JP7457514B2 - 間仕切壁装置 - Google Patents

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Description

本発明は、間仕切壁装置に関する。
オフィス等をはじめとする各種の室内空間内を区画するため、間仕切壁が用いられている。このような間仕切壁において、間仕切壁の高さを上方に延長したいという要望が生じることがある。
これに対し、例えば特許文献1には、間仕切壁の上端部に、平板状で上方に延びるパネル体を設ける構成が開示されている。この構成において、パネル体は、間仕切壁の上辺に沿って間隔を空けて設けられた2つのパネル体取付部材によって保持されている。パネル体取付部材は、パネル体を厚さ方向両側から挟持している。
また、特許文献2には、単位パネルを所望の高さに積上げ、連結手段にて上下に連結する積上げ式の間仕切壁の構成が開示されている。この構成において、単位パネルは、両側端面に形成された凹溝部と、上端部に沿って形成された嵌合レールとを備えている。連結手段は、下連結具の下部を単位パネルの嵌合レールに係合させ、上連結具を凹溝部の上端部に形成させた状態で、下連結具と上連結具とを締結具で引き付けて連結する。
特開2013-94283号公報 特開2010-19038号公報
しかしながら、特許文献1に開示された構成では、パネル体の下端部のみがパネル体取付部材に挟持されている。このため、パネル体は、その板厚方向に倒れる方向の保持強度が低い。したがって、パネル体に、板厚方向の外力が作用した場合、パネル体が倒れてしまう可能性がある。
また、特許文献2に開示された構成では、単位パネルと、この単位パネル上に積み上げた単位パネルとが連結手段によって強固に連結されている。このため、特許文献2に開示された構成では、特許文献1に開示された構成に比較すれば、積み上げた単位パネルに板厚方向の外力が作用しても、パネル体が倒れにくい。しかしながら、上方に積み上げたパネルが倒れる方向の強度をさらに高めようとすると、別途補強部材等が必要となり、構造の複雑化によるコスト上昇、組立の手間増大を招く。
本発明は、簡易な構成で、コスト上昇、及び組立の手間増大を抑えつつ、上方に積み上げたパネルが倒れる方向への強度をさらに高めることができる間仕切壁装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る間仕切壁装置は、上下方向に沿って延びる複数本の第1柱部材と、前記複数の第1柱部材の上方において各別に設けられるとともに、上下方向に沿って延びる複数本の第2柱部材と、水平方向で互いに隣り合う前記第1柱部材同士の間を遮る第1パネルと、水平方向で互いに隣り合う前記第2柱部材同士の間を遮る第2パネルと、前記第1柱部材の上部と前記第2柱部材の下部とに跨がるように設けられ、前記第1柱部材の上部と前記第2柱部材の下部とを連結する連結部材と、を備える。
このような構成において、連結部材を第1柱部材の上部と第2柱部材の下部とに跨がるように配置し、第1柱部材の上部と第2柱部材の下部とを連結することで、第1柱部材と第2柱部材とが、連結部材を介して強固に連結される。したがって、互いに隣り合う第1柱部材の間に設けられた第1パネルと、互いに隣り合う第2柱部材の間に設けられた第2パネルとを備えた間仕切壁装置を、強固な構成とすることができる。連結部材は、第1柱部材の上部と第2柱部材の下部とに跨がる簡易な構成であり、第1柱部材、第2柱部材への取り付けも容易である。その結果、上方に積み上げた第2パネルが倒れる方向への強度をさらに高めることにより、コスト上昇、及び組立の手間増大を抑えることができる。
本発明の一態様に係る間仕切壁装置において、前記第1柱部材は、上下方向に間隔をあけて形成された複数の第1係止孔を有し、前記第2柱部材は、上下方向に間隔をあけて形成された複数の第2係止孔を有し、前記連結部材は、前記第1柱部材の上部と前記第2柱部材の下部とに跨がる基部と、前記基部に設けられて前記第1柱部材の前記第1係止孔、及び前記第2柱部材の前記第2係止孔に係止される複数の係止爪と、を有するようにしてもよい。
