JP5121635B2 - 顕微鏡のレボルバ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、対物レンズを切り換える顕微鏡のレボルバ装置に関するものである。
駆動モータを用いて対物レンズを切り換える顕微鏡のレボルバ装置が提案されている。ここで提案されている顕微鏡のレボルバ装置は、レボルバ本体と、レボルバ本体に回転自在に取り付けられ、かつ、回転軸を中心として周縁近くに駆動用歯部が設けられたレボルバ回転部と、動力伝達機構を介してレボルバ回転部を回転させる駆動モータとを備えている。駆動モータには、ステップモータが用いられ、モータ制御手段によって制御されるようになっている。また、レボルバ本体には、非接触位置検出手段としての磁気センサプローブが固定してあり、レボルバ回転部には、位置検出用マグネットが固定してある。位置検出用マグネットは、レンズ装着部の個数に合わせ、レボルバ回転部に形成されたレンズ装着部と一定の位置関係を有するように固定してある。
上述した顕微鏡の回転板切換装置は、レボルバ回転部を正転又は逆転させる信号がモータ制御手段に入力されると、まず、モータ制御手段から一定周波数の駆動パルスを出力して駆動用モータを高速で回転させることにより、レボルバ回転部を素早く回転させる。その後、駆動モータの回転が遅くなるように、パルスの周波数を低くする。そして、低速回転において、磁気センサプローブが位置検出用マグネットを検出すると、レボルバ回転部の回転を停止させるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−138354号公報
しかしながら、機械的公差等により磁気センサプローブの検出位置と顕微鏡の光軸中心とのズレを調整する調整機構を用いると、装置が複雑且つ大型化するという問題がある。また、目的の切換位置を検出するために、切換位置の充分手前から減速させる必要があるために切換時間を最短とすることができなかった。さらに、駆動モータからレボルバ回転部に至る歯車装置は、歯車相互間にバックラッシを有するために、駆動モータを停止してもレボルバ回転部が回転することになる。このため、上述した顕微鏡は、対物レンズの光軸が観察光軸に正確に一致するようにレボルバ回転部を停止させることが困難であった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、対物レンズの光軸が観察光軸に正確に一致するようにレボルバ回転部を停止させることができるとともに、長時間の使用でも部品の劣化が少なく、耐久性に優れ、切換時間の短縮を図ることができる、クリック機構を使用しない顕微鏡の電動レボルバ装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、駆動モータと、レボルバ本体に回転自在に設けられ、かつ、対物レンズが装着されたレボルバ回転部と、前記駆動モータと前記レボルバ回転部との間に設けられ、駆動モータからレボルバ回転部に動力を伝達する歯車装置とを備えた顕微鏡のレボルバ装置において、前記歯車装置は、バックラッシを低減するバックラッシ低減機構を備え、前記バックラッシ低減機構は、前記歯車装置の少なくとも一の歯車を二枚重ねにして片方を回転方向にずらせて構成したことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記歯車装置は、少なくとも一の歯車が取り付けられた軸を回転可能に支承したベアリングと、該ベアリングを収容したフレームとを備え、前記バックラッシ低減機構は、前記ベアリングの外輪を径方向に付勢したことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記歯車装置は、少なくとも一の歯車が取り付けられた軸を回転可能に支承したベアリングと、該ベアリングを収容したフレームとを備え、前記バックラッシ低減機構は、前記軸を径方向に付勢したことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記駆動モータは、パルス電圧に同期して回転するステップモータであって、レボルバ回転部の停止位置から次の停止位置までに前記駆動モータが必要とするステップ数を算出するステップ数算出手段と、前記ステップ数算出手段が算出したステップ数を用いて前記駆動モータを駆動する駆動手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記レボルバ回転部の停止位置の指標となる原点を検出する原点検出手段を備えたことを特徴とする。
