JP5107599B2 - プリント配線板とエッジコネクタとの接続構造及びエッジコネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、プリント配線板とエッジコネクタとの接続構造、及び、エッジコネクタに関する。
マザーボードにプリント回路板を取り付ける際、プリント配線板の端部にエッジコネクタ端子を形成し、このエッジコネクタ端子を差し込んで嵌合させるエッジコネクタ(エッジ形ソケットコネクタ)をマザーボードに設けて、このエッジコネクタにプリント回路板のエッジコネクタ端子を接続している。特開平3−126289号公報記載のカードエッジコネクタは、相手側のコネクタ接点間に挿入して嵌合されるエッジコネクタ端子とされ、挿入側先端の傾斜面に沿って端子がプリント配線板の配線面からほぼ挿入側端面まで連続して設けられている。ここで、端子は、プリント配線板の端面に設けられている訳ではない。また、コネクタ接点は、プリント配線板を挟む位置に設けられ、プリント配線板の端面に接触しない。
また、特開平10−12978号公報記載のカードエッジコネクタは、電源用端子及びグランド用端子が前列に配置され、信号用端子が後列に配置されている。
特開平3−126289号公報 特開平10−12978号公報
特開平10−12978号公報記載のエッジコネクタ端子では、端子が二列に配置されているため、エッジコネクタ端子とエッジコネクタとの接触面積が大きく、プリント回路板の動作の安定性が向上する。しかし、同公報記載の技術では、端子が一列に配置される場合と比べてプリント配線板の実装面が狭くなる。
本発明は、端面に端子を有するプリント回路板の動作の安定性を向上させることが可能な接続構造及びエッジコネクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、プリント配線板とエッジコネクタとの接続構造であって、
前記プリント配線板の端面に長手方向を前記プリント配線板の実装面に並行させた端子が形成され、該端面に接触して該端面の端子と電気的に接続されるコンタクトは、長手方向を前記プリント配線板の実装面に並行させて前記エッジコネクタに設けられ、かつ、前記端面の端子に多数の箇所で接触するやすり状に形成されていることを特徴とする。
さらに、本発明は、端面に長手方向を実装面に並行させた端子を有するプリント配線板を接続するエッジコネクタであって、
長手方向を前記プリント配線板の実装面に並行させて前記プリント配線板の端面に接触して該端面の端子と電気的に接続されるコンタクトが設けられ、該コンタクトが前記端面の端子に多数の箇所で接触するやすり状に形成されていることを特徴とする。
すなわち、エッジコネクタのコンタクトがプリント配線板の端面に接触して該端面の端子と電気的に接続される
コンタクトがプリント配線板の端面の端子に多数の箇所で接触するやすり状に形成されているので、端子とコンタクトとがより確実に接触する。
なお、上記プリント配線板には、該プリント配線板に電子部品を実装したプリント回路板も含まれる。
請求項1に係る発明によれば、端面に端子を有するプリント回路板の動作の安定性を向上させることが可能な接続構造を提供することができる。
請求項2に係る発明では、プリント配線板の縁部の面もエッジコネクタと電気的に接続されるので端子とコンタクトとの接触面積が増え、また、グランド用端子と電源用端子の少なくとも一方とコンタクトとの接触面積が増えるので、プリント配線板の実装面を狭くさせずにプリント回路板の動作の安定性を向上させることが可能になる。
請求項3に係る発明では、内部導体パターン層が直接端子とされるので、内部導体パターン層を表面導体パターン層に電気的接続をするための層間接続が不要になり、プリント回路板の動作の安定性を向上させることができる。
請求項4に係る発明では、内部導体パターン層が直接端子とされ、外層がグランド層と電源層の少なくとも一方とされるので、内部導体パターン層が外層でシールドされる。従って、プリント回路板から外部へ信号が漏れることを防ぐことができるとともに、プリント回路板の動作の安定性を向上させることができる。
請求項5に係る発明では、プリント配線板が端子の無い端面までグランド層と電源層の少なくとも一方に繋がる導体パターンで覆われるので、プリント回路板から外部へ信号が漏れることをさらに確実に防ぐことができるとともに、プリント回路板の動作の安定性をさらに向上させることができる。
請求項6に係る発明では、プリント配線板の実装面を狭くさせずにプリント配線板とエッジコネクタとを電気的に接続可能にする簡易な接続構造を提供することができる。
請求項7に係る発明では、端面に端子を有するプリント回路板の動作の安定性を向上させることが可能なエッジコネクタを提供することができる。
(1)プリント配線板とエッジコネクタとの接続構造の構成:
図1は本発明の一実施形態に係る接続構造ST1を正面から見て示す分解図、図2はプリント回路板10の半田面12b側を示す斜視図、図3の上段はプリント配線板12の端面12cを示す端面図、図3の中段はプリント配線板12を図1のA1−A1の位置で断面視して示す断面図、図3の下段はプリント配線板12を図1のA2−A2の位置で断面視して示す断面図、図4はエッジコネクタ50の外観を一部破断して示す斜視図、図5は本接続構造ST1の要部を一部透視して示す正面図である。
