JP5129600B2 - リフォーム用ファンデーション - Google Patents

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Description

本発明は、リフォーム用ファンデーションに関する。
妊娠から出産までの間に、女性の腹部には、胎児の成長に伴って、胎児を保護するため、妊娠脂肪といわれるものがつきやすい。また、出産の直後は、子供の頭の大きさに匹敵する大きさとなる子宮が、短期間の間に鶏卵程度の大きさに収縮する。このため、出産直後の(産褥期)の間に腹部を自由にすると、妊娠脂肪の為に、いわゆる妊娠肥満を引き起こす。この妊娠脂肪は、出産後6ヶ月以内であれば流動性があり、このため出産直後から腹部を引き締め、妊娠脂肪を散して、子宮の収縮を助け、産後の体形の変化に対応し、体形を整えるものとして、ガードルだけでなく、産褥ニッパー及びウエストニッパー等が用いられている(例えば、特許文献1乃至4)。
また、出産後、骨盤の位置がずれたり、緩んだりすることで、腰痛や体形の変化、体形の変化に伴う尿漏れを防止、修正するために、骨盤矯正ベルトが用いられている。
この骨盤矯正ベルトは、その装着位置が重要であり、脚の付け根近くに巻くと、歩行が困難になり、巻く位置が上過ぎると腹部への影響で強く締め付けることができないだけでなく、骨盤や骨盤底筋の歪みの矯正ができないため、経験上、骨盤のある程度細い領域を狙い、巻かれることが多い(例えば、特許文献5)。
実用新案登録第2605854号公報(図1等) 特開2005−42226号公報(図8等) 特開2006−97150号公報(図1等) 実用新案登録第303772号公報(図2等) 特開2007−195687号公報(図4等)
しかし、このような産褥ニッパーやウエストニッパー、骨盤矯正ベルトなどの矯正具は正しい位置に装着することがその効果を発揮するためには必要である。しかしながら、使用者は、従来の産褥ニッパーやウエストニッパー、骨盤矯正ベルトなどは、付け位置が不明確であり、使用者が装着の際の位置が、上過ぎたり、逆に下過ぎたりして、付け位置がずれるために、これらの矯正具の機能が十分に発揮されないという問題があった。
そこで、本発明は上記課題を解消し、容易に付け位置を決めることができ、位置ずれが起こることなく、確実に締め付けて矯正具の機能を発揮することができるリフォーム用ファンデーションを提供することを目的としている。
本発明は、使用者の骨盤周辺を覆うように配置される伸縮性を有する左右の側面部材と、前記使用者の仙骨周辺にヒップ形状に沿うように装着されるクッション性を有し、前記側面部材より伸縮性の低減された仙骨部材と、一端部側が左右の前記側面部材とそれぞれ連結されており、他端部側が一方の端部に他方の端部を重ねられて、使用者の下腹部面圧迫されるように装着される伸縮性の低減された下腹部材とを有する本体部材と、前記仙骨部材から左右方向に伸びて、使用者の骨盤周りが弾性的に圧迫されるように前記下腹部材の表面側に着脱自在に配置される固定端部を有する骨盤矯正部材とを有し、前記本体部材は、前記仙骨部材を中心領域になるよう前記下腹部材の端部の重なりを開いて展開すると、前記仙骨部材と左右の前記側面部材と左右の前記下腹部材とを有する帯状体として形成され、前記帯状体の短手方向は、本体部材の上下の幅方向と一致する方向となっており、前記帯状体の長手方向の上下は、それぞれ上側端部と下側端部となっており、前記仙骨部材の配置されている前記上側端部の幅は、前記下側端部の幅よりも相対的に長くなるように形成され、前記側面部材の配置されている前記下側端部の幅は、前記上側端部の幅よりも相対的に長くなるように形成されており、前記仙骨部材と前記側面部材の配置されている前記下側端部の形状が前記前記仙骨部材と前記側面部材の配置されている前記上側端部の形状より相対的に丸みを帯びた形状とされており、前記側面部材と前記下腹部材の配置されている前記下側端部は、使用者の足の付け根部分を回避される形状とされていることを特徴とする
第1の発明の構成によれば、リフォーム用ファンデーションは、仙骨部材と、左右の側面部材と、下腹部材を有する本体部材と骨盤矯正部材を有している。そして、仙骨部材は、クッション性を有し、伸縮性が低減されており、使用者の仙骨周辺にヒップ形状に沿うように装着される。そして、側面部材は、骨盤周辺を覆うように伸縮性を有し、仙骨部材から左右方向に伸びている。また、下腹部材は、伸縮性が低減されており、側面部材を介して仙骨部材と連設されており、この下腹部材は、一方の端部に他方の端部を重ねられると、使用者の下腹部面を圧迫されるように装着されるようになっている。
このため、使用者が装着する際には、ヒップの丸み形状に沿うようにヒップの中央領域の仙骨周辺に装着される仙骨部材によって、この仙骨部材を目安に装着の位置決めを容易に行うことができるようになっている。つまり、仙骨部材は、ヒップの丸み形状に沿うようにヒップの中央領域の仙骨周辺に装着でき、リフォーム用ファンデーションの本体部材を定位置に装着するためのガイドとして機能するようになっている。そして、仙骨部材により容易に位置決めができるので、下腹部材は、下腹部を効率よく圧迫することができる。
また、骨盤矯正部材は、下腹部材の表面側に着脱自在に配置される固定端部を有しており、仙骨部材から左右方向に伸びて、使用者の骨盤周りが弾性的に圧迫できるようになっている。
つまり、骨盤矯正部材は、仙骨部材から左右に伸びるようになっており、本体部材の下腹部材の表面側に着脱自在に配置される固定端部を有しているので、本体部材が定位置に装着され、骨盤矯正部材も定位置に装着することが容易となる。このため、骨盤矯正部による骨盤周りの圧迫をより正確に行うことができるようになっている。
したがって、使用者が適正な位置でリフォーム用ファンデーションを装着することができるようになっているので、使用者は、装着位置等に誤ることが無く、定位置に装着することができ、下腹部および骨盤等の位置を確実に効率よく矯正することができるようになっている。
