JP5103847B2 - 自動販売機の商品収納装置 - Google Patents

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Description

本発明は、缶、瓶商品またはPET容器の商品を販売する自動販売機の商品収納装置に関するものである。
従来、この種の自動販売機の商品収納装置は、本体内部にサーペンタイン式の商品通路が前後方向に複数列設けられており、その商品通路には、缶、瓶またはPET容器などの商品が横になった状態で縦列に収納され、これらの商品は商品通路の下端に設けられた商品搬出装置によって、販売指令にもとづいて販売されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
図8は特許文献1に記載された従来の自動販売機の商品収納装置を示すものである。図9は特許文献1に記載された従来の自動販売機の商品収納装置の通路調整板の斜視図である。図10は特許文献1に記載された従来の自動販売機の商品収納装置の通路調整板の要部断面図である。
図8、図9、図10に示すように、商品の側面を水平にして商品を上下方向に収納する商品通路1と、商品通路1を形成する左右に対向する2つの側板2a、2bと、側板2a、2b間に形成される商品通路1の下端に商品を1本ずつ払い出す商品搬出装置3と、側板2a、2b間に形成される商品通路1の上端に商品を入れる商品投入口4と、側板2a、2b間に配置されている。
側板2aとの間で商品通路1の横幅を水平移動調整可能に設けられた上下略全長の略中央が通路側に凹形状で、左右側縁が通路と反対側にL字状に曲げられた通路幅調整板5と、通路幅調整板5と連結させて商品投入口4上に商品の大きさにより横幅を調整固定可能に設けた投入口幅調整部材6と、側板2a、2b間に通路幅調整板5の上端の穴に通路幅調整板5が水平移動可能に貫通されたピン7と、側板2bに下端が軸支された上下2本の
回動自在なリンク8a、8bと、リンク8a、8bの上端と上下端で軸支連結されている。
全長断面が通路と反対側にコの字曲げされた、通路幅調整板5の略中央部の通路側の凹形状部内を上下動自在に設けたリンク連結板9からなり、リンク8a、8bとリンク連結板9の軸支連結部は、通路調整板5に設けられる通路と反対側に曲がったL曲げ上の長穴10内を上下動するよう構成されている。
以上のように構成された自動販売機の収納装置について、以下その動作を説明する。
まず、500mlのPET容器のように大きな商品を収納する場合、投入口幅調整部材6を操作して側板2b側に商品通路1の横幅を大きくするよう移動させるが、投入口幅調整部材6に連動される通路幅調整板5もピン7に案内され水平に側板2b側へ移動する。この際、同時に側板2bに下端が軸支されたリンク8a、8bが垂直になる方向に回動し、リンク8a、8bの上端と上下端が軸支連結されたリンク連結板9が通路調整板5に設けられる長穴10に案内され上方に移動することで通路幅調整板5がスムーズに移動できる。
また、350mlの缶容器のように小さな商品を収納する場合、投入口幅調整部材6を操作して側板2a側に商品通路1の横幅を小さくするよう移動させるが、投入口幅調整部材6に連動される通路幅調整板5もピン7に案内され水平に側板2a側へ移動する。この際、同時に側板2bに下端が軸支されたリンク8a、8bが水平になる方向に回動し、リンク8a、8bの上端と上下端が軸支連結されたリンク連結板9が通路調整板5に設けられる長穴10に案内され下方に移動することで通路幅調整板5がスムーズに移動できる。
特開2003−223677号公報
しかしながら、上記従来の構成では、PET容器やビン容器のような飲み口が小さい商品は商品投入口4から投入された後、商品通路1内を飲み口が通路調整板5と接触しながら水平姿勢で下方に落下していくが、商品がリンク連結板9の上端付近を通過する際、飲み口が通路調整板5の凹内に入り込んでリンク連結板9の上端に引っ掛かってしまい、水平姿勢を維持できず立ってしまうという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、通路調整板5の構成部品が通路調整板5とリンク連結板9の2部品構成でも、PET容器やビン容器のような飲み口が小さな商品も、飲み口の引っ掛りがなく、商品立ち、詰りを起こさない構成の自動販売機の商品収納装置を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の自動販売機の商品収納装置は、左右に対向した側板と、一方の前記側板との間の商品通路の幅を可変できるように前記側板間に配置される通路幅調整板と、前記通路幅調整板の前記商品通路反対側に上下可動に設けられるリンク連結板と、前記リンク連結板と他方の前記側板とで平行リンク機構を形成するように一端が前記リンク連結板の上下2箇所に回動自在に軸支され他端が他方の前記側板の上下2箇所に回動自在に軸支された2つのリンク板とを備えたものである。
