JP5137752B2 - ボールペン及びボールペンの製造方法 - Google Patents

ボールペン及びボールペンの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、ボールペン及びボールペンの製造方法に関する。詳細には、金属製のチップ本体の先端に内向きの先端縁部を設け、前記先端縁部の後方のチップ本体内面に内方への押圧変形により凸曲面状表面を有する複数の内方突出部を設け、前記先端縁部と前記内方突出部との間にボールを回転可能に抱持し、前記内方突出部の相互間にスプリングのロッド部を挿通させたボールペン及びそのボールペンの製造方法に関する。
特許文献1には、金属製のチップ本体の先端縁部と、前記チップ本体内面に内方への押圧変形により形成した複数の内方突出部との間で、ボールを回転可能に抱持し、前記内方突出部の相互間のインキ流出間隙に、ボールを前方に付勢するスプリングのロッド部を挿通させたボールペンが開示されている。また、特許文献1には、内方突出部の内面の頂部はなだらかな曲面を有し、それにより、ロッド部を後方よりインキ流出間隙に挿入させる際、ロッド部の先端を、内方突出部の後面に引っ掛けることなく、内方突出部の後面に沿って滑らかにインキ流出間隙の中心側にガイドすることができることが記載されている。
特許文献2には、金属製のパイプの先端近傍を内方に押圧変形したボール受け座用の複数の内方突出部と、前記パイプの先端を内方に押圧変形させ形成した先端縁部とによって、先端にボールを回転自在に抱持したボールペンチップであって、内方突出部の凸面前側に円錐凹面状のボール受け座を圧潰形成したことが記載されている。
特開2003−136877号公報 特許第3590913号公報
前記特許文献1のボールペンにおいて、一般に、チップ本体を構成する金属製細管の内面は、全体に微細な凹凸があり、自ずとそのチップ本体の内面に内方への押圧変形により形成した内方突出部の表面にも、微細な凹凸が存在する。そのため、もし、スプリングのロッド部の先端が切断時のバリ等によって鋭利な状態になっていると、該ロッド部の先端が内方突出部の後側表面に引っ掛かり、ロッド部が適正にボール後面に到達せず、組立不良となるおそれがある。
前記特許文献2のボールペンチップは、内方突出部の前側表面に円錐凹面状のボール受け座が圧潰形成されているとしても、内方突出部の後側表面には、微細な凹凸が存在する。そのため、もし、この特許文献2のボールペンチップ内にスプリングのロッド部を挿入したとしても、特許文献1と同様、ロッド部の鋭利な先端が内方突出部の後側表面に引っ掛かり、組立不良となるおそれがある。
本発明は、前記従来の問題点を解決するものであって、ロッド部の先端が鋭利な状態になっていても、ロッド部の先端が内方突出部の後側表面に引っ掛かることを回避できるボールペン及びボールペンの製造方法を提供しようとするものである。
尚、本発明において、「前」とはボール側を指し、「後」とはその反対側を指す。
[1]本願の第1の発明は、金属製のチップ本体2の先端に内向きの先端縁部22を設け、前記先端縁部22の後方のチップ本体2側壁内面に内方への押圧変形により複数の内方突出部23を設け、前記先端縁部22と前記内方突出部23との間にボール21を回転可能に抱持し、前記各々の内方突出部23が凸曲面状表面を有し、前記内方突出部23の相互間にスプリング3のロッド部31を挿通させ、前記ロッド部31を前記ボール21の後面に当接させ、前記ロッド部31が前記ボール21を前方に付勢することによって、前記ボール21を前記先端縁部22の内面に密接させてなるボールペンであって、前記各々の内方突出部23の後側表面の中心部に傾斜状の平滑面23bを形成し、前記平滑面23bを、前記平滑面23b以外の前記内方突出部23の後側表面よりも平滑にしたことを要件とする。
前記第1の発明のボールペン1は、スプリング3のロッド部31をチップ本体2内に挿入する際、ロッド部31の鋭利な先端が内方突出部23の後側表面に当接した場合でも、ロッド部31の先端が斜面状の平滑面23bに沿ってチップ本体2の軸心側にガイドされるか、あるいは、ロッド部31の先端が内方突出部23の後側表面の凸曲面に沿って移動する。そのため、ロッド部31の先端が内方突出部23の後側表面に引っ掛かることを回避でき、組立不良の発生を抑止できる。
尚、前記第1の発明において、前記内方突出部23の後側表面の中心部とは、各々の内方突出部23の凸曲面状の後側表面を後方から見たときの、各々の内方突出部23の径方向に延びる中心線の上(即ち、各々の内方突出部23の後側表面の稜線上)をいう。
