JP5119668B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5119668B2
JP5119668B2 JP2006540882A JP2006540882A JP5119668B2 JP 5119668 B2 JP5119668 B2 JP 5119668B2 JP 2006540882 A JP2006540882 A JP 2006540882A JP 2006540882 A JP2006540882 A JP 2006540882A JP 5119668 B2 JP5119668 B2 JP 5119668B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
receiving surface
light
center
unit pixel
light receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006540882A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2006040963A1 (ja
Inventor
淳 高山
正 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2006540882A priority Critical patent/JP5119668B2/ja
Publication of JPWO2006040963A1 publication Critical patent/JPWO2006040963A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5119668B2 publication Critical patent/JP5119668B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/14601Structural or functional details thereof
    • H01L27/14625Optical elements or arrangements associated with the device
    • H01L27/14627Microlenses
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/14601Structural or functional details thereof
    • H01L27/14603Special geometry or disposition of pixel-elements, address-lines or gate-electrodes
    • H01L27/14605Structural or functional details relating to the position of the pixel elements, e.g. smaller pixel elements in the center of the imager compared to pixel elements at the periphery

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Description

この発明は、固体撮像装置に関し、特に、受光部に対して斜めに入射する光によるシェーディングを補正することが可能な固体撮像装置に関する。
従来から、ビデオカメラや電子カメラ等において、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサや増幅型イメージセンサ等の固体撮像装置が広く使用されている。一般的に固体撮像装置の受光部は、縦横に画素ごとに所定のピッチで設けられ、その1画素の受光部の周囲には、CCDイメージセンサであれば電荷転送領域が設けられ、CMOSイメージセンサであれば、電荷検出アンプ、信号転送のためのゲート等を含む配線領域が設けられている。
図10に固体撮像装置の単位画素の構造を模式的に示す。図10(a)は固体撮像装置の単位画素3を模式的に示す上面図であり、単位画素3内における光電変換部としてのフォトダイオード4(受光部)の位置を示している。一般的にフォトダイオード4は、単位画素の面積の20〜30%の面積を有し、その面積が大きいほど感度が高くなる。同図においては、フォトダイオード4とマイクロレンズ7のみ示すが、実際にはフォトダイオード4に隣接して信号読み出し用のトランジスタやメタル配線等が形成されている。
図10(b)は単位画素3の断面図である。図10(b)に示すように、シリコン基板8に光電変換部としてのフォトダイオード4が埋め込まれて形成され、更に、その上にはメタル配線層5、色フィルタ6、及びマイクロレンズ7が設けられている。このように、光電変換部としてのフォトダイオード4は表面からみて、マイクロレンズ7、色フィルタ6、メタル配線層5の下に形成されている。
各単位画素3にはトランジスタや配線等を配置する必要があるため、フォトダイオード4は図10(a)、(b)に示すように、単位画素3の中心O’には通常、形成されない(単位画素3の中心O’とフォトダイオード4の中心とは一致しない)。例えば、図10(a)に示すように、単位画素3の中心O’からY方向(図面の左側)にずれ、更に僅かにX方向(図面の下側)にずれて形成され、それ以外の領域にトランジスタや配線等が形成されている。
このような構造を有する単位画素3を2次元的に配列することで、固体撮像装置を構成している。従来の固体撮像装置では、同じ構造を有する単位画素3を配列していた。例えば、図11に示す上面図のように、従来の固体撮像装置は図10に示す構造を有する単位画素3を配列することで構成されている。従って、全ての単位画素3において、フォトダイオード4は単位画素3の中心O’から同じ方向にずれて形成されていることになる。この従来技術の場合、全ての単位画素3においてフォトダイオード4は図面の左側にずれ、更に僅かに下側にずれて形成されている。
このような構造を有する固体撮像装置においては、Z方向(図面に垂直な方向)からの入射光は受光面2の中心O付近ではほぼ垂直に入射するが、受光面2の中心Oから周辺部に近づくほど斜めに光が入射することになる。ここで、受光面2とは固体撮像装置において光が入射する面のことであり、単位画素3全体の光電変換部の面に平行な面を受光面2とする。
この入射角の差について、図12に示す単位画素の断面図を参照しつつ説明する。図12は、図11に示す線分B−B’方向に沿った画素の断面図である。受光面2の中心O付近に配置された単位画素3では、図12に示す実線で表す光線のように、光は単位画素3に対してほぼ垂直に入射する。一方、図11に示す線分A−A’よりも左側に配置され、受光面2の周辺部に配置された単位画素3では、図12に示す破線で表す光線のように、光は単位画素3に対して図12の右側から左側にかけて(受光面2の中心Oから周辺部側にかけて)斜めに入射する。また、図11に示す線分A−A’よりも右側で受光面2の周辺部に配置されている単位画素3では、図12に示す一点鎖線で表す光線のように、光は単位画素3に対して図12の左側から右側にかけて(受光面2の中心Oから周辺部側にかけて)斜めに入射する。
図10及び図12に示すように、各単位画素3において実際に光電変換を行うフォトダイオード4は表面に設けられておらず、マイクロレンズ7、色フィルタ6、メタル配線層5の下に形成されている。このため、受光面2に対して垂直に光が入射する場合は問題がないが、光が斜めに入射した場合は、入射光は例えばメタル配線層5で反射あるいは遮られてフォトダイオード4に到達する光量が減少する場合がある。
図10乃至図12に示す画素構造の場合、線分A−A’よりも図面の右側で受光面2の周辺部に配置された単位画素3による受光量が減少する。図12に示すように、左側から斜めに入射した光(一点鎖破線で表される光線)の合焦位置は、フォトダイオード4からずれ、入射光はメタル配線層5等によって反射あるいは遮られるからである。なお、線分A−A’よりも左側で受光面2の周辺部に配置された単位画素3では、図12に示すように、右側から斜めに光が入射するが(破線で表される光線)、フォトダイオード4が単位画素3内において左側に形成されているため、入射光はフォトダイオード4に届く。