本発明にかかる顕微鏡のレボルバ装置は、長時間の使用でも部品の劣化が少なく、耐久性に優れ、切換時間の短縮を図ることができる。また、歯車装置がバックラッシを低減するバックラッシ低減機構を備えたので、対物レンズの光軸が観察光軸に正確に一致するようにレボルバ回転部を停止させることができる。
また、本発明にかかる顕微鏡のレボルバ装置は、駆動モータを停止した状態で、一方向に回転する力をレボルバ回転部に作用させるバックラッシ低減機構を備えたので、対物レンズの光軸が観察光軸に一致するようにレボルバを停止させることができる。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる顕微鏡のレボルバ装置の好適な実施の形態を説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
まず、図1に基づいて、本発明の実施の形態であるレボルバ装置を適用した顕微鏡の概要を説明する。なお、図1は、本発明の実施の形態であるレボルバ装置を適用した顕微鏡の左側面図である。
図1に示すように、本発明の実施の形態であるレボルバ装置を適用した顕微鏡は、顕微鏡本体1、鏡筒2、ステージ3を備えている。鏡筒2は、顕微鏡本体1を構成するアームの先端に配設され、接眼レンズ4を介して像が観察されるようになっている。ステージ3は、左右方向(X方向)及び前後方向(Y方向)並びに上下方向(Z方向)に移動可能であって、ステージハンドル(図示せず)を回転操作することにより、ステージ3を左右方向(X方向)及び前後方向(Y方向)に移動させることができるようになっており、焦準ハンドル7を操作することにより、ステージ3を上下方向に移動させることができるようになっている。
(実施の形態1)
つぎに、図2〜図4に基づいて、本発明の実施の形態1であるレボルバ装置を説明する。なお、図2は本発明の実施の形態1であるレボルバ装置の機械的構成を示す側断面図、図3は図2に示したレボルバ装置の要部を説明するための拡大図、図4は図2に示したレボルバ装置の電気的構成を示す概念図である。
本発明の実施の形態1であるレボルバ装置10は、電動レボルバと称させるレボルバ装置であって、駆動モータ20によって対物レンズ5が切り換えられるようになっている。図2に示すように、レボルバ装置10は、レボルバ本体(固定部)11、レボルバ回転部12、駆動モータ20、歯車装置30を備えている。
レボルバ本体(固定部)11は、顕微鏡本体1を構成するアームの先端下側に取り付けてある。レボルバ本体11の下部は、傾斜した円柱形状を呈しており、その下面は、下方が凸となる球面を有している。また、レボルバ本体11の下部外周には、断面がVの字となるV溝11aが全周に亘って形成してある。このV溝11aを成す二つの傾斜面の交差角度は90度であり、この二つの傾斜面が後述するボール14の軌道面となるようになっている。
レボルバ本体11には、光路11bが形成してあり、対物レンズ5を通った観察光が鏡筒を経て接眼レンズ4に届くようになっている。なお、図2には、接眼レンズ4で観察される観察光の光軸がOで示してある。
レボルバ回転部12は、上面に凹部を有しており、その上部内周にA部13が装着されるようになっている。A部13は、輪状を呈しており、A部13の接合面内周とA部13が装着されるレボルバ回転部12の接合面内周とには、それぞれ傾斜面が全周に亘って形成してあり、これら二つの傾斜面は、レボルバ回転部12にA部13が装着された場合に断面がVの字となるV溝を構成するようになっている。このV溝を成す二つの傾斜面の交差角度は90度であり、この二つの傾斜面が後述するボール14の軌道面となるようになっている。
このように構成されたレボルバ回転部12は、レボルバ本体11との間にボール14を収容した状態でA部13を装着することにより、レボルバ本体11に取り付けられ、レボルバ回転部12は、レボルバ本体11に回転自在となっている。
