JP5136032B2 - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置及びプログラムに関する。
従来、紙やOHP用紙などの記録媒体(以下「用紙」という)に画像形成を行う画像形成装置(例えばコピー機や複写機等)では、現像剤(トナー)やクラッチなどの消耗品の交換や用紙に形成する画像の調整などのメンテナンスを、所定数の用紙に画像形成する度に行う必要があった。
この画像形成装置のメンテナンスに関する技術としては、特許文献1〜6などが知られている。特許文献1には、画像調整のタイミングが来ても実行中の画像形成ジョブ(以下、「ジョブ」という)、中断中のジョブがある場合はそれらジョブ完了まで画像形成動作を行わず、ジョブによる画像形成が完了した後に画像調整動作を行う技術が開示されている。
特許文献2には、形成すべき画像が使用するトナー消費量を算出し、トナー残量と比較して画像形成の途中でトナー交換や補充が必要となるか否かを判断し、必要な場合はトナーセーブモードに変更するとともに、そのトナーセーブモード用の画像処理を施した画像データに切り替えて画像形成を行う技術が開示されている。
特許文献3には、割込印刷や中止操作が入っている場合は画像調整を行うタイミングが来ても調整動作を待機させることで、緊急操作中に画像調整で待たされることを防止する技術が開示されている。
特許文献4には、ネットワーク接続された複数の画像形成装置で、印刷中の1つの画像形成装置が途中で部品交換が必要になった場合に、他の画像形成装置の部品が使用できるか否かを調査し、対象部品を交換して継続して同じ画像形成装置で画像形成することで、同一の画像品質を保つ技術が開示されている。
特許文献5には、次回の画像調整のタイミングを表示するとともに、ジョブ途中での調整か、ジョブ開始前の調整かを選択できるようにして、画像調整タイミングのスケジューリングを行う技術が開示されている。
特許文献6には、ジョブごとに画像調整を保留する指示を出せるようにして、画像調整を保留したジョブが終了した後に画像調整を行う技術が開示されている。
特開平10−240082号公報 特開2005−250302号公報 特開2006−308984号公報 特開2007−34065号公報 特開2007−72294号公報 特開2007−90561号公報
しかしながら、上記従来技術では、一つのジョブで印刷枚数が多い場合であってジョブの途中でメンテナンス時期が訪れる場合に、メンテナンスをどうするか等の問い合わせをユーザに対して行うなどの柔軟な対応ができなかった。このため、従来技術では、ジョブの途中でメンテナンスを行わざるを得ない事態が生じ、メンテナンス前後で用紙に形成した画像の画質が大きく変わってしまう虞があった。特に高画質が要求される印刷現場などでは、上述したメンテナンスにより画質が大きく変わる場合、メンテナンス前後に画像形成を行った用紙のいずれか一方を印刷損紙(以下、「ヤレ紙」という)として扱わざるを得なかった。
本発明の課題は、上記従来技術の問題に鑑みてなされたものであって、用紙に画像形成を行うジョブの途中でメンテナンス時期が訪れる場合の対応を可能とし、メンテナンスによるヤレ紙の発生を防止する技術を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、入力されたジョブデータに基づいて用紙に画像形成を行う画像形成装置であって、
前記ジョブデータに基づいて用紙へ画像形成する枚数を解析する解析手段と、
メンテナンス対象となる自装置のユニットごとに用紙へ画像形成する枚数の積算値を管理する管理手段と、
前記メンテナンス対象となる自装置のユニット一覧を表示する表示手段と、
前記表示手段により一覧表示されたユニットごとに分類情報を設定する設定手段と、
前記ジョブデータに基づいた画像形成に先立って、前記管理手段による前記ユニットごとの積算値と前記解析手段により得られた枚数とに基づいて前記ジョブデータに基づいた画像形成中に自装置のユニットごとにメンテナンスタイミングとなるか否かを判定し、当該判定結果がメンテナンスタイミングを示すユニットが少なくとも一つある場合に画像形成を停止するように制御すると共に、前記設定手段により設定されたユニットごとの分類情報に基づいて、前記メンテナンスタイミングを示すユニットがメンテナンスを行う前にジョブ開始禁止対象であるか否かの判定を行い、当該判定結果が前記ジョブ開始禁止対象ではない場合に前記停止した画像形成を再開するように制御する第1制御手段と、
当該第1制御手段による画像形成の停止に基づいて、自装置のユニットごとのメンテナンスタイミングに関する警告出力をユーザインターフェイスから行うように制御する第2制御手段と、
を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記設定手段は、画質に関する項目を含む分類情報をユニットごとに設定し、
前記第1制御手段は、前記設定手段により分類情報に設定された画質に関する項目に基づいて前記メンテナンスタイミングを示すユニットがメンテナンスを行う前にジョブ開始禁止対象であるか否かの判定を行い、当該判定結果が前記ジョブ開始禁止対象ではない場合に前記停止した画像形成を再開するように制御する。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記設定手段は、メンテナンスの所要時間に関する項目を含む分類情報をユニットごとに設定し、
