JP5127057B2 - エレベータのかごガイドレール給油装置 - Google Patents

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Description

この発明はエレベータのかごガイドレールに油を供給するエレベータのかごガイドレール給油装置に関する。
従来のエレベータのガイドレール給油装置はかご室の上部に設けられ、油を備蓄する油槽部と給油部を有するケースと、油槽部の油を給油部まで導く毛糸と、給油部の毛糸の上に設けられるとともに、ガイドレールに接触するように構成された含浸性のフェルトと、を備えており、毛糸を介してフェルトに含浸した油槽部の油がガイドレールに供給されるようになっていた(例えば、特許文献1参照)。
特開昭54−3745号公報
しかしながら、従来のエレベータのガイドレール給油装置はかご室の上部に設けられているので、油槽部への給油作業は、保守者が乗場からかご室の上部に移動して行わなければならず、給油時の保守者の作業負荷が大きくなるという問題がある。
この発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、かご室内から油容器に給油可能に構成され、給油時の保守者の作業負荷を軽減できるエレベータのかごガイドレール給油装置を得ることを目的とする。
この発明は、エレベータのかご室の外部に配設された油容器を有し、油容器の油がかごガイドレールに供給されるように構成されたエレベータのかごガイドレール給油装置であって、かご床またはかご床に立設されたかご室壁に開口し、かご床またはかご室壁から油容器内に至るように構成された給油路を備えている。
この発明によれば、かご室内から油容器に給油することが可能となるので、給油時の保守者への作業負荷を軽減することができる。
実施の形態1.
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
図1はこの発明の実施の形態1に係るかごガイドレール給油装置を備えるエレベータの模式図、図2は図1のII-II矢視要部断面図、図3は図1のA部拡大図、図4はこの発明の実施の形態1に係るかごガイドレール給油装置をかご室内から見た斜視図であり、供給口がカバーで遮蔽された状態を示している。図5はこの発明の実施の形態1に係るかごガイドレール給油装置をかご室内から見た斜視図であり、カバーによる供給口の遮蔽が解除された状態を示している。図6はこの発明の実施の形態1に係るかごガイドレール給油装置のシステム構成図である。
まず、エレベータ1の主要構成について説明する。
図1において、エレベータ1は、かご室3及びかご室3を支持するかご枠8を有し、昇降路11内を昇降するかご2と、かご枠8に配設されたガイドシュー10と、ピット(図示せず)から昇降路11の天井(図示せず)近傍に至るように鉛直方向に延設されてガイドシュー10と係合し、かご2を案内する一対のかごガイドレール9A,9Bと、かご室3内から給油可能にかご室3の外部に配設された油容器16を有し、油容器16の油がかごガイドレール9A,9Bに供給されるように構成されたエレベータのかごガイドレール給油装置15A,15B(以下、単にかごガイドレール給油装置15A,15Bとする)と、を備える。
かご室3は、かご床4、かご床4に立設されるかご室壁5、かご出入り口(図示せず)を開閉するかご戸6、及び天井7を備える。なお、かご室壁5のうち、かご戸6の開閉方向に垂直な壁を側壁5a,5bとする。
そして、かご枠8は、側壁5a,5bの外面に沿って鉛直方向に延設されるたて枠8a,8b、たて枠8a,8bの上端間に連結されて、天井7の外面に沿って延在する上枠8c、及びたて枠8a,8bの下端間に連結され、かご床4の外面に沿って延在する下枠8dを備える。
また、一対のかごガイドレール9A,9Bのそれぞれは、たて枠8a,8bと相対しつつ延設されている。
かごガイドレール9Aは、図2にも示されるように長手方向に垂直な断面がT字状に形成され、T字の一辺の長手方向の中間部から突設された他辺の突出端が、たて枠8aと相対するように配置されている。以降、かごガイドレール9Aの断面T字の他辺を構成する部位をレール凸部9aとする。
なお、他方のかごガイドレール9Bは一方のかごガイドレール9Aと同様の形状を有し、かごガイドレール9Bのレール凸部9bの先端が、たて枠8bと相対するように配置されている。
ガイドシュー10は、たて枠8a,8bのそれぞれの上下両端近傍に固定されて、たて枠8a,8bのそれぞれのガイドシュー10が、レール凸部9a,9bのそれぞれに係合されている。
