープン処理を実行する構成を有する。
本実施形態の蓄電装置は、リレーを備え、蓄電素子の充電量に応じた変動値がオープン用閾値以下であると判断した場合、リレーをクローズ状態からオープン状態にする。これにより、蓄電装置自身が、外部のシステムに依存せずに、エンジン始動不可になるまで自己の充電量が低下することを抑制することができる。
上記蓄電装置では、前記制御部は、前記監視装置が前記蓄電素子からの電力を消費する電力消費状態を、前記蓄電素子を監視するときの第1電力消費状態と、当該第1電力消費状態よりも消費電力が少ない第2電力消費状態とに切り替える電力切替機能を有し、前記検出部が検出した前記変動値が電力低減用閾値以下であるか否かを判断し、前記変動値が前記電力低減用閾値以下であると判断した場合、前記電力消費状態を、前記第1電力消費状態から前記第2電力消費状態に切り替える電力低減処理を実行する構成を有してもよい。これにより、監視装置による蓄電素子の電力消費を抑制することができる。
上記蓄電装置では、外部からの入力に基づく復帰指示を受け付ける受付部を有し、前記制御部は、前記受付部が前記復帰指示を受け付けたことに基づき、前記電力消費状態を前記第2電力消費状態から前記第1電力消費状態に復帰させる復帰処理を実行する構成を有してもよい。これにより、監視装置を、蓄電素子を監視可能な状態に復帰させることができる。
上記蓄電装置では、前記制御部は、前記復帰指示に基づき前記第1電力消費状態に復帰した場合、前記リレーを前記オープン状態から前記クローズ状態に復帰させるクローズ処理を実行する構成を有してもよい。これにより、蓄電素子の電力をエンジン側に供給可能な状態に復帰させることができる。
上記蓄電装置では、前記制御部は、前記クローズ状態に復帰した時点からクローズ基準時間経過するまでに前記エンジンが始動されるかを判断し、前記エンジンが始動されないと判断した場合、前記リレーを再度オープン状態にする再オープン処理を実行する構成を有してもよい。
エンジンが始動されれば、蓄電素子への充電が開始され得る。しかし、リレーがクローズ状態に復帰したにもかかわらず、エンジンが始動されない状態が継続すると、蓄電素子の電力がリレーを介して電気負荷により消費され、エンジンの始動不可レベルまで蓄電素子の充電量が低下するおそれがある。そこで、この蓄電装置は、クローズ状態に復帰した時点からクローズ基準時間経過するまでエンジンが始動されないと判断した場合、リレーを再度オープン状態にする。これにより、リレーがクローズ状態に復帰したにもかかわらずエンジンが始動されないままの状態が長く続き、電気負荷により蓄電素子の電力が消費され続けることを抑制することができる。
上記蓄電装置では、前記制御部は、前記電力消費状態が前記第1電力消費状態に復帰した時点から電力基準時間経過するまでに前記エンジンが始動されるかを判断し、前記エンジンが始動されないと判断した場合、前記電力消費状態を再度、前記第2電力消費状態に切り替える再低減処理を実行する構成を有してもよい。これにより、制御部が第1電力消費状態に復帰したにもかかわらずエンジンが始動されない状態が長く続き、第1電力消費状態の制御部により蓄電素子の電力が消費され続けることを抑制することができる。
上記蓄電装置では、前記制御部は、前記検出部が検出した変動値に基づき、前記蓄電素子の電圧が過充電用閾値を超えるか否かを判断し、前記蓄電素子の電圧が前記過充電用閾値を超える場合、前記リレーを前記クローズ状態から前記オープン状態に切り替える過充電保護処理を実行する構成を有してもよい。これにより、リレーを過充電保護にも利用することができる。
<一実施形態>
一実施形態について図1〜図3を参照しつつ説明する。
図1に示すように、本実施形態のバッテリ1は、例えばエンジン自動車やハイブリッド自動車等の車両に搭載され、エンジン2を始動させるためにスタータ3に電力を供給するスタータバッテリである。また、バッテリ1は、エンジン制御ユニット(以下、ECUという)4、更には、時計、ライト、オーディオシステムやセキュリティシステム等の車載機器5にも電力を供給する。一方、バッテリ1は、エンジン2が回転することによりオルタネータ6が発電した電力により充電される。なお、バッテリ1は蓄電装置の一例であり、ECU4や車載機器5は電気負荷の一例である。
