JP2003276387A - ボールペン - Google Patents

ボールペン

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JP2003276387A
JP2003276387A JP2002080267A JP2002080267A JP2003276387A JP 2003276387 A JP2003276387 A JP 2003276387A JP 2002080267 A JP2002080267 A JP 2002080267A JP 2002080267 A JP2002080267 A JP 2002080267A JP 2003276387 A JP2003276387 A JP 2003276387A
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ball
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writing
inward
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JP2002080267A
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English (en)
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Yoichi Takasu
洋一 高須
Masahiro Kondo
正広 近藤
Masashi Ando
正史 安藤
Hideyuki Tanaka
秀之 田中
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Pilot Ink Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低筆記圧領域においてスムーズな筆記感と、
カスレや途切れのない安定した筆跡性能を満足させ、筆
記時の疲労感を軽減させる。 【解決手段】 ボール3の後面を前方に付勢する弾発部
材5を配して、非筆記時には、内向きの先端縁部21と
ボール3とがを密接状態にさせ、筆記時には、筆圧によ
りボール3を後退させてインキを流出可能に構成したチ
ップ本体2を備える。筆記圧50gのときの、単位筆跡
幅当たりのインキ消費量を、X50とし、筆記圧100g
のときのそれをX100 とするとき、X50及びX100 が2
00〜700mg/mmの範囲にあり、且つ、X50/X
100 =0.8〜1.2を満たすインキ流出特性を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボールペンに関す
る。詳細には、非筆記時では、ボール後面が弾発部材に
より前方に付勢されて先端縁部の内面にボールが密接状
態にあり、筆記時では、筆圧によりボールを後退させ、
ボールと先端縁部との密接状態を解除して、ボールの回
転と共にインキを流出させるチップ本体を備えたボール
ペンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、前記タイプのボールペンの基
本的構成は、実開平6−53185号公報等に開示され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種のボール
ペンにあっては、筆記圧の変動によるインキ流出性にバ
ラツキが生じがちであり、殊に低筆記圧領域(具体的に
は筆記圧50g近傍)におけるインキ流出性が、中程度
の筆記圧領域(具体的には筆記圧100g近傍)に較べ
て少なく、筆記感と筆跡性能を満足させ難い。
【0004】本発明者は、前記従来の不具合を解消する
ために、低筆記圧領域におけるインキ流出特性や、弾発
部材を含めたチップ本体の構成要件等について追求し、
低筆記圧領域においてスムーズな筆記感と、カスレや途
切れのない安定した筆跡性能を満足させ、筆記時の疲労
感を軽減させるボールペンを提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】(請求項1)本発明は、
先端部にボール3を回転可能に抱持し、前記ボール3の
後面を前方に付勢する弾発部材5を配して、非筆記時に
は、内向きの先端縁部21とボール3とを密接状態にさ
せ、筆記時には、筆圧によりボール3を後退させてイン
キを流出可能に構成したチップ本体2を備え、前記チッ
プ本体2の後方のインキ収容部7には、E型回転粘度計
(EM,EL,EH型回転粘度計)における100rp
mにおける測定粘度(20℃)が3〜160mPa・s
の範囲にあり、且つ剪断減粘性指数が0.2〜0.99
の範囲から選ばれる剪断減粘性インキ、又は20℃にお
ける粘度が1〜50mPa・sの範囲にある非剪断減粘
性インキが充填され、前記インキ71の後端には、前記
インキ71の消費に追従するインキ追従体72が配置さ
れてなり、筆記圧50gのときの、単位筆跡幅当たりの
インキ消費量をX50とし、筆記圧100gのときの、単
位筆跡幅当たりのインキ消費量をX100 とするとき、X
50及びX100 は、200〜700mg/mmの範囲にあ
り、且つ、X50/X100 =0.8〜1.2を満たすイン
キ流出特性を備えたこと(請求項1)を要件とする。
〔ここで、単位筆跡幅当たりのインキ消費量X50、X
100 は、筆記荷重50g、筆記荷重100gの各々にお
いて、筆記試験機(筆記角度:70度、筆記速度:4m
/分)による、「筆記距離100m当たりのインキ消費
量(mg)/筆跡幅(mm)」により得られる値であ
る。〕
【0006】(請求項2)前記請求項1記載のボールペ
ン1は、軸筒91内に収容されるボールペンレフィルで
あり、前記ボールペンレフィルのペン先が、軸筒91の
先端孔より出没可能に構成されてなることが好ましい。
【0007】(請求項3)前記請求項1のボールペン1
において、剪断減粘性インキは、剪断減粘性指数が0.