これによって、通路調整板の構成部品が前記通路調整板とリンク連結板の2部品構成でも、通路側に上下方向に引っ掛りがなく、PET容器やビン容器のような飲み口が小
さな商品も、商品立ち、詰まりを起こさない。
本発明の自動販売機の商品収納装置は、通路調整板の構成部品が前記通路調整板とリンク連結板の2部品構成でも、通路側に上下方向に引っ掛りがなく、PET容器やビン容器のような飲み口が小さな商品も、商品立ち、詰まりを起こさず販売することができる。
請求項1に記載の発明は、左右に対向した側板と、一方の前記側板との間の商品通路の幅を可変できるように前記側板間に配置される通路幅調整板と、前記通路幅調整板の前記商品通路反対側に上下可動に設けられるリンク連結板と、前記リンク連結板と他方の前記側板とで平行リンク機構を形成するように一端が前記リンク連結板の上下2箇所に回動自在に軸支され他端が他方の前記側板の上下2箇所に回動自在に軸支された2つのリンク板とを備えたことにより、通路調整板の構成部品が前記通路調整板とリンク連結板の2部品構成でも、通路側に上下方向に引っ掛りをなくすことができ、PET容器やビン容器のような飲み口が小さな商品も、商品立ち、詰まりを起こさず販売することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に、通路幅調整板の上下略全長の断面を凹凸形状に形成し、前記通路調整板の凹凸断面形状をリンク連結板が上下移動させる略中央部が通路側に凸形状となるよう構成したことにより、通路調整板の構成部品が前記通路調整板とリンク連結板の2部品構成でも、前記通路調整板の強度を大きくすることができ、かつ、通路側に上下方向に引っ掛りをなくすことができるため、商品の積み上げ収納時に前記通路調整板は広がらず、かつ、PET容器やビン容器のような飲み口が小さな商品も水平姿勢を崩さず、商品立ち、詰まりを起こさないで販売することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明に、通路幅調整板の通路と反対側にリンク連結板を前記通路調整板に略当接させ、上下可動に両横から係止する切起しを設けた構成とすることにより、通路調整板の構成部品が前記通路調整板とリンク連結板の2部品構成でも、前記リンク連結板の左右側縁端面を前記通路調整板の切起しの面で上下動をガイドするため、前記リンク連結板が引っ掛りなくスムーズに上下動させることができ、商品の高さによって設定する前記通路幅調整板の操作が引っ掛かることなく円滑にできる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明に、ンク板と連結されるようンク連結板の略上下端に通路と反対方向で略鉛直に設けられたコの字曲げを設けたのである。
請求項5に記載の発明は、請求項3または請求項4に記載の発明に、調整板切起しの間リンク連結板を可動域外から挿着できるよう前記リンク連結板の側縁に前記切起しと同ピッチで切欠きを設けたことにより容易な作業で組み立てできるため、生産工数、コスト削減が図れる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明に、リンク連結板の側縁設けた切欠きリンク連結板の左右で千鳥状に配置したことにより、容易な作業で組み立てでき、かつ、前記通路幅調整板と前記リンク連結板の両方の強度を大きくすることができるため、生産工数、コスト削減が図れ、かつ、前記通路調整板の広がりによる商品立ち、詰りを防止できる。
請求項7に記載の発明は、請求項5または請求項6に記載の発明に、リンク連結板の上
下可動域の上限または、下限位置で前記リンク連結板が当接して止まるように通路幅調整板の通路と反対側の前記リンク連結板の上端の上方あるいは、下端の下方に切起しを設けた構成としたことにより、上限または下限の可動域の規制をすることができるため、組み立て後の可動域規制、及び、前記リンク連結板外れ止めのための後加工を施さなくてよく、生産工数、コスト削減が図れる。
