JP5963532B2 - 偏心/傾き調整構造を有する光学機器 - Google Patents

偏心/傾き調整構造を有する光学機器 Download PDF

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Description

本発明は、カメラや交換レンズ等の光学機器に関し、特に、光学素子の偏心(光軸ずれ)や傾き(倒れ)を修正するための調整構造を有する光学機器に関する。
光学機器の光学系を構成するレンズ等の光学素子が、製造誤差等によって該光学系の光軸に対して偏心したり傾いたりすると、光学性能が低下する。このため、光学素子の偏心や傾きを修正するための調整機構を有する光学機器が提案されている。
例えば、特許文献1には、1つのレンズ枠の偏心調整のために3つの調整部材(偏心コロ等)を設け、傾き調整のために別の3つの調整部材(偏心コロ等)を用いた調整機構を有する光学機器が開示されている。
特開2007−219405号公報
しかしながら、特許文献1にて開示された調整機構では、偏心調整と傾き調整のために計6つの調整部材が用いられており、このことが光学機器の小型化の妨げになるおそれがある。
本発明は、光学素子の偏心および傾き調整を行える小型の偏心/傾き調整機構を有する光学機器を提供する。
本発明の一側面としての光学機器は、光学素子を保持する第1の保持部材と、該第1の保持部材を保持する第2の保持部材と、該第2の保持部材に対する前記第1の保持部材の偏心修正方向および傾き修正方向での位置を調整することが可能な調整機構とを有し、前記調整機構は、前記第1および第2の保持部材の周方向における1箇所に設けられ、前記第2の保持部材に対する前記第1の保持部材の前記偏心修正方向および前記傾き修正方向への移動を許容することが可能なように該第1および第2の保持部材を連結する支点部と、前記周方向における前記支点部とは異なる2箇所に設けられ、それぞれ軸部および該軸部に対して偏心しており該軸部を中心として回転可能な偏心部を有する第1の調整部材を有し、該偏心部が該軸部回りで回転されることにより、前記第1の保持部材を前記第2の保持部材に対して前記偏心修正方向に移動させることが可能な偏心調整部と、前記周方向における前記支点部とは異なる2箇所に設けられ、それぞれ軸部および該軸部に対して偏心しており該軸部を中心として回転可能な偏心部を有する第2の調整部材を有し、該偏心部が該軸部回りで回転されることにより、前記第1の保持部材を前記第2の保持部材に対して前記傾き修正方向に移動させることが可能な傾き調整部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、偏心および傾き調整に共通して用いられる1つの支点部と、偏心および傾き調整のそれぞれのために設けられた計4つの第1および第2の調整部材とにより調整機構を構成している。これにより、小型の構成でありながらも光学素子の偏心および傾き調整を安定的に行うことができる。このため、高い光学性能を有する小型の光学機器を実現することができる。
本発明の実施例1である交換レンズ(無限遠状態)の断面図。 実施例1の交換レンズ(至近状態)の断面図。 実施例1の交換レンズのうち偏心/傾き調整機構を備えた前後群ユニットを含む鏡筒部分の分解斜視図。 上記前後群ユニットの構成を示す斜視図。 上記前後群ユニットの断面図 上記調整機構(偏心調整部および傾き調整部)の側面図。 上記調整構造(支部)の側面図。 上記調整構造により偏心および傾き調整を行うときの交換レンズを示す斜視図。 上記調整構造により偏心および傾き調整を行うときの交換レンズの部分断面図。 上記前後群ユニットとモータユニットを示す斜視図。 本発明の実施例2である交換レンズのうち偏心/傾き調整機構を備えた前後群ユニットの構成を示す斜視図。 実施例2における前後群ユニットの側面図。 本発明の実施例3である交換レンズに設けられた偏心/傾き調整機構を示す断面図。 実施例1における偏心/傾き調整機構での支部、偏心調整部および傾き調整部の配置を説明する図。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1および図2には、本発明の実施例1である光学機器としての交換レンズの構成を示している。図1は交換レンズの無限遠状態での断面を、図2は至近状態の断面をそれぞれ示している。また、図3には、上記交換レンズの主要部分を分解して示している。さらに、図4には、該主要部分に含まれる前後群レンズユニットを示している。
