JP5144478B2 - 半導体ウエハ収納キャリア - Google Patents

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本発明は半導体ウエハ収納キャリアに係り、更に詳しくは、半導体ウエハの撓みを防止した状態で収納できるとともに、収納された半導体ウエハを外部から遮蔽することに適した半導体ウエハ収納キャリアに関する。
半導体ウエハ(以下、単に、「ウエハ」と称する)の収納キャリアとしては、例えば、特許文献1に記載されているように、上下方向において多段状に収納できる構成が知られている。この収納キャリアは、出し入れ口を備えたキャリア本体と、このキャリア本体を形成する側壁内面側に設けられた左右一対のレール状をなす第1の支持部と、これら第1の支持部間に設けられた第2の支持部とを備えて構成されている。
特開2000−332097号公報
特許文献1に記載された収納キャリアは、第2の支持部16によってウエハ12の自重による撓み防止を図るものであるが、第1の支持部15間であってキャリア本体部11の開口部付近のウエハ12部分(略U字状の挿入部17に対応するウエハ12部分)は、何にも支持されていないため、この領域が撓んでしまう。同文献1には、挿入部17は、ウエハ搬送アーム22の移動可能な範囲において最小限の隙間とあるが、数十μmにまで研削されたウエハを対象とした場合、そのような隙間であってとしても、そこでの撓みは確実にウエハにストレスを与えてしまう、という不都合を招来する。これは、ウエハの外周全域が支持部によって支持されていないことに起因する。
[発明の目的]
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、ウエハの撓みを防止した状態で当該ウエハを支持できるとともに、外部から遮蔽した状態で収納することのできる半導体ウエハ収納キャリアを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、半導体ウエハを支持する支持体と、この支持体を介して半導体ウエハを多段状に収納するキャリア本体とを含む半導体ウエハ収納キャリアであって、
前記キャリア本体は、前記支持体を出し入れする開口部と、支持体を支持する受け部とを備え、前記支持体は、半導体ウエハの少なくとも外周全域を支持するとともに前記受け部に対して摺動可能な支持部と、この支持部の一端側に連なって前記開口部を遮蔽可能とする遮蔽部とを備え、前記支持部は、キャリア本体の内周形状に対応する外周形状を備え、前記遮蔽部は、隣接する遮蔽部と同一面内に連なって前記開口部を隙間なく塞ぐ形状に設けられる、という構成を採っている。
本発明において、前記支持体がキャリア本体から抜け出すことを規制するロック手段を含む構成としてもよい。このロック手段は、キャリア本体と支持部とに設けられたロック穴と、これらロック穴に挿抜可能なロック軸とにより構成することができる。
また、前記支持体は、前記支持部を介して半導体ウエハを吸引保持可能とする貫通孔を備える、という構成を採ってもよい。
本発明によれば、支持体がウエハの少なくとも外周全域を支持する形状を備えているため、ウエハの外周側が撓んでしまうような不都合を確実に解消することができる。また、支持体を介してウエハがキャリア本体に対して出し入れ可能となり、ウエハを搬送若しくは移載する際に、支持体と共にキャリア本体から引き出した状態で行うことができる。しかも、遮蔽部の存在によりキャリア本体内への塵埃進入を防止でき、ウエハに塵埃が付着するおそれを回避することができる
た、前記遮蔽部の表面を平滑として隣接する支持体の遮蔽部と同一面内で連なって開口部を隙間なく塞ぐ構成により、キャリア本体内の遮蔽性を向上させて塵埃進入をより効果的に防止することができる。
更に、ロック手段を設けた構成では、当該半導体ウエハ収納キャリアを搬送するときに、キャリア本体から支持体が不用意に抜け出ることを防止することができる。
また、支持体が支持部を介して半導体ウエハを吸引保持可能とする貫通孔を備えた構成によれば、支持体と共にウエハを吸着保持して搬送したり、支持体と共にウエハを吸着保持したりすることが可能となる
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1には、本実施形態に係る半導体ウエハ収納キャリアの概略斜視図が示され、図2には、その部分断面図が示されている。これらの図において、半導体ウエハ収納キャリア10は、キャリア本体11と、当該キャリア本体11に開口部18側から出し入れ可能に設けられた複数の支持体12とを備えて構成されている。キャリア本体11は、開口部18側から見て左右一対の側壁14と、これら側壁14から開口部18の反対側に連なる半円弧状の後壁15と、これら側壁14及び後壁15の上下に位置する頂壁16及び底壁17とを備えて形成されている。側壁14の内面側には、支持体12を出し入れ方向に摺動可能に支持するレール状の受け部20が左右一対の関係で、上下方向に複数形成されている。また、頂壁16の開口部18側には、ロック手段21を構成するロック軸23の挿抜を可能とするロック穴22が形成されている一方、底壁17には、ロック軸23の下端側を受容して当該ロック軸23の差し込み限となる凹部24が形成されている。
