JP2739551B2 - 流動棚 - Google Patents
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- Cabinets, Racks, Or The Like Of Rigid Construction (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
インや倉庫等において、荷を一方の側から供給し、他方
の側から取出す場合に適用される流動棚に係り、特に傾
斜した棚部材の上面を滑り面とし、荷を傾斜に沿い自重
で流動させるようにした流動棚に関する。
のローラ等によって滑り面とした複数段の棚部材を、支
持枠に間隔をあけて配置された複数の支柱に、一定の傾
斜角度で支持して構成されている。
して比較的簡単に構成することが可能であり、設置上の
スペースの有効利用度も高いうえ、棚部材の上部側から
供給した荷を、下部側に自重で移動させて、隙間なく密
に整列状態密で収納でき、しかも必要に応じて、下部側
から容易に取出すことができるので、同種物品の多数収
納や異種物品の区分収納等、広範囲に利用されている。
棚においては、必要収量の変化や流動棚の設置場所の変
更等への対応に難点があった。すなわち流動棚において
は、構成材料の有効利用および収納効率向上等の観点か
ら、一般に棚部材は、例えば四角枠状の棚枠と、この棚
枠の傾斜方向に沿って並列に配置したローラ付きの多数
の横桟とによって構成されている。そして、据付け等の
利便性等を考慮して、傾斜方向と直交する方向に沿う両
側枠部の下縁に形成された複数カ所の切欠を、それぞれ
支柱から突出した支持ピンに着脱可能に掛止している。
を増大させるために、棚部材の傾斜方向の長さを大きく
する場合、棚枠に撓みが生じ、その下端縁に形成した切
欠と、これを掛止する支持ピンとの間において、特に上
端部側で隙間が発生して、掛止状態が不揃いとなり、そ
れが原因で、棚部材にがたつき等が生じることがある。
号公報に記載されているように、棚枠の切欠の深さや幅
等の寸法を改良して、掛止部に一定の自由度を付与し
て、棚枠支持の安定化を図る等、種々の技術的改良が行
なわれている。
に広く、収容物品の大きさや、収量の変化、あるいは用
途や設置スペース等に対応して、流動棚を大形化したり
小形化したりする等、各種の大きさに変更して使用する
必要性が生じる場合も多いが、これまでは、上記のよう
に大形化への対応しか行なわれておらず、小形化も考慮
した流動棚の奥行の長さ変化には、必ずしも十分に対処
することができていない。
たもので、その目的は、必要収量の変化や、流動棚の設
置場所の変更等に対して、柔軟に棚部材の送り方向の長
さを変えることができるようにした連結式の流動棚を提
供することにある。
を変化させる場合、容易かつ円滑に、棚部材同士の連結
および分離を行えるようにすること、連結時において、
複数の棚部材を、がたつきなく支柱に安定支持すること
ができるようにすること、上下方向および横方向のずれ
を防止して、棚部材同士の連結部を段差のない平滑なも
のとすること、さらに副数段の棚部材を有する構成にお
いて、部品製作上の僅少な寸法のばらつき等があって
も、それに起因する傾斜方向の不揃いを各段毎に独立的
に吸収して、各段の使用が不具合なく行えるようにする
ことにある。
めに、請求項1の発明は、上面を滑り面とした棚部材
を、間隔をもって配置した複数の支柱に一定の傾斜角度
で支持し、前記棚部材に荷を自重により流動可能に載置
するようにした流動棚において、前記棚部材を、複数の
棚部材エレメントを傾斜方向に沿って接離可能に突合せ
たものとし、互いに連結される1対の棚部材エレメント
のうち、下側に位置する棚部材エレメントの傾斜方向の
上端縁部と、上側に位置する棚部材エレメントの傾斜方
向の下端縁部とを、そのいずれか一方に設けられた上下
方向に開口する鋭角断面の凹部と、これに対応して他方
に設けられた板片を折曲げてなる鋭角断面の凸部とを嵌
合させることにより、上下面を揃えて連結するととも
に、その各棚部材エレメントの両側部の少なくとも傾斜
