JP5147153B2 - 組立棚 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、四本の支柱をその上下端近傍に形成のビーム用係止孔にビーム各1本を係合せしめて二体とし、その二体における上の係止孔(2、2)間と下の係止孔(2,2)間に最上段用ブラケット、標準棚用ブラケット、重量用ブラケットを係止することによって四本柱の立体を構成し、さらに対向する各1個のブラケットに棚板を載置する組立棚に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の組立式ラックとしての移動棚または固定棚は、係合孔を有する四本の支柱を基本とし、その両端に所謂ガゼットと呼ばれる係止機構(以後、フックと称する。)を備えたビームを左右方向に、棚受用ブラケットを前後方向に係止することによって立設され、その棚受用ブラケット上に棚板を載置する方法で組立てられているのが通例である。
【0003】
支柱とビームないし棚受用ブラケットとの係止の方法は、支柱に各種形状の係止孔を開設し、それに係止する特有なフックが開発され実用に供されている。図12〜15に示したものは既存のものの一例であって、これらについて図面を参照して説明する。図12はこの種の係止構造として最も一般的なもので、支柱30の表面に長方形の係止孔31を縦列状に開設しており、ビームBにはその基部に切込状部32aを持つフック32が形成されている。このフック部32を前記係合孔31に挿通して下方に押下げ、その基部の切込状部32aに支柱の素材肉厚を挟持させるものである。
【0004】
この係止孔31とビームに形成されたフックとの組合せにおいては、係止孔31はその抜き加工上の制約から横幅がフックの肉厚より大となり、従って係止されたビームBが該係止孔の横幅方向に揺動することになる。また、棚とそれに乗せられた品物の重さにより該フック基部で係止孔の上下縁部が剪断されるおそれがあり、さらには棚板取り付け作業中に該ビームが外れやすい等の欠点があった。
【0005】
特公平5−22488号公報に開示のものを図13に示す。この公報の記載によれば支柱Pの係止孔33は逆台形33aでその下辺に若干小寸の方形部33bを連続開口した形状のものであり、一方、ビームBには前記逆台形部33aに挿通する寸法の横方向張出爪34aを持つ断面台形状の突出部34が形成されている。この突出部34を前記係止孔33に挿通し、該ビームを下降させることにより張出爪34aが前記係止孔の方形部33bの側面に係止する構成のものである。
【0006】
この支柱PとビームBとの係合においてはビームに形成した突出部は上下の辺においてビーム素材と連続していることから強度においては優れているが、該ビームに下方からの外圧が掛かれば簡単にその係合が解かれることになる。このことは該組立棚の組立作業時、体の一部が不用意に接触して該ビームを脱落させるという事態が生じ得た。
【0007】
図14に示したものは、支柱Pに穿孔した係止孔33が前記図13のものとほぼ同形状で、これに係合するフック34には左右および下辺の三辺を剪断して切り起こした方形の爪が形成されている。このように爪が一辺で保持されている(所謂片持ち梁状)ので着脱時或いは使用中に掛かる応力によって先端(下方側)が開放されやすく、十分な組立強度が得られにくいのが問題であった。
【0008】
図15に示すものは特開平10−167075号に開示された陳列台の構成である。すなわち、台車の上に立設される四本の支柱には、それぞれ二側面に下細り形状の貫通孔35でなる棚板取付け部が複数個形成され、一方、合成樹脂製プレートからなる棚部材本体にはその側面に板金製の補強杆36が取り付けられ、更に前後側の補強杆の両端それぞれにフック型の第1係止部37,第2係止部38が溶接された棚板およびブラケットの一体構成であり、前記の立設する四本の支柱の長辺側支柱間にこの棚板を挿入して前進させ、該フック型の第1係止部37を後ろ側支柱の貫通孔35に挿通し、次いで第2係止部38を前側支柱の貫通孔35に挿通し、その後棚板を下降させる方法によって該棚板が係止される。この場合、前記の貫通孔35における下細り形状部、すなわち、その傾斜面によってフック型係止部が横方向にスライドし、そのフック型係止部とそれに隣接する金具部分とで支柱の側面と貫通穴との間隔部分を挟持する構成としたもので、これによって棚板の左右方向のがたつきが防止されることになる。
