JP2023050849A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】様々な印刷データに対して画像形成を行う際に、カートリッジの寿命到達時の処理を適切に行うことができるようにする。【解決手段】カートリッジを装着可能な画像形成装置において、ユーザの操作によって、印刷ジョブの種類ごとにカートリッジが寿命到達した際の処理を設定する。カートリッジが寿命到達した後、印刷ジョブを受信した場合に、受信した印刷ジョブの種類を判定し、判定された印刷ジョブの種類に応じて、事前に設定されたカートリッジが寿命到達した際の処理を実行する。【選択図】図2
Description
本発明は、画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプログラムに関する。
画像形成装置の消耗品として、トナーや感光ドラム、現像器等を一体化した、オールインワンカートリッジであるプロセスカートリッジが広く知られている。特許文献1には、画像形成装置の機能として、トナーや感光ドラム、現像器それぞれの寿命を個別にユーザに報知するのではなく、各要素の寿命を総合的に考慮してプロセスカートリッジ全体の寿命として報知する仕組みが開示されている。この仕組みによれば、ユーザは各要素個別の消耗寿命を意識せず消耗品の交換時期を知ることができるとしている。
また、特許文献2には、プロセスカートリッジ全体の寿命到達時に、継続動作させるオーバーライドの機能が開示されている。
さらに、特許文献3には、トナー、感光ドラム、現像器等、プロセスカートリッジの寿命到達の要因毎に、以下のような寿命到達後の動作に関する設定ができる仕組みが開示されている。
・継続 :寿命到達したことを警告表示するが、印刷は継続可能
・一旦停止:寿命到達でエラー表示し印刷は停止させるが、ユーザ操作で継続印刷可能
・完全停止:寿命到達でエラー表示し印刷を停止させ、継続印刷は不可
特許文献3に記載の仕組みによれば、寿命到達時の処理動作について、ユーザのさまざまな要望に応じることができるとしている。
さらに、特許文献3には、トナー、感光ドラム、現像器等、プロセスカートリッジの寿命到達の要因毎に、以下のような寿命到達後の動作に関する設定ができる仕組みが開示されている。
・継続 :寿命到達したことを警告表示するが、印刷は継続可能
・一旦停止:寿命到達でエラー表示し印刷は停止させるが、ユーザ操作で継続印刷可能
・完全停止:寿命到達でエラー表示し印刷を停止させ、継続印刷は不可
特許文献3に記載の仕組みによれば、寿命到達時の処理動作について、ユーザのさまざまな要望に応じることができるとしている。
特許文献4には、トナー残量がしきい値よりも少ない場合に、電子メールデータについては受信を拒否し、PDLデータについては印刷を継続させる技術が開示されている。
しかし、特許文献1~3に記載の仕組みでは、寿命到達時の処理動作を選択して設定することができるとしているが、この設定はプロセスカートリッジ全体の寿命到達、もしくは寿命到達の要因毎に対する設定しかできない。近年の画像形成装置は、パーソナルコンピュータ(PC)などから受信した文書データや画像データを印刷するのみならず、FAXやその他の装置から受信したデータも印刷する複合機も多く存在する。このような画像形成装置では機能が多様化していることから、用途によっては設定が適切でない場合もあり、適切な設定を行うのが難しいという問題点がある。特許文献4に記載の技術の場合は、電子メールやPDLデータを一括して印刷を禁止させたり印刷を継続させたりするため、印刷データの内容によっては適切な設定とならない場合もある。
本発明は前述の問題点に鑑み、様々な印刷データに対して画像形成を行う際に、消耗品の寿命到達時の処理を適切に行うことができるようにすることを目的としている。
本発明に係る複数種類の印刷ジョブを受信可能であり、交換可能な消耗品を用いて画像形成を実行する画像形成装置は、ユーザの操作に基づいて、印刷ジョブの種類ごとに前記消耗品の寿命到達時の画像形成に係る処理の情報を設定する設定手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、様々な印刷データに対して画像形成を行う際に、消耗品の寿命到達時の処理を適切に行うことができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は、画像形成装置等の構成例を示すブロック図である。
画像形成装置102は、例えば電子写真方式の複合機である。画像形成装置102は、PC等のデータ処理装置101から受信したPDLデータ、ファクシミリ装置111から受信したFAXデータ、スキャナエンジン109で生成されたコピー画像データ等に基づいてシートに画像形成を行う。つまり画像形成装置102は複数種類の印刷ジョブを受信可能である。
画像形成装置102は、コントローラ103と、プリンタエンジン104と、操作パネル105と、プロセスカートリッジ106と、消耗部品107と、スキャナエンジン109と、を有している。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は、画像形成装置等の構成例を示すブロック図である。
画像形成装置102は、例えば電子写真方式の複合機である。画像形成装置102は、PC等のデータ処理装置101から受信したPDLデータ、ファクシミリ装置111から受信したFAXデータ、スキャナエンジン109で生成されたコピー画像データ等に基づいてシートに画像形成を行う。つまり画像形成装置102は複数種類の印刷ジョブを受信可能である。
画像形成装置102は、コントローラ103と、プリンタエンジン104と、操作パネル105と、プロセスカートリッジ106と、消耗部品107と、スキャナエンジン109と、を有している。
コントローラ103は、PDLデータ、FAXデータ、コピー画像データ等に基づいてビットマップデータを生成し、生成したビットマップデータをプリンタエンジン104に送信する。コントローラ103の詳細は、図2を用いて後述する。
プリンタエンジン104は、コントローラ103から受信したビットマップデータに基づいて、電子写真方式でトナーを用いてシートに画像形成を行う。なお、画像形成の方式は、電子写真方式以外の、例えばインクジェット方式等でもよい。この場合、電子写真方式の記録材はトナーであるが、インクジェット方式の記録材はインクである。プリンタエンジン104の詳細は、図3を用いて後述する。
操作パネル105は、ユーザに様々な情報を伝える表示部や、ユーザから様々な操作を受け付ける操作部を有する。
プリンタエンジン104は、コントローラ103から受信したビットマップデータに基づいて、電子写真方式でトナーを用いてシートに画像形成を行う。なお、画像形成の方式は、電子写真方式以外の、例えばインクジェット方式等でもよい。この場合、電子写真方式の記録材はトナーであるが、インクジェット方式の記録材はインクである。プリンタエンジン104の詳細は、図3を用いて後述する。