レボルバ回転部12は、下面に下方が凸となる球面を有しており、複数の対物レンズ5が装着されるようになっている。本実施の形態1であるレボルバ装置10のレボルバ回転部12には、6つの対物レンズ5が装着されるようになっている。具体的には、レボルバ回転部12の回転軸Pから同一半径となる位置であって、等間隔となる位置に対物レンズ5が装着されるネジ穴(図示せず)が形成してある。したがって、レボルバ回転部12を時計方向(CW)あるいは反時計方向(CCW)に6分の1回転させると、対物レンズ5が切り替わるようになっている。
また、レボルバ回転部12の外周には、従動歯車15が形成してある。従動歯車15の歯数は、装着される対物レンズ5の数で割り切れる数であって、本実施の形態1では、6で割り切れる歯数である240の歯が形成してある。
また、駆動モータ20は、フレーム21を介してレボルバ本体11に取り付けてある。駆動モータ20は、パルス電圧に同期して回転するハイブリッドタイプのステップモータであって、本実施の形態1では、ステップ角が1.8度で、200ステップ(パルス)で出力軸20aが一回転するものを用いている。
歯車装置30は、駆動モータ20とレボルバ回転部12との間に設けられ、駆動モータ20からレボルバ回転部12(従動歯車15)に動力を伝達するものであって、フレーム21の内部に構成してある。歯車装置30は、複数の歯車31,32,33,34,35、(15)から構成してあり、駆動モータ20の回転を減速してレボルバ回転部12に伝達するようになっている。具体的には、モータ歯車31、第一大歯車32、第一小歯車33、第二大歯車34、出力歯車35を備えている。
モータ歯車31は、駆動モータ20の出力軸20aに取り付けられた歯車であって、具体的には、歯数が10の平歯車で構成してある。
第一大歯車32は、モータ歯車31と噛合する歯車であって、具体的には、歯数が40の平歯車で構成してある。したがって、モータ歯車31が1回転すると、第一大歯車32は4分の1回転し、モータ歯車31が4回転すると、第一大歯車32は1回転することになり(4分の1に減速)、第一大歯車32とモータ歯車31とはいつも同じ歯で噛み合うことになる。この第一大歯車32は、第一減速軸37に取り付けてあり、第一大歯車32は、第一減速軸37と一体となって回転するようになっている。
第一減速軸37は、両端を細径にした段付軸であって、フレーム21に回転可能に支承してある。具体的には、第一減速軸37を支承するフレーム21にラジアルベアリング38を収容する段付穴21a,21bを形成し、こられ段付穴21a,21bに収容したラジアルベアリング38の内輪に第一減速軸37の端部が圧入してある(しまりばめ)。
第一小歯車33は、第一大歯車32と同一回転する歯車であって、具体的には、歯数が10の平歯車で構成してある。第一小歯車33は、第一大歯車32と同様に、第一減速軸37に取り付けてあり、第一小歯車33は、第一減速軸37と一体となって回転するようになっている。
第二大歯車34は、第一小歯車33と噛合する歯車であって、具体的には、歯数が40の平歯車で構成してある。したがって、第一小歯車33が1回転すると、第二大歯車34は4分の1回転し、第一小歯車33が4回転すると、第二大歯車34は1回転することになり(4分の1に減速)、第二大歯車34と第一小歯車33とはいつも同じ歯で噛み合うことになる。この第二大歯車34は、第二減速軸39に取り付けてあり、第二大歯車34は、第二減速軸39と一体となって回転するようになっている。
第二減速軸39は、第一減速軸37と同様に、両端を細径にした段付軸であって、フレーム21に回転可能に支承してある。具体的には、第二減速軸39を支承するフレーム21にラジアルベアリング38を収容する段付穴21c,21dを形成し、これら段付穴21c,21dに収容したラジアルベアリング38の内輪に第二減速軸39の端部が圧入してある(しまりばめ)。
出力歯車35は、第二大歯車34と同一回転するとともに、従動歯車15と噛合する歯車であって、具体的には、歯数が40の平歯車で構成してある。したがって、出力歯車35が1回転すると、従動歯車15(レボルバ回転部12)が6分の1回転することになり(6分の1に減速)、対物レンズ5が隣の対物レンズ5に切り替わることになる。また、出力歯車35が6回転すると、従動歯車15(レボルバ回転部12)が1回転するので、従動歯車15と出力歯車35とはいつも同じ歯で噛み合うことになる。出力歯車35は、第二大歯車34と同様に、第二減速軸39に取り付けてあり、出力歯車35は、第二大歯車34と一体となって回転するようになっている。
