JP2018005150A - レンズ鏡筒、レンズ駆動用アダプタ - Google Patents

レンズ鏡筒、レンズ駆動用アダプタ Download PDF

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英臣 中上
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Abstract

【課題】駆動ギアと従動ギアの間のクリアランスを精度良く保つことで、駆動ギアと従動ギアの駆動騒音、駆動負荷を抑制し、且つズーミングやフォーカシングを精度良く行うことを可能にしたレンズ鏡筒及びレンズ駆動用アダプタを提供すること。
【解決手段】鏡筒内に光軸方向に移動自在に設けられた移動レンズと、鏡筒上に設けられて、回転させることにより移動レンズを光軸方向に移動させる従動ギアと、従動ギアと同軸の円弧形状のレンズ側当接面を有するレンズ鏡筒と、駆動ギアと、駆動ギアを回転させる駆動アクチュエータと、駆動ギアを保持するギア保持部材と、ギア保持部材を弾性付勢する弾性部材と、駆動ギアと同軸の円弧形状であるギア側当接面を有するレンズ駆動用アダプタを有し、従動ギアと駆動ギアは噛合い、レンズ側当接面とギア側当接面は当接可能であり、レンズ鏡筒とレンズ駆動アダプタは着脱可能であることを特徴とする構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置、駆動装置に関し、特にレンズ鏡筒、レンズ駆動用アダプタに関する。
従来から撮影レンズに設けられたズームリングやフォーカスリングに設けたギアに噛合する駆動ギアと、駆動ギアを回転させるモータとを備えたレンズ駆動装置が提案されている。駆動装置は撮影レンズに対してビス等で取り付けられる。駆動ギアは、駆動装置のケースに固定された軸に回動自在に支持されており、モータからの回転力をズームリングやフォーカスリングに伝達する。これにより、ズームリングが回動されてズームレンズによるズーミングやフォーカスリングが回動されてフォーカスレンズによるフォーカシングが行われる。
しかし、駆動装置を撮影レンズに取り付けた際に、取り付け位置の誤差が発生する場合がある。また、撮影レンズのズームリング上のギア径が異なる場合がある。このとき、駆動ギアの歯と各リングの歯との間にガタが生じてしまう場合がある。このようにガタが生じると、ガタに影響されてズーミングやフォーカシングを精度良く行うことができないことがある。
これに対して、特許文献1には、撮影レンズの鏡胴内に移動自在に設けられた移動レンズを、鏡胴に設けられた従動ギアを回転させることにより移動させる撮影レンズの駆動装置において、従動ギアに動力源からの回転力を伝達する駆動ギアを備えている。この駆動ギアを駆動装置本体に移動自在に設けると共に付勢手段によって従動ギアに押圧する機構構成が開示されている。
特開平11-8785号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示された従来技術では、駆動ギアの歯が従動ギアの歯に常に付勢されるため、ギアの回転時の駆動負荷が大きくなる。また、駆動ギア、従動ギアの複数の歯の形が製造誤差等によって均一ではなくなった場合、ギアの噛み合いピッチ円径がギア回転中に変化する。ピッチ円径が小さくなると、ギアの軸間距離が短くなる方向に駆動ギアが移動する。一方、ピッチ円径が大きくなると、ギアの軸間距離が長くなる方向に駆動ギアが移動する。このため、ギア回転中のピッチ円径変化が急である場合、ギアの軸間距離が急に変化する。
これにより、ギアを支持するギア軸とギア軸を支持する部材の間で衝突が発生して、駆動騒音になる可能性がある。また、ギアの軸間距離が長い状態から、短い状態に急に変化する場合、駆動ギアが従動ギアに衝突して、駆動騒音になる可能性がある。
そこで、本発明の目的は、駆動ギアと従動ギアの間のクリアランスを精度良く保つことで、駆動ギアと従動ギアの駆動騒音、駆動負荷を抑制し、且つズーミングやフォーカシングを精度良く行うことを可能にしたレンズ鏡筒及びレンズ駆動用アダプタを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係るレンズ駆動アダプタは、
鏡筒内に光軸方向に移動自在に設けられた移動レンズと、鏡筒上に設けられて、回転させることにより移動レンズを光軸方向に移動させる従動ギアと、従動ギアと同軸の円弧形状のレンズ側当接面を有するレンズ鏡筒と、駆動ギアと、駆動ギアを回転させる駆動アクチュエータと、駆動ギアを保持するギア保持部材と、ギア保持部材を弾性付勢する弾性部材と、駆動ギアと同軸の円弧形状であるギア側当接面を有するレンズ駆動用アダプタを有し、従動ギアと駆動ギアは噛合い、レンズ側当接面とギア側当接面は当接可能であり、レンズ鏡筒とレンズ駆動アダプタは着脱可能であることを特徴とする。
本発明によれば、駆動ギアと従動ギアの間のクリアランスを精度良く保つことで、駆動ギアと従動ギアの駆動騒音、駆動負荷を抑制し、且つズーミングやフォーカシングを精度良く行うことを可能にしたレンズ鏡筒及びレンズ駆動用アダプタを提供することができる。
本発明の実施例を光軸方向から見た図 本発明の実施例の斜視図 本発明の実施例のギア噛み合い部を光軸方向から見た図 本発明の実施例の取り付けがズレた例を光軸方向から見た図 本発明の実施例の取り付けがズレた後に当接面が当接した例を光軸方向から見た図 本発明の実施例の異なるレンズ径に対してレンズ駆動用アダプタを取り付けた例を光軸方向から見た図
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本実施例のレンズ鏡筒及びレンズ駆動用アダプタを光軸O方向から見た図であり、図2は本実施例のレンズ鏡筒及びレンズ駆動用アダプタを光軸O直交方向から見た図である。図3は本実施例のレンズ鏡筒及びレンズ駆動用アダプタのギア噛み合い部を光軸方向から見た図である。