操作パネル105は、ユーザに様々な情報を伝える表示部や、ユーザから様々な操作を受け付ける操作部を有する。
プロセスカートリッジ106は、トナーや感光ドラム、現像器等の複数の要素を一体化した交換可能な消耗品であり、画像形成装置102に対して着脱可能である。プロセスカートリッジ106は、トナーカートリッジとドラムカートリッジとのようにそれぞれ分かれた構成でもよい。
消耗部品107は、プロセスカートリッジ106以外の消耗部品であり、定着器や転写ユニット、給紙ローラ等が挙げられ、画像形成装置102に対して着脱可能である。
LAN108には、画像形成装置102の情報を取得する外部システム100や画像データの送信を行うデータ処理装置101が接続される。
電話回線110には、画像形成装置102にFAXデータを送信するファクシミリ装置111が接続される。
外部システム100は、画像形成装置102から、画像形成装置102に着脱可能なプロセスカートリッジ106及び消耗部品107の状態に関する情報等を取得する。
消耗部品107は、プロセスカートリッジ106以外の消耗部品であり、定着器や転写ユニット、給紙ローラ等が挙げられ、画像形成装置102に対して着脱可能である。
LAN108には、画像形成装置102の情報を取得する外部システム100や画像データの送信を行うデータ処理装置101が接続される。
電話回線110には、画像形成装置102にFAXデータを送信するファクシミリ装置111が接続される。
外部システム100は、画像形成装置102から、画像形成装置102に着脱可能なプロセスカートリッジ106及び消耗部品107の状態に関する情報等を取得する。
図2は、コントローラ等の構成例を示すブロック図である。
コントローラ103は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、外部I/F204と、パネルI/F205と、プリンタI/F206と、DMAC207と、レンダリング部208と、EEPROM209と、を有している。また、コントローラ103は、スキャナI/F210と、FAX通信I/F212と、を有している。
CPU201は、ROM202に格納されたプログラムをRAM203に展開し、当該プログラムを実行して画像形成装置102の制御を行う。
ROM202は、CPU201が実行するプログラム等を記憶する。
RAM203は、ROM202から展開されたプログラム等を記憶する。また、RAM203は、PDLデータ、FAXデータ、コピー画像データ等の印刷データ、印刷データをレンダリングして生成されるビットマップデータ、その他の処理に必要な一時的な各種処理ステータスやログ情報等も記憶する。
コントローラ103は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、外部I/F204と、パネルI/F205と、プリンタI/F206と、DMAC207と、レンダリング部208と、EEPROM209と、を有している。また、コントローラ103は、スキャナI/F210と、FAX通信I/F212と、を有している。
CPU201は、ROM202に格納されたプログラムをRAM203に展開し、当該プログラムを実行して画像形成装置102の制御を行う。
ROM202は、CPU201が実行するプログラム等を記憶する。
RAM203は、ROM202から展開されたプログラム等を記憶する。また、RAM203は、PDLデータ、FAXデータ、コピー画像データ等の印刷データ、印刷データをレンダリングして生成されるビットマップデータ、その他の処理に必要な一時的な各種処理ステータスやログ情報等も記憶する。
外部I/F204は、外部システム100やデータ処理装置101と、コントローラ103とをLAN108を介して相互に接続し、双方間のデータ通信すなわちデータの送受信を中継する。なお、LAN108を介さずに外部システム100やデータ処理装置101と直接接続してもよい。また、USB等の別プロトコルを介して接続してもよい。
FAX通信I/F212は、外部のファクシミリ装置とコントローラ103とを電話回線110を介して相互に接続し、FAXデータの送受信を中継する。
パネルI/F205は、操作パネル105とコントローラ103とを相互に接続し、双方間のデータ通信すなわちデータの送信や受信を中継する。
FAX通信I/F212は、外部のファクシミリ装置とコントローラ103とを電話回線110を介して相互に接続し、FAXデータの送受信を中継する。
パネルI/F205は、操作パネル105とコントローラ103とを相互に接続し、双方間のデータ通信すなわちデータの送信や受信を中継する。
プリンタI/F206は、プリンタエンジン104とコントローラ103とを相互に接続し、双方間のデータ通信すなわちデータの送信や受信を中継する。
DMAC207は、CPU201から命令を受け、RAM203に対してソフト制御を介せず、ハード制御で高速にデータの書き込みや読み出しを行う。
レンダリング部208は、PDLデータ、FAXデータ、コピー画像データ等の各種印刷データをビットマップデータに展開する。
EEPROM209は、画像形成装置102の設定情報等を記憶する。
スキャナI/F210は、スキャナエンジン109とコントローラ103とを相互に接続し、双方間のデータ通信すなわちデータの送信や受信を中継する。
バス211は、コントローラ103内の各構成を相互に接続する。
DMAC207は、CPU201から命令を受け、RAM203に対してソフト制御を介せず、ハード制御で高速にデータの書き込みや読み出しを行う。
レンダリング部208は、PDLデータ、FAXデータ、コピー画像データ等の各種印刷データをビットマップデータに展開する。
EEPROM209は、画像形成装置102の設定情報等を記憶する。
スキャナI/F210は、スキャナエンジン109とコントローラ103とを相互に接続し、双方間のデータ通信すなわちデータの送信や受信を中継する。
バス211は、コントローラ103内の各構成を相互に接続する。
図3は、プリンタエンジン等の構成例を示すブロック図である。
プリンタエンジン104は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、プロセスカートリッジI/F304と、駆動制御部305と、変化検知部306と、コントローラI/F307と、を有している。また、プリンタエンジン104は、画像形成部308と、消耗部品I/F309と、を有している。
CPU301は、ROM302に格納されたプログラムをRAM303に展開し、当該プログラムを実行してプリンタエンジン104の制御を行う。
ROM302は、CPU301が実行するプログラム等を記憶する。
RAM303は、ROM302から展開されたプログラム等を記憶する。
プロセスカートリッジI/F304は、プロセスカートリッジ106とプリンタエンジン104とを相互に接続し、プロセスカートリッジ106の各部の情報を送受信する。