上述した歯車装置30は、モータ歯車31を16回転させると、第一大歯車32及び第一小歯車33が4回転、第二大歯車34及び出力歯車35が1回転、従動歯車15(レボルバ回転部12)が6分の1回転し、対物レンズ5が隣の対物レンズ5に切り換わることになる。
また、歯車装置30は、バックラッシを低減するバックラッシ低減機構を備えている。ここで低減するバックラッシは、一対の歯車(モータ歯車31と第一大歯車32、第一小歯車33と第二大歯車34、出力歯車35と従動歯車15)を噛み合わせた時の歯面間の遊びと、ラジアルベアリング38の内輪と外輪との間に生じる遊びとである。
まず、一対の歯車を噛み合わせた時の歯面間の遊びを低減するバックラッシ低減機構について説明する。このバックラッシ低減機構は、歯車装置30の少なくとも一の歯車を二枚重ねにして片方を回転方向にずらしたものであって、本実施の形態1では、第一大歯車32、第二大歯車34、出力歯車35に適用している。これらの歯車は、図に示すように、軸37に固定された固定歯車32aと、固定歯車32aと同一諸元であって軸37に対して回転可能な回転歯車32bとを有し、これらにそれぞれ立設した接続ピン41,42を弾性部材43(例えば、引っ張りコイルバネ)で連結している。なお、弾性部材43は、レボルバ回転部12の回転時における抵抗力とレボルバ回転部12に装着された対物レンズ5によるモーメントよりも十分に大きな力が働くように設定してある。この弾性部材43は、噛み合わせた時に対となる歯車(モータ歯車31、第一小歯車33、従動歯車15)との間に生じる歯面間の遊びが小さくなるように作用する。
つぎに、ベアリングの内輪と外輪との間に生じる遊びを低減するバックラッシ低減機構について説明する。このバックラッシ低減機構は、上述したように減速軸37,39をラジアルベアリング38の内輪に圧入するとともに、ラジアルベアリング38の外輪を径方向に付勢するものであって、例えば、図3に示すように、第一減速軸37を支承するラジアルベアリング38の外輪と第二減速軸39を支承するラジアルベアリング38の外輪との間に形成した溝に収容した弾性部材(例えば、板バネ)51をネジ止めすることにより構成してある。この弾性部材51は、第一減速軸37を支承するラジアルベアリング38と第二減速軸39を支承するラジアルベアリング38とが離反する方向に付勢するようになっている。そして、この付勢力によって予圧され、ラジアルベアリング38の外輪が弾性変形し、各ラジアルベアリング38において内輪と外輪との間に生じる遊びが低減されるようになっている。
このように構成された顕微鏡のレボルバ装置10は、図4に示すように、コントローラ60によって制御されるようになっている。コントローラ60は、入力部61を備えるとともに、原点センサ62と上述した駆動モータ20とが接続してある。入力部61は、対物レンズ5の切換操作を入力するためのものであって、図4に示すように、一対の矢印キー61a,61bで構成してある。原点センサ62は、レボルバ回転部12の停止位置の指標となる原点を検出するためのものであって、具体的には、フォトインタラプタにより構成してある。原点センサ62は、レボルバ回転部12に取り付けた遮光板12aを指標としており、遮光板12aが遮光した位置を原点としている。
また、コントローラ60は、演算部601、記憶部602を有している。演算部601は、駆動モータ20に出力するステップ数(パルス数)を算出するようになっており、記憶部602は、駆動モータ20に出力したステップ数(パルス数)を記憶するようになっている。より具体的には、駆動モータ20を反時計方向に回転させるステップを正とし、時計方向に回転させるステップを負として記憶するようになっている。そして、演算部601は、記憶部602に記憶してあるステップ数によって現在位置を識別するとともに、算出したステップ数に基づいて駆動モータ20を制御するようになっている。
なお、対物レンズ5の切換に用いるステップ数は、原点から対物レンズ5の光軸Qが観察光軸Oに一致するまでに要するステップ数を顕微鏡の出荷前に測定し、この値を用いるようになっている。これは、歯車の噛み合わせ等の機械的なばらつきを排除し、正確な切り換えを行うためである。