そして、かごガイドレール給油装置15Aが、かごガイドレール9Aに給油可能に側壁5a及びたて枠8aを利用して配設され、かごガイドレール給油装置15Bが、かごガイドレール9Bに給油可能に側壁5b及びたて枠8bを利用して配設されている。
以下、一方のかごガイドレール9Aに給油するかごガイドレール給油装置15Aについて説明する。
図1〜図6において、かごガイドレール給油装置15Aは、たて枠8aの長手方向の中間付近に固定された油容器16と、側壁5aにあけられた窓部20と、窓部20と油容器16内とを接続する給油路17と、レール凸部9aに当接するように、油容器16の上部に固定され、吸油性を有するフェルト22と、吸油性を有する材料を用いて線状に構成されて油容器16の底からフェルト22の下面まで延在するように配置され、毛細管現象を利用して油容器16の油をフェルト22まで導く油吸上げ材23と、を備える。
さらに、かごガイドレール給油装置15Aは、油面の油容器16の底からの高さ位置(以下、油位と記載する)、言い換えれば油容器16の油量を検知する油量センサとしての液位センサ30と、油容器16に給油するときに、保守者から見える位置に配設され、油容器16の油量が許容上限値以上であることを報知するための報知手段としての発光ダイオード31と、液位センサ30の出力に基づいて発光ダイオード31の発光とその停止の切り替え制御を行うとともに、エレベータ1の管理者が常駐する監視センタ35に通信可能に接続され、液位センサ30の出力に基づいて監視センタ35に後述の油量低下信号を送信するように構成された制御手段33と、を備える。
窓部20は、たて枠8aの近傍、かつ縦枠8aの長手方向の中間付近の側壁5aの部位にあけられている。
また、給油路17は、一端が窓部20の下方の側壁5aの外面に開口し、側壁5aの外部と窓部20とを連通するように形成された貫通孔18と、貫通孔18の一端と油容器16内とを接続するホース19と、により構成されている。つまり、給油路17は、側壁5aに開口し、側壁5aから油容器16内に至るように構成されている。
なお、貫通孔18の他端は窓部20の下部縁部を構成する側壁5aの部位に開口して供給口18aを構成し、貫通孔18は、他端から一端に向かって高さ位置が漸次低くなるように延在している。さらに、ホース19は、貫通孔18から油容器に向かってやや下方に傾斜するように延在している。
そして、図5に示される供給口キャップ24が、供給口18aに対して着脱可能に装着され、供給口キャップ24の着脱により、供給口18aを開口させたり閉じたりできるようになっている。
また、カバー28が、図4及び図5に示されるように、蝶番27を用いて窓部20を開閉自在に側壁5aに取り付けられている。また、鍵29が、窓部20を閉じたカバー28の開動作の規制とその解除を切り替え可能にカバー28と側壁5aに対して設けられている。
なお、後述する油容器16への油の給油作業時以外は、窓部20は、図4に示されるように、カバー28で閉じられ、カバー28は、鍵29により開動作を規制されている。
制御手段33は、図3に示されるように、油容器16の下面に固定され、CPU(図示せず)、CPUに所定の制御を行わせるためのプログラムが格納されたROM(図示せず)、及びCPUが行う各種演算のワーキングエリアに用いられるRAM(図示せず)などを有している。
そして、制御手段33と液位センサ30とは、図6に示されるように通信可能に接続され、液位センサ30で検知された液位の情報は制御手段33に入力されている。これにより、制御手段33のCPUは、油容器16の油位、言い換えれば、油容器16の油量を認識可能になっている。また、制御手段33は、発光ダイオード31への通電を制御可能に構成されている。そして、制御手段33のCPUは、油容器16の油量が予め設定された許容上限値以上であると判断すると発光ダイオード31を発光させ、許容上限値未満であると判断すると発光ダイオード31の発光を停止させるようになっている。
なお、許容上限値は、油の満タン時の油容器16の油位に対して、やや下方の油位に適宜設定される。
さらに、制御手段33は、管理者が常駐する監視センタ35のパソコン36に通信可能に接続されている。
そして、制御手段33のCPUは、油容器16の油量が消費されて減少し、給油時期到来の目安となる給油目安量になったと判断すると、監視センタ35のパソコン36に油量低下を報知するための油量低下信号を送信するようになっている。
油量低下信号を受信したパソコン36は、自身のディスプレイ(図示せず)に油量低下信号を受信したことを点滅表示させるなどして、管理者に油容器16の油量が低下したことを報知するように構成されている。これにより、管理者は、油容器16への給油時期が到来したか否かを判断することが可能となる。