また、図11の上下方向についても左右方向と同じように、受光面2の周辺部に配置された単位画素3には、斜めから光が入射するためフォトダイオード4に照射される光量が減少する。
このように、受光面2の中央O付近に対して周辺部での受光量が減少するため、周辺部が暗くなり、感度むら(いわゆる輝度シェーディング)が発生していた。
図13(a)にシェーディングが生じている場合の受光量のグラフを示す。横軸は受光面2の横方向の位置を示し、縦軸は出力値(受光量)を示している。このグラフにおいて、破線のグラフは理想的な出力を示し、実線のグラフは従来技術に係る固体撮像装置で受光した場合の出力を示している。このグラフから分かるように、受光面2の中心O付近では受光量は多く、理想的な出力値にほぼ等しくなる。ところが、周辺部に近づくにつれて徐々に受光量が減り、理想的な出力値から離れていく。このように周辺部では受光量が減少して暗くなってしまう。なお、図13(a)においては、受光面2の横方向の受光量を示したが、縦方向及び斜めの方向も同様に、周辺部では受光量が減少して暗くなってしまう。
また、フォトダイオード4の開口形状は対称とは限らず、図12に示したように、例えば光が右斜めから入射する場合と、左斜めから入射する場合とで、フォトダイオード4による受光量に差があるため、受光面2の左右方向又は上下方向で受光量が異なってくる。例えば、図11に示す画素構造においてY方向(左右方向)の受光量は、図13(b)に示すグラフのように、中心Oの左側に配置された単位画素3での受光量に比べて、右側に配置された単位画素3での受光量は少なくなる。さらに、受光する光の色によって差が異なる場合があるため、図13(c)に示すグラフのように、受光面2の左右方向又は上下方向で僅かな色付き(いわゆる色シェーディング)が発生することもある。
このような感度むら(輝度シェーディング)を補正する方法として、各単位画素3に設けられているマイクロレンズ7のピッチを単位画素3のピッチに対して小さくし、受光面2の周辺部に近づくにつれて各単位画素3の中心方向にマイクロレンズ7をシフトさせる方法が知られている(例えば、特許文献1)。
また、単位画素3内の開口部9の内壁に光反射部を設けて感度むら(輝度シェーディング)を補正する方法も知られている(例えば、特許文献2)。
特開平1−213079号公報 特開2000−198505号公報
特許文献1に記載の方法によると、感度むら(輝度シェーディング)を補正することができるが、この方法によっても完全に感度むら(輝度シェーディング)を補正できず、また、色付き(色シェーディング)を補正することができない。また、特許文献2に記載の方法によっても感度むら(輝度シェーディング)を完全に補正することは不可能であり、特許文献1に記載の方法と同様に、色付き(色シェーディング)を補正することができない。
この発明は上記の課題を解決するものであり、固体撮像装置の輝度シェーディング及び色シェーディングを補正することで、感度むら及び色付きを低減することを目的とする。
上記の目的を達成する為の本発明の一つの態様は、光信号を電気信号に変換する光電変換部を備えた複数の単位画素が2次元的に配置された受光面と、各光電変換部に対応して各単位画素に設けられた光を集光するためのマイクロレンズと、各光電変換部に対応して各単位画素に設けられた前記光電変換部へ光を入射させるための開口部と、前記光電変換部と前記マイクロレンズとの間に形成された複数層からなる配線層と、を有する固体撮像装置であって、前記光電変換部、前記開口部及び前記複数層からなる配線層の各位置が前記受光面の中心を通る第1の中心線を対称軸として線対称となるように、前記複数の単位画素が配置されると共に、前記光電変換部、前記開口部及び前記複数層からなる配線層の前記単位画素内の各位置は、前記受光面の中心から周辺部に近づくにつれて、前記周辺部側にずれて配置されていることを特徴とする固体撮像装置である。
この発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の構成を模式的に示す上面図である。 この発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の単位画素の構造を模式的に示す断面図である。 この発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の単位画素の構造を模式的に示す断面図である。 この発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の作用を説明するための単位画素の断面図である。 この発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の作用を説明するための単位画素の断面図である。 この発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の構成を模式的に示す上面図である。 この発明の第3の実施形態に係る固体撮像装置の構成を模式的に示す上面図である。 この発明の第3の実施形態に係る固体撮像装置の作用を説明するための単位画素の断面図である。 この発明の実施形態に係る固体撮像装置における光電変換部の種々の形状を示す上面図である。 固体撮像装置の構造を示す断面図である。 従来技術に係る固体撮像装置の光電変換部の配列を示す上面図である。 従来技術に係る固体撮像装置の作用を説明するための断面図である。 従来技術に係る固体撮像装置で受光した光の光量を示すグラフである。
本発明の上記目的は、以下の構成によって達成される。
(1)光信号を電気信号に変換する光電変換部を備えた複数の単位画素が2次元的に配置された受光面と、各光電変換部に対応して各単位画素に設けられた光を集光するためのマイクロレンズと、各光電変換部に対応して各単位画素に設けられた前記光電変換部へ光を入射させるための開口部と、前記光電変換部と前記マイクロレンズとの間に形成された複数層からなる配線層と、を有する固体撮像装置であって、前記光電変換部、前記開口部及び前記複数層からなる配線層の各位置が前記受光面の中心を通る第1の中心線を対称軸として線対称となるように、前記複数の単位画素が配置されると共に、前記光電変換部、前記開口部及び前記複数層からなる配線層の前記単位画素内の各位置は、前記受光面の中心から周辺部に近づくにつれて、前記周辺部側にずれて配置されていることを特徴とする固体撮像装置。
(2)前記受光面の略中心を通り、前記第1の中心線に直交する第2の中心線を対称軸として、前記光電変換部、前記開口部及び前記複数層からなる配線層の各位置が線対称となるように、前記複数の単位画素が配置されていることを特徴とする前記(1)項に記載の固体撮像装置。
(3)光信号を電気信号に変換する光電変換部を備えた複数の単位画素が2次元的に配置された受光面と、各光電変換部に対応して各単位画素に設けられた光を集光するためのマイクロレンズと、各光電変換部に対応して各単位画素に設けられた前記光電変換部へ光を入射させるための開口部と、前記光電変換部と前記マイクロレンズとの間に形成された複数層からなる配線層と、を有する固体撮像装置であって、前記光電変換部、前記開口部及び前記複数層からなる配線層の各位置が前記受光面の中心を対称の中心として回転対称となるように、前記複数の単位画素が配置されると共に、前記光電変換部、前記開口部及び前記複数層からなる配線層の前記単位画素内の各位置は、前記受光面の中心から周辺部に近づくにつれて、前記周辺部側にずれて配置されていることを特徴とする固体撮像装置。
(4)前記光電変換部、前記開口部及び前記複数層からなる配線層の各位置が前記受光面の中心を対称の中心として90度回転対称又は180度回転対称となるように、前記複数の単位画素が配置されていることを特徴とする前記(3)項に記載の固体撮像装置。
(5)前記光電変換部に対する前記マイクロレンズの前記単位画案内の位置がずれており、前記光電変換部より前記マイクロレンズが前記受光面の中心に近くなるように、前記光電変換部及び前記マイクロレンズが配置されていることを特徴とする前記(1)乃至(4)のいずれかに記載の固体撮像装置。