(バッテリの構成)
バッテリ1は、組電池11、リレー12、及び、電池管理装置(Battery Management System 以下、BMSという)13、および、出力端子14を備える。組電池11は、蓄電素子の一例であり、複数のセルCが直列接続された構成であり、各セルCは、繰り返し充電可能な二次電池であり、具体的には、グラファイト系材料で形成された負極を有するリン酸鉄系リチウムイオン電池である。なお、図1および以下の説明では、組電池11は、4つのセルCを有するものとする。
出力端子14には、スタータ3、ECU4、車載機器5およびオルタネータ6が電気的に接続されている。リレー12は、バッテリ1の内部に設けられ、組電池11と出力端子14との間に電気的に接続されている。リレー12は、後述する制御部22による開閉制御により、オープン(開)状態とクローズ(閉)状態とに切り替えられる。また、リレー12は、いわゆるラッチ型のリレーである。つまり、リレー12は、制御部22からの指示によりオープン状態またはクローズ状態になると、その後、電力供給が停止されても、そのオープン状態またはクローズ状態を保持することができる。リレー12がクローズ状態になると、バッテリ1は、スタータ3、ECU4および車載機器5に電力供給が可能になり、また、オルタネータ6によって充電可能になる。一方、リレー12がオープン状態になると、バッテリ1は、スタータ3等への電力供給が不能になり、また、オルタネータ6による充電が不能になる。
BMS13は、電圧検出回路21、制御部22、起動スイッチ23、通信部24、および、4つの均等化回路(放電回路)25を有する。電圧検出回路21は、検出部の一例であり、各セルCの電圧を個別に検出し、その検出結果を制御部22に送信する。なお、電圧検出回路21は、組電池11全体の電圧を検出する構成でもよい。また、BMS13は、電圧検出回路21以外に、組電池11に流れる電流を検出する電流センサや、組電池11の温度を検出する温度センサ等の各種の検出部を備え、それらの検出結果に基づき、組電池11の内部抵抗や充電状態(State Of Charge 以下、単にSOCという)等、組電池11の各種の状態を監視する構成でもよい。
制御部22は、中央処理装置(以下、CPU)22A、メモリ22Bを有する。制御部22および電圧検出回路21は、組電池11からの電力により起動する。制御部22は、省電力機能(電力切替機能の一例)を有し、この省電力機能を実行することにより、BMS13が組電池11からの電力を消費する状態を、通常モード、スリープモード、および、ディープスリープモードに切り替えることができる。
通常モードは、第1電力消費状態の一例であり、主に車両の走行中におけるBMS13の電力消費状態である。この通常モードでは、電圧検出回路21、制御部22および通信部24が、組電池11から電力供給され、BMS13は、各セルCの電圧などの組電池11の状態を監視可能である。
スリープモードは、第1電力消費状態の一例であり、通常モードよりも消費電力が少ないモードであって、主にエンジン2が停止して車両駐車中におけるBMS13の電力消費状態である。このスリープモードでも、電圧検出回路21、制御部22および通信部24が、組電池11から電力供給され、BMS13は、組電池11の状態を監視可能である。但し、スリープモードでは、制御部22は、例えば、クロック周波数を低くするなどして、通常モードよりも遅い周期で各セルCの電圧を監視する。
ディープスリープモードは、第2電力消費状態の一例であり、スリープモードよりも更に消費電力が少ないモードである。このとき、電圧検出回路21、制御部22および通信部24のいずれも、組電池11から電力供給されず、BMS13は、組電池11の状態を監視不能である。