方向に沿う2カ所以上を、それぞれ前記支柱に着脱可能
に支持したことを特徴としている。
いて、各棚部材エレメントの傾斜方向に沿う下縁に形成
した少なくとも2カ所の切欠を、それぞれ支柱から突出
した支持ピンに掛止し、その棚部材エレメントのうち、
最下端に位置する棚部材エレメントの同一高さにある一
つの切欠を、前記支持金具に対して傾斜方向の一定位置
で掛止される狭幅のものとするとともに、同エレメント
の他の切欠きを、傾斜方向に一定の自由度を有して前記
支持金具に掛止される広幅のものとし、かつ同エレメン
ト以外の上側に位置する他の棚部材エレメントの切欠
を、全て傾斜方向に一定の自由度を有して、前記支持金
具に掛止される広幅のものとしたことを特徴としてい
る。
棚において、傾斜方向に沿って互いに連結される1対の
棚部材エレメントのうち、下側に位置する棚部材エレメ
ントの傾斜方向の上端縁部と、上側に位置する棚部材エ
レメントの傾斜方向の下端縁部とのいずれか一方に、傾
斜方向と直交する両側縁から外側方に一定角度で拡開す
るガイド片を設け、このガイド片の内側に他方の棚部材
を挾入させることによ り、両棚部材エレメントを、傾斜
方向と直交する側縁を揃えて連結したことを特徴として
いる。
場合には、複数の棚部材エレメントを傾斜方向に沿って
突合せ連結することにより、傾斜方向に沿う長さを拡大
することができ、また必要収量を少なくする場合や、流
動棚の設置場所のスペースが小さい場合等には、連結し
た棚部材を分離することにより、傾斜方向に沿う長さを
縮小することができる。したがって、必要収量の変化
や、流動棚の設置場所の変更等に対して、柔軟に棚部材
の長さを変えることができる。
直交する方向に沿う両側部の少なくとも2カ所以上を、
それぞれ支柱に着脱可能に支持させることにより、各棚
部材の支持は、その長さの拡大および縮小時のいずれに
おいても、安定したものとすることができ、しかも、そ
の切換え作業も容易に行える。
の傾斜方向上端縁部と、上側に位置する棚部材エレメン
トの傾斜方向下端縁部とを、上下方向に開口する鋭角断
面の凹部と、これに対応して他方に設けられた鋭角断面
の凸部とを嵌合させることにより、上下面を揃えて連結
することができる。したがって、上下方向のずれを防止
して、棚部材同士の連結部を段差のない平滑なものとす
ることができる。また、副数段の棚部材を有する場合に
おいて、部品製作上の僅少な寸法のばらつきがあって
も、各段毎に凹凸部を個別的に嵌合することができるの
で、寸法のばらつき等に起因する傾斜方向の不揃いを各
段毎に独立的に吸収して、各段の使用を不具合なく行え
るようにすることができる。
る棚部材エレメントを、一つの狭幅の切欠を介して、支
持金具に傾斜方向の一定位置で掛止させ、他の広幅の切
欠を、対応する支持金具に傾斜方向に沿う自由度をもっ
て掛止することができる。また、上側に位置する他の棚
部材エレメントは、全ての広幅の切欠により、一定の自
由度を有して支持金具にそれぞれ掛止することにより、
予め定位置に設置された最下端の棚部材エレメントを基
準として、順次下位の棚部材エレメントに突合せて連結
することができる。この場合、上側に位置する他の棚部
材エレメントの切欠の自由度は、下側の棚部材エレメン
トに突合せた際に切欠の上側端部が支持金具の位置と一
致する状態に設定することが望ましい。このような構成
により、棚部材エレメントを連結して、傾斜方向の長さ
を大きくする場合、上側に位置する棚部材の取付けを、
下側に位置する棚部材を基準として、傾斜方向に沿う一
定の自由度をもって容易かつ円滑に、しかも複数の棚部
材を確実に連結して、良好な連続状態で、がたつきなく
支柱に安定的に支持することができる。逆に分離する場
合の作業も同様に、傾斜方向に沿う一定の自由度をもっ
て容易かつ円滑に行える。
棚部材エレメントの傾斜方向の上端縁部と、上側に位置
する棚部材エレメントの傾斜方向の下端縁部とを、傾斜
方向と直交する両側縁から外側方に一定角度で拡開する
ガイド片を介して、傾斜方向と直交する側縁を揃えて連
結することができる。したがって、横方向のずれを防止