上述した顕微鏡のレボルバ装置10は、電源の投入によってコントローラ60が初期化動作を開始する。初期化動作は、レボルバ回転部12の停止位置と記憶部602に記憶してあるステップ数とを一致させるための動作であって、演算部601は、レボルバ回転部12を時計方向に回転させ、原点センサ62が遮光板12aを検出した位置を原点とする。そして、演算部601は、記憶部602に記憶してあるステップ数をゼロにする。なお、初期化動作は、原点センサ62の検出位置のばらつきを少なくし、検出精度を高めるために、駆動モータ20の回転速度を対物レンズ5の切換時の回転速度よりも遅くするようにしてある。
初期化動作が完了すると、顕微鏡のレボルバ装置10は通常動作状態となり、演算部601は、入力部61からの入力にしたがって対物レンズ5を切り換えることになる。すなわち、矢印キー61a,61bの操作にしたがって駆動モータ20を駆動させることにより、レボルバ回転部12を回転させることになる。
矢印キー61a,61bが操作されると、演算部601は、記憶部602に記憶してあるステップ数と切換指示に対応するステップ数の差分を算出し、駆動モータ20へ出力するとともに、記憶部602に切換指示に対応するステップ数を記憶する。すると、駆動モータ20は、入力されたステップ数だけ回転し、停止する(オープンループ制御)。
上述した顕微鏡のレボルバ装置10によれば、第一大歯車32、第二大歯車34、出力歯車35に、一対の歯車を噛み合わせたときの歯面間の遊びを低減するバックラッシ低減機構を適用したので、歯車装置30における歯面間の遊びが極限まで低減される。また、レボルバ回転部12や装着された対物レンズ5による負荷でレボルバ回転部12の停止位置がずれることもなくなる。
また、第一減速軸37、第二減速軸39に、ラジアルベアリング38の内輪と外輪との間に生じるバックラッシ低減機構を適用したので、歯車装置30におけるラジアルベアリング38の内輪と外輪との間に生じする遊びが低減される。したがって、第一減速軸37及び第二減速軸39の振れが抑えられるとともに、ラジアルベアリング38の剛性が高められる。
さらに、原点から対物レンズ5の光軸Qが観察光軸Oに一致するまでに要するステップ数を顕微鏡の出荷前に測定し、この値を用いて対物レンズ5を切り換えるので、歯車の噛み合わせ等の機械的なばらつきを排除し、正確な切り換えが行える。
くわえて、駆動モータ20は入力されたステップ数だけ回転し、停止するので、駆動モータ20を低速にして停止位置を検出する必要がなく、対物レンズ5の切り換え(レボルバ回転部の回転)が高速に行える。
なお、上述したバックラッシ低減機構を備えていない顕微鏡のレボルバ装置(実機)のロストモーション(位置決め方向による再現性)は20μm程度である。これに対して、歯面間の遊びを低減するバックラッシ低減機構を備えた顕微鏡のレボルバ装置(実機)のロストモーションは5μm程度であることが実証された。また、ベアリングの内輪と外輪との間に生じる遊びを低減するバックラッシ低減機構をさらに備えた顕微鏡のレボルバ装置(実機)のロストモーションは1μm程度であることが実証された。
(実施の形態1の変形例1)
つぎに、図5に基づいてベアリングの内輪と外輪との間に生じる遊びを低減するバックラッシ低減機構を変形したレボルバ装置を説明する。なお、図5は、ベアリングの内輪と外輪との間に生じる遊びを低減するバックラッシ低減機構の変形例1の要部を示す側断面図である。また、ベアリングの内輪と外輪との間に生じる遊びを低減するバックラッシ低減機構を除いて、上述した実施の形態であるレボルバ装置10と異なるところはない。
図5に示すように、ベアリングの内輪と外輪との間に生じる遊びを低減するバックラッシ低減機構の変形例1は、第一減速軸37の一端と他端とをそれぞれ支承する二つのラジアルベアリング38の外輪を同時に押圧する押圧部材71を備えたものであって、押圧部材71は、板状体(例えば、板バネ)をコの字となるように折り曲げることにより構成してある。この押圧部材71は、中央をフレームにネジ止めすることにより、二つのラジアルベアリング38を同時に押圧するようになっている。そして、この押圧力によってラジアルベアリング38は予圧され、ラジアルベアリング38の外輪が弾性変形し、各ラジアルベアリング38において内輪と外輪との間に生じる遊びが低減されるようになっている。
このバックラッシ低減機構によれば、歯車装置30におけるラジアルベアリング38の内輪と外輪との間に生じる遊びが低減される。したがって、第一減速軸37の振れが抑えられるとともに、ラジアルベアリング38の剛性が高められる。
