JP7027838B2 - 駆動装置およびロボット - Google Patents

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Description

本発明は、駆動装置およびロボットに関する。
従来、モータおよび駆動伝達系を一体化した駆動装置が知られており、このような駆動装置は、例えば、ロボットの関節等を動作させるために使用される。また、このような駆動装置において、当該駆動装置と駆動対象との間で物理的な位置決めを行うことができるようにした技術が知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
ところで、従来、駆動装置単体では、モータの回転を出力する出力軸の実際の回転角度と、その出力軸の回転角度を制御する制御系との間で、原点位置の位置合わせを行うことができなかった。一般的には、駆動装置が駆動対象に取り付けられた状態で、駆動対象の動作角度と、その動作角度を制御する制御系との間で、原点位置の位置合わせを行う方式が用いられているからである。したがって、従来、駆動対象から駆動装置を脱着する毎に、駆動対象の動作角度と、その動作角度を制御する制御系との間で、原点位置の位置合わせを行う必要があった。
本発明は、上述した従来技術の課題を解決するため、駆動対象から脱着した際の、駆動対象との間の原点位置の位置合わせを不要とすることが可能な駆動装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の駆動装置は、モータからの回転力を出力することによって駆動対象を回転駆動する駆動装置であって、前記モータと、前記モータの回転を出力する出力軸と、前記出力軸の回転角度を検出する絶対角度エンコーダと、前記駆動対象と係合することにより、前記駆動装置を前記駆動対象に位置決めする第1の係合部と、前記出力軸の先端に設けられ、前記駆動対象と係合することにより、前記駆動装置を前記駆動対象に位置決めするとともに、前記出力軸の軸中心を前記駆動対象に位置決めする第2の係合部と、前記駆動対象と係合することにより、前記駆動対象に対する前記出力軸の回転角度の位置決めを行うことが可能な第3の係合部とを備える。
本発明によれば、駆動対象から脱着した際の、駆動対象との間の原点位置の位置合わせを不要とすることが可能な駆動装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る駆動装置の外観を示す図である。 本発明の一実施形態に係る駆動装置における駆動伝達系の構成を模式的に示す図である。 図1に示す駆動装置のA-A断面図である。 本発明の一実施形態に係る駆動装置の平面図である。 本発明の一実施形態に係る駆動装置が備えるメモリに記憶される誤差値の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る駆動制御システムによる出力フランジの回転角度を補正するための構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る測定装置の構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る測定装置が備える、フランジ固定部の表面形状を示す図である。 一般的な磁気式の絶対角度エンコーダにおける、角度値の誤差を示すグラフである。 本発明の一実施形態に係る駆動装置が備えるメモリに記憶される角度毎の誤差値の一例を示す図である。 図1に示す駆動装置(変形例)のA-A断面図である。 本発明の実施例に係るロボットの一部概略構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る駆動装置に用いられ得る磁気式の絶対角度エンコーダを説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る駆動装置に用いられ得る光学式の絶対角度エンコーダを説明するための図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
(駆動装置100の構成)
まず、図1~図3を参照して、駆動装置100の構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る駆動装置100の外観を示す図である。図2は、本発明の一実施形態に係る駆動装置100における駆動伝達系の構成を模式的に示す図である。図3は、図1に示す駆動装置100のA-A断面図である。なお、以下の説明では、便宜上、図中X軸方向(各回転軸の軸方向)を上下方向としているが、駆動装置100の取り付け方向や駆動対象の動作等によって、必ずしも図中X軸方向が上下方向になるとは限らない。