プリンタエンジン104は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、プロセスカートリッジI/F304と、駆動制御部305と、変化検知部306と、コントローラI/F307と、を有している。また、プリンタエンジン104は、画像形成部308と、消耗部品I/F309と、を有している。
CPU301は、ROM302に格納されたプログラムをRAM303に展開し、当該プログラムを実行してプリンタエンジン104の制御を行う。
ROM302は、CPU301が実行するプログラム等を記憶する。
RAM303は、ROM302から展開されたプログラム等を記憶する。
プロセスカートリッジI/F304は、プロセスカートリッジ106とプリンタエンジン104とを相互に接続し、プロセスカートリッジ106の各部の情報を送受信する。
駆動制御部305は、画像形成部308が画像形成を行う際に必要な各種モーターを駆動させる。
変化検知部306は、画像形成装置102におけるジャムやカバーオープン等のステータス変化を検知する。なお、ステータス変化の検知は、CPU301が行うことにしてもよい。
コントローラI/F307は、コントローラ103とプリンタエンジン104とを相互に接続し、双方間のデータ通信すなわちデータの送信や受信を中継する。
画像形成部308は、コントローラ103から受信したビットマップデータに基づいて、電子写真方式でトナーを用いてシートに画像形成を行う。
変化検知部306は、画像形成装置102におけるジャムやカバーオープン等のステータス変化を検知する。なお、ステータス変化の検知は、CPU301が行うことにしてもよい。
コントローラI/F307は、コントローラ103とプリンタエンジン104とを相互に接続し、双方間のデータ通信すなわちデータの送信や受信を中継する。
画像形成部308は、コントローラ103から受信したビットマップデータに基づいて、電子写真方式でトナーを用いてシートに画像形成を行う。
消耗部品I/F309は、プロセスカートリッジ106以外の、画像形成装置102に対して着脱可能な消耗部品である定着器や転写ユニット、給紙ローラ等とプリンタエンジン104とを相互に接続し、消耗部品107の各部の情報を送受信する。
バス310は、プリンタエンジン104内の各構成を相互に接続する。
バス310は、プリンタエンジン104内の各構成を相互に接続する。
<コントローラの動作>
次に、図4のフローチャートを用いて、第1の実施形態に係る寿命到達及びジョブ種に応じた処理動作の実行に至るまでのコントローラ103の動作について説明する。
なお、本実施形態では、画像形成を行う感光ドラム、画像の現像を行う現像器、及び現像器にトナーを補給する機構が一体となったプロセスカートリッジ106を対象として説明するが、別の消耗部品107に適応させてもよい。
次に、図4のフローチャートを用いて、第1の実施形態に係る寿命到達及びジョブ種に応じた処理動作の実行に至るまでのコントローラ103の動作について説明する。
なお、本実施形態では、画像形成を行う感光ドラム、画像の現像を行う現像器、及び現像器にトナーを補給する機構が一体となったプロセスカートリッジ106を対象として説明するが、別の消耗部品107に適応させてもよい。
ここで、寿命到達について定義する。
寿命到達とは、消耗品を動作保障ができなくなる状態まで使用したことを意味する。トナー単体における一例を挙げると、光学センサーで検知した残トナー量と、印刷毎に計算されるドットカウントにより算出されるトナー残量とが、予め決められたしきい値より小さくなり、印刷可能であるが、色抜け等、印字品位を保証できない状態である。
寿命到達とは、消耗品を動作保障ができなくなる状態まで使用したことを意味する。トナー単体における一例を挙げると、光学センサーで検知した残トナー量と、印刷毎に計算されるドットカウントにより算出されるトナー残量とが、予め決められたしきい値より小さくなり、印刷可能であるが、色抜け等、印字品位を保証できない状態である。
本フローチャートに示す制御は、コントローラ103において、CPU201がROM202に格納された制御プログラムをRAM203に展開して実行することにより実現される。本フローチャートの処理は、CPU201が印刷ジョブの実行指示を受けることにより開始される。
まず、ステップS101において、CPU201は、印刷ジョブを受信するまで待機する。CPU201は、印刷ジョブを受信したと判定した場合、処理をステップS102に進める。
次に、ステップS102において、CPU201は、トナー残量、感光ドラム残寿命、及び現像器残寿命から算出されるプロセスカートリッジ全体の統合寿命の情報を、プリンタエンジン104を介してプロセスカートリッジ106から取得する。なお、本実施形態において統合寿命は、プリンタエンジン104のCPU301が算出することとしているが、コントローラ103のCPU201が算出してもよい。
まず、ステップS101において、CPU201は、印刷ジョブを受信するまで待機する。CPU201は、印刷ジョブを受信したと判定した場合、処理をステップS102に進める。
次に、ステップS102において、CPU201は、トナー残量、感光ドラム残寿命、及び現像器残寿命から算出されるプロセスカートリッジ全体の統合寿命の情報を、プリンタエンジン104を介してプロセスカートリッジ106から取得する。なお、本実施形態において統合寿命は、プリンタエンジン104のCPU301が算出することとしているが、コントローラ103のCPU201が算出してもよい。
統合寿命の算出方法の一例を挙げると、CPU301がプロセスカートリッジI/F304を介してプロセスカートリッジ106のトナー残量、ドラム残寿命、及び現像機残寿命の情報を取得し、最も残寿命が少ない値を統合寿命として採用する算出方法がある。例えば、プロセスカートリッジ106のトナー残量が10%、ドラム残寿命が15%、現像機残寿命が5%であった場合、CPU301は、統合寿命は5%と算出する。
また、トナー残量の算出方法の一例を挙げると、印刷時のピクセルカウントの合計から算出した使用量に基づいて、トナーカートリッジのトナー残量検知センサーから取得した残量検知値に対して補正をかけてトナー残量を算出する方法がある。さらに、CPU301が取得するドラム残寿命、現像機残寿命の算出方法の一例を挙げると、感光ドラムや現像器の走行距離に応じて残寿命を算出する方法がある。
また、トナー残量の算出方法の一例を挙げると、印刷時のピクセルカウントの合計から算出した使用量に基づいて、トナーカートリッジのトナー残量検知センサーから取得した残量検知値に対して補正をかけてトナー残量を算出する方法がある。さらに、CPU301が取得するドラム残寿命、現像機残寿命の算出方法の一例を挙げると、感光ドラムや現像器の走行距離に応じて残寿命を算出する方法がある。
ステップS103において、CPU201は、ステップS102で取得した統合寿命が寿命に到達しているか否かを判定する。具体的には例えば、CPU201は、統合寿命がしきい値に到達しているか否かを判定する。統合寿命のしきい値は、EEPROM209等に設定されており、例えば0%である。CPU201は、取得したプロセスカートリッジ106の統合寿命が寿命到達していないと判定した場合、処理をステップS117に進める。一方、CPU201は、ステップS103で取得した統合寿命が寿命到達していると判定した場合、処理をステップS104に進める。