このような構成において、連結部材の基部を第1柱部材の上部と第2柱部材の下部とに跨がるように配置し、複数の係止爪を、第1係止孔及び第2係止孔に係止させる。これにより、第1柱部材と第2柱部材とが、連結部材を介して強固に連結される。したがって、互いに隣り合う第1柱部材の間に設けられた第1パネルと、互いに隣り合う第2柱部材の間に設けられた第2パネルとを備えた間仕切壁装置を、強固な構成とすることができる。連結部材は、基部、及び係止爪を少なくとも備えた簡易な構成であり、第1柱部材、第2柱部材への取り付けも容易である。その結果、上方に積み上げた第2パネルが倒れる方向への強度をさらに高めることにより、コスト上昇、及び組立の手間増大を抑えることができる。
本発明の一態様に係る間仕切壁装置において、前記連結部材は、前記間仕切壁装置に装着可能なオプション部材を支持するようにしてもよい。
この構成によれば、連結部材が、第1柱部材と第2柱部材とを強固に連結する機能と、オプション部材を支持する機能とを兼ね備えたものとなる。したがって、コスト上昇、及び組立の手間増大を、より一層抑えつつ、第2パネルが倒れる方向への強度を高めることが可能となる。
本発明の一態様に係る間仕切壁装置において、前記複数本の第1柱部材及び前記複数本の第2柱部材のうち、前記連結部材を介して上下方向に連結された前記第1柱部材及び前記第2柱部材は、柱材を構成し、前記オプション部材は、互いに隣り合う前記柱材に取り付けられた前記連結部材同士の間を架け渡していてもよい。
この構成によれば、互いに隣り合う第1柱部材及び第2柱部材に取り付けられた連結部材同士は、オプション部材によって連結される。これにより、互いに隣り合う第1柱部材及び第2柱部材同士が、より強固に連結される。また、オプション部材は、第1柱部材及び第2柱部材に取り付けられた両端部の連結部材によって強固に支持される。
本発明の一態様に係る間仕切壁装置において、前記オプション部材は、棚板部材であるようにしてもよい。
この構成によれば、棚板部材を強固に設けるとともに、第1柱部材及び第2柱部材を強固に連結することができる。
本発明の一態様に係る間仕切壁装置において、前記連結部材及び前記第1パネルは、前記第1柱部材における同一側面に設けられ、前記連結部材及び前記第2パネルは、前記第2柱部材における同一側面に設けられていてもよい。
この構成によれば、第1パネル及び第2パネルの取付作業と、連結部材を取り付ける作業とを、第1柱部材及び第2柱部材に対し、側面に対向する同一方向から行うことができる。これにより、作業性が高まる。
本発明の一態様に係る間仕切壁装置において、前記連結部材は、前記第1パネル及び前記第2パネルとは別体とされているようにしてもよい。
この構成によれば、第1パネル及び第2パネルとは別体に連結部材を設けることで、第1パネルや第2パネルのレイアウト等に関わらず、連結部材によって第1柱部材と第2柱部材とを強固に連結することができる。
本発明の一態様に係る間仕切壁装置において、前記第1柱部材のうち、平面視において前記第1係止孔と重なり合わない位置には、前記第1パネルが係止される複数の第1パネル係止孔が形成され、前記第2柱部材のうち、平面視において前記第2係止孔と重なり合わない位置には、前記第2パネルが係止される複数の第2パネル係止孔が形成されてもよい。
この構成によれば、第1パネル、第2パネルの第1柱部材、第2柱部材への取付と、連結部材の第1柱部材、第2柱部材への取付とを独立して行うことができる。
本発明の一態様によれば、コスト上昇、及び組立の手間増大を抑えつつ、上方に積み上げたパネルが倒れる方向への強度をさらに高めることができる