本実施形態の駆動装置100は、モータ101の回転を複数段のギヤによって減速し、出力軸106から出力する装置である。本実施形態では、モータ101にDCブラシレスモータを用いているが、本発明は、DCモータであっても転用可能である。
図1~図3に示すように、駆動装置100は、モータ101、第1ピニオン軸102、第1ギヤ103、第2ピニオン軸104、第2ギヤ105、出力軸106、出力ギヤ107、出力フランジ108、ハウジング120、ブレーキ機構130、および制御基板140を備えている。このうち、第1ピニオン軸102、第1ギヤ103、第2ピニオン軸104、第2ギヤ105、出力軸106、および出力ギヤ107は、特許請求の範囲に記載の「駆動伝達系」を構成する。
図2および図3に示すように、駆動装置100は、ハウジング120内において、4つの回転軸(モータ101が有する駆動軸101A、第1ピニオン軸102、第2ピニオン軸104、出力軸106)が、いずれも上下方向(図中Z軸方向)を軸方向として、互いに並行かつ同一直線上に並べて設けられている。駆動軸101Aは、モータ101が有する回転軸であり、ハウジング120の底面に取り付けられたモータ101から、ハウジング120の内部へと挿入されている。第1ピニオン軸102、第2ピニオン軸104、および出力軸106の各々は、ハウジング120内に固設された上下一対のベアリング109によって、両端が回転自在に支持されている。これにより、各回転軸間は、所定の距離精度が保たれている。
また、ハウジング120内において、3つのギヤ(第1ギヤ103、第2ギヤ105、および出力ギヤ107)が配置されている。
第1ギヤ103は、第1ピニオン軸102に圧入されており、第1ピニオン軸102に対して空転することなく、第1ピニオン軸102と等速で回転する。第1ギヤ103は、モータ101の駆動軸101Aに形成されているギヤ(本実施形態では、はすば歯車を用いているが、平歯車等を用いてもよい)と噛み合うことにより、駆動軸101Aからの回転力が伝わって回転する。
第2ギヤ105は、第2ピニオン軸104に圧入されており、第2ピニオン軸104に対して空転することなく、第2ピニオン軸104と等速で回転する。第2ギヤ105は、第1ピニオン軸102に形成されているギヤと噛み合うことにより、第1ピニオン軸102からの回転力が伝わって回転する。
出力ギヤ107は、出力軸106に圧入されており、出力軸106に対して空転することなく、出力軸106と等速で回転する。出力ギヤ107は、第2ピニオン軸104に形成されているギヤと噛み合うことにより、第2ピニオン軸104からの回転力が伝わって回転する。
出力軸106は、その上部がハウジング120の上面から突出しており、この突出部分には、円盤状の出力フランジ108が取り付けられている。出力フランジ108は、出力軸106とともに回転する。出力フランジ108は、駆動装置100から出力される回転力を、当該回転力を利用する装置に伝えるための部材である。出力軸106の先端は、「第2の係合部」の一例であり、当該先端が駆動対象に係合することにより、駆動対象に対する出力軸106および出力フランジ108の軸中心の位置決めを物理的に行うことができるようになっている。
出力フランジ108の回転速度は、モータ101の回転速度に対し、3つのギヤ(第1ギヤ103、第2ギヤ105、および出力ギヤ107)によって減速されたものとなる。したがって、これら3つのギヤの歯数を調整して、減速比を調整することにより、出力フランジ108の回転速度を、所望の回転速度まで減速させることができる。なお、図1および図3に示す例では、各ギヤが前段の回転軸と噛み合う構成を採用している関係上、第1ギヤ103よりも第2ギヤ105の直径を大きくしており、第2ギヤ105よりも出力ギヤ107の直径を大きくしている。各ギヤの厚みも、入力側よりも出力側を大きくしており、これにより、各ギヤのギヤは、増大したトルクに十分に耐えられるようになっている。
出力フランジ108の回転力は、当該回転力を利用する装置に伝えられる。例えば、出力フランジ108の回転力を、ロボットアームの回転に使用する場合、出力フランジ108を、ロボットアームの関節の回転軸と接続することで、ロボットアームを回転させることが可能となる。この際、出力フランジ108の表面から突出したピン108Aを、ロボットアームの関節の回転軸にはめ込むことで、当該回転軸の位置合わせおよび滑り止めが可能となる。すなわち、ピン108Aは、「第3の係合部」の一例であり、当該ピン108Aが駆動対象に係合することにより、駆動対象に対する出力軸106および出力フランジ108の回転角度の位置決めを物理的に行うことができるようになっている。