前記第1制御手段は、前記設定手段により分類情報に設定されたメンテナンスの所要時間に関する項目に基づいて前記メンテナンスタイミングを示すユニットがメンテナンスを行う前にジョブ開始禁止対象であるか否かの判定を行い、当該判定結果が前記ジョブ開始禁止対象ではない場合に前記停止した画像形成を再開するように制御する。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記設定手段は、前記ジョブデータに基づいた画像形成前のメンテナンスの要否に関する項目を含む分類情報をユニットごとに設定し、
前記第1制御手段は、前記設定手段により分類情報に設定されたメンテナンスの要否に関する項目に基づいて前記メンテナンスタイミングを示すユニットがメンテナンスを行う前にジョブ開始禁止対象であるか否かの判定を行い、当該判定結果が前記ジョブ開始禁止対象ではない場合に前記停止した画像形成を再開するように制御する。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の発明において、前記第2制御手段は、前記警告出力をユーザインターフェイスから行う際に、当該ユーザインターフェイスから前記ジョブデータに基づいた画像形成の停止の再開指示を受け付け、
前記第1制御手段は、前記第2制御手段によりユーザインターフェイスから受け付けられた前記再開指示に基づいて前記停止した画像形成を再開するように制御する。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の発明において、前記ジョブデータを複数記憶し、当該記憶された複数のジョブデータの出力順を管理する記憶手段を更に備え、
前記第1制御手段は、前記記憶手段に記憶された最初の出力順のジョブデータに基づいた画像形成に先立って、前記管理手段による積算値と前記解析手段により得られた枚数とに基づいて前記ジョブデータに基づいた画像形成中に自装置のメンテナンスタイミングとなるか否かを判定し、当該判定結果がメンテナンスタイミングを示す場合に、当該ジョブデータの次の画像形成順のジョブデータによる画像形成を行うように繰り上げ、当該繰り上げられたジョブデータの判定結果がメンテナンスタイミングの場合は更に次のジョブデータによる画像形成を行うように繰り上げる制御を行う。
請求項7に記載の発明は、入力されたジョブデータに基づいて用紙に画像形成を行う画像形成装置のコンピュータを、
前記ジョブデータに基づいて用紙へ画像形成する枚数を解析する解析手段、
メンテナンス対象となる自装置のユニットごとに用紙へ画像形成する枚数の積算値を管理する管理手段、
前記メンテナンス対象となる自装置のユニット一覧を表示する表示手段、
前記表示手段により一覧表示されたユニットごとに分類情報を設定する設定手段、
前記ジョブデータに基づいた画像形成に先立って、前記管理手段による前記ユニットごとの積算値と前記解析手段により得られた枚数とに基づいて前記ジョブデータに基づいた画像形成中に自装置のユニットごとにメンテナンスタイミングとなるか否かを判定し、当該判定結果がメンテナンスタイミングを示すユニットが少なくとも一つある場合に画像形成を停止するように制御すると共に、前記設定手段により設定されたユニットごとの分類情報に基づいて、前記メンテナンスタイミングを示すユニットがメンテナンスを行う前にジョブ開始禁止対象であるか否かの判定を行い、当該判定結果が前記ジョブ開始禁止対象ではない場合に前記停止した画像形成を再開するように制御する第1制御手段、
当該第1制御手段による画像形成の停止に基づいて、自装置のユニットごとのメンテナンスタイミングに関する警告出力をユーザインターフェイスから行うように制御する第2制御手段、
として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、ジョブデータに基づいた画像形成に先立って、当該ジョブデータに基づいた画像形成中に自装置のメンテナンスタイミングとなるかを判定し、メンテナンスタイミングを示す場合に画像形成を停止して、メンテナンスタイミングに関する警告出力を行うことができるため、用紙に画像形成を行うジョブの途中でメンテナンスタイミングが訪れる場合のユーザ対応を可能とし、メンテナンスによるヤレ紙の発生を防止できる。
以下、この発明の実施の形態について図を参照して説明するが、この発明は以下の実施の形態に限定されない。また、この発明の実施の形態は発明の最も好ましい形態を示すものであり、発明の範囲を限定するものではない。
先ず、本実施の形態に係る画像形成装置の構成について図1を参照して説明する。図1は本実施の形態に係る100の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、画像形成装置100は、制御部10、ROM20、RAM30、操作部40、プリントコントローラ50、スキャナ60、画像処理部70、画像形成部80を有する。
制御部10は画像形成装置100の各部を統括制御する。具体的には、制御部10は、CPU(Central Processing Unit)、各種データを読み書き自在に記憶する不揮発メモリ(いずれも図示せず)、用紙へ画像形成を行うための画像データやジョブデータを格納する画像メモリ13(記憶手段)を有している。制御部10は、ROM20(Read Only Memory)に記憶されている各種プログラムデータの中から指定されたプログラムデータをRAM30(Random Access Memory)に展開し、当該RAM30に展開されたプログラムデータとCPUとの協働で、各部を統括制御するための各種処理を実行する。具体的には、制御部10は、画像形成装置100の画像形成に係る各部の処理を統括制御する。
また、制御部10は、前述したプログラムデータとの協働により、ユーザインターフェイス制御部11、ジョブ情報管理部12、メンテナンス管理部14、パーツカウント管理部15としての機能を実現する。