80〜0.99の範囲から選ばれることが好ましい。
【0008】(請求項4)前記請求項1のボールペン1
において、金属製のチップ本体2の先端に内向きの先端
縁部21を設け、前記先端縁部21の後方のチップ本体
2内面に複数の内方突出部22を内方への押圧変形によ
り設け、前記内方突出部22の相互間に、中心部から径
方向外方に放射状に延びるインキ流出間隙4を形成し、
前記弾発部材5がボール3の後面を前方に付勢し、且
つ、前記インキ流出間隙4に挿通されるロッド部51を
備え、前記インキ流出間隙4の中心部の仮想内接円の直
径を、前記ロッド部51の外径より大きく設定すると共
に、前記インキ流出間隙4の最小寸法を、前記ロッド部
51の外径より小さく設定したことが好ましい。
【0009】(請求項5)前記請求項1または請求項4
のボールペン1において、前記弾発部材5が、ボール3
を前方に付勢するロッド部51を備え、前記ロッド部5
1の先端をバレル研磨加工し、前記ロッド部51の先端
を凸曲面状にしてなることが好ましい。
【0010】(チップ本体)前記請求項1において、チ
ップ本体2は、従来より汎用の構造、例えば、金属材料
の切削加工により、先端部の内部にボール受け座とイン
キ導出溝を一体形成するタイプ、または金属パイプの先
端近傍の内面に複数の内方突出部22を内方への押圧変
形により設け、前記内方突出部22によりボール受け座
を構成すると共に、前記内方突出部22の相互間に、中
心部から径方向外方に放射状に延びるインキ流出間隙4
を形成するタイプ等を適用できる。前記押圧変形により
ボール受け座を構成するタイプは、ボール受け座とボー
ル3後面との接触面積が比較的小であり、低筆記圧領域
でのスムーズな筆記感を与えるのに寄与する。
【0011】(ボール)前記請求項1のチップ本体2に
おいて、ボール3は、外径0.3mm〜1.0mmの範
囲が有効であり、ボール抱持部内のボール3の径方向の
移動可能量は、10μm〜50μmの範囲が有効であ
り、ボール抱持部内のボール3の軸方向の移動可能量
は、5μm〜50μmの範囲が有効である。
【0012】(弾発部材)前記請求項1の弾発部材5
は、例えば、コイル部の先端にロッド部51を一体に連
設する構成、またはロッド部51のみよりなる構成が挙
げられる。また、前記弾発部材5の材質は、例えば、金
属製細線または合成樹脂製細線が挙げられる。また、前
記弾発部材5の弾発力(即ちボール3を前方に付勢する
力)は、15g〜45gの範囲に設定される。
【0013】(インキ)前記請求項1において、適用さ
れるインキ71は、剪断減粘性インキまたは非剪断減粘
性インキからなる。前記非剪断減粘性インキは、前記着
色剤をビヒクルに溶解乃至分散させたインキであり、前
記粘度範囲から選ばれる任意のインキが適用される。前
記ビヒクルに含まれる溶剤としては、水の他、水溶性極
性溶剤を含有していてもよい。前記水溶性極性溶剤は、
筆記先端でのインキの乾燥抑制、筆跡の耐水性の付与等
の目的で用いられる。水溶性極性溶剤としては水に相溶
性のある従来汎用の溶剤が全て有効であり、エチレング
リコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコ
ール、1,3−プロパンジオール、プロピレングリコー
ル、ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、チ
オジエチレングリコール、ソルビトール、グリセリン、
ポリエチレングリコール等の多価アルコール、エチレン
グリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコール
モノメチルエーテル、トリエタノールアミン、2−ピロ
リドン、N−メチル−2−ピロリドン、ジメチルホルム
アミド等を一種又は二種以上併用することができる。
【0014】着色剤としては、酸性染料、塩基性染料、
直接染料、油溶性染料、顔料が用いられ。特殊な顔料と
してアルミニウム等の金属粉顔料、雲母、ガラス片、酸
化アルミニウムの表面を酸化チタン等の金属酸化物で被
覆したパール顔料を用いることもできる。
【0015】前記剪断減粘性インキは、E型回転粘度計
の100rpmにおける測定粘度(20℃)が、3〜1
60mPa・sの範囲にあり、且つ剪断減粘性指数〔粘
度計による剪断応力値(T)及び剪断速度(j)値の流
動学的測定により導かれる、実験式(T=Kj n :但
し、K及びnは計算された定数である)を適用して計算
