JP2002134201A - 圧接挟持型コネクタ及びその接続構造 - Google Patents

圧接挟持型コネクタ及びその接続構造

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JP2002134201A
JP2002134201A JP2000326524A JP2000326524A JP2002134201A JP 2002134201 A JP2002134201 A JP 2002134201A JP 2000326524 A JP2000326524 A JP 2000326524A JP 2000326524 A JP2000326524 A JP 2000326524A JP 2002134201 A JP2002134201 A JP 2002134201A
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Yuichiro Sasaki
勇一郎 佐々木
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Combinations Of Printed Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置決め精度やアセンブリ性を向上させ、高
さ寸法を小さくして導通経路を短縮し、低荷重で接続で
きる圧接挟持型コネクタ及びその接続構造を提供する。 【解決手段】 電子回路基板1と電気接合物10間に絶
縁性のハウジング20を介在してその厚さ方向に複数の
貫通孔21を並設し、各貫通孔21に導電キャップ25
をハウジング20の下面から嵌着し、各貫通孔21に、
導電キャップ25嵌入用の導電ピン26をハウジング2
0の上面からスライド可能に挿入する。そして、各導電
キャップ25の開口上端部に、導電ピン26に貫通され
て導電ピン26をハウジング20の上面側に付勢するコ
イルスプリング27を載置し、各導電キャップ25の下
面をハウジング20の下面側から露出させ、各導電ピン
26をコイルスプリング27の付勢力でハウジング20
の上面から突出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子回路基板と液
晶モジュール、電子回路基板と電子回路基板、各種IC
パッケージと電子回路基板、電子回路基板と携帯電話用
のマイクやスピーカ等との電気的な接続に用いられる圧
接挟持型コネクタ及びその接続構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話用の電子回路基板と液晶
モジュールとを電気的に導通する場合には、図示しない
が、断面略半小判形あるいは断面略U字を呈した弾性エ
ラストマーの湾曲表面に複数本の金属細線を一列に並べ
備えた圧接挟持型コネクタを使用したり、又は特開平7
‐161401号公報の電気接続用コネクタピンを使用
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おける圧接挟持型コネクタや電気接続用コネクタピン
は、ホルダを省略した状態で電子回路基板と液晶モジュ
ールとの間に介在されるので、電子回路基板自体に実装
することができず、位置決め精度やアセンブリ(ass
embly)性の悪化を招くおそれが少なくない。ま
た、近年における携帯電話の薄型化、軽量化、小型化に
伴い、圧接挟持型コネクタや電気接続用コネクタピンの
高さ寸法を小さくする必要があるが、高さ寸法(現在は
5mm程度)を支障なく小さくするのは非常に困難であ
り、これにより導通経路の短縮を図ることもできない。
さらに、低荷重で接続することもきわめて困難であると
いう問題がある。
【0004】本発明は、上記に鑑みなされたもので、位
置決め精度やアセンブリ性を向上させ、高さ寸法を小さ
くして導通経路を短縮し、しかも、低荷重の接続をも可
能とする圧接挟持型コネクタ及びその接続構造を提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にお