(6)前記マイクロレンズの前記単位画素内の位置が、前記受光面の中心から周辺部に近づくにつれて、前記受光面の中心方向にずれて配置されていることを特徴とする前記(1)乃至(4)のいずれかに記載の固体撮像装置。
この発明によると、光電変換部の位置が受光面の略中心に対して、対称となるように複数の単位画素を配置することで、各単位画素に入射する光の入射条件を等しくすることが可能となり、更に、光電変換部に入射しない光を少なくすることが可能となるため、受光面の周辺部における受光量の減少を抑えることが可能となる。そのことにより、感度むら(輝度シェーディング)や色むら(色シェーディング)の発生を抑えることが可能となる。例えば、中心線を対称軸として光電変換部の形成位置が線対称となるように、複数の単位画素を配置することで、互いに線対称の位置に形成された光電変換部には同一の入射条件(特に、入射角)で光を入射させることが可能となる。このように入射条件が等しくなるため、受光面の上下又は左右における受光量の差が小さくなり、感度むら(輝度シェーディング)や色むら(色シェーディング)の発生を抑えることが可能となる。
また、受光面の略中心から周辺部に近づくにつれて、光電変換部を周辺部側に徐々にずらして形成することで、受光面の略中心から離れるほど斜めに入射する光を良好に受光することができ、光電変換部に入射しない光を更に少なくすることができるため、受光面の周辺部における受光量の減少を更に抑えることが可能となる。そのことにより、感度むら(輝度シェーディング)や色むら(色シェーディング)の発生を更に抑えることが可能となる。
この発明の実施形態について、図1乃至図9を参照しつつ説明する。
[第1の実施の形態]
この発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置について、図1乃至図5を参照しつつ説明する。
(構成)
まず、第1の実施形態に係る固体撮像装置の構成について、図1乃至図3を参照しつつ説明する。図1は、この発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の構成を模式的に示す上面図である。図2及び図3は、この発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の単位画素の構造を模式的に示す断面図である。図2は、図1に示す線分B−B’方向に沿った画素の断面図であり、図3は、図1に示す線分A−A’方向に沿った画素の断面図である。
図1に示すように、第1の実施形態に係る固体撮像装置1は、単位画素3が行、列に2次元マトリクス(m×n)に配列された構成を有している。実際には、画素数を数十万〜数百万としているが、ここでは便宜的に(4×6)画素にして説明する。
単位画素3には、入射光に応じた信号電荷を生成して蓄積する光電変換部としてのフォトダイオード4が設けられている。また、図示しないが、単位画素3は、フォトダイオードからの信号を読み出す読み出しトランジスタと、読み出した信号を増幅する増幅トランジスタと、信号を読み出す行を選択する行選択トランジスタと、信号電荷をリセットするリセットトランジスタと、を備えて構成されている。
単位画素3の行方向に隣接する領域には、リセット信号線及び読み出し信号線のためのメタル配線層と、水平アドレス信号線等のためのメタル配線層とが、水平方向に配設されている。さらに、単位画素3の列方向に隣接する領域には垂直信号線等のためのメタル配線層が垂直方向に配設されている。図2及び図3においては、これらのメタル配線層5をまとめて模式的に示している。
フォトダイオード4は、図2及び図3に示すように、シリコン基板8の上面に形成されている埋込型のフォトダイオードとなっている。そして、シリコン基板8上には複数層の層間膜(図示しない)が順次形成され、それらの層間膜上には垂直信号線、リセット信号線、読み出し信号線、水平アドレス信号線等の各メタル配線層5が選択的に形成されている。さらに、メタル配線層5の上にはフォトダイオード4以外の領域を遮光するための遮光層(図示しない)及び色フィルタ6が形成されている。さらに、各単位画素3には、各画素に対して光を集めるためのマイクロレンズ7が設けられている。また、フォトダイオード4に光を入射させるため、遮光層(図示しない)には開口部9が形成されている。
次に、この実施形態に係る固体撮像装置の特徴について詳しく説明する。図1に示すように、この実施形態におけるフォトダイオード4の開口形状は、X方向よりもY方向の辺が長い長方形の形状をなしている。そして、単位画素3内のフォトダイオード4の開口の位置が中心Oに対して図面の上下及び左右に対称となるように各単位画素3が形成されている。つまり、各単位画素3の構造は、受光面2の中心Oを対称中心として180度回転対称となっている。
ここで、受光面2を、中心Oを通りX方向に平行な中心線B−B’と中心Oを通りY方向に平行な中心線A−A’とによって領域a、b、c、dの4つの領域に分ける。このように領域を分けると、中心線A−A’を対称軸として領域a、bと領域c、dとに含まれる単位画素3の構造は線対称の関係となっている。また、中心線B−B’を対称軸として領域a、cと領域b、dとに含まれる単位画素3の構造は線対称の関係となっている。この対称性について更に詳しく説明する。
ここで、例えば、領域aに含まれる単位画素3に注目する。図1に示すように、領域aに含まれる単位画素3においては、フォトダイオード4は単位画素3の中心O’から図面の左側(受光面2の周辺部側:Y方向)にずれて、更に、図面の上側(受光面2の周辺部側:X方向)にずれた位置に形成されている。
この領域aに含まれる単位画素3の構造を基にして領域b〜dの単位画素2の構造を決定する。領域bに含まれる単位画素3の構造は、中心線B−B’を対称軸として領域aに含まれる単位画素3の構造と線対称の関係となっている。つまり、領域bに含まれる単位画素3においては、フォトダイオード4は単位画素3の中心O’から図面の左側(受光面2の周辺部側:Y方向)にずれて、更に、僅かに図面の下側(受光面2の周辺部側:X方向)にずれた位置に形成されている。
領域cに含まれる単位画素3の構造は、中心線A−A’を対称軸として領域aに含まれる単位画素3の構造と線対称の関係となっている。つまり、領域cに含まれる単位画素3においては、フォトダイオード4は単位画素3の中心O’から図面の右側(受光面2の周辺部側:Y方向)にずれて、更に、僅かに図面の上側(受光面2の周辺部側:X方向)にずれた位置に形成されている。
また、領域dに含まれる単位画素3の構造は、中心線A−A’及び中心線B−B’を対称軸として領域aに含まれる単位画素3の構造と線対称の関係となっている。つまり、領域dに含まれる単位画素3においては、フォトダイオード4は単位画素3の中心O’から図面の右側(受光面2の周辺部側:Y方向)にずれて、更に、僅かに図面の下側(受光面2の周辺部側:X方向)にずれた位置に形成されている。
なお、領域b〜dにおける単位画素3内のフォトダイオード4のX方向、Y方向へのずれは、領域aにおける単位画素3内のフォトダイオード4のX方向、Y方向へのずれと同じ距離だけずれている。
次に、各領域の単位画素3の断面構造について図2及び図3を参照しつつ説明する。まず、線分B−B’方向に沿った断面について図2を参照しつつ説明する。図2(a)は中心線A−A’に対して図面の左側にある領域a、bの線分B−B’方向に沿った画素の断面図である。また、図2(c)は中心線A−A’に対して図面の右側にある領域c、dの線分B−B’方向に沿った画素の断面図である。
図2(a)に示すように、フォトダイオード4は単位画素3の中心O’から図面の左側(受光面2の周辺部側:Y方向)にずれた位置に形成されている。さらに、シリコン基板8上に形成されているメタル配線層5や遮光層(図示しない)も単位画素3の中心O’から図面の左側(受光面2の周辺部側:Y方向)にずれた位置に形成されている。つまり、開口部9は中心O’から図面の左側(受光面2の周辺部側:Y方向)にずれた位置に形成されていることになる。