請求項8に記載の発明は、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の発明に、リンク連結板の上下略全長の断面を通路と反対側に略中央が凸形状となるよう構成したことにより、通路調整板の構成部品が前記通路調整板とリンク連結板の2部品構成でも、前記リンク連結板の強度を大きくすることができ、前記通路調整板の広がりによる商品詰り、立ちを起さず商品を販売できる。
請求項9に記載の発明は、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の発明に、リンク板の他端は、側板に左右それぞれに上下方向に一体形成された略L曲フランジ部と前記略L曲げフランジ部を覆う回動保持板によって回動自在に保持され、前記回動保持板は前記略L曲げフランジ部を覆うように上方から下方に向かって取付けられ、前記側板に形成された切起し部に嵌合し、前記略L曲げフランジ部に形成した爪状の突出部に前記回動保持板の上端部が係止して、前記略L曲げフランジ部に固定されることにより、回動保持板の取り付けが側板に設けた切起し部に差し込むといった容易な作業で組み立てできるため、生産工数、コスト削減が図れる。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明に、略L曲げフランジ部の両側に設けられた切起し部は、回動保持の係合部をガイドするように、先端部を商品通路の外側に向かって折り曲げガイド部を構成したことにより、回動保持板の取り付けが側板に設けた切起し、突出部間にガイドされて差し込むといった容易な作業で組み立てできるため、生産工数、コスト削減が図れる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来例または先に説明した実施の形態と同一構成については同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における自動販売機の商品収納装置の斜視図である。図2は、同実施の形態における自動販売機の商品収納装置の通路幅調整板の斜視図と斜視分解図である。図3は、同実施の形態における自動販売機の商品収納装置の通路幅調整板の要部断面図である。図4は、同実施の形態における自動販売機の商品収納装置のリンク連結板の可動域上限位置の要部斜視図である。図5は、同実施の形態における自動販売機の商品収納装置のリンク連結板の可動域下限位置の要部斜視図である。図6は、図1のA矢視斜視図である。図7は、図6の斜視分解図である。
図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7において、商品収納装置11は、側板2a、2b間に上下方向に蛇行したサーペンタイン式の商品通路1を前後方向に複数列形成し、各商品通路1の下端には商品通路1を挟んで商品搬出装置3と通路規制板12が設けられている。
商品通路1は、上端には商品を入れる商品投入口4と、側板2a、2b間に配置され、側板2aとの間で横幅を水平移動調整可能に設けられた通路幅調整板5と、商品投入口4上に通路幅調整板5と連結させて商品の大きさにより横幅を調整固定可能に設けた投入口幅調整部材6と、側板2a、2b間に通路幅調整板5の上端の穴に通路幅調整板5が水平移動可能に貫通されたピン7と、通路調整板5の商品通路1の反対側には、通路調整
板5に略当接し、上下可動に設けられ、上下略全長の断面が商品通路1と反対側に略中央が凸形状となり、上下端に各2個の貫通穴13を設けた商品通路1の反対側に略鉛直に曲がったコの字曲げを有したリンク連結板9と、リンク連結板9と側板2bとで平行リンク機構を形成するように、上端が略T字形状でリンク連結板9の上下2箇所のコの字曲げ間に2個の貫通穴13内で略T字形状の両突出部が回動自在に設けられ、下端が側板2bの上下2箇所で回動自在に軸支されたリンク8a、8bとで構成される。
通路幅調整板5は、上下略全長の断面を略中央部と両縁部が商品通路1側に凸形状となるよう形成され、略中央部の商品通路1側に凸形状となっている部分の商品通路1の反対面にリンク連結板9が配置され、リンク連結板9を両横と商品通路1の反対側から挟み込むように切起し14が設けられ、切起し14は、一番上に配置されるものがリンク連結板9のコの字曲げの左方と当接し、上下可動域の下限として位置するよう左右が千鳥状に6箇所設けられる。また、リンク連結板9の上端の上方にリンク連結板9のコの字曲げの右方が当接し、上下可動域の上限に位置するよう通路調整板5に切起し15が設けられる。
また、リンク連結板9は通路調整板5に設けられた6箇所の切起し14と同ピッチで上限可動域外の左右縁に切起し14より大きい切欠き16を6箇所設けられ、切欠き16部から通路調整板5と切起し14内に挿入し、下方へスライドすることで可動域内に組み立てできるように構成される。また、この時、通路調整板5に設けられた切起し15はリンク連結板9を上限可動域外からスライド組み立て可能な高さで配置される。