メモリ22Bには、制御部22の動作を制御するための各種のプログラム(後述する電力制御処理を実行するためのプログラムを含む)が記憶されており、CPU22Aは、メモリ22Bから読み出したプログラムに従って、制御部22の各部を制御する。メモリ22Bは、RAMやROMを有する。なお、上記各種のプログラムが記憶される媒体は、RAM等以外に、CD−ROM、ハードディスク装置、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリでもよい。
起動スイッチ23は、例えばFET等の電気スイッチであり、ユーザによる操作入力に基づき起動信号SG1を制御部22内の図示しない内蔵スイッチに与える。制御部22は、ディープスリープ中に、起動信号SG1を受けると、内蔵スイッチがオンして通電し、組電池11からの電力供給が再開され、通常モードまたはスリープモードに復帰する。この場合、起動スイッチ23は、受付部の一例であり、ユーザによる操作入力が外部からの入力の一例である。
通信部24は、ECU4からの後述する各種の信号SG2〜SG5を受信して、CPU22Aに与える。各均等化回路25は、各セルCにそれぞれ並列接続されており、例えばスイッチ素子25Aおよび放電抵抗25Bを有する。制御部22は、各均等化回路25のスイッチ素子25Aを、オン動作させることにより、当該均等化回路25に並列接続されているセルCの電力を放電抵抗により放電させることができる。
(電力制御処理)
制御部22は、組電池11からの電力供給を受けて、図2Aに示す電力制御処理を実行する。制御部22は、まずエンジン2が停止中であるかどうかを判断する(S1)。ここで、ECU4は、イグニションスイッチの位置がロック位置であるときにロック信号SG3、アクセサリー位置にあるときにアクセサリー信号SG4、イグニションオン位置にあるときにイグニションオン信号SG5、スタート位置にあるときにエンジン始動信号SG2をそれぞれ通信部24に送信する。
制御部22は、例えば、通信部24が、ロック信号SG3やアクセサリー信号SG4を受信している場合、エンジン2は停止中であると判断し、通信部24が、エンジン始動信号SG2を受信した後にイグニションオン信号SG5を受信している場合、エンジン2は動作中であると判断する。なお、バッテリ1が搭載されている車両が、走行中にエンジン2を一時停止するアイドリングストップ車である場合、制御部22は、ECU4から、エンジン一時停止信号を受信した場合にもエンジン2が停止中であると判断してもよいし、一時的な停止であるとして動作中であると判断してもよい。
(1)エンジン動作中の処理
S1で、制御部22は、エンジン2が動作中であると判断した場合(S1:NO)、BMS13の電力消費状態を通常モードにする(S2)。具体的には、制御部22は、現在、既に通常モードである場合にそのまま通常モードを維持し、他のモードである場合に通常モードに切り替える。なお、通常モードでは、リレー12は、基本的にはクローズ状態になっている。
ここで、ECU4は、エンジン2の動作中、組電池11のSOCが充電開始SOCまで低下したとき、オルタネータ6が発電した電力により組電池11の充電を開始し、SOCが充電停止SOC(略99%)に達した時点で充電を停止する充電制御を実行する。図3に示すように、リン酸鉄系リチウムイオン電池では、SOCが75%〜100%付近の領域は、開放電圧(以下、OCVという)の変化率が比較的小さい平坦領域(プラトー領域ともいう)になっているため、OCVから正確なSOCを推定することが難しい。これに対して、SOCが55%〜70%付近の領域は、OCVの変化率が上記平坦領域に比べて大きい変化領域になっているため、OCVから正確なSOCを推定することが可能である。このため、本実施形態では、充電開始SOCは、60%付近に設定されている(図3の充電制御領域参照)。
制御部22は、BMS13の電力消費状態を通常モードにした後、過充電保護処理(S3〜S6)を実行する。過充電保護処理では、制御部22は、電圧検出回路21からの検出結果に基づき、少なくとも1つのセルCのセル電圧値Vcが過充電用閾値Vth2以上であるかどうかを判断する(S3)。制御部22は、全セルCのセル電圧値Vcが過充電用閾値Vth2未満であると判断した場合(S3:NO)、全セルCは正常状態であるとして、S1に戻る。一方、制御部22は、少なくとも1つのセルCのセル電圧値Vcが過充電用閾値Vth2以上であると判断した場合(S3:YES)、そのセルCは、過充電状態であるとして、次の過充電保護動作(S4〜S6)を実行する。