されるn値〕が、0.2〜0.99の範囲から選ばれ
る。前記非剪断減粘性インキは、20℃におけるインキ
粘度が1〜50mPa・sの範囲から選ばれる。
【0016】前記剪断減粘性インキは、従来より公知の
剪断減粘性付与物質、例えば、水に可溶乃至分散性の、
キサンタンガム、ウェランガム、構成単糖がグルコース
とガラクトースの有機酸修飾ヘテロ多糖体であるサクシ
ノグリカン(平均分子量約100乃至800万)、グア
ーガム、ローカストビーンガム及びその誘導体、ヒドロ
キシエチルセルロース、アルギン酸アルキルエステル
類、メタクリル酸のアルキルエステルを主成分とする分
子量10万〜15万の重合体、グルコマンナン、寒天や
カラゲニン等の海藻より抽出されるゲル化能を有する増
粘多糖類、ベンジリデンソルビトール及びベンジリデン
キシリトール又はこれらの誘導体、架橋性アクリル酸重
合体、無機質微粒子、ポリグリセリン脂肪酸エステル、
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリエ
チレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン
ヒマシ油、ポリオキシエチレンラノリン・ラノリンアル
コール・ミツロウ誘導体、ポリオキシエチレンアルキル
エーテル・ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポ
リオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、脂肪酸ア
ミド等のHLB値が8〜12のノニオン系界面活性剤、
ジアルキル又はジアルケニルスルホコハク酸の塩類、酢
酸ビニルとメチルメタクリレートとメタクリル酸の共重
合体等を例示でき、単独或いは混合して使用することが
できる。更に、N−アルキル−2−ピロリドンとアニオ
ン系界面活性剤の混合物、ポリビニルアルコールとアク
リル系樹脂の混合物を用いることもできる。前記剪断減
粘性付与物質は、インキ組成物中0.01〜20重量%
の範囲で用いることができる。
【0017】また、所望に応じてpH調整剤、防錆剤、
防腐剤、湿潤剤、潤滑剤等の慣用の添加剤を添加するこ
ともできる。前記添加剤のうち、pH調整剤として炭酸
ナトリウム、リン酸ナトリウム、酢酸ソーダ等の無機塩
類、水溶性のアミン化合物等の有機塩基性化合物が適用
できる。防錆剤としてベンゾトリアゾール、トリルトリ
アゾール、ジシクロヘキシルアンモニウムナイトライ
ト、ジイソプロピルアンモニウムナイトライト、サポニ
ン等が使用できる。防腐剤、防黴剤としては、石炭酸、
1,2−ベンズチアゾリン3−オンのナトリウム塩、安
息香酸ナトリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム、ソルビン
酸カリウム、パラオキシ安息香酸プロピル、2,3,
5,6−テトラクロロ−4−(メチルスルフォニル)ピ
リジン等が使用できる。湿潤剤としては、尿素、ノニオ
ン系界面活性剤、ソルビット、マンニット、ショ糖、ぶ
どう糖、還元デンプン加水分解物、ピロリン酸ナトリウ
ム等が使用できる。潤滑剤としては、金属石鹸、ポリア
ルキレングリコール、脂肪酸エステル、エチレンオキサ
イド付加型カチオン活性剤、燐酸系活性剤、チオカルバ
ミン酸塩、ジメチルジチオカルバミン酸塩等が使用でき
る。その他、インキの浸透性向上剤としてのフッ素系界
面活性剤やシリコン系、ノニオン、アニオン、カチオン
系の界面活性剤、ジメチルポリシロキサン等の消泡剤、
分散剤等を使用してもよい。前記添加剤はいわゆる慣用
的添加剤と呼ばれるもので、公知の化合物から適宜必要
に応じて使用することができる。更には、水性ビヒクル
媒体にはインキの流動性の向上や分散安定化、粘着性の
微調整の目的で従来公知の水溶性樹脂や、水性樹脂エマ
ルジョンを添加することもできる。
【0018】(インキ収容部)前記請求項1のインキ7
1を充填させるインキ収容部7は、汎用の筒状成形部
材、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチ
レンテレフタレート等の熱可塑性樹脂による射出成形部
材または押出成形部材等が適用される。前記インキ収容
部7は、例えば、それ自体を筆記具本体の軸筒91とす
る構成、または軸筒91内に出没可能に収容されるレフ
ィルのインキ収容管とする構成等が挙げられる。
【0019】(インキ追従体)前記インキ収容部7に充