第2制御手段としてのユーザインターフェイス制御部11は、後述するユーザインターフェイスとしての操作部40との間でデータD1の送受信を行い、当該操作部40の動作を制御する。具体的には、ユーザインターフェイス制御部11は、操作画面、設定画面、機器の状態などを表示する情報画面などの表示制御を行う。このユーザインターフェイス制御部11により表示される機器の状態には、自装置内のユニットがメンテナンスを行う時期(メンテナンスタイミング)に達したことを示す警告画面も含まれる。また、ユーザインターフェイス制御部11は、上述した表示画面上における操作部40からの操作指示を受け付ける。
解析手段としてのジョブ情報管理部12は、プリントコントローラ50から入力されるデータD2、スキャナ60から入力されるデータD4、ユーザインターフェイス制御部11を介して操作部40から指示された画像形成指示などのジョブデータを、形成すべき画像データと共に画像メモリ13に格納して管理する。ジョブ情報管理部12が管理するジョブデータは、ジョブ名、両面又は片面指定、紙種指定、給紙トレイ指定、単色又は多色指定、用紙サイズ指定、ページ指定、部数指定など、形成すべき画像データ基づく画像形成の詳細を指示するデータである。ジョブ情報管理部12は、複数のジョブデータが入力された場合、入力順にジョブデータを画像メモリ13に格納し、入力順に画像形成を行うジョブリストとして管理する。
ジョブ情報管理部12は、ジョブデータで指定されるページ数や部数などに基づいて当該ジョブデータにより用紙へ形成する画像形成枚数を解析する。例えばジョブ情報管理部12は、ジョブデータで指定されるページ数と部数とを積算して画像形成枚数を解析する。
第1制御手段としてのメンテナンス管理部14は、自装置のメンテナンスタイミングを管理する。具体的には、メンテナンス管理部14は、後述するパーツカウント管理部15によりカウントされる画像形成を行った用紙枚数の積算値が所定の値に達したか否かを判定して、メンテナンスタイミングであるか否かを判定する。
また、メンテナンス管理部14は、画像形成を行った用紙枚数の積算値とメンテナンスタイミングとなる積算値との差、すなわちメンテナンスタイミングに達するまでの用紙枚数を算出し、当該用紙枚数とジョブ情報管理部12により解析されたジョブデータによる画像形成枚数とを比較することで、ジョブデータによる画像形成中にメンテナンスタイミングとなるか否かを判定する。
メンテナンス管理部14は、上述したメンテナンスタイミングと判定した場合、画像形成の停止を各部へ指示する。また、メンテナンス管理部14は、画像メモリ13に画像形成順に格納された複数のジョブデータのいずれかのジョブデータに関し、当該ジョブデータによる画像形成中にメンテナンスタイミングとなると判定した場合、画像メモリ13に格納された画像形成順が次のジョブデータによる画像形成を指示する。このように、メンテナンス管理部14は、ジョブデータによる画像形成中にメンテナンスタイミングとなるか否かを画像形成順に判定することで、メンテナンスタイミングとならないジョブデータによる画像形成を先に指示することができる。
管理手段としてのパーツカウント管理部15は、前述したメンテナンスタイミングの判定に必要な画像形成を行った用紙枚数の積算値を不揮発メモリに記憶して管理する。具体的には、パーツカウント管理部15は、メンテナンス対象であるユニットや交換パーツごとに(詳細は後述する)、画像形成を行った用紙枚数の積算値を管理している。このパーツカウント管理部15における積算値の管理とは、一枚の用紙へ画像形成を行う度に積算値をインクリメントし、メンテナンスを行った際に積算値をリセットすることである。
操作部40は、表示手段としての表示部41、設定手段としてのキー入力部42を有する。表示部41は、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示画面である。キー入力部42は、数字キーやスタートキー、画像形成に関する各種設定を行うための機能キー等の各種操作キーである。なお、操作部40は、表示部41とキー入力部42とが一体的に形成されたタッチパネルであってもよい。このタッチパネルでは、ユーザの指先やタッチペン等により当接された位置を検出し、ユーザからの操作指示を受け付ける。操作部40は、ユーザインターフェイス制御部11との間でデータD1の送受信を行うことで、表示部41への画面表示を行う。また、操作部40は、ユーザインターフェイス制御部11との間のデータD1の送受信により、キー入力部42から入力された操作指示をユーザインターフェイス制御部11へ出力する。
ここで、ユーザインターフェイス制御部11の制御の下で行われる操作部40の動作であり、表示部41の表示画面やキー入力部42による設定について図2〜図5を参照して説明する。図2は、後述するユニットを選択する選択画面G10を例示する概念図である。図3は、選択画面G10により選択されたユニットに関する設定を行う設定画面G20を例示する概念図である。図4は、選択画面G10により選択されたユニットに関する設定を行う設定画面G30を例示する概念図である。図5は、警告画面G40を例示する概念図である。
図2に示すように、表示部41の選択画面G10には、自装置のメンテナンス対象であるユニットが一覧表示される。この選択画面G10における一覧表示は、ROM20に予め格納された設定情報に基づいて行われる。この選択画面G10の表示時において、キー入力部42ではユーザの操作によるユニットの選択指示が受け付けられる。