1はレンズ鏡筒、2は操作環であり、操作環2を回転させるとレンズ鏡筒1内のレンズが連動して光軸O方向に移動する。3は従動ギアであり、従動ギア3を回転させると操作環2が連動して回転する。
4は駆動モータであり、駆動モータ4は不図示の電源から得る電力によって軸が回転する。5はモータギアであり、モータギア5は駆動モータ4の軸に取り付けられ、モータギア5の回転と連動して回転する。6は駆動ギアであり、モータギア5と噛み合っていてモータギア5が回転すると駆動ギア6が連動して回転する。7は駆動ギア軸であり、駆動ギア軸7は駆動ギア6の中心に空いている穴に挿入されて、駆動ギア6は駆動ギア軸7中心に回転する。8はギア保持部材であり、駆動ギア軸7はギア保持部材8に光軸O方向に狭持されて固定されている。
9はギア保持部材軸であり、ギア保持部材8に空いている穴に挿入されて、ギア保持部材8はギア保持部材軸9中心に回転する。10はベース部材であり、ギア保持部材軸9はベース部材10に光軸O方向に狭持されて固定されている。11はレンズ側取り付け部、12は駆動ギア側取り付け部であり、レンズ側取り付け部11と駆動ギア側取り付け部12を不図示のビス等によって締結することで、ベース部材10をレンズ鏡筒1に固定している。
13は弾性部材であり、ベース部材10とギア保持部材8の間に設置されて、ギア保持部材8をレンズ鏡筒1側に付勢している。14はレンズ側当接面であり、レンズ鏡筒1上に設けられ、従動ギア3と同軸の円弧形状をしている。15は駆動ギア側当接面であり、ギア保持部材8上に設けられ、駆動ギア6と同軸の円弧形状をしている。L1はレンズ側当接面14の円弧形状の中心と駆動ギア側当接面15の円弧形状の中心の距離、L2は駆動ギア側当接面15の円弧形状の半径、L3はレンズ側当接面14の円弧形状の半径である。
ギア保持部材8が弾性部材13によってレンズ鏡筒1側に付勢されると、駆動ギア側当接面15とレンズ側当接面14が当接する。レンズ側当接面14、駆動ギア側当接面15は共に円弧形状であるため、L1=L2+L3が成り立つ。二つの当接面14、15の円弧形状は従動ギア3、駆動ギア6とそれぞれ同軸であるため、従動ギア3と駆動ギア6の中心間距離は二つの当接面14,15の円弧形状の中心間距離L1と略等しくなる。このため、二つの当接面14、15が当接することによって、従動ギア3と駆動ギア6の中心間距離が保たれる。
これにより、従動ギア3と駆動ギア6の間のクリアランスL4を精度良く一定に保つことができる。
図4、図5は図1に対してベース部材10が紙面左方向にずれて取り付けられた場合の、本実施例のレンズ鏡筒及び駆動アダプタを光軸方向から見た図である。
取り付け部の製造誤差、組立誤差等によって、レンズ鏡筒1に対するベース部材10の取り付け位置が異なる場合がある。本実施例では、弾性部材13によってギア保持部材8をレンズ鏡筒1側に付勢している。このため、図1に対してベース部材10が紙面左方向にずれて取り付けられた場合でも、図5のように、レンズ側当接面14と駆動ギア側当接面15が当接する。
従って、L1=L2+L3が成り立ち、従動ギア3と駆動ギア6の中心間距離が一定に保たれる。これにより、取り付け部の製造誤差、組立誤差等によって、図1に対してベース部材10が紙面左方向にずれて取り付けられた場合でも、従動ギア3と駆動ギア6の間のクリアランスL4を精度良く一定に保つことができる。
図6は図1よりもレンズ鏡筒1の径が小さくなった場合の、本実施例のレンズ鏡筒及び駆動アダプタを光軸方向から見た図である。
L1’はレンズ側当接面14の円弧形状の中心と駆動ギア側当接面15の円弧形状の中心の距離、L3’はレンズ側当接面14の円弧形状の半径である。ギア保持部材8は、弾性部材13によってレンズ鏡筒1側に付勢されているため、レンズ径が異なる場合でも、ギア側当接面15はレンズ側当接面14に当接する。従って、L1’=L2+L3’が成り立ち、従動ギア3と駆動ギア6の中心間距離が一定に保たれる。
従って、レンズ径が異なる場合においても、レンズ側当接面の円弧形状の半径を適切に設定することで、従動ギア3と駆動ギア6の間のクリアランスL4を精度良く一定に保つことができる。
また、レンズ鏡筒1とベース10が光軸O方向に対して相対的に傾く可能性がある。この傾きが発生すると、二つの当接面14,15が当接したときの、従動ギア3と駆動ギア6の間のクリアランスL4に傾き分のズレが発生してしまう。特に、従動ギア3と駆動ギア6の噛み合い部とレンズ側当接面14とギア側当接面15の当接部の光軸O方向距離が大きい場合に、相対的な傾き量に対するクリアランスL4のズレ量が大きくなる。従って、クリアランスL4を精度良く保つためには、従動ギア3と駆動ギア6の噛み合い部とレンズ側当接面14とギア側当接面15の当接部の光軸O方向距離は隣接していることが望ましい。
レンズ側当接面14を操作環2上に設けたベアリング、ギア側当接面15を駆動ギアと連結させたベアリングを用いれば、公差累積が小さくなり、光軸O方向距離も小さくできるため、これを用いてもよい。
本実施例では、ギア保持部材軸9を光軸O方向に固定して、ギア保持部材8を回転可能に保持している。これに限定されず、ギア保持部材軸9をギアの軸間距離を変化させることができるように、光軸O直交方向に固定することもできる。これにより、ギア保持部材8が直進移動可能に保持されて、従動ギア3と駆動ギア6の軸間距離を変化させることができる。この場合も同様に、従動ギア3と駆動ギア6の間のクリアランスL4を精度良く一定に保つことができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1 レンズ、2 操作環、3 従動ギア、4 駆動モータ、5 モータギア、
6 駆動ギア、7 駆動ギア軸、8 ギア保持部材、9 保持部材軸、
10 ベース部材、11 レンズ側取り付け部、12 駆動ギア側取り付け部、
13 弾性部、14 レンズ側当接面、15 駆動ギア側当接面、
L1 当接面の中心間距離、L2 駆動ギア側当接面15の円弧形状の半径、
L3 レンズ側当接面14の円弧形状の半径、O 光軸