これらの図において、Xは交換レンズ内に構成される撮影光学系の光軸である。以下の説明において、光軸Xが延びる方向を光軸方向といい、光軸Xを中心とする円が延びる方向を周方向(光軸回り方向)という。
1は交換レンズの本体となる固定筒であり、その後端(像側の端)1aには、不図示のデジタルカメラ等の撮像装置と結合されるマウント部材20がビスにより固定されている。7は案内筒であり、固定筒1の内周に配置されて該固定筒1にビスにより固定されている。2はカム環であり、案内筒7の外周面と固定筒1の内周面との間に配置されている。カム環2は、案内筒7の外周部の前端(被写体側の端)に形成されたフランジ部7aと、固定筒1の内周部の後端に設けられた突き当て面1bとで挟まれることで、光軸方向での定位置にて周方向に回転可能に保持される。カム環2の内周面のうち周方向5箇所には、それぞれカム溝面がテーパ面となっている3本のテーパカム溝部2aと2本のテーパカム溝部2bとが形成されている。
3は第1の保持部材としての前群保持枠(前群鏡筒)であり、その内周部にて光学素子としての前群レンズL1を保持している。4は第2の保持部材としての後群保持枠(後群鏡筒)であり、その内周部にて後群レンズL2を保持している。5は電磁絞りユニットであり、図3に示すように、後群保持枠4にビス5aによって固定されている。前群レンズL1、後群レンズL2および電磁絞りユニット5によって撮影光学系が構成される。
前群保持枠3と後群保持枠4は、後述する偏心/傾き調整機構に含まれる基準コロ40と基準穴部3aとの係合、傾き調整用偏心コロ42と周方向長穴部3cとの係合により光軸方向にて連結される。これにより、前群保持枠3と後群保持枠4は、カム環2の回転によって光軸方向に一体で移動する。偏心/傾き調整機構については後に詳しく説明する。
前群レンズL1を保持した前群保持枠3、後群レンズL2を保持した後群保持枠4、電磁絞りユニット5および偏心/傾き調整機構をまとめて前後群ユニットという。
後群保持枠4の外周部における周方向3箇所に設けられたカムフォロワ保持穴部4aには、3本のカムフォロワ6aの軸部が圧入され、これによりカムフォロワ6aが後部保持枠4に取り付けられる。3本のカムフォロワ6aの円錐台形状を有するフォロワ部はそれぞれ、カム環2に形成された3本のテーパカム溝部2aに係合している。
また、後群保持枠4の外周部における周方向2箇所に設けられたカムフォロワ保持穴部4bには、2本のカムフォロワ6bの軸部が圧入され、これによりカムフォロワ6bが後群保持枠4に取り付けられる。2本のカムフォロワ6bの円錐台形状を有するフォロワ部はそれぞれ、カム環2に形成された2本のテーパカム溝部2bに挿入されている。これら2つのカムフォロワ6bは、通常の状態では2本のテーパカム溝部2bのカム面とは当接していないが、外部から衝撃が加わったときに該カム面に当接して、3つのカムフォロワ6aがそれぞれ係合しているテーパカム溝部2aから外れることを防止する。
後群保持枠4における各カムフォロワ6aの周方向両側には、キー部4cが形成されている。キー部4は、案内筒7に形成された直進溝部7bに光軸方向に移動可能に係合して、直進溝部7b(案内筒7)による後群保持枠4の光軸方向への直進ガイドを可能とする。
以上の構成にてカム環2が周方向にて回転すると、テーパカム溝部2aのカムリフトによってカムフォロワ6aとともに前後群ユニットが一体となって光軸方向に移動する。これにより、無限遠端と至近端との間でのフォーカシングが行われる。