操作部40では、選択画面G10の表示時にユニットが選択されると、図3に示すように、当該選択されたユニットに関する設定を行う設定画面G20を表示部41に表示し、キー入力部42においてユーザによる設定指示が受け付けられる。具体的には、設定画面G20は、選択されたユニットに含まれる各パーツの分類を設定する画面である。なお、設定画面G20は、選択されたユニットの分類を設定する画面であってもよく、特に図示例に限定しない。
設定画面G20では、キー入力部42から入力されるユーザの操作指示に基づいて、選択された設定対象のユニットやパーツに対し、プルダウンメニューG21などの選択により所定の分類項目が設定される。このユニットやパーツごとに設定された分類項目は不揮発メモリなどに記憶される。この分類項目には、画像形成時の画質に関することを示す項目である「画質」、用紙の給送に関することを示す項目である「給送」、メンテナンスの所要時間を要することを示す「長時間」、メンテナンスを優先することを示す「優先」などがある。例えば、図3に例示した設定画面G20は、図2で選択された「給紙ユニット」のパーツである「給紙ローラA」に対し、プルダウンメニューG21により上述した分類項目を選択設定するところである。
なお、操作部40では、図4に示すように、選択画面G10のユニット選択時における当該選択されたユニットに関する分類項目の設定として、ジョブによる画像形成開始前に当該画像形成を禁止してメンテナンスを行うか否かを設定する設定画面G30を表示部41に表示し、キー入力部42からユーザによる設定指示を受け付けてもよい。設定画面G30では、キー入力部42から入力されるユーザの操作指示に基づいて、選択された設定対象のユニットやパーツに対し、メニューG31などの選択により画像形成開始前に当該画像形成を禁止(停止)してメンテナンスを行うか否かの項目(ジョブ開始禁止対象の有無)が設定される。例えば、図4に例示した設定画面G30は、図2で選択された「現像ユニット」のパーツである「現像器A」に対し、メニューG31によりジョブ開始禁止対象の有無を選択設定するところである。
図5に示すように、表示部41には、メンテナンスタイミングに関する警告出力としての警告画面G40が表示される。警告画面G40は、ジョブによる画像形成前において、当該ジョブの途中でメンテナンスタイミングとなることを警告する画面である。この警告画面G40は、後述する動作処理によりメンテナンスタイミングであると判定され、画像形成が停止された際に表示される。
警告画面G40には、強制的にジョブを開始するように指示する指示ボタンG41と、メンテナンスの開始を指示する指示ボタンG42と、が表示される。操作部40では、警告画面G40を表示部41に表示している際のキー入力部42からの操作指示により、上述した指示を受け付ける。
プリントコントローラ50は、PC(Personal Computer)などの外部機器とLAN(Local Area Network)などのネットワークを介してデータを送受信する通信インターフェイス(いずれも図示しない)を有し、外部機器からの画像形成指示に基づく画像形成装置100での画像形成を管理する。具体的には、プリントコントローラ50は、形成すべき画像データと画像形成指示(ジョブデータ)とを外部機器から受け付けて、当該受け付けられたデータに基づいたデータD2をジョブ情報管理部12へ出力し、画像データD3を画像メモリ13へ格納する。
スキャナ60は、複写対象などである原稿をCCD(Charge-Coupled Device)などで読み取って画像データを生成する。なお、スキャナ60は、自動原稿送り装置(ADF:Auto Document Feeder)を有し、複数枚の原稿を読み取ってページごとの画像データを生成してもよい。
スキャナ60において、読み取ったページ数などの原稿を複写する際のジョブデータはデータD4としてジョブ情報管理部12へ出力される。また、スキャナ60により原稿を読み取って生成された画像データは、画像形成部80で画像形成を行うための画像データD5として画像メモリ13へ出力される。
画像処理部70は、画像処理用DSP(Digital Signal Processor)等からなり、入力される画像データに対して拡大・縮小処理、画素補間、輝度値の調整、色変換及び所定領域の切り取りなど、の各種画像処理を行って、画像形成部80において用紙に画像形成を行うための駆動信号(PWM:Pulse Width Modulation)を生成する。具体的には、画像処理部70は、画像メモリ13から読み出された画像データD6に対して上述した画像処理を施して駆動信号D7を生成し、後述する露光部86へ出力する。
画像形成部80は、給紙ユニット81、現像ユニット82、ドラムユニット83、中間転写ユニット84、定着ユニット85、露光部86の各ユニットを有し、電子写真プロセスにより用紙に画像形成を行う。すなわち、画像形成部80は、駆動信号D7に基づいて露光部86から発せられるレーザービームによりドラムユニット83の感光体ドラム831を露光走査し、静電潜像を形成する。次いで、現像ユニット82の現像ユニット821により現像剤822を感光体ドラム831に吸着させてトナー像を形成させる。この感光体ドラム831に形成されたトナー像は、中間転写ユニット84の1次転写ローラ841に転写された後、給紙ユニット81の給紙ローラ811により搬送される用紙に転写される。用紙に転写されたトナー像は、定着ユニット85の定着ローラ851により熱定着される。
画像形成部80の各ユニットは、用紙へ画像形成を行うことで消耗するパーツを有している。このため、画像形成装置100では、画像形成部80の各ユニット又は各パーツごとに、交換や補充、画像形成位置の調整などのメンテナンスが可能となっている。