本発明を適用可能なエッジコネクタは、マザーボードM1等の他のプリント配線板に取り付けられてプリント配線板のエッジコネクタ端子を電気的に接続可能であればよい。通常、エッジコネクタには、エッジコネクタ端子を差し込んで嵌合させるエッジ形ソケットコネクタが用いられる。
本発明を適用可能なプリント配線板は、エッジコネクタに対して電気的に接続されるエッジコネクタ端子が形成されていればよい。通常、プリント配線板に電子部品が実装されてプリント回路板が形成され、このプリント回路板がエッジコネクタを介してマザーボード等の他のプリント配線板に対して電気的に接続される。
本接続構造ST1では、プリント配線板12の端面12cに端子32が形成され、該端面12cに接触して該端面の端子32と電気的に接続されるコンタクト62がエッジコネクタ50に設けられている。すなわち、プリント配線板の端面12cがエッジコネクタ50の導電部であるコンタクトと電気的に接続されるので、プリント配線板の実装面12a及び半田面12bが狭くならない。
本接続構造ST1を構成するプリント回路板10は、図1に示すように、プリント配線板12に各種電子部品16が実装されたプリント回路実装品とされている。プリント回路板10は、電子部品16を含むプリント回路15が基板部14に形成され、エッジコネクタ50に差し込まれる縁部にエッジコネクタ端子30が形成されている。本プリント回路板10は、エッジコネクタ端子30の端面12cに第一の端子32が形成され、エッジコネクタ端子30の実装面12a及び半田面12bに第二の端子36が形成されている。なお、エッジコネクタ端子の実装面12a及び半田面12bは、端面12cを挟むプリント配線板の縁部の面となる。
プリント配線板12の相対向する第二及び第三の端面12d,12eには、それぞれエッジコネクタ50に係止するための凹部13,13が形成されている。
図3に示すように、本プリント配線板12は、内層(内部導体パターン層)23,23及び外層(表面導体パターン層)24,24を有する多層プリント配線板とされている。なお、導体パターン層は、導電性材料が形成する導体パターンと非導電性材料が形成する非導体パターンの両方を含む層であるものとする。
より具体的に説明すると、本プリント配線板12は、中間のコア絶縁層21から外側へ順に内層23,23、絶縁層22,22、外層24,24、絶縁物からなるカバー層25,25が積層され、所々スルーホール26で層間接続され、エッジコネクタ50に対して電気的に接続される位置に端子32,36が形成されている。このプリント配線板の端面12cに内層23,23が露出して端子32とされている。異なる層を層間接続するスルーホールの導体部分はコイルの性質を有する筒形状となっているため、信号がスルーホールを通過すると信号の特性に劣化が生じる。本プリント配線板では、内層が直接端子とされるので、内層を外層に層間接続をするためのスルーホールが不要になり、プリント回路板の動作の安定性を向上させることができる。特に、1GHzを超えるようなクロック周波数で高速動作するプリント回路板では回路設計の際にスルーホールの長さを無視することができないので、層間接続することなく内層を端面に露出して端子とする有用性は大きい。
また、端面12cに形成された第一の端子32は、グランド用端子33と電源用端子34とされている。その上、各端子33,34は、実装面12a及び半田面12bと略平行な細長い形状とされている。各端子33,34が長手方向を実装面12a及び半田面12bに並行させて線状に設けられているので、グランド用コンタクトや電源用コンタクトとの接触面積が大きくなる。特に、グランドラインの端子とコンタクトとの接触面積が増えることはプリント回路板の動作の安定性が向上することに繋がり、電源ラインの端子とコンタクトとの接触面積が増えることも回路板の動作の安定性が向上することに繋がる。一方、エッジコネクタ端子30の実装面12a及び半田面12bに形成された第二の端子36は、信号用端子37を少なくとも含んでいる。なお、第二の端子36には、グランド用端子や電源用端子が含まれても含まれていなくてもよい。
一方、エッジコネクタ50は、図1と図4に示すように、エッジコネクタ端子30を差し込むためのスロット53を有する基部52と、該基部の長手方向D1の両端部から突出してプリント配線板の相対向する第二及び第三の端面12d,12eを挟む第一及び第二の側部54,56とを備えている。側部54,56には、相対向する側部56,54に向かって突出した係止部54a,56aがそれぞれ設けられている。係止部54a,56aは、プリント回路板10を固定するため側部54,56に設けられたラッチ部分であり、側部56,54内に設けられたばねにより相対向する側部56,54に向かって付勢されている。従って、エッジコネクタ50にプリント回路板10が取り付けられる時には係止部54a,56aが互いに離反する方向へ退避した後に凹部13,13に挿入してプリント回路板10を係止し、エッジコネクタ50からプリント回路板10が取り外される時には係止部54a,56aが互いに離反する方向へ退避してプリント回路板10を解放する。