いては、上記課題を達成するため、絶縁性のハウジング
の厚さ方向に複数の貫通孔を設け、各貫通孔に導電キャ
ップを該ハウジングの一面側から嵌めるとともに、各貫
通孔に、上記導電キャップ内に嵌まる導電ピンを上記ハ
ウジングの他面側からスライド可能に嵌め通したもので
あって、上記導電キャップの開口端部に、上記導電ピン
に貫通されてこれを上記ハウジングの他面側に付勢する
スプリングを支持させ、該導電キャップの閉塞端部を該
ハウジングの一面側から露出させ、上記導電ピンを上記
スプリングの付勢力により該ハウジングの他面側から突
出させるようにしたことを特徴としている。
【0006】なお、上記各貫通孔を、上記導電キャップ
に接触する嵌合孔と、この嵌合孔に連続的に形成されて
該導電キャップの開口端部との間に空間を形成する区画
孔とから形成し、この区画孔に上記スプリングの一端部
を広げて嵌め入れることが好ましい。また、請求項3記
載の発明においては、上記課題を達成するため、相対向
する電極の間に、請求項1又は2記載の圧接挟持型コネ
クタを介在させて導通するようにしたことを特徴として
いる。
【0007】ここで、特許請求の範囲におけるハウジン
グは、長方形、正方形、多角形、楕円形、小判形等に形
成することができる。このハウジングから突出する導電
ピンの端部は、所定の角度で尖った形、断面半円形、断
面半楕円形、断面半小判形、単数複数のピン、クラウン
状、略歯形滑節ジベル、略ジベル鋲状等に適宜形成する
ことができる。特に、導電ピンの端部を円錐や角錐等の
鋭利な形に形成すれば、電極のハンダの酸化膜を破壊し
て良好な導通を得ることができる。また、電極を有する
電気的接合物としては、液晶モジュール(COG、CO
F、TAB等)、表面実装型(QFP、BGA、LGA
等)等の各種ICパッケージ、各種回路基板、携帯電話
や電子機器用のマイク、スピーカ等の各種電子部品が含
まれる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施形態を説明すると、本実施形態における圧接
挟持型コネクタ及びその接続構造は、図1ないし図3に
示すように、平坦な電子回路基板1と電気接合物10と
の間に絶縁性のハウジング20を介在してその上下厚さ
方向に複数の貫通孔21を並設し、各貫通孔21に導電
キャップ25をハウジング20の一面側である下面から
嵌着固定するとともに、各貫通孔21に、各導電キャッ
プ25内に嵌入する導電ピン26をハウジング20の他
面側である上面から上下方向にスライド可能に挿入し、
各導電キャップ25の開口上端部に、各導電ピン26に
貫通されてこの導電ピン26をハウジング20の上面側
に弾圧付勢するコイルスプリング27を載置し、各導電
キャップ25の閉塞下面をハウジング20の下面側から
露出させ、各導電ピン26の少なくとも上端部をコイル
スプリング27の付勢力でハウジング20の上面から突
出させるようにしている。
【0009】電子回路基板1は、図1に示すように、例
えばプリント配線板からなり、表面に複数の電極2が平
坦に配列されており、各電極2にクリームハンダからな
るハンダ層3あるいはACF(anisotropic
conductive film:異方性導電膜)等
が導通接続時に形成される。電気接合物10は、同図に
示すように、例えばCOGの液晶モジュールからなり、
下方の電子回路基板1の表面に近接対向する。この電気
接合物10には、ITO電極からなる複数の電極11が
並設されている。
【0010】ハウジング20は、図1や図2に示すよう
に、所定の材料を使用して薄い単層あるいは複層の平面
長方形・板形に形成され、長手方向に小径の貫通孔21
が所定のピッチ(例えば、0.5mm〜1.27mm)で
一列に並べて穿孔されている。この細長いハウジング2
0は、耐熱性、寸法安定性、成形性等に優れる汎用のエ
ンジニアリングプラスチック(例えば、ABS樹脂、ポ
リカーボネート、ポリプロピレン、塩ビ、ポリエチレン