填したインキ71の後端には、インキの消費と伴に前進
するインキ追従体72が配置される。前記インキ追従体
72は、ポリブテン、α−オレフィンオリゴマー、シリ
コーン油、精製鉱油等の従来より公知の粘性、弾性或い
は粘弾性状の不揮発性媒体が挙げられ、必要に応じて前
記媒体中にシリカ、珪酸アルミニウム、膨潤性雲母、脂
肪酸アマイド等を添加したものが適用される。更には、
樹脂成形による固体栓(スライド栓)や、前記不揮発性
媒体中に固形物を内在させた併用系を適用することがで
きる。
【0020】(インキ流出特性)前記請求項1におい
て、筆記圧50gのときの単位筆跡幅当たりのインキ消
費量をX50とし、筆記圧100gのときの単位筆跡幅当
たりのインキ消費量をX10 0 とするとき、X50及びX
100 は、200〜700mg/mmの範囲にあり、且
つ、X50/X100 (即ち、X100 に対するX50の比率)
が、0.8〜1.2(好ましくは、0.9〜1.1)の
範囲にあるインキ流出特性を備えたことにより、中程度
の筆記圧(具体的には100g)の時と低筆記圧(具体
的には筆記圧50g)の時のいずれの筆記圧において
も、スムーズ且つ適正なインキ流出性を示し、鮮明な筆
跡性能を与えると共にスムーズな筆記感が得られる。特
に、低筆記圧時において、中低度の筆記圧時と同様のイ
ンキ流出性を示すことにより、長時間の筆記の際の疲労
感を軽減させるのに寄与できる。
【0021】X50及びX100 の値が、200mg/mm
より小さい場合、筆跡途切れや筆跡のカスレを生じさせ
る。一方、X50及びX100 の値が、700mg/mmよ
り大きい場合、過剰量のインキが流出し、紙面を汚すお
それがある。
【0022】(インキ流出間隙とロッド部の外径の関
係)前記請求項1において、スプリングの組立不良を抑
え、円滑なボール3の回転及びボール3と先端縁部21
との確実なシール性能が得られる点で、請求項4の構
成、即ち、金属製のチップ本体2の先端に内向きの先端
縁部21を設け、前記先端縁部21の後方のチップ本体
2内面に複数の内方突出部22を内方への押圧変形によ
り設け、前記内方突出部22の相互間に、中心部から径
方向外方に放射状に延びるインキ流出間隙4を形成し、
前記弾発部材5がボール3の後面を前方に付勢し、且
つ、前記インキ流出間隙4に挿通されるロッド部51を
備え、前記インキ流出間隙4の中心部の仮想内接円の直
径Bを、前記ロッド部51の外径Aより大きく設定する
と共に、前記インキ流出間隙4の最小寸法Mを、前記ロ
ッド部51の外径Aより小さく設定した構成が効果的で
ある。
【0023】前記構成により、組立時にロッド部51が
インキ流出間隙4の周縁端部41の近傍に入り込むこと
を防止し、ロッド部51がボール3後面を適正に前方に
押圧することができ、組立不良(即ち、ボール3の回
転、及び内向きの先端縁部21とボール3との間のシー
ル不良)の発生を抑止できる。
【0024】尚、前記「インキ流出間隙4の中心部の仮
想内接円の直径B」とは、内方突出部22の頂点に接す
る仮想内接円の直径である。前記「インキ流出間隙4の
最小寸法M」とは、隣り合う内方突出部22の相互間の
間隙の最小値をいう。前記「ロッド部51の外径A」と
は、ロッド部51の外径の最大値をいう。前記「ロッド
部51」とは、それ自体が撓んだり圧縮変形してもよい
し、その後端にコイル部またはゴム等の弾性部材を配設
してもよい。前記ロッド部51の横断面形状は、円形
状、楕円形状、多角形状等のいずれであってもよい。
【0025】さらに、前記インキ流出間隙4の最小寸法
部分とインキ流出間隙4の周縁端部41との径方向の距
離Lを、前記ロッド部51の外径Aの50%以下(好ま
しくは45%以下)に設定すること(L≦0.5×A)
が好ましい(図3参照)。
【0026】前記構成は、インキ流出間隙4の最小部分
が、周縁端部41からロッド部51の外径Aの50%以
下の距離Lを有する構成(L≦0.5×A)、即ち、イ
ンキ流出間隙4の最小部分が、周縁端部41近傍または
周縁端部41に位置する構成であるため、ロッド部51
がインキ流出間隙4の最小部分と周縁端部41との間に
挟まってしまうおそれがなく、より一層、組立不良の発
生を回避することができる。仮に、前記距離Lが、ロッ
ド部51の外径Aの50%より大きい場合、ロッド部5
1が、インキ流出間隙4を押し広げて、インキ流出間隙
4の最小部分と周縁端部41との間に圧入されるおそれ