なお、給油目安量は、油容器16の油量が減少しているものの、油量低下信号が送信されてからある程度の時間が経過しても、油容器16の油がなくならないように適宜設定されている。つまり、給油目安量は、管理者が保守者に油の給油をさせるための時間的な猶予を考慮して適宜設定されている。
以上、かごガイドレール給油装置15Aの詳細について説明したが、他方のかごガイドレール9Bに給油するかごガイドレール給油装置15Bも、かごガイドレール給油装置15Aが側壁5a及びたて枠8aに対して配設されたのと同様に、側壁5b及びたて枠8bに対して配設されている。
上記のように構成されたかごガイドレール給油装置15A,15Bにおいて、フェルト22に浸みこんだ油はフェルト22全域に浸透し、フェルト22と当接するレール凸部9aの部位に供給されるようになっている。そして、レール凸部9a,9bに供給された油により、ガイドシュー10とレール凸部9a,9bとの間の摩擦力がなくなるので、かご2はかごガイドレール9A,9Bに沿って円滑に昇降移動する。
次いで、かごガイドレール給油装置15Aまたはかごガイドレール給油装置15Bの油容器16への油の給油作業について説明する。かごガイドレール給油装置15A,15Bのそれぞれの油容器16への給油作業は同じ手順で行われる。
管理者は、パソコン36で受信された油量低下信号をもとに、油容器16への給油時期が到来したと判断すると当該油容器16の設置されたエレベータ1に保守者を派遣させる。そして、保守者は、油入りの給油用容器(図示せず)を持ってかご室3内に入り、カバー28の開動作の規制を解除するように鍵29を操作する。
そして、保守者は、図5に示されるように、鍵29を操作してカバー28を開状態にして窓部20及び供給口18aをかご室3内に露出させ、さらに、供給口キャップ24を取り外し、給油用容器の油を供給口18aに注ぐ。供給口18aに注がれた油は、重力により、給油路17を介して油容器16に流れこみ、油が油容器16に給油される。
このとき、油容器16の油位が、予め設定された給油制限値になると、制御手段33のCPUが発光ダイオード31を発光させる。保守者は、発光ダイオード31の発光によって、油容器16の油がほぼ満杯になったと判断し、給油をストップする。
そして、保守者は供給口キャップ24で供給口18aを閉じた後、窓部20をカバー28により閉塞し、さらに、カバー28の開動作を鍵29により規制して油容器16への給油作業を完了する。
この実施の形態1によれば、給油路17が、かご床4に立設された側壁5a,5bに開口し、側壁5a,5bから油容器16内に至るように構成されている。従って、かご室3内から油容器16に給油することが可能となるので、給油時の保守者への作業負荷を軽減することができる。
また、保守者がかご室3の上部に移動する必要もないので、エレベータ1のかご2の昇降運転を停止させることなく油を油容器16に給油できる。
油容器16の油量を検出する液位センサ30が設けられ、また、制御手段33は、油容器16の油量が給油目安量になったと判断すると、油量低下を報知するための油量低下信号を監視センタ35に報知するように構成されている。従って、管理者は、油容器16の油がなくなる前に保守者を派遣して確実に油容器16に給油させることができる。
また、油容器16の給油時、発光ダイオード31は給油作業を行う保守者から見えるように配設され、制御手段33は、油容器16の油量が許容上限値に達したと判断すると、発光ダイオード31を発光させるように構成されている。これにより、保守者は、油容器16の油がほぼ満タンになったことを認知して、適切な時期に給油をストップできるので、油が油容器16に入りきらなくなるまで給油され続けて供給口18aからこぼれることがなくなる。
なお、この実施の形態1では、貫通孔18の他端が窓部20の下部縁部を構成する側壁5aの部位に開口して供給口18aを構成するものとして説明したが、窓部20の配設は省略し、貫通孔18の他端が、側壁5aの内面に開口するように貫通孔18を形成してもよい。
また、給油路17の他端は、側壁5a,5bに開口するものとして説明したが、給油路17の他端は、側壁5a,5bに開口するものに限定されず、かご床4や、かご床4に立設された側壁5a,5b以外のかご室壁5に開口するものでもよい。このとき、油容器16は、必要に応じてかご床4の下部などに配設してもよい。
また、油容器16は、かごのたて枠8a,8bの長手方向の中間付近に配設し、給油路17は供給口18aから油容器16に向って漸次高さ位置が低下するように延在させるものとして説明したが、給油路17にポンプなどを設けるなどし、供給口18aより上方に配設した油容器16に対して油を供給可能に構成してもよい。
実施の形態2.