画像形成部80の各ユニットのパーツとして、例えば給紙ユニット81には、前述した給紙ローラ811、当該給紙ローラ811へ駆動源(特に図示しない)からの動力を伝達するための給紙クラッチ812などがある。また現像ユニット82には、前述した現像ユニット821及び現像剤822などがある。またドラムユニット83には、前述した感光体ドラム831、当該感光体ドラム831上の残トナーを除去するためのクリーニングブレード832などがある。また中間転写ユニット84には、前述した1次転写ローラ841、当該1次転写ローラ841上の残トナーを除去するためのクリーニングブレード842などがある。また定着ユニット85には、前述した定着ローラ851、当該定着ローラ851を加熱するための定着ランプ852などがある。
なお、画像形成部80は、電子写真プロセスにより用紙に画像形成を行う構成を例示したが、インクジェット方式、熱転写方式などにより用紙に画像形成を行う構成であってもよい。例えばインクジェット方式の場合は、インクタンクやインクノズルなどがメンテナンス対象のユニット又はパーツとなる。
ここで、制御部10の制御の下で行われる動作の流れを図6を参照して説明する。図6は、制御部10の制御の下で行われる画像形成装置100の動作処理を示すフローチャートである。
図6に示すように、処理が開始されると、ジョブの開始要求が操作部40やプリントコントローラ50などから受け付けられ(ステップS11)、開始が要求されたジョブに対応するジョブデータが画像メモリ13から読み出されて、当該ジョブデータにより用紙へ形成する画像形成枚数であるジョブサイズが解析される(ステップS12)。
次いで、パーツカウント管理部15によりユニットやパーツごとに管理されている画像形成を行った用紙枚数の積算値とメンテナンスタイミングとなる積算値との差に基づいて、後何枚の画像形成でメンテナンスタイミングとなるかを示すメンテナンス時期がユニットやパーツごとに確認される(ステップS13)。
次いで、ステップS12により解析されたジョブサイズと、ステップS13により確認されたユニットやパーツごとのメンテナンス時期とが比較され、ジョブサイズよりメンテナンス時期の方が大きいユニットやパーツがあるか否かが判定される(ステップS14)。すなわち、このステップS14では、開始が要求されたジョブによる画像形成中にメンテナンスタイミングとなるか否かが判定される。
ステップS14において、ジョブサイズよりメンテナンス時期の方が大きいユニットやパーツがないと判定された場合(NO)、すなわち、開始が要求されたジョブによる画像形成中にメンテナンスタイミングとならない場合は、ステップS11により要求されたジョブが開始される(ステップS20)。
ステップS14において、ジョブサイズよりメンテナンス時期の方が大きいユニットやパーツがあると判定された場合(YES)、すなわち、開始が要求されたジョブによる画像形成中にいずれかのユニットやパーツがメンテナンスタイミングとなる場合は、当該メンテナンスタイミングとなるユニットやパーツの分類項目において、ジョブ開始禁止対象であるか否かが判定される(ステップS15)。
ステップS15において、ジョブ開始禁止対象でない場合(NO)、すなわち、判定されたユニットやパーツが、ジョブによる画像形成前に当該画像形成を禁止してメンテナンスを行う必要のない場合は、そのままステップS11により要求されたジョブが開始される(ステップS20)。
また、ステップS15において、ジョブ開始禁止対象である場合(YES)、すなわち、判定されたユニットやパーツが、ジョブによる画像形成前に当該画像形成を禁止(停止)してメンテナンスを行う必要がある場合は、ステップS11により要求されたジョブの開始が禁止(停止)され、ジョブの途中でメンテナンスタイミングとなることを警告する画面(前述の警告画面G40)が表示部41に表示される(ステップS16)。
このステップS16に次いで、メンテナンス指示又は停止されたジョブを強制的に開始する強制出力の指示が判定される(ステップS17、S19)。メンテナンス指示があった場合(ステップS17:YES)は、パーツ交換や調整手順などを示すメンテナンス処理画面が表示部41に表示されて(ステップS18)、ユーザによるメンテナンスが行われる。このメンテナンス終了後には、ステップS16により停止されたジョブが開始される(ステップS20)。
また、強制出力の指示があった場合(ステップS19:YES)は、メンテナンスを行うことなく、ステップS16により停止されたジョブが開始される(ステップS20)。
なお、上述したステップS15の判定では、ユニットやパーツの分類項目としてジョブ開始禁止対象を例示したが、「画質」、「給送」、「長時間」、「優先」などの分類項目に基づいた判定であってよい。例えば、「画質」、「優先」が選択されたユニットやパーツは、ジョブによる画像形成前に当該画像形成を禁止(停止)してメンテナンスを行う必要があるものとして、ステップS16へ処理が流れてもよい。また、「給送」、「長時間」が選択されたユニットやパーツは、ジョブによる画像形成前に当該画像形成を禁止してメンテナンスを行う必要のないものとして、ステップS20へ処理が流れてもよい。
[変形例]
次に、制御部10の制御の下で行われる動作の流れの変形例について、図7〜図10を参照して説明する。図7は、制御部10の制御の下で行われる画像形成装置100の動作処理の変形例を示すフローチャートである。図8は画像メモリ13に格納された複数のジョブデータからなるジョブリストL1を例示する概念図である。図9はジョブリストL1におけるジョブデータ移動後のジョブリストL2を例示する概念図である。図10は、ジョブリストL2におけるジョブデータ移動後のジョブリストL3を例示する概念図である。