制御部22は、リレー12をオープン状態に切り替えて(S4)、オルタネータ6による充電を停止させ、均等化動作を実行する(S5)。制御部22は、過充電状態であると判断したセルCに並列接続された均等化回路25のスイッチ素子25Aをオン動作させて、当該セルCのセル電圧値Vcを、他のセルCのセル電圧値Vcと同等レベルになるまで低下させる。
制御部22は、均等化動作の完了後、リレー12をクローズ状態に復帰させる復帰処理(S6)を実行し、S1に戻る。これにより、リレー12を過充電保護にも利用することができる。なお、ECU4は、リレー12がオープン状態になっている間、オルタネータ6が発電した電力を、車載機器5等に供給するよう制御することが好ましい。なお、制御部22は、均等化動作(S5)をS4の処理の前に実行する構成でもよいし、或いは、均等化動作(S5)を実行しない構成でもよい。
(2)エンジン停止中の処理
S1で、制御部22は、エンジン2が停止中であると判断した場合(S1:YES)、BMS13の電力消費状態をスリープモードにする(S7)。具体的には、制御部22は、現在、既にスリープモードである場合にそのままスリープモードを維持し、他のモードである場合にスリープモードに切り替える。また、スリープモードでもリレー12は、基本的にはクローズ状態になっている。これにより、組電池11から車載機器5等への電力供給が維持される一方、組電池11は、充電されず、自己放電、BMS13の電力消費、および、車載機器5等の電力消費あるいは暗電流により、SOCが低下していく。
なお、このとき、エンジン2は停止しており、BMS13はスリープモードであるため、セルCのセル電圧値Vcは、比較的変動が少なく、ほぼOCVに比例した値になる。従って、制御部22は、各セルCのセル電圧値Vcに基づき、各セルCのOCVやSOCを推定することが可能である。
制御部22は、BMS13の電力消費状態をスリープモードにした後、電圧検出回路21からの検出結果に基づき、少なくとも1つのセルCのセル電圧値Vcが省電力用閾値Vth1(電力低減用閾値およびオープン用閾値の一例)以下であるかどうかを判断する(S8)。省電力用閾値Vth1は、エンジン始動下限閾値Vth3よりも大きい値であり、具体的には、エンジン始動下限閾値Vth3に所定値を加えた値である。このエンジン始動下限閾値Vth3は、エンジン2を始動可能なSOCの下限レベル(下限SOC)に対応するOCV値である。なお、所定値は、例えば1.0V未満、0.5V未満、或いは、0.1V未満の値である。
なお、制御部22は、全てのセルCのセル電圧Vcについて、省電力用閾値Vth1以下であるかどうかを判断してもよいし、全てのセルCのセル電圧Vcのうち最低セル電圧のみについて、省電力用閾値Vth1以下であるかどうかを判断してもよい。また、制御部22は、少なくとも1つのセルCのセル電圧値Vcが、省電力用閾値Vth1とエンジン始動下限閾値Vth3との間の範囲内にあるか否かを判断してもよい。更に、制御部22は、S8において、各セルCのセル電圧値Vcではなく、組電池11の総電圧値(全セルCのセル電圧値Vcの合計値)がオープン用閾値以下であるかどうかを判断してもよい。
図3に示すように、リン酸鉄系リチウムイオン電池では、エンジン始動可能領域(SOC20%〜100%)内において、SOCが40%〜50%付近の領域は平坦領域である一方、SOCが20%〜35%付近の領域は変化領域になっている。このため、省電力用閾値Vth1は、この変化領域内に設定することが好ましい。本実施形態では、省電力用閾値Vth1は、SOCが30%付近であるときのOCV値(略3.28V)に設定されている。以下、このときのSOCを省電力SOCという。