基部52には、エッジコネクタ端子の端面12cに接触して該端面の端子32と電気的に接続される第一のコンタクト62を複数有するコンタクト群60がスロット53の奥に設けられている。本実施形態の第一のコンタクト62は、グランド用コンタクト63と電源用コンタクト64とされている。また、基部52には、第二の端子36に接触して該第二の端子36と電気的に接続される第二のコンタクト66がスロット53の内側面に設けられている。本実施形態の第二のコンタクト66は、信号用コンタクト67を少なくとも含んでいる。なお、第二のコンタクト66には、グランド用コンタクトや電源用コンタクトが含まれても含まれていなくてもよい。
以上より、プリント配線板の縁部の面12a,12bと端面12cとがエッジコネクタと電気的に接続されるので、端子とコンタクトとの接触面積が増え、プリント配線板の実装面及び半田面が狭くならずにプリント回路板の動作の安定性が向上する。また、エッジコネクタ端子の端面にグランド用端子と電源用端子が設けられているので、グランド用端子や電源用端子とコンタクトとの接触面積が増え、この点でもプリント配線板の実装面及び半田面が狭くならずにプリント回路板の動作の安定性が向上する。
さらに、第一のコンタクト62は、長手方向がプリント配線板の実装面12a及び半田面12bと略平行にされてエッジコネクタ50に配置され、端子32の位置に合わせてエッジコネクタ端子の端面12cとの接触部位62aが線状に設けられている。本実施形態のコンタクト62の長手方向は、基部52の長手方向D1に一致した方向とされている。第一のコンタクトが長手方向をプリント配線板の両面12a,12bに並行させてエッジコネクタに配置されているので、プリント配線板の端面とコンタクトとの接触面積が大きくなり、プリント回路板の動作の安定性が向上する。また、エッジコネクタ端子の端面に形成する端子の位置の自由度が大きくなるので、プリント配線板内で端子に繋がる配線が短くて済み、この点でもプリント回路板の動作の安定性が向上する。
さらに、図5に示すように、上記接触部位62aは、やすり状の粗面に形成されている。これにより、端子32とコンタクト62とが多数の箇所で接触し、プリント配線板の端面に形成された端子とコンタクトとがより確実に接触する。従って、プリント回路板の動作の安定性がさらに向上する。
上記図5に示す接続構造ST1ではコンタクト62が多数の箇所で端子32に面接触するようにされているが、図19に示す接続構造ST4のようにコンタクト362が多数の箇所で端子32に略点接触するようにされてもよい。同図の接触部位362aは、やすり状の粗面に形成されているが、端面12cに向かって尖った形状とされている。コンタクト362は、金属製とされ、プリント配線板の絶縁層21,22を構成する樹脂材料よりも硬くされている。これにより、接触部位362aがごく僅かにプリント配線板の端面12cに食い込み、端子32とコンタクト362とが確実に接触する。従って、本接続構造ST4でも、プリント回路板の動作の安定性がさらに向上する。
ところで、コンタクトとばねを除くエッジコネクタは、絶縁材料が好ましく、例えば、絶縁性を有する樹脂成形材料等を射出成形等により成形することにより、形成することができる。コンタクトには、導電性材料が用いられる。係止部を付勢するばねは、金属のような導電性材料で形成されてもよいし、非導電性樹脂のような絶縁材料で形成されてもよい。
(2)プリント回路板の製造方法:
次に、プリント回路板10の製造方法の一例を説明する。
図6はプリント回路板10の製造工程を示す工程図、図7はプリント配線板12を形成するためのパネルP1を示す正面図、図8はプリント配線板12が形成される様子を図1のA2−A2の位置で断面視して示す端面図、図9はプリント配線板12が形成される様子を図1のA1−A1の位置で断面視して示す端面図である。これらの図では、ビルドアップ法によりビルドアップ多層プリント配線板からなるプリント回路板10を製造する方法が示されている。
本製造方法では、プリント回路板10を複数取るためのパネルP1を工程S1〜S12で形成し、該パネルP1から複数のプリント回路板10を形成する。
まず、パネルP1よりも若干広くしたコア絶縁層21を用意する。コア絶縁層21には、例えば、ガラスクロスにエポキシ系樹脂を含浸させて硬化させたガラスエポキシ素材が用いられる。工程S1では、コア絶縁層21の両面に銅箔23a,23aを積層する。例えば、コア絶縁層21に対して無電解銅めっきを行い、銅で覆われたコア絶縁層21の縁部を切除して銅張積層板を形成する。この状態を、図8の最上段に示している。
工程S2では、設計された箇所にスルーホール26aを形成する。例えば、ドリルで銅張積層板に貫通穴を形成する。
工程S3では、スルーホール形成後の銅張積層板に対して無電解銅めっきを行う。図8の上から二段目に示すように、スルーホール26aは、銅めっきが施されためっきスルーホールとされる。これにより、コア絶縁層21を挟む内層23,23の間で層間接続される。