等)を使用して成形される。これらの材料の中でも、加
工性やコスト等を考慮すると、ABS樹脂が材料として
は最適である。
【0011】各貫通孔21は、図2や図3に示すよう
に、電子回路基板1側に位置して導電キャップ25に密
嵌される縦長の嵌合孔22と、この嵌合孔22の上端部
に連続的に形成されて導電キャップ25の開口上端部と
の間に空間を形成する区画孔23と、この区画孔23の
上端部に段差を介し連続形成されて電気接合物10側に
位置する縮径孔24とから一体連続的に形成されてい
る。各導電キャップ25は、同図に示すように、例えば
金メッキされた導電性の材料、例えば銅、真鍮、アルミ
ニウムを用いて断面略U字に形成されている。この導電
キャップ25のハウジング20の下面から僅かに突出す
る平坦な閉塞端面(突出量は、0.1〜0.3mm、好
ましくは0.1〜0.2mm程度)は、電子回路基板1
の電極2に接触したり、電子回路基板1の電極2にハン
ダ層3やACF等を介し適宜固定され、導通を確実化す
る。
【0012】各導電ピン26は、図1や図2に示すよう
に、例えば金メッキされた導電性の銅、真鍮、アルミニ
ウム、導電性エラストマー等を用いたピンからなる。こ
の導電ピン26は、上部が径の小さい縮径に形成され、
上端部が径の大きい拡径の半円弧状に湾曲形成されてお
り、この上端部の上端面が電気接合物10の電極11に
接触する。
【0013】複数本のコイルスプリング27は、電子回
路基板1、検査回路基板、表面実装型のICパッケー
ジ、液晶モジュールとの接続の場合には、これらの電極
2・11数と同本数が使用される。各コイルスプリング
27は、例えば直径30〜100μm、好ましくは30
〜80μmの直径を有する所定の金属細線が例えば50
μmの等ピッチで巻回されることにより形成され、0.
5mmの圧縮時に30g〜60gの荷重を発生させる。
金属細線の径を30〜80μmとするのは、この値の範
囲を選択すれば、低コストや低荷重接続の実現が容易と
なるからである。各コイルスプリング27を形成する金
属細線としては、リン青銅、銅、ステンレス、ベリリウ
ム銅、ピアノ線等の金属線、あるいはこれらの金属線に
金メッキした金属細線があげられる。
【0014】各コイルスプリング27の長さとしては、
例えば0.5〜3.0mm、好ましくは1.0〜1.5
mmが良く、半分程度の長さがハウジング20の表面か
ら露出するのが良い。係る範囲とすれば、外部からのノ
イズによる悪影響を回避し、弾性特性を維持することが
可能になるからである。各コイルスプリング27の一端
部である下端部は、図3に示すように、導電キャップ2
5の開口上端部に接触する拡径に形成され、貫通孔21
の区画孔23に密嵌して脱落をきわめて有効に規制す
る。
【0015】各コイルスプリング27の上端部は、同図
に示すように、導電ピン26に嵌合する小さな縮径に形
成され、導電ピン26の溝状を呈した縮径上部に嵌合し
て脱落や抜けをきわめて有効に防止する。各コイルスプ
リング27の上端部の径は、下端部、下部、中央部、上
部の径よりも縮径に形成される。具体的には、最近の電
極11の低ピッチ化を考慮し、中央部の径よりも0.0
5〜0.2mm程度縮径に形成される。これは、各コイ
ルスプリング27の上端部の径が導電ピン26の上部と
同径の場合には、円滑に導電ピン26が導電キャップ2
5に嵌入しないおそれがあるからである。また、クリア
ランスが大きい場合、貫通孔21全体が大きくなり、コ
イルスプリング27の抜け防止機能が低下する。
【0016】上記構成において、電子回路基板1に圧接
挟持型コネクタを位置決め固定し、電子回路基板1と電
気接合物10とに圧接挟持型コネクタを位置決め挟持さ
せ、電子回路基板1の各電極2と導電キャップ25を面
接触させるとともに、電気接合物10の各電極11と導
電ピン26を面接触させる。そして、電子回路基板1に
対して電気接合物10を少々加圧圧縮すれば、各コイル
スプリング27が圧縮変形して導電ピン26が下降し、
電子回路基板1と電気接合物10を導電キャップ25と