がある。尚、インキ流出間隙4の最小部分が、インキ流
出間隙4の周縁端部41に位置する構成(L=0)でも
よく(図4参照)、その場合、インキ流出間隙4は、そ
の間隙寸法が中心部から径方向外方に向かって次第に小
さくなる形状を有する。
【0027】さらに、インキ流出間隙4の最小寸法M
を、ロッド部51の外径Aの70%以下(好ましくは6
5%以下)に設定したこと(M≦0.7×A)が好まし
い(図3参照)。
【0028】それにより、ロッド部51がインキ流出間
隙4に挟まってしまうことを、より一層回避できる。仮
に、インキ流出間隙4の最小寸法Mが、ロッド部51の
外径Aの70%より大きいと、ロッド部51が、インキ
流出間隙4を押し拡げて、インキ流出間隙4に圧入され
るおそれがある。尚、前記最小寸法Mは、ゼロ(M=
0)であってもよく(図4参照)、その場合、隣り合う
内方突出部22相互間が接触する。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明ボールペンの実施形態を図
面について説明する。
【0030】(実施例)図1乃至図3に本発明の一実施
例を示す。本実施例のボールペン1は、先端部にボール
3を回転可能に抱持したチップ本体2と、該チップ本体
2の後部が前部に圧入固着されたホルダー6と、該ホル
ダー6の後部が先端開口部に圧入固着されたインキ収容
管7と、前記チップ本体2の内部及びホルダー6の内部
に収容配置され、先端にロッド部51を備えるスプリン
グ5と、前記インキ収容管7の後端開口部に圧入固着さ
れる尾栓8とからなる。
【0031】前記インキ収容管7は、両端が開口された
円筒体であり、合成樹脂の押出成形により得られる。前
記インキ収容管7の先端開口部は、チップ本体2を有す
るホルダー6の後部が圧入固着され、一方、前記インキ
収容管7の後端開口部には、通気孔が貫設された尾栓8
が圧入固着される。
【0032】前記インキ収容管7の内部には、インキ7
1(EL型回転粘度計における、回転数100rpmの
粘度が9.0mPa・sの剪断減粘性水性インキ、又
は、B型回転粘度計における粘度が3mPa・sの非剪
断減粘性水性インキ)と、該インキ71の後端に配置さ
れ、且つ該インキ71の消費に伴って前進するグリス状
のインキ追従体72とが充填される。前記各インキ及び
インキ追従体を以下に示す構造のボールペンに充填した
後、筆記試験機(筆記角度:70度、筆記速度:4m/
分)にて筆記し、筆記距離100m当たりのインキ消費
量(mg)/筆跡幅(mm)を測定した結果、非剪断減
粘性水性インキを充填したボールペンの単位筆跡幅当た
りのインキ消費量X50は501mg/mm(142.8
mg/0.285mm)、X100 は545mg/mm
(173.2mg/0.318mm)、X50/X100
0.92であり、剪断減粘性水性インキを充填したボー
ルペンの単位筆跡幅当たりのインキ消費量X50は392
mg/mm(103.9mg/0.265mm)、X
100 は412mg/mm(120.0mg/0.291
mm)、X50/X100 =0.95であった。
【0033】前記チップ本体2は、金属製(例えば、S
US304、SUS321等のオーステナイト系のステ
ンレス鋼製)の直円筒状の細管(外径0.8mm、内径
0.52mm)よりなる。前記チップ本体2の先端部に
は、内方への押圧変形により環状の内向きの先端縁部2
1が形成される。また、前記先端縁部21の後方のチッ
プ本体2の先端近傍内面には、内方への押圧変形により
3個の内方突出部22(即ちボール受け座)が周方向等
間隔に形成される。前記先端縁部21内面と前記内方突
出部22前面との間(即ち、ボール抱持部)にボール3
(外径0.5mm)が回転可能に抱持される。
【0034】前記内方突出部22の相互間には、中心部
から径方向外方の3方向に放射状に延びるインキ流出間
隙4が形成される。前記インキ流出間隙4の中心側に
は、スプリング5のロッド部51が挿通され、前記ロッ
ド部51先端がボール3後面に当接することにより、ボ
ール3が前方に付勢される。
【0035】本実施例では、前記インキ流出間隙4の中
心部の仮想内接円の直径Bは、0.2mmに設定され、
前記ロッド部51の外径Aは、0.14mmに設定さ
れ、前記インキ流出間隙4の最小寸法Mは、0.082
mm(即ち、ロッド部51の外径Aの58.6%)に設
定され、前記インキ流出間隙4の最小寸法部分とインキ
流出間隙4の周縁端部41との径方向の距離Lは、0.