また、図2(c)に示す単位領域c、dの単位画素3の構造は、図2(a)に示す単位画素3の構造と対称関係となっている。つまり、フォトダイオード4は単位画素3の中心O’から図面の右側(受光面2の周辺部側:Y方向)にずれた位置に形成されている。さらに、シリコン基板8上に形成されているメタル配線層5や遮光層(図示しない)も単位画素3の中心O’から図面の右側(受光面2の周辺部側:Y方向)にずれた位置に形成されている。そのことにより、開口部9は中心O’から図面の右側(受光面2の周辺部側:Y方向)にずれた位置に形成されていることになる。
このように、領域a、bに含まれる単位画素3の構造と領域c、dに含まれる単位画素3の構造とは、中心線A−A’を対称軸として線対称の関係となっている。
次に、線分A−A’に沿った断面について図3を参照しつつ説明する。図3(a)は中心線B−B’に対して図面の上側にある領域a、cの線分A−A’方向に沿った画素の断面図である。また、図3(c)は中心線B−B’に対して図面の下側にある領域b、dの線分B−B’方向に沿った画素の断面図である。
図3(a)に示すように、フォトダイオード4は単位画素3の中心O’から図面の左側(受光面2の周辺部側:X方向)にずれた位置に形成されている。さらに、シリコン基板8上に形成されているメタル配線層5や遮光層(図示しない)も単位画素3の中心O’から図面の左側(受光面2の周辺部側:X方向)にずれた位置に形成されている。つまり、開口部9は中心O’から図面の左側(受光面2の周辺部側:X方向)にずれた位置に形成されていることになる。
また、図3(c)に示す領域b、dの単位画素3の構造は、図3(a)に示す単位画素3の構造と対称関係となっている。つまり、フォトダイオード4は単位画素3の中心O’から図面の右側(受光面2の周辺部側:X方向)にずれた位置に形成されている。さらに、シリコン基板8上に形成されているメタル配線層5や遮光層(図示しない)も単位画素3の中心O’から図面の右側(受光面2の周辺部側:X方向)にずれた位置に形成されている。そのことにより、開口部9は中心O’から図面の右側(受光面2の周辺部側:X方向)にずれた位置に形成されていることになる。
このように、領域a、cに含まれる単位画素3の構造と領域b、dに含まれる単位画素3の構造とは、中心線B−B’を対称軸として線対称の関係となっている。
以上のように、各領域の単位画素3の構造(フォトダイオード4の形成位置、メタル配線層5の形成位置、開口部9の形成位置)は、中心線A−A’と中心線B−B’とを対称軸として線対称の関係となっている。
(作用)
以上のような構成を有する固体撮像装置1によると、次に説明する作用及び効果を奏することが可能となる。第1の実施形態に係る固体撮像装置の作用について、図2乃至図5を参照しつつ説明する。図4及び図5は、この発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の作用を説明するための単位画素の断面図である。図4は、図1に示す線分B−B’方向に沿った画素の断面図であり、マイクロレンズのシフトがない場合における作用を説明するための図である。図4(a)、(b)は、第1の実施形態に係る固体撮像装置の作用を説明するための図であり、図4(c)は、従来技術に係る固体撮像装置の作用を説明するための図である。図5は、図1に示す線分B−B’方向に沿った画素の断面図であり、マイクロレンズのシフトがある場合における作用を説明するための図である。図5(a)、(b)は、第1の実施形態に係る固体撮像装置の作用を説明するための図であり、図5(c)は、従来技術に係る固体撮像装置の作用を説明するための図である。
Z方向(図面に垂直な方向)から入射する光は受光面2の中心O付近では、受光面2に対してほぼ垂直に入射するが、受光面2の周辺部になるほど受光面2に対して斜めに入射する。例えば、受光面2の中心O付近に配置されている単位画素3には、図2(b)、図3(b)に示すように、ほぼ垂直に光が入射する。一方、受光面2の周辺部に配置された単位画素3には、図2(a)、(c)、図3(a)、(c)に示すように、斜めに光が入射する。
例えば、中心線A−A’に対して図1の左側に配置され、受光面2の周辺部側に配置されている単位画素3には、図2(a)に示すように単位画素3に対して右側から左側にかけて(受光面2の中心Oから周辺部側にかけて)斜めに光が入射する。このように斜めに入射する光に対応して、図2(a)に示すように、フォトダイオード4や開口部9等が単位画素3の中心O’に対して左側(受光面2の周辺部側)に形成されているため、遮光層(図示しない)やメタル配線層5等によって入射光が反射されずにフォトダイオード4に照射されることになる。
同様に、中心線A−A’に対して図1の右側に配置され、受光面2の周辺部側に配置されている単位画素3には、図2(c)に示すように単位画素3に対して左側から右側にかけて(受光面2の中心Oから周辺部側にかけて)斜めに光が入射する。このように斜めに入射する光に対応して、図2(c)に示すように、フォトダイオード4や開口部9等が単位画素3の中心O’に対して右側(受光面2の周辺部側)に形成されているため、遮光層(図示しない)やメタル配線層5等によって入射光が反射されずにフォトダイオード3に照射されることになる。
さらに、中心線B−B’に対して図1の上側に配置され、受光面2の周辺部側に配置されている単位画素3には、図3(a)に示すように単位画素3に対して右側から左側にかけて(受光面2の中心Oから周辺部側にかけて)斜めに光が入射する。図1で説明すると、図面の下側から上側にかけて斜めに光が入射する。このように斜めに入射する光に対応して、図3(a)に示すように、フォトダイオード4や開口部9等が単位画素3の中心O’に対して左側(受光面2の周辺部側:図1では上側)に形成されているため、遮光層(図示しない)やメタル配線層5等によって入射光が反射されずにフォトダイオード4に照射されることになる。
同様に、中心線B−B’に対して図1の下側に配置され、受光面2の周辺部側に配置されている単位画素3には、図3(c)に示すように単位画素3に対して左側から右側にかけて(受光面2の中心Oから周辺部にかけて)斜めに光が入射する。図1で説明すると、図面の上側から下側にかけて斜めに光が入射する。このように斜めに入射する光に対応して、図3(c)に示すように、フォトダイオード4や開口部9等が単位画素3の中心O’に対して右側(受光面2の周辺部側:図1では下側)に形成されているため、遮光層(図示しない)やメタル配線層5等によって入射光が反射されずにフォトダイオード4に照射されることになる。
このように、受光面2の中心Oを軸として図1の上下左右方向に対して、単位画素3の構造(フォトダイオード4やメタル配線層5や開口部9等の形成位置)が上下左右対称になるように形成されていることにより、受光面2の各単位画素3において光の入射条件をほぼ同一にすることが可能となるため、輝度シェーディングや色シェーディングを最小限に抑えることが可能となる。さらに、遮光層やメタル配線層5等によって入射光が反射されないため、フォトダイオード4に入射しない光を最小限にすることができ、そのことにより、受光面2の周辺部側における受光量の減少を抑えることが可能となる。
さらに、この第1の実施形態に係る固体撮像装置1によると、従来技術に係る固体撮像装置よりも、より大きい入射角度を持った斜めの光をフォトダイオード4に入射させることが可能となる。この作用について図4を参照しつつ説明する。図4において、受光面2の中心O付近に配置されている単位画素3に照射される光を実線で表し、周辺部側に配置されている単位画素3に照射される光を破線又は一転鎖線で表す。また、単位画素3への光の入射角度をθ〜θで表す。この入射角度は、単位画素3に垂直な方向からの角度として定義される。
まず、図4(a)、(c)を参照しつつ受光面2の中心線A−A’に対して左側(領域a、b)に配置され、更に受光面2の周辺部側に配置されている単位画素3への光の入射角度について説明する。左側(領域a、b)に配置されている単位画素3には、図4(a)、(c)に示すように、図面の右側から左側にかけて(受光面2の中心Oから周辺部側にかけて)斜めに光が入射する。図4(a)、(c)ではこの光線を破線で表す。