なお、図5には図示しないが、このバックラッシ低減機構を第二減速軸39にも適用し、第二減速軸39の一端と他端とをそれぞれ支承する二つのラジアルベアリング38の外輪を同時に押圧することが好ましい。
(実施の形態1の変形例2)
つぎに、図6に基づいてベアリングの内輪と外輪との間に生じる遊びを低減するバックラッシ低減機構を変形したレボルバ装置を説明する。なお、図6は、ベアリングの内輪と外輪との間に生じる遊びを低減するバックラッシ低減機構の変形例2の要部を示す側断面図である。また、ベアリングの内輪と外輪との間に生じる遊びを低減するバックラッシ低減機構を除いて、上述した実施の形態であるレボルバ装置10と異なるところはない。
図6に示すように、ベアリングの内輪と外輪との間に生じる遊びを低減するバックラッシ低減機構の変形例2は、軸(第一減速軸37、第二減速軸39)を押圧するものであって、ベアリング72を先端に回転自在に支承した押圧部材73によって構成してある。押圧部材73は、板状体(例えば、板バネ)をL字状に折り曲げることにより構成してある。押圧部材73の先端には、軸74が取り付けてあり、この軸74にベアリング72が回転自在に取り付けてある。また、押圧部材73の基端をフレーム21にネジ止めすることにより、軸37を押圧するようになっている。そして、この押圧力によってラジアルベアリング38は予圧され、各ラジアルベアリング38において内輪と外輪との間に生じる遊びが低減されるようになっている。
このバックラッシ低減機構によれば、歯車装置30におけるラジアルベアリング38の内輪と外輪との間に生じる遊びが低減される。したがって、第一減速軸37の振れが抑えられるとともに、ラジアルベアリング38の剛性が高められる。
なお、図6には図示しないが、このバックラッシ低減機構を第二減速軸39にも適用し、第二減速軸39を押圧することが好ましい。
(実施の形態2)
つぎに、図7に基づいて実施の形態2であるレボルバ装置を説明する。なお、図7は、本発明の実施の形態2であるレボルバ装置の概要を示す斜視図である。
図7に示すように、本発明の実施の形態2であるレボルバ装置のレボルバ回転部112は回転自在であって、レボルバ回転部112の回転軸Pは、15度斜めに傾いている。また、レボルバ回転部112には、複数の対物レンズ105が装着されるようになっている。本実施の形態2であるレボルバ装置のレボルバ回転部112には、6つの対物レンズ105が装着されるようになっている。具体的には、レボルバ回転部112の回転軸Pから同一半径となる位置であって、等間隔となる位置に対物レンズ105が装着されるネジ穴(図示せず)が形成してある。したがって、レボルバ回転部112を時計方向(CW)あるいは反時計方向(CCW)に6分の1回転させると、対物レンズ105が切り替わるようになっている。
また、レボルバ回転部112の外周には、従動歯車(図示せず)が形成してある。従動歯車の歯数は装着される対物レンズの数で割り切れる数であって、本実施の形態2では、6で割り切れる歯数である240の歯が形成してある。
レボルバ回転部112は、駆動モータ120によって回転させられるようになっており、レボルバ回転部112と駆動モータ120との間には歯車装置(減速機)(図示せず)が設けてある。歯車装置は、駆動モータ120から入力された動力を減速してレボルバ回転部112(従動歯車)に伝達するものであって、内部に減速歯車を有する一方、出力軸に従動歯車と噛合する出力歯車135を有している。
出力歯車135は、一回転で対物レンズ105を切り換えることができる歯車であって、具体的には、歯数が40の平歯車で構成してある。したがって、出力歯車135が1回転すると、従動歯車(レボルバ回転部112)が6分の1回転することになり(6分の1に減速)、対物レンズ105が隣の対物レンズ105に切り替わることになる。また、出力歯車135が6回転すると、従動歯車(レボルバ回転部112)が1回転するので、従動歯車と出力歯車135とはいつも同じ歯で噛み合うことになる。
また、本実施の形態であるレボルバ装置110は、駆動モータ120を停止した状態で一方向に回転する力をレボルバ回転部112に作用させるバックラッシ低減機構を備えている。