工程S4では、めっき後の銅張積層板の銅層23a,23aに内部導体パターンを形成し、内層23,23を形成する。例えば、アルカリ性の液体に溶解する感光性の樹脂材料をエッチングレジストとしてめっき後の銅張積層板に塗布し、導体パターンを形成する部位に紫外線を照射して樹脂材料を感光させ、感光しなかった樹脂材料をアルカリ性の液体に溶解させて除去し、露出した銅をエッチング液(例えば塩酸に過酸化水素を加えた酸性の液体)に溶解させて除去し、残る感光性の樹脂材料をアルカリ性の液体に溶解させて除去する。ここで、図7に示すように、パネルP1には、エッジコネクタ端子の端面12cとなる部位P2に内層23の導体パターンを形成する。一方、残りの端面12d,12e,12fとなる部位には、該端面で設計外の電気的接触が生じないようにするため、内層23の導体パターンを形成しない。
工程S5では、めっき後のスルーホール26a内を絶縁物で埋める。この充てん剤には、例えば、シリカ等の充てん材を含み絶縁性を有する樹脂材料が用いられる。
工程S6では、内層23,23の外側に絶縁体層を形成する。例えば、内層23,23上に絶縁性を有する樹脂材料を塗布する。
工程S7では、設計された箇所で絶縁層22,22にスルーホール26bを形成して内層23,23を露出させる。例えば、レーザを絶縁体層に照射して該絶縁体層のみを貫通する穴を形成する。また、アルカリ性の液体に溶解する感光性の樹脂材料で絶縁体層を形成する場合には、スルーホールを形成しない部位に紫外線を照射して樹脂材料を感光させ、感光しなかった樹脂材料をアルカリ性の液体に溶解させて除去することによりスルーホールを形成してもよい。この状態を、図8の上から三段目に示している。
ここで、4層よりも層の多い多層プリント配線板を形成する場合、上述した工程S3〜S7を繰り返し、内層及び絶縁体層を形成し、該絶縁体層にスルーホールを形成する。
工程S8では、スルーホール26b形成後の積層板に対して無電解銅めっきを行う。図8の上から四段目に示すように、絶縁層22,22の外側に銅層24a,24aが形成され、スルーホール26bに銅めっきが施される。これにより、絶縁層22,22を挟む内層23と外層24aとの間で層間接続される。なお、図9の最上段に、第二の端子36が形成される部位及びその近傍の様子を示している。
工程S9では、上記工程S4と同様にして、めっき後の積層板の銅層24a,24aに外部導体パターンを形成し、外層24,24を形成する。この状態を、図9の上から二段目に示している。図に示すように、端子36となる部位に導体パターンが形成され、端子36となる部位に非導体パターンが形成される。
工程S10では、上記工程S5と同様にして、めっき後のスルーホール26b内を絶縁物で埋める。
工程S11では、端子36となる部位を除いて外層24,24の外側にカバー層25,25を形成する。例えば、設計された位置でレーザをカバー層に照射して該カバー層のみを貫通する穴を形成して外層24,24を露出させる。また、アルカリ性の液体に溶解する感光性の樹脂材料でカバー層を形成する場合には、スルーホールを形成しない部位に紫外線を照射して樹脂材料を感光させ、感光しなかった樹脂材料をアルカリ性の液体に溶解させて除去して外層24,24を露出させてもよい。この状態を、図8の最下段及び図9の上から三段目に示している。
工程S12では、露出した外層24,24の導体パターンにニッケル及び金をめっきし、第二の端子36を形成する。この状態を、図9の最下段に示している。この段階で、パネルP1には、図7に示すように、各多層プリント配線板の端面12cとなる部位P2に内層23の導体パターンが形成されている。この段階で、複数のプリント配線板を取り出し可能なパネルP1が形成されるが、まだ、第一の端子32は形成されていないことになる。
工程S13では、プリント配線板の端面12cとなる部位P2でパネルP1を切断し、各プリント回路板を分離する。パネルP1を切断する方法には、丸鋸を使用して切断する方法、切断用の型を使用して切断する方法、等がある。パネルP1から各プリント配線板12の不要部分が切除されると、各プリント配線板の端面12cに内層23の導体パターンが露出する。
工程S14では、プリント配線板の端面12cに露出した導体パターンにニッケル及び金をめっきし、第一の端子32を形成する。この状態が、図3の上段に示されている。
工程S15では、プリント配線板12の実装面に電子部品16を実装する。工程S16では、プリント配線板12を半田槽に通して電子部品16を半田付けする。
以上により、プリント配線板の端面12cとなる部位P2でパネルP1を切断し前記端面12cにコンタクト62と接触して電気的に接続される端子32を形成して、プリント配線板12を含むプリント回路板10を製造することができる。本製造方法により、プリント配線板の実装面を狭くさせずにプリント配線板とエッジコネクタとを電気的に接続可能にするプリント配線板を容易に製造することが可能になる。また、本製造方法により形成されるプリント配線板とエッジコネクタとにより、プリント配線板とエッジコネクタとの簡易な接続構造を提供することができる。