また、図3において、21は周方向3箇所に配置されたコイルばねである。各コイルばね21の後端は案内筒7に当接し、その内周にはボス7cが挿入されている。また、各コイルばね21の前端は、後群保持枠4に形成された穴部4dの底面に当接する。これにより、3つのコイルばね21は、案内筒7に対して、前後群ユニット全体を前側に付勢するとともに、カムフォロワ6aを介してカム環2を前側に付勢している。この付勢力によって、カム環2は案内筒7のフランジ7aに常に押圧され、またカムフォロワ6aもテーパカム溝部2aの前側のカム面に常に押圧されるため、前後群ユニットの光軸方向でのがたつきによる光学性能の低下を防止できる。コイルばね21の前端が穴部4dに挿入され、その外周が穴部4dの内周面により支持されることで、前後群ユニットが前側に繰り出した状態でもコイルばね21が座屈することなく安定的に付勢力を発生させることができる。
図1および図2において、8は定位置回転環であり、その内周部が固定筒1の外周部1cに嵌合している。また、定位置回転環8の内周部には、金属製のC字形状を有するキー9がビス9aによって固定されており、キー9は固定筒1の外周面に形成された周溝部1dに係合している。これにより、定位置回転環8は光軸方向における定位置にて周方向に回転可能に保持される。
10はフォーカス操作環であり、定位置回転環8の外周部に接着により固定され、手動でのフォーカス調整がしやすいようにローレット10aが形成されている。11は金属製の補強リングであり、定位置回転環8とフォーカス操作環10によって挟持され、接着により固定されている。
12はフィルタ枠であり、後群保持枠4にビス12aにより固定される。フィルタ枠12の先端にはネジ部12bが形成されており、そこに光学フィルタやフード等のアクセサリを装着することができる。13はレンズ名称が印刷されたネームリングであり、粘着テープでフィルタ枠12に固定され、ビス12aを隠す役割も有する。
14は電子部品が実装された基板であり、固定筒1にビスによって固定されている。基板14は、前述した電磁絞りユニット5や、後述するモータユニット30および不図示のA/M切替えスイッチ等との電気接続を行うコネクタを実装している。基板14に搭載された不図示のマイクロコンピュータは、A/M切替えスイッチからの切替え信号を受けてオートフォーカス(A)とマニュアルフォーカス(M)とを切り替えたり、電磁絞りユニット5やモータユニット30の駆動を制御したりする。また、基板14には、フレキシブルプリント基板14cを介して接点部品15が接続されている。マイクロコンピュータは、接点部品15を介して、マウント部材20を介して該交換レンズに装着されたカメラとの通信を行ったり、カメラからの電力供給を受けたりする。16は裏蓋であり、マウント部20の内周部に嵌合し、爪16aの弾性力で固定される。
17は外装環であり、マウント部20と共に固定筒1にビスで固定される。外装環17の前端には、外力による変形を防止するための金属製の補強リング18が接着により固定されている
次に、偏心/傾き調整機構について、図4〜図7を用いて詳しく説明する。図4は該調整機構を分解して示している。図5は該調整機構の断面であって、基準コロ40の中心を通って光軸Xに直交する断面を示している。図6は偏心調整用偏心コロ41、傾き調整用偏心コロ42、光軸方向長穴部3bおよび周方向長穴部3cを各偏心コロの軸方向から見て示している。図7は基準コロ40および基準穴部3aを該基準コロ40の軸方向から見て示している。
偏心/傾き調整機構は、前群レンズL1の光軸が後群保持枠4により保持された後群レンズL2の光軸(または撮影光学系の光軸X)である基準光軸に一致するように、前群保持枠3を後群保持枠4に対して移動させる(前群保持枠3の位置を調整する)機構である。
具体的には、前群保持枠3を後群保持枠4に対して基準光軸に直交する方向(各レンズの径方向)に平行移動させて、該方向における前群レンズL1の光軸の基準光軸に対するずれ(前群レンズL1の偏心)を修正する。以下の説明において、基準光軸に直交する方向のうち偏心が小さくなる方向を偏心修正方向という。また、基準光軸に対する前群レンズL1の偏心を、後群保持枠4に対する前群保持枠3の偏心ともいう。