図4(a)に示すように、この実施形態に係る固体撮像装置1では、入射角θで入射する斜めの光をフォトダイオード4に入射させることができる。一方、図4(c)に示すように、従来技術に係る固体撮像装置では、入射角θで入射する斜めの光をフォトダイオード4に入射させることができる。この場合、入射角の大小関係は、入射角θ>入射角θとなる。
次に、図4(b)、(c)を参照しつつ受光面2の中心線A−A’に対して右側(領域c、d)に配置され、更に受光面2の周辺部側に配置されている単位画素3への光の入射角度について説明する。右側に配置されている単位画素3には、図4(b)、(c)に示すように、図面の左側から右側にかけて(受光面2の中心Oから周辺部にかけて)斜めに光が入射する。図4(b)ではこの光線を破線で表し、図4(c)では一点鎖線で表す。
図4(b)に示すように、この実施形態に係る固体撮像装置1では、入射角θで入射する斜めの光をフォトダイオード4に入射させることができる。一方、図4(c)に示すように、従来技術に係る固体撮像装置では、入射角θで入射する斜めの光をフォトダイオード4に入射させることができる。この場合、入射角の大小関係は、入射角θ>入射角θとなる。この実施形態に係る固体撮像装置1の単位画素3は図4(b)に示すように、フォトダイオード4や開口部9等が単位画素3の中心O’に対して右側(受光面2の周辺部側)に形成されているからである。
このように、第1の実施形態に係る固体撮像装置1によると、中心線A−A’又は中心線B−B’を対称軸として各単位画素3が線対称の位置に配置されているため、従来技術に係る固体撮像装置よりも、より大きな入射角を持つ斜めの光をフォトダイオード4に入射させることが可能となる。図4(c)では、左右いずれの方向からの入射光に対してもバランス良くなるようにフォトダイオード4を配置する必要がある。これに対して、図4(a)、(b)では、左右一方だけを考えておけば良く、入射角度を大きくできる。
次に、本実施形態の固体撮像装置1の変形例について図5を参照しつつ説明する。この変形例では、マイクロレンズ7をシフトさせる場合について説明する。マイクロレンズ7をシフトさせることにより、従来技術に係る固体撮像装置であっても斜めの光をフォトダイオード4に入射させることができるが、同じ入射角度であれば、この実施形態に係る固体撮像装置1によると、フォトダイオード4に入射する光の入射条件を良好にすることが可能となり、そのことにより、感度むら(輝度シェーディング)及び色むら(色シェーディング)の発生を抑えることが可能となる。
図5に、入射角度が同じ場合における従来技術とこの実施形態との比較例を示す。図5(a)は、受光面2の中心線A−A’に対して左側(領域a、b)に配置され、受光面2の周辺部側に配置されている単位画素3の断面図である。図5(b)は、受光面2の中心線A−A’に対して右側(領域c,d)に配置され、受光面2の周辺部側に配置されている単位画素3の断面図である。また、図5(c)は、従来技術の単位画素の断面図である。この変形例においては、マイクロレンズ7aは受光面2の中心O側にシフトして配置されている。つまり、フォトダイオード4よりもマイクロレンズ7aが受光面2の中心Oに近くなるように、フォトダイオード4及びマイクロレンズ7aが配置されている。図5には、受光面2の中心O側にずらして配置されたマイクロレンズ7aを破線又は一点鎖線で表す。
受光面2の中心線A−A’に対して左側(領域a、b)に配置され、受光面2の周辺部側に配置されている単位画素3には、図5(a)に示すように、図面の右側から左側にかけて(受光面2の中心Oから周辺部にかけて)入射角度θで斜めに光が入射する。また、従来技術の単位画素3には、図5(c)に示すように、図面の右側から左側にかけて、入射角度θで斜めに光が入射する。図5(a)ではこの光線を破線で表し、図5(c)では一点鎖線で表す。また、マイクロレンズ7aは図面の右側(受光面2の中心O側)にずらして配置されている。
また、受光面2の中心線A−A’に対して右側(領域c、d)に配置され、受光面2の周辺部側に配置されている単位画素3には、図5(b)に示すように、図面の左側から右側にかけて(受光面2の中心Oから周辺部にかけて)入射角度θで斜めに光が入射する。また、従来技術の単位画素3には、図5(c)に示すように、図面の左側から図面の右側にかけて、入射角度θで斜めに光が入射する。図5(b)ではこの光線を破線であらわし、図5(c)では一点鎖線で表す。また、マイクロレンズ7aは図面の左側(受光面2の中心O側)にずらして配置されている。
マイクロレンズ7aを受光面2の中心O側にずらして配置することで、従来技術であっても、合焦位置が中心O’からずれる斜めに入射する光を受光することができるが、この実施形態に係る固体撮像装置1によると、合焦位置が中心O’から更にずれる斜めに入射する光を受光することが可能となる。図5(a)、(b)に示すように、この実施形態では、中心O’からの合焦位置のずれがdまでの光を受光することができる。一方、図5(c)に示すように、従来技術では、中心O’からの合焦位置のずれがdまでの光を受光することができる。ここで、d1>d2となるため、この実施形態によると、より合焦位置がずれる光であっても良好に受光することが可能となる。なお、このときの入射角度の関係は、θ>θ、θ>θ(θ=θ、θ=θ)となっている。このように、入射角度が大きい斜めの光であっても、従来技術よりも良好な条件で受光することが可能となる。従って、同じ入射角度で入射する光であれば、従来技術よりもこの実施形態に係る固体撮像装置の方が、光の入射条件が良くなり、従来技術と比べて感度むら(輝度シェーディング)や色むら(色シェーディング)の発生を抑えることが可能となる。
また、図9の上面図に示されている単位画素構造を有する固体撮像装置であっても良い。例えば、図9(a)に示すように、フォトダイオード4が単位画素3の中心O’を通る中心線に対して左右対称に形成されている単位画素3を用いる場合は、この単位画素3を受光面2の中心線B−B’に対して上下対称に配置すれば、図1に示すように上下左右対称の固体撮像装置が形成されることになる。
また、図9(b)に示すように、フォトダイオード4が単位画素3の中心O’を通る中心線に対して上下対称に形成されている単位画素3を用いる場合は、この単位画素3を受光面2の中心線A−A’に対して左右対称に配置すれば、図1に示すように上下左右対称の固体撮像装置が形成されることになる。
なお、この発明においては、フォトダイオード4等を単位画素3内で上下対称又は左右対称に配置する必要はなく、例え図9(c)に示すように単位画素3内で非対称の単位画素3を用いても、受光面2の中心線A−A’に対して上下対称及び左右対称に配置すれば図1に示す固体撮像装置になる。従って、単位画素3内でフォトダイオード4等が対称に形成されていなくても、この発明の効果を奏することが可能である。
さらに、この実施形態においては、フォトダイオード4はX方向よりもY方向の辺が長い長方形の形状をなしているが、図9(c)に示すよう、X方向の辺の長さとY方向の辺の長さが等しい正方形の形状をなしていても良い。このような正方形のフォトダイオード4が形成された単位画素3を、中心線A−A’及び中心線B−B’を対称軸として線対称となるように配置すると、各領域a〜dの単位画素3は、受光面2の中心Oを回転軸として90度回転対称となる。以上のように、フォトダイオード4の形状によって単位画素3の構造は180度回転対称にもなり、90度回転対称にもなる。
[第2の実施の形態]
この発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置について、図6を参照しつつ説明する。図6は、この発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の構成を模式的に示す上面図である。
この実施形態におけるフォトダイオード4は、第1の実施形態に係る固体撮像装置1と同様に、X方向よりもY方向の辺が長い長方形の形状をなしている。第1の実施形態に係る固体撮像装置1の各単位画素3の構造は、受光面2の中心を通る中心軸A−A’と中心軸B−B’とを対称軸として線対称の関係になっている。これに対して、この実施形態に係る固体撮像装置1の各単位画素3の構造は、中心Oを通る中心軸A−A’を対称軸として線対称の関係となっている。つまり、領域a、bに含まれる単位画素3におけるフォトダイオード4や開口部9等は全て同じ位置に形成され、領域c、dに含まれる単位画素3におけるフォトダイオード4や開口部9等は領域a、bに対して中心線A−A’を対称軸として線対称の位置に形成されている。