なお、図7のステップS31〜S35は図6のステップS11〜S15と同一の処理である。また、図7のステップS38〜S43は図6のステップS16〜S20と同一の処理である。この図7における図6と同一の処理については説明を省略する。
図7に示すように、変形例では、ステップS31により開始が要求されたジョブの途中でメンテナンスを行う必要がある場合、画像メモリ13に記憶されたジョブデータのジョブリストが確認され、開始が要求されたジョブに続いて画像形成を行う後続ジョブの有無が判定される(ステップS36)。より具体的には、ステップS31により開始が要求されたジョブによる画像形成中にいずれかのユニットやパーツがメンテナンスタイミングとなる場合であり(ステップS34の判定)、当該判定されたユニットやパーツが、ジョブによる画像形成前に当該画像形成を禁止(停止)してメンテナンスを行う必要がある場合(ステップS35の判定)に後続ジョブの有無が判定される。
このステップS36の判定において、後続ジョブがあると判定された場合は、開始が要求された現行ジョブがジョブリストの最後尾に移動されて(ステップS37)、ステップS31へ戻る。すなわち、戻ったステップS31では移動後のジョブリストにおける先頭ジョブ(後続ジョブ)の開始が要求され、続きの処理が行われる。すなわち、制御部10は、次のジョブデータがメンテナンスタイミングにかかるか否かを判定し、かかる場合は当該ジョブデータをジョブリストの最後尾へ移動し、かからない場合は当該ジョブデータによる画像形成を実施する。
ここで、後何枚の画像形成でメンテナンスタイミングとなるかを示すメンテナンス時期が5000枚であり、図8に示すようなジョブリストL1のジョブJ1〜J4を順次画像形成する場合を例示して説明する。
ジョブリストL1において、開始が要求されたジョブJ1の画像形成枚数は25000枚である。よって、ジョブJ1による画像形成では途中でメンテナンスタイミングとなるので、当該ジョブJ1はジョブリストL1の最後尾に移動され、ジョブリストL1は図9に示すようなジョブリストL2となる。
同様に、ジョブリストL2において、開始が要求されたジョブJ2の画像形成枚数は10000枚である。よって、ジョブJ2はジョブリストL2の最後尾に移動され、ジョブリストL2は図10に示すようなジョブリストL3となる。
ジョブリストL3において、開始が要求されたジョブJ3の画像形成枚数は500枚である。よって、ジョブJ3による画像形成では途中でメンテナンスタイミングとならないので、そのまま画像形成が行われる。
上述したように、変形例では、途中でメンテナンスタイミングとなるジョブを回避して、効率的なジョブ管理を行うことができる。
以上のように、画像形成装置100は、入力されたジョブデータに基づいて用紙に画像形成を行う画像形成装置であって、ジョブデータに基づいて用紙へ画像形成する枚数を解析する解析手段(ジョブ情報管理部12)と、用紙へ画像形成する枚数の積算値を管理する管理手段(パーツカウント管理部15)と、ジョブデータに基づいた画像形成に先立って、管理手段による積算値と、解析手段によるジョブデータの枚数と、に基づいてジョブデータに基づいた画像形成中に自装置のメンテナンスタイミングとなるかを判定し、当該判定結果がメンテナンスタイミングを示す場合に画像形成を停止するように制御する第1制御手段(メンテナンス管理部14)と、第1制御手段による画像形成の停止に基づいて、自装置のメンテナンスタイミングに関する警告出力をユーザインターフェイス(操作部40)から行うように制御する第2制御手段(ユーザインターフェイス制御部11)と、を備える。
このため、画像形成装置100は、ジョブデータに基づいた画像形成に先立って、当該ジョブデータに基づいた画像形成中に自装置のメンテナンスタイミングとなるかを判定し、メンテナンスタイミングを示す場合に画像形成を停止して、メンテナンスタイミングに関する警告出力を行うことができるため、用紙に画像形成を行うジョブの途中でメンテナンスタイミングが訪れる場合のユーザ対応を可能とし、メンテナンスによるヤレ紙の発生を防止できる。
また、画像形成装置100の管理手段はメンテナンス対象となる自装置のユニットごとに積算値を管理する。そして、第1制御手段はユニットごとの積算値と解析手段により得られた枚数とに基づいて自装置のユニットごとにメンテナンスタイミングとなるか否かを判定し、当該判定結果がメンテナンスタイミングを示すユニットが少なくとも一つある場合に画像形成を停止するように制御する。そして、第2制御手段は第1制御手段による画像形成の停止に基づいて、自装置のユニットごとのメンテナンスタイミングに関する警告出力をユーザインターフェイスから行うように制御する。
このため、画像形成装置100では、ジョブデータに基づいた画像形成に先立って、当該ジョブデータに基づいた画像形成中に自装置のユニットごとにメンテナンスタイミングとなるか否かを判定し、メンテナンスタイミングを示すユニットが少なくとも一つある場合に画像を停止して、メンテナンスタイミングに関する警告出力を行うことができ、用紙に画像形成を行うジョブの途中でいずれかのユニットがメンテナンスタイミングとなる場合であっても、ユーザ対応が可能となる。
また、画像形成装置100は、メンテナンス対象となる自装置のユニット一覧を表示する表示手段(表示部41)と、表示手段により一覧表示されたユニットごとに分類情報を設定する設定手段(キー入力部42)と、を更に備え、第1制御手段は、設定手段により設定されたユニットごとの分類情報に基づいて、ユニットごとにジョブ前開始禁止対象であるか否かの判定をして、ジョブ開始禁止対象ではない場合に、停止した画像形成を再開させる。
