JPH10189111A - スプリングコンタクト装置 - Google Patents
スプリングコンタクト装置Info
- Publication number
- JPH10189111A JPH10189111A JP34555996A JP34555996A JPH10189111A JP H10189111 A JPH10189111 A JP H10189111A JP 34555996 A JP34555996 A JP 34555996A JP 34555996 A JP34555996 A JP 34555996A JP H10189111 A JPH10189111 A JP H10189111A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- section
- spring
- fixed
- denotes
- welded
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- Pending
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- Manufacture Of Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 可動部1と固定部2との導通を確実にとるこ
とが可能なスプリングコンタクト装置を提供する。 【解決手段】 可動部1と固定部2と、両端をこれらに
溶接されたスプリング3とを有することを特徴とするス
プリングコンタクト装置を提供する。 【効果】 可動部1の摺動を確保しながら、確実に導通
を行うことができ、また、金メッキのムラによる影響を
抑えることができる。
とが可能なスプリングコンタクト装置を提供する。 【解決手段】 可動部1と固定部2と、両端をこれらに
溶接されたスプリング3とを有することを特徴とするス
プリングコンタクト装置を提供する。 【効果】 可動部1の摺動を確保しながら、確実に導通
を行うことができ、また、金メッキのムラによる影響を
抑えることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープレコ
ーダ用回転ドラムアセンブリの基板等の複数の部品間で
電気的接続を行うためのスプリングコンタクト装置に関
する。
ーダ用回転ドラムアセンブリの基板等の複数の部品間で
電気的接続を行うためのスプリングコンタクト装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】まず、従来のスプリングコンタクト装置
について、図6及び図7を参照して説明する。図6及び
図7において、符号1は可動部、符号2は固定部、符号
3はスプリング、符号4はかしめ部、符号5は接触部を
示す。
について、図6及び図7を参照して説明する。図6及び
図7において、符号1は可動部、符号2は固定部、符号
3はスプリング、符号4はかしめ部、符号5は接触部を
示す。
【0003】従来のスプリングコンタクト装置におい
て、接触部5は、金メッキされた可動部1の外周部と金
メッキされた固定部2の内周部とが接触する部分であ
り、当該接触により導通をとっている。
て、接触部5は、金メッキされた可動部1の外周部と金
メッキされた固定部2の内周部とが接触する部分であ
り、当該接触により導通をとっている。
【0004】スプリング3は、可動部1と固定部2の接
触を保つためにこれらの内部に保持されている。このス
プリング3は金メッキされているが、可動部1と固定部
2間に保持されているのみであり、可動部1と固定部2
相互間の導通をとるようには構成されていない。即ち、
スプリング3は、可動部1に横方向の力成分を加えるこ
とにより、可動部1を傾かせ、固定部2との接触を保持
する機能を有している。かしめ部4は、可動部1が固定
部2から離脱することを防止するため、固定部2の先端
部をかしめた構造を有している。
触を保つためにこれらの内部に保持されている。このス
プリング3は金メッキされているが、可動部1と固定部
2間に保持されているのみであり、可動部1と固定部2
相互間の導通をとるようには構成されていない。即ち、
スプリング3は、可動部1に横方向の力成分を加えるこ
とにより、可動部1を傾かせ、固定部2との接触を保持
する機能を有している。かしめ部4は、可動部1が固定
部2から離脱することを防止するため、固定部2の先端
部をかしめた構造を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
に可動部1と固定部2との導通を接触部5を介して行う
構造では、可動部1の外形寸法精度及び固定部2の内形
寸法精度、並びに、可動部1及び固定部2の金メッキの
ムラ並びにかしめ精度等の影響を受けやすく、接触部5
が原因と考えられる導通不良が発生するおそれがあっ
た。更に、導通不良の原因が多種多様であり不確定であ
るため、完全な対策をうつことが困難であった。
に可動部1と固定部2との導通を接触部5を介して行う
構造では、可動部1の外形寸法精度及び固定部2の内形
寸法精度、並びに、可動部1及び固定部2の金メッキの
ムラ並びにかしめ精度等の影響を受けやすく、接触部5
が原因と考えられる導通不良が発生するおそれがあっ
た。更に、導通不良の原因が多種多様であり不確定であ
るため、完全な対策をうつことが困難であった。
【0006】本発明の課題は、可動部1と固定部2との
導通を確実にとることが可能なスプリングコンタクト装
置を提供することである。
導通を確実にとることが可能なスプリングコンタクト装
置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のスプリングコンタクト装置は、可動部と固
定部と、両端をこれらに溶接されたスプリングとを有す
ることを特徴とする。
に、本発明のスプリングコンタクト装置は、可動部と固
定部と、両端をこれらに溶接されたスプリングとを有す
ることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照して具