ステップS117において、CPU201は、画像形成部308においてステップS101で受信したジョブの印刷を行うようプリンタエンジン104に対して指示を送る。
ステップS104において、CPU201は、ステップS101で受信したジョブのジョブ種を取得する。
ステップS117において、CPU201は、画像形成部308においてステップS101で受信したジョブの印刷を行うようプリンタエンジン104に対して指示を送る。
ステップS104において、CPU201は、ステップS101で受信したジョブのジョブ種を取得する。
そして、ステップS105、ステップS107、ステップS109において、CPU201は、受信したジョブがFAXジョブなのか、コピージョブなのか、PDLジョブなのか、それ以外のジョブなのか、を判別する。
まず、ステップS105において、CPU201は、受信したジョブがFAXジョブであると判別した場合は、処理をステップS106に進め、そうでない場合は処理をステップS107に進める。そして、ステップS107において、CPU201は、受信したジョブがコピージョブであると判別した場合は、処理をステップS108に進め、そうでない場合は処理をステップS109に進める。続いて、ステップS109において、CPU201は、受信したジョブがPDLジョブであると判別した場合は、処理をステップS110に進め、CPU201は、受信したジョブがそれ以外のジョブであると判定した場合は、処理をステップS111に進める。
まず、ステップS105において、CPU201は、受信したジョブがFAXジョブであると判別した場合は、処理をステップS106に進め、そうでない場合は処理をステップS107に進める。そして、ステップS107において、CPU201は、受信したジョブがコピージョブであると判別した場合は、処理をステップS108に進め、そうでない場合は処理をステップS109に進める。続いて、ステップS109において、CPU201は、受信したジョブがPDLジョブであると判別した場合は、処理をステップS110に進め、CPU201は、受信したジョブがそれ以外のジョブであると判定した場合は、処理をステップS111に進める。
ステップS106において、CPU201は、EEPROM209を参照してFAXジョブの寿命到達時における動作の設定値を取得する。
ここで、図7(a)~図7(c)は、各ジョブの寿命到達時における動作を設定する設定画面例を示す図である。図7(a)~図7(c)に示す画面は操作パネル105に表示され、ユーザは予め、操作パネル105を操作することにより設定値を選択することができる。選択された設定値は、例えばEEPROM209に記憶される。
図7(a)はFAXジョブの寿命到達時における動作の設定値を示しており、CPU201は、設定値を取得し、これを寿命到達時の動作に決定する。図7(a)の例では設定値として「完全停止」が設定されている。
ここで、図7(a)~図7(c)は、各ジョブの寿命到達時における動作を設定する設定画面例を示す図である。図7(a)~図7(c)に示す画面は操作パネル105に表示され、ユーザは予め、操作パネル105を操作することにより設定値を選択することができる。選択された設定値は、例えばEEPROM209に記憶される。
図7(a)はFAXジョブの寿命到達時における動作の設定値を示しており、CPU201は、設定値を取得し、これを寿命到達時の動作に決定する。図7(a)の例では設定値として「完全停止」が設定されている。
ステップS108において、CPU201は、EEPROM209を参照してコピージョブの寿命到達時における動作の設定値を取得する。図7(b)はコピージョブの寿命到達時における動作の設定値を示しており、CPU201は、設定値を取得し、これを寿命到達時の動作に決定する。図7(b)の例では設定値として「継続」が設定されている。
ステップS110において、CPU201は、EEPROM209を参照してPDLジョブの寿命到達時における動作の設定値を取得する。図7(c)はPDLジョブの寿命到達時における動作の設定値を示しており、CPU201は、設定値を取得し、これを寿命到達時の動作に決定する。図7(c)の例では設定値として「継続」が設定されている。
ステップS110において、CPU201は、EEPROM209を参照してPDLジョブの寿命到達時における動作の設定値を取得する。図7(c)はPDLジョブの寿命到達時における動作の設定値を示しており、CPU201は、設定値を取得し、これを寿命到達時の動作に決定する。図7(c)の例では設定値として「継続」が設定されている。
そして、ステップS111において、CPU201は、寿命到達時の動作について「一旦停止」と決定する。
なお、本実施形態では、ジョブ種をFAXジョブ、コピージョブ、PDLジョブ、それ以外のジョブに分類したが、これに限定されることはなく、何種類に分類してもよい。
なお、本実施形態では、ジョブ種をFAXジョブ、コピージョブ、PDLジョブ、それ以外のジョブに分類したが、これに限定されることはなく、何種類に分類してもよい。
次にステップS112において、CPU201は、決定した寿命到達時の動作が「継続」なのか、「一旦停止」なのか、「完全停止」なのか、を判定する。CPU201は、「継続」であると判定した場合は、処理をステップS113に進める。CPU201は、「一旦停止」であると判定した場合は、処理をステップS115に進める。CPU201は、「完全停止」であると判定した場合は、処理をステップS116に進める。
ステップS113において、CPU201は、「継続」選択時の処理動作を実行する。「継続」選択時の処理動作は、例えば、図10(a)で示すように、プロセスカートリッジ106が寿命に到達したことを通知メッセージとして操作パネル105に表示するが、ジョブは停止させず印刷を継続する。
ステップS113において、CPU201は、「継続」選択時の処理動作を実行する。「継続」選択時の処理動作は、例えば、図10(a)で示すように、プロセスカートリッジ106が寿命に到達したことを通知メッセージとして操作パネル105に表示するが、ジョブは停止させず印刷を継続する。
ステップS115において、CPU201は、「一旦停止」選択時の処理動作を実行する。「一旦停止」選択時の処理動作は、例えば、図10(b)で示すように、プロセスカートリッジ106が寿命に到達したことをエラーメッセージとして操作パネル105に表示し、ジョブは停止させる。この状態では印刷を継続することはできないが、ユーザにより「継続使用する」ボタンが押下された場合は、図10(a)の画面表示に切り替わり、継続印刷可能になる。
ここで「継続使用する」ボタンを押下すると、その後の印刷ジョブで再度停止することはないが、画像形成装置102の電源を再起動した場合は、印刷ジョブを実行すると図10(b)の画面が再度表示される。また、図10(b)の画面が表示されているとき、寿命到達していないプロセスカートリッジに交換すると、印刷ジョブの実行は再開される。