本発明の実施形態に係る間仕切壁装置の全体構成を示す斜視図である。 上記間仕切壁装置のフレーム部を前後方向から見た図である。 図2の拡大図である。 上記間仕切壁装置の拡大側面図である。 棚板ユニットの側面図である。 上記間仕切壁装置の変形例を示す斜視図である。 上記間仕切壁装置の変形例を示す拡大側面図である。 上記間仕切壁装置の変形例を示す拡大側面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明による間仕切壁装置を実施するための形態を説明する。しかし、本発明はこの実施形態のみに限定されるものではない。
図1は、実施形態に係る間仕切壁装置1Aの全体構成を示す斜視図である。
図1に示すように、間仕切壁装置1Aは、床面Fから上方に向かって立ち上がり、水平方向に直交する面内に位置するように設けられている。間仕切壁装置1Aは、フレーム部10と、パネル部20と、棚板ユニット30と、を備えている。
図2は、上記間仕切壁装置1Aのフレーム部10を前後方向から見た図である。
図1、図2に示すように、フレーム部10は、柱材11と、梁材12と、を備えている。柱材11は、床面F上に立脚し、上方に向かって延びている。柱材11は、水平方向に間隔を空けて複数本設けられている。以下の説明において、水平面内で2本の柱材11が互いに隣り合う方向を、幅方向(水平方向)Dwと称する。また、水平面内で幅方向Dwに直交する方向を前後方向(水平方向)Daと称する。また、幅方向Dw及び前後方向Daに直交する方向を上下方向Dvと称する。
各柱材11は、第1柱部材13と、第2柱部材14と、を備えている。
第1柱部材13は、断面視矩形の筒状で、上下方向Dvに延びている。第1柱部材13の下端部は、アジャスタ13jを介して床面F上に接地している。
図3は、図2の拡大図である。図4は、上記間仕切壁装置1Aの拡大側面図である。
図3、図4に示すように、第1柱部材13は、前後方向Daを向く少なくとも一つの側面13aに、第1係止孔13hと、第1パネル係止孔13gと、を有している。本実施形態では、第1係止孔13h及び第1パネル係止孔13gは、第1柱部材13の前後方向Daの両側の側面13aに設けられている。
第1係止孔13hは、上下方向Dvに間隔をあけて複数形成されている。第1パネル係止孔13gは、上下方向Dvに間隔をあけて複数形成されている。第1パネル係止孔13gは、側面13a上において、幅方向Dwで第1係止孔13hの外側に位置する部分(上下方向Dvから見て重ならない位置)に形成されている。本実施形態において、第1係止孔13hは、第1柱部材13の全長に亘って形成されている。一方、第1パネル係止孔13gは、第1柱部材13の上部及び下部のそれぞれ一部に形成されている。
第2柱部材14は、第1柱部材13と同様、断面視矩形の筒状で、上下方向Dvに延びている。本実施形態において、第2柱部材14の上下方向Dvの長さ寸法は、第1柱部材13の上下方向Dvの長さ寸法よりも短く設定されている。第2柱部材14は、第1柱部材13上に設けられている。第2柱部材14の下端部には、下方に突出する挿入片14sが設けられている。挿入片14sは、第1柱部材13の上端部に挿入される。なお、第1柱部材13及び第2柱部材14の平面視外形は、同等であっても異なっていてもよい。
第2柱部材14は、第1柱部材13と同様、前後方向Daの両側の側面14aに、第2係止孔14hと、第2パネル係止孔14gと、を有している。第2係止孔14hは、上下方向Dvに間隔をあけて複数形成されている。第2パネル係止孔14gは、上下方向Dvに間隔をあけて複数形成されている。第2パネル係止孔14gは、側面14a上において、幅方向Dwで第2係止孔14hの外側に位置する部分に形成されている。本実施形態において、第2係止孔14hは、第2柱部材14の全長に亘って形成されている。一方、第2パネル係止孔14gは、第2柱部材14の上部及び下部のそれぞれ一部に形成されている。
梁材12は、幅方向Dwに延びている。梁材12は、幅方向Dwで互いに隣り合う第1柱部材13の上端部同士、中間部同士の間、及び幅方向Dwで互いに隣り合う第2柱部材14の上端部同士の間をそれぞれ架け渡している。