体的に説明する。
体的に説明する。
【0009】第一の実施の形態 図1は、本発明の好ましい第一の実施の形態を示す図で
ある。図1において、符号1は可動部、符号2は固定
部、符号3はスプリング、符号6は溶接部を示す。可動
部1は、不図示の第一の部品例えばプリント回路基板と
電気的接続をとるためのものであり、固定部2は、不図
示の第二の部品例えば他のプリント回路基板上にモール
ド等により埋設されたものである。スプリング3は2つ
設けられており、各々が、可動部1の外周、及び、固定
部2の内周に設けられている。更に、各々のスプリング
3は、両端(溶接部6)において、可動部1及び固定部
2と溶接されており、導通が図られている。
ある。図1において、符号1は可動部、符号2は固定
部、符号3はスプリング、符号6は溶接部を示す。可動
部1は、不図示の第一の部品例えばプリント回路基板と
電気的接続をとるためのものであり、固定部2は、不図
示の第二の部品例えば他のプリント回路基板上にモール
ド等により埋設されたものである。スプリング3は2つ
設けられており、各々が、可動部1の外周、及び、固定
部2の内周に設けられている。更に、各々のスプリング
3は、両端(溶接部6)において、可動部1及び固定部
2と溶接されており、導通が図られている。
【0010】第二の実施の形態 図2は、本発明の好ましい第二の実施の形態を示す図で
ある。尚、前述の第一の実施の形態と同一部分には、以
降とも同一参照符号を付すものとする。図2において、
符号1は可動部、符号2は固定部、符号3はスプリン
グ、符号6は溶接部を示す。スプリング3は、両端(溶
接部6)において、可動部1及び固定部2と溶接されて
おり、導通が図られている。
ある。尚、前述の第一の実施の形態と同一部分には、以
降とも同一参照符号を付すものとする。図2において、
符号1は可動部、符号2は固定部、符号3はスプリン
グ、符号6は溶接部を示す。スプリング3は、両端(溶
接部6)において、可動部1及び固定部2と溶接されて
おり、導通が図られている。
【0011】第三の実施の形態 図3は、本発明の好ましい第三の実施の形態を示す図で
ある。本実施の形態は、図6に示す従来の実施の形態に
本願発明の要旨であるスプリングコンタクト構造を採り
入れた場合の一例を示している。図3において、符号1
は可動部、符号2は固定部、符号3はスプリング、符号
6は溶接部を示す。スプリング3は、両端(溶接部6)
において、可動部1及び固定部2と溶接されており、導
通が図られている。
ある。本実施の形態は、図6に示す従来の実施の形態に
本願発明の要旨であるスプリングコンタクト構造を採り
入れた場合の一例を示している。図3において、符号1
は可動部、符号2は固定部、符号3はスプリング、符号
6は溶接部を示す。スプリング3は、両端(溶接部6)
において、可動部1及び固定部2と溶接されており、導
通が図られている。
【0012】第四の実施の形態 図4は、本発明の好ましい第四の実施の形態を示す図で
ある。本実施の形態は、図7に示す従来の実施の形態に
本願発明の要旨であるスプリングコンタクト構造を採り
入れた場合の一例を示している。図4において、符号1
は可動部、符号2は固定部、符号3はスプリング、符号
6は溶接部を示す。スプリング3は、両端(溶接部6)
において、可動部1及び固定部2と溶接されており、導
通が図られている。
ある。本実施の形態は、図7に示す従来の実施の形態に
本願発明の要旨であるスプリングコンタクト構造を採り
入れた場合の一例を示している。図4において、符号1
は可動部、符号2は固定部、符号3はスプリング、符号
6は溶接部を示す。スプリング3は、両端(溶接部6)
において、可動部1及び固定部2と溶接されており、導
通が図られている。
【0013】第五の実施の形態 図5は、本発明の好ましい第五の実施の形態を示す図で
ある。本実施の形態は、図6に示す従来の実施の形態に
本願発明の第二の実施の形態を採り入れた場合の一例を
示している。図5において、符号1は可動部、符号2は
固定部、符号3はスプリング、符号6は溶接部を示す。
スプリング3は、両端(溶接部6)において、可動部1
及び固定部2と溶接されており、導通が図られている。
ある。本実施の形態は、図6に示す従来の実施の形態に
本願発明の第二の実施の形態を採り入れた場合の一例を
示している。図5において、符号1は可動部、符号2は
固定部、符号3はスプリング、符号6は溶接部を示す。
スプリング3は、両端(溶接部6)において、可動部1
及び固定部2と溶接されており、導通が図られている。
【0014】上記第三又は第四の実施の形態のように、
従来の周接触と本願発明の要旨であるスプリングコンタ
クトを併用することにより、導通の信頼性を向上させる
ことができる。
従来の周接触と本願発明の要旨であるスプリングコンタ
クトを併用することにより、導通の信頼性を向上させる
ことができる。
【0015】尚、本願発明に係るスプリングコンタクト
装置は、従来と同様に、モールド等により所定の位置に
固定される。
装置は、従来と同様に、モールド等により所定の位置に
固定される。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のスプリングコンタクト装置によれば、可動部と固定部
の間の導通を周接触で行わず、スプリングを通して直接
導通をとるため、可動部の摺動を確保しながら、確実に
導通を行うことができ、また、金メッキのムラによる影
響を抑えることができ、信頼性が向上する。
のスプリングコンタクト装置によれば、可動部と固定部
の間の導通を周接触で行わず、スプリングを通して直接
導通をとるため、可動部の摺動を確保しながら、確実に
導通を行うことができ、また、金メッキのムラによる影
響を抑えることができ、信頼性が向上する。
【0017】また、本発明のスプリングコンタクト装置
によれば、可動部の外径と固定部の内径の調整が厳格に
要求されなくなるため、単品加工精度を緩和することが
できる。また、本発明のスプリングコンタクト装置によ
れば、固定部のかしめ部が不要となり、構造の簡素化が