このように中心線A−A’に対して図6において左右対称となるように各単位画素3を形成することで、例えば、図2に示すように、受光面2の周辺部で斜めに入射する光が遮光層やメタル配線層5等で反射されずにフォトダイオード3に照射される。そのことにより、周辺部での受光量の減少を抑えることが可能となるため、感度むら(輝度シェーディング)や色むら(色シェーディング)の発生を抑えることが可能となる。
なお、この実施形態に係る固体撮像装置1では、中心線B−B’に対して図6において上下対称となるように各単位画素3が形成されていないため、上下方向でシェーディングが発生するが、左右方向ではシェーディングの発生を抑えることが可能となる。また、中心線B−B’に対して図6において上下対称となるように各単位画素3を形成しても良い。この場合は、上下方向でのシェーディングの発生を抑えることが可能となる。そして、上下左右方向でのシェーディングを抑えるためには、第1の実施形態で説明したように、上下左右方向に対称になるように各単位画素3を形成すれば良い。なお、受光面2は通常、横長の長方形であり、この場合は、長手方向の方が光の入射角度が大きくなるため、感度むら(輝度シェーディング)や色むら(色シェーディング)が発生しやすい。このため、横方向だけでも中心線に対して対称に配置すれば、それだけでも長手方向の輝度シェーディング等の発生を抑えることができるため、高い効果を奏することが可能なる。
さらに、図9(a)、(b)に示す単位画素2を用いるだけで、図6に示すように上下対称又は左右対称の固体撮像装置が形成されることになる。なお、この発明においては、フォトダイオード4等を単位画素3内で上下対称又は左右対称に配置する必要はなく、例え図9(c)に示すように単位画素3内で非対称の単位画素3を用いても、受光面2の中心線A−A’に対して左右対称に画素を配置すれば図6に示す固体撮像装置になり、更に上下対称に配置すれば図1に示す固体撮像装置になる。従って、単位画素3内でフォトダイオード4等が対称に形成されていなくても、この発明の効果を奏することが可能である。
[第3の実施の形態]
この発明の第3の実施形態に係る固体撮像装置について、図7及び図8を参照しつつ説明する。図7は、この発明の第3の実施形態に係る固体撮像装置の構成を模式的に示す上面図である。図8は、第3の実施形態に係る固体撮像装置の作用を説明するための単位画素の断面図である。
(構成)
図7に示すように、この第3の実施形態に係る固体撮像装置は、第1の実施形態に係る固体撮像装置と同様に、各単位画素3は受光面2の中心Oを通る中心線A−A’と中心線B−B’とを対称軸として線対称の関係となっているが、受光面2の中心Oから周辺部に近づくにつれて徐々にフォトダイオード4等の位置が変わっている点が特徴である。つまり、周辺部に配置された単位画素3ほど、受光面2に垂直な方向からの入射角が大きくなるため、その入射角に対応させて単位画素3内におけるフォトダイオード4等の位置を周辺部側にずらして形成している。
ここで、領域aに含まれる単位画素3を例にして位置の変化について具体的に説明する。なお、フォトダイオード4の形状は第1の実施形態に係る固体撮像装置1のフォトダイオード4の形状と同じであり、長方形をなしている。領域aに含まれる単位画素3のうち、中心O付近に配置された単位画素3aを基準に考える。例えば、中心O付近から図7の左側(受光面2の周辺部側:Y方向)に配置された単位画素3bにおいては、フォトダイオード4は、中心O付近に配置された単位画素3aのフォトダイオード4の位置に比べて、やや左側(受光面2の周辺部側:Y方向)にずれた位置に形成されている。更に左側(受光面2の周辺部側:Y方向)に配置された単位画素3cにおいては、フォトダイオード4は更に左側(受光面2の周辺部側:Y方向)にずれた位置に形成されている。つまり、フォトダイオード4は、単位画素3が受光面2の中心O付近から周辺部側に近くなるに従って、単位画素3内で徐々に周辺部側にずれた位置に形成されていることになる。
また、中心O付近から図7の上側(受光面2の周辺部側:X方向)に配置された単位画素3dにおいては、フォトダイオード4は、中心O付近に配置された単位画素3aのフォトダイオード4の形成位置に比べて、やや上側(受光面2の周辺部側:X方向)にずれた位置に形成されている。更に上側(受光面2の周辺部側:X方向)に配置された単位画素3eにおいては、フォトダイオード4は更に上側(受光面2の周辺部側:X方向)に形成されている。つまり、フォトダイオード4は、単位画素3が受光面2の中心O付近から周辺部側に近くなるに従って、単位画素3内で徐々に周辺部側にずれた位置に形成されていることになる。
以上のように、フォトダイオード4は、受光面2の中心O付近から周辺部に近づくにつれて、各単位画素3内で徐々に周辺部側にずれた位置に形成されていることになる。
そして、領域b〜dに含まれる各単位画素3の構造は、第1の実施形態と同様に中心線A−A’と中心線B−B’とを対称軸として、領域aに含まれる単位画素3に対して線対称となるように形成されているため、領域aに含まれる単位画素3と同様に、フォトダイオード4は中心O付近から周辺部に近づくにつれて、各単位画素3内で徐々に周辺部側にずれた位置に形成されていることになる。
ここで、単位画素2の断面構造について図8に示す断面図を参照しつつ説明する。図8は、図7に示す線分B−B’方向に沿った画素の断面図である。図8(a)は、中心線A−A’に対して図7の左側(領域a、b)に配置され、受光面2の周辺部側に配置された単位画素3cの断面構造を示す断面図である。図8(b)は、受光面2の中心O付近(領域a、b)に配置された単位画素3aの断面構造を示す断面図である。
図8(b)に示すように、受光面2の中心O付近に配置されている単位画素3aにおいては、フォトダイオード4は単位画素3aの中心O’からY方向(図面の左側)に僅かにずれた位置に形成されている。さらに、メタル配線層5や遮光層(図示しない)も単位画素3aの中心O’からY方向(図面の左側)に僅かにずれた位置に形成されている。
一方、図8(a)に示すように、例えば、受光面2の周辺部側に配置された単位画素3cにおいては、フォトダイオード4は、単位画素3aよりも更に図面の左側(受光面2の周辺部側:Y方向)にずれた位置に形成されている。つまり、単位画素3cにおけるフォトダイオード4は、単位画素3aにおけるフォトダイオード4よりも更に周辺部側にずれた位置に形成されている。また、複数層からなるメタル配線層5の構造も単位画素3aよりも図面の左側(受光面2の周辺部側:Y方向)にずらして形成されている。つまり、単位画素3cにおけるメタル配線層5は、単位画素3aにおけるメタル配線層5よりも更に周辺部側にずれた位置に形成されている。
このメタル配線層5の構造について詳しく説明する。図8に示すように、例えばメタル配線層5が3層の場合、単位画素3cの最下部に形成されたメタル配線5aは、単位画素3aのメタル配線層よりも更に図面の左側(受光面2の周辺部側:Y方向)にずれた位置に形成されている。つまり、単位画素3cのメタル配線5aはより周辺部側にずれた位置に形成されている。メタル配線5aの上に形成されているメタル配線5bは、メタル配線5aよりも図面の右側(受光面2の中心O方向:Y方向)にずれた位置に形成されている。さらに、メタル配線5bの上に形成されているメタル配線5cは、メタル配線5bよりも更に図面の右側(受光面2の中心O方向:Y方向)にずれた位置に形成されている。このメタル配線5cは、単位画素3aのメタル配線層5の最上部に形成されているメタル配線とほぼ同じ位置に形成されている。このように、単位画素3cのメタル配線層5は、最上部に形成されたメタル配線5cから最下部に形成されたメタル配線5aになるにつれて、徐々に周辺部側(図面の左側)にずらして形成されていることになる。