ブレーキ機構130は、駆動伝達系(駆動軸101A、第1ピニオン軸102、第2ピニオン軸104、および出力軸106)の回転を制動する。本実施形態の駆動装置100は、複数のギヤを用いて駆動伝達系を構成しているため、モータ101の回転力を出力軸106に伝達する際の伝達効率が比較的高く(約90%)、一方で、出力軸106の回転力も、モータ101に伝わり易いという特性を有している。このため、例えば、本実施形態の駆動装置100を、ロボットアームに取り付けた場合において、モータ101の駆動を停止して、モータ101が回転軸の回転を保持していない状態にすると、ロボットアーム自体の自重が、モーメントとして出力軸106に伝達される。この場合、モータ101が回転軸の回転を保持していないため、そのモーメントにより、ロボットアームは、重力とバランスが取れる釣り合う位置まで、自動的に降下することになる。そこで、本実施形態の駆動装置100は、ブレーキ機構130により、駆動伝達系の回転を機械的に制動することにより、モータ101が回転軸の回転を保持していない状態であっても、ロボットアームが自動的に降下してしまうといった事態を回避可能としているのである。
制御基板140は、出力軸106の下端面(図中Z軸負側の先端面)と対向する位置に設けられている。制御基板140は、絶対角度エンコーダ142と、メモリ144とを備える。絶対角度エンコーダ142は、出力軸106(出力フランジ108)の回転角度を検知する。本実施形態では、絶対角度エンコーダ142として、磁気式の絶対角度エンコーダを用いている。絶対角度エンコーダ142は、制御基板140において、制御基板140の出力軸106の下端面と対向する位置に設けられている。一方、出力軸106の下端面には、N極およびS極に磁化された円形の永久磁石110が埋め込まれている。この構成により、絶対角度エンコーダ142は、当該絶対角度エンコーダ142が有するホールICによって、出力軸106の回転に伴う永久磁石110のS極とN極との切り替わりを検知することで、出力軸106(出力フランジ108)の回転角を検知することが可能である。
メモリ144は、「記憶部」の一例である。メモリ144は、出力軸106の回転角度に対する、絶対角度エンコーダ142が出力する角度値の誤差を示す誤差値を記憶する。例えば、出力軸106の回転位置が所定の原点(すなわち、回転角度が0°)にある場合において、絶対角度エンコーダ142が出力する角度値が「15°」であるとき、メモリ144は、誤差値として「15°」を記憶する。なお、メモリ144に記憶される誤差値の一例については、図4および図5を用いて後述する。また、メモリ144に誤差値を記憶させる方法の一例については、図7および図8を用いて後述する。
制御基板140は、各種配線および各種コネクタ等を介して、外部コントローラ200(図3参照)と電気的に接続される。外部コントローラ200は、モータ101の回転角度および回転速度を制御することにより、駆動装置100による駆動対象(例えば、ロボットアーム)の回転動作における回転角度および回転速度を、所望の回転角度および回転速度に制御することができる。この際、外部コントローラ200は、メモリ144に記憶されている誤差値を読み出し、当該誤差値を用いて、絶対角度エンコーダ142が出力する角度値の誤差を補正することができる。例えば、メモリ144から読み出した誤差値が「15°」であるとき、外部コントローラ200は、絶対角度エンコーダ142が出力する角度値から「15°」を減算することによって得られた角度値を、出力軸106の実際の回転角度として認識することができる。
(メモリ144に記憶される誤差値)
次に、図4および図5を参照して、メモリ144に記憶される誤差値について説明する。図4は、本発明の一実施形態に係る駆動装置100の平面図である。図5は、本発明の一実施形態に係る駆動装置100が備えるメモリ144に記憶される誤差値の一例を示す図である。
本実施形態の駆動装置100では、出力軸106とともに出力フランジ108が連れ回るため、絶対角度エンコーダ142によって、出力軸106の回転角度を検出することにより、出力フランジ108の回転角度を検出することができる。また、出力フランジ108には、駆動対象(例えば、ロボットアーム)に嵌め込まれることにより、当該駆動対象に対する回転位置の位置合わせを行うためのピン108Aが設けられており、このピン108Aの回転角度を、出力フランジ108の回転角度とすることができる。
例えば、図4に示す例では、ピン108Aが、所定の基準線CL上に位置しており、この状態を、出力フランジ108の回転角度が原点(すなわち、0°)にある状態とすることができる。本実施形態において、基準線CLは、ハウジング120の上面に形成された2つの突起部121(「第1の係合部」の一例)の間の中心点121Aと、出力軸106の中心点106Aとを結ぶ直線である。
