JPS5839700Y2 - 腰部保護腹帯 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は腰部を保護し、ウェストの大小に拘らず容易に
腰部に着脱することができる腰部保護腹帯に関するもの
である○ 近年腰痛用、健康保持用或いは妊婦用腹帯としては弾性
ゴム等の内蔵した布バンドを腰部に捲縮し、これを接着
布によって接合するなどの手段によって腰部に着脱して
いた。

本考案は腰部背面にとりつけた伸縮性バンド体を腹帯外
側から補足して締付け、身体に圧着せしめる様に工夫し
た腹帯を提供するものである。

弦に本考案の実施例を添附図面により説明すると第１図
及び第４図に於いて１は膜体本体、２は腰板で腰の背骨
両側部の曲面に適合する様に彎曲せしめた弾力性プラス
チック板で、本体背面につくったポケット状の袋の中に
収納し、通気孔を有する。

又、３の生地は特に通気性をよくする為にナイロンメツ
シュな使用し、腰背面に汗がたまらない様に配慮したも
のである。

４は接着布、５は表生地で一部ナイロンパイルを使用し
接着布が強固に接着する様にしたものである。

裏生地は伸縮性と、通気性を考慮して伸縮性メリヤス吊
布６などで構成腰この腹帯本体１の背面に位置して両端
部に接着布４，４′を有する伸縮性バンド体７が縫合せ
られ、この膜体本体を着用する場合には体の前面に釦い
て腹帯本体の両端部を重ね合わせ伸縮バンド体７の一端
部にある接着布４を腹帯本体の他の側のナイロンパイル
５に押付けて接着せしめる。

次に伸縮性バンド体８を左右に伸展してその前端に在る
接着布４’、４’を腹帯本体１のパイル部５゜５に押付
けて接着し、第２図に示す鎖線の状態に重ね合わせるも
のである。

この様にすることによって単にコルセット本体を重ね合
わせ接着布によって接合するばかりでなく、伸縮性バン
ド帯ニヨって二重に腹帯本体を締め強力に腰板を腰部に
押しつげて着用を確実にすることができる。

上記の如く本考案は背面に腰板を有し、前合わせにして
使用をする腹帯であって表生地の一部をナイロンパイル
にした腹帯本体の一端部裏面に接着布を装着して構成す
ると共に、腹帯本体の外側背面に両端部に接着布を取付
けた伸縮性バンド体を縫着しているので、ナイロンパイ
ルと接着布によって腹帯本体の着脱が容易である上に、
外側背面に固着した伸縮性バンド体によって二重に腹帯
を締めつげ、更に弾力性の腰板の作用によって腰部の背
面を圧し、適度の圧迫刺戟して腰痛の治療、筋肉の鍛錬
となるばかりでなく仕事中、運動中に使用しても身体に
苦痛を与えることなく極めて快適である等の作用効果を
具備し、保健上卓越した有用且つ進歩した技術考案であ
る。

【図面の簡単な説明】

添附図面は本考案の実施例を示すものであり、第１図は
腹帯本体を内面から見た展開正面図、第２図は使用した
状態に於ける正面図、第３図は同背面図、第４図は他の
実施例を示す腹帯本体を内面から見た展開正面図である
。 １・・・腹帯本体、２・・・壓板、３・・・生地、４・
・・接着布、５・・・パイル部、６・・・吊布、７・・
・伸縮性バンド体。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 次の要件を構成した腰部保護腹帯 ０）腹部を捲縮する長さの前合わせに使用する腹帯本体
   、 （ロ）該腹帯本体は表面をパイルとし、裏面の一端に接
   着布を設ける。 （ハ）腹帯本体の外側背面中央に縫着した伸縮性バンド
   体 に）該伸縮性バンド体の端部に取付けた接着片。