【0009】
この組立棚においては、棚板の四隅にフックが溶接により固定されていることから剛性に優れるが、60×180cmや60×90cmの棚板を持ち上げてその四方のフックを支柱の所定の貫通穴に係合させることは非常に困難で二人での作業となることが多く、操作性に欠けることに問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本来、組立棚は陳列する商品の大きさや荷姿によって棚板間の上下方向間隔を調節するものであり、その着脱の簡易性と耐荷重性が要求せられる。本発明は比較的簡単な係止構造を採用することによって組立操作の容易な、且つ、高強度の組立棚を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために本発明は、請求項1において断面四角形状になる組立棚用支柱の対向する二側面に縦長の係止孔複数個を縦列状に開設し、他の二面にもブラケットの係止孔を多数設け、これら係止孔にビーム、標準棚用ブラケット、高荷重棚用ブラケット、最上段用ブラケットの内、例えば最上段用ブラケットを最上段に、また標準用ブラケットを適宜位置に高荷重棚用ブラケットを下端近くに係合させて四方の支柱を立体化し、その係止したブラケット上に棚板を載置することを手段として組立棚とした。
【0012】
請求項2の発明は、断面四角形状になる組立棚用支柱の対向する二側面において縦方向に複数個開設した縦長の係止孔が、該係止孔の少なくとも一方の側面を該支柱表面に隣接する側面の長手(上下)方向に対して3〜25°の角度(D)でもって下細り状に形成すること、およびその係止孔に係止される標準棚用ブラケットの両側面に形成されるフックも前記係止孔の傾斜面角度と同一角度とするとともにそのフックに隣接して挟持用突起を形成して、該係止孔の傾斜面と該係止孔形成面に隣接する支柱側面とで形成する三角状部、ないし、くさび状部をこの標準棚用ブラケットのフック部側面と挟持用突起の一面とで挟持して係止する構成とし、組立棚の強度を向上させた。
【0013】
請求項3の発明は、前記の支柱に係止される標準的な積載物よりもさらに高荷重物品を積載するための高荷重棚用ブラケットに関するもので、支柱に係止するためのブラケットの左右両端に形成されるフックの数を前記標準棚用ブラケットのフックより下方に各1個増設して各二個とし、その下方側フックとそれに隣接して突設した挟持用突起とにより前記の係止孔の傾斜面と該係止孔形成面に隣接する支柱側面とを挟持するものとした。
【0014】
請求項4の発明は、高荷重棚用ブラケットにおいて、その正面板を前記標準棚用ブラケットにおける正面板の上下幅より長く形成し、その正面板の下端を前方側に折り曲げて下端縁とし、正面板両端に補強部材を延長形成しその先端をL字型および逆L字型に曲折して前記下端縁を支持補強せしめ、さらに該ブラケットの両端下方に係止用フックを形成すると共にその左右に挟持用突起を各1個形成した構成として棚板に載せられる高荷重に耐えるものとした。
【0015】
請求項5の発明は、標準棚用ブラケットにおいてその両側上端に形成したフックがそのブラケットの上下方向に対して前記組立棚用支柱に形成した係止孔の傾斜面(D)と同一角度で下広がり状に、且つ、該ブラケットの裏面側へほぼ90度に折り曲げられており、該折り曲部から延伸するネック部(7d)の上下幅が係止される支柱の係止孔の縦方向長さ(L)の50〜85%で、該ネック部の直下の切り欠き部の幅(7t)は支柱の素材厚さ、すなわち係止孔端面が挟持できる幅とし、そのネック部に連接する係止部(7p)は該ネック部の下端縁より下方への突出部7eと上端縁より上方への突出部7fが一体に形成され、その上下の全長が係止孔3の上下方向長さより長く形成されるものとし、ブラケット用係止孔に係合しやすいものとした。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明に係る組立棚20の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1〜11は本発明に係る組立棚を示したものであり、図1はその組立図、図2は支柱を示したもので(a)はその左側面図、(b)は正面図、(c)は右側面図、(d)は平面図である。図3は前記図1の支柱正面に形成の係止孔を拡大したもの、図4はビームの一部省略になる斜視図、図5は図4のフック部分を裏面から見た斜視図、図6は最上段用ブラケットの斜視図、図7は標準棚用ブラケットの斜視図、図8高荷重棚用ブラケットの斜視図、図9は支柱に標準棚用ブラケット7と高荷重棚用ブラケット8を係止した状態を示したもので(a)が正面図、(b)は断面で示した側面図、図10は棚板の側面図、図11はその棚板を並列させた側面図、図12以下は従来例を示したものである。