05mm(即ち、ロッド部51の外径Aの35.7%)
に設定されている。
【0036】前記構成により、ロッド部51が、インキ
流出間隙4の周縁端部41近傍に入り込んだり、インキ
流出間隙4に挟まったりすることがなく、ロッド部51
をインキ流出間隙4の中心側に確実に位置させ、ボール
3後面にロッド部51の先端を当接させ、ボール3を適
正に前方に付勢することができる。その結果、ボール3
の回転不良や、ボール3の先端縁部21内面との密接不
良等の組立不良の発生を防止できる。
【0037】また、前記内方突出部22の内面の頂部
は、なだらかな曲面を有する。具体的には、前記内方突
出部22の頂部の曲率半径Rは、ボール3の半径より大
きい値に設定されている。それにより、ロッド部51を
後方よりインキ流出間隙4に挿入させる際、ロッド部5
1の先端を、内方突出部22の後面に引っかけることな
く、内方向突出部22の後面に沿って滑らかにインキ流
出間隙4の中心側にガイドさせることができる。
【0038】前記ホルダー6は、合成樹脂(例えば、ポ
リアセタール、ポリプロピレン等)の射出成形により得
られる筒状体である。前記ホルダー6は、チップ本体2
が取り付けられる先細状の前部と、インキ収容管7の先
端面と当接する鍔部と、インキ収容管7の先端開口部に
圧入される後部とからなる。前記ホルダー6の内部に
は、先端が外部に開口するチップ取付孔と、該チップ取
付孔に先端が連通し且つ後端が外部に開口するインキ流
通孔が設けられる。前記インキ流通孔の中間部内面に
は、周状に分散配置される複数(例えば、4個)の係止
突起61が一体に形成される。
【0039】前記スプリング5は、線径0.14mmの
ステンレス鋼製線材により、前部のロッド部51と、後
部のコイル部52とが一体に連設されてなる。前記コイ
ル部52の後端部には、外径が前方のコイル部52より
も大きく設定された膨出部53が形成される。前記膨出
部53は、線材間が密着した座巻きにより形成される。
前記膨出部53が、前記ホルダー6内面の係止突起61
を後方より乗り越えて、前記係止突起61に係止され
る。
【0040】本実施例のボールペン1は、非筆記時、前
記スプリング5のロッド部51によりボール3が前方に
押圧され、前記ボール3と前記先端縁部21の内面とが
密接され、それにより、ペン先がシールされる。それに
より、ペン先を下向き状態で保管したとしても、ペン先
からのインキ漏出が防止され、また、ペン先を上向き状
態で保管したとしても、ペン先からの空気混入が防止さ
れる。
【0041】(インキ流出間隙の他の例)図4にインキ
流出間隙4の他の例を示す。本実施例のインキ流出間隙
4は、4個の内方突出部22の相互間に形成される。前
記インキ流出間隙4の中心部の仮想内接円の直径Bは、
0.25mmに設定され、前記ロッド部51の外径A
は、0.14mmに設定される。
【0042】また、本実施例のインキ流出間隙4は、中
心部から周縁端部41に向かうに従って次第に間隙寸法
が小さくなる形状を有し、さらに、周縁端部41におい
て隣接する内方突出部22同士が密接する形状を有す
る。そのため、前記インキ流出間隙4の最小寸法M、及
び前記インキ流出間隙4の最小寸法部分とインキ流出間
隙4の周縁端部41との径方向の距離Lは、ゼロ(M=
0、L=0)に設定されている。それにより、ロッド部
51がインキ流出間隙4の周縁端部41近傍に入り込む
ことが回避され、ロッド部51がインキ流出間隙4の中
心側に確実に位置される。
【0043】また、本実施例において、チップ本体2
は、外径が1.0mm、内径が0.73mmであり、ボ
ール3の外径Aは、0.7mmである。本実施例のチッ
プ本体2は、図1のチップ本体2と置き換えることによ
り、図1と同様の効果を奏するボールペン1が得られ
る。
【0044】(ロッド部の先端形状の他の例)図5に、
ロッド部51の先端形状の他の例(図2の変形例)を示
す。本実施例のロッド部51の先端は、バレル研磨加工
され、エッジやバリが除去されると共に、凸曲面状(具
体的には球面状)に形成される。それにより、ロッド部
51の先端とボール3後面との接触が安定し、円滑なボ
ール3の回転が得られると共に、スプリング5の円滑な