しかも、使用者が装着する際に、使用者は、クッション性のある伸縮の低減された仙骨部材を使用者の仙骨周辺に当て、この仙骨部材を中心として、伸縮性のある左右の側面部材を引っ張りつつ骨盤周辺を覆い、使用者の前面に装着される伸縮性の低減された下腹部材の一方の端部に他方の端部を重ねるようにして装着する。このように装着された本体部材の下腹部材は、伸縮性のある側面部材により仙骨部材方向に引っ張られ、使用者の下腹部面を圧迫することができる。
また、仙骨部材は、伸縮性の低減されたクッション性を有しているので、使用者が装着した際には、ヒップの丸みを潰してしまうことがなく、装着感を高めることができる。
つまり、仙骨部材は、伸縮性が低減されているので、側面部材を引っ張りつつ本体部材を装着しても、仙骨部材の伸縮によりヒップを潰してしまうことが無いが、クッション性を有しているので、程よく仙骨周辺にフィットさせることができる。
従がって、下腹部や骨盤周りは矯正されつつ、外見上、違和感が無く装着することができるようになっている。
さらに、リフォーム用ファンデーションの本体部材は、帯状体とされており、この帯状体を展開した場合の短手方向は、本体部材の上下の幅方向と一致する方向とされ、帯状体の長手方向は、上側端部と下側端部とされている。また、仙骨部材と側面部材の配置されている上側端部の形状と下側端部の形状を比較すると、下側端部の形状が相対的に丸みを帯びた形状とされている。
つまり、仙骨部材の上下幅方向の大きさが、側面部材の下腹部材と連結されている側の上下幅方向の大きさより、相対的に大きくされている。このため、使用者が装着した際に、使用者のヒップ形状を仙骨部材とこの仙骨部材と連接している側面部材とでヒップ形状の丸みをつぶさずに、すっぽりと覆うことができるようになっている。
また、側面部材と下腹部材の配置されている下側端部は、使用者の足の付け根部分を回避される形状とされている。
このため、装着した際に使用者の側面側を通り前面側の下腹部付近に至る下端部側は、使用者の足の付け根部分を覆うことがないので、使用者が装着した際に、使用者の足の動きを妨げることない。
従って、使用者が装着して動いても、リフォーム用ファンデーションがずり上がってきてしまうことがなく、最初の装着位置を保つことができるので、最初に位置決めした際の骨盤の締め付け感を維持することができ、効果的に下腹部や骨盤を矯正することが可能となる。
好ましくは、前記下腹部材は、上側に配置される上側下腹部材と、下側に配置されており前記上側下腹部材の上下方向の幅より幅広に形成される下側下腹部材との上下2段に分割されており、前記下側下腹部材の表面側には、前記骨盤矯正部材の固定端部が着脱自在に配置されるための取り付け部を有していることを特徴とする。
上記構成によれば、下腹部材は、上側に配置されている上側下腹部材と下側に配置されている下側下腹部材との上下2段に分割されているので、使用者は装着の際に、下腹部の圧迫の調整を容易に行うことができる。つまり、上側下腹部材か上側下腹部材のどちらか一方で装着し、次にもう一方を装着することができるので、締め付け度合いを調整しつつ、容易に装着することができるようになっている。
また、下側下腹部材が、上側下腹部材の上下方向の幅より幅広に形成されているので、下腹部の下側を上側より強い力で圧迫することができる。
そして、この下側下腹部材の一方の端部に他方の端部を重ねられている表面側に露出されている部分は、骨盤矯正部材の固定端部が着脱自在に配置されるための取り付け部となっている。このため、使用者は、下腹部を矯正した後にこの骨盤矯正部材により容易に骨盤周りを矯正することが可能となる。従がって、本体部材で、下腹部及び骨盤周辺全体を締め付けた後に、骨盤周りの矯正を行うことができるので、より確実に矯正することができるようになっている。
好ましくは、前記側面部材は、前記仙骨部材と前記下腹部材との間で袋状部とされ、前記袋状部の前記下腹部材側には、前記骨盤矯正部材の固定端部を露出させるための開口部が形成されており、前記骨盤矯正部材は、前記袋状部の内側で前記仙骨部材から前記下腹部材に向かって進退可能となるようにされていることを特徴とする。
上記構成によれば、側面部材は、仙骨部材と下腹部材との間で袋状部とされており、この袋状部の下腹部材側には、骨盤矯正部材の固定端部を露出させるための開口部が、形成されている。また、骨盤矯正部材は、仙骨部材と下腹部材との間で袋状部とされている側面部材の袋状部の内側で進退可能となっている。
骨盤矯正部材が、本体部材の袋状部で進退可能となっており、下腹部材側の開口部から固定端部が露出されているので、本体部材が使用者に装着されて下腹部を圧迫した後に、この骨盤矯正部材で、更に、骨盤周辺を狙って締め付けをすることが容易にできるようになっている。
以上説明したように、本発明によれば、容易に付け位置を決めることができ、位置ずれが起こることなく、確実に締め付けて矯正具の機能を発揮することができるリフォーム用ファンデーションを提供できる。
本発明の好適な実施形態を説明する前に、産後、骨盤を矯正するためには、骨盤のある程度細い帯域を狙って巻くようにすることが必要である点を、図1及び図2を参照しつつ説明し、その後、本実施形態のリフォーム用ファンデーションについて説明する。
図1は人体、特に女性の骨盤周辺の正面図であり、皮膚や筋肉などの組織を透視した図である。図2は、図1のA−A線の位置で人体を切断した場合の概略断面図である。
図1に示すように、骨盤1は、仙骨2を中心に左右に配置された一対の寛骨3,3からなっており、各寛骨3は、動きの少ない腸骨4、軟骨である寛骨臼5、軟骨である恥骨6、及び挫骨7を有しており、恥骨6の脇から寛骨臼5にかけて形成された窪みに、大腿骨の付け根の骨8が入り込むようになっている。
そして、妊娠5ヶ月以降から産後数ヶ月までと、産後数ヶ月以降とでは、一対の恥骨6,6の互いの間隔Lが異なっており、この恥骨6,6の間隔Lが大きい程、つまり、骨盤が緩んでいる程、腰痛や体形変化などの程度が大きいといわれている。
このように、恥骨間が広がる理由は、例えば妊婦の場合、子宮内の胎児が子宮口を通るため、子宮口の周りの筋肉を緩めて出産の準備をするためであると考えられる。