以上のように構成された自動販売機の商品収納装置について、以下その動作を説明する。
まず、500mlのPET容器のように大きな商品を収納する場合、投入口幅調整部材6を操作して側板2b側に商品通路1の横幅を大きくするよう移動させ調整固定させるが、投入口幅調整部材6に連動される通路幅調整板5もピン7に案内され水平に側板2b側へ移動する。
この際、同時に下端が側板2bに軸支されたリンク板8a、8bが垂直になる方向に回動し、リンク板8a、8bの上端と上下2箇所で軸支連結されたリンク連結板9が通路幅調整板5と切起し14に沿って、上方に移動することで通路幅調整板5がスムーズに移動設定される。
また、350mlの缶容器のような小さな商品を収納する場合、投入口幅調整部材6を操作して側板2a側に商品通路1の横幅を小さくするよう移動させ調整固定させるが、投入口幅調整部材6に連動される通路幅調整板5もピン7に案内され水平に側板2a側へ移動する。この際、同時に下端が側板2bに軸支されたリンク板8a、8bが水平になる方向に回動し、リンク板8a、8bの上端と上下2箇所で軸支連結されたリンク連結板9が通路幅調整板5と切起し14に沿って、下方に移動し、通路調整板5に設けられる一番上の切起し14とリンク連結板9の上端コの字曲げの左方が当接し、一番横幅が小さい設定よりさらに、小さい方向に移動することがなく、通路幅調整板5がスムーズに移動設定される。
そして、PET容器やビン容器のような飲み口が小さい商品を商品投入口4から投入しても、商品通路1内を飲み口が通路調整板5と接触しながら水平姿勢で下方に落下していくが、上下方向に引っ掛りがなくスムーズに水平姿勢で商品が積み上がり、収納できる。
以上のように本実施の形態においては、PET容器やビン容器のような飲み口が小さい商品収納時、通路調整板5の部品構成が通路調整板5とリンク連結板9の2部品構成でも、通路調整板5の商品通路1と反対面にリンク連結板9を配し、通路調整板5の商品通路1側を上下の商品落下方向に対し、飲み口が入り込み引っ掛らない形状としたことにより、商品立ち、詰まりを起こさずスムーズに商品収納ができ、販売することができる。
また、本実施の形態において、通路幅調整板5が上下略全長の断面を略中央部と両縁部が商品通路1側に凸形状となるよう形成され、略中央部の商品通路1側に凸形状となっている商品通路1と反対側にリンク連結板9が配置するよう構成したことにより、通路調整板5の構成部品が通路調整板5とリンク連結板9の2部品構成でも、通路調整板5の強度を大きくすることができ、かつ、商品通路1側に上下方向に引っ掛りがなく構成できるため、商品の積み上げ収納時に通路調整板5は広がらず、かつ、PET容器やビン容器のような飲み口が小さな商品も水平姿勢を崩さず、商品立ち、詰まりを起こさないで販売することができる。
また、本実施の形態において、通路幅調整板5の商品通路1と反対側にリンク連結板9を通路調整板5に略当接させ、上下可動に両横から係止する切起し14を設けた構成とすることにより、通路調整板5の構成部品が通路調整板5とリンク連結板9の2部品構成でも、リンク連結板9の左右側縁端面を通路調整板5の切起し14の面で上下動をガイドするため、リンク連結板9が引っ掛りなくスムーズに上下動させることができ、商品の高さによって設定する通路幅調整板5の操作が引っ掛かることなく円滑にできる。
また、本実施の形態において、通路幅調整板5の商品通路1と反対側にリンク連結板9を通路調整板5に略当接させ、上下可動に両横から係止するよう設けた一番上の切起し14とリンク連結板9の上端に設けられたコの字曲げの左方がリンク連結板9の上下可動域の下限位置で当接し、止まるよう構成したことにより、通路調整板5の構成部品が通路調整板5とリンク連結板9の2部品構成でも、通路規制板5に新たに穴を開けず、強度を落とすことなくリンク連結板9の下限の可動域を規制できるため、商品の積み上げ収納時に通路調整板5が広がらず、かつ、商品の高さによって設定する通路幅調整板5の操作が引っ掛かることなく円滑にでき、商品立ち、詰りを起さず商品を販売できる。
また、本実施の形態において、通路幅調整板5の商品通路1と反対側にリンク連結板9を通路調整板5に略当接させ、上下可動に両横から係止するよう設けた6箇所の切起し14と、通路調整板5と切起し14の間にリンク連結板9を挿着できるよう上限可動域外にリンク連結板9の左右縁に切起し14と同ピッチで6箇所の切欠き16を設けた構成としたことにより、通路調整板5に設けられた切起し14内に上限可動域外のリンク連結板9の左右縁に設けられた切欠き16部よりリンク連結板9を挿着させるといった容易な作業で組み立てできるため、生産工数、コスト削減が図れる。