このため、画像形成装置100は、設定されたユニットごとの分類情報(例えば、画像形成時の画質に関する分類、用紙の給送に関する分類、メンテナンスの所要時間に関する分類、メンテナンスを優先するか否かに関する分類、ジョブデータに基づいた画像形成前のメンテナンスの有無の分類など)に基づいてユニットごとにジョブ前開始禁止対象であるか否かの判定をして、ジョブ開始禁止対象ではない場合に、停止した画像形成を再開させることができ、ユニットごとのメンテナンスタイミングを調整できる。
例えば、画像形成装置100は、メンテナンスを行うことで画質に影響の出やすいユニットについて、画像形成時の画質に関する分類項目を設定することで、ジョブの途中でメンテナンスタイミングとなる場合の判定を他のユニットと差別して行い、画質に影響するユニットのメンテナンスをジョブの途中で行わないように調整できる。
また、画像形成装置100は、メンテナンスに長時間必要なユニットについて、メンテナンスの所要時間に関する分類項目を設定することで、ジョブの途中でメンテナンスタイミングとなる場合の判定を他のユニットと差別して行い、ジョブの途中で長時間メンテナンスが行われないように調整できる。
また、画像形成装置100は、ジョブデータに基づいた画像形成前のメンテナンスの有無をユニットに設定することで、ジョブの途中でメンテナンスタイミングとなる場合の判定を他のユニットと差別して行い、ユニット別にジョブデータに基づいた画像形成前のメンテナンスの有無を選択できる。
また、画像形成装置100の第2制御手段は、警告出力をユーザインターフェイスから行う際に、当該ユーザインターフェイスからジョブデータに基づいた画像形成の停止の再開指示を受け付ける。そして、第1制御手段は、第2制御手段によりユーザインターフェイスから受け付けられた前記再開指示に基づいて前記停止した画像形成を再開するように制御する。
このため、画像形成装置100は、ジョブデータに基づいた画像形成前に当該ジョブデータに基づいた画像形成を停止し、メンテナンスを行う警告出力をした場合であっても、その停止したジョブデータに基づいた画像形成を再開することができる。よって、画像形成装置100では、ジョブの途中でメンテナンスタイミングとなる場合であっても、最終的にはユーザの判断で画像形成を強制実行できる。
また、画像形成装置100は、ジョブデータを複数記憶し、当該記憶された複数のジョブデータの出力順を管理する記憶手段(画像メモリ13)を更に備える。そして、第1制御手段は、記憶手段に記憶された最初の出力順のジョブデータに基づいた画像形成に先立って、管理手段による積算値と解析手段により得られた枚数とに基づいてジョブデータに基づいた画像形成中に自装置のメンテナンスタイミングとなるか否かを判定し、当該判定結果がメンテナンスタイミングを示す場合に、当該ジョブデータの次の画像形成順のジョブデータによる画像形成を行うように繰り上げ、当該繰り上げられたジョブデータの判定結果がメンテナンスタイミングの場合は更に次のジョブデータによる画像形成を行うように繰り上げる制御を行う。
このため、画像形成装置100は、画像形成順に管理される複数のジョブデータの中でジョブの途中でメンテナンスタイミングとなるジョブを回避して、画像形成順が次のジョブデータへ順次移行することができる。よって、メンテナンスタイミングにならないジョブデータによる画像形成を優先的に行うことができ、効率的なジョブ管理を行うことができる。
なお、上述した実施の形態における記述は、一例を示すものであり、これに限定するものではない。上述した実施の形態における構成及び動作に関しては、適宜変更が可能である。
例えば、以上の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体としてROMを使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
また、以上の説明では、ユーザインターフェイスである操作部40における警告出力は、表示画面で行う構成を例示した。しかしながら、この警告出力は画面に行うものに限定しない。例えば、警告出力は、ユーザインターフェイス制御部11の制御の下で駆動するスピーカからの音声出力であってもよい。
本実施の形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 選択画面を例示する概念図である。 設定画面を例示する概念図である。 設定画面を例示する概念図である。 警告画面を例示する概念図である。 画像形成装置の動作処理を示すフローチャートである。 画像形成装置の動作処理の変形例を示すフローチャートである。 ジョブリストを例示する概念図である。 ジョブリストを例示する概念図である。 ジョブリストを例示する概念図である。
符号の説明
100 画像形成装置
10 制御部
11 ユーザインターフェイス制御部
12 ジョブ情報管理部
13 画像メモリ
14 メンテナンス管理部
15 パーツカウント管理部
20 ROM
30 RAM
40 操作部
41 表示部
42 キー入力部
50 プリントコントローラ
60 スキャナ
70 画像処理部
80 画像形成部
81 給紙ユニット
82 現像ユニット
83 ドラムユニット
84 中間転写ユニット
85 定着ユニット
86 露光部

Claims (7)

  1. 入力されたジョブデータに基づいて用紙に画像形成を行う画像形成装置であって、
    前記ジョブデータに基づいて用紙へ画像形成する枚数を解析する解析手段と、
    メンテナンス対象となる自装置のユニットごとに用紙へ画像形成する枚数の積算値を管理する管理手段と、
    前記メンテナンス対象となる自装置のユニット一覧を表示する表示手段と、
    前記表示手段により一覧表示されたユニットごとに分類情報を設定する設定手段と、