また、近年、共働きや核家族化などの社会現象に伴って、産後の女性が、立って動くことが多い。そのため、重力が加わった臓器等の重みで恥骨間の間隔Lが戻り難いケースが増えている。そして、骨盤の緩みが回復するのに産後5ヶ月程度かかる場合もあり、過去に比較すると骨盤の緩みが回復する期間が長期化する傾向にある。また、骨盤が緩んだ状態から完全に回復しないケースも増えている。
そのため、骨盤の緩みを解消して回復を早めたい場合には、骨盤を矯正する必要がある。そして、骨盤を矯正したい場合は、一対の恥骨6,6の互いの間隔Lを正常な間隔に戻す巻き方が必要となる。
しかし、上述したように、恥骨6の脇から寛骨臼5にかけて形成された窪みには、脚の付け根の骨8が入り込むようになっている。このため、この帯域に骨盤を矯正するための帯状のものを巻いてしまうと、脚の付け根を締め付けるため、歩行し難くなるだけでなく、歩行に伴ってずれ易くなる。そして、腸骨4は仙骨2にあたる位置であり、恥骨6とは離間しているため、この部分に骨盤を矯正するために帯状のものを巻いても骨盤の状態を早期に回復するとの効果が殆ど見られない。
したがって、骨盤を矯正する帯状のものは、寛骨臼5より上側であって腸骨4より下側の間(図1の一点鎖線で示す帯域M)に位置するように巻くことが最も効果的である。
また、一方、産後6ヶ月以内は、妊娠脂肪の流動性があるので、この期間に腹部のリフォーム(体形成形)を行うことが好ましい。このため、腹部、特に下腹部を中心に矯正できるように、下腹部を圧迫することが必要となる。
また、図1及び図2で見られる仙骨2は、身体の中心部に位置しており、脊柱(背骨)と関節を介して繋がっており、脊柱の中には、脊髄が存在している。そして、この仙骨2を保温することは、腰痛の改善や骨盤の矯正を行う上で、仙骨2と寛骨3の間の関節の動きを良くするため好ましい。
従がって、骨盤全体や下腹部の矯正をしつつ、骨盤矯正に一番効果の良い、寛骨臼5より上側であって腸骨4より下側の間(図1の一点鎖線で示す帯域M)を保持できるようになっているリフォーム用ファンデーションが好ましく、本発明のリフォーム用ファンデーションは、好ましくはこのように下腹部の体形成形をすると共に骨盤を矯正するために装着することができるようになっている。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図を参照して詳細に説明する。なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
図3ないし図5は、本発明の実施形態に係るリフォーム用ファンデーション10を使用者Lが着用した状態を示している。
図3はリフォーム用ファンデーション10を着用した状態で人体の正面側から見た場合の概略図、図4はリフォーム用ファンデーション10を着用した状態で背面側から見た場合の概略図、図5はリフォーム用ファンデーション10を着用した状態で側面側(右側面側)から見た場合の概略図である。
また、図6及び図7は、本発明の実施形態に係るリフォーム用ファンデーション10を開いた状態を示している。図6は、リフォーム用ファンデーションを開いた状態の表面側からみた場合の概略展開図であり、図7は、リフォーム用ファンデーションを開いた状態の裏面側からみた場合の概略展開図である。
そして、図8ないし図10は、本発明の実施形態に係るリフォーム用ファンデーション10を使用者Lが着用する際の着用方法を説明するための概略図となっている。
まず、図3ないし図5を用いて、本実施形態のリフォーム用ファンデーションの概略を説明する。
本実施形態のリフォーム用ファンデーション10は、上述したように仙骨2を中心に左右に配置された一対の寛骨3,3を供える骨盤1全体を覆うことができる。
図3に示すように、使用者Lの正面側には、下腹部上方裏側パネル14a、下腹部上方表側パネル14b、下腹部下方裏側パネル15a、下腹部下方表側パネル15bが、使用者Lの下腹部付近を圧迫するように配置されている。また、リフォーム用ファンデーション10には、上述したように一対の恥骨6、6の互いの間隔を狭めるために、寛骨臼5より上側であって腸骨4より下側の間を狙って巻くことができるような骨盤締付部16a、16bが設けられている。この骨盤締付部16a、16bは、使用者Lの正面側にその一方の端部、骨盤締付固定端部31a、31bを有しており、この骨盤締付固定端部31a、31bは、下腹部下方表側パネル15bに固定される。そして、後述するように、この骨盤締付部16a、16bは、使用者Lが装着した際に仙骨パネル12を中心とすると、左側方向に設けられた骨盤締付部16aと右側方向に設けられた骨盤矯正部16bとなっている。
そして、使用者Lの正面側に配置される前面下端部29a、29b及び側面下端部20a、20bの一部は、使用者Lの足の付け根の動きを妨げないような位置に配置される。
つまり、側面部13a、13bの側面下端部20a、20bと下腹部下方裏側パネル15a、下腹部下方表側パネル15bの前面下端部29a、29bは、使用者Lの足の付け根部分を回避される形状とされている。
このため、装着した際に使用者Lの側面側を通り前面側の下腹部付近に至る側面下端部20a、20b及び前面下端部29a、29bは、使用者Lの足の付け根部分を覆うことがないので、使用者Lが装着した際に、使用者Lの足の動きを妨げることない。
従って、使用者Lが装着して動いても、リフォーム用ファンデーション10がずり上がってきてしまうことがなく、最初の装着位置を保つことができるので、最初に位置決めした際の骨盤の締め付け感を維持することができ、効果的に下腹部や骨盤を矯正することが可能となる。
また、図4で示すように、使用者Lの背面側には、仙骨パネル12が配置されている。この仙骨パネル12は、仮想中心CLを中心とした領域であって、使用者Lのウエストよりやや下方部分からヒップの下側付近までを覆うように配置されている。
そして、この仙骨パネル12は、伸縮性の低減されたクッション性の良い材料で形成されている。このため、使用者Lが装着する際に、この仙骨パネル12を起点として、締め付けることができるようになっている。