前記第1の発明において、前記平滑面23bは、容易な形成が可能な点で、単一の平面、複数の平面または凹曲面が好ましい。
[2]本願の第2の発明は、前記第1の発明のボールペン1において、前記傾斜状の平滑面23bを円錐凹面状に圧潰形成したことを要件とする。
前記第2の発明のボールペン1は、円錐凹面状であるため、ロッド部31の先端を確実にチップ本体2の軸心にガイドしやすい。また、前記第2の発明のボールペン1は、前記傾斜状の平滑面23bを圧潰形成により構成したことにより、傾斜状の平滑面23bを、内方突出部23の後側表面の中心部に容易に得ることができる。
[3]本願の第3の発明は、金属製細管6の先端に内向きの先端縁部22を設け、前記先端縁部22の後方の金属製細管6の側壁内面に内方への押圧変形により複数の内方突出部23を設け、前記先端縁部22と前記内方突出部23との間にボール21を回転可能に抱持し、前記各々の内方突出部23が凸曲面状表面を有し、前記内方突出部23の相互間にスプリング3のロッド部31を挿通させ、前記ロッド部31を前記ボール21の後面に当接させ、前記ロッド部31が前記ボール21を前方に付勢することによって、前記ボール21を前記先端縁部22の内面に密接させてなるボールペンの製造方法であって、複数のポンチ9で前記金属製細管6の側壁を内方に押圧することによって複数の内方突出部23を形成し、それと同時に、第一のガイドピン7の尖頭部71で前記各々の内方突出部23の前側表面にボール受け座23aを圧潰形成し、且つ、第二のガイドピン8の尖頭部81で前記各々の内方突出部23の後側表面の中心部に傾斜状の平滑面23bを圧潰形成したことを要件とする。
前記第3の発明のボールペンの製造方法によれば、スプリング3のロッド部31を金属製細管6内に挿入する際、ロッド部31の鋭利な先端が内方突出部23の後側表面に当接した場合でも、ロッド部31の先端が平滑面23bに沿って金属製細管6の軸心側にガイドされ、ロッド部31の先端が内方突出部23の後側表面に引っ掛かることを回避でき、組立不良の発生を抑止できるボールペンを容易に得ることができる。
また、前記第3の発明のボールペンの製造方法によれば、内方突出部23形成と、ボール受け座23aの圧潰形成と、平滑面23bの圧潰形成とを同時に行うことができ、製造工程を増加させる必要がない。
尚、前記第3の発明において、前記内方突出部23の後側表面の中心部とは、各々の内方突出部23の凸曲面状の後側表面を後方から見たときの、各々の内方突出部23の径方向に延びる中心線の上(即ち、各々の内方突出部23の後側表面の稜線上)をいう。
[4]本願の第4の発明は、前記第3の発明のボールペンの製造方法において、複数のポンチ9で前記金属製細管6の側壁を内方に押圧することによって複数の内方突出部23を形成し、それと同時に、第一のガイドピン7の円錐面状の尖頭部71で前記各々の内方突出部23の前側表面に円錐凹面状のボール受け座23aを圧潰形成し、且つ、第二のガイドピン8の円錐面状の尖頭部81で前記各々の内方突出部23の後側表面の中心部に円錐凹面状の平滑面23bを圧潰形成したことを要件とする。
前記第4の発明のボールペンの製造方法によれば、平滑面23bが円錐凹面状に圧潰形成されるため、ロッド部31の先端を確実にチップ本体2の軸心にガイドしやすいボールペン1を得る。また、前記第4の発明のボールペンの製造方法によれば、第一のガイドピン7の尖頭部71及び第二のガイドピン8の尖頭部81を円錐面状にしたことにより、内方突出部23と第一のガイドピン7の先頭部71の円周方向の向き及び内方突出部23と第二のガイドピン8の先頭部81の円周方向の向きを合わせる必要がなく、製造が容易となる。
[5]本願の第4の発明は、前記第3または第4の発明のボールペンの製造方法において、前記第一のガイドピン7の尖頭部71の先端、前記第二のガイドピン8の尖頭部81の先端の何れか一方に凹部を形成し、ボール受け座23a及び平滑面23bを圧潰形成する時、前記凹部に他のガイドピンの尖頭部の先端を挿入してなることを要件とする。
前記第4の発明のボールペンの製造方法によれば、ボール受け座23a及び平滑面23bを圧潰形成する時、一方のガイドピンの尖頭部の先端に形成した凹部に他のガイドピンの尖頭部の先端を挿入することにより、第一のガイドピン7と第二のガイドピン8との干渉を回避でき、ボール受け座23a及び平滑面23bを適正に圧潰形成できる。
本発明のボールペンによれば、ロッド部の先端が内方突出部の後側表面に引っ掛かることを回避し、組立不良の発生を抑止できる。