図7はこの発明の実施の形態2に係るかごガイドレール給油装置を備えるエレベータの要部断面図である。
図7において、上記実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
図7においてかごガイドレール給油装置15Cは、一方のかごガイドレール9Aに対して給油可能に配設されている。そして、給油口16aが、油容器16の上面に形成されている。なお、図示しないが、給油キャップが給油口16aを開閉自在に装着されている。
また、吸上げ材挿通穴16bが油容器16の内外を連通するように、かつ、油容器16の上面に開口するように形成されている。
そして、油容器16は、その給油口16aが窓部20の近傍に、かつ窓部20を介してかご室3内から見えるように側壁5aに固定されている。つまり、油容器16は、窓部20を介して直接給油が可能な位置に配設されている。
なお、給油路17は省略されている。そして、油吸上げ材23が、油容器16の底から油吸上げ材挿通穴16bを介してフェルト22の上面に至るように配置されている。
また、図示しないが、エレベータは、かごガイドレール給油装置15Cと同様に構成され、他方のかごガイドレールに給油するかごガイドレール給油装置を備えている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様である。
次いで、かごガイドレール給油装置15Cの油容器16への給油作業について説明する。
管理者は、パソコン36で受信された油量低下信号をもとに、油容器16への給油時期が到来したと判断すると当該油容器16の設置されたエレベータ1に保守者を派遣させる。そして、保守者は、油入りの給油用容器(図示せず)を持ってかご室3内に入り、カバー28の開動作の規制を解除するように前述の鍵(図示せず)を操作する。
さらに、窓部20を介して、給油キャップを取り外し、給油用容器の油を給油口16aから直接油容器16内に注ぐ。
以下、実施の形態1と同様、保守者は、発光ダイオード31が発光したら給油をストップする。
そして、保守者は給油キャップで給油口16aを閉じた後、窓部20をカバー28により閉塞し、さらに、カバー28の開動作を鍵により規制して油容器16への給油作業を完了する。
なお、他方のかごガイドレールに給油するかごガイドレール給油装置の油容器への給油作業もかごガイドレール給油装置15Cの油容器16への給油作業と同じ手順で行われる。
この実施の形態2によれば、油容器16は、窓部20を介して直接給油が可能な位置に配設され、また、カバー27が窓部20を開閉自在に側壁に5aに取り付けられている。
従って、かご室3内から油容器16に給油することが可能となるので、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
なお、上記実施の形態2では、窓部20は側壁5a,5bに形成されるものとして説明したが、窓部は側壁5a,5bにあけられるものに限定されず、かご床4や、かご床4に立設された側壁5a,5b以外のかご室壁5に開口するものでもよい。このとき、油容器16は、窓部の位置に対応させ、直接給油が可能な位置に配設すればよい。
また、各実施の形態では、報知手段は発光ダイオード31であるものとして説明したが、制御手段33により警告音のON/OFFを制御されるブザーなどで構成され、ブザー音により油容器16の油量低下を報知させるものなどでもよい。
また、かごガイドレール給油装置15A〜15Cは、油容器16から油吸上げ材23を介してフェルト22に油を供給し、フェルト22をかごガイドレール9A,9Bに摺接させて油をかごガイドレール9A,9Bに供給するように構成するものとして説明したが、かごガイドレール給油装置15A〜15Cの油容器16の油のかごガイドレール9A,9Bへの供給手段はこのものに限定されない。
例えば、特開平6−32560号公報にも記載されているように、エレベータのかごガイドレール給油装置は、油槽(油容器)と、かごガイドレール9A,9Bに噴射口を向けて配設された給油ノズルと、給油ノズルと油容器との間を接続するように配設され、経路中に電磁弁及びポンプを備える配管と、電磁弁の開閉、及びポンプの駆動を制御可能な制御手段と、により構成されていてもよい。
そして、制御手段が、所定時間が経過するごとに油容器の油が給油ノズルからかごガイドレール9A,9Bに供給されるように、電磁弁の開閉及びポンプの駆動制御を制御するように構成する。この場合でも、油容器内とかご室3内を接続する給油路を構成すれば、油容器への油の給油はかご室3の内部から行うことができるので、上記の効果が得られる。