さらに偏心/傾き調整機構は、前群保持枠3を後群保持枠4に対して、前群レンズL1の光軸の向きが変化する(回転する)方向に回転移動させて、該方向における前群レンズL1の光軸の基準光軸に対する傾き(前群レンズL1の倒れ)を修正する。以下の説明において、前群レンズL1の光軸の向きが回転する方向のうち傾きが小さくなる方向を傾き修正方向という。また、基準光軸に対する前群レンズL1の傾き(倒れ)を、後群保持枠4に対する前群保持枠3の傾きともいう。
後群保持枠4の外周部のうち互いに異なる周方向5箇所には、支点部を構成する1つ(1箇所)の基準コロ40と、第1の調整部材である2つ(2箇所)の偏心調整用偏心コロ41と、第2の調整部材である2つ(2箇所)の傾き調整用偏心コロ42とが設けられている。これらのコロ40,41,42はそれぞれ軸部40a,41a,42aを有し、各軸部が後群保持枠4の外周部における周方向5箇所に形成された穴部に挿入され、さらにビス43により後群保持枠4に取り付けられている。偏心調整用偏心コロ41および傾き調整用偏心コロ42の軸部41a,42aは、その中心軸回り(軸部回り)にて回転可能となるように後群保持枠4に取り付けられている。
一方、前群保持枠3の外周部のうち互いに異なる周方向3箇所には、光軸方向および周方向に延びる壁部が形成されている。これら3つの壁部のうち1つには基準コロ40とともに支点部を構成する矩形の基準穴部3aが形成されている。また、他の2つの壁部のそれぞれには、光軸方向に延びる長穴部である光軸方向長穴部3bと周方向に延びる長穴部である周方向長穴部3cとが形成されている。
基準コロ40のコロ部40bは、基準穴部3aに軽く圧入されるように挿入される。基準穴部3aは、基準コロ40の軸方向から見て矩形に形成されており、光軸方向両側の2つ内面と周方向両側の2つの内面が基準コロ40のコロ部40bと当接(係合)する。これにより、前群保持枠3の後群保持枠4に対する光軸方向および周方向への移動が阻止されるとともに、前群保持枠3は、基準コロ40を中心として、後群保持枠4に対する傾きの大きさが増減する方向に回転することができる。
なお、基準コロ40は、その軸方向においては基準穴部3aに対して移動が許容されている。このため、前群保持枠3は、基準コロ40の軸方向も含めて、後群保持枠4に対する偏心の大きさが増減する方向、すなわち基準光軸に直交する各方向に平行移動することができる。この際、基準コロ40と基準穴部3aにより構成される支点部は、前群保持枠3の光軸方向への変位を阻止しつつ上記平行移動を許容するガイドとなる。
また、偏心調整用偏心コロ41および傾き調整用偏心コロ42はそれぞれ、軸部41a,42aに対して偏心した偏心コロ部(偏心部)41b,42bを有する。偏心調整用偏心コロ41の偏心コロ部41bは、光軸方向長穴部3bに挿入されて、その周方向両側の内面と当接(係合)する。このため、偏心調整用偏心コロ41を回転させると、前群保持枠3および前群レンズL1を偏心修正方向に平行移動させることができる。偏心調整用偏心コロ41および光軸方向長穴部3bにより偏心調整部が構成される。
また、傾き調整用偏心コロ42の偏心コロ部42bは、周方向長穴部3cに挿入されて、その光軸方向両側の内面と当接(係合)する。このため、傾き調整用偏心コロ42を回転させると、前群保持枠3および前群レンズL1を、支点部(基準コロ40と基準穴部3a)を中心として傾き修正方向に回転移動させることができる。傾き調整用偏心コロ42および周方向長穴部3cにより傾き調整部が構成される。
