JP2800434B2 - 枠組棚の連結構造 - Google Patents

枠組棚の連結構造

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JP2800434B2
JP2800434B2 JP3118291A JP3118291A JP2800434B2 JP 2800434 B2 JP2800434 B2 JP 2800434B2 JP 3118291 A JP3118291 A JP 3118291A JP 3118291 A JP3118291 A JP 3118291A JP 2800434 B2 JP2800434 B2 JP 2800434B2
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俊二 信川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば工場内に設置
され、フオークリフトなどにより荷を出し入れする棚
や、自動化倉庫における棚の、特に荷支持部の連結に採
用される枠組棚の連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の枠組棚としては、たとえ
ば特開平2−33010 号公報に見られる構造が提供されて
いる。すなわち前後および左右に間隔をあけて支柱を立
設し、この支柱の前面にスリツト状係合孔を上下方向で
複数形成し、そしてL字状に形成されかつ連結部材に係
合爪を有する腕木を設け、前後の腕木の遊端間に左右方
向から当て付けた腕木レールを、左右方向のリベツトを
介して腕木に固定している。
【0003】この従来形式によると、支柱に対する腕木
の組み立ては、この腕木を前方に振った状態でスリツト
状係合孔に係合爪を係合させ、そして腕木を左右方向に
沿うように回動させたのち腕木レールを連結することで
行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来形
式によると、支柱に腕木を組み立てる際に、この腕木を
前方に振らなければならず、したがつて、たとえば後面
を壁体に近接させて支柱群を配設したときには、後位の
腕木を後方に振ることができないなど、その組み立て順
序などに制約を受ける。
【0005】また係合孔に係合爪を挿入し係合させるこ
とで支柱に腕木を組み立てた状態において、現地据付け
までの間に種々な力が加わって支柱や腕木に振動が生じ
たとき、係合爪の係合が簡単に外れる恐れがある。さら
に組み立てた状態において支柱と腕木との当接面間が十
分に密着せず、ガタ付きが生じて係合の外れの原因にも
なっている。
【0006】これに対してはリベツト打ちにより支柱と
腕木との結合を行うことも考えられるが、リベツト打ち
は面倒で容易に行えない。そして支柱に腕木を組み立て
た状態において、この腕木の一部が支柱前面より前方に
突出することになり、この突出部に荷の包装物が引っ掛
かるなど倉庫作業に悪影響が生じていた。
【0007】本発明の目的とするところは、支柱に対す
る腕木など他部材の連結を、密着度を向上して容易にか
つ強固に行え、しかも振動が付加されたとしてもガタ付
くことなく強固に行え、また、支柱の外面に対して他部
材が突出することなく連結を行える枠組棚の連結構造を
提供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の枠組棚の連結構造は、前後一対の支柱の側部
に腕木を取り付けるとともに、前後で対向した腕木の遊
端間に腕木レールを連結する枠組棚の連結構造であっ
て、前記支柱を外板部と左右の側板部とにより型材状に
形成し、前記側板部に係止部を、前後に所定間隔を置い
て二個でかつ上下方向に所定間隔を置いて複数個形成
し、前記腕木は、縦材部と、この縦材部の下端から左右
方向に延びる横材部とを有してL字状に形成するととも
に、縦材部における前後の縁から外方へ折り曲げ成形し
たリブ部と、横材部における前後の縁から下方へ折り曲
げ成形したリブ部とを一体に形成し、さらに前記腕木の
縦材部は、リブ部を介して前記側板部に当て付け自在
かつ外板部から外に突出しない寸法に設定し、この縦材
の上下方向複数箇所に、前記係止部に対して上方から
係止自在な被係止部を、各箇所にそれぞれ前後一対で
成し、係止部に対する被係止部の係止時に、これら支柱
縦材部のうちの一方に形成した係合孔に押し込み変形
自在な被係合片を他方に設けている。
【0009】
【作用】かかる本発明の構成によると、支柱に対して
の連結を行うに、まず支柱の側板部に対して縦材部を
左右方向から近接させ、係止部に被係止部を対向させる
とともに、側板部に縦材部のリブ部を密着させて当接さ
せる。次いで腕木を下降させ、係止部に対して被係止部
を上方から係止させる。そして被係合片を押し込み変形