この状態において、絶対角度エンコーダ142が出力する角度値は、「0°」であることが好ましい。しかしながら、図4に示す例では、絶対角度エンコーダ142が出力する角度値が示す、仮想的なピン108A'の回転位置(図中点線で示している)は、実際のピン108Aの回転位置よりも、時計回りに15°回転した位置となっている。すなわち、図4に示す例では、絶対角度エンコーダ142が出力する角度値は、「15°」であり、よって、出力フランジ108の実際の回転角度(すなわち、0°)に対する、絶対角度エンコーダ142が出力する角度値の誤差θが、「15°」となっている。
この場合、図5に示すように、メモリ144には、出力フランジ108の実際の回転角度に対する、絶対角度エンコーダ142が出力する角度値の誤差θを示す誤差値として、「15°」が記憶されることとなる。
(出力フランジ108の回転角度を補正するための構成)
次に、図6を参照して、メモリ144に記憶された誤差値を用いた、出力フランジ108の回転角度を補正するための構成について説明する。図6は、本発明の一実施形態に係る駆動制御システム10による出力フランジ108の回転角度を補正するための構成を示す図である。
図6(a)は、出力フランジ108の回転角度を補正するための基本的な構成を示す図である。図6(a)に示す例では、駆動装置100の制御基板140に、絶対角度エンコーダ142およびメモリ144を設けており、外部コントローラ200に、補正部202および制御部204を設けている。本構成例では、絶対角度エンコーダ142から出力された角度値と、メモリ144に記憶された誤差値とが、外部コントローラ200(補正部202)に入力される。これにより、外部コントローラ200(補正部202)は、入力された誤差値を用いて、入力された角度値を補正することにより、出力フランジ108の実際の回転角度を算出することができる。例えば、入力された誤差値が「15°」であり、且つ、入力された角度値が「45°」であるとき、外部コントローラ200(補正部202)は、「30°」を、出力フランジ108の実際の回転角度として算出することができる。そして、外部コントローラ200(制御部204)は、出力フランジ108の実際の回転角度を「30°」と認識したうえで、モータ101の回転角度および回転速度を制御することにより、駆動対象(例えば、ロボットアーム)の回転角度および回転速度を制御することができる。
図6(b)は、出力フランジ108の回転角度を補正するための構成の変形例を示す図である。図6(b)に示す例では、駆動装置100の制御基板140に、絶対角度エンコーダ142、メモリ144、および補正部146を設けており、外部コントローラ200に、制御部204を設けている。本構成例では、制御基板140(補正部146)が、メモリ144に記憶された誤差値を用いて、絶対角度エンコーダ142から出力された角度値を補正する。そして、制御基板140(補正部146)による補正後の角度値が、外部コントローラ200(制御部204)に入力される。例えば、メモリ144に記憶された誤差値が「15°」であり、且つ、絶対角度エンコーダ142から出力された角度値が「45°」であるとき、外部コントローラ200(制御部204)には、「30°」を、出力フランジ108の実際の回転角度として入力される。これにより、外部コントローラ200(制御部204)は、出力フランジ108の実際の回転角度を「30°」と認識したうえで、モータ101の回転角度および回転速度を制御することにより、駆動対象(例えば、ロボットアーム)の回転角度および回転速度を制御することができる。
なお、一旦メモリ144に誤差値が書き込まれると、当該メモリ144には、誤差値が不揮発的に記憶されるため、外部コントローラ200は、必要に応じて(例えば、駆動装置100が脱着される毎、外部コントローラ200の電源が投入される毎等に)、繰り返し、メモリ144から誤差値を読み出して、その都度、角度値の補正を適切に行うことができる。また、メモリ144には、駆動装置100固有の誤差値が記憶されるため、外部コントローラ200は、接続される駆動装置100が変更された場合であっても、変更後の駆動装置100固有の誤差値を用いて、角度値の補正を適切に行うことができる。
図7は、本発明の一実施形態に係る測定装置300の構成を示す図である。図8は、本発明の一実施形態に係る測定装置300が備える、フランジ固定部321の表面形状を示す図である。
図7に示すように、測定装置300は、支持機構310と、計測機構320と、情報処理装置330とを備えて構成されている。
支持機構310は、出力フランジ108の表面が、計測機構320が備えるフランジ固定部321の表面と対向するように、駆動装置100を固定的に支持する。
計測機構320は、出力フランジ108の実際の回転角度を計測する。具体的には、計測機構320は、フランジ固定部321、軸部322、および高精度絶対角度エンコーダ323を備えている。