S8で、制御部22は、全セルCのセル電圧値Vcが省電力用閾値Vth1よりも高いと判断した場合(S8:NO)、全セルCのSOCは、まだ十分にエンジン2を始動可能なレベルであるとして、S1に戻る。一方、制御部22は、少なくとも1つのセルCのセル電圧値Vcが省電力用閾値Vth1以下であると判断した場合(S8:YES)、そのセルCのSOCは、エンジン2を始動不能な下限SOCに近づきつつあるとして、リレー12をオープン状態に切り替え、BMS13の電力消費状態をディープスリープモードに切り替える(S9)。これにより、制御部22および通信部24は、組電池11から電力供給されなくなる。
なお、S9において、リレー12をオープン状態に切り替えるタイミングと、BMS13の電力消費状態をディープスリープモードに切り替えるタイミングとは、一致していてもよいし、一致していなくてもよい。例えば、制御部22は、リレー12をオープン状態に切り替えた後に、BMS13の電力消費状態をディープスリープモードに切り替えてもよい。
これにより、組電池11から車載機器5等への電力供給は停止される。しかし、セル電圧値Vcが省電力用閾値Vth1以下になっても、S9の処理を実行しない場合に比べて、組電池11の消費電力を抑制し、セルCのSOCが、下限SOCに近づく時期を遅らせることができる。即ち、長期間に亘って、全セルCのSOCを、エンジン始動可能領域内に維持し、バッテリ上がりになることを抑制することができる。
また、上述したように、ECU4は上記充電制御を実行するため、組電池11は、車両の走行中、常にSOCが100%付近に維持されるわけではなく、エンジン2の停止直後に、SOCが60%近くまで既に低下していることがある(図3の駐車時領域参照)。従って、本実施形態のバッテリ1は、車両走行中にECU4が組電池11を常に満充電状態まで充電する場合に比べて、特に有効である。
ここで、例えば組電池11の自己放電による電力消費の電流換算値が略1mA/day、BMS13のスリープモード時の電力消費の電流換算値が略1mA/day、車載機器5の電力消費等の電流換算値が略15mA/dayとする。また、エンジン2の停止開始時のSOCを60%、省電力用閾値Vth1に対応するSOCを30%、下限SOCを20%とする。S9を実行しない場合、エンジン2の停止時から約47日目に、セルCのSOCが下限SOCまで低下した。これに対して、本実施形態の場合、エンジン2の停止時から約35日目に、S9の処理が実行され、その後、約114日目にセルCのSOCが下限SOCまで低下した。即ち、この例では、本実施形態の場合、S9の処理を実行しない場合に比べて、約100日以上、セルCのSOCが下限SOCに近づく時期を遅らせることができた。
なお、リン酸鉄系リチウムイオン電池では、セルCのSOCがエンジン始動不能領域(一例として、SOC0%〜20%)内になるとバッテリ上がりになり、更にSOCが略0以下になると再使用不可の状態になり得る。また、上記S8,S9の処理は、オープン処理および電力低減処理の一例である。なお、エンジン始動不能領域などの各領域のSOCは、車種や環境によっても異なる。
制御部22がディープスリープにより電力供給がされなくなった後、起動スイッチ23がオン操作されると、制御部22は、通電状態になり、組電池11からの電力供給が再開され、図2Bに示す起動処理を実行する。運転手がバッテリ1の起動スイッチ23をオン操作することは、まもなくエンジン2が始動される可能性が高いことを意味する。そこで、制御部22は、リレー12をクローズ状態に復帰させ、BMS13の電力消費状態をスリープモードに復帰させる(S11)。
なお、S11において、リレー12をクローズ状態に復帰させるタイミングと、BMS13の電力消費状態をスリープモードに復帰させるタイミングとは、一致していてもよいし、一致していなくてもよい。例えば、制御部22は、BMS13の電力消費状態をスリープモードに復帰させた後に、リレー12をクローズ状態に復帰させてもよい。