ここで「継続使用する」ボタンを押下すると、その後の印刷ジョブで再度停止することはないが、画像形成装置102の電源を再起動した場合は、印刷ジョブを実行すると図10(b)の画面が再度表示される。また、図10(b)の画面が表示されているとき、寿命到達していないプロセスカートリッジに交換すると、印刷ジョブの実行は再開される。
ステップS116において、CPU201は、「完全停止」の処理動作を実行する。「完全停止」選択時の処理動作は、例えば、図10(c)で示すように、プロセスカートリッジ106が寿命に到達したことをエラーメッセージとして操作パネル105に表示し、印刷は停止する。この状態では、印刷ジョブは保持されるが、現在装着されているプロセスカートリッジのままでは印刷を再開することはできない。ここで寿命到達していないプロセスカートリッジに交換すると、保持されていた印刷ジョブが再開される。
なお、本実施形態では、寿命到達時の動作設定値として、「継続」、「一旦停止」、「完全停止」としたが、これに限定されるものではなく、寿命到達時の処理動作が異なる設定値であればいかなるものでもよい。また、それぞれの設定値における処理動作も前述した例に限定されるものではない。
なお、本実施形態では、寿命到達時の動作設定値として、「継続」、「一旦停止」、「完全停止」としたが、これに限定されるものではなく、寿命到達時の処理動作が異なる設定値であればいかなるものでもよい。また、それぞれの設定値における処理動作も前述した例に限定されるものではない。
以上、第1の実施形態で説明したところによると、プロセスカートリッジが寿命到達した場合における、画像形成装置の処理動作をジョブの種類ごとに設定可能である。そのため、さまざまな環境や運用形態に合わせて多様な要望に応じることを可能とする効果がある。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、プロセスカートリッジ106が寿命到達時、ジョブ種によって処理動作を設定可能としたが、寿命に到達した要因ごとには処理動作を設定することができない。第2の実施形態ではジョブ種に加えて、寿命到達した要因との組み合わせで処理動作を設定可能とした場合の動作について、図5のフローチャートを用いて説明する。
なお、本実施形態も、画像形成を行う感光ドラム、画像の現像を行う現像器、そして現像器にトナーを補給する機構が一体となったプロセスカートリッジ106を対象として説明するが、別の消耗部品107に適応させてもよい。また、本実施形態に係る画像形成装置102は、第1の実施形態において前述した画像形成装置102と同様の構成を有する。
第1の実施形態では、プロセスカートリッジ106が寿命到達時、ジョブ種によって処理動作を設定可能としたが、寿命に到達した要因ごとには処理動作を設定することができない。第2の実施形態ではジョブ種に加えて、寿命到達した要因との組み合わせで処理動作を設定可能とした場合の動作について、図5のフローチャートを用いて説明する。
なお、本実施形態も、画像形成を行う感光ドラム、画像の現像を行う現像器、そして現像器にトナーを補給する機構が一体となったプロセスカートリッジ106を対象として説明するが、別の消耗部品107に適応させてもよい。また、本実施形態に係る画像形成装置102は、第1の実施形態において前述した画像形成装置102と同様の構成を有する。
本フローチャートに示す制御は、コントローラ103において、CPU201がEEPROM209に格納された制御プログラムをRAM203に展開して実行することにより実現される。本フローチャートの処理は、CPU201が印刷ジョブの実行指示を受けることにより開始される。
本フローチャートにおけるステップS201~ステップS203、ステップS222は、それぞれ図4におけるステップS101~ステップS103、ステップS117と同様の処理であるため説明は省略する。
本フローチャートにおけるステップS201~ステップS203、ステップS222は、それぞれ図4におけるステップS101~ステップS103、ステップS117と同様の処理であるため説明は省略する。
ステップS204において、CPU201は、寿命に到達した要因を取得する。ここで、寿命に到達した要因とは、例えばプロセスカートリッジ106が有する感光ドラム、現像器およびトナーのうち、最も残寿命が少ない要素のことである。
ステップS205において、CPU201は、ステップS104と同様の処理を行う。
そして、ステップS206、ステップS207、ステップS210、ステップS211、ステップS214で、CPU201は、寿命到達要因と受信したジョブ種との組み合わせを判定する。具体的には例えば、以下のいずれかに決定される。
・トナー要因寿命時のFAXジョブ受信
・トナー要因寿命時のコピー/PDLジョブ受信
・感光ドラム要因寿命時のFAXジョブ受信
・感光ドラム要因寿命時のコピー/PDLジョブ受信
・現像器要因寿命時のFAXジョブ受信
・現像器要因寿命時のコピー/PDLジョブ受信
ステップS205において、CPU201は、ステップS104と同様の処理を行う。
そして、ステップS206、ステップS207、ステップS210、ステップS211、ステップS214で、CPU201は、寿命到達要因と受信したジョブ種との組み合わせを判定する。具体的には例えば、以下のいずれかに決定される。
・トナー要因寿命時のFAXジョブ受信
・トナー要因寿命時のコピー/PDLジョブ受信
・感光ドラム要因寿命時のFAXジョブ受信
・感光ドラム要因寿命時のコピー/PDLジョブ受信
・現像器要因寿命時のFAXジョブ受信
・現像器要因寿命時のコピー/PDLジョブ受信
CPU201は、寿命到達要因と受信したジョブ種との組み合わせが「トナー要因寿命時のFAXジョブ受信」であると判定した場合は、処理をステップS206からステップS207を経由してステップS208に進める。CPU201は、「トナー要因寿命時のコピー/PDLジョブ受信」であると判定した場合は、処理をステップS206からステップS207を経由してステップS209に進める。CPU201は、「感光ドラム要因寿命時のFAXジョブ受信」であると判定した場合は、処理をステップS206からステップS210およびS211を経由してステップS212に進める。
CPU201は、「感光ドラム要因寿命時のコピー/PDLジョブ受信」であると判定した場合は、処理をステップS206からステップS210およびS211を経由してステップS213に進める。CPU201は、「現像器要因寿命時のFAXジョブ受信」であると判定した場合は、処理をステップS206からステップS210およびS214を経由してステップS215に進める。CPU201は、「現像器要因寿命時のコピー/PDLジョブ受信」であると判定した場合は、処理をステップS206からステップS210およびS214を経由してステップS216に進める。