しかも、この仙骨パネル12は、伸縮性の低減された材料で形成されているので、装着の際にヒップの丸みを潰さずに締め付けることができる。また、仙骨パネル12は、クッション性もあるので、ヒップへのフィット感にも優れた付け心地を使用者Lに与え、仙骨2の保温もできるようにもなっている。
また、後述するように、仙骨パネル12の形状が使用者Lのヒップの形状に沿う様に形成されているので、使用者Lが装着する際に、付け位置に迷うことが無く、正しい位置で装着することができるようになっている。
また、仙骨パネル12の側方である左右方向の仙骨パネル側方端部17a、17bの位置では、骨盤締付部16a、16bのもう一方の端部と連結されている。従がって、骨盤を締め付ける際にもこの仙骨パネル12が起点となり、骨盤締付部16a、16bは、しっかりと骨盤を締め付けることができる。
そして、図5で示すように、側面下端部20b(20a)は、使用者Lの背面側から正面側に向かってやや斜め上方に向くように配置されている。ここで、図5は、使用者Lがリフォーム用ファンデーション10を装着した際の右側側面からの概略図を示しているが、左側側面から見た場合にも同様に側面下端部20aは、使用者Lの背面側から正面側に向かってやや斜め上方に向くように配置されているようになっている。
つまり、上述したように、使用者Lの背面側の仙骨パネル12が、ヒップの下側まで配置されており、使用者Lの正面側の前面下端部29a、29b及び側面下端部20a、20bの一部は、使用者Lの足の付け根の動きを妨げないような位置に配置されるようになっている。
リフォーム用ファンデーション10は、このように装着できるので、使用者Lの動作にしたがってずり上がってきてしまうことがなく、使用者Lの動きに対応できるようになっている。
また、ヒップの形状に沿って装着できるので、使用者Lが、衣服の下にこのリフォーム用ファンデーション10を装着していても、違和感もない。
次に、図6及び図7を用いて、本実施形態のリフォーム用ファンデーション10の各部の構成について説明する。
図6及び図7より、リフォーム用ファンデーション10の本体部は、仙骨パネル12を中心として、左右に側面部13a、13bを有し、その側面部13a、13bと連結される下腹部上方裏側パネル14a、下腹部上方表側パネル14b及び下腹部下方裏側パネル15a、下腹部下方表側パネル15bをそれぞれ有し、全体として帯状となっている。つまり、リフォーム用ファンデーション10の本体部は、下腹部上方裏側パネル14aと腹部下方裏側パネル15aと連結されている側面部13aと、下腹部上方表側パネル14bと下腹部下方表側パネル15bと連結されている側面部13bとが仙骨パネル12を介して帯状となっている。
リフォーム用ファンデーション10の本体部は、図6の仮想中心CLに左方向に側面部13a、下腹部上方裏側パネル14a及び下腹部下方裏側パネル15aを有し、右方向に側面部13b、下腹部上方表側パネル14b及び下腹部下方表側パネル15bを有している。ここで、本実施形態においては、図6の仮想中心CLに左方向に下腹部上方裏側パネル14a及び下腹部下方裏側パネル15aを有し、右方向に下腹部上方表側パネル14b及び下腹部下方表側パネル15bを有する構成として説明しているが、左方向に下腹部上方表側パネル14b及び下腹部下方表側パネル15bを有し、右方向に下腹部上方裏側パネル14a及び下腹部下方裏側パネル15aを有するようにすることもできる。その場合いは、後述する装着の際には、使用者Lの下腹部付近でそれぞれのパネルの重なりは、左右が逆となる。
また、仙骨パネル12は、使用者Lのウエストよりやや下側に配置される仙骨パネル上端部23と、ヒップの下側に配置される仙骨パネル下端部24を有しており、仙骨パネル上端部23は、仙骨パネル下端部24より長くなるように形成されている。つまり、図面上で、仙骨パネル上端部23の長さX1と仙骨パネル下端部24の長さX2を比較すると、X1はX2の約2倍程度とされている。これにより、仙骨パネル12を使用者Lの背面側に配置した際に、仙骨2部分を覆うことができるようになる。
そして、仙骨パネル12の外形は、ウエストよりやや下方部分に配置される仙骨パネル上端部23は長く、ヒップの下側に配置される部分の仙骨パネル下端部24は狭く形成されている。また、仙骨パネル上端部23及び仙骨パネル下端部24は、仙骨パネル12と同様に、伸縮性の低減された部材で構成されている。
そのため、装着の際に、使用者Lのウエストよりやや下方部分、つまり、腰部近傍に配置される仙骨パネル上端部23は、しっかりと使用者L側に押さえつけて、密着させることができる。一方、ヒップの下側に配置される仙骨パネル下端部24は、ヒップの丸みを潰させずに配置させることができる。
また、仙骨パネル12の仙骨パネル側方端部17a、17bは、リフォーム用ファンデーション10の幅方向、つまり、仙骨パネル上端部23と仙骨パネル下端部24の間、に配置されており、仙骨パネル上端部23と仙骨パネル下端部24とそれぞれ繋ぐように配置されている。そのため、仙骨パネル12は、仙骨パネル上端部23と仙骨パネル下端部24及び仙骨パネル側方端部17a、17bで囲まれる部分に形成されており、その外形形状は、仙骨パネル上端部23が広く、仙骨パネル下端部24が狭い、概略逆台形形状のようになっている。
この仙骨パネル12は、上述したように伸縮性の低減されたクッション性の良い材料を使用して構成されている。そして、例えば、このクッション性の良い材料として、通気性の良いように穴の開いたメッシュ面と凹凸の少ないフラット面の二枚の素材を重ねて、その二枚の素材の間隙を繊維状のもので繋ぎ編み目構造やハニカム構造等を持たせたような中空構造のニットを用いることができる。また、例えば、発泡ウレタン等を二枚の布地で挟んで構成されたクッション材等でもよい。
そして、例えば、この仙骨パネル12は、使用者Lに配置される側、つまり図7の裏側は、上述したクッション材のメッシュ面側が配置され、表側、つまり図6の表側は、このクッション材のフラット面側には、着用した使用者Lの衣服側から目立たないように、比較的弾性がなく凹凸の少ないフラット面となるような生地を配置さている。または、例えば、この仙骨パネル12は、メッシュ面とフラット面の間に、クッション材を配置して3層構造とすることもできる。