S11の処理を行うことにより、エンジン2の始動開始に備え、組電池11の電力を車載機器5等に供給可能な状態に復帰させ、また、BMS13を、組電池11を監視可能な状態に復帰させることができる。即ち、BMS13は、組電池11を監視しないディープスリープ時でも、復帰指示が与えられることにより、組電池11を監視可能なスリープモード等に復帰させることができる。このため、駐車時にBMS13をディープスリープにして電力消費を抑制する制御を実行しても特に問題はない。
その後、制御部22は、スリープモード等に復帰させた時点から、待機時間(クローズ基準時間および電力基準時間の一例)経過するまでに、エンジン2が始動されるかどうかを判断する(S12)。制御部22は、上記待機時間経過する前に、エンジン始動信号SG2を受信した場合、エンジン2が始動されると判断し(S12:YES)、図2AのS1に戻り、S2に進む。これにより、組電池11は、オルタネータ6により充電される。
一方、制御部22は、待機時間経過してもエンジン始動信号SG2を受信しない場合、エンジン2が始動されないと判断し(S12:NO)、リレー12を再度オープン状態にし、BMS13の電力消費状態を再度、ディープスリープモードにする(S13)。これにより、リレー12がクローズ状態に復帰したにもかかわらずエンジン2が始動されないままの状態が長く続き、車載機器5やBMS13により組電池11の電力が消費され続けて、結局、バッテリ上がりになることを抑制することができる。
(本実施形態の効果)
本実施形態によれば、バッテリ1は、組電池11だけでなく、リレー12およびBMS13を内部に備え、BMS13が、リレー12の切り替え動作を制御する。従って、バッテリ1は、車両側のシステムに依存せずに独自に、バッテリ上がりになることを抑制することができる。また、リレー12がバッテリ1の内部ではなく、車両側に設けられた構成に比べて、バッテリ1と車両側のシステムとの通信エラー等によってリレー12が制御不能になることを抑制することができる。
<他の実施形態>
本明細書で開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
「蓄電素子」は、複数のセルを直列接続されたものに限らず、並列接続されたものでもよく、セル数は適宜変更可能である。また、「蓄電素子」は、組電池11に限らず、単電池でもよい。また、「蓄電素子」は、グラファイト系材料で形成された負極を有するリン酸鉄系リチウムイオン電池に限らず、マンガン系リチウムイオン電池など他の非水電解質二次電池、非水電解質二次電池以外の鉛蓄電池やニッケル水素電池などでもよい。更に、「蓄電素子」は、二次電池に限らず、キャパシタでもよい。また、「蓄電素子」は、車両に限らず、航空機や工作機械など、エンジン(内燃機関等)を駆動源とする機器のエンジン始動用のバッテリであればよい。
「第2電力消費状態」は、電圧検出回路21、制御部22および通信部24の少なくともいずれか1つが、組電池11から電力供給される状態でもよい。例えば、上記ディープスリープモードは、制御部22および通信部24が電力供給され、電圧検出回路21は電力供給されない状態でもよい。この場合、制御部22は、セルCの電圧監視やリレー12の開閉制御等の機能を停止させ、通信部24が外部からの信号入力を受け付けたかどうかの判断のみ実行可能とし、信号入力を受け付けたと判断した場合、BMS13の電力消費状態をスリープモードや通常モードに復帰させる構成でもよい。
具体的には、ECU4が、組電池11とは別に設けられた電源から電力供給され、リレー12がオープン状態であっても、イグニションオン信号SG5等の信号を制御部22に出力可能である場合、制御部22は、イグニションオン信号SG5を受信した場合、復帰指示を受信したと判断することができる。運転手が、イグニションスイッチをイグニションオン位置にすることは、まもなくエンジン2が始動される可能性が高いことを意味する。なお、この構成では、通信部24は、受付部の一例であり、復帰指示を有線通信により受け付ける構成に限らず、無線通信により受け付ける構成でもよい。例えば、通信部24は、運転手が所持するリモートスイッチからの電波を受信することに基づき復帰指示を受け付ける構成でもよい。なお、制御部22は、アクセサリー信号SG4を受信したときにも復帰指示を受信したと判断してもよい。