このように、基準穴部3aとこれ係合した基準コロ40は、偏心調整部と傾き調整部の双方に対して共通する支点部を構成する。このため、図5に示すように、それぞれ2つのうち一方の偏心調整用および傾き調整用偏心コロ41,42の組と、他方の偏心調整用および傾き調整用偏心コロ41,42の組とが、基準コロ40から周方向両側に120°離れた位相領域に配置されている。このとき、一方の偏心調整用および傾き調整用偏心コロ41,42の組と、他方の偏心調整用および傾き調整用偏心コロ41,42の組との周方向での間隔も120°となる。このような等間隔配置は、前群保持枠3を最も安定して保持ができるため好ましい。ただし、必ずしもこのような等間隔配置を採用しなくてもよい。
また、上記等間隔配置においては、各組の偏心調整用および傾き調整用偏心コロ41,42は互いに隣接した位置に配置される。本実施例では、これら互いに隣接した偏心調整用および傾き調整用偏心コロ41,42を、それらの軸部41a,42aの中心軸(および偏心コロ部41b,42bの偏心軸)が互いに平行に延びるように配置している。これは、後群保持枠4における軸部41a,42aを挿入する穴部や、前群保持枠3における偏心コロ部41b,42bが係合する長穴部3b,3cをそれぞれ同じスライド型を用いて成型するためである。これにより、前群保持枠3および後群保持枠4を成型するために用いるスライド型の数を削減するとともに型構造を簡易化することができ、部品精度を向上させたり型費用を削減したりすることが可能になる。
また、各組の偏心調整用および傾き調整用偏心コロ41,42の偏心コロ部41b,42bが同じ方向を向いているので、偏心/傾き調整作業の際にこれら偏心コロ41,42を回転させる工具を挿入する方向が同じになる。このため、調整作業者にとって偏心/傾き調整作業を行い易くなる。なお、必ずしも各組の偏心調整用および傾き調整用偏心コロ41,42を平行に配置する必要はない。
図8および図9には、本実施例における偏心/傾き調整作業を行う状態での前後群ユニットを示している。この状態では、後群保持枠4に固定されたカムフォロワ6aが、固定筒1の内周に配置されたカム環2のテーパカム溝部2aに係合している。そして、カム環2の回転によって偏心調整用および傾き調整用偏心コロ41,42(偏心コロ部41b,42b)が固定筒1から突出して露出するように、前後群ユニットが固定筒1(および案内筒7)に対して繰り出されている。つまり、本実施例においては、外装部品(外装環17、定位置回転筒8およびフォーカス操作環10等)を固定筒1に取り付ける前に、前後群ユニット固定筒1から繰り出して、偏心コロ41,42を固定筒1から露出させる。これにより、外装部品や固定筒1に調整作業用の切り欠きや穴を特別に設ける必要がなく、固定筒1の強度上においても有利である。
また、一方の組の偏心調整用および傾き調整用偏心コロ41,42(の中心軸)は、図14に示すように、基準コロ40(の中心軸)の位置を0°としたときの周方向90°〜150°までの60°の範囲A1(第1の周方向範囲)にあればよい。さらに、他方の組の偏心調整用および傾き調整用偏心コロ41,42(の中心軸)は、0°位置から周方向他方における210°〜270°までの60°の範囲A2(第2の周方向範囲)にあればよい。
つまり、第1および第2の周方向範囲はともに基準コロ40(支点部)に対して90°以上離間し、かつ互いに60°(θ3)以上離間していればよい。これにより、前群保持枠3の偏心位置を決める3つのコロ(基準コロ40および2つの偏心調整用偏心コロ41)間の離間角度と、傾きを決める3つのコロ(基準コロ40および2つの傾き調整用偏心コロ42)間の離間角度がそれぞれ180°より小さくなる。このため、前群保持枠3を、上記等間隔配置と同様に安定的に保持することができる。
また、本実施例では、基準コロ40と4つの偏心調整用および傾き調整用偏心コロ41,42はすべて、基準光軸に直交する(偏心修正方向に平行な)同一面上に配置されている。これにより、前後群ユニットにおける偏心/傾き調整機構の光軸方向での配置スペースを小さくすることができ、前後群ユニットの小型化、ひいては交換レンズの小型化に有効である。