バックラッシ低減機構は、対物レンズ105が切り替わった場合にレボルバ回転部112に一方向に回転する力を作用させる歯車181(以下の説明において「回転力生成歯車181」という)であって、図7に示すように、回転力生成歯車181は、傾いた状態で従動歯車と噛合するようになっている。回転力生成歯車181は、従動歯車(レボルバ回転部112)と同様に、斜めに15度傾いており、対物レンズ105が切り替わった場合に同じ位置で停止するようになっている。このため、回転力生成歯車181は、歯数が40の平歯車で構成してあり、従動歯車が6分の1回転することにより、対物レンズ105が隣のものと切り替わると、回転力生成歯車181が1回転し、同じ位置で停止するようになっている。また、回転力生成歯車181が6回転すると、従動歯車(レボルバ回転部112)が1回転するので、従動歯車と回転力生成歯車181とはいつも同じ歯で噛み合うことになる。
回転力生成歯車181には、一方向に回転力を生成させるウエイト182が設けてある。ウエイト182は、回転力生成歯車181の回転中心から外れた位置に設けられ、対物レンズ105が切り替わった場合に、回転力生成歯車181に回転力が生じさせるようになっている。このため、回転力生成歯車181は、ウエイト182が上死点と下死点との間を二分する位置で、切り換え位置で停止した従動歯車(レボルバ回転部112)と噛合するようになっている。
すなわち、回転力生成歯車181の回転軸を15度傾けるとともに、回転力生成歯車181は、ウエイト182が上死点と下死点との間を二分する位置で、切り換え位置で停止した従動歯車と噛合するようになっているため、ウエイト182の重力は、回転力生成歯車181の径内方向に(回転軸に向かって)作用するとともに(分力1)、周方向(回転方向)にも作用することになる(分力2)。したがって、ウエイト182が上死点と下死点との間を二分する位置に回転力生成歯車181が位置する場合には、レボルバ回転部112を常に一方向に回転させる力(分力2)が回転力生成歯車181に作用することになる。
上述した実施の形態2であるレボルバ装置は、上述した実施の形態1と同様に、初期化動作後に、通常動作を行うようになっている。そして、対物レンズ105の切り換えに必要なステップ数だけ回転させ、駆動モータ120を停止させると、回転力生成歯車181は、ウエイト182が上死点と下死点との間を二分する位置で停止する。
すると、ウエイト182によって、回転力生成歯車181には、一方向に回転する力が生じ、この回転する力はレボルバ回転部112を他方向に回転させるように作用する。したがって、出力歯車135とレボルバ回転部112との間に、レボルバ回転部112が他方向に回転を許容するバックラッシがある場合には、回転力生成歯車181が一方向に回転することにより、レボルバ回転部112を他方向に空転させ、従動歯車の歯が出力歯車135の歯に接することになる。
例えば、ウエイト182によって、回転力生成歯車181に時計方向(CW)に回転する力が生じるものとする。この回転する力は、レボルバ回転部112を反時計方向(CCW)に回転させるように作用する。したがって、出力歯車135とレボルバ回転部112との間に、レボルバ回転部112が反時計方向(CCW)に回転を許容バックラッシがある場合には、回転力生成歯車181が時計方向(CW)に回転することにより、レボルバ回転部112を反時計方向に空転させ、従動歯車の歯が出力歯車135の歯に接することになる。
なお、対物レンズ105が隣のものと切り替わると、回転力生成歯車181が1回転し、同じ位置で停止するので、従動歯車と回転力生成歯車181との噛み合わせを変更しない限り、回転力生成歯車181に生じる力の方向は変わることがない。
上述した実施の形態2であるレボルバ装置110において、出力歯車135が反時計回りに回転するように駆動モータ120を駆動すると、レボルバ回転部112は時計方向に回転するので、出力歯車135とレボルバ回転部112との間には、レボルバ回転部112が時計方向に回転する方向にのみ回転を許容するバックラッシがあるものと想定される。しかしながら、上述した例のように、ウエイト182によって、回転力生成歯車181に時計方向に回転する力が作用するものとすれば、レボルバ回転部112が時計方向に回転することはない。すなわち、この状態でバックラッシを考慮する必要ない。