    前記ジョブデータに基づいた画像形成に先立って、前記管理手段による前記ユニットごとの積算値と前記解析手段により得られた枚数とに基づいて前記ジョブデータに基づいた画像形成中に自装置のユニットごとにメンテナンスタイミングとなるか否かを判定し、当該判定結果がメンテナンスタイミングを示すユニットが少なくとも一つある場合に画像形成を停止するように制御すると共に、前記設定手段により設定されたユニットごとの分類情報に基づいて、前記メンテナンスタイミングを示すユニットがメンテナンスを行う前にジョブ開始禁止対象であるか否かの判定を行い、当該判定結果が前記ジョブ開始禁止対象ではない場合に前記停止した画像形成を再開するように制御する第1制御手段と、
    当該第1制御手段による画像形成の停止に基づいて、自装置のユニットごとのメンテナンスタイミングに関する警告出力をユーザインターフェイスから行うように制御する第2制御手段と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記設定手段は、画質に関する項目を含む分類情報をユニットごとに設定し、
    前記第1制御手段は、前記設定手段により分類情報に設定された画質に関する項目に基づいて前記メンテナンスタイミングを示すユニットがメンテナンスを行う前にジョブ開始禁止対象であるか否かの判定を行い、当該判定結果が前記ジョブ開始禁止対象ではない場合に前記停止した画像形成を再開するように制御する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記設定手段は、メンテナンスの所要時間に関する項目を含む分類情報をユニットごとに設定し、
    前記第1制御手段は、前記設定手段により分類情報に設定されたメンテナンスの所要時間に関する項目に基づいて前記メンテナンスタイミングを示すユニットがメンテナンスを行う前にジョブ開始禁止対象であるか否かの判定を行い、当該判定結果が前記ジョブ開始禁止対象ではない場合に前記停止した画像形成を再開するように制御する請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記設定手段は、前記ジョブデータに基づいた画像形成前のメンテナンスの要否に関する項目を含む分類情報をユニットごとに設定し、
    前記第1制御手段は、前記設定手段により分類情報に設定されたメンテナンスの要否に関する項目に基づいて前記メンテナンスタイミングを示すユニットがメンテナンスを行う前にジョブ開始禁止対象であるか否かの判定を行い、当該判定結果が前記ジョブ開始禁止対象ではない場合に前記停止した画像形成を再開するように制御する請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記第2制御手段は、前記警告出力をユーザインターフェイスから行う際に、当該ユーザインターフェイスから前記ジョブデータに基づいた画像形成の停止の再開指示を受け付け、
    前記第1制御手段は、前記第2制御手段によりユーザインターフェイスから受け付けられた前記再開指示に基づいて前記停止した画像形成を再開するように制御する請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記ジョブデータを複数記憶し、当該記憶された複数のジョブデータの出力順を管理する記憶手段を更に備え、
    前記第1制御手段は、前記記憶手段に記憶された最初の出力順のジョブデータに基づいた画像形成に先立って、前記管理手段による積算値と前記解析手段により得られた枚数とに基づいて前記ジョブデータに基づいた画像形成中に自装置のメンテナンスタイミングとなるか否かを判定し、当該判定結果がメンテナンスタイミングを示す場合に、当該ジョブデータの次の画像形成順のジョブデータによる画像形成を行うように繰り上げ、当該繰り上げられたジョブデータの判定結果がメンテナンスタイミングの場合は更に次のジョブデータによる画像形成を行うように繰り上げる制御を行う請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 入力されたジョブデータに基づいて用紙に画像形成を行う画像形成装置のコンピュータを、
    前記ジョブデータに基づいて用紙へ画像形成する枚数を解析する解析手段、
    メンテナンス対象となる自装置のユニットごとに用紙へ画像形成する枚数の積算値を管理する管理手段、
    前記メンテナンス対象となる自装置のユニット一覧を表示する表示手段、
    前記表示手段により一覧表示されたユニットごとに分類情報を設定する設定手段、
    前記ジョブデータに基づいた画像形成に先立って、前記管理手段による前記ユニットごとの積算値と前記解析手段により得られた枚数とに基づいて前記ジョブデータに基づいた画像形成中に自装置のユニットごとにメンテナンスタイミングとなるか否かを判定し、当該判定結果がメンテナンスタイミングを示すユニットが少なくとも一つある場合に画像形成を停止するように制御すると共に、前記設定手段により設定されたユニットごとの分類情報に基づいて、前記メンテナンスタイミングを示すユニットがメンテナンスを行う前にジョブ開始禁止対象であるか否かの判定を行い、当該判定結果が前記ジョブ開始禁止対象ではない場合に前記停止した画像形成を再開するように制御する第1制御手段、
    当該第1制御手段による画像形成の停止に基づいて、自装置のユニットごとのメンテナンスタイミングに関する警告出力をユーザインターフェイスから行うように制御する第2制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
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