させて係合孔に挿入させる。これにより腕木の上方移
動、すなわち抜け出し方向への移動を阻止し得る。
【0010】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図5に示すように枠組棚1は、前後および左右に
所定間隔をあけて支柱2が立設され、そして前後の支柱
2間は、下端部間に位置する水平材3と、複数の斜材4
とで互いに連結固定される。また左右の支柱2間は、枠
組棚1の背面の所定位置で横方向に連続する横ビーム5
より互いに連結固定され、その際に連結はボルトやリベ
ツトなどで行われる。枠組棚1の背面側において、支柱
2と横ビーム5の交差部にはブレース取り付け板6が設
けられ、これらブレース取り付け板6間にブレース7が
クロス状に取り付けられる。
【0011】各支柱2には、それぞれ左右の支柱2に向
かって水平方向に突出する腕木20が着脱自在に取り付け
られ、そして前後で対向した腕木20の遊端間には腕木レ
ール35が連結される。そして左右の腕木レール35間で、
パレツト50を介して荷51を、または直接に荷51を支持す
べく構成される。さらに支柱2の下端部には着座部材8
が取り付けられる。
【0012】図1〜図4に示すように前記支柱2は、互
いに対向する外板部10および内板部11と左右の側板部12
とを有し、内板部11の中央に長手方向にわたってスリッ
ト13を形成することで、断面がほぼC字状の型材状に形
成される。そして内板部11にはスリット13の端縁から90
度外側に折り曲げられて突出する左右一対の連結板部14
がスリット13に沿って互いに対向して形成される。この
連結板部14間には水平材3および斜材4の端部が挿入さ
れてリベットなどにより連結固定される。
【0013】そして左右の側板部12には、上下方向で少
し長い矩形孔状の通し孔15を前後方向に所定間隔置いて
二個でかつ上下方向に所定間隔置いて二個形成して、こ
れら通し孔15を形成する下縁を係止部16とし、かつ上位
の通し孔15を形成する上縁を反力受け部17てしている。
さらに四個の通し孔15の中央部に矩形孔状の係合孔18を
形成し、以てこれらを一組として上下方向に所定間隔を
あけて複数組配設している。
【0014】前記腕木20は他部材の一例であって、縦材
部21と、この縦材部21の下端から左右方向に延びる横材
部22とを形成すべく、プレス加工などによりL字状に成
形される。その際に、縦材部21における前後の縁からは
外方へと折り曲げ成形したリブ部23と、横材部22におけ
る前後の縁からは下方へと折り曲げ成形したリブ部24と
が一体に形成されている。そして縦材部21は、前記リブ
部23を介して前記支柱2の側面に当て付け自在となり、
このとき外板部10から外方に突出しない寸法に設定して
ある。
【0015】前記縦材部21の両リブ部23には、前記通し
孔15に対して左右方向から挿入自在でかつ前記係止部16
に上方から係止自在な突片状の被係止部25が、外方かつ
下方へ一体に突出させて上下一対に形成されている。そ
して上位の両被係止部25からは、前記反力受け部17に対
して内側から当接自在な当て片26が上方へ一体に形成さ
れている。
【0016】前記横材部22における各被係止部25の中央
部には、前記係止部16に対して被係止部25を上方から係
止させたときに、前記係合孔18に押し込み変形により挿
入自在な被係合片27を切り越し状に形成している。さら
に前記横材部22の中間には、前後方向で長い長孔状のス
リツト28が形成されている。またスリツト28と遊端との
間には下方への凹部30が形成され、この凹部30には上下
方向の連結用孔31が形成されている。
【0017】前記腕木レール35は、長板状の受け板部36
と、この受け板部31の幅方向の両縁から垂設した一対の
縦板部37,38 と、縦板部37,38 の下縁から相対向する側
に一体に連設した横板部39,40 により断面がチヤンネル
状に形成されている。
【0018】前記支柱2側の縦板部37の長さ方向の両端
部には、前記横材部22を避けるための切り欠き部41が形
成され、この切り欠き部41の中央部には、前記スリツト
28に対して上方から差し込み自在な位置決め片42を、前
記縦板部37と断面同形状にして設けている。さらに受け
板部36の両端でかつ幅方向の中央部には前記凹部30に上
方から嵌入自在な凹部43が形成され、この凹部43には前
記連結用孔31に合致自在な連結用孔44が形成されてい
る。そして両連結用孔31,44 間に上下方向のリベツト45
(連結具の一例であつてボルト・ナツトでもよい。)が
設けられる。前記受け板部36の奥端からは荷脱落防止用
の立ち上がり部46が一体に連設されている。
【0019】上記実施例において、水平材3や斜材4を
介して一体化した前後一対の支柱2に対して横ビーム5
やブレース7が連結され、以て枠組体が組み立てられ