図1に示すように、パネル部20は、第1パネル21と、第2パネル22と、を備えている。
第1パネル21は、幅方向Dwで互いに隣り合う第1柱部材13同士の間を前後方向Daで遮る(閉塞する)よう設けられている。第1パネル21は、パネル本体21pと、パネル係止爪(不図示)と、を備えている。パネル本体21pは、正面視矩形の板状をなしている。パネル本体21pは、前後方向Daに直交する面に沿って設けられている。パネル本体21pは、第1柱部材13と上下方向Dvの高さ寸法が同等とされている。パネル係止爪(不図示)は、パネル本体21pの幅方向Dwの両端部のそれぞれにおいて、上下方向Dvに間隔をあけて複数設けられている。各パネル係止爪(不図示)は、第1柱部材13の側面13aに形成された第1パネル係止孔13gに係止される。これにより、第1パネル21は、幅方向Dwの両端部が第1柱部材13の側面13aに取り付けられている。
第2パネル22は、幅方向Dwで互いに隣り合う第2柱部材14同士の間を前後方向Daで遮る(閉塞する)よう設けられている。第2パネル22は、パネル本体22pと、パネル係止爪(不図示)と、を備えている。パネル本体22pは、正面視矩形の板状をなしている。パネル本体22pは、前後方向Daに直交する面に沿って設けられている。パネル本体22pは、第2柱部材14と上下方向Dvの高さ寸法が同等とされている。パネル係止爪(不図示)は、パネル本体22pの幅方向Dwの両端部のそれぞれに、上下方向Dvに間隔をあけて複数設けられている。各パネル係止爪(不図示)は、第2柱部材14の側面14aに形成された第2パネル係止孔14gに係止されている。これにより、第2パネル22は、幅方向Dwの両端部が第2柱部材14の側面14aに取り付けられている。
図5は、棚板ユニット30の側面図である。
図1、図4、図5に示すように、棚板ユニット30は、取付ブラケット(連結部材)31と、棚板部材(オプション部材)32とを備えている。
取付ブラケット31は、棚板ユニット30の幅方向Dwの両端部にそれぞれ設けられている。取付ブラケット31は、第1パネル21及び第2パネル22とは別体とされている。取付ブラケット31は、幅方向Dwで互いに隣り合う第1柱部材13同士及び第2柱部材14同士のそれぞれに取り付けられている。取付ブラケット31は、幅方向Dwを厚さ方向とする平板状に形成されている。
取付ブラケット31において、前後方向Daの一方の端部には、上下方向Dvに延びて、第1柱部材13の上部の側面13a、及び第2柱部材14の下部の側面14aに沿って配置される基部35が形成されている。基部35は、第1柱部材13の上部と第2柱部材14の下部とに跨がり、前後方向Daの他方の側から第1柱部材13及び第2柱部材14の側面13a、14aのうち、パネル21、22に対して幅方向Dwの外側に位置する部分に突き当たる。
取付ブラケット31の基部35には、複数の係止爪33が設けられている。本実施形態では、複数の係止爪33として、第1係止爪36と、第2係止爪37とが設けられている。第1係止爪36は、基部35に上下方向Dvに間隔をあけて複数設けられている。各第1係止爪36は、下方に向かって突出する下向係止片36tを有している。第2係止爪37は、基部35の上部に設けられている。第2係止爪37は、最も上方に位置する第1係止爪36の上方に設けられている。第2係止爪37は、上方に向かって突出する上向係止片37tと、下方に向かって突出する下向係止片37sと、を有している。