導電ピン26を介し電気的・弾発的に導通することがで
きる(図1参照)。
【0017】上記構成によれば、電子回路基板1と電気
接合物10との間に圧接挟持型コネクタをハウジング2
0を介して介在するので、電子回路基板1自体に圧接挟
持型コネクタを簡単に組み込んだり、実装することがで
き、位置決め精度やアセンブリ性を著しく向上させるこ
とができる。また、導電ピン26とコイルスプリング2
7とを一体化し、導電キャップ25の凹部に導電ピン2
6を往復動可能に嵌入するので、圧接挟持型コネクタの
高さ寸法を問題なく小さくする(1.50mm〜2.0
0mm程度)ことができ、低抵抗、低荷重接続(例えば、
30g〜60g/ピン)も大いに期待できる。
【0018】また、図3に矢印で示すように、導電キャ
ップ25と導電ピン26とが側面で常時直接接触し、最
短の導通経路を形成するので、螺旋状に巻かれた長いコ
イルスプリング27のみを導通経路とする場合と異な
り、導通経路を短縮してインダクタンスの著しい低下、
すなわち高周波特性を実現することができ、加えて導電
ピン26の全長を短くすることもできる。また、各貫通
孔21に安定性と実装性に優れる導電キャップ25を嵌
着して塞ぎ、かつ導電ピン26を電気接合物10の電極
11に接触させるので、安定した導通が大いに期待でき
る。また、導電ピン26の上端部を半球状、半楕球状と
するので、例えコイルスプリング27が前後左右に少々
傾斜しても、導通の安定性を確保することが可能とな
る。
【0019】さらに、区画孔23と導電キャップ25と
にコイルスプリング27の下端部を挟持させるので、簡
易な構成でコイルスプリング27の抜け防止を図ること
ができる。さらにまた、コイルスプリング27が部分的
に径の異なる三段形状なので、例え導電ピン26がハウ
ジング20から突出していても、横方向からの外力でな
んら悪影響を蒙ることがない。
【0020】なお、上記実施形態ではハウジング20を
単に示したが、なんらこれに限定されるものではない。
例えば、ハウジング20の両側面に略三角形状のスリッ
トを導電ピン26の本数に応じてそれぞれ切り欠き形成
し、ハウジング20を導電ピン26毎に分割することが
できるようにしても良い。こうすれば、スリットを用い
てハウジング20を導電ピン26毎に容易に割り、不要
な導電ピン26をユーザが簡単に省くことができるの
で、組立性、実装性、及び作業性を大幅に向上させるこ
とが可能になる。
【0021】また、電子回路基板1に図示しない一対の
位置決め孔を穿孔するとともに、ハウジング20の下面
両端に位置決めピンをそれぞれ植設し、これら位置決め
孔と位置決めピンを用いて電子回路基板1に圧接挟持型
コネクタを位置決め固定しても良い。こうすれば、簡易
な構成で圧接挟持型コネクタの位置決め精度や実装性を
さらに向上させることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明に係る圧接挟持型コネクタ及び
その接続構造の実施例を説明する。先ず、電子回路基板
1に圧接挟持型コネクタをハンダクリームを介し位置決
め固定し、電子回路基板1と電気接合物10とに圧接挟
持型コネクタを位置決め挟持させ、電子回路基板1の各
電極2と導電キャップ25を面接触させるとともに、電
気接合物10の各電極11と導電ピン26を面接触させ
た。
【0023】圧接挟持型コネクタを構成するハウジング
20の複数の貫通孔21には、導電ピン26とコイルス
プリング27を高さ2.0mmでそれぞれ組み込んだ。
ハウジング20はABS樹脂を使用して高さ1.25m
mに成形し、複数の貫通孔21は1.0mmピッチで一
列に10個並べて穿孔した。各貫通孔21は、嵌合孔2
2の開口下端部から区画孔23までの径をφ0.85m
m、及び縮径孔24の径をφ0.55mmの大きさとし
た。各導電キャップ25と導電ピン26とは、真鍮に金
メッキをニッケル下地メッキを介してメッキすることに
より形成した。また、各コイルスプリング27を形成す
る金属細線としては、φ70μmの径のピアノ線を使用