そして、仙骨パネル12の仙骨パネル側方端部17a、17bで側面部13a、13bと連結されている。この側面部13a、13bは、装着の際に、使用者Lの左右のヒップから側面にかけて配置されるようになっており、伸縮性の良い材料で構成されている。
そして、ここでは、側面部13a、13bは、後述する骨盤締付部16a、16bをその内部で進退可能に収容できるように、二重構造、つまり袋状とされている。
側面部13a、13bは、仙骨パネル12の左右方向に伸びるように、リフォーム用ファンデーション10の長手方向に配置されている。側面部13a、13bの伸縮方向は、リフォーム用ファンデーション10の長手方向に沿うようになっている。
このため、仙骨パネル12を中心として、側面部13a、13bを伸ばしつつ装着すると、側面部13a、13bは、使用者Lに巻きつける方向に伸縮して、骨盤1全体を覆いつつ締付けることができる。
また、側面部13a、13bの側面下端部20a、20bは、側面上端部21a、21bと比較して、長くなっている。
また、側面下端部20a、20b、仙骨パネル下端部24を繋ぐラインは、側面上端部21a、21b、仙骨パネル上端部23を繋ぐラインと比較すると長くなっている。
そして、側面下端部20a、20b、仙骨パネル下端部24を繋ぐラインの形状と、側面上端部21a、21b、仙骨パネル上端部23を繋ぐラインの形状は、共に、丸いラインを描くように形成されており、特に、側面下端部20a、20b、仙骨パネル下端部24を繋ぐラインの形状は、その丸みの大きいライン形状となっている。つまり、仙骨パネル12の上下幅方向の大きさが、側面部13a,13bの側面前面連結部28a,28b上下幅方向の大きさより、相対的に大きくされている。
このため、単に直線形状の帯状となっているよりも、装着した際により、使用者Lの形状に沿うようになる。
このため、使用者Lが装着した際に、使用者Lのヒップ形状を仙骨パネル12とこの仙骨パネル12と連接している側面部13a,13bとでヒップ形状の丸みをつぶさずに、すっぽりと覆うことができるようになっている。
つまり、リフォーム用ファンデーション10を巻きつける位置が、骨盤1を覆うことができる位置であり、側面上端部21a、21b、仙骨パネル上端部23を繋ぐラインは、ウエストのやや下方に配置され、側面下端部20a、20b、仙骨パネル下端部24を繋ぐラインは、ヒップの下側に沿うように配置されている。そして、それぞれのライン形状は、それぞれの配置される使用者Lの形状に沿うことができるように形成されている。
これにより、装着した際のフィット感が向上し、また、使用者Lの動きに対し、ずれずにフィット感が継続する。
また、側面部13a、13bは、下腹部上方裏側パネル14a、下腹部上方表側パネル14b、下腹部下方裏側パネル15a、下腹部下方表側パネル15bと側面前面連結部28a、28bを介して連結されている。この側面前面連結部28a、28bは、比較的伸縮性のない材料で構成されており、例えば、綿テープなどである。
そして、この側面部13a、13bは、二重構造、つまり袋状とされており、この側面前面連結部28a、28bには、骨盤締付部16a、16bの一方の端部である骨盤締付固定端部31a、31bが露出される開口部27a、27bが形成されている。この開口部27a、27bは、帯状のリフォーム用ファンデーション10の幅方向の下側よりに形成されている。つまり、開口部27a、27bは、下腹部下方裏側パネル15a、下腹部下方表側パネル15bと連結する部分よりに形成されている。
このため、骨盤周りの矯正する際に、骨盤締付部16a、16bは、締め付けたい位置である、骨盤矯正に一番効果の良い、寛骨臼5より上側であって腸骨4より下側の間を確実に狙って締め付けることができる。つまり、この開口部27a、27bは、骨盤締付部16a、16bのガイドともなっている。
また、この骨盤締付部16a、16bのもう一方の端部は、仙骨パネル12の仙骨パネル側方端部17a、17bと連結されており、側面部13a、13bの袋状の内部に収容されている。
そして、仙骨パネル側方端部17a、17bと連結されている骨盤締付部16a、16bのもう一方の端部の上下の幅(Z1)は、開口部27a、27bから露出しているもう一方の端部の上下の幅と比較すると、幅広になっている。これにより、骨盤締付部16a、16bで締付つける際に、仙骨パネル12を人体L側に押さえつけつつ、より大きい力で骨盤1を締付つけることができるようになっている。
また、開口部27a、27bの開口の大きさ(Z2)と、この開口部27a、27bから露出している骨盤締付固定端部31a、31bの上下の幅は、若干、骨盤締付固定端部31a、31b側の上下の幅が小さくされている。そのため、骨盤締付部16a、16bは、開口部27a、27bから容易引き出すことができる。つまり、側面部13a,13bの袋状の内部で、骨盤締付部16a、16bは容易に進退可能となっている。
そして、開口部27a、27bから、骨盤締付部16a,16bを引っ張ると、骨盤締付部16a,16bが徐々に幅広となり、途中で開口部27a、27bの幅より大きくされている。このため、必要以上に骨盤構成部16a、16bが引っ張りだされてしまうことがない。
骨盤締付部16a、16bは、進退方向に伸縮性のある材料となっている。つまり、骨盤締付部16a,16bの上下の幅方向と交わる方向に強い伸縮性を有する材料が使用されている。この伸縮性の方向が、骨盤締付部16a、16bの進退方向と一致しているので、これにより、骨盤締付部16a、16bで使用者Lの骨盤1を締付つける際に、弾性的に圧迫することが可能となる。骨盤締付部16a、16bは、例えば、硬質のパワーネットや、パワーネットを2重に重ねて使用すれば、骨盤1を締め付ける際の力を大きくすることができる。
次に、側面部13a、13bと側面前面連結部28a、28bで連結されている下腹部上方裏側パネル14a、下腹部上方表側パネル14b、下腹部下方裏側パネル15a、下腹部下方表側パネル15bは、それぞれ、下腹部上方裏側パネル14aと下腹部上方表側パネル14bが、重ねられ、また、下腹部下方裏側パネル15aと下腹部下方表側パネル15bとが、重ねられ、使用者Lの正面側に配置されて、下腹部を圧迫するようになっている。