また、ディープスリープモードで、制御部22および通信部24が電力供給される上記構成であれば、S9において、制御部22は、BMS13の電力消費状態をディープスリープモードに切り替えた後に、リレー12をオープン状態に切り替えてもよい。また、S11において、制御部22は、リレー12をクローズ状態に復帰させた後に、BMS13の電力消費状態をスリープモードや通常モードに復帰させてもよい。
更に、ディープスリープモードで、制御部22および通信部24が電力供給される上記構成において、制御部22は、起動信号SG1を受信したときには、イグニションオン信号SG5やアクセサリー信号SG4を受信したときよりも、待機時間を長い時間に設定してもよい。起動信号SG1を受信した場合、運転手は、バッテリ1の起動スイッチ23をオン操作した後に車両のバッテリ1の配置箇所から運転席に戻ってきてイグニションスイッチをスタート位置にするまでに時間を要することが想定されるからである。
「受付部」は、上述したように、通信部24のような外部からの信号入力に基づく復帰指示を受け付ける構成でもよいし、起動スイッチ23のように人の操作入力に基づく復帰指示を受け付ける構成でもよい。起動スイッチ23は、機械スイッチであり、ユーザの操作入力によりオープン状態からクローズ状態になる構成でもよい。制御部22は、起動スイッチ23がクローズ状態になると、組電池11からの電力供給が再開され、通常モードまたはスリープモードに復帰する。
上記実施形態では、「制御部」の一例として、1つのCPUとメモリを有する制御部22を例に挙げた。しかし、「制御部」は、これに限らず、複数のCPUを備える構成や、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などのハード回路を備える構成や、ハード回路及びCPUの両方を備える構成でもよい。例えば「制御部」は、電圧制御処理の一部または全部を、別々のCPUやハード回路で実行する構成でもよい。また、図2A,2Bの各処理の順序は、適宜変更してもよい。
「電力低減用閾値」および「オープン用閾値」は、上記実施形態では、共通の省電力用閾値Vth1であった。しかし、これに限らず、「電力低減用閾値」および「オープン用閾値」は、互いに異なる値でもよい。即ち、制御部22は、S8,S9において、各セルCのセル電圧値Vcを、省電力用閾値Vth1に加えて、オープン用閾値とも比較する。そして、制御部22は、いずれかのセルCのセル電圧値Vcが省電力用閾値Vth1以下であると判断した場合にディープスリープモードにし、いずれかのセルCのセル電圧値Vcがオープン用閾値以下であると判断した場合にリレー12をオープン状態に切り替える構成でもよい。
「クローズ基準時間」および「電力基準時間」は、上記実施形態では、共通の待機時間であった。しかし、これに限らず、「クローズ基準時間」および「電力基準時間」は、互いに異なる時間でもよい。即ち、制御部22は、S12,13において、スリープモード等に復帰させた時点からの経過時間を、互いに異なる第1待機時間と第2待機時間になるかどうかを判断してもよい。そして、制御部22は、第1待機時間経過するまでにエンジン始動されない場合、リレー12を再度オープン状態にし、第2待機時間経過するまでにエンジン始動されない場合、BMS13の電力消費状態を再度、ディープスリープモードにしてもよい。
制御部22は、S1において、組電池11の電圧または電流値に基づいて、エンジン2が停止中であるかを判断する構成でもよい。例えば、制御部22は、組電池11の電圧値の変化量が基準値以下である状態が予め定められた規定時間継続したと判断した場合、エンジン2が停止中であると判断してもよい。
上記実施形態では、制御部22は、S8の処理等において、セルCの電圧値Vcに基づいてSOCに関する判断を実行する構成であった。しかし、これに限らず、制御部22は、例えば充放電電流を時間積算した電流積算量など、SOCと相関関係を有する変動要素に基づきSOCに関する判断を実行する構成であればよい。要するに、制御部22は、組電池11の充電量に応じた変動値に基づきS8の処理等を実行する構成であればよい。