した。
【0024】そして、電子回路基板1に対して電気接合
物10を加圧圧縮し、電子回路基板1と電気接合物10
を導電キャップ25と導電ピン26を介し電気的・弾発
的に導通し、この際の圧接挟持型コネクタの圧縮量と荷
重の関係を図4のグラフに記載した。同図において、縦
軸は導電ピン26の1ピン当たりの荷重(N/pin)を
示し、横軸は圧縮量(mm)である。また、圧接挟持型コ
ネクタの圧縮量と接続抵抗値の関係を図5のグラフにま
とめ、圧接挟持型コネクタの圧縮量とインダクタンスの
関係を図6のグラフにまとめた。図5において、縦軸は
接続抵抗値(milli‐ohm)、横軸は圧縮量(mm)
を示し、図6において、縦軸はインダクタンス(nH)、
横軸は周波数(MHz)を示す。
【0025】図4からも明らかなように、本実施例の圧
接挟持型コネクタによれば、10本の導電ピン26を
0.4mm圧縮した場合、荷重を0.5N/ピン程度と
することができ、低荷重で接続することができた。ま
た、図5からも明らかなように、導電ピン26を0.4
mm圧縮した場合、接続抵抗値を13mΩ/ピン程度に
でき、低抵抗で安定して接続することができた。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、位置決め
精度やアセンブリ性を向上させ、高さ寸法を小さくして
導通経路を短くすることができるという効果がある。ま
た、低荷重での接続も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧接挟持型コネクタ及びその接続
構造の実施形態における使用状態を示す断面説明図であ
る。
【図2】本発明に係る圧接挟持型コネクタの実施形態を
示す一部断面説明図である。
【図3】本発明に係る圧接挟持型コネクタの実施形態を
示す要部断面説明図である。
【図4】本発明に係る圧接挟持型コネクタ及びその接続
構造の実施例における圧縮量と荷重の関係を示すグラフ
である。
【図5】本発明に係る圧接挟持型コネクタ及びその接続
構造の実施例における圧縮量と抵抗値の関係を示すグラ
フである。
【図6】本発明に係る圧接挟持型コネクタ及びその接続
構造の実施例における圧縮量とインダクタンスの関係を
示すグラフである。
【符号の説明】
1 電子回路基板 2 電極 3 ハンダ層 10 電気接合物 11 電極 20 ハウジング 21 貫通孔 22 嵌合孔 23 区画孔 24 縮径孔 25 導電キャップ 26 導電ピン 27 コイルスプリング(スプリング)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性のハウジングの厚さ方向に複数の
    貫通孔を設け、各貫通孔に導電キャップを該ハウジング
    の一面側から嵌めるとともに、各貫通孔に、上記導電キ
    ャップ内に嵌まる導電ピンを上記ハウジングの他面側か
    らスライド可能に嵌め通した圧接挟持型コネクタであっ
    て、 上記導電キャップの開口端部に、上記導電ピンに貫通さ
    れてこれを上記ハウジングの他面側に付勢するスプリン
    グを支持させ、該導電キャップの閉塞端部を該ハウジン
    グの一面側から露出させ、上記導電ピンを上記スプリン
    グの付勢力により該ハウジングの他面側から突出させる
    ようにしたことを特徴とする圧接挟持型コネクタ。
  2. 【請求項2】 上記各貫通孔を、上記導電キャップに接
    触する嵌合孔と、この嵌合孔に連続的に形成されて該導
    電キャップの開口端部との間に空間を形成する区画孔と
    から形成し、この区画孔に上記スプリングの一端部を広
    げて嵌め入れた請求項1記載の圧接挟持型コネクタ。
  3. 【請求項3】 相対向する電極の間に、請求項1又は2
    記載の圧接挟持型コネクタを介在させて導通するように
    したことを特徴とする圧接挟持型コネクタの接続構造。
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