【0021】
本発明に係る組立棚は図1に示すように四本柱によって立設された組立タイプの物品棚である。その支柱1は図2に示すように、鋼板を四角形に曲げた柱状体で鋼板の端部1a、1aは必ずしも相接している必要はない。即ち、C型チャンネル状でよい。この支柱の強度補強として該支柱1の上下端部、さらには中間部においてその両端縁1a,1aを金属板で接続しておくことが望ましい。
【0022】
この支柱1において、対向する二側面の上下端部には最上段用ブラケットを係止するためのP字型または逆向きP字型、すなわち、大小の方形を上下に連続させた形状になる係止孔2がそれぞれ2個ずつ穿設されており、更に該支柱1の中間部分には縦長であって一方の長側面を傾斜3aさせた下細り状の棚受ブラケット用の係止孔3が縦方向に等間隔で多数形成されている。その傾斜角度Dは3〜25°、望ましくは3〜15°の範囲である。
【0023】
この支柱1の正面1b(支柱素材の端部側に相対する面)には上下に前記同様の逆向きP字型およびP字型の係止孔4、4が1対として各2段に穿設されている。このP型および逆P型の係止孔2,4は該支柱の両端側の側面が下細り状の傾斜2a,2b,4a,4bに形成されている。
【0024】
支柱正面1bの上下部分に穿設された係止孔4、4に係合する前後面用ビーム5(図4)はそれぞれ両端部に上下2個ずつのフック5hを突設すると共に、その中間部分は適用する支柱間に内接するリブ5e,5fを後方側に折り曲げる(図5)ことにより、いわゆるC型(または溝型)状に形成されている。この両端に形成するフック5hの形状は前記の支柱1の正面1bの上下に形成した係止孔4、4と同形であって若干小さなP字型および逆P字型であり、その上端縁5aと最下端縁5bとが基材に連接し他の辺は剪断した状態で、且つ、該平板面から支柱素材の厚さ1tとほぼ同程度の隙間tが生じる高さに突出して切り起こされている(図5)。この上端縁5aと下端縁5bが切り離されていない(両持ち梁状)ことによって該フックの係止孔への係合強度が大となり、長期間にわたり安定して使用することが可能である。
【0025】
更に、その前後面用ビーム5には、左右それぞれの下側フック5hに隣接する中間寄りの位置、即ち、該フックが支柱の係止孔4に係合したとき、そのフックと共に支柱の側面を挟持する位置に円弧状部5dを伴った挟持縁辺5cが該ビーム5と一体に絞り曲げ加工により形成されている。また、ほぼ半円形(この形状は特に問うものではない。以下も同様である。)でその直線部分5iが剪断状態で切り起こされた挟持用突起5sがその直線部分5iを前記挟持縁辺5cの内側表面と同一線上にして形成されている(図5)。
【0026】
また、支柱に穿設した上下端部の係止孔2に係合する最上段用(最下段用を兼ねる)ブラケット6(図6)は平板の中央部に棚板載置用の凸条部6cを曲折形成すると共にその両端に前記係止孔2とほぼ同形、やや小型の係止用フック6h、6hが各2個設けられている。すなわち、支柱への係止状態を正面から見て左側がP字型、右端側が逆P字型で、その上端縁6aと最下端縁6b部分を残してその他の辺を剪断し、該平板面から支柱素材の厚さ1tとほぼ同寸法の隙間tが生じる高さにまで該最上段用ブラケットの裏側に突出状に切り起こされている。更に、該フック6h、6hより中央側に半円形状などの切り起こしになる挟持用突起6sが突設されている。このフック6hとの間隔は、該最上段用ブラケット6を支柱に係止した時にその切り起こし面6iが支柱の側面に当接する距離である。
【0027】
図7には正面板7aの立ち上がり量が小の標準棚用ブラケット7を、図8には立ち上がり量の大である重量棚用ブラケット8を示した。これらには前記支柱に形成された係止孔3に係合するフックが両端に形成されている。