CPU201は、「感光ドラム要因寿命時のコピー/PDLジョブ受信」であると判定した場合は、処理をステップS206からステップS210およびS211を経由してステップS213に進める。CPU201は、「現像器要因寿命時のFAXジョブ受信」であると判定した場合は、処理をステップS206からステップS210およびS214を経由してステップS215に進める。CPU201は、「現像器要因寿命時のコピー/PDLジョブ受信」であると判定した場合は、処理をステップS206からステップS210およびS214を経由してステップS216に進める。
ステップS208において、CPU201は、EEPROM209を参照してトナー要因寿命時のFAXジョブの動作の設定値を取得する。
ここで、図8(a)~図8(f)は、各ジョブの寿命到達要因ごとの寿命到達時における動作を設定する設定画面例を示す図である。図8(a)~図8(f)に示す画面は操作パネル105に表示され、ユーザは予め、設定値を選択することができる。
図8(a)はトナー要因寿命時のFAXジョブの動作の設定値を示しており、CPU201は、設定値を取得し、これを寿命到達時の動作に決定する。図8(a)の例では設定値として「完全停止」が設定されている。
ステップS209において、CPU201は、EEPROM209を参照してトナー要因寿命時のコピー/PDLジョブの動作の設定値を取得する。図8(b)はトナー要因寿命時のコピー/PDLジョブの動作の設定値を示しており、CPU201は、設定値を取得し、これを寿命到達時の動作に決定する。図8(b)の例では設定値として「一旦停止」が設定されている。
ここで、図8(a)~図8(f)は、各ジョブの寿命到達要因ごとの寿命到達時における動作を設定する設定画面例を示す図である。図8(a)~図8(f)に示す画面は操作パネル105に表示され、ユーザは予め、設定値を選択することができる。
図8(a)はトナー要因寿命時のFAXジョブの動作の設定値を示しており、CPU201は、設定値を取得し、これを寿命到達時の動作に決定する。図8(a)の例では設定値として「完全停止」が設定されている。
ステップS209において、CPU201は、EEPROM209を参照してトナー要因寿命時のコピー/PDLジョブの動作の設定値を取得する。図8(b)はトナー要因寿命時のコピー/PDLジョブの動作の設定値を示しており、CPU201は、設定値を取得し、これを寿命到達時の動作に決定する。図8(b)の例では設定値として「一旦停止」が設定されている。
ステップS212において、CPU201は、EEPROM209を参照して感光ドラム要因寿命時のFAXジョブの動作の設定値を取得する。図8(c)は感光ドラム要因寿命時のFAXジョブの動作の設定値を示しており、CPU201は、設定値を取得し、これを寿命到達時の動作に決定する。図8(c)の例では設定値として「一旦停止」が設定されている。
ステップS213において、CPU201は、EEPROM209を参照して感光ドラム要因寿命時のコピー/PDLジョブの動作の設定値を取得する。図8(d)は感光ドラム要因寿命時のコピー/PDLジョブの動作の設定値を示しており、CPU201は、設定値を取得し、これを寿命到達時の動作に決定する。図8(d)の例では設定値として「継続」が設定されている。
ステップS213において、CPU201は、EEPROM209を参照して感光ドラム要因寿命時のコピー/PDLジョブの動作の設定値を取得する。図8(d)は感光ドラム要因寿命時のコピー/PDLジョブの動作の設定値を示しており、CPU201は、設定値を取得し、これを寿命到達時の動作に決定する。図8(d)の例では設定値として「継続」が設定されている。
ステップS215において、CPU201は、EEPROM209を参照して現像器要因寿命時のFAXジョブの動作の設定値を取得する。図8(e)は現像器要因寿命時のFAXジョブの動作の設定値を示しており、CPU201は、設定値を取得し、これを寿命到達時の動作に決定する。図8(e)の例では設定値として「一旦停止」が設定されている。
ステップS216において、CPU201は、EEPROM209を参照して現像器要因寿命時のコピー/PDLジョブの動作の設定値を取得する。図8(f)は現像器要因寿命時のコピー/PDLジョブの動作の設定値を示しており、CPU201は、設定値を取得し、これを寿命到達時の動作に決定する。図8(f)の例では設定値として「継続」が設定されている。
ステップS216において、CPU201は、EEPROM209を参照して現像器要因寿命時のコピー/PDLジョブの動作の設定値を取得する。図8(f)は現像器要因寿命時のコピー/PDLジョブの動作の設定値を示しており、CPU201は、設定値を取得し、これを寿命到達時の動作に決定する。図8(f)の例では設定値として「継続」が設定されている。
なお本実施形態では寿命到達の要因をトナー、感光ドラム、現像器、ジョブ種をFAXジョブ、コピー/PDLジョブとし、その組み合わせで寿命到達時の動作を決定したが、これに限定されるものではなくいかなる寿命要因とジョブ種との組み合わせでもよい。
次にステップS217において、CPU201は、ステップS112と同様の処理を行う。CPU201は、「継続」であると判定した場合は、処理をステップS218に進める。CPU201は、「一旦停止」であると判定した場合は、処理をステップS220に進める。CPU201は、「完全停止」であると判定した場合は、処理をステップS221に進める。
ステップS218において、CPU201は、ステップS113と同様の処理を行う。
ステップS220において、CPU201は、ステップS115と同様の処理を行う。
ステップS221において、CPU201は、ステップS116と同様の処理を行う。
ステップS218において、CPU201は、ステップS113と同様の処理を行う。
ステップS220において、CPU201は、ステップS115と同様の処理を行う。
ステップS221において、CPU201は、ステップS116と同様の処理を行う。
なお、本実施形態では、寿命到達時の動作設定値として、「継続」、「一旦停止」、「完全停止」としたが、これに限定されるものではなく、寿命到達時の処理動作が異なる設定値であればいかなるものでもよい。
以上、第2の実施形態で説明したところによると、プロセスカートリッジが寿命到達した場合における、画像形成装置の処理動作を寿命到達の要因と実行されたジョブの種類との組み合わせごとに設定可能である。そのため、環境や運用形態に合わせてさらに詳細な要望に対応することを可能とする効果がある。
(第3の実施形態)
第1の実施形態及び第2の実施形態では、プロセスカートリッジ106が寿命到達時、各メニューの設定値に従い、処理動作を決定していた。第3の実施形態では、FAXジョブとそれ以外のジョブとで設定値との組み合わせで処理動作の内容を切り替える場合の動作について、図6のフローチャートを用いて説明する。
なお、第3の実施形態も、画像形成を行う感光ドラム、画像の現像を行う現像器、そして現像器にトナーを補給する機構が一体となったプロセスカートリッジ106を対象として説明するが、別の消耗部品107に適応させてもよい。また、本実施形態に係る画像形成装置102は、第1の実施形態において前述した画像形成装置102と同様の構成を有する。