取付ブラケット31を取り付けるには、まず、第2係止爪37の上向係止片37tを、第2柱部材14の側面14aに形成された第2係止孔14hに斜め下方から挿入した後、取付ブラケット31を上方に移動させる。これにより、第1柱部材13の側面13aに形成された第1係止孔13h、及び第2柱部材14の第2係止孔14hに、複数の第1係止爪36が挿入可能となる。複数の第1係止爪36を、第1係止孔13h及び第2係止孔14hに挿入した後、取付ブラケット31を下方に移動させると、複数の第1係止爪36の下向係止片36tが、第1係止孔13h及び第2係止孔14hに係止される。また、この状態で、第2係止爪37の上向係止片37tは、第2係止孔14hに係止された状態を維持している。このようにして、取付ブラケット31は、第1柱部材13、及び第2柱部材14に対し、第1パネル21及び第2パネル22が取り付けられる側面13a、14aに取り付けられる。
棚板部材32は、幅方向Dwに延びている。棚板部材32は、上下方向Dvを厚さ方向とする平板状で、水平面に沿って設けられている。棚板部材32における幅方向Dwの両端部は、互いに隣り合う第1柱部材13及び第2柱部材14に取り付けられた取付ブラケット31に支持されている。このようにして、棚板部材32は、両端部の取付ブラケット31により、柱材11に取り付けられている。本実施形態において、棚板部材32の上面は、第2パネル22の下端よりも下方に位置している。したがって、本実施形態では、各取付ブラケット31は、各パネル21,22に対して幅方向Dwの外側に各パネル21,22を避けて配置され、棚板部材32は後端が第1パネル21に前後方向Daで近接又は当接している。
このように、本実施形態では、第1柱部材13及び第2柱部材14を接続する取付ブラケット31が、第1柱部材13の上部と第2柱部材14の下部とに跨がる構成とした。
このような構成によれば、取付ブラケット31の基部35を第1柱部材13の上部と第2柱部材14の下部とに跨がるように配置し、第1柱部材13と第2柱部材14とが、取付ブラケット31を介して強固に連結される。したがって、第1パネル21と第2パネル22とを備えた間仕切壁装置1Aを、強固な構成とすることができる。取付ブラケット31は、第1柱部材13の上部と第2柱部材14の下部とに跨がる簡易な構成であり、第1柱部材13、第2柱部材14への取り付けも容易である。その結果、コスト上昇、及び組立の手間増大を抑えつつ、上方に積み上げた第2パネル22が倒れる方向への強度を高めることができる。
本実施形態では、第1柱部材13及び第2柱部材14を接続する取付ブラケット31が、第1柱部材13の上部と第2柱部材14の下部とに跨がる基部35、及び第1柱部材13の第1係止孔13h、及び第2柱部材14の第2係止孔14hに係止される複数の係止爪33を有する構成とした。
このような構成によれば、取付ブラケット31の基部35を第1柱部材13の上部と第2柱部材14の下部とに跨がるように配置し、複数の係止爪33を、第1係止孔13h、及び第2係止孔14hに係止させる。これにより、第1柱部材13と第2柱部材14とが、取付ブラケット31を介して強固に連結される。したがって、第1パネル21と第2パネル22とを備えた間仕切壁装置1Aを、強固な構成とすることができる。取付ブラケット31は、基部35、及び係止爪33を少なくとも備えた簡易な構成であり、第1柱部材13、第2柱部材14への取り付けも容易である。その結果、コスト上昇、及び組立の手間増大を抑えつつ、上方に積み上げた第2パネル22が倒れる方向への強度を高めることができる。
本実施形態では、取付ブラケット31は、間仕切壁装置1Aに装着可能な棚板部材32を支持する。
このような構成によれば、取付ブラケット31が、第1柱部材13と第2柱部材14とを強固に連結する機能と、棚板部材32を支持する機能とを兼ね備えたものとなる。したがって、コスト上昇、及び組立の手間増大を、より一層抑えつつ、第2パネル22が倒れる方向への強度を高めることが可能となる。
本実施形態では、棚板部材32の両端部が、互いに隣り合う柱材11に取り付けられた取付ブラケット31に支持されている。
このような構成によれば、互いに隣り合う柱材11に取り付けられた取付ブラケット31同士が、棚板部材32によって連結される。これにより、互いに隣り合う柱材11同士が、より強固に連結される。また、棚板部材32は、その両端部が、柱材11に取り付けられた取付ブラケット31によって、強固に支持される。