つまり、下腹部上方裏側パネル14a、下腹部上方表側パネル14b、下腹部下方裏側パネル15a、下腹部下方表側パネル15bは、それぞれ、伸縮性の低減された材料で形成されている。例えば、下腹部上方裏側パネル14a及び下腹部下方裏側パネル15aは、表地はフレンチパイル、裏地に硬質のパワーネット、下腹部上方表側パネル14bはテグスコール、下腹部下方表側パネル15bはポリウレタン等からなるストレッチ性の良い素材が使用でき、後述するように、その全面が面ファスナー26となっている。
そして、下腹部下方裏側パネル15aと下腹部下方表側パネル15bとは、下腹部上方裏側パネル14aと下腹部上方表側パネル14bより、幅広になるように構成されている。つまり、下腹部下方裏側パネル15aと下腹部下方表側パネル15bの上下幅方向をY1、下腹部上方裏側パネル14aと下腹部上方表側パネル14bの上下幅方向をY2とすると、Y2>Y1となるように構成されている。このため、このリフォーム用ファンデーション10を装着すると、下腹部の下方が、より強い力で圧迫できる。
また、このように、二段になっているので、巻きつける際に、位置決めが容易であるのと、巻きつけ強さの調整が容易に行える。
また、下腹部上方裏側パネル14aと下腹部下方裏側パネル15aは、その表側(図6で示している側)、つまり、装着した際に、それぞれ下腹部上方表側パネル14bと対面する側には面ファスナー18aが、下腹部下方表側パネル15bと対面する側には面ファスナー19aが配置されている。下腹部上方裏側パネル14aの表側の面ファスナー18aと下腹部下方裏側パネル15aの表側の面ファスナー19aは、それぞれ下腹部上方裏側パネル14aと下腹部下方裏側パネル15aの長手方向のどの部分でも、下腹部上方表側パネル14bまたは下腹部下方表側パネル15bの端部側にそれぞれ配置されている面テープ18b、19bを固定することができるようになっている。
すなわち、面ファスナー18a、19aは、腹部上方裏側パネル14aと下腹部下方裏側パネル15aの表側の全面に設けられており、使用者Lの骨盤周りの大きさに合わせて長さ調整ができるようになっている。
また、下腹部下方表側パネル15bの表面、つまり、リフォーム用ファンデーション10を装着すると、使用者Lの正面側であり、前面に配置される側は、面ファスナー26となっている。
従がって、下腹部下方表側パネル15bの表面の全面は、面ファスナー26となっているので、骨盤締付部16a、16bの骨盤締付固定端部31a、31bの付近に設けられた面ファスナー25a、25bが任意の位置で固定できるようになっている。そして、下腹部下方表側パネル15bの表面の全面が、面ファスナー26となっているので、骨盤締付部16a、16bの巻き付け強さの調整が行えるようになっている。また、面ファスナー26は、下腹部下方表側パネル15bの表面の全面に重ねるように設けられてもよい。そして、面ファスナー26は、若干伸縮性のある面ファスナー素材であることが、使用者Lが装着した際のフィット感が向上するので、好ましい。
本実施形態のリフォーム用ファンデーション10の各部は、上述のように構成されている。
そして、図6及び図7より、その全体は、弓状になっており、使用者Lの体形に容易に沿うことができるようになっている。
次に、図8ないし図10を用いて、本実施形態のリフォーム用ファンデーションの装着の方法の一例を説明する。
使用者Lは、まず、図6及び図7のような状態のリフォーム用ファンデーション10の両端部の下腹部上方裏側パネル14a(または、下腹部下方裏側パネル15a)及び下腹部上方表側パネル14b(または、下腹部下方表側パネル15b)をそれぞれ掴み、仙骨パネル12を使用者Lのヒップ部分に当てる。
つまり、下腹部上方裏側パネル14a(または、下腹部下方裏側パネル15a)を左手で掴み、下腹部上方表側パネル14b(または、下腹部下方表側パネル15b)を右手で掴み、仙骨パネル12の裏面側(図7の側)を使用者Lのヒップ部分と接するように当てる。
そして、例えば、下腹部下方裏側パネル15aと下腹部下方表側パネル15bを使用者Lの正面側の下腹部で重ね合わせる。その際、仙骨パネル12が使用者のヒップ部分と密着するように、下腹部下方裏側パネル15aと下腹部下方表側パネル15bを引っ張りつつ、下腹部下方表側パネル15bの面ファスナー19bを下腹部下方裏側パネル15aの面ファスナー19aと係合させて固定する(図8参照)。
この下腹部下方裏側パネル15aと下腹部下方表側パネル15bとは、互いに伸縮性の低減された材料であり、下腹部下方裏側パネル15aと下腹部下方表側パネル15bとを引っ張ると、伸縮性の高い側面部13a、13bがそれぞれ伸張される。そして、下腹部下方表側パネル15bの面ファスナー19bを下腹部下方裏側パネル15aの面ファスナー19aに重ねて係合させると、側面部13a、13bが収縮し、下腹部下方表側パネル15bと下腹部下方裏側パネル15aとで使用者Lの下腹部が圧迫される。
そして、使用者Lは、下腹部上方裏側パネル14aを左手で掴み、下腹部上方表側パネル14bを右手で掴み、使用者Lの下腹部を締め付けるように、下腹部上方裏側パネル14と下腹部上方表側パネル14bとを重ねる。そして、下腹部上方表側パネル14bの面ファスナー18bを下腹部上方裏側パネル14aの表側の面ファスナー18a上に係合させて固定する(図9参照)。
この時、最初に固定した下腹部下方裏側パネル15aと下腹部下方表側パネル15bとが、下腹部上方裏側パネル14aと下腹部上方表側パネル14bとを固定したことにより、使用者Lが緩いと感じた場合には、再度、下腹部下方裏側パネル15aと下腹部下方表側パネル15bとの固定をやり直すことができる。
このように、下腹部部分を圧迫することができる正面側のパネルが、下腹部上方裏側パネル14aと下腹部上方表側パネル14b、下腹部下方裏側パネル15aと下腹部下方表側パネル15bのように上下二段に別れて設けられているので、使用者Lの下腹部の圧迫の調整が容易に行える。
また、下腹部を押える面積や力は、一枚のパネルとした場合と同様であるが、着用に際しては、このようにニ段に分かれているので、着用が容易である。