第1の実施形態及び第2の実施形態では、プロセスカートリッジ106が寿命到達時、各メニューの設定値に従い、処理動作を決定していた。第3の実施形態では、FAXジョブとそれ以外のジョブとで設定値との組み合わせで処理動作の内容を切り替える場合の動作について、図6のフローチャートを用いて説明する。
なお、第3の実施形態も、画像形成を行う感光ドラム、画像の現像を行う現像器、そして現像器にトナーを補給する機構が一体となったプロセスカートリッジ106を対象として説明するが、別の消耗部品107に適応させてもよい。また、本実施形態に係る画像形成装置102は、第1の実施形態において前述した画像形成装置102と同様の構成を有する。
本フローチャートに示す制御は、コントローラ103において、CPU201がROM202に格納された制御プログラムをRAM203に展開して実行することにより実現される。本フローチャートの処理は、CPU201が印刷ジョブの実行指示を受けることにより開始される。
本フローチャートにおけるステップS301~ステップS304、ステップS317は、それぞれ図4におけるステップS101~ステップS104、ステップS117と同様の処理であるため説明は省略する。
本フローチャートにおけるステップS301~ステップS304、ステップS317は、それぞれ図4におけるステップS101~ステップS104、ステップS117と同様の処理であるため説明は省略する。
ステップS305において、CPU201は、ステップS304で取得したジョブ種がFAXジョブか否かを判定する。CPU201は、ジョブ種がFAXジョブであると判定した場合は、処理をステップS306に進める。一方、CPU201は、ジョブ種がFAXジョブでないと判定した場合は、処理をステップS314に進める。
ステップS306において、CPU201は、ステップS106と同様の処理を行う。FAXジョブの寿命到達時における動作の設定値の例についても図7(a)と同様である。
ステップS306において、CPU201は、ステップS106と同様の処理を行う。FAXジョブの寿命到達時における動作の設定値の例についても図7(a)と同様である。
そして、ステップS307において、CPU201は、ステップS112と同様の処理を行う。CPU201は、「継続」であると判定した場合は、処理をステップS308に進める。CPU201は、「一旦停止」であると判定した場合は、処理をステップS310に進める。CPU201は、「完全停止」であると判定した場合は、処理をステップS311に進める。
ステップS308において、CPU201は、「継続」選択時のFAXジョブ処理動作を実行する。「継続」選択時のFAXジョブ処理動作例については後述する。
ステップS310において、CPU201は、「一旦停止」選択時のFAXジョブ処理動作を実行する。「継続」選択時のFAXジョブ処理動作例については後述する。
ステップS311において、CPU201は、ステップS116と同様の処理を行う。
ステップS308において、CPU201は、「継続」選択時のFAXジョブ処理動作を実行する。「継続」選択時のFAXジョブ処理動作例については後述する。
ステップS310において、CPU201は、「一旦停止」選択時のFAXジョブ処理動作を実行する。「継続」選択時のFAXジョブ処理動作例については後述する。
ステップS311において、CPU201は、ステップS116と同様の処理を行う。
ステップS314において、CPU201は、EEPROM209を参照してFAXジョブ以外のジョブの寿命到達時における動作の設定値を取得する。ここで、図9はFAXジョブ以外のジョブの寿命到達時における動作の設定値を示しており、CPU201は、設定されたFAXジョブ以外のジョブの寿命到達時動作の設定値を取得し、これを寿命到達時の動作に決定する。図9の例では設定値として「継続」が設定されている。
そして、ステップS315において、CPU201は、ステップS112と同様の処理を行う。CPU201は、「継続」であると判定した場合は、処理をステップS316に進める。CPU201は、「一旦停止」であると判定した場合は、処理をステップS313に進める。CPU201は、「完全停止」であると判定した場合は、処理をステップS311に進める。
ステップS316において、CPU201は、「継続」選択時のFAXジョブ以外のジョブ処理動作を実行する。「継続」選択時のFAXジョブ以外のジョブ処理動作例については後述する。
ステップS313において、CPU201は、「一旦停止」選択時のFAXジョブ以外のジョブ処理動作を実行する。
ステップS316において、CPU201は、「継続」選択時のFAXジョブ以外のジョブ処理動作を実行する。「継続」選択時のFAXジョブ以外のジョブ処理動作例については後述する。
ステップS313において、CPU201は、「一旦停止」選択時のFAXジョブ以外のジョブ処理動作を実行する。
ここで、ステップS308における「継続」選択時のFAXジョブの処理動作と、ステップS316におけるFAXジョブ以外のジョブの処理動作との違いを1つの例を用いて説明する。FAXジョブ以外のジョブで「継続」を選択した場合は、図10(a)に示すような通知メッセージを表示するが、印刷を停止することはしない。一方、FAXジョブで「継続」を選択した場合は、基本的には図10(a)に示すような通知メッセージを表示し印刷は停止しないが、一定ページ数印刷する毎に図10(b)で示すようなエラーメッセージを表示し印刷を停止させる。ただし、図10(b)の「継続使用する」ボタンを押下することによって、図10(a)の通知メッセージに表示が切り替わり、再度一定ページ数に達するまでは継続印刷可能とする。
このように定期的にユーザに対して警告を行い、カートリッジの交換を促すことで、データが消去済みであって再印刷できない場合があるFAXジョブを、掠れることなく印刷することができる可能性を高めることができる。
このように定期的にユーザに対して警告を行い、カートリッジの交換を促すことで、データが消去済みであって再印刷できない場合があるFAXジョブを、掠れることなく印刷することができる可能性を高めることができる。
次に、ステップS310における「一旦停止」選択時のFAXジョブの処理動作と、ステップS313におけるFAXジョブ以外のジョブの処理動作との違いを一つの例を用いて説明する。FAXジョブ以外のジョブで「一旦停止」を選択した場合は、図10(b)に示すようなエラーメッセージを表示し印刷を停止させる。この状態で「継続使用する」ボタンを押下した場合、画像形成装置の電源スイッチがONの間は、継続印刷可能とする。一方、FAXジョブで「一旦停止」を選択した場合は、図10(b)に示すようなエラーメッセージを表示し印刷を停止させる。この状態で「継続使用する」ボタンを押下した場合、実行中のFAXジョブを印刷するが、次のFAXジョブを受信した場合は再度図10(b)のエラーメッセージを表示し印刷を停止する。