制御部22は、S9においてディープスリープに移行しない構成でもよい。このような構成でも、BMS13による組電池11の電力消費を抑制することができる。
1:バッテリ 2:エンジン 3:スタータ 4:ECU 5:車載機器 11:組電池 12:リレー 13:BMS 21:電圧検出回路 22:制御部 22A:CPU 23:起動スイッチ 24:通信部

Claims (8)

  1. 蓄電素子と出力端子とを有し、前記出力端子にエンジンの始動用のスターターと前記スターター以外の負荷と接続される蓄電装置を制御するシステムであって、
    前記蓄電素子の充電量に応じて変動する変動値を検出する検出部と、
    前記検出部が検出した変動値が、前記エンジンを始動させるためのエンジン始動下限閾値に所定値を加えたオープン用閾値以下である入力に応じて、前記出力端子と前記蓄電素子との間の電流経路を遮断する出力を行う制御部とを備える蓄電装置監視用のシステム。
  2. 請求項1に記載のシステムであって、
    前記制御部は
    記蓄電素子からの電力を消費する電力消費状態を、前記蓄電素子を監視するときの第1電力消費状態と、当該第1電力消費状態よりも消費電力が少ない第2電力消費状態とに切り替える電力切替機能を有し、
    前記検出部が検出した前記変動値が電力低減用閾値以下であることを示す入力に応じて、前記電力消費状態を、前記第1電力消費状態から前記第2電力消費状態に切り替える出力を行う蓄電装置監視用のシステム。
  3. 請求項2に記載のシステムであって、
    外部からの入力に基づく復帰指示を受け付ける受付部を有し、
    前記制御部は、前記受付部が前記復帰指示を受け付けたことに基づき、前記電力消費状態を前記第2電力消費状態から前記第1電力消費状態に復帰させる復帰処理を実行する構成を有する、蓄電装置監視用のシステム。
  4. 請求項3に記載のシステムであって、
    前記制御部は、
    前記復帰指示に基づき前記第1電力消費状態に復帰した場合、前記電流経路をオープン状態からクローズ状態に復帰させるクローズ処理を実行する構成を有する、蓄電装置監視用のシステム。
  5. 請求項4に記載のシステムであって、
    前記制御部は、
    前記クローズ状態に復帰した時点からクローズ基準時間が経過するまでに前記エンジンが始動されないことを示す入力に応じて、前記電流経路を再度オープン状態にする再オープン処理を実行する構成を有する、蓄電装置監視用のシステム。
  6. 請求項3から5のいずれか一項に記載のシステムであって、
    前記制御部は、
    前記電力消費状態が前記第1電力消費状態に復帰した時点から電力基準時間経過するまでに前記エンジンが始動されないことを示す入力に応じて、前記電力消費状態を再度、前記第2電力消費状態に切り替える再低減処理を実行する構成を有する、蓄電装置監視用のシステム。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載のシステムであって、
    前記制御部は、
    前記検出部が検出した変動値に基づき、前記蓄電素子の電圧が過充電用閾値を超える入力に応じて、前記電流経路をクローズ状態からオープン状態に切り替える過充電保護処理を実行する構成を有する、蓄電装置監視用のシステム。
  8. 蓄電素子と出力端子とを有し、前記出力端子がエンジンの始動用のスターターと前記スターター以外の負荷とに接続される蓄電装置を制御する方法であって、
    前記蓄電素子の充電量に応じて変動する変動値が、前記エンジンを始動させるためのエンジン始動下限閾値に所定値を加えたオープン用閾値以下となったことを条件に、前記出力端子と前記蓄電素子との間の電流経路を遮断する蓄電装置の制御方法。
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