一方、出力歯車135が時計方向に回転するように駆動モータ120を駆動すると、レボルバ回転部112は反時計方向に回転するので、出力歯車135とレボルバ回転部112との間には、レボルバ回転部112が反時計方向に回転する方向にのみ回転するバックラッシがあるものと想定される。ここで、上述した例のように、ウエイト182によって、回転力生成歯車181に時計方向に回転する力が作用するものとすれば、レボルバ回転部112がバックラッシの分だけ回転することになる。そして、バックラッシの分だけ回転したレボルバ回転部112は、出力歯車135が反時計回りに回転するように駆動モータ120を駆動した場合と停止位置が等しくなる。
したがって、上述した実施の形態2であるレボルバ装置は、駆動モータ120の回転方向によってレボルバ回転部112の停止位置がずれる事態が抑制できる。
本発明の実施の形態であるレボルバ装置を適用した顕微鏡の左側面図である。 本発明の実施の形態1であるレボルバ装置の機械的構成を示す側断面図である。 図2に示したレボルバ装置の要部を説明するための拡大図である。 図2に示したレボルバ装置の電気的構成を示す概念図である。 ベアリングの内輪と外輪との間に生じる遊びを低減するバックラッシ低減機構の変形例1の要部を示す側断面図である。 ベアリングの内輪と外輪との間に生じる遊びを低減するバックラッシ低減機構の変形例2の要部を示す側断面図である。 本発明の実施の形態2であるレボルバ装置の概要を示す斜視図である。
符号の説明
1 顕微鏡本体
2 鏡筒
3 ステージ
4 接眼レンズ
5 対物レンズ
7 焦準ハンドル
10 レボルバ装置
11 レボルバ本体
11a V溝
11b 光路
12 レボルバ回転部
12a 遮光板
13 A部
14 ボール
15 従動歯車
20 駆動モータ
20a 出力軸
21 フレーム
21a,21b,21c,21d 段付穴
30 歯車装置
31 モータ歯車
32 第一大歯車
32a 固定歯車
32b 回転歯車
33 第一小歯車
34 第二大歯車
35 出力歯車
37 第一減速軸
38 ラジアルベアリング
39 第二減速軸
41,42 接続ピン
43 弾性部材
51 弾性部材
60 コントローラ
601 演算部
602 記憶部
61 入力部
61a,61b 矢印キー
62 原点センサ
71 押圧部材
72 ベアリング
73 押圧部材
74 軸
105 対物レンズ
110 レボルバ装置
112 レボルバ回転部
120 駆動モータ
135 出力歯車
181 回転力生成歯車
182 ウエイト
O 観察光軸
P 回転軸
Q 光軸

Claims (5)

  1. 駆動モータと、レボルバ本体に回転自在に設けられ、かつ、対物レンズが装着されたレボルバ回転部と、前記駆動モータと前記レボルバ回転部との間に設けられ、駆動モータからレボルバ回転部に動力を伝達する歯車装置とを備えた顕微鏡のレボルバ装置において、
    前記歯車装置は、バックラッシを低減するバックラッシ低減機構を備え
    前記バックラッシ低減機構は、前記歯車装置の少なくとも一の歯車を二枚重ねにして片方を回転方向にずらせて構成したことを特徴とする顕微鏡のレボルバ装置。
  2. 前記歯車装置は、少なくとも一の歯車が取り付けられた軸を回転可能に支承したベアリングと、該ベアリングを収容したフレームとを備え、
    前記バックラッシ低減機構は、前記ベアリングの外輪を径方向に付勢したことを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡のレボルバ装置。
  3. 前記歯車装置は、少なくとも一の歯車が取り付けられた軸を回転可能に支承したベアリングと、該ベアリングを収容したフレームとを備え、
    前記バックラッシ低減機構は、前記軸を径方向に付勢したことを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡のレボルバ装置。
  4. 前記駆動モータは、パルス電圧に同期して回転するステップモータであって、
    レボルバ回転部の停止位置から次の停止位置までに前記駆動モータが必要とするステップ数を算出するステップ数算出手段と、
    前記ステップ数算出手段が算出したステップ数を用いて前記駆動モータを駆動する駆動手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の顕微鏡のレボルバ装置。
  5. 前記レボルバ回転部の停止位置の指標となる原点を検出する原点検出手段を備えたことを特徴とする請求項に記載の顕微鏡のレボルバ装置。
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