なお、必ずしも基準コロ40と4つの偏心コロ41,42のすべてを基準光軸に直交する同一面上に配置する必要はない。ただし、基準コロ40と2つの傾き調整用偏心コロ42は基準光軸に直交する同一面上に配置することが望ましい。この配置により、傾き調整用偏心コロ42を時計回り方向および反時計回り方向に同じ量だけ回転させると、前群保持枠3は互いに反対の方向に同じ角度だけ傾く。これにより、傾き調整が容易になる。
なお、偏心調整用偏心コロ41を、基準コロ40に対して周方向120度等間隔で配置し、さらに該偏心コロ41をその軸方向(軸部41aの中心軸)が基準光軸に向かって延びるように配置することが望ましい。これにより、偏心調整用偏心コロ41を時計回り方向および反時計回り方向に同じ量だけ回転させると、前群保持枠3は互いに反対の方向に同じ量だけ平行移動する。これにより、偏心調整が容易になる。
図10には、モータユニット30を示している。モータユニット30は、地板31と、該地板31にビスにより固定されたステッピングモータ32と、該モータ32の出力軸に固定されたピニオンギア(不図示)と、該ピニオンギアに噛み合う第1減速ギア33とを有する。第1減速ギア33には第2の減速ギア34が噛み合っており、第2の減速ギア34には第3の減速ギア35が噛み合っている。第3の減速ギア35は、これと同軸の出力ギア35aを有する。ギア33〜35(35a)は、地板31と、ビスによって地板31に固定された押さえ板36との間に保持されている。
このモータユニット30の地板31は案内筒7にビスにより固定される。出力ギア35aは、カム環2の内周に設けたインナーギア(不図示)に噛み合う。このため、モータ32が回転するとカム環2が回転し、前後群ユニットが一体で光軸方向に移動する。
ここで、図10は、前後群ユニットが最も後側に移動した状態(無限遠端の状態)を示している。この状態では、モータユニット30が、光軸方向において電磁絞りユニット5と後群保持枠4が位置する範囲と同じ範囲に位置する。つまり、モータユニット30が、電磁絞りユニット5と後群保持枠4の径方向外側に配置される。
全長を短くした交換レンズを実現するために 本実施例では、図10に示すように、モータユニット30を、電磁絞りユニット5と後群保持枠4の径方向外側であって2つのカムフォロワ6aの間に配置する。この場合、本実施例では、図14に示すように、90°の位置から0°の位置(基準コロ40の位置)を通って180°の位置までの周方向範囲にはコロとしては基準コロ40が1つ配置されるに過ぎない。このため、2つのカムフォロワ6aの間に、モータユニット30用の十分な配置スペースを確保することができる。また、モータユニット30を電磁絞りユニット5と後群保持枠4の径方向外側に配置する場合には、後群保持枠4のうちモータユニット30に近接する部分を大きく切り欠いた形状する必要がある。そして、この切り欠き形状部分の近傍においてコロを保持する部分の強度の低下が懸念される。しかし、本実施例のように保持するコロが基準コロ40の1つだけであれば、強度上の問題はほとんど生じない。
図11および図12には、本発明の実施例2である交換レンズのうち、偏心/傾き調整機構を備えた前後群ユニットを示している。図11は前後群ユニットを斜めから見て示し、図12は前後群ユニットを後述する偏心コロの軸方向から見て示している。なお、本実施例において、実施例1と同じ部品又は同じ役割を有する部品については、実施例1とは異なる符号を用いるが、同じ名称を用いる。
51は前群保持枠であり、52は後群保持枠である。60は基準コロであり、後群保持枠52に固定されている。51aは前群保持枠51に形成された基準穴部であり、ここには基準コロ60が挿入されて係合している。本実施例でも、実施例1と同様に、偏心調整部と傾き調整部の双方に共通の1つの支持部を構成するよう基準コロ60が1つのみ設けられている。
61は2つの偏心調整用偏心コロであり、それらの軸部が後群保持枠52における基準コロ60の位置とは異なる周方向2箇所に固定されている。偏心調整用偏心コロ61の偏心コロ部は、前群保持枠51に形成された光軸方向長穴部51bに係合する。また、62は傾き調整用偏心コロであり、その軸部が後群保持枠52における基準コロ60の位置と異なる周方向2箇所に固定されている。傾き調整用偏心コロ62のコロ部は、前群保持枠51に形成された周方向長穴部51cに係合している。