【0028】
すなわち、この標準棚用ブラケット7の縦断面形状は、上端縁7aが後方に、下端縁7bが棚板を載置するのに十分な突出量で前方に曲折したZ型であり、また、その上端縁7aは係止する二本の支柱の間隔より狭い幅に形成されている。その標準棚用ブラケット7の両端の上端にはフック7h、7hが該正面板の板面に対して後方にほぼ直角に、且つ、該標準棚用ブラケットの垂直方向に対して3〜25°の角度(D)、即ち、支柱に形成した係止孔3の傾斜面3aと同角度で下広がり状に曲折されている。しかも、その形状は該曲折部7cから延伸するネック部7dの上下幅bが前記支柱に形成された係止孔3の縦方向長さ(L)の50〜85%で、その奥行き7tは支柱の素材厚さとほぼ同じかそれよりやや大であり、そのネック部に連接する係止部7pは該ネック7dの下端縁より下方への突出部7eと上端縁より上方への突出部7fを一体的に形成している。その係止部7pの上下方向の長さは前記支柱に形成された係止孔3の縦方向長さより大に形成されている。
【0029】
この下方への突出部7eと該標準棚用ブラケット7の正面板との間に溝7tが形成されることになる。また、前記のフック7hの上方突出部7fとネック部7dとの接点には若干上方突出部7f側に食い込む切欠部7jが形成されている。さらにその正面板7nには、該標準棚用ブラケット7のフック7hを支柱1のブラケット用係止孔3に係合させたとき、該フック7hと協同して支柱1の側面を挟持する挟持用突起7sが裏面側に突出形成される(その詳細は前記の前後面用ビーム5、最上段用ブラケット6における挟持用突起5s、6sと同様である。)と共に、その標準棚用ブラケットに乗せられる棚板9の側面枠板9dを挟持する挟持爪7kが1〜数個形成されている。
【0030】
図8に示す高荷重棚用ブラケット8はその正面板8cの上下幅を長くしたこと、その正面板を折り曲げて形成した下端縁8bに対してその底面に両サイドから曲折してなる補強部材8dを下支え状に当接させたことおよび該ブラケット8の両端下方に係止用フック18hを各1個増設したことが前記の標準棚用ブラケット7と異なる点である。その他、例えば上下端縁8a、8b、フック8h、挟持用突起8s、挟持爪8kなどは同様である。以下において、説明の重複を避けて相違点のみを説明する。
【0031】
前記のように高荷重棚用ブラケット8にはその両端に上下各2個のフックが形成されているが、その上方側フック8hは前記標準棚用ブラケットのフック7hと同形であり、これに対して下方側係止用フック18hは前記支柱に形成した複数のブラケット用係止孔3と同ピッチ(またはその倍数)で形成されている。しかも、そのフック18hはネック部に続く上方への突出部(標準棚用における7f)を有せず、下方への突出部18eのみが形成されている。この下方への突出部18e(前記の上方側フック8hの下方への突出部8eも同様)の最下端からネックの上端縁までの長さは支柱に形成したブラケット用係止孔3の上下方向長さより若干短く形成される。
【0032】
このように形成した高荷重棚用ブラケット8において、該ブラケットの下部側フック18hの下方に短冊状の補強部材8dを接続形成しており、その連接部8rを前方側ほぼ直角に折り曲げ(図8に仮想線で示した)、次いで該ブラケットの下端縁8bの下面を支えるようにL字型に曲折して密着させたものである。この補強部材8dと該下端縁8bとを溶着することによって該下端縁の耐荷重強度は更に向上することは勿論である。また、この補強部材8dは鉄板材料をL字型に曲折して、これをブラケットの下部側フック18hの下方と下端縁8bの下面にそれぞれ溶接により接合してもよく、更には、標準棚用ブラケットに形成してもよい。なお、8vは棚板9の屈曲縁部9bの下面に穿設した孔と係合して該棚板を一定位置に係止する位置決め突起である。
【0033】