ただし、前述した処理動作は一例であり、寿命到達時の処理動作が同じ設定値であっても、ジョブ種により動作内容を切り替えることが可能であれば、いかなる処理動作でもよい。
ただし、前述した処理動作は一例であり、寿命到達時の処理動作が同じ設定値であっても、ジョブ種により動作内容を切り替えることが可能であれば、いかなる処理動作でもよい。
以上、第3の実施形態で説明したところによると、プロセスカートリッジが寿命到達した場合における、画像形成装置の処理動作を実行されたジョブの種類ごとに設定可能とし、さらに同じ設定値でもジョブ種により動作内容を変更することができる。そのため、さらなる多様な要望に応じることを可能とする効果がある。
(その他の実施形態)
なお、上記の実施形態では、トナーカートリッジ、感光体ドラム、現像器が一体となったプロセスカートリッジを交換パーツとする画像形成装置を例に説明した。トナーカートリッジ、感光体ドラム、現像器をそれぞれ交換する画像形成装置について、本発明を適用してもよい。その場合には、トナーカートリッジ、感光体ドラム、現像器のそれぞれに対して寿命時の動作を「継続」「一時停止」「停止」からユーザが選択して、設定する。図4のS103に相当するタイミングにおいて、それぞれの部品ごとに寿命に到達しているかを判定する。寿命に到達した部品がある場合、コントローラ103はその部品に対して設定された寿命時の動作を実行する。なお、二つ以上の部品が寿命に到達した場合、寿命時の動作が「停止」と設定されている部品が含まれる場合は、他の部品に対する寿命時の動作の設定にかかわらず印刷を停止する。また、寿命に到達した部品が、寿命時の動作として「停止」と設定された部品を含んでおらず、「一時停止」と設定された部品を含む場合、「一時停止」のための処理を実行する。さらに、ここでは、トナーカートリッジ、感光体ドラム、現像器のそれぞれについて寿命時の動作設定をすると記載したが、上記の少なくとも一つについて寿命動作の設定をユーザが行うとしてもよい。その場合、ユーザによる寿命時の動作設定が行われていない部品について、画像形成装置は工場出荷時にあらかじめ設定された動作を行うとする。
本発明は、前述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
なお、上記の実施形態では、トナーカートリッジ、感光体ドラム、現像器が一体となったプロセスカートリッジを交換パーツとする画像形成装置を例に説明した。トナーカートリッジ、感光体ドラム、現像器をそれぞれ交換する画像形成装置について、本発明を適用してもよい。その場合には、トナーカートリッジ、感光体ドラム、現像器のそれぞれに対して寿命時の動作を「継続」「一時停止」「停止」からユーザが選択して、設定する。図4のS103に相当するタイミングにおいて、それぞれの部品ごとに寿命に到達しているかを判定する。寿命に到達した部品がある場合、コントローラ103はその部品に対して設定された寿命時の動作を実行する。なお、二つ以上の部品が寿命に到達した場合、寿命時の動作が「停止」と設定されている部品が含まれる場合は、他の部品に対する寿命時の動作の設定にかかわらず印刷を停止する。また、寿命に到達した部品が、寿命時の動作として「停止」と設定された部品を含んでおらず、「一時停止」と設定された部品を含む場合、「一時停止」のための処理を実行する。さらに、ここでは、トナーカートリッジ、感光体ドラム、現像器のそれぞれについて寿命時の動作設定をすると記載したが、上記の少なくとも一つについて寿命動作の設定をユーザが行うとしてもよい。その場合、ユーザによる寿命時の動作設定が行われていない部品について、画像形成装置は工場出荷時にあらかじめ設定された動作を行うとする。
本発明は、前述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
201 CPU
Claims (9)
- 複数種類の印刷ジョブを受信可能であり、交換可能なカートリッジを用いて画像形成を実行する画像形成装置であって、
ユーザの操作に基づいて、印刷ジョブの種類ごとに前記カートリッジの寿命到達時の画像形成に係る処理の情報を設定する設定手段を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記カートリッジが寿命到達しており、かつ、印刷ジョブを受信した場合に、前記受信した印刷ジョブの種類を判別する判別手段と、
前記設定手段により設定された印刷ジョブの種類ごとの前記カートリッジの寿命到達時の処理の情報に基づいて、前記判別手段により判別された印刷ジョブの種類における前記カートリッジの寿命到達時の処理の情報を取得し、前記取得した処理の情報に基づく処理を実行する制御手段と、
をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記カートリッジが有する複数の要素それぞれの残量、又は使用量から前記カートリッジの統合寿命を算出し、前記算出したカートリッジの統合寿命に基づいて、前記カートリッジが寿命到達したか否かを判定する判定手段をさらに有することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記設定手段は、さらに前記カートリッジの寿命到達の要因を組み合わせて印刷ジョブの種類ごとの前記カートリッジの寿命到達時の処理の情報を設定することを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記カートリッジは、感光ドラムと、現像器と、トナーとを有するカートリッジであることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記印刷ジョブの種類は、FAXジョブ、又はFAXジョブ以外のジョブであることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記カートリッジの寿命到達時の画像形成に係る処理は、前記カートリッジが寿命到達した旨の通知を行う処理、前記画像形成を一旦停止させる処理、または前記画像形成を完全停止させる処理であることを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 複数種類の印刷ジョブを受信可能であり、交換可能なカートリッジを用いて画像形成を実行する画像形成装置の制御方法であって、
ユーザの操作に基づいて、印刷ジョブの種類ごとに前記カートリッジの寿命到達時の画像形成に係る処理の情報を設定する設定工程を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 複数種類の印刷ジョブを受信可能であり、交換可能なカートリッジを用いて画像形成を実行する画像形成装置を制御するためのプログラムであって、
ユーザの操作に基づいて、印刷ジョブの種類ごとに前記カートリッジの寿命到達時の画像形成に係る処理の情報を設定する設定工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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