なお、上述した各工程は、適宜、変更可能である。例えば、上記工程S11でカバー層を形成した直後にパネルP1を上記部位P2で切断し、実装面12a、半田面12b及び端面12cで露出した導体パターンにニッケル及び金をめっきし、第一の端子32と第二の端子36とを同時に形成した後、電子部品を実装してもよい。また、上記工程S12で第二の端子を形成した直後に電子部品を実装して半田付けしてパネルP1を上記部位P2で切断し、端面12cで露出した導体パターンにニッケル及び金をめっきして第一の端子32を形成してもよい。さらに、上記工程S11でカバー層を形成した直後に電子部品を実装して半田付けしてパネルP1を上記部位P2で切断し、実装面12a、半田面12b及び端面12cで露出した導体パターンにニッケル及び金をめっきし、端子32,端子36を同時に形成してもよい。
また、導体パターンを形成する際には、サブトラクティブ法やアディティブ法等の種々の方法を採用することができる。
さらに、多層プリント配線板を形成する際には、上述したビルドアップ法の他、めっきスルーホール法等の種々の方法を採用することができる。
(3)プリント配線板とエッジコネクタとの接続構造の作用、効果:
図10はエッジコネクタ50にプリント回路板10を接続した様子を一部破断して示す正面図、図11は接続構造ST1の要部を図10のA3−A3の位置で断面視して示す要部断面図である。分かりやすく示すため、図11では、プリント配線板12の厚み方向を拡大して示している。以下も、同様である。
プリント回路板のエッジコネクタ端子30をスロット53に入れて基部52に嵌合させ、凹部13,13を係止部54a,56aに係止させると、図10に示すように、エッジコネクタ50にプリント回路板10が固定される。
ここで、図11に示すように、エッジコネクタのコンタクト62がプリント配線板の端面12cに接触して該端面の端子32と電気的に接続される。このように、プリント配線板の端面12cがエッジコネクタ50と電気的に接続されるので、プリント配線板12の実装面を狭くさせずにプリント配線板12を含むプリント回路板10とエッジコネクタ50とを電気的に接続することができる。
また、エッジコネクタの第二のコンタクト66がエッジコネクタ端子30の実装面12a及び半田面12bに接触して該面12a,12bと電気的に接続されるので、端子とコンタクトとの接触面積が増える。従って、本接続構造ST1によると、プリント配線板の実装面を狭くさせずにプリント回路板の動作の安定性を向上させることが可能になる。
なお、上述した効果は、エッジコネクタ端子単体の発明、プリント配線板単体の発明、プリント回路板単体の発明、エッジコネクタ単体の発明、プリント回路板とエッジコネクタとの接続構造の発明、についても得られる。
(4)変形例:
本発明は、種々の変形例が考えられる。
例えば、プリント配線板の端面に形成される端子は、グランド用端子のみでもよいし、電源用端子のみでもよい。該端子に接触する第一のコンタクトは、グランド用コンタクトのみでもよいし、電源用コンタクトのみでもよい。これらの場合でも、グランド用端子又は電源用端子とエッジコネクタのグランド用コンタクト又は電源用コンタクトとの接触面積が増えるので、プリント配線板の実装面が狭くならずにプリント回路板の動作の安定性が向上する。むろん、プリント回路板の動作の安定性が得られる限り、プリント配線板の端面に信号用端子が形成されてもよい。また、プリント配線板の端面に複数の信号用端子を形成する場合、各信号用端子に対応させた第一のコンタクトをエッジコネクタに設けることにより、プリント配線板の端面に形成された端子を利用してプリント回路板とマザーボード等の他のプリント回路板との間で信号を送受することができる。
さらに、エッジコネクタ端子及びエッジコネクタは、様々な形状や構造が考えられる。例えば、エッジコネクタ端子には、実装面にのみ第二の端子が形成されてもよいし、半田面にのみ第二の端子が形成されてもよい。エッジコネクタには、実装面側の第二の端子に接触する第二のコンタクトのみが形成されてもよいし、半田面側の第二の端子に接触する第二のコンタクトのみが形成されてもよい。これらの場合でも、エッジコネクタ端子の端面の端子とエッジコネクタの第一のコンタクトとが電気的に接触するので、エッジコネクタ端子全体の端子とエッジコネクタ全体のコンタクトとの接触面積が増え、プリント配線板の実装面が狭くならずにプリント回路板の動作の安定性が向上する。むろん、プリント回路板の動作の安定性が得られる限り、第二の端子及び第二のコンタクトが形成されず、全ての端子がエッジコネクタ端子の端面に形成され、全てのコンタクトがエッジコネクタ端子の端面に接触する位置に設けられてもよい。
さらに、プリント配線板の端面に内層が露出して端子とされると内層を外層に電気的接続をするための層間接続が不要になってプリント回路板の動作の安定性が向上する点で好適であるものの、プリント配線板の端面に外層も露出して端子とされてもよい。むろん、プリント配線板の端面に外層のみが露出して端子とされてもよい。また、プリント配線板は、3層以上の多層プリント配線板のみならず、2層以下のプリント配線板でもよい。
図12は、6層のプリント配線板を含むプリント回路板110とエッジコネクタ150とからなる変形例の接続構造ST2の要部を図10のA3−A3に相当する位置で断面視して示している。本変形例では、内層23が4層設けられ、これらの内層23がそれぞれエッジコネクタ端子の端面に露出して第一の端子32とされている。一方、エッジコネクタ150の第一のコンタクト62は、各端子32の位置に合わせて別々に設けられている。なお、エッジコネクタ端子の外層24は実装面12a及び半田面12bに露出して端子36,36とされ、エッジコネクタ150の内側面には端子36,36と電気的に接続される第二のコンタクト66,66が設けられている。
本変形例でも、プリント配線板の端面がエッジコネクタと電気的に接続されるので、プリント配線板の実装面が狭くならない。そして、各端子32と各コンタクト62との間で別々に信号を送受することができるので、プリント回路板とマザーボード等の他のプリント回路板との間で送受する信号を増やすことができる。なお、外層24,24もエッジコネクタ端子の端面に露出させて端子としてもよい。
また、エッジコネクタの基部に差し込まれない端面12d,12e,12fに端子が形成されてもよい。図13は、変形例の接続構造の要部を図10のA4−A4の位置で断面視して示している。前提として、エッジコネクタ50には、プリント配線板の縁部を差し込むためのスロット53を有する基部52と、該基部の長手方向D1の両端部から突出してプリント配線板の相対向する第二及び第三の端面12d,12eを挟む第一及び第二の側部54,56とを有するものとする。
本プリント配線板の第二の端面12dには内層23が露出して第一の端子41が形成され、同プリント配線板の第三の端面12eにも内層23が露出して第一の端子42が形成されている。本変形例では、プリント回路板の凹部13,13に端子41,42が形成されていることが示されている。一方、第二の端面12dに接触して該端面の端子41と電気的に接続される第一のコンタクト71が第一の側部54に設けられ、第三の端面12eに接触して該端面の端子42と電気的に接続される第一のコンタクト72が第二の側部56に設けられている。本変形例では、係止部54a,56aにコンタクト71,72が設けられていることが示されている。
本変形例では、スロットに挿入される端面12cのみならずスロットに挿入されない端面12d,12eもエッジコネクタと電気的に接続されるので、端子とコンタクトとの接触面積が増え、プリント配線板の実装面を狭くさせずにプリント回路板の動作の安定性を向上させることが可能になる。
なお、プリント配線板の第二の端面にのみ端子が形成されてもよいし、プリント配線板の第三の端面にのみ端子が形成されてもよい。該端子に接触するコンタクトは、第一の側部にのみ設けられてもよいし、第二の側部にのみ設けられてもよい。これらの場合でも、端子とコンタクトとの接触面積が増えるので、プリント配線板の実装面が狭くならずにプリント回路板の動作の安定性が向上する。むろん、プリント回路板の動作の安定性が得られる限り、エッジコネクタの基部に差し込まれない端面12d,12e,12fにのみ端子が形成されてもよい。
また、エッジコネクタの側部に設けられるコンタクトは、係止部以外の側部に設けられてもよい。
ところで、図14〜図18に示すように、グランド層と電源層の少なくとも一方で内層23が挟まれたプリント配線板212の端面に端子が形成されてもよい。ここで、図14はプリント配線板とエッジコネクタとの接続構造の変形例を正面から見て示す分解図、図15はプリント回路板210の半田面12b側を示す斜視図、図16はエッジコネクタ250の要部を上から見て示す平面図、図17は接続構造ST3の要部を図10のA3−A3に相当する位置で断面視して示す要部断面図、図18は変形例のプリント配線板の要部を図10のA3−A3に相当する位置で断面視して示す要部断面図である。
図14〜図17に示すプリント回路板210は、実装面12a側の外層24がほぼ全て導体とされた電源層234とされ、半田面12b側の外層24がほぼ全て導体とされたグランド層233とされている。従って、内層23,23は、電源層234とグランド層233とで挟まれていることになる。また、実装面12a側の第二の端子232は全て電源端子とされ、半田面12b側の端子は全てグランド端子とされている。
エッジコネクタ端子の端面12cには、内層23,23が露出して第一の端子236とされている。ここで、第一の端子236は、細かく分割された多数の信号用端子237から構成されている。
一方、エッジコネクタ250では、図16に示すように、エッジコネクタ端子の端面12cに接触して該端面の端子236と接触部位266aで電気的に接続される第一のコンタクト266がスロット53の奥に設けられ、第二の端子232に接触して該第二の端子と電気的に接続される第二のコンタクト262がスロット53の内側面に設けられている。ここで、第一のコンタクト266は、細かく分割された多数の信号用コンタクト267から構成されている。また、第二のコンタクト262は、電源層234に繋がる端子232に接触する電源用コンタクト264と、グランド層233に繋がる端子232に接触するグランド用コンタクト263とから構成されている。