して、棚部材同士の連結を、平面視においても平滑かつ
連続したものとして、がたつきなく安定に行うことがで
きる。
を参照して説明する。図1は、棚全体の組立て構成、図
2は、一つの棚部材の分解構成、図3〜図6は、棚部材
の支持構成、図7〜図9は、棚部材の連結構成をそれぞ
れ示している。
(1)と、この支持枠(1)に一定の傾斜角度をもって支持
された上下3段の棚部材(2)とを有している。支持枠
(1)は、図1および図2に示すように、複数本(4本)ず
つが前後2列に配置された支柱(3)と、これら支柱(3)
の上下端部を接続して直方体状の枠を構成する複数の梁
(4)と、上下の梁(4)を連結する補強杆(5)とによって
構成されている。
材からなり、図3に示すように、その対抗辺部に、複数
の支持孔(6)が、上下方向に間隔をあけて穿設されてい
る。下向き鉤状の上下1対の掛止片(7)を背面に有する
支持金具(8)の各掛止片(7)を支持孔(6)に掛止するこ
とにより、支持金具(8)が支柱(3)に着脱可能に装着さ
れている。支持金具(8)の下端部前面には、前端が大径
鍔状をなす支持ピン(9)が突設されている。
すように、それぞれ送り方向である傾斜方向(a)に1対
の棚部材エレメント(2a)(2b)を、傾斜方向(a)に沿って
接離可能に突合せて連結してなり、各棚部材エレメント
(2a)(2b)は、それぞれ四角枠状の棚枠(10)と、この棚枠
(10)の傾斜方向(a)に沿って並列に配置したローラ(11)
付きの多数の横桟(12)とによって、上面に滑り面を有す
るものとして構成されている。
よび後枠(10a)の下縁には、傾斜方向(a)に沿って、2
カ所ずつの切欠(13)が形成されており、図3および図4
に示すように、各切欠(13)は、支柱(3)に装着された支
持金具(8)の支持ピン(9)に着脱可能に掛止しうるよう
になっている。
b)のうち、下側に位置する棚部材エレメント(2a)の前後
枠部(10a)の傾斜方向の上端側に形成された切欠(13)の
一つ(13a)は、図5に示すように、それぞれ支持金具
(8)の支持ピン(9)に対して、傾斜方向(a)の一定位置
で掛止しうるような狭幅のものとされている。
下端側における他の切欠(13b)は、傾斜方向(a)に一定
の自由度を有して支持金具(8)の支持ピン(9)に掛止さ
れるように、広幅のものとされている。
欠(13c)は、図6に示すように、全て傾斜方向(a)に一
定の自由度を有して支持金具(8)の支持ピン(9)に掛止
されるように、広幅とされている。
に位置する棚部材エレメント(2a)の傾斜方向の上端縁部
(2a')には、上方へ向って開口するチャンネル部材(14)
の中に、垂直片の下端を斜上方へ向かって、ほぼ45°
折曲したアングル材からなる開口部材(15)を、ボルトお
よびナット等の締付具(16)を介して取付けることによ
り、上方向に開口する鋭角断面の凹部(17)が設けられて
いる。
斜方向の下端縁部(2b')には、下側の棚部材エレメント
(2a)に設けられた上方向に開口する凹部(17)に対応し
て、上方へ向って開口するチャンネル部材(18)の外側面
に、板片を直角に折り曲げてなるアングル材の水平片の
先端を、斜上方へ向かってほぼ略45°折曲してなる突
出部材(19)の垂直片を、ボルトおよびナット等の締付具
(20)を介して下向きに取付けることにより、凹部(17)に
嵌合しうる鋭角断面の凸部(21)が設けられている。これ
ら凹部(17)と凸部(21)との嵌合により、両棚部材エレメ
ント(2a)(2b)は、上下面を揃えて突合せ状態で着脱可能
に連結されている。なお、図4、図7および図8におい
て、(22)は、棚枠(10)に横桟(12)を係止するための係止
爪である。
斜方向の上端縁部には、図7および図9に示すように、
傾斜方向と直交する方向(b)の両側縁から外側方に一定
角度(例えば10°)で拡開するガイド片(23)が、締付
具(24)によって取付けられている。このガイド片(24)の
内側に、上側に位置する棚部材エレメント(2b)の傾斜方
向下端縁部を導くことにより、両棚部材エレメント(2a)
(2b)は、傾斜方向(a)と直交する側縁を揃えて連結され
ている。
材(2)の上部側から供給した荷を、ローラ(11)により下
部側に自重で移動させて隙間なく密に整列状態密で収納
することができ、しかも、必要に応じて下部側から容易
に取出すことができるのは勿論であるが、必要収量の変
化や、流動棚の設置場所の変更等に対して、柔軟に棚部
材の奥行の長さを変えることができる。
複数の棚部材エレメント(2a)(2b)を傾斜方向に沿って突
合せて連結することにより、傾斜方向(a)の寸法を拡大
させることができ、また必要収量を少なくする場合や、
流動棚の設置場所のスペースが小さい場合等には、連結
した棚部材エレメント(2a)(2b)を分離することにより、
傾斜方向に沿う奥行寸法を縮小させることができる。
斜方向(a)に沿う少なくとも2カ所を、それぞれ支柱
(3)に着脱可能に支持させることにより、各棚部材(2)
の支持を、その拡大および縮小時のいずれにおいても、
安定したものとすることができ、しかも、その切換え作
業も容易に行える。
a)を、一つの狭幅の切欠(13a)を介して支持金具(8)に
傾斜方向(a)の一定位置で掛止させ、他の広幅の切欠(1
3b)を、対応する支持金具(8)に傾斜方向(a)に沿う自
由度をもって掛止することができる。上側に位置する他
の棚部材エレメント(2b)は、全ての広幅の切欠(13c)に
より一定の自由度を有して支持金具(8)にそれぞれ掛止
することにより、予め定位置に設置された下側の棚部材
エレメント(2a)を基準として突合せて連結することがで
きる。この場合、上側に位置する棚部材エレメント(2a)
の切欠(13c)の自由度は、下側の棚部材エレメント(2b)
に突合せた際に、切欠(13c)の上側端部が支持金具(8)
の位置に一致する状態に設定することが望ましい。この
ような構成により、棚部材エレメント(2a)(2b)を連結し
て、傾斜方向(a)に沿う奥行寸法を大きくする場合、上
側に位置する棚部材エレメント(2a)の取付けを、下側に
位置する棚部材エレメント(2b)を基準として、傾斜方向
(a)に沿う一定の自由度をもって容易かつ円滑に、しか
も複数の棚部材(2)を確実に連結して良好な連続状態
で、がたつきなく支柱(3)に安定的に支持することがで
きる。逆に、分離する場合の作業も同様に、傾斜方向
(a)に沿う一定の自由度をもって容易かつ円滑に行え
る。
斜方向の上端縁部(2a')と上側に位置する棚部材エレメ
ント(2b)の傾斜方向の下端縁部(2b')とを、上下方向に
開口する鋭角断面形状の凹部(17)と、これに対応する凸
部(21)との嵌合により、上下面を揃えて連結することが
できる。したがって、上下方向のずれを防止して、棚部
材同士の連結部を段差のない平滑なものとすることがで
きる。また、副数段の棚部材(2)を有する場合におい
て、部品製作上の僅少な寸法のばらつきがあっても、各
段毎に凹凸部(17),(21)を個別的に嵌合することができ
るので、寸法のばらつき等に起因する傾斜方向(a)の不
揃いを各段毎に独立的に吸収して、各段の使用を不具合
なく行えるようにすることができる。
(2a)の傾斜方向の上端縁部(2a')と、上側に位置する棚
部材エレメント(2b)の傾斜方向の下端縁部(2b')とを、
傾斜方向(a)と直交する方向(b)の両側縁から外側方に
一定角度で拡開するガイド片(23)を介して、傾斜方向
(a)と直交する方向(b)の側縁を揃えて連結することが
できる。したがって、横方向のずれを防止して、棚部材
エレメント(2a),(2b)同士の連結を、平面視においても
平滑かつ連続したものとして、がたつきなく安定に行う
ことができる。
ず、棚部材の段数や棚部材エレメントの連結数を増加し
たり、滑り面構造をスライド式にする等、種々の変形ま
たは応用が可能なことは勿論である。
れた効果が奏される。請求項1の発明によれば、必要収
量を多くする場合には、複数の棚部材エレメントを傾斜
方向に沿って突合せ連結することにより、傾斜方向に沿
う長さを拡大することができ、また必要収量を少なくす
る場合や、流動棚の設置場所のスペースが小さい場合等
には、連結した棚部材を分離することにより、傾斜方向
に沿う奥行寸法を縮小することができる。したがって、
必要収量の変化や、流動棚の設置場所の変更等に対し
て、柔軟に棚部材の奥行の長さを変えることができる。
また、各棚部材エレメントは、傾斜方向に沿う両側部の
少なくとも2カ所以上をそれぞれ支柱に着脱可能に支持
させることにより、各棚部材の支持は、その長さの拡大
および縮小時のいずれにおいても、安定したものとする
ことができ、しかも、その切換え作業も容易に行える。
傾斜方向の上端縁部と、上側に位置する棚部材エレメン
トの傾斜方向の下端縁部とを、上下方向に開口する鋭角
断面の凹部と、これに対応して他方に設けられた鋭角断
面の凸部との嵌合により、上下面を揃えて連結すること
ができる。したがって、上下方向のずれを防止して、棚
部材同士の連結部を段差のない平滑なものとすることが
できる。また、副数段の棚部材を有する場合において、
部品製作上の僅少な寸法のばらつきがあっても、各段毎
に凹凸部を個別的に嵌合することができるので、寸法の
ばらつき等に起因する傾斜方向の不揃いを各段毎に独立
的に吸収して、各段の使用を不具合なく行えるようにす
ることができる。
る棚部材エレメントを、一つの狭幅の切欠を介して、支
持金具に傾斜方向の一定位置で掛止させ、他の広幅の切
欠を、対応する支持金具に傾斜方向に沿う自由度をもっ
て掛止することができる。また、上側に位置する他の棚
部材エレメントは、全ての広幅の切欠により、一定の自
由度を有して支持金具にそれぞれ掛止することにより、
予め定位置に設置された最下端の棚部材エレメントを基
準として、順次下位の棚部材エレメントに突合せて連結
することができる。この場合、上側に位置する他の棚部
材エレメントの切欠の自由度は、下側の棚部材エレメン
トに突合せた際に、切欠の上側端部が支持金具の位置に
一致する状態に設定することが望ましい。このような構
成により、棚部材エレメントを連結して傾斜方向の長さ
を大きくする場合、上側に位置する棚部材の取付けを、
下側に位置する棚部材を基準として傾斜方向に沿う一定
の自由度をもって、容易かつ円滑に、しかも複数の棚部
材を確実に連結して良好な連続状態で、がたつきなく支
柱に安定的に支持することができる。逆に分離する場合
の作業も、同様に、傾斜方向に沿う一定の自由度をもっ
て容易かつ円滑に行える。
棚部材エレメントの傾斜方向の上端縁部と、上側に位置
する棚部材エレメントの傾斜方向の下端縁部とを、傾斜
方向と直交する両側縁から外側方に一定角度で拡開する
ガイド片を介して、傾斜方向と直交する側縁を揃えて連
結することができる。したがって、横方向のずれを防止
して、棚部材同士の連結を、平面視においても平滑かつ
連続したものとして、がたつきなく安定に行うことがで
きる。
を示す拡大側面図である。
トを示す側面図である。
トを示す側面図である。
構造を示す平面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 上面を滑り面とした棚部材を、間隔をも
って配置した複数の支柱に一定の傾斜角度で支持し、前
記棚部材に荷を自重により流動可能に載置するようにし
た流動棚において、前記棚部材を、複数の棚部材エレメ
ントを傾斜方向に沿って接離可能に突合せたものとし、
互いに連結される1対の棚部材エレメントのうち、下側
に位置する棚部材エレメントの傾斜方向の上端縁部と、
上側に位置する棚部材エレメントの傾斜方向の下端縁部
とを、そのいずれか一方に設けられた上下方向に開口す
る鋭角断面の凹部と、これに対応して他方に設けられた
板片を折曲げてなる鋭角断面の凸部とを嵌合させること
により、上下面を揃えて連結するとともに、その各棚部
材エレメントの両側部の少なくとも傾斜方向に沿う2カ
所以上を、それぞれ前記支柱に着脱可能に支持したこと
を特徴とする流動棚。 - 【請求項2】 各棚部材エレメントの傾斜方向に沿う下
縁に形成した少なくとも2カ所の切欠を、それぞれ支柱
から突出した支持ピンに掛止し、その棚部材エレメント
のうち、最下端に位置する棚部材エレメントの同一高さ
にある一つの切欠を、前記支持金具に対して傾斜方向の