フランジ固定部321は、その表面が、出力フランジ108の表面に押し当てられることにより、出力フランジ108とともに回転する。図8に示すように、フランジ固定部321の表面の中心には、第1の開口部321Aが形成されており、当該第1の開口部321Aに出力軸106の先端が嵌め込まれることにより、フランジ固定部321が出力フランジ108と同軸上に位置決めされる。また、図8に示すように、フランジ固定部321の表面における所定の半径の円周上には、第2の開口部321Bが形成されており、当該第2の開口部321Bにピン108Aが嵌め込まれることにより、出力フランジ108に対するフランジ固定部321の回転位置が位置決めされる。
軸部322は、フランジ固定部321と同軸上において、フランジ固定部321から後方に延在しており、フランジ固定部321とともに回転する部分である。
高精度絶対角度エンコーダ323は、軸部322の回転角度を、出力フランジ108の回転角度として検出する。そして、高精度絶対角度エンコーダ323は、検出された出力フランジ108の回転角度を示す角度値を、情報処理装置330へ出力する。高精度絶対角度エンコーダ323としては、比較的高精度な絶対角度エンコーダ(例えば、光学式絶対角度エンコーダ)が用いられる。高精度絶対角度エンコーダ323は、出力フランジ108の回転角度が原点(すなわち、0°)にあるときに、同じ角度値(すなわち、0°)が出力されるように、あらかじめ原点を設定されることが好ましい。
情報処理装置330は、高精度絶対角度エンコーダ323、絶対角度エンコーダ142、およびメモリ144に対し、電気的に接続されている。情報処理装置330は、高精度絶対角度エンコーダ323から出力された角度値と、絶対角度エンコーダ142から出力された角度値とに基づいて、出力フランジ108の実際の回転角度に対する、絶対角度エンコーダ142から出力された角度値の誤差θを算出し、当該誤差θを示す誤差値を、メモリ144に書き込む。情報処理装置330としては、例えば、パーソナルコンピュータ等を用いることができる。
例えば、情報処理装置330は、高精度絶対角度エンコーダ323から出力された角度値が「0°」であり、絶対角度エンコーダ142から出力された角度値が「15°」である場合、誤差θとして「15°」を算出し、当該誤差θを示す誤差値を、メモリ144に書き込む。
(角度毎の補正機能)
図9は、一般的な磁気式の絶対角度エンコーダにおける、角度値の誤差を示すグラフである。図10は、本発明の一実施形態に係る駆動装置100が備えるメモリ144に記憶される角度毎の誤差値の一例を示す図である。
図9に示すグラフにおいて、横軸は、絶対角度エンコーダによる検出対象の実際の回転角度を示す。また、縦軸は、絶対角度エンコーダから出力される角度値を示す。また、実線は、絶対角度エンコーダから出力される角度値の実測値の一例を示す。また、点線は、絶対角度エンコーダから出力される角度値の理想値を示す。
一般的な磁気式の絶対角度エンコーダは、ホール素子を有するセンサICと、ホール素子を反応させるための永久磁石とから構成される。このため、図9に示すように、一般的な磁気式の絶対角度エンコーダは、永久磁石の磁化状態、取り付け位置、取り付け角度等に起因する、角度毎の固有の誤差を含む場合がある。
本実施形態の駆動装置100は、絶対角度エンコーダ142に、磁気式の絶対角度エンコーダを用いた場合、絶対角度エンコーダ142から出力される角度値に含まれる、角度毎に固有の誤差を補正することが可能である。
例えば、図7に示す測定装置300を用いて、高精度絶対角度エンコーダ323よって検出される出力フランジ108の実際の回転角度毎(例えば、0°から360°まで、1°毎)に、絶対角度エンコーダ142から出力される角度値との誤差を算出する。この出力フランジ108の回転は、例えば、情報処理装置330の制御により、モータ101の回転を制御することにより、自動的に行うことが可能である。または、例えば、フランジ固定部321を回転させるための第2のモータを別途設け、情報処理装置330の制御により、当該第2のモータの回転を制御することにより、自動的に行うことが可能である。
そして、図10に示すように、算出された誤差を示す誤差値を、出力フランジ108の実際の回転角度毎に、メモリ144(「第2の記憶部」の一例)に記憶させる。
これにより、制御基板140は、実際に駆動装置100を使用する際、絶対角度エンコーダ142から角度値が出力される毎に、当該角度値とともに、当該角度値に対応する誤差値を、メモリ144から読み出して外部コントローラ200の補正部202(または、補正部146)へ出力することができる。そして、外部コントローラ200の補正部202(または、補正部146)は、入力された誤差値を用いて、入力された角度値を補正することにより、磁気式の絶対角度エンコーダにおける角度毎の固有の誤差を補正することができる。