上記プリント回路板210と上記エッジコネクタ250との接続構造ST3では、内層23,23が直接端子236とされ、外層24,24がグランド層233及び電源層234とされるので、内層23,23が外層233,234でシールドされる。プリント配線板のスルーホールに形成される導体部分はコイルの性質を有する筒形状であるため、1GHzを超えるようなクロック周波数で高速動作するプリント回路板ではコイルの性質を有するスルーホールから信号が外部に放出されることを想定しなければならない。ここで、プリント回路板の外部にシールド材を設ける場合、シールド材が導電性を有するため、プリント回路板と接触しないようにシールド材を設置しなければならない。本変形例では、内層がグランド層と電源層でシールドされるので、別途シールド材を設置しなくてもプリント回路板から外部へ信号が漏れることを防ぐことができる。さらに、外層全体がグランド層及び電源層にされ、また、グランド端子及び電源端子とエッジコネクタのコンタクトとの接触面積が大きくなるので、プリント回路板の動作の安定性を向上させることができる。
さらに、内層が直接端子とされるので、内層を外層に層間接続をするためのスルーホールが不要になる。従って、スルーホールを通ることによる信号の特性の劣化が生じなくなり、この点でもプリント回路板の動作の安定性を向上させることができる。
なお、エッジコネクタ端子の端面にも、電源端子やグランド端子を設けてもよい。
また、外層24,24は、グランド層のみとされてもよいし、電源層のみとされてもよい。これらの場合、エッジコネクタ端子の端面に電源端子やグランド端子を設けておけばよい。いずれの場合でも、内層がグランド層又は電源層でシールドされるので、プリント回路板から外部へ信号が漏れることを防ぐことができるとともに、プリント回路板の動作の安定性を向上させることができる。
内層を確実にシールドする観点からは外層全体を導体で形成すると好適であるものの、導体パターンと非導体パターンとで外層を形成しても内層がシールドされる効果が得られる。
また、外層の1層内でグランドラインの導体パターンと電源ラインの導体パターンとの間に非導体パターンを配置しても、内層がシールドされる効果が得られる。この場合、内層から一つの外層内へグランドラインと電源ラインとを層間接続することができるので、プリント配線板内の配線の自由度が向上する。
さらに、プリント配線板212において第一の端子236が形成されていない端面12d,12e,12fに並行して内層23の導体パターンよりも外側でグランド層233と電源層234の少なくとも一方に繋がる導体パターンを形成してもよい。図18は、グランド層233又は電源層234に繋がる導体パターンを端面12f近傍に形成したプリント回路板310の断面を示している。このプリント回路板310の外層がグランド層で形成されているとすると、内層23,23が実装面12a側や半田面12b側のみならず端面12f側でもグランド層でシールドされることになる。また、プリント回路板310の外層が電源層で形成されているとすると、内層23,23が実装面12a側や半田面12b側のみならず端面12f側でも電源層でシールドされることになる。図示を省略しているが、第二の端面12d側や第三の端面12e側にもグランド層や電源層を配置すると、これらの端面12d,12e側でもグランド層や電源層でシールドされることになる。
本プリント回路板310では、プリント配線板が端子の無い縁部までグランド層と電源層の少なくとも一方に繋がる導体パターンで覆われるので、プリント回路板から外部へ信号が漏れることをさらに確実に防ぐことができるとともに、プリント回路板の動作の安定性をさらに向上させることができる。特に、第一の端子が形成されていない端面全てについて該端面に並行して内層の導体パターンよりも外側でグランド層や電源層に繋がる導体パターンを形成すると、該導体パターンで内層がほぼ密閉されるため、プリント回路板の動作の安定性を効果的に向上させることができる。
なお、第一の端子が形成されていない端面に並行する導体パターンは、図18に示すようにカバー層25で覆われるとプリント回路板の動作の安定性が向上するので好適であるものの、端面に露出していてもよい。
なお、本発明は、上述した実施形態や変形例に限られず、上述した実施形態及び変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、公知技術並びに上述した実施形態及び変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、等も含まれる。