さらに、単位画素3cの色フィルタ6も、単位画素3aの色フィルタ6よりも図面の右側(受光面2の中心O側:Y方向)にずれた位置に形成されている。また、受光面2の周辺部側に配置されている単位画素3cにおいては、中心O’から図面の右側(受光面2の中心O側:Y方向)にずれた位置にマイクロレンズ7aがシフトして配置されている。なお、受光面2の中心O付近に配置されている単位画素3においては、マイクロレンズ7はシフトされずに単位画素3aのほぼ中心に配置されている。そして、フォトダイオード4と同様に、色フィルタ6やマイクロレンズ7aは、受光面2の中心Oから周辺部に近づくにつれて、徐々に受光面2の中心O方向にずれた位置に形成されている。
以上のように、受光面2の中心Oから周辺部側に近づくにつれて、フォトダイオード4とメタル配線層5とを受光面2の周辺部側に徐々にずらし、色フィルタ6とマイクロレンズ7とを受光面2の中心O方向に徐々にずらしている。換言すると、受光面2の中心Oから周辺部側に近くなるほど、メタル配線5a〜5cの間の相対位置のずれ、メタル配線層5とフォトダイオード4との間の相対位置のずれ、及びフォトダイオード4とマイクロレンズ7との相対位置のずれが大きくなるように、単位画素3個々の構造を変えて固体撮像装置を形成している。
なお、色フィルタ6やマイクロレンズ7a等については、開口部9に対して少しずつ寸法を変えたマスクを用いて形成する。さらに、メタル配線5a〜5c間や、メタル配線5とフォトダイオード4との間でも寸法を少しずつ変えたマスクを用いて単位画素3を形成していく。
(作用)
受光面2の中心O付近に配置された単位画素3aには、ほぼ垂直に光が入射する。一方、単位画素3aよりも受光面2の周辺部側に配置された単位画素3bには斜めに光が入射する。また、単位画素3bよりも受光面2の周辺部側に配置された単位画素3cには、単位画素3bに入射する光よりも、より斜めの光が入射する(入射角度が大きくなる)。単位画素3d、3eも同様に、周辺部になるほど徐々に入射角度が大きくなっていく。このように周辺部になるほど入射角度が大きくなる光に対して、以上のような構成を有する固体撮像装置1によると、次に説明する作用及び効果を奏することが可能となる。
受光面2の中心O付近では、図8(b)の実線で表される光線となり、入射光はフォトダイオード4に垂直に照射される。また、受光面2の周辺部側では、図8(a)の実線で表される光線となり、入射光はフォトダイオード4に斜めに照射される。このとき、周辺部側に配置された単位画素3cのフォトダイオード4は、単位画素3aよりも更に図面の左側(周辺部側)に形成されているため、斜めに入射した光はフォトダイオード4に中心付近に照射されることになる。
ここで、仮に、図8(b)に示す構造を有する単位画素3aを受光面2の周辺部側に配置し、中心O’から右側(受光面2の中心O側:Y方向)にずらした位置にマイクロレンズ7aを配置した場合は、破線で表される斜めに入射した光は、フォトダイオード4の端部に照射されることになる。
このように、受光面2の周辺部側になるほど光が斜めに入射し、入射角度が徐々に大きくなっていくが、受光面2の周辺部側になるほどフォトダイオード4の位置を受光面2の周辺部側にずらして形成することで、受光面2の中心から離れるほど斜めに入射する光をフォトダイオード4の中心付近で受光することができ、好条件で光を受光することが可能となる。そのことにより、第1の実施形態に係る固体撮像装置1に比べて、周辺部での受光量を更に多くすることができ、輝度シェーディングや色シェーディングを更に減少させることが可能となる。つまり、光の入射角度に応じて各単位画素3を形成することで、各単位画素3において好条件で光を受光することが可能となる。
本発明によれば、固体撮像装置の輝度シェーディング及び色シェーディングを補正することで、感度むら及び色付きを低減することができる。

Claims (6)

  1. 光信号を電気信号に変換する光電変換部を備えた複数の単位画素が2次元的に配置された受光面と、各光電変換部に対応して各単位画素に設けられた光を集光するためのマイクロレンズと、各光電変換部に対応して各単位画素に設けられた前記光電変換部へ光を入射させるための開口部と、前記光電変換部と前記マイクロレンズとの間に形成された複数層からなる配線層と、を有する固体撮像装置であって、
    前記光電変換部、前記開口部及び前記複数層からなる配線層の各位置が前記受光面の中心を通る第1の中心線を対称軸として線対称となるように、前記複数の単位画素が配置されると共に、前記光電変換部、前記開口部及び前記複数層からなる配線層の前記単位画素内の各位置は、前記受光面の中心から周辺部に近づくにつれて、前記周辺部側にずれて配置されている
    ことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記受光面の略中心を通り、前記第1の中心線に直交する第2の中心線を対称軸として、前記光電変換部、前記開口部及び前記複数層からなる配線層の各位置が線対称となるように、前記複数の単位画素が配置されていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の固体撮像装置。
  3. 光信号を電気信号に変換する光電変換部を備えた複数の単位画素が2次元的に配置された受光面と、各光電変換部に対応して各単位画素に設けられた光を集光するためのマイクロレンズと、各光電変換部に対応して各単位画素に設けられた前記光電変換部へ光を入射させるための開口部と、前記光電変換部と前記マイクロレンズとの間に形成された複数層からなる配線層と、を有する固体撮像装置であって、
    前記光電変換部、前記開口部及び前記複数層からなる配線層の各位置が前記受光面の中心を対称の中心として回転対称となるように、前記複数の単位画素が配置されると共に、前記光電変換部、前記開口部及び前記複数層からなる配線層の前記単位画素内の各位置は、前記受光面の中心から周辺部に近づくにつれて、前記周辺部側にずれて配置されていることを特徴とする固体撮像装置。
  4. 前記光電変換部、前記開口部及び前記複数層からなる配線層の各位置が前記受光面の中心を対称の中心として90度回転対称又は180度回転対称となるように、前記複数の単位画素が配置されていることを特徴とする請求の範囲第3項に記載の固体撮像装置。
  5. 前記光電変換部に対する前記マイクロレンズの前記単位画案内の位置がずれており、前記光電変換部より前記マイクロレンズが前記受光面の中心に近くなるように、前記光電変換部及び前記マイクロレンズが配置されていることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載の固体撮像装置。
  6. 前記マイクロレンズの前記単位画素内の位置が、前記受光面の中心から周辺部に近づくにつれて、前記受光面の中心方向にずれて配置されていることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載の固体撮像装置。
JP2006540882A 2004-10-15 2005-10-04 固体撮像装置 Expired - Fee Related JP5119668B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006540882A JP5119668B2 (ja) 2004-10-15 2005-10-04 固体撮像装置

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004301116 2004-10-15
JP2004301116 2004-10-15
PCT/JP2005/018372 WO2006040963A1 (ja) 2004-10-15 2005-10-04 固体撮像装置
JP2006540882A JP5119668B2 (ja) 2004-10-15 2005-10-04 固体撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2006040963A1 JPWO2006040963A1 (ja) 2008-05-15
JP5119668B2 true JP5119668B2 (ja) 2013-01-16

Family

ID=36148259