次に、棚板9は奥行き寸法を原則的に15cmとし、組立棚の前後幅に対して2枚ないし、数枚を並列状に並べて装着する構成をとっている。また、その棚板の高さは標準的には3.5cmで、その高さを構成する正(背)面の屈曲縁部9bは天板9aの前後縁辺を下方側にほぼ90°の3回折りで形成し、その先端をさらに逆方向に曲折させてその末端を該天板裏面にスポット溶接などにより溶着したものであり、その屈曲縁部9bの正面には歪み止め通孔9cが複数個開設されている。なお、高荷重用棚板においてはこの屈曲縁部9b内にC型または角形チャンネル10を挿通固着し、更には前後の該屈曲縁部9b間にU型の補強材11が該棚板裏面に溶接などにより取り付けられる。また、左右の側面枠板9dは天板の両端が折り曲げられたもので、その形状は特に問うものでないが、前記の各種棚用ブラケット6,7,8に形成した挟持爪6k、7k、8kに係合する切り欠き部9eが形成される必要である。この棚板の表面長手方向に二列開設された穴9fは該折曲筒状部9bの下面まで貫通しており、該棚板状に区画壁を立てるのに使用される。また、屈曲縁部9bの裏面には前記高荷重用ブラケットに突設した位置決め突起8vが挿通する孔が形成される。
【0034】
図11には、このような棚板9を二枚並列させ、連結手段12を挿通して一体化したものである。これによって各棚板への積載重量の差による段差の発生を防止する。なお、図11に示した連結手段12はその一例であって、通常は並列に載置された2枚の棚板の隣接屈曲縁部を貫通する長さのものが使用されることになる。
【0035】
以上の部品になる本発明組立棚の組立方法について説明する。先ず、二本の支柱1の正面側上部および下部の係止孔4,4に前後面用ビーム5の左右のフック5h、5hをそれぞれ挿通し、該ビームを押し下げる。これによって2本の支柱における対向側側面1sが図5に示す挟持縁辺5cの表面に接触すると共にフック5hの上辺5aおよび下辺5bの中央側側面が係止孔4の傾斜面4a、4b(図3)に接触してその間で該支柱1を挟持することになる。すなわち、挟持板5cとフック5hとの間(図5のd1,d2)に該支柱の側面1sと係止孔4の傾斜面によって形成されるあたかも2枚の「くさび」が打ち込まれることになり、その係合は非常に強固なものとなる。しかも、該フック5hとビームの正面板との間に該係止孔4の角状端部4c(図3参照)が挿通されて該ビーム4は脱落しないものとなる。
【0036】
上記により組立てられた二組の支柱を前後に並列させる。その前後の支柱における上下の端部に穿孔されたP字型または逆向きP字型係止孔2に最上段用ブラケット6のフック6hをそれぞれ挿通し、該ブラケット6を押し下げる。これによってフック6hの上辺6aおよび下辺6bの中央側側面が係止孔2の傾斜面2a、2b(図2(a))に接触し、支柱の側面1sに接触する挟持用突起6sとの間で該支柱を挟持し、該フック6hと該ブラケットの正面板6fとの間に該係止孔2の角状端部2cが挿通されることは前記フック5hと係止孔4との関係と全く同様である。このようにして組立棚の四本柱が構成される。
【0037】
前記により立設された四本柱において、左右にある前後二本の支柱にあるブラケット用係止孔3にフック7hを介して標準(または高荷重)棚用ブラケット7を係合する。この係合の方法は、先ず、該ブラケット7を支柱に対して取付角度より90°ないしそれ以上の角度まで下端側を持ち上げ、フック7hの上方突出部7fをブラケット用係止孔3に挿通する。次いで、該フックのネック部7d上端縁を該係止孔上端縁部に当接して挿入させ、ここを支点として該棚用ブラケットを正常な取付角度に戻す。これによって該係止孔3にフックの下方突出部7eが没入する。更に、この標準棚用ブラケット7(または高荷重棚用ブラケット8)を下方に押し下げる。これによってネック7dの下部に形成されている溝7tに係止孔3の下端縁部が挿通することになる。この溝7tと係止孔3の下端縁部との間には未だ間隙C(図9参照)がある時点において、傾斜したフック7hの内面側7nが係止孔3の傾斜面3aに接触することになり、その接触面と挟持用突起7sの切起し面との間に該係止孔の傾斜面と該支柱側面からなるあたかも「くさび」状部が割り込むことになる。このように、棚用ブラケット7と支柱の係止孔3との係合が面接触になることから摩擦抵抗が大きく、その間での横揺れが生じないことになる。更に、この棚用ブラケットに棚板および積載物の荷重が加わるとその係合がより強力になり、容易に脱落することもなくなる。
【0038】
高荷重棚用ブラケット8も前記の標準受用ブラケット7と全く同様の手法、すなわち、下端側を所定角度に持ち上げ、上側フックを係止孔3に挿通し、正常な角度に戻すことによって支柱に係止される。このとき、下方に形成したフック18も下段の係止孔3に挿通することになる。その後、該ブラケットを若干降下させる。