プリント配線板とエッジコネクタとの接続構造の例を正面から見て示す分解図。 図1に示すプリント回路板の半田面側を示す斜視図。 図1に示すプリント配線板の端面及び断面を示す図。 図1に示すエッジコネクタの外観を一部破断して示す斜視図。 図1に示す接続構造の要部を一部透視して示す正面図。 プリント回路板の製造工程の例を示す工程図。 プリント配線板を形成するためのパネルの例を示す正面図。 プリント配線板が形成される一例を断面にて示す端面図。 プリント配線板が形成される一例を断面にて示す端面図。 エッジコネクタにプリント回路板を接続した一例を一部破断して示す正面図。 図10に示す接続構造の要部を同図のA3−A3の位置で断面視して示す要部断面図。 変形例の接続構造の要部を断面視して示す要部断面図。 変形例の接続構造の要部を図10のA4−A4の位置で断面視して示す要部断面図。 プリント配線板とエッジコネクタとの接続構造の変形例を示す分解図。 図14に示すプリント回路板の半田面側を示す斜視図。 図14に示すエッジコネクタの要部を示す平面図。 図14に示す接続構造の要部を断面視して示す要部断面図。 変形例のプリント配線板の要部を断面視して示す要部断面図。 変形例において接続構造の要部を一部透視して示す正面図。
符号の説明
10,110,210,310…プリント回路板、
12…プリント配線板、12a…実装面、12b…半田面、
12c…第一の端面、12d…第二の端面、12e…第三の端面、
13…凹部、14…基板部、15…プリント回路、16…電子部品、
21,22…絶縁層、
23…内層(内部導体パターン層)、24…外層(表面導体パターン層)、
25…カバー層、26…スルーホール、
30…エッジコネクタ端子、
32…第一の端子、33…グランド用端子、34…電源用端子、
36…第二の端子、37…信号用端子、
41,42…第一の端子、
50,150,250…エッジコネクタ、
52…基部、53…スロット、
54…第一の側部、54a…係止部、56…第二の側部、56a…係止部、
60…コンタクト群、
62…第一のコンタクト、62a…接触部位、
63…グランド用コンタクト、64…電源用コンタクト、
66…第二のコンタクト、67…信号用コンタクト、
71,72…第一のコンタクト、
232…第二の端子、233…グランド層、234…電源層、
236…第一の端子、237…信号用端子、
262…第二のコンタクト、
263…グランド用コンタクト、264…電源用コンタクト、
266…第一のコンタクト、266a…接触部位、267…信号用コンタクト、
D1…長手方向、M1…マザーボード、
P1…パネル、P2…端面となる部位、
ST1,ST2,ST3…接続構造、

Claims (7)

  1. プリント配線板とエッジコネクタとの接続構造であって、
    前記プリント配線板の端面に長手方向を前記プリント配線板の実装面に並行させた端子が形成され、該端面に接触して該端面の端子と電気的に接続されるコンタクトは、長手方向を前記プリント配線板の実装面に並行させて前記エッジコネクタに設けられ、かつ、前記端面の端子に多数の箇所で接触するやすり状に形成されていることを特徴とするプリント配線板とエッジコネクタとの接続構造。
  2. 前記プリント配線板の端面に形成された端子がグランド用端子と電源用端子の少なくとも一方とされ、前記端面を挟む前記プリント配線板の縁部の面に信号用端子を少なくとも含む第二の端子が形成され、該第二の端子に接触して該第二の端子と電気的に接続される第二のコンタクトが前記エッジコネクタに設けられていることを特徴とする請求項1に記載のプリント配線板とエッジコネクタとの接続構造。
  3. 前記プリント配線板が内部導体パターン層及び表面導体パターン層を有し、前記プリント配線板の端面に前記内部導体パターン層が露出して前記端子とされた、請求項1又は請求項2に記載のプリント配線板とエッジコネクタとの接続構造。
  4. 前記プリント配線板は内部導体パターン層がグランド層と電源層の少なくとも一方で挟まれ、前記プリント配線板の端面に前記内部導体パターン層が露出して前記端子とされた、請求項1又は請求項2に記載のプリント配線板とエッジコネクタとの接続構造。
  5. 前記プリント配線板は、前記端子が形成されていない端面に並行して前記内部導体パターン層の導体パターンよりも外側で前記グランド層と前記電源層の少なくとも一方に繋がる導体パターンが形成されていることを特徴とする請求項4に記載のプリント配線板とエッジコネクタとの接続構造。
  6. 前記プリント配線板は、前記端面に形成される端子となる部位に導体パターンを形成したパネルを前記部位で切断して形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のプリント配線板とエッジコネクタとの接続構造。
  7. 端面に長手方向を実装面に並行させた端子を有するプリント配線板を接続するエッジコネクタであって、
    長手方向を前記プリント配線板の実装面に並行させて前記プリント配線板の端面に接触して該端面の端子と電気的に接続されるコンタクトが設けられ、該コンタクトが前記端面の端子に多数の箇所で接触するやすり状に形成されていることを特徴とするエッジコネクタ。
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