また、制御手段33は、油容器16への給油時期到来の目安となる給油目安量になったと判断すると、監視センタ35のパソコン36に油量低下を報知するための油量低下信号を送信するように構成されるものとして説明したが、液位センサ30の出力がパソコン36に直接入力されるように構成されているものでもよい。この場合、パソコン36のディスプレイに油容器16の液位を表示させ、管理者が油容器16の油量の減少を認知可能なように構成すればよい。
なお、油容器16の油量の消費速度が経験的に既知である場合には、管理者は油量の消費速度に基づいて、給油時期到来を判断可能となるので、必ずしも制御手段33が油量低下信号を送信するように構成されていなくてもよい。
また、例えば、液位センサ30が、油量の検出値に比例する電圧を出力するように構成されている場合、管理者は、液位センサ30の電圧の出力を定期的に確認することにより、油容器16への給油時期が到来したか否かを判断できる。
また、制御手段33は、油容器16の下面に固定されるものとして説明したが、制御手段33の配設位置は特に限定されず、かご室3の上部などに配設されていてもよい。また、制御手段33は、かごの昇降動作などの運行を制御する図示しないエレベータ制御盤が兼ねるものでもよい。
油量センサは液位センサ30を用いるものとして説明したが、油量センサは液位センサ30を用いるものに限定されず、例えば、油容器16の底に設けられた油圧センサなどで構成されていてもよい。この場合でも、制御手段33は、油圧センサの出力に基づいて油容器16の油量を認知することができる。
この発明の実施の形態1に係るかごガイドレール給油装置を備えるエレベータの模式図である。 図1のII-II矢視要部断面図である。 図1のA部拡大図である。 この発明の実施の形態1に係るかごガイドレール給油装置をかご室内から見た斜視図であり、供給口がカバーで遮蔽された状態を示している。 この発明の実施の形態1に係るかごガイドレール給油装置をかご室内から見た斜視図であり、カバーによる供給口の遮蔽が解除された状態を示している。 この発明の実施の形態1に係るかごガイドレール給油装置のシステム構成図である。 この発明の実施の形態2に係るかごガイドレール給油装置を備えるエレベータの要部断面図である。
符号の説明
1 エレベータ、3 かご室、4 かご床、5 かご室壁、9A,9B かごガイドレール、15A〜15C かごガイドレール給油装置、16 油容器、17 給油路、20 窓部、28 カバー、30 液位センサ(油量センサ)、31 発光ダイオード(報知手段)、33 制御手段。

Claims (5)

  1. エレベータのかご室の外部に配設された油容器を有し、該油容器の油がかごガイドレールに供給されるように構成されたエレベータのかごガイドレール給油装置であって、
    かご床または該かご床に立設されたかご室壁に開口し、該かご床または該かご室壁から上記油容器内に至るように構成された給油路を備えることを特徴とするエレベータのかごガイドレール給油装置。
  2. エレベータのかご室の外部に配設された油容器を有し、該油容器の油がかごガイドレールに供給されるように構成されたエレベータのかごガイドレール給油装置であって、
    かご床または該かご床に立設されたかご室壁にあけられた窓部と、
    上記窓部を開閉自在に設けられたカバーと、
    を備え、
    上記油容器は、上記窓部を介して直接給油が可能な位置に配設されていることを特徴とするエレベータのかごガイドレール給油装置。
  3. 上記油容器の油量を検出する油量センサを備えることを特徴とする請求項1または請求項2記載のエレベータのかごガイドレール給油装置。
  4. 上記油容器の油量が許容上限値以上であることを報知するための報知手段と、
    上記油量センサが検出した油量が上記許容上限値以上であると判断すると、上記報知手段に上記油容器の油量が許容上限値以上であることを報知させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項3記載のエレベータのかごガイドレール給油装置。
  5. 上記報知手段は発光ダイオードであり、
    上記制御手段は、上記油量センサが検出した油量が上記許容上限値以上であると判断すると、上記発光ダイオードを発光させることを特徴とする請求項4記載のエレベータのかごガイドレール給油装置。
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