本実施例では、2つの偏心調整用偏心コロ61のうち一方と2つの傾き調整用偏心コロ62のうち一方とを光軸方向に並べて(つまり周方向における互いに同じ位置に)配置している。また、他方の偏心調整用偏心コロ61と他方の傾き調整用偏心コロ62とを、光軸方向に並べて配置している。この配置は、前後群ユニットの外周において周方向に広いスペースを必要とする場合に有効である。
本実施例でも、実施例1にて説明したように、基準コロ60と2つの傾き調整用偏心コロ62は基準光軸に直交する同一面上に配置することが望ましい。
また、偏心調整用偏心コロ61を、基準コロ60に対して周方向120度等間隔で配置し、さらに該偏心コロ61の軸方向が基準光軸に向かって延びるように配置することが望ましい。
図13には、本発明の実施例3である交換レンズの偏心/傾き調整機構の支持部の断面(基準光軸に直交する断面)を示している。本実施例において、実施例1と共通する役割を有する部品については、実施例1とは異なる符号を用いるが、同じ名称を用いる。
71は前群保持枠であり、80は基準コロであり、後群保持枠72に固定されている。71aは前群保持枠71に形成された基準穴部であり、ここには基準コロ80が挿入されて係合している。本実施例でも、実施例1と同様に、偏心調整部と傾き調整部の双方に共通の1つの支持部を構成するよう基準コロ80が1つのみ設けられている。
本実施例における基準コロのうち前群保持枠71の基準穴部71aの内面と当接する部分は、その外面が凸球面である球面部80aとして形成されている。一方、前群保持枠71の基準穴部71aの内面は、基準コロ80の軸方向に延びる中心軸を有する円筒面として形成されている。
実施例1,2のように基準コロの外周面が円筒面として形成されている場合、傾き調整時には、矩形の基準穴部の4つの内面に基準コロの円筒面が当接した状態から、基準コロの円筒面が傾く。この場合、前群保持枠における基準穴部の周辺部分や後群保持枠において偏心コロを保持している部分に負荷が加わり、これらの部分に変形を生じさせたり、前群保持枠を狭い傾き範囲でしか調整することができなかったりする可能性がある。
しかし、本実施例のように、基準コロ80を凸球面とすることで、基準穴部71aは、前群保持枠3の回転移動に伴う基準コロ80のスムーズな回転を許容する。したがって、傾き調整による上述したような前群保持枠3の変形を防止でき、かつ大きい傾き範囲内での傾き調整が可能となる。
また、偏心調整時には、基準コロ80の軸方向に延びる円筒面を内面とする基準穴部71aは、基準コロ80の軸方向への移動をも許容し、これにより、該軸方向を含めた基準光軸に直交する各方向での偏心調整を可能とする。前群保持枠71の基準穴部(円筒面)71aは、偏心調整時における基準コロ80の最大移動量よりも大きい円筒面の軸方向長さを有するように設定されている。
なお、基準穴部71aは、実施例1,2と同様に、矩形の穴部として形成されていてもよい。
以上説明したように、上記各実施例によれば、偏心調整部と傾き調整部の双方に対して支部を共通化し、該支部を構成する基準コロを1つのみ設ける構成を採用したことにより、従来に比べて前後群ユニットを小型化できる。したがって、該前後群ユニットを搭載した交換レンズのコンパクト化を図ることができる。
なお、上記各実施例では、光学素子としてのレンズを保持する保持部材の傾き/偏心調整を行う場合について説明したが、光学素子は、レンズだけでなく、絞り、光学フィルタ、撮像素子(イメージセンサ)といった偏心や傾きを調整すべき様々な素子を含む。また、各実施例では、光学機器の例として交換レンズについて説明した。しかし、各実施例にて説明した偏心/傾き調整機構と同様の構成は、レンズ一体型カメラや、双眼鏡等の観察装置や、液晶プロジェクタ等の画像投射装置にも適用することができる。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