一定位置で掛止される狭幅のものとするとともに、同エ
レメントの他の切欠きを、傾斜方向に一定の自由度を有
して前記支持金具に掛止される広幅のものとし、かつ同
エレメント以外の上側に位置する他の棚部材エレメント
の切欠を、全て傾斜方向に一定の自由度を有して、前記
支持金具に掛止される広幅のものとしたことを特徴とす
る請求項1に記載の流動棚。 - 【請求項3】 傾斜方向に沿って互いに連結される1対
の棚部材エレメントのうち、下側に位置する棚部材エレ
メントの傾斜方向の上端縁部と、上側に位置する棚部材
エレメントの傾斜方向の下端縁部とのいずれか一方に、
傾斜方向と直交する両側縁から外側方に一定角度で拡開
するガイド片を設け、このガイド片の内側に他方の棚部
材を挾入させることにより、両棚部材エレメントを、傾
斜方向と直交する側縁を揃えて連結したことを特徴とす
る請求項1又は2に記載の流動棚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6013372A JP2739551B2 (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | 流動棚 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6013372A JP2739551B2 (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | 流動棚 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07215423A JPH07215423A (ja) | 1995-08-15 |
JP2739551B2 true JP2739551B2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=11831267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP6013372A Expired - Fee Related JP2739551B2 (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | 流動棚 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2739551B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010220702A (ja) * | 2009-03-23 | 2010-10-07 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 棚装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4996712U (ja) * | 1972-12-08 | 1974-08-21 | ||
JPH0427844Y2 (ja) * | 1987-03-12 | 1992-07-06 |
-
1994
- 1994-02-07 JP JP6013372A patent/JP2739551B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010220702A (ja) * | 2009-03-23 | 2010-10-07 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 棚装置 |
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Publication number | Publication date |
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JPH07215423A (ja) | 1995-08-15 |
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