挿入組立性が得られ、さらに加工コストの低減化に寄与
する。
【0045】特に、ロッド部51の先端が、凸曲面状を
有するため、ボール3後面の中心部及びその周辺のいか
なる位置においても、ロッド部51の先端の凸曲面との
安定した接触状態が維持され、一層、ロッド部51の先
端とボール3との接触が安定し、円滑なボール3の回転
が得られる。尚、他の構成は、図2及び図3の構成と同
様である。
【0046】(ボールペンの形態)図1のボールペン1
は、ペン先側に着脱自在のキャップを設ける形態(図示
せず)または弾性材料よりなるペン先シール部材を備え
た着脱自在のキャップを設ける形態(図示せず)であっ
てもよいし、図1のボールペン1を、交換可能なレフィ
ルとして、図6、図7に例示する出没式の形態とするこ
とも可能である。
【0047】図6の構成は、軸筒91の後部外面にクリ
ップ93を備えると共に、軸筒91の内部に図1に示す
ボールペンレフィルがバネ92により後方付勢状態で収
容され、後端をノック操作することにより、軸筒91の
先端孔91aよりペン先が出没する出没式ボールペン9
である。
【0048】図7の構成は、軸筒91の前部外面(即ち
把持部)にクリップ93を備えると共に、軸筒91の内
部に図1に示すボールペンレフィルがバネ92により後
方付勢状態で収容され、後端をノック操作することによ
り、軸筒91の先端孔91aよりペン先が出没する出没
式ボールペン9である。特に、本実施例の出没式ボール
ペン9は、軸筒91の前部外面にクリップ93を備え、
ペン先上向き状態でポケット等に係止される。それによ
り、ポケット係止状態でのペン先からのインキ漏出を防
止することができる。
【0049】尚、本発明の出没式ボールペン9は、後端
を押圧操作することによりペン先を出没させる後端ノッ
ク式の他にも、例えば、軸筒91の側面を押圧操作する
ことによりペン先を出没させるサイドノック式、また
は、軸筒91を回転操作させることによりペン先を出没
させる回転式等が挙げられる。
【0050】
【発明の効果】請求項1により、低筆記圧及び中程度の
筆記圧において、バラツキのない適正なインキ流出性を
示して、鮮明な筆跡を与えると共に、スムーズな筆記感
を持続でき、長時間の筆記に際しても疲労感を与えるこ
とがない。
【0051】請求項2により、低筆記圧及び中程度の筆
記圧において、バラツキのない適正なインキ流出性を示
して、鮮明な筆跡を与えると共に、スムーズな筆記感を
持続でき、長時間の筆記に際しても疲労感を与えること
がない出没式ボールペン(即ち、キャップレスボールペ
ン)を提供できる。
【0052】請求項3により、剪断減粘性指数が0.8
0〜0.99の範囲から選ばれる剪断減粘性インキを適
用することにより、より一層、バラツキのない適正なイ
ンキ流出性を示して、鮮明な筆跡を与えると共に、より
スムーズな筆記感を持続でき、長時間の筆記に際しても
疲労感を与えることがない。
【0053】請求項4により、内方への押圧変形により
ボール受け座用の内方突出部を形成するタイプのボール
ペンであっても、組立時にロッド部がインキ流出間隙の
周縁端部の近傍に入り込むことを防止し、ロッド部がボ
ール後面を適正に前方に押圧することができ、組立不良
(即ち、ボールの回転、及び内向きの先端縁部とボール
との間のシール不良)の発生を抑止できる。
【0054】請求項5により、ロッド部の先端とボール
後面との接触が安定し、円滑なボールの回転が得られる
と共に、スプリングの円滑な挿入組立性が得られ、さら
に加工コストの低減化に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のボールペンの一実施例を示す縦断面図
である。
【図2】図1の要部拡大縦断面図である。
【図3】図2のX−X線端面図である。
【図4】インキ流出間隙の他の例を示す端面図である。
【図5】ロッド部の先端形状の他の例を示す要部拡大縦
断面図である。
【図6】本発明のボールペンをレフィルとして軸筒内に
収容させた出没式ボールペンの縦断面図である。
【図7】本発明のボールペンをレフィルとして軸筒内に
収容させた出没式ボールペンの縦断面図である。
【符号の説明】