本発明のボールペンの製造方法によれば、ロッド部の先端が内方突出部の後側表面に引っ掛かることを回避し、組立不良の発生を抑止できるボールペンを容易に得る。
図1乃至図4に本発明の実施の形態を示す。
本実施の形態のボールペン1は、先端にボール21を回転可能に抱持されたチップ本体2と、該チップ本体2の後部が保持されるペン先保持筒4と、該ペン先保持筒4の後端部が圧入固着され且つ内部にインキが充填されたインキ収容筒5とからなる。前記ペン先保持筒4内部及びチップ本体2内部には、ボール21を前方に押圧するスプリング3が配置される。
前記チップ本体2は、金属製(例えば、SUS304,SUSU316,SUS321等のステンレス鋼製)の細管6からなる。前記チップ本体2の先端には、カシメ加工により内向きの先端縁部22が形成され、前記先端縁部22の僅かに後方のチップ本体2の側壁内面には、内方への押圧変形により複数(例えば4個)の内方突出部23が周方向に等間隔に形成される。前記先端縁部22と前記内方突出部23との間でボール21が回転可能に抱持される。前記内方突出部23相互間に、中心部より径方向外方に放射状に延びるインキ流出間隙が形成される。前記各々の内方突出部23は凸曲面状の表面を有する。
前記各々のチップ本体2の内方突出部23の後側表面の中心部には、円錐凹面状の平滑面23bが圧潰形成される。前記平滑面23bは、該平滑面23b以外の内方突出部23の後側表面より平滑である。前記平滑面23bは、傾斜状(即ち、前方に向かうに従いチップ本体2の軸心側に近付く傾斜状)である。
また、前記チップ本体2の内方突出部23の前側表面の中心部には、円錐凹面状のボール受け座23aが圧潰形成される。前記ボール受け座23aにボール21が線状接触される。
前記スプリング3は、軸方向に延びるロッド部31と該ロッド部31の後端に一体に連設されたコイル部32とからなる。前記ロッド部31は、チップ本体2内に挿通され、前記コイル部32が、ペン先保持筒4の内面の係止突起に係止される。前記ロッド部31の先端は、内方突出部23相互間(インキ流出間隙の中心部)に挿通されるとともに、ボール21後面に当接され、ボール21を前方に付勢する。前記ロッド部31によるボール21の前方付勢によって前記先端縁部22内面にボール21が密接される。それにより、ペン先からのインキ漏出やペン先からの空気混入を防止できる。
次に,本実施の形態のボールペンの製造方法について説明する。
図2(a)に示すように、金属製の細管6の先端部外面に円錐面状の傾斜面を形成する。前記金属製細管6の先端部は、後にカシメ加工により内向きの先端縁部22を構成する。
次に、前記図2(a)の細管6を用い、前記図2(b)に示すように、第一のガイドピン7の円錐面状の尖頭部71を前記金属製細管6の先端開口側から挿入し、第二のガイドピン8の円錐面状の尖頭部81を前記金属製細管6の後端開口側から挿入し、前記金属製細管6の先端近傍の側壁を、複数のポンチ9の円錐面状の尖頭部により径方向内方に押圧変形する。それにより、金属製細管6の先端近傍内面に複数の内方突出部23が形成されるとともに、第一のガイドピン7の尖頭部71により各々の内方突出部23の前側表面に円錐凹面状のボール受け座23aが圧潰形成され、且つ、第二のガイドピン8の尖頭部81により各々の内方突出部23の後側表面に傾斜状(即ち円錐凹面状)の平滑面23bが圧潰形成される。即ち、前記ポンチ9、前記第一のガイドピン7、及び前記第二のガイドピン8によって、金属製細管6の側壁の外面と内面とを挟持することによって、内方突出部23、ボール受け座23a、及び平滑面23bが同時に形成される。
図2(b)において、前記第二のガイドピン8の尖頭部81の先端には、凹部82が形成され、前記凹部82に第一のガイドピン7の尖頭部71の先端が挿入され、第一のガイドピン7と第二のガイドピン8との干渉を容易に回避できる。尚、本発明において、本実施の形態以外にも、凹部を第一のガイドピン7の尖頭部71の先端に設け、その尖頭部71の凹部に第二のガイドピン8の尖頭部81の先端を挿入することによっても、前記同様、第一のガイドピン7と第二のガイドピン8との干渉を容易に回避できる。
前記内方突出部形成工程(図2)の後において、前記ボール受け座23a及び前記平滑面23bは、図3に示すように、円錐凹面状である。前記平滑面23bは、各々の内方突出部23の後側表面の中心部に形成される。前記平滑面23bは、平滑面23bを除く内方突出部23の後側表面よりも平滑に形成される。また、前記ボール受け座23aは、各々の内方突出部23の前側表面の中心部に形成される。