(駆動装置100の変形例)
図11は、図1に示す駆動装置100(変形例)のA-A断面図である。図11に示す例では、駆動装置100の制御基板140に対し、絶対角度エンコーダ142の代わりに、絶対角度エンコーダ148を設けている。絶対角度エンコーダ148は、光学式の絶対角度エンコーダである。絶対角度エンコーダ148は、本体から突出した回転軸148Aを有しており、当該回転軸148Aの先端が、出力軸106の下端に嵌め込まれることにより、出力軸106とともに回転軸148Aが回転し、出力軸106の回転角度を検知することができる。なお、図11に示す例では、絶対角度エンコーダ148の本体は、制御基板140に固定されているが、これに限らず、例えば、絶対角度エンコーダ148の本体は、ハウジング120に固定されてもよい。
以上説明したように、本実施形態の駆動装置100は、駆動対象と係合することにより、当該駆動装置100を駆動対象に位置決めする突起部121(第1の係合部)と、出力軸106の先端に設けられ、駆動対象と係合することにより、当該駆動装置100を駆動対象に位置決めするとともに、出力軸106の軸中心106Aを駆動対象に位置決めする第2の係合部とを備えている。これにより、本実施形態の駆動装置100は、駆動対象から脱着した際に、駆動対象の固定部(例えば、ロボットアームのアーム部を回動可能に支持する部分)に対する当該駆動装置100本体(ハウジング120)の取り付け位置および取り付け角度を、容易に所定の位置および角度に合わせることができる。具体的には、駆動装置100側に定義された所定の基準線CLを、駆動対象の固定部に定義された所定の基準線に常に一致させた状態で、当該駆動装置100本体を、駆動対象の固定部に取り付けることができる。これにより、駆動対象の固定部と駆動装置100本体との間の、物理的な原点調整が不要となる。
また、本実施形態の駆動装置100は、駆動対象と係合することにより、駆動対象に対する出力軸106の回転角度の位置決めを行うことが可能なピン108A(第3の係合部)を備えている。これにより、本実施形態の駆動装置100は、駆動対象から脱着した際に、出力軸106の回転角度(原点)を、駆動対象の可動部(例えば、ロボットアームのアーム部)の所定の回転角度(原点)に、容易に位置合わせすることができる。これにより、駆動対象の可動部と出力軸106との間の、物理的な回転角度の原点調整が不要となる。特に、本構成により、単にフランジ108を駆動対象にネジ止めするだけの構成と比較して、より高精度に、駆動対象の可動部と出力軸106との間の、物理的な回転角度の位置合わせを行うことができる。
また、本実施形態の駆動装置100は、出力軸106の回転角度を検出する絶対角度エンコーダ142,148を備えている。これにより、本実施形態の駆動装置100は、駆動対象等に取り付けることなく、当該駆動装置100単体で、絶対角度エンコーダ142,148から出力される角度値の補正が可能となる。したがって、本実施形態の駆動装置100は、駆動対象から脱着した際の、駆動対象との間の原点位置の位置合わせを不要とすることができる。
特に、本実施形態の駆動装置100は、絶対角度エンコーダ142,148の原点(出力軸106の回転角度に対する、絶対角度エンコーダ142,148が出力する角度値の誤差を示す誤差値)を、メモリ144(記憶部)に記憶させるようにしている。これにより、例えば、本実施形態の駆動装置100は、必要に応じて(例えば、駆動装置100が脱着される毎、外部コントローラ200の電源が投入される毎等に)、繰り返し、メモリ144から誤差値を読み出して、その都度、角度値の補正を適切に行うことができる。
(実施例)
図12は、本発明の実施例に係るロボット700の一部概略構成を示す図である。図12にその一部(ロボットアームの関節部分)を示すロボット700は、産業用ロボット、家庭用ロボット等、ロボットアームを備える様々な用途のロボットが対象となり得る。図12に示すように、ロボット700は、支持体710、駆動装置100、およびアーム本体730を備えている。
アーム本体730は、「駆動対象」の一例であり、その末端部分に有する回転軸710Aにおいて、支持体710によって回転自在に軸支されている。アーム本体730は、駆動装置100から出力される回転力によって、回転軸710Aを中心として回転可能である。
駆動装置100は、上記実施形態で説明したとおり、モータ101の回転を駆動伝達系によって出力フランジ108へ伝達し、出力フランジ108を回転させる装置である。図12に示すように、駆動装置100は、出力フランジ108とともに回転する出力軸106が、アーム本体730の回転軸710Aと一致するように、支持体710の内部に配置され、複数の固定ネジ711によって、支持体710の内側に固定される。