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006540882A Expired - Fee Related JP5119668B2 (ja) 2004-10-15 2005-10-04 固体撮像装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7667174B2 (ja)
JP (1) JP5119668B2 (ja)
WO (1) WO2006040963A1 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100790225B1 (ko) * 2005-12-26 2008-01-02 매그나칩 반도체 유한회사 이미지 센서 및 그 제조 방법
JP4992352B2 (ja) * 2006-09-11 2012-08-08 ソニー株式会社 固体撮像装置
JP2008282961A (ja) * 2007-05-10 2008-11-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固体撮像装置
JP2010021450A (ja) * 2008-07-12 2010-01-28 Nikon Corp 固体撮像素子
JP5262823B2 (ja) 2009-02-23 2013-08-14 ソニー株式会社 固体撮像装置および電子機器
JP2011103359A (ja) * 2009-11-10 2011-05-26 Sharp Corp 固体撮像素子および電子情報機器
JP2011221253A (ja) * 2010-04-08 2011-11-04 Sony Corp 撮像装置、固体撮像素子、撮像方法およびプログラム
US20130201388A1 (en) * 2012-02-03 2013-08-08 Novatek Microelectronics Corp. Optical sensing apparatus and optical setting method
JP2013172292A (ja) 2012-02-21 2013-09-02 Sony Corp 撮像装置及び撮像素子アレイ
JP5516621B2 (ja) * 2012-03-13 2014-06-11 ソニー株式会社 固体撮像装置及び電子機器
KR102103983B1 (ko) * 2013-07-31 2020-04-23 삼성전자주식회사 시프트된 마이크로 렌즈 어레이를 구비하는 라이트 필드 영상 획득 장치
KR102499585B1 (ko) 2015-01-13 2023-02-14 소니 세미컨덕터 솔루션즈 가부시키가이샤 고체 촬상 소자 및 그 제조 방법, 및 전자 기기
TWI565323B (zh) * 2015-09-02 2017-01-01 原相科技股份有限公司 分辨前景的成像裝置及其運作方法、以及影像感測器
JP2020113573A (ja) * 2019-01-08 2020-07-27 キヤノン株式会社 光電変換装置
JP7336206B2 (ja) * 2019-02-27 2023-08-31 キヤノン株式会社 光電変換装置の製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06140609A (ja) * 1992-10-29 1994-05-20 Sony Corp 固体撮像装置
JP2004134790A (ja) * 2002-09-20 2004-04-30 Sony Corp 固体撮像装置及びその製造方法並びに電子機器

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2600250B2 (ja) 1988-02-22 1997-04-16 ソニー株式会社 固体撮像装置およびビデオカメラ
JP2000198505A (ja) 1998-10-27 2000-07-18 Matsushita Electric Works Ltd 物品管理システム
JP2005057024A (ja) * 2003-08-04 2005-03-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固体撮像装置、固体撮像装置の製造方法、カメラ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06140609A (ja) * 1992-10-29 1994-05-20 Sony Corp 固体撮像装置
JP2004134790A (ja) * 2002-09-20 2004-04-30 Sony Corp 固体撮像装置及びその製造方法並びに電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
US20090027541A1 (en) 2009-01-29
JPWO2006040963A1 (ja) 2008-05-15
US7667174B2 (en) 2010-02-23
WO2006040963A1 (ja) 2006-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5119668B2 (ja) 固体撮像装置
KR101477645B1 (ko) 광학 부재, 고체 촬상 장치, 및 제조 방법
CN106068563B (zh) 固态成像装置、固态成像装置的制造方法和电子设备
US9261769B2 (en) Imaging apparatus and imaging system
KR101068698B1 (ko) 고체 촬상 장치
US7214920B2 (en) Pixel with spatially varying metal route positions
US7550797B2 (en) Photoelectric conversion layer stack type color solid-state image sensing device
US7432491B2 (en) Pixel with spatially varying sensor positions
KR102372745B1 (ko) 이미지 센서 및 이를 구비하는 전자장치
JP4341664B2 (ja) 固体撮像装置および撮像装置
JP2011103359A (ja) 固体撮像素子および電子情報機器
JP2017005145A (ja) 固体撮像素子
JP2008011532A (ja) イメージ復元方法及び装置
WO2010038378A1 (ja) 画素ずらし型撮像装置
JP2007103483A (ja) 固体撮像装置およびその製造方法、電子情報機器
JP2009099817A (ja) 固体撮像素子
JP2008153370A (ja) 固体撮像装置及びその製造方法
US20120262611A1 (en) Method for calculating shift amount of image pickup element and image pickup element
JP2005116939A (ja) 固体撮像素子
WO2016009681A1 (ja) 固体撮像装置および撮像装置
JP2012004437A (ja) 固体撮像装置
JP2009065095A (ja) 固体撮像素子
JP2007288164A (ja) 固体撮像装置
JP4419658B2 (ja) 固体撮像装置
US20240153974A1 (en) Image sensor

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080930

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120925

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121008

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151102

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees