JP2002101692A - アクチュエータ装置 - Google Patents

アクチュエータ装置

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JP2002101692A JP2000293996A JP2000293996A JP2002101692A JP 2002101692 A JP2002101692 A JP 2002101692A JP 2000293996 A JP2000293996 A JP 2000293996A JP 2000293996 A JP2000293996 A JP 2000293996A JP 2002101692 A JP2002101692 A JP 2002101692A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アブソリュート型の位置センサの精度は低い
ものを採用でき、安価に構成できるアクチュエータ装置
を提供すること。 【解決手段】 減速機80の初段ギアに対応して配置さ
れて、初段ギアの正回転と逆回転の際の生じるパルスを
カウントして求まる相対位置情報を得るためのインクリ
メンタル型の位置センサ20と、減速機80の終段ギア
に対応して配置されて、終段ギアの回転方向に関する絶
対位置情報を得るために終段ギアの回転位置を検出する
アブソリュート型の位置センサ30と、アブソリュート
型の位置センサ30からの絶対位置情報ASと、インク
リメンタル型の位置センサ20からの相対位置情報SS
を取り込んで、電源を投入直後に絶対位置情報から求ま
るエリアの中央を現在位置と仮定し、仮定した現在位置
を元にして相対位置情報で現在位置を更新することで、
終段ギアの現在位置を算出する制御部100を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクリメンタル
型の位置センサとアブソリュート型の位置センサを備え
るアクチュエータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】モータと減速機を持つアクチュエータユ
ニットは、たとえばモータの回転を減速機の複数のギア
を介して減速して、その減速した回転により対象物を回
転する装置である。ブラシレスモータのようなモータに
より対象物を回転する場合に、ブラシレスモータの持つ
位置センサを用いて、対象物である終段ギアの位置(位
置角度)を求めることは知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種のブ
ラシレスモータの持つ位置センサは、いわゆるインクリ
メンタル型の位置センサであるために、電源を入れてブ
ラシレスモータを作動させた時に、ブラシレスモータの
初期化動作すなわち一旦あらかじめ定めた原点まで移動
して、位置情報をリセットする動作が必要になる欠点が
あった。このためにブラシレスモータの初期化動作が必
要な用途には、この種のブラシレスモータを有するアク
チュエータユニットは使用できない。一方、終段ギアに
対してアブソリュート型の位置センサを用いれば、ブラ
シレスモータの初期化動作を行うことができると考えら
れるが、通常のアブソリュート型の位置センサは小型で
分解能が非常に高く精度のよいエンコーダを用いている
ので、この種のエンコーダは一般にかなり高価である。
また位置センサとして、ポテンションメータと、AD
(アナログデジタル)コンバータを用いた形式のもの
は、比較的安価であるが、モータに対してポテンション
メータが接触して取り付けられているために、寿命や信
頼性の点および重量が重くなるという点で問題である。
そこで本発明は上記課題を解消し、アブソリュート型の
位置センサの精度は低いものを採用でき、安価に構成で
きるアクチュエータ装置を提供することを目的としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ステ
ータと、前記ステータに対して回転するロータを有する
モータと、対象物と前記モータの前記ロータ間に配置さ
れて、前記ロータの回転を減速する減速機と、前記減速
機の初段ギアに対応して配置されて、前記初段ギアの正
回転と逆回転の際の生じるパルスをカウントして求まる
相対位置情報を得るためのインクリメンタル型の位置セ
ンサと、前記減速機の終段ギアに対応して配置されて、
前記終段ギアの回転方向に関する絶対位置情報を得るた
めに前記終段ギアの回転位置を検出するアブソリュート
型の位置センサと、前記アブソリュート型の位置センサ
からの前記絶対位置情報と、前記インクリメンタル型の
位置センサからの前記相対位置情報を取り込んで、電源
を投入直後に前記絶対位置情報から求まるエリアの中央
を現在位置と仮定し、仮定した前記現在位置を元にして
前記相対位置情報で前記現在位置を更新することで、前
記終段ギアの現在位置を算出する制御部と、を備えるこ
とを特徴とするアクチュエータ装置である。
【0005】請求項1では、モータはステータとステー
タに対して回転するロータを有している。減速機は、対
象物とモータのロータの間に配置されて、ロータの回転
を減速する。インクリメンタル型の位置センサは、減速
機の初段ギアに対応して配置されており、初段ギアの正
回転と逆回転の際に生じるパルスをカウントして求まる
相対位置情報を得るためのものである。アブソリュート
型の位置センサは、減速機の終段ギアに対応して配置さ
れて終段ギアの回転方向に関する絶対位置情報を得るた
めに、終段ギアの回転位置を検出する。制御部は、アブ
ソリュート型の位置センサからの絶対位置情報と、イン
クリメンタル型の位置センサからの相対位置情報を取り
込んで、電源を投入直後に絶対位置情報から求まるエリ
アの中央を現在位置と仮定し、仮定した現在位置を元に
して相対位置情報で現在位置を更新することで、モータ
のロータの現在位置を算出する。これにより、アブソリ
ュート型の位置センサからの絶対位置情報から求まるエ
リアの中央を、現在位置と仮定するだけで済むので、ア
ブソリュート型の位置センサの位置検出精度は低いもの
でよく、安価に構成することができる。アブソリュート
型の位置センサは低分解能で済むために、非接触式の磁
気センサや光センサを用いることができ、寿命や信頼性
に優れる。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載のアク
チュエータ装置において、前記モータはブラシレスモー
タであり、前記インクリメンタル型の位置センサは前記
モータの有する位置センサと兼用している。請求項2で
は、モータはブラシレスモータであり、インクリメンタ
ル型の位置センサはモータの有する位置センサと兼用し
ている。これによりアクチュエータ装置はより安価に構
成することができる。
【0007】請求項3の発明は、請求項1に記載のアク
チュエータ装置において、前記アブソリュート型の位置
センサは、白黒で所定のパターンで塗り分けられて回転
するターゲットと、前記ターゲットに光を照射してその
反射光を受光することにより前記ターゲットの回転方向
に関する絶対位置情報を検出する検出器とを有する。請
求項3では、アブソリュート型の位置センサは、白黒で
所定のパターンで塗り分けられて回転するターゲット
と、ターゲットに光を照射してその反射光を受光するこ
とによりターゲットの回転方向に関する絶対位置情報を
検出する検出器を有している。これによりアブソリュー
ト型の位置センサは、非接触式であるので寿命や信頼性
に優れている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0009】図1は、本発明のアクチュエータ装置の好
ましい実施の形態を示している。アクチュエータ装置1
は、概略的には制御部100、モータ10、減速機であ
るギア列80、インクリメンタル型の位置センサ20、
アブソリュート型の位置センサ30を有している。モー
タ10は、たとえば三相のブラシレスモータであり、図
2に示すような構造を有している。このモータ10は、
いわゆる8極6スロットのブラシレスモータ構造を有し
ており、ロータ10Rは、ボス11、ロータヨーク1
2、スピンドル13および駆動用のマグネット14を有
している。ロータヨーク12の内側にはマグネット14
が固定されており、マグネット14は、N極とS極が交
互に円周方向に沿って配列されている。スピンドル13
はボス11に圧入により固定されており、ボス11とロ
ータヨーク12は一体になっている。マグネット14
は、合計8極のN極とS極を有している。モータ10の
ステータ10Sは、ヨーク15、6つのコイル16(1
つのコイル16の図示は省略している)、軸受17およ
びインクリメンタル型の位置センサ20を有している。
インクリメンタル型の位置センサ20は、3つのコイル
16のそれぞれの中に配置されている。この位置センサ
20は、ロータ10Rの回転位置(角度)をたとえば磁
気的に検出するホール素子である。この位置センサ20
は、マグネット14のS極とN極を磁気的に検出して図
3のような信号波形を出力する。
【0010】図1の制御部100は、CPU101とモ
ータドライバ102を有している。CPU101は、サ
ーボ部103、アップダウンカウンタ104を有してい
る。モータドライバ102は、モータドライバ部104
とコンパレータ105を有している。サーボ部103か
らの制御信号CSがモータドライバ部104に送られる
と、モータ10の図2に示すコイル16に対して、駆動
電流106,107,108が供給される。これによ
り、図2のモータ10のロータ10Rのマグネット14
の磁界と、ステータ10Sのコイル16の磁界の相互作
用により、ロータ10Rはスピンドル13を中心として
正回転あるいは逆回転に回転できるようになっている。
【0011】図2のロータ10Rが正回転R1方向に回
転したりあるいは逆回転R2の方向に回転すると、3つ
のインクリメンタル型の位置センサ20が、図3(A)
と図3(B)に示すような3対のU相信号、V相信号、
W相信号を、コンパレータ105の3つのコンパレート
部105A,105B,105Cに供給される。コンパ
レータ105では、これらのU相信号、V相信号および
W相信号を、ある基準値と比較した後に、U相信号、V
相信号、W相信号はモータドライバ部へフィードバック
される。このようにモータドライバ部104に対してU
相信号、V相信号、W相信号のセンサ波形をフィードバ
ックすることにより、モータドライバ102のモータド
ライバ部104は、駆動電流106,107,108の
駆動波形を作っている。
【0012】図3(A)は、図2のロータ10RがR1
方向に正転している時のU相信号、V相信号およびW相
信号の波形例を示している。図3(B)は、図2のロー
タ10RがR2の方向に逆転している時のU相信号、V
相信号、W相信号の波形例を示している。ここで図3
(A)のU相信号とV相信号に注目すると、図3(A)
の正転時にはU相信号の立ち上がりにV相信号がHig
hであり、U相信号が立ち下がり時にはV相信号はLo
wである。また図3(B)に示すように、逆転時には反
対にU相信号が立ち上がりの時にはV相信号はLowで
あり、U相信号が立ち下がりの時にはV相信号はHig
hである。
【0013】このようなU相信号とV相信号の状態組合
せ例は図4に示しており、図3(A)においてU相信号
の立ち上がり時にV相信号がHighになりかつU相信
号の立ち下がり時にV相信号がLowになる時には、図
1のアップダウンカウンタ104は、カウントアップを
行う。逆に、図4に示すようにU相信号の立ち上がり時
にV相信号がLowになり、かつU相信号の立ち下がり
時にV相信号がHighになる場合には、図1のアップ
ダウンカウンタ104はカウントダウンを行う。このよ
うに図1に示すアップダウンカウンタ104は、コンパ
レータ105を介して得るインクリメンタル型の位置セ
ンサ20からのU相信号、V相信号を用いて、インクリ
メンタル型の相対位置情報SSをサーボ部103に供給
する。この相対位置情報SSは、図2のロータ10Rの
回転位置、言い換えれば角度位置情報である。
【0014】次に、ギア列80は、モータ10のスピン
ドル13の回転を、対象物側に減速して伝達するように
なっている。ギア列80は、図1と図6に示すように、
モータ10のスピンドル13の出力回転を減速するため
に、初段ギア81、ギア82,84,85,87、そし
て最終段ギア90を有している。初段ギア81はスピン
ドル13に固定されている。初段ギア81の回転は、ギ
ア82,84,85,87を介して、最終段ギア90に
対して減速して伝達される。最終段ギア90は、対象物
である上脚130に対して連結体90Aを介して連結さ
れている。ギア列80は、ボックス80Aに収容されて
おり、このボックス80Aは下脚132の中に収容され
ている。これにより、モータ10を正回転あるいは逆回
転することにより、ギア列80を介して動力を伝達して
上脚130に対して下脚132を相対的に動かすことが
できる。
【0015】このような上脚130と下脚132は、た
とえば図5に示すような歩行ロボット400の左前の脚
部416、右前の脚部420、左後の脚部418、右後
の脚部422の各関節部440に適用することができ
る。この歩行ロボット400は、犬や猫に似せた形の歩
行ロボットであり、胴体部414と頭部412および上
述したような4つの脚部416,420,418,42
2を有している。図1の制御部100は、たとえば胴体
部414に収容されている。図1のモータ10を正回転
あるいは逆回転することにより、歩行ロボット400
は、前方向Aあるいは後方向Bに沿って歩行することが
できる。
【0016】上述したインクリメンタル型の位置センサ
20は、初段ギア81に対応して配置されている。図示
の例では、図1のこのインクリメンタル型の位置センサ
20は、図2に示すようにモータ10の有する位置セン
サを兼用して使用している。これに対してアブソリュー
ト型の位置センサ30は、図1に示す最終段ギア90に
対応して配置されている。アブソリュート型の位置セン
サ30は、図7と図8に示すような構造のものを採用す
ることができる。このアブソリュート型の位置センサ3
0は、図7(A)と図8に示すように、ターゲット31
とフォトカプラ32を有している。フォトカプラ32
は、3つの受発光部32A,32B,32Cを有してい
る。各受発光部32A,32B,32Cは、それぞれ光
をターゲット31に照射して、その戻り光(反射光)を
受光するようになっている。
【0017】ターゲット31は、図7(B)と図8に示
すように、たとえば円板状のものであり、このターゲッ
ト31は、図1に示す最終段ギア90と一体に回転する
ものである。ターゲット31が図1の最終段ギア90と
一体に正回転R1あるいは逆回転R2に回転するのであ
るが、ターゲット31は、所定のパターン33を有して
いる。このパターン33は、内周ゾーンZ1と、中央ゾ
ーンZ2および外周ゾーンZ3を有している。内周ゾー
ンZ1、中央ゾーンZ2および外周ゾーンZ3は、図7
(B)と図8の例では、45度毎にエリア(範囲ともい
う)Eが設定されている。各ゾーンにおいて45度毎に
黒く塗った部分と白い部分とを区分して所定パターンで
形成している。このようにターゲット31には、黒い部
分34と白い部分35を有するパターン33が形成され
ている。
【0018】図7(A)のフォトカプラ32の受発光部
32Aは内周ゾーンZ1に対して光を照射して戻り光を
受光する。受発光部32Bは中央ゾーンZ2に対して光
を照射してその戻り光を受光する。受発光部32Cは外
周ゾーンZ3に対して光を照射してその戻り光を受光す
るようになっている。これによって、フォトカプラ32
は、絶対位置情報、すなわち最終段ギア90における回
転方向の位置(角度)を絶対情報ASとして図7(A)
と図1のCPU101のサーボ部103に供給するよう
になっている。
【0019】このように、アブソリュート型の位置セン
サ30は、比較的簡単なフォトカプラ32とターゲット
31を組み合わせた比較的低分解能でしかも精度の低い
ものであって、光センサを用いた非接触式のものである
ので、ポテンションメータ等の接触型のセンサに比べて
寿命や信頼性に優れている。このような比較的低い分解
能で安価なアブソリュート型の位置センサ30を用いる
のが本発明の重要な点であるが、このようなアブソリュ
ート型の位置センサ30を用いるのは、次のような理由
からである。すなわち、すでに述べた図1のインクリメ
ンタル型の位置センサ20では、正確な最終段ギア90
の回転方向における相対位置を相対位置情報SSにより
求めることはできるが、最終段ギア90の絶対位置が分
からない。このために、このような低分解能で安価なア
ブソリュート型の位置センサ30を併用するのである。
【0020】アブソリュート型の位置センサ30が最終
段ギア90に設けられる時に、このアブソリュート型の
位置センサ単独で先程のインクリメンタル型の位置セン
サ20と同程度の分解能を求めようとすると、たとえば
10ビット程度の分解能を持つものが必要となってしま
い、非常に高価である。本発明の実施の形態では、そう
ではなく、アブソリュート型の位置センサ30は、イン
クリメンタル型の位置センサ20と併用することから、
アブソリュート型の位置センサ30はたとえば1〜4ビ
ット程度の比較的低い分解能があれば十分である。
【0021】図7と図8のアブソリュート型の位置セン
サ30では、内周ゾーンZ1、中央ゾーンZ2および外
周ゾーンZ3を有する3ビットのセンサの例である。す
でに述べたようにターゲット31には白黒に塗り分けら
れており、その光の反射をフォトカプラ32の受発光部
で判別して、そのパターンから、図2に示すモータ10
のロータ10Rが回転方向に関してどの位置にあるかを
判別するようになっている。このような白黒の塗り分け
は単純な二進数のビット列の他に、グレイコード等でも
よい。またこのようなターゲット31の塗り分けを行う
代わりに、N極とS極で着磁して、フォトカプラ32の
代わりにホール素子などの磁気センサを用いてセンシン
グするような方式も採用することができる。いずれにし
てもビットパターンが判別できれば、図7と図8に示す
ような光学非接触式の判別や、上述したような磁気非接
触型の判別方式あるいはその他の方式でも勿論構わな
い。
【0022】ところで、図2に示すモータ10の場合で
は8極6スロット形式のものであるが、この場合にはロ
ータ10Rが一周するのに図3(A)、図3(B)に示
すサイクルが4回現れる。従って図1の初段ギア81と
最終段ギア90のギア比がたとえば100:1の時に、
400サイクル(800カウント)で最終段ギア90が
一周することになる。従って図1におけるアップダウン
カウンタ104における1カウントは0.45度の角度
に当たる。相対位置情報SSにもっと細かい分解能を求
める場合には、他の2つの相に対しても同様な処理をす
ればよい。すなわち図3に示すU相信号とV相信号の
組、V相信号とW相信号の組、およびW相信号とU相信
号の組で同様の処理を行えば、カウントは3倍になり、
分解能は3倍の0.15度の角度まで求められる。
【0023】次に、図9を参照して、図1のインクリメ
ンタル型の位置センサ20から得られる相対位置情報S
Sと、アブソリュート型の位置センサ30から得られる
絶対位置情報ASに基づいて、図1のギア列20の最終
段ギア90の回転方向に関する現在位置(角度)を求め
るアルゴリズムの例を説明する。上述したように、イン
クリメンタル型の位置センサ20からは、図2のロータ
10Rの正回転および逆回転時に生じるパルスを、図1
のアップダウンカウンタ104がカウントすることで、
相対位置情報SSが得られる。
【0024】しかし、図9において電源を入れた直後で
は、図2のモータ10のロータ10Rは回転方向のどの
位置にいるのかが分からない。一方、図1のアブソリュ
ート型の位置センサ30からは絶対位置情報ASが求ま
るが、すでに述べたように、アブソリュート型の位置セ
ンサ30は比較的低い分解能のものを採用しているため
に、ロータ10Rの回転位置が、図10に示すような該
当するエリアEのどの位置にいるかまでは分からない。
【0025】そこで、図9のステップ(A)のように、
絶対位置情報ASから求まる該当するエリアEの中央
を、現在位置と仮定する。その状態例を図示したのが図
10であり、該当エリアEの中央が現在位置PPである
と仮定する。この仮定した現在位置を仮の原点PPと
し、以降相対位置情報SSを用いて現在位置を更新する
処理を行う。
【0026】図9のステップ(B)に示すように、たと
えばロータ10Rが正回転に回転したとすると、その回
転量に対応する分だけ相対位置情報SSが加算される。
そして、図9のステップ(D)に示すように、図11に
示す仮の原点PPに加えて相対位置情報SS1を加えた
位置を現在位置更新した更新現在位置PG1にする。
【0027】図9のステップ(C)において、図12に
示すように仮の原点PPに相対位置情報SS1を加えた
結果、更新しようとする更新現在位置PG1が隣のエリ
アE1に入ってしまった場合には、仮に設定した原点P
Pが該当エリアEの中央には実際にはなかったことにな
るので、仮の原点PPを距離L分だけ該当エリアEの中
央部CPの方向に戻すいわゆる原点修正を行う。
【0028】図9のステップ(B)において、絶対位置
情報ASより求まる現在位置が、該当エリアEから隣の
エリアE1に入ったことが検出できた時には、更新しよ
うとする現在位置PG2を該当エリアEと隣のエリアE
1の境界Hに設定する。この時更新現在位置PG2を更
新原点PP1とし、相対位置情報SSはリセットする。
以後はこの更新原点PP1を原点として、相対位置情報
SSを用いて現在位置を更新する。
【0029】このようにすれば、電源を入れた直後は最
終段ギア90の絶対位置に関してはアブソリュート型の
位置センサ30の比較的低い分解能の精度にしかならな
いが、ロータ10Rが正回転もしくは逆回転に回転し始
めれば、この絶対位置情報ASに基づいてインクリメン
タル型の位置センサ20から得られる相対位置情報SS
により、この位置センサ20の高い精度で最終段ギア9
0の現在位置、すなわち角度を検出することができる。
なお一旦ロータ10Rの回転方向に関する位置が補正さ
れた後は、インクリメンタル型の位置センサ20からの
相対位置情報SSのみで最終段ギア90の回転位置の検
出をすることも可能である。
【0030】このように、本発明の実施の形態では、ブ
ラシレスモータのもつインクリメンタル型の位置センサ
に、分解能の低いアブソリュート型の位置センサを組み
合わせ、電源を入れた時の初期化動作を、安価な構成で
不要にしている。アブソリュート型の位置センサの精度
は低いもので良く、安価に構成できる。アブソリュート
型の位置センサは低分解能で済むため、非接触の磁気セ
ンサや光センサが使え、寿命や信頼性に優れる。
【0031】本発明の実施の形態では、モータと減速機
として機能するギア列80を有するアクチュエータ装置
(アクチュエータユニットともいう)であるが、減速機
の初段側にインクリメンタル型の位置センサを対応して
配置しており、終段(最終段)のギア側に低分解能のア
ブソリュート型の位置センサを配置している。これによ
り、最終段ギア90に関する詳細な回転方向の位置、す
なわち角度を知ることができる。
【0032】しかも本発明の実施の形態では、減速機と
して機能するギア列の初段ギア81に対応して配置する
インクリメンタル型の位置センサとして、モータ10に
すでに設けられているインクリメンタル型の位置センサ
20を兼用している。これにより部品点数の削減と小型
化を図ることができ、コストダウンも勿論図ることがで
きる。
【0033】インクリメンタル型の位置センサと比較的
低分解能のアブソリュート型の位置センサを組み合わせ
ることで、電源を入れた時に初期化動作を行う必要がな
く使用することができる。電源を入れた時に、アブソリ
ュート型の位置センサから求まる範囲(エリア)の中央
を現在位置と仮定して、その後アブソリュート型の位置
センサの値が変わった時に現在位置を修正するようにな
っている。
【0034】このように、本発明の実施の形態ではイン
クリメンタル型の位置センサ20と比較的低分解能のア
ブソリュート型の位置センサを併用することにより、図
2に示すモータ10のロータ10Rに連動している最終
段ギア90の回転方向に関する位置、すなわち角度を低
コストでかつ簡単な構造でありながら検出することがで
きる。最終段ギア90の回転方向に関する現在位置を求
めることができるので、たとえば図5における下脚13
2が上脚130に対してどの角度に位置しているかどう
かを、制御部100は情報として得ることができる。
【0035】ところで本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではない。アクチュエータ装置1は、たとえば
歩行ロボットの脚部の駆動に適用されているが、これに
限らず他の構造体あるいは装置に対しても適用すること
ができるのは勿論である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アブソリュート型の位置センサの精度は低いものを採用
でき、安価に構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアクチュエータ装置の好ましい実施の
形態を示す図。
【図2】図1のアクチュエータ装置のモータの構造例を
示す一部切欠斜視図。
【図3】図1のインクリメンタル型の位置センサが出力
するU相信号、V相信号およびW相信号の例を示す図。
【図4】図3におけるU相信号、V相信号の組み合わせ
により、図1のアップダウンカウンタがカウントする形
式の例を示す図。
【図5】本発明のアクチュエータ装置が適用されている
歩行ロボットの例を示す図。
【図6】図5の歩行ロボットの脚部の構造例を示す図。
【図7】図1のアブソリュート型の位置センサの構造例
を示す図。
【図8】図7のアブソリュート型の位置センサを示す斜
視図。
【図9】本発明のアクチュエータ装置の動作例を示す
図。
【図10】図9のステップ(A)における状態の例を示
す図。
【図11】図9のステップ(B)、(C)および(D)
における状態の例を示す図。
【図12】図9のステップ(B)、(C)および(E)
における状態の例を示す図。
【図13】図9のステップ(F)における状態の例を示
す図。
【符号の説明】
1・・・アクチュエータ装置、10・・・モータ、20
・・・インクリメンタル型の位置センサ、30・・・ア
ブソリュート型の位置センサ、80・・・ギア列(減速
機)、81・・・初段ギア、90・・・最終段ギア(終
段ギア)、100・・・制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02P 6/16 H02P 6/02 371B 5H607 7/00 G01D 5/34 D // G01B 7/30 101 H02P 6/02 351N Fターム(参考) 2F063 AA35 CA40 DA05 DD03 DD08 EA03 GA52 GA67 JA04 KA02 KA04 2F077 AA28 AA30 CC02 CC09 CC10 NN02 NN24 NN28 PP12 PP19 QQ15 QQ17 VV01 2F103 CA03 DA04 EA03 EA12 EB01 EB11 EB32 5H560 AA07 BB04 BB12 DA02 HC10 TT15 5H570 AA23 DD08 EE01 JJ03 LL15 5H607 BB09 BB13 CC01 CC03 CC05 CC07 DD01 DD02 DD16 EE31 EE36 FF01 HH01 HH09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータと、前記ステータに対して回転
    するロータを有するモータと、 対象物と前記モータの前記ロータ間に配置されて、前記
    ロータの回転を減速する減速機と、 前記減速機の初段ギアに対応して配置されて、前記初段
    ギアの正回転と逆回転の際の生じるパルスをカウントし
    て求まる相対位置情報を得るためのインクリメンタル型
    の位置センサと、 前記減速機の終段ギアに対応して配置されて、前記終段
    ギアの回転方向に関する絶対位置情報を得るために前記
    終段ギアの回転位置を検出するアブソリュート型の位置
    センサと、 前記アブソリュート型の位置センサからの前記絶対位置
    情報と、前記インクリメンタル型の位置センサからの前
    記相対位置情報を取り込んで、電源を投入直後に前記絶
    対位置情報から求まるエリアの中央を現在位置と仮定
    し、仮定した前記現在位置を元にして前記相対位置情報
    で前記現在位置を更新することで、前記終段ギアの現在
    位置を算出する制御部と、を備えることを特徴とするア
    クチュエータ装置。
  2. 【請求項2】 前記モータはブラシレスモータであり、
    前記インクリメンタル型の位置センサは前記モータの有
    する前記のロータの位置を検出する位置センサと兼用し
    ている請求項1に記載のアクチュエータ装置。
  3. 【請求項3】 前記アブソリュート型の位置センサは、
    白黒で所定のパターンで塗り分けられて回転するターゲ
    ットと、前記ターゲットに光を照射してその反射光を受
    光することにより前記ターゲットの回転方向に関する絶
    対位置情報を検出する検出器とを有する請求項1に記載
    のアクチュエータ装置。
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