前記支持体12は、ウエハWを支持する板状の支持部25と、この支持部25の一端から起立する方向に向けられた遮蔽部26とからなる。支持部25は、キャリア本体11の内周形状に対応する略U字状の外周形状を備えているとともに、その一端側には、支持体12をキャリア本体11内に収納したときに、ロック穴22と同一軸線上に位置してロック手段21を構成するロック穴27が形成されている。また、遮蔽部26は、その表面が平滑に設けられ、当該遮蔽部26により、各支持体12をキャリア本体11内に収納したときに、隣接する遮蔽部26が同一面内で連なって開口部18を隙間なく塞ぎ、キャリア本体11内に塵埃が進入できないようになっている(図2(B)参照)。
以上の構成において、ウエハWをキャリア本体11内に収納するときは、図示しない移載アーム等を介してウエハWを支持体12の支持部25に載置し、当該支持部25の左右両側下部をキャリア本体11の受け部20に乗せて挿入することにより行うことができる。この際、支持体12は、支持部25の他端側外周がキャリア本体11の後壁15内周面に突き当たるとともに、遮蔽部26の裏面が受け部20に突き当たって挿入限に保たれる(最上段に挿入される支持体12の遮蔽部26の裏面は、受け部20に突き当たらない)。
ウエハWをキャリア本体11から取り出すときは、遮蔽部26の表面を図示しない吸着パッドで吸着し、当該吸着パッドを後退させることによって支持体12をキャリア本体11から引き出し、図示しない移載アームを介してウエハWを吸着保持して行うことができる。
なお、支持体12を介してウエハWをキャリア本体11内に収納した状態で、ロック軸23をロック穴22、27及び凹部24に差し込んで全ての支持体12の不用意な抜け出しを規制した状態に保つことができる。
従って、このような実施形態によれば、ウエハWが支持部25に支持されているため、ウエハWが撓んだ状態で支持されるような不都合を確実に解消することができる、という効果を得る。
更に、遮蔽部26により、キャリア本体11の内部を外部から遮断して閉塞した状態に保ち得るので、ウエハWに塵埃等が付着するおそれを回避若しくは低減することができる。
本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施の形態に関して特に図示し、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上に述べた実施の形態に対し、形状、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、図3(A)に示されるように、支持体12の支持部25に、ウエハWの外径よりも小さい径の穴30を備え、当該穴30の外側でウエハWの外周全域を支持するようにしてもよい。このような構成によれば、ウエハWの内側領域を非接触で支持することができる上、ウエハWの撓みも効果的に防止することが可能となる。
また、図3(B)に示されるように、支持部25の面内に、位置決め手段としての凸部40を設けることもできる。この凸部40は、その内側にウエハWを受容した状態で、当該ウエハWの横滑りを防止できる。このような構成とすることで、支持部25を摺動させても、ウエハWを支持部25上の定位置に保つことができる。なお、凸部40は、図3(B)のように環状であってもよいし、断続的に設けてもよい。
更に、図3(C)に示されるように、支持体12は、支持部25を貫通する貫通孔50を設けてもよい。このような貫通孔50を設けた場合には、ウエハWを支持体12と共にキャリア本体11から引き出し、例えば、支持部25を介在させた状態で、吸着テーブルにウエハWを吸着保持して搬送することができる。
また、半導体ウエハは、シリコンウエハや化合物ウエハであってもよい。
更に、ロック手段21は、前記実施形態のものに限定されることはなく、例えば、側壁14側から回動して遮蔽部26の表面に当接し、当該遮蔽部26の抜け出しを規制するようにしてもよい。
実施形態に係る半導体ウエハ収納キャリアの概略斜視図。 (A)、(B)は、前記半導体ウエハ収納キャリアの部分断面図。 (A)〜(C)は、支持体の変形例を示す概略斜視図。
符号の説明
10 半導体ウエハ収納キャリア
11 キャリア本体
12 支持体
18 開口部
20 受け部
21 ロック手段
25 支持部
26 遮蔽部
30 穴
40 凸部(位置決め手段)
50 貫通孔
W 半導体ウエハ

Claims (3)

  1. 半導体ウエハを支持する支持体と、この支持体を介して半導体ウエハを多段状に収納するキャリア本体とを含む半導体ウエハ収納キャリアであって、
    前記キャリア本体は、前記支持体を出し入れする開口部と、支持体を支持する受け部とを備え、
    前記支持体は、半導体ウエハの少なくとも外周全域を支持するとともに前記受け部に対して摺動可能な支持部と、この支持部の一端側に連なって前記開口部を遮蔽可能とする遮蔽部とを備え
    前記支持部は、キャリア本体の内周形状に対応する外周形状を備え、前記遮蔽部は、隣接する遮蔽部と同一面内に連なって前記開口部を隙間なく塞ぐ形状に設けられていることを特徴とする半導体ウエハ収納キャリア。
  2. 前記支持体がキャリア本体から抜け出すことを規制するロック手段を含むことを特徴とする請求項1記載の半導体ウエハ収納キャリア。
  3. 前記支持体は、前記支持部を介して半導体ウエハを吸引保持可能とする貫通孔を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の半導体ウエハ収納キャリア。
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