本実施形態では、オプション部材として、棚板部材32を設ける構成とした。
このような構成によれば、棚板部材32を強固に設けるとともに、第1柱部材13及び第2柱部材14を強固に連結することができる。
特に、本実施形態では、棚板部材32の後端が第1パネル21に近接又は当接しているため、仮に第2パネル22が倒れる方向に変位した際に、棚板部材32が第1パネル21に当接することで、第2パネル22の変位を規制することも可能である。これにより、第2パネル22が倒れる方向への強度を高めることが可能となる。
本実施形態では、取付ブラケット31及びパネル21、22が、柱材11における同一面(側面13a、14a)に設けられた。
このような構成によれば、第1パネル21及び第2パネル22の取付作業と、取付ブラケット31を取り付ける作業とを、側面13a、14aに直交(対向)する方向から行うことができ、作業性を高めることができる。
本実施形態では、取付ブラケット31は、第1パネル21及び第2パネル22とは別体とされている。
このような構成によれば、第1パネル21や第2パネル22のレイアウト等に関わらず、取付ブラケット31によって第1柱部材13と第2柱部材14とを強固に連結することができる。したがって、例えば、第1柱部材13及び第1パネル21のみが設けられた間仕切壁装置1Aに第2柱部材14及び第2パネル22を追設する場合、取付ブラケット31によって、第1柱部材13と第2柱部材14とを強固に連結することで、第2パネル22を強固に支持することが可能となる。
本実施形態では、第1係止孔13h及び第1パネル係止孔13g同士、並びに第2係止孔14h及び第2パネル係止孔14g同士は、平面視で重なり合わない位置に形成された構成とした。
このような構成によれば、第1パネル21、第2パネル22の第1柱部材13、第2柱部材14への取付と、取付ブラケット31の柱材11への取付とを独立して行うことができる。
(実施形態の変形例)
上記実施形態では、間仕切壁装置1Aに設ける棚板ユニット30に、連結部材としての取付ブラケット31を設けるようにしたが、これに限らない。
図6は、上記間仕切壁装置1Bの変形例を示す斜視図である。図7は、間仕切壁装置1Bの変形例を示す拡大側面図である。
図6、図7に示すように、間仕切壁装置1Bには、連結部材としての取付ブラケット31を備えた天板ユニット50が設けられている。なお、本実施形態において、第1柱部材13(第1パネル21)の上下方向Dvでの長さは、第2柱部材14(第2パネル22)の上下方向Dvでの長さよりも短くなっている。
天板ユニット50は、天板部材(オプション部材)51と、取付ブラケット(連結部材)52と、を備えている。天板部材51は、板状で、上下方向Dvに直交する水平面に沿って設けられている。天板部材51の上面には、作業面51fが形成されている。取付ブラケット52は、天板部材51の幅方向Dwの両側に設けられている。取付ブラケット52は、上記実施形態の取付ブラケット31と同様、上下方向Dvに延びて、第1柱部材13の上部の側面13aと第2柱部材14の下部の側面14aとに沿って配置される基部35が形成されている。基部35は、第1柱部材13の上部と第2柱部材14の下部とに跨がり、前後方向Daの他方の側から第1柱部材13の側面13aと第2柱部材14の側面14aとの双方に突き当たる。また、取付ブラケット52の基部35には、複数の係止爪33として、第1係止爪36と、第2係止爪37とが設けられている。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明はこれら実施例に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。本発明は上述した説明によって限定されることはなく、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