Claims (6)

  1. 駆動ギアと、
    前記駆動ギアを回転させる駆動アクチュエータと、
    前記駆動ギアを保持するギア保持部材と、
    前記ギア保持部材を弾性付勢する弾性部材と、
    前記駆動ギアと同軸の円弧形状であるギア側当接面を有することを特徴とするレンズ駆動アダプタ。
  2. 鏡筒内に光軸方向に移動自在に設けられた移動レンズと、
    前記鏡筒上に設けられて、回転させることにより前記移動レンズを光軸方向に移動させる従動ギアと、
    前記従動ギアと同軸の円弧形状のレンズ側当接面を有するレンズ鏡筒と、
    駆動ギアと、
    前記駆動ギアを回転させる駆動アクチュエータと、
    前記駆動ギアを保持するギア保持部材と、
    前記ギア保持部材を弾性付勢する弾性部材と、
    前記駆動ギアと同軸の円弧形状であるギア側当接面を有するレンズ駆動用アダプタを有し、
    前記従動ギアと前記駆動ギアは噛合い、前記レンズ側当接面と前記ギア側当接面は当接可能であり、
    前記レンズ鏡筒と前記レンズ駆動アダプタは着脱可能であることを特徴とするレンズシステム。
  3. 前記ギア側当接面は前記駆動ギアと光軸方向に隣接していることを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動用アダプタ。
  4. 前記ギア側当接面は前記駆動ギアと光軸方向に隣接していて、
    前記レンズ側当接面は前記従動ギアと光軸方向に隣接していることを特徴とする請求項2に記載のレンズシステム。
  5. 前記ギア側当接面は前記駆動ギア上に設けられることを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動用アダプタ。
  6. 前記ギア側当接面は前記駆動ギア上に設けられ、前記レンズ側当接面は前記従動ギア上に設けられることを特徴とする請求項2に記載のレンズシステム。
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