図4(a)に示すように、チップ本体2の先端にはボール21が回転可能に抱持されている。これは、図3に示す金属製細管6の先端にボール21を挿入するとともに金属製細管6の先端にカシメ加工により内向きの先端縁部22を形成することによって得られる。
図4(b)に示すように、前記図4(a)に示すチップ本体2の後端開口部よりスプリング3のロッド部31が挿入される。前記ロッド部31の先端は、チップ本体2の軸心から外れた場合でも、内方突出部23の後側表面の平滑面23bに沿ってチップ本体2の軸心側にガイドされるため、ロッド部31の先端が内方突出部23の後側表面に引っ掛かることを回避できる。
そして、図4(c)に示すように、適正にロッド部31の先端がボール21の後面に当接し、ボール21を前方に付勢することができる。
本発明の実施の形態を示す要部縦断図である。 本発明の実施の形態において、(a)が内方突出部形成工程前の金属製細管の縦断面図であり、(b)が内方突出部形成工程を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態において、(a)が内方突出部形成工程後の金属製細管の縦断面図であり、(b)が前記図3(a)のA−A線断面図であり、(c)が前記図3(a)のB−B線断面図である。 本発明の実施の形態において、(a)がボール抱持工程後を示す縦断面図であり、(b)がロッド部挿入時を示す縦断面図であり、(c)がロッド部挿入後を示す縦断面図である。
符号の説明
1 ボールペン
2 チップ本体
21 ボール
22 先端縁部
23 内方突出部
23a ボール受け座
23b 平滑面
3 スプリング
31 ロッド部
32 コイル部
4 ペン先保持筒
5 インキ収容筒
6 細管
7 第一のガイドピン
71 尖頭部
8 第二のガイドピン
81 尖頭部
82 凹部
9 ポンチ

Claims (5)

  1. 金属製のチップ本体の先端に内向きの先端縁部を設け、前記先端縁部の後方のチップ本体側壁内面に内方への押圧変形により複数の内方突出部を設け、前記先端縁部と前記内方突出部との間にボールを回転可能に抱持し、前記各々の内方突出部が凸曲面状表面を有し、前記内方突出部の相互間にスプリングのロッド部を挿通させ、前記ロッド部を前記ボールの後面に当接させ、前記ロッド部が前記ボールを前方に付勢することによって、前記ボールを前記先端縁部の内面に密接させてなるボールペンであって、
    前記各々の内方突出部の後側表面の中心部に傾斜状の平滑面を形成し、前記平滑面を、前記平滑面以外の前記内方突出部の後側表面よりも平滑にしたことを特徴とするボールペン。
  2. 前記傾斜状の平滑面を円錐凹面状に圧潰形成した請求項1記載のボールペン。
  3. 金属製細管の先端に内向きの先端縁部を設け、前記先端縁部の後方の金属製細管の側壁内面に内方への押圧変形により複数の内方突出部を設け、前記先端縁部と前記内方突出部との間にボールを回転可能に抱持し、前記各々の内方突出部が凸曲面状表面を有し、前記内方突出部の相互間にスプリングのロッド部を挿通させ、前記ロッド部を前記ボールの後面に当接させ、前記ロッド部が前記ボールを前方に付勢することによって、前記ボールを前記先端縁部の内面に密接させてなるボールペンの製造方法であって、
    複数のポンチで前記金属製細管の側壁を内方に押圧することによって複数の内方突出部を形成し、それと同時に、第一のガイドピンの尖頭部で前記各々の内方突出部の前側表面にボール受け座を圧潰形成し、且つ、第二のガイドピンの尖頭部で前記各々の内方突出部の後側表面の中心部に傾斜状の平滑面を圧潰形成したことを特徴とするボールペンの製造方法。
  4. 複数のポンチで前記金属製細管の側壁を内方に押圧することによって複数の内方突出部を形成し、それと同時に、第一のガイドピンの円錐面状の尖頭部で前記各々の内方突出部の前側表面に円錐凹面状のボール受け座を圧潰形成し、且つ、第二のガイドピンの円錐面状の尖頭部で前記各々の内方突出部の後側表面の中心部に円錐凹面状の平滑面を圧潰形成したことを特徴とする請求項3記載のボールペンの製造方法。
  5. 前記第一のガイドピン尖頭部の先端、前記第二のガイドピンの尖頭部の先端の何れか一方に凹部を形成し、ボール受け座及び平滑面を圧潰形成する時、前記凹部に他のガイドピンの尖頭部の先端を挿入してなる請求項3または4記載のボールペンの製造方法。
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