る。このようにして組み立てられた枠組体に対して腕木
20の連結が行われる。すなわち支柱2に対して腕木20の
組み立てを行うに、まず腕木20の縦材部21を支柱2の側
面に対して左右方向から近接させて、通し孔15に当て片
26を挿入したのち、腕木20を上昇させて反力受け部17に
当て片26を当て付けるとともに、各通し孔15に被係止部
25を対向させる。
【0020】次いで通し孔15に被係止部25を挿入させ、
これにより支柱2の側板部12に縦材部21のリブ部23を十
分に密着させて当て付ける。そして腕木20を下降して係
止部16に対し被係止部25を上方から係合させ、これによ
り支柱2に対して腕木20が前方ならびに側方に離脱する
ことを防止し得る。このとき反力受け部17に対する当て
片26の当て付けは維持されている。
【0021】そして上述のような係合状態において、被
係合片27を押し込み変形させて係合孔18に挿入させる。
これにより腕木20の上方への移動を阻止し得、腕木20を
容易にかつ強固に支柱2に固定し得る。
【0022】次いで前後で相対向した腕木20間に対する
腕木レール35の連結が行われる。この連結は、腕木レー
ル35を下降してスリツト28に位置決め片42を差し込んで
凹部30に対して凹部43を上方から嵌合させ、以て横材部
22の遊端間に腕木レール35を載置させる。そして合致さ
せた連結用孔31,44 間にリベツト45を打ち込むことで腕
木レール35の連結を行える。
【0023】上記実施例では他部材として腕木20を示し
たが、これは棚板支持用のブラケツトや、引き出し棚を
支持案内するガイドレールを支柱2に固定するためのブ
ラケツトなどでもよい。
【0024】上記実施例では係合孔18を支柱2に形成し
被係合片27を腕木20に設けているが、これは被係止片27
を支柱2に設け、係合孔18を腕木20に形成してもよい。
【0025】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、支柱に対す
腕木の連結は、支柱の側板部に対して縦材部を左右方
向から近接させ、係止部に被係止部を対向させるととも
側板部に縦材部のリブ部を密着させて当接させ、次
いで腕木を下降させ、係止部に対して被係止部を上方か
ら係止させることにより、密着度を向上して容易にかつ
強固に行うことができる。
【0026】そして、被係合片を押し込み変形させて係
合孔に挿入させることにより、腕木の上方移動、すなわ
ち抜け出し方向への移動を阻止でき、したがって腕木の
連結は、振動が付加されたとしてもガタ付くことなく強
固に行うことができる。また連結は、支柱の外面に対し
て腕木が突出することなく行うことができ、荷の包装物
が引っ掛かることもなくて、常に好適な倉庫作業を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、腕木連結部の分解斜
視図である。
【図2】同腕木連結部の連結状態での縦断正面図であ
る。
【図3】同腕木連結部の連結状態での平面図である。
【図4】同腕木連結部の連結状態での一部切り欠き側面
図である。
【図5】同枠組棚の斜視図である。
【符号の説明】
1 枠組棚 2 支柱 10 外板部 12 側板部 15 通し孔 16 係止部 18 係合孔 20 腕木(他部材) 21 縦材部 22 横材部 25 被係止部 27 被係合片 35 腕木レール

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後一対の支柱の側部に腕木を取り付け
    とともに、前後で対向した腕木の遊端間に腕木レール
    を連結する枠組棚の連結構造であって、前記支柱を外板
    部と左右の側板部とにより型材状に形成し、前記側板部
    に係止部を、前後に所定間隔を置いて二個でかつ上下方
    向に所定間隔を置いて複数個形成し、前記腕木は、縦材
    部と、この縦材部の下端から左右方向に延びる横材部と
    を有してL字状に形成するとともに、縦材部における前
    後の縁から外方へ折り曲げ成形したリブ部と、横材部に
    おける前後の縁から下方へ折り曲げ成形したリブ部とを
    一体に形成し、さらに前記腕木の縦材部は、リブ部を介
    して前記側板部に当て付け自在でかつ外板部から外に突
    出しない寸法に設定し、この縦材部の上下方向複数箇所
    に、前記係止部に対して上方から係止自在な被係止部
    、各箇所にそれぞれ前後一対で形成し、係止部に対す
    る被係止部の係止時に、これら支柱と縦材部のうちの一
    方に形成した係合孔に押し込み変形自在な被係合片を他
    方に設けたことを特徴とする枠組棚の連結構造。
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