1 ボールペン 2 チップ本体 21 先端縁部 22 内方突出部 3 ボール 4 インキ流出間隙 41 周縁端部 5 スプリング(弾発部材) 51 ロッド部 52 コイル部 53 膨出部 6 ホルダー 61 係止突起 7 インキ収容管(インキ収容部) 71 インキ 72 インキ追従体 8 尾栓 9 出没式ボールペン 91 軸筒 91a 先端孔 92 バネ 93 クリップ A ロッド部の外径 B インキ流出間隙の中心部の仮想内接円の直径 M インキ流出間隙の最小寸法 L インキ流出間隙の最小寸法部分と周縁端部との径方
向の距離 R 内方突出部の頂部の曲率半径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 秀之 愛知県名古屋市昭和区緑町3丁目17番地 パイロットインキ株式会社内 Fターム(参考) 2C350 GA03 HA10 HA12 KA10 KD09 KF03 NA10 NA11 NA21 NC03 NC06 NC10 NC20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部にボールを回転可能に抱持し、前
    記ボールの後面を前方に付勢する弾発部材を配して、非
    筆記時には、内向きの先端縁部とボールとを密接状態に
    させ、筆記時には、筆圧によりボールを後退させてイン
    キを流出可能に構成したチップ本体を備え、前記チップ
    本体の後方のインキ収容部には、E型回転粘度計におけ
    る100rpmにおける測定粘度(20℃)が3〜16
    0mPa・sの範囲にあり、且つ剪断減粘性指数が0.
    2〜0.99の範囲から選ばれる剪断減粘性インキ、又
    は20℃における粘度が1〜50mPa・sの範囲にあ
    る非剪断減粘性インキが充填され、前記インキの後端に
    は、前記インキの消費に追従するインキ追従体が配置さ
    れてなり、筆記圧50gのときの、単位筆跡幅当たりの
    インキ消費量をX50とし、筆記圧100gのときの、単
    位筆跡幅当たりのインキ消費量をX100 とするとき、X
    50及びX100 が、200〜700mg/mmの範囲にあ
    り、且つ、X50/X100 =0.8〜1.2を満たすイン
    キ流出特性を備えたことを特徴とするボールペン。〔こ
    こで、単位筆跡幅当たりのインキ消費量X50及びX100
    は、筆記試験機(筆記角度:70度、筆記速度:4m/
    分)による、筆記距離100m当たりのインキ消費量
    (mg)/筆跡幅(mm)により得られる値である。〕
  2. 【請求項2】 請求項1記載のボールペンが、軸筒内に
    収容されるボールペンレフィルであり、前記ボールペン
    レフィルのペン先が、軸筒の先端孔より出没可能に構成
    されてなる。
  3. 【請求項3】 剪断減粘性インキは、剪断減粘性指数が
    0.80〜0.99の範囲から選ばれる請求項1記載の
    ボールペン。
  4. 【請求項4】 金属製のチップ本体の先端に内向きの先
    端縁部を設け、前記先端縁部の後方のチップ本体内面に
    複数の内方突出部を内方への押圧変形により設け、前記
    内方突出部の相互間に、中心部から径方向外方に放射状
    に延びるインキ流出間隙を形成し、前記弾発部材がボー
    ルの後面を前方に付勢し、且つ、前記インキ流出間隙に
    挿通されるロッド部を備え、前記インキ流出間隙の中心
    部の仮想内接円の直径を、前記ロッド部の外径より大き
    く設定すると共に、前記インキ流出間隙の最小寸法を、
    前記ロッド部の外径より小さく設定したことを特徴とす
    る請求項1記載のボールペン。
  5. 【請求項5】 前記弾発部材が、ボールを前方に付勢す
    るロッド部を備え、前記ロッド部の先端をバレル研磨加
    工し、前記ロッド部の先端を凸曲面状にしてなる請求項
    1または4記載のボールペン。
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Cited By (4)

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