【0039】
このように係止された最上段用、標準棚用、高荷重棚用などのブラケット6,7,8にはその挟持爪6k,7k,8kに棚板の側面枠板9dが係合するようにして棚板9が1〜数枚乗せられる。この棚板9に物品が積載されたとき、該棚板中央部が下方に歪むが、側面枠板9dが棚用ブラケットの挟持爪7k等に係合しているために、その歪みは標準棚用等のブラケット7を、従って支柱1を中央側に引き寄せる方向に働き組立棚全体の安定に寄与することになる。
【0040】
次いで、一段に数枚の棚板9が載置されたとき、その棚板間に連結手段12を挿通して該棚板間の段差発生を防止することは前記の通りである(図11)。
【0041】
【発明の効果】
本発明組立棚において、支柱1とビーム5、最上段棚用ブラケット6および標準棚用ブラケット7との係合が棚用ブラケット等のフック5h、6h、7hと挟持用突起5s、6s、7sとの間に、支柱側面と係止孔の傾斜面で形成する「くさび」状部が割り込む構成としたことからノックピンやボルトナットを使用することなく非常に良好な組立強度が得られることになった。
【0042】
棚板の奥行き幅を該組立棚の奥行きを15cmとして同一棚受上に1〜数枚を並列載置するユニット構成としたので、該棚の組み立て作業が容易になった。
【0043】
標準棚用ブラケット7に形成した挟持爪7kが、棚板側板9dの切り欠き部9eに係合する構成としたので、過分な荷重により棚板の中央が下垂しても、その歪みは棚用ブラケット7を介して支柱を中央側に引き寄せる方向に働き組立棚全体の安定に寄与することは前記の通りである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の実施例に係る組立棚の斜視図である。
【図2】 図2は、本発明に係る支柱を示したもので(a)は左側面図、(b)は正面図、(c)は右側面図、(d)は平面図である。
【図3】 図3は、支柱正面に形成した係止孔の拡大図である。
【図4】 図4は、一部を断面で表示したビームの斜視図である。
【図5】 図5は、図4のフックの周辺部分を裏面から見た斜視図である。
【図6】 図6は、最上段用ブラケットの斜視図であり、仮想線で棚板の載置状況を示している。
【図7】 図7は、標準棚用ブラケットを示したもので、(a)は斜視図、(b)はその裏面図である。
【図8】 図8は、高荷重棚用ブラケットを示したもので、(a)はその斜視図、(b)は一部を示した底面図である。
【図9】 図9は、組立用棚の前後方向の支柱に標準棚用ブラケットと高荷重棚用ブラケットを係止した状態を示したもので(a)が正面図、(b)は側面図である。
【図10】 図10は、棚板の側面図である。
【図11】 図11は、棚板2枚を並列状に連結した状態の側面図である。
【図12】 図12は、従来例を示したもので、(a)は支柱、(b)は棚受用ブラケットなどのフックを示した斜視図である。
【図13】 図13は、従来例で、支柱と棚受用ブラケットの形状を示した斜視図である。
【図14】 図14は、従来例で、支柱と棚受用ブラケットの形状を示した斜視図である。
【図15】 図15は、従来例でフックが一体に形成された棚板を支柱に係止する状況を示した斜視図である。
【符号の説明】
1 支柱
2,3,4 係止孔
5 ビーム
6 最上段用ブラケット
7 標準棚用ブラケット
8 高荷重棚用ブラケット
9 棚板
10 チャネル
11 補強部材
12 連結手段

Claims (5)

  1. 断面四角形状になる四本の組立棚用支柱(1,1,1,1)は、その一面の上下端近傍に背合わせ状に対となる逆P型およびP型形状で下細り状傾斜面(4a,4b)を持つビーム用係止孔(4、4)を上下各二対穿孔し、その面に隣接する他の二面の上下端近傍には逆P型またはP型形状で下細り状傾斜面(4a,4b)を持つ係止孔(2、2)を上下各2個穿孔すると共に該上の係止孔(2、2)と下の係止孔(2,2)間に縦長であって一方の長側面を傾斜(3a)させた下細り状のブラケット用係止孔(3)が等間隔で多数形成されており、前記上下のビーム用係止孔(4、4)に各1本のビーム(5、5)をその左右端部に突設した逆P字型、P字型のフック(5h、5h)を係合してそれぞれ二組の支柱を立設し、その立設した左右の支柱(1,1)間に標準棚用ブラケット(7、7)または(および)高荷重棚用ブラケット(8、8)を、更に、上段には最上段用ブラケット(6,6)を係止して四方の支柱(1,1,1,1)を立体化し、その係止した標準棚用ブラケット(7),または(および)高荷重棚用ブラケット(8)および最上段用ブラケット(6)の上面に棚板(9)を載置する構成としたことを特徴とする組立棚。