出力フランジ108は、複数の固定ネジ712によって、アーム本体730に固定される。これにより、出力フランジ108が回転すると、当該出力フランジ108に固定されたアーム本体730が回転することとなる。アーム本体730の回転角度および回転速度の制御は、外部コントローラ200からモータ101の回転角度および回転速度を制御することによって、実現される。
駆動装置100の出力軸106の先端が、アーム本体730の凹み部に嵌め込まれることにより、アーム本体730に対して、出力フランジ108の中心の位置決めがなされる。また、出力フランジ108の表面から突出したピン108Aが、アーム本体730の他の凹み部にはめ込まれることにより、出力フランジ108の回転方向の位置決めおよび滑り止めがなされる。すなわち、本実施形態の駆動装置100は、出力フランジ108がアーム本体730から脱着された場合であっても、出力軸106の先端およびピン108Aによって位置決めがなされるため、出力フランジ108を所定の位置および所定の回転角度で容易に取り付けることが可能である。
また、ハウジング120の表面に形成された2つの突起部121の間の開口部に対し、支持体710の内面から突出して設けられた突起部713が嵌め込まれることにより、ハウジング120の位置決めがなされる。すなわち、本実施形態の駆動装置100は、ハウジング120が支持体710から脱着された場合であっても、2つの突起部121によって位置決めがなされるため、ハウジング120を所定の位置に容易に取り付けることが可能である。
なお、出力フランジ108は、アーム本体730に対して嵌合および位置決め可能な凸状のピン108Aの代わりに、アーム本体730に対して嵌合および位置決め可能な凹状の凹み部または開口部を有してもよい。また、出力軸106の先端は、アーム本体730に対して嵌合および位置決め可能な凸状をなしているが、アーム本体730に対して嵌合および位置決め可能な凹状をなすものであってもよい。また、ハウジング120は、支持体710に対して嵌合および位置決め可能な開口部(2つの突起部121)を有しているが、その代わりに、支持体710に対して嵌合および位置決め可能な突起部を有してもよい。
このように構成された本実施例のロボット700は、実施形態の駆動装置100を用いたことにより、駆動装置100が脱着された場合であっても、駆動装置100との間における原点位置の位置合わせを不要とすることができる。
(駆動装置100に用いられ得る磁気式の絶対角度エンコーダについて)
図13は、本発明の一実施形態に係る駆動装置100に用いられ得る磁気式の絶対角度エンコーダを説明するための図である。図13は、実施形態に係る駆動装置100において、磁気式の絶対角度エンコーダ142を、出力軸106の回転角度を検出するための絶対角度エンコーダとして使用した場合の構成を示している。
出力フランジ108と出力軸106と出力ギヤ107は、それぞれ圧入により締結されている。出力軸106は、出力フランジ108とは逆側のハウジング120外部へと伸びている。この端面には、永久磁石110が収まる溝が切られており、径方向に着磁された円柱状の永久磁石110が固定されている。さらに、永久磁石110の同軸上には、制御基板140上に実装された絶対角度エンコーダ142(IC)が空隙をはさんで配置されている。絶対角度エンコーダ142には、ホール素子が内蔵されており、出力軸106の回転と同期して生じるホール素子内部でのN極、S極の磁束密度変化により、出力軸106の絶対角度を検出することができる。永久磁石110を固定する際は、永久磁石110の磁化方向と、出力フランジ108のピン108Aの位置とが揃うように冶具を用いるのが望ましい。
(駆動装置100に用いられ得る光学式の絶対角度エンコーダについて)
図14は、本発明の一実施形態に係る駆動装置100に用いられ得る光学式の絶対角度エンコーダを説明するための図である。図14は、実施形態に係る駆動装置100において、光学式の絶対角度エンコーダ148を、出力軸106の回転角度を検出するための絶対角度エンコーダとして使用した場合の構成を示している。
出力軸106における出力フランジ108とは逆側の端面は、光学式の絶対角度エンコーダ148を接続するための突起もしくは溝を有した構造となっている。光学式の絶対角度エンコーダ148の本体は、ハウジング120に固定される。出力軸106が回転すると、光学式の絶対角度エンコーダ148の軸が出力軸106の回転と同期する。これにより、出力軸106の絶対角度を検出することができる。