そして、仙骨パネル12が形成されているので、着用の際の位置決めが容易であり、使用者Lは、着用位置を誤って装着することがない。
このように、リフォーム用ファンデーション10の本体部(帯状)が装着されると、使用者Lの骨盤全体が覆われて下腹部が圧迫される。
次に、使用者Lは、開口部27a,27bから露出されている骨盤締付部16a、16bの端部である骨盤締付固定端部31a、31bを引っ張り、骨盤締付部16a、16bを更に開口部27a、27bから露出させる。
そして、使用者Lは、骨盤締付固定端部31a、31bに備わる面ファスナー25a,25bを、下腹部下方表側パネル15bの表面側の面ファスナー26に係合させて、固定する。
すると、骨盤締付部16a,16bは、骨盤を矯正するに際し、一番効果のある部位を弾性的に圧迫するように装着できる。
本実施形態の場合、この着脱可能にする手段として、面ファスナーを例に挙げて説明しているがその他の係脱自在な係合手段が用いられていてもよい。
ここで、本実施形態の仙骨パネル12は、仙骨部材の一例であり、左右の側面部13a,13bは、左右の側面部材の一例である。また、下腹部上方裏側パネル14aと下腹部上方表側パネル14b及び下腹部下方裏側パネル15aと下腹部下方表側パネル15bは、下腹部材の一例であり、下腹部上方裏側パネル14aと下腹部上方表側パネル14bは上側下腹部材、下腹部下方裏側パネル15aと下腹部下方表側パネル15bは下側下腹部材の一例である。そして、本体部は、本体部材の一例となっており、仙骨パネル12、左右の側面部13a,13b、下腹部上方裏側パネル14aと下腹部上方表側パネル14b及び下腹部下方裏側パネル15aと下腹部下方表側パネル15bを有しており、帯状体となっている。
そして、骨盤締付部16a、16bは骨盤矯正部材の一例であり、骨盤締付固定端部31a、31bは、固定端部の一例である。
そして、下腹部下方表側パネル15bの表側面の面ファスナー26は、取り付け部の一例となっており、骨盤締付固定端部31a、31bが着脱自在に配置され固定されるようになっている。
そして、側面部13a、13bは、袋状となっており、袋状部の一例となっており、開口部27a,27bを有している。この開口部27a,27bは、骨盤締付固定端部31a、31bの上下の幅方向と対応する幅となるように形成されている。
本実施形態のリフォーム用ファンデーション10は、以上のように構成されているので、使用者Lが装着する際に、ヒップの丸み形状に沿うようにヒップの中央領域の仙骨周辺に装着される仙骨パネル12(仙骨部材の一例)を目安に装着の位置決めを容易に行うことができる。つまり、仙骨パネル12(仙骨部材の一例)は、ヒップの丸み形状に沿うようにヒップの中央領域の仙骨周辺に装着でき、リフォーム用ファンデーション10の本体部材を定位置に装着するためのガイドとして機能するようになっている。
そして、仙骨パネル12(仙骨部材)により容易に位置決めができ、下腹部上方裏側パネル14aと下腹部上方表側パネル14b及び下腹部下方裏側パネル15aと下腹部下方表側パネル15b(下腹部材の一例)は、下腹部を効率よく圧迫することができる。
また、骨盤締付部16a,16b(骨盤矯正部材の一例)は、下腹部下方表側パネル15b(下腹部材の一例)の表面側に着脱自在に配置される骨盤締付固定端部31a,31b(固定端部の一例)を有しており、仙骨パネル12(仙骨部材の一例)から左右方向に伸びて、使用者Lの骨盤周りが弾性的に圧迫できるようになっている。
このため、リフォーム用ファンデーション10の本体が定位置に装着され、骨盤締付部16a,16b(骨盤矯正部材の一例)も定位置に装着することが容易となる。このため、骨盤締付部16a,16b(骨盤矯正部材の一例)による骨盤周りの圧迫をより正確に行うことができるようになっている。
したがって、使用者Lが適正な位置でリフォーム用ファンデーション10を装着することができ、使用者Lは、装着位置等に誤ることが無く、定位置に装着することができ、下腹部および骨盤等の位置を確実に効率よく矯正することができる。
しかも、使用者Lが装着する際に、使用者Lは、クッション性のある伸縮の低減された仙骨パネル12(仙骨部材の一例)を使用者Lの仙骨周辺に当てる。そして、仙骨パネル12を中心として、伸縮性のある左右の側面部を引っ張りつつ骨盤周辺を覆い、使用者Lの前面に装着される伸縮性の低減された下腹部上方裏側パネル14aと下腹部上方表側パネル14b及び下腹部下方裏側パネル15aと下腹部下方表側パネル15b(下腹部材の一例)の一方の端部に他方の端部を重ねるようにして装着する。
このように装着された本体部の下腹部材は、伸縮性のある側面部13a,13bにより仙骨パネル12の方向に引っ張られ、使用者の下腹部面を圧迫することができる。
また、仙骨パネル12は、伸縮性の低減されたクッション性を有しているので、使用者が装着した際には、ヒップの丸みを潰してしまうことがなく、装着感を高めることができる。
つまり、仙骨パネル12は、伸縮性が低減されているので、側面部13a.13bを引っ張りつつ本体部を装着しても、仙骨パネル12の伸縮によりヒップを潰してしまうことが無いが、クッション性を有しているので、程よく仙骨周辺にフィットさせることができる。
従がって、下腹部や骨盤周りは矯正されつつ、外見上、違和感が無く装着することができる。
下腹部下方裏側パネル15aと下腹部下方表側パネル15bが、下腹部上方裏側パネル14aと下腹部上方表側パネル14bの上下方向の幅より幅広に形成されているので、下腹部の下側を上側より強い力で圧迫することができる。
そして、この下腹部下方表側パネル15bの表面側は、骨盤締付部16a、16bの固骨盤締付固定端部31a,31bが脱自在に配置されるように面ファスナー26を有している。
このため、使用者Lは、下腹部を矯正した後にこの骨盤締付部16a,16bにより容易に骨盤周りを矯正することが可能となる。
従がって、本体部で、下腹部及び骨盤周辺全体を締め付けた後に、骨盤周りの矯正を行うことができるので、より確実に矯正することができるようになっている。