  2. 断面四角形状になる組立棚用支柱(1)において、その対向する二側面に縦列状に開設した複数個の縦長になるブラケット用係止孔(3)が、少なくともその一方の長側面を3〜25度の傾斜面(3a)として下細り状としたものであり、このブラケット用係止孔(3)に係合する標準棚用ブラケット(7)は棚板受けとしての下端縁(7b)を曲折形成した正面板(7n)の左右両端に裏面側へほぼ90°に、且つ、上下方向に対して前記ブラケット用係止孔(3)の傾斜面と同一角度で下広がり状に折り曲げたフック(7h)を上方への突出部(7f)と下方への突出部(7e)を有する形状に形成し、その左右のフック(7h、7h)に隣接して挟持用突起(7s、7s)を一部切り起し状に形成したもので、該標準棚用ブラケット(7、)のフック(7h、7h)を前記支柱(1)の係止孔(3)に係合させるとそのフック(7h、7h)と挟持用突起(7s、7s)の切断側端面とで係止孔(3)側面と隣接の支柱側面を挟持する構成であってこの標準棚用ブラケットが係止されることを特徴とする請求項1記載の組立棚。
  3. 断面四角形状になる組立棚用支柱(1)において、その対向する二側面に縦列状に開設した複数個の縦長になるブラケット用係止孔(3)が、少なくともその一方の長側面を3〜25度の傾斜面(3a)として下細り状としたものであり、このブラケット用係止孔(3)に係合する高荷重棚用ブラケット(8)は棚板受けとしての下端縁8bを前方に曲折形成すると共にその正面板8nの左右両端上部には上下方向への突出部を有するフック(8h、8h)を、さらに左右両端下部には前記フック(8h)とほぼ同形状で上方向に突出部を持たないフック(18h、18h)を形成し、その下部左右フック(18h、18h)に隣接して一部切り起し状に形成した挟持用突起(8s、8s)を突設したもので、この高荷重棚用ブラケット(8)が前記支柱のブラケット用係止孔(3)に係止されると前記の下部フック(18h、18h)とこの挟持用突起(8s、8s)の切断側端面とで係止孔(3)の傾斜側面と隣接の支柱側面を挟持する構成であってこの高荷重棚用ブラケットが係止されることを特徴とする請求項1記載の組立棚。
  4. 高荷重棚用ブラケット(8)はその正面板(8c)を前記標準棚用ブラケット(7)における正面板(7n)の上下幅より長く形成し、その正面板の下端を前方側に折り曲げ形成した下端縁(8b)を、前記正面板(8c)の両端下部に連接形成した補強部材(8d、8d)の先端をL字型又は反L字型に曲折せしめてその水平片部が前記の下端縁(8b)を支持補強せしめ、さらに該ブラケットの両端に形成のフック(8h、8h)の下方に係止用フック(18h)を左右に各1個形成した構成であってこの高荷重棚用ブラケットが係止されることを特徴とする請求項1記載の組立棚。
  5. 標準棚用ブラケット(7)の両側上端に形成したフック(7h)はブラケットの上下方向に対して前記組立棚用支柱(1)に形成したブラケット係止孔(3)の傾斜面(3a)と同一角度で下広がり状(D)に、且つ、該ブラケットの裏面側へほぼ90°に折り曲げられ、曲折部(7c)から延伸するネック部(7d)の上下幅(b)が係止される支柱(1)のブラケット用係止孔(3)の縦方向長さ(L)の50〜85%で、ネック部(7d)の直下の切り欠き部の幅(7t)は支柱の素材厚さすなわち係止孔端面が挟持できる幅とし、そのネック部に連接する係止部(7p)は該ネック(7d)の下端縁より下方への突出部(7e)と上端縁より上方への突出部(7f)が一体に形成され、その上下の全長がブラケット用係止孔(3)の上下方向長さより長く形成されている標準棚用ブラケット(7)が係合されることを特徴とする請求項1記載の組立棚。
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