例えば、棚板部材32や天板部材51は、一方の取付ブラケット31のみに設けるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、オプション部材として、棚板部材32や天板部材51を設けるようにしたが、これに限らず、照明装置、配線や配管を収容するダクト等を、オプション部材としても受けるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、連結部材として、棚板部材32や天板部材51を支持する取付ブラケット31、52を例示したが、これに限らない。連結部材は、オプション部材を支持するための取付ブラケットとしては用いず、基部35と複数の係止爪33のみを備え、第1柱部材13の上部と第2柱部材14の下部とを接続するものとしてもよい。
また、上述した実施形態では、取付ブラケット31、52を、第1柱部材13、第2柱部材14に対し、前後方向Daにおいて一方の側に設けるようにしたが、第1柱部材13、第2柱部材14の前後方向Daの両側に設けるようにしてもよい。
上述した実施形態では、第1柱部材13に対して一本の第2柱部材14を取り付ける構成について説明したが、この構成に限られない。例えば、第1柱部材13の上方に第2柱部材14を複数繋ぎ合わせてもよい。
また、上述した実施形態では、第1パネル21、及び第2パネル22と、取付ブラケット31、52との双方を、第1柱部材13、第2柱部材14の側面13a、14aに係止させるようにしたが、これに限らない。例えば、取付ブラケット31は、第1柱部材13、第2柱部材14の側面13a、14aに隣接する他の面等に係止させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、取付ブラケット31が、基部35と、第1柱部材13の第1係止孔13h、及び第2柱部材14の第2係止孔14hに係止される複数の係止爪33を有する構成としたがこれに限られない。
図8は、上記間仕切壁装置1Cの変形例を示す斜視図である。
図8に示すように、間仕切壁装置1Cの第1柱部材13Cは、前後方向Da両側の側面13aに、係合溝61を有している。係合溝61は、側面13aから前後方向Daに窪み、上下方向Dvに連続して延びている。また、第2柱部材14Cは、前後方向Da両側の側面14aに、係合溝62を有している。係合溝62は、側面14aから前後方向Daに窪み、上下方向Dvに連続して延びている。
取付ブラケット(連結部材)31Cは、第1柱部材13Cの上部と第2柱部材14Cの下部とに跨る上下方向Dvの大きさを有している。取付ブラケット31Cは、前後方向Daに分割された一対のブラケット分割体38A、38Bと、ブラケット分割体38A、38B同士を連結する連結具39と、を備えている。
ブラケット分割体38A、38Bは、上下方向Dvから見て略C字状で、それぞれ、幅方向Dw一方の側に、前後方向Daに突出して係合溝61、62に係合する係合突起38sを有している。
ブラケット分割体38A、38Bは、係合突起38sを係合溝61、62に係合させた状態で、幅方向Dw他方の側の端部38bが、第1柱部材13C、第2柱部材14Cから幅方向Dwの外側に突出する。ブラケット分割体38A、38Bの端部38bには、前後方向Daに突出する連結凸部38tが形成されている。
連結具39は、ボルト等からなり、ブラケット分割体38Aの連結凸部38tとブラケット分割体38Bの端部38bとを前後方向Daで向き合わせた状態で、ブラケット分割体38Aの端部38bとブラケット分割体38Bの端部38bとを連結する。
このような取付ブラケット31Cは、ブラケット分割体38A、38Bを第1柱部材13Cの上部と第2柱部材14Cの下部とに跨るようにして配置し、それぞれの係合突起38sを第1柱部材13Cの係合溝61と第2柱部材14Cの係合溝62に係合させる。この状態で、連結具39により、ブラケット分割体38A、38B同士を連結する。これにより、ブラケット分割体38A、38Bにより、第1柱部材13Cの上部と第2柱部材14Cの下部とが前後方向Daの両側から強固に挟持される。