また、骨盤締付部16a,16bが、本体部の側面部13a,13bの袋状の内部で進退可能となっており、開口部27a,27bから骨盤締付固定端部31a,31bが露出されているので、本体部が使用者Lに装着されて下腹部を圧迫した後に、この骨盤締付部16a,16bで、更に、骨盤周辺を狙って締め付けをすることが容易にできるようになっている。
そして、側面部13a、13bが袋状とされ、開口部27a,27bの幅が骨盤締付固定端部31a,31bの幅と対応するようになっており、骨盤締付部16a,16bの仙骨パネル12が骨盤締付固定端部31a,31bより幅広に形成されている。
このため、開口部27a,27bは、この開口部27a,27bから骨盤締付部16a,16bの骨盤締付固定端部31a,31bを引っ張りだして骨盤周辺を締め付ける際の骨盤締付部16a,16bの位置決め部ともなっている。
本発明は、上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。例えば、本実施形態では全体に布地を使用しているが、背中側等の当接する部分によっては成形体を配置しても良い。また、本実施形態では全体を通気性を有する材料で形成することで長時間における使用感を高めているが、通気性のない材料を使用しても良く、さらには仙骨パネル等に保温機能を有する材料を使用したり、ポケット等を設けて仙骨パネルのクッション材を取り外しが可能となるように構成したり、保温できるよう構成しても良い。また、上記実施形態の各構成は、その一部を省略し、あるいは上記とは異なるように任意に組み合わせることができる。
妊婦の骨盤周辺の正面図であり、皮膚や筋肉などの組織を透視した図である。 図1のA−A線の部分で人体を切断した場合の概略断面図である。 本発明の実施形態に係るリフォーム用ファンデーションを着用した状態の人体の正面側から見た場合の概略図である。 本発明の実施形態に係るリフォーム用ファンデーションを着用した巻いた状態で人体の背面側から見た場合の概略図である。 本発明の実施形態に係るリフォーム用ファンデーションを着用した状態で人体の側面側から見た場合の概略図である。 本発明のリフォーム用ファンデーションを開いた状態の表面側からみた場合の概略展開図である。 本発明のリフォーム用ファンデーションを開いた状態の裏面側からみた場合の概略展開図である。 本発明のリフォーム用ファンデーションの着用方法を説明するための概略図である。 本発明のリフォーム用ファンデーションの着用方法を説明するための概略図である。 本発明のリフォーム用ファンデーションの着用方法を説明するための概略図である。
符号の説明
10・・・リフォーム用ファンデーション、12・・・仙骨パネル、13a、13b・・・側面部、14a・・・下腹部上方裏側パネル、14b・・・下腹部上方表側パネル、15a・・・下腹部下方裏側パネル、15b・・・下腹部下方表側パネル、16a、16b・・・骨盤締付部、17a、17b・・・仙骨パネル側方端部、18a、18b・・・面ファスナー、19a、19b・・・面ファスナー、20a、20b・・・側面下端部、21a、21b・・・側面上端部、23・・・仙骨パネル上端部、24・・・仙骨パネル下端部、25a,25b・・・面ファスナー、26・・・面ファスナー、27a、27b・・・開口部、28a、28b・・・側面前面連結部、29a、29b・・・前面下端部、30a、30b・・・前面上端部、31a,31b・・・骨盤締付固定端部

Claims (3)

  1. 使用者の骨盤周辺を覆うように配置される伸縮性を有する左右の側面部材と、
    前記使用者の仙骨周辺にヒップ形状に沿うように装着されるクッション性を有し、前記側面部材より伸縮性の低減された仙骨部材と、
    一端部側が左右の前記側面部材とそれぞれ連結されており、他端部側が一方の端部に他方の端部を重ねられて、使用者の下腹部面圧迫されるように装着される伸縮性の低減された下腹部材と
    を有する本体部材と、
    前記仙骨部材から左右方向に伸びて、使用者の骨盤周りが弾性的に圧迫されるように前記下腹部材の表面側に着脱自在に配置される固定端部を有する骨盤矯正部材と
    を有し、
    前記本体部材は、前記仙骨部材を中心領域になるよう前記下腹部材の端部の重なりを開いて展開すると、前記仙骨部材と左右の前記側面部材と左右の前記下腹部材とを有する帯状体として形成され、前記帯状体の短手方向は、本体部材の上下の幅方向と一致する方向となっており、前記帯状体の長手方向の上下は、それぞれ上側端部と下側端部となっており、前記仙骨部材の配置されている前記上側端部の幅は、前記下側端部の幅よりも相対的に長くなるように形成され、前記側面部材の配置されている前記下側端部の幅は、前記上側端部の幅よりも相対的に長くなるように形成されており、前記仙骨部材と前記側面部材の配置されている前記下側端部の形状が前記前記仙骨部材と前記側面部材の配置されている前記上側端部の形状より相対的に丸みを帯びた形状とされており、前記側面部材と前記下腹部材の配置されている前記下側端部は、使用者の足の付け根部分を回避される形状とされていることを特徴とする
    リフォーム用ファンデーション。
  2. 前記下腹部材は、上側に配置される上側下腹部材と、下側に配置されており前記上側下腹部材の上下方向の幅より幅広に形成される下側下腹部材との上下2段に分割されており、前記下側下腹部材の表面側には、前記骨盤矯正部材の固定端部が着脱自在に配置されるための取り付け部を有していることを特徴とする請求項1に記載のリフォーム用ファンデーション。
  3. 前記側面部材は、前記仙骨部材と前記下腹部材との間で袋状部とされ、前記袋状部の前記下腹部材側には、前記骨盤矯正部材の固定端部を露出させるための開口部が形成されており、前記骨盤矯正部材は、前記袋状部の内側で前記仙骨部材から前記下腹部材に向かって進退可能となるようにされていることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のリフォーム用ファンデーション。
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