上記のとおり、本発明の駆動装置は、出力軸の回転角度を検出する絶対角度エンコーダとして、図13に示す磁気式の絶対角度エンコーダ、または、図14に示す光学式の絶対角度エンコーダを用いることができる。図14に示す光学式の絶対角度エンコーダは、光源と光センサを一列に並べており、シャフトに固定されたスリット円板を通る光を検出し、その検出信号がシャフトの位置を示すデータ(すなわち、出力軸の絶対角度)となる。一方、図13に示す磁気式の絶対角度エンコーダは、ホール素子が内蔵されており、出力軸の回転と同期して生じるホール素子内部でのN極、S極の磁束密度変化により、出力軸の絶対角度を検出することができる。なお、磁気式の絶対角度エンコーダは、光学式の絶対角度エンコーダと比べて、耐環境性能が良く、例えば、高温環境下、または粉塵などが舞っている環境下でも影響が少ないという利点がある。
以上、本発明の好ましい実施形態および実施例について詳述したが、本発明はこれらの実施形態および実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形又は変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、メモリ144(記憶部)を駆動装置100に設けているが、これに限らず、例えば、同様のメモリ(記憶部)を、外部コントローラ200に設けるようにしてもよい。
10 駆動制御システム
100 駆動装置
101 モータ
102 第1ピニオン軸
103 第1ギヤ
104 第2ピニオン軸
105 第2ギヤ
106 出力軸(第2の係合部)
107 出力ギヤ
108 出力フランジ
108A ピン(第3の係合部)
110 永久磁石
120 ハウジング
121 突起部(第1の係合部)
130 ブレーキ機構
140 制御基板
142 絶対角度エンコーダ
144 メモリ(記憶部)
146 補正部
200 外部コントローラ
202 補正部
204 制御部
300 測定装置
310 支持機構
320 計測機構
321 フランジ固定部
322 軸部
323 高精度絶対角度エンコーダ
330 情報処理装置
700 ロボット
710 支持体
730 アーム本体(駆動対象)
特開2017-159397号公報

Claims (5)

  1. モータからの回転力を出力することによって駆動対象を回転駆動する駆動装置であって、
    前記モータと、
    前記モータの回転を出力する出力軸と、
    前記出力軸の回転角度を検出する絶対角度エンコーダと、
    前記駆動対象と係合することにより、前記駆動装置を前記駆動対象に位置決めする第1の係合部と、
    前記出力軸の先端に設けられ、前記駆動対象と係合することにより、前記駆動装置を前記駆動対象に位置決めするとともに、前記出力軸の軸中心を前記駆動対象に位置決めする第2の係合部と、
    前記駆動対象と係合することにより、前記駆動対象に対する前記出力軸の回転角度の位置決めを行うことが可能な第3の係合部と
    前記絶対角度エンコーダの原点を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記絶対角度エンコーダの原点に基づいて、前記絶対角度エンコーダが出力する角度値の誤差を補正する補正部と、
    前記絶対角度エンコーダの回転角度毎に、当該絶対角度エンコーダが出力する角度値の誤差を示す誤差値を記憶する第2の記憶部と
    を備えることを特徴とする駆動装置。
  2. 計測機構と、
    情報処理装置と
    をさらに備え、
    前記計測機構は、
    前記出力軸とともに回転するフランジ固定部と、
    前記フランジ固定部とともに回転する軸部と
    前記軸部の回転角度を前記出力軸の回転角度として検出する高精度絶対角度エンコーダと
    を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記高精度絶対角度エンコーダが出力する角度値と、前記絶対角度エンコーダが出力する角度値とに基づいて、前記誤差を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記出力軸とともに回転する出力フランジをさらに備え、
    前記フランジ固定部は、前記出力フランジに押し当てられることにより、前記出力フランジとともに回転する
    ことを特徴とする請求項2に記載の駆動装置。
  4. 前記絶対角度エンコーダは、磁気式の絶対角度エンコーダである
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の駆動装置。
  5. 請求項1からのいずれか一項に記載に駆動装置と、
    前記駆動装置から出力される回転力によって回転駆動される駆動対象と
    を備えるロボット。
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