可能である。
によれば、可動部の外径と固定部の内径の調整が厳格に
要求されなくなるため、単品加工精度を緩和することが
できる。また、本発明のスプリングコンタクト装置によ
れば、固定部のかしめ部が不要となり、構造の簡素化が
可能である。
【図1】本発明の好ましい第一の実施の形態を示す図で
ある。
ある。
【図2】本発明の好ましい第二の実施の形態を示す図で
ある。
ある。
【図3】本発明の好ましい第三の実施の形態を示す図で
ある。
ある。
【図4】本発明の好ましい第四の実施の形態を示す図で
ある。
ある。
【図5】本発明の好ましい第五の実施の形態を示す図で
ある。
ある。
【図6】従来の実施の形態を示す図である。
【図7】従来の実施の形態を示す図である。
1…可動部、2…固定部、3…スプリング、4…かしめ
部、5…接触部、6…溶接部
部、5…接触部、6…溶接部
Claims (1)
- 【請求項1】 第一の部品と接触するための可動部と、 第二の部品に埋設された固定部と、 両端を前記可動部及び前記固定部の各々に溶接され、前
記可動部及び前記固定部を電気的接続する機能を有する
一又は二以上のスプリングとを有することを特徴とする
スプリングコンタクト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34555996A JPH10189111A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | スプリングコンタクト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34555996A JPH10189111A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | スプリングコンタクト装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10189111A true JPH10189111A (ja) | 1998-07-21 |
Family
ID=18377415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34555996A Pending JPH10189111A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | スプリングコンタクト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10189111A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002035656A1 (fr) * | 2000-10-26 | 2002-05-02 | Shin-Etsu Polymer Co., Ltd. | Connecteur de serrage a contact par pression et sa structure de connexion |
JP2002134201A (ja) * | 2000-10-26 | 2002-05-10 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 圧接挟持型コネクタ及びその接続構造 |
JP2002141130A (ja) * | 2000-11-01 | 2002-05-17 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 圧接挟持型コネクタ及びその接続構造 |
JP2002159913A (ja) * | 2000-11-22 | 2002-06-04 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | コネクタ付きバイブレータ及びその接続構造 |
-
1996
- 1996-12-25 JP JP34555996A patent/JPH10189111A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002035656A1 (fr) * | 2000-10-26 | 2002-05-02 | Shin-Etsu Polymer Co., Ltd. | Connecteur de serrage a contact par pression et sa structure de connexion |
JP2002134201A (ja) * | 2000-10-26 | 2002-05-10 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 圧接挟持型コネクタ及びその接続構造 |
US6908347B2 (en) | 2000-10-26 | 2005-06-21 | Shin-Etsu Polymer Co., Ltd. | Compression type connector and the connecting structure thereof |
EP1329991A4 (en) * | 2000-10-26 | 2006-07-26 | Shinetsu Polymer Co | PRESSURE CONTACT CLAMP CONNECTORS AND ITS CONNECTION STRUCTURE |
JP2002141130A (ja) * | 2000-11-01 | 2002-05-17 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 圧接挟持型コネクタ及びその接続構造 |
JP2002159913A (ja) * | 2000-11-22 | 2002-06-04 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | コネクタ付きバイブレータ及びその接続構造 |
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