光学素子の偏心/傾き調整を容易に行えるカメラや交換レンズ等の光学機器を提供する。
3,51,71 前群保持枠
4,52 後群保持枠
40,60,80 基準コロ
41,61 偏心調整用偏心コロ
42,62 傾き調整用偏心コロ
3a 基準穴部
3b 光軸方向長穴部
3c 周方向長穴部

Claims (7)

  1. 光学素子を保持する第1の保持部材と、
    該第1の保持部材を保持する第2の保持部材と、
    該第2の保持部材に対する前記第1の保持部材の偏心修正方向および傾き修正方向での位置を調整することが可能な調整機構とを有し、
    前記調整機構は、
    前記第1および第2の保持部材の周方向における1箇所に設けられ、前記第2の保持部材に対する前記第1の保持部材の前記偏心修正方向および前記傾き修正方向への移動を許容することが可能なように該第1および第2の保持部材を連結する支点部と、
    前記周方向における前記支点部とは異なる2箇所に設けられ、それぞれ軸部および該軸部に対して偏心しており該軸部を中心として回転可能な偏心部を有する第1の調整部材を有し、該偏心部が該軸部回りで回転されることにより、前記第1の保持部材を前記第2の保持部材に対して前記偏心修正方向に移動させることが可能な偏心調整部と、
    前記周方向における前記支点部とは異なる2箇所に設けられ、それぞれ軸部および該軸部に対して偏心しており該軸部を中心として回転可能な偏心部を有する第2の調整部材を有し、該偏心部が該軸部回りで回転されることにより、前記第1の保持部材を前記第2の保持部材に対して前記傾き修正方向に移動させることが可能な傾き調整部とを有することを特徴とする光学機器。
  2. 前記周方向において、前記支点部に対して90°以上離間し、かつ互いに60°以上離間している複数の範囲をそれぞれ第1の周方向範囲及び第2の周方向範囲とするとき、
    前記第1の周方向範囲には、前記2箇所の前記偏心調整部のうち一方と前記2箇所の前記傾き調整部のうち一方が設けられており
    前記第2の周方向範囲には、該偏心調整部のうち他方と該傾き調整部のうち他方が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
  3. 前記2箇所の前記偏心調整部のうち一方と前記2箇所の前記傾き調整部のうち一方に含まれる前記第1および第2の調整部材の前記軸部が互いに平行に延び、かつ、
    該偏心調整部のうち他方と該傾き調整部のうち他方に含まれる前記第1および第2の調整部材の前記軸部が互いに平行に延びていることを特徴とする請求項に記載の光学機器。
  4. 前記2箇所の前記偏心調整部と前記2箇所の前記傾き調整部とが、前記支点部を通り前記偏心修正方向に平行な同一面上に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の光学機器。
  5. 前記2箇所の前記偏心調整部のうち一方と前記2箇所の前記傾き調整部のうち一方とが前記周方向における互いに同じ位置に設けられ、かつ該偏心調整部のうち他方と該傾き調整部のうち他方とが前記周方向における互いに同じ位置に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の光学機器。
  6. 前記2箇所の前記傾き調整部が、前記支点部を通り前記偏心修正方向に平行な同一面上に設けられていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の光学機器。
  7. 前記支点部、前記第1の保持部材形成された穴部に係合する球面部を有することで前記第1の保持部材の前記傾き修正方向への移動、前記第1の保持部材の前記偏心修正方向への移動許容されるように構成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の光学機器。
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