このような構成の取付ブラケット31Cにおいても、第1パネル21と第2パネル22とを備えた間仕切壁装置1Cを、強固な構成とすることができる。取付ブラケット31Cは、第1柱部材13Cの上部と第2柱部材14Cの下部とに跨る簡易な構成であり、第1柱部材13C、第2柱部材14Cへの取り付けも容易である。その結果、コスト上昇、及び組立の手間増大を抑えつつ、上方に積み上げた第2パネル22が倒れる方向への強度を高めることができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した各変形例を適宜組み合わせてもよい。
1A、1B、1C 間仕切壁装置
11 柱材
13、13C 第1柱部材
13a、14a 側面
13g 第1パネル係止孔(パネル係止孔)
13h 第1係止孔
14、14C 第2柱部材
14g 第2パネル係止孔(パネル係止孔)
14h 第2係止孔
21 第1パネル
22 第2パネル
31、31C 取付ブラケット(連結部材)
32 棚板部材(オプション部材)
33 係止爪
35 基部
51 天板部材(オプション部材)
52 取付ブラケット(連結部材)
Dw 幅方向

Claims (8)

  1. 上下方向に沿って延びる複数本の第1柱部材と、
    前記複数の第1柱部材の上方において各別に設けられるとともに、上下方向に沿って延びる複数本の第2柱部材と、
    水平方向で互いに隣り合う前記第1柱部材同士の間を遮る第1パネルと、
    水平方向で互いに隣り合う前記第2柱部材同士の間を遮る第2パネルと、
    前記第1柱部材の上部と前記第2柱部材の下部とに跨がるように設けられ、前記第1柱部材の上部と前記第2柱部材の下部とを連結する連結部材と、を備える間仕切壁装置。
  2. 前記第1柱部材は、上下方向に間隔をあけて形成された複数の第1係止孔を有し、
    前記第2柱部材は、上下方向に間隔をあけて形成された複数の第2係止孔を有し、
    前記連結部材は、
    前記第1柱部材の上部と前記第2柱部材の下部とに跨がる基部と、
    前記基部に設けられて前記第1柱部材の前記第1係止孔、及び前記第2柱部材の前記第2係止孔に係止される複数の係止爪と、を有する
    請求項1に記載の間仕切壁装置。
  3. 前記連結部材は、前記間仕切壁装置に装着可能なオプション部材を支持する請求項1または2に記載の間仕切壁装置。
  4. 前記複数本の第1柱部材及び前記複数本の第2柱部材のうち、前記連結部材を介して上下方向に連結された前記第1柱部材及び前記第2柱部材は、柱材を構成し、
    前記オプション部材は、互いに隣り合う前記柱材に取り付けられた前記連結部材同士の間を架け渡している
    請求項3に記載の間仕切壁装置。
  5. 前記オプション部材は、棚板部材である
    請求項4に記載の間仕切壁装置。
  6. 前記連結部材及び前記第1パネルは、前記第1柱部材における同一側面に設けられ、
    前記連結部材及び前記第2パネルは、前記第2柱部材における同一側面に設けられている
    請求項1から5のいずれか一項に記載の間仕切壁装置。
  7. 前記連結部材は、前記第1パネル及び前記第2パネルとは別体とされている請求項1から6のいずれか一項に記載の間仕切壁装置。
  8. 前記第1柱部材のうち、平面視において前記第1係止孔と重なり合わない位置には、前記第1パネルが係止される複数の第1パネル係止孔が形成され、
    前記第2柱部材のうち、平面視において前記第2係止孔と重なり合わない位置には、前記第2パネルが係止される複数の第2パネル係止孔が形成されている請求項に記載の間仕切壁装置。
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