また、本実施の形態において、通路幅調整板5の商品通路1と反対側にリンク連結板9を通路調整板5に略当接させ、上下可動に両横から係止するよう設けた6箇所の切起し14と、リンク連結板9を挿着できるよう上限可動域外にリンク連結板9の左右縁に切起し14と同ピッチで設けた切欠き16をリンク連結板9の左右で千鳥状に配置した構成とすることにより、通路調整板5に設けられた切起し14内に上限可動域外のリンク連結板9の左右縁に設けられた切欠き16部よりリンク連結板9を挿着させるといった容易な作業で組み立てでき、かつ、通路幅調整板5の左右切起し14間と、リンク連結板9の左右切欠き16間を大きく取ることにより、通路調整板5とリンク連結板9の両方の強度を大きくすることがでるため、生産工数、コスト削減が図れ、かつ、通路調整板5の広がりによる商品立ち、詰りを防止できる。
また、本実施の形態において、リンク連結板9の上下可動域の上限位置でリンク連結板9の上端のコの字曲げの右方が当接して止まるように通路幅調整板5の商品通路1と反対側のリンク連結板9の上端の上方に切起し15を設けた構成としたことにより、通路調整板5に設けられた切起し14内に可動域外のリンク連結板9の側縁に設けられた切欠き16部よりリンク連結板9を挿着させた後、上限の可動域の規制をすることができるため、組み立て後の可動域規制、及び、リンク連結板9の外れ止めのための後加工を施さなくてよく、生産工数、コスト削減が図れる。
また、本実施の形態において、リンク連結板9の上下略全長の断面を商品通路1と反対側に略中央が凸形状となるよう構成したことにより、通路調整板5の構成部品が通路調整板5とリンク連結板9の2部品構成でも、リンク連結板9の強度を大きくすることができ、通路調整板5の広がりによる商品詰り、立ちを起さず商品を販売できる。また、本実施の形態において、リンク連結板9と側板2bとで平行リンク機構を形成するように、リンク板8a、8bの下端を略T字形状とし、側板2bに設けた開口穴17の左右に略鉛直に形成した略L曲げフランジ部18の先端に設けた略半円の切欠き部19と略L曲げフランジ部18の先端と略垂直に密接するよう設けた回動保持板20内でリンク板8a、8bの略T字形状の両突出部が回動自在に設けられる。リンク板8a、8bの両端軸支部間にはしる両側端面は側板2bに設けた略L曲げフランジ部18と略垂直に略密接しつつ動作するよう構成される。
回動保持板20は側板2bに設けた略L曲げフランジ部18の略両横に左右各2箇所に設けられた側板2bと略平行な切起し部21と側板2b間に差込まれ、かつ、側板2bの略L曲げフランジ部18の先端に設けた略三角形の突出部22が外れ防止となるように嵌め込まれている。
以上のような構成としたことにより、回動保持板20を側板2bと略平行な切起し部21と側板2b間に上方から下方に向かって差込む際、略三角形の突出部22は商品通路1方向に容易にたわむため、容易な作業で組み立てできる。また、差込み後は、回動保持板20と略三角形の爪状の突出部22が90°で当接し、また回動保持板20の左右両側に一体形成された係合部20aが側板2aを切起して構成された切起し部21に嵌合することで固定できるため、別部材での締結等の必要がなく、生産工数、コストの削減ができる。
また、本実施の形態において、回動保持板20は側板2bに設けた略L曲げフランジ部18の略両横に左右各2箇所に設けられた側板2bと略平行な切起し部21と側板2b間に差込まれ、かつ、側板2bの略L曲げフランジ部18の先端に設けた略三角形の突出部22が外れ防止となるように嵌め込まれている。さらに、側板2bと略平行な切起し部21の上側左右2箇所は先端が商品通路1と反対側に略45°に折り曲がってガイド部21aが構成されている。
以上のような構成としたことにより、回動保持板20を側板2bと略平行な切起し部21と側板2b間に差込む際、略三角形の突出部22は商品通路1方向に容易にたわみ、かつ、側板2bと略平行な切起し部21の上側左右2箇所の先端が商品通路1と反対側にガイド部21aが構成されているので、係合部20aがガイド部21aによってガイドされるので、容易な作業で組み立てできる。また、差込み後は、回動保持板20と略三角形の突出部22が90°で当接し、完全に固定できるため、別部材での締結等の必要がなく、生産工数、コストの削減ができる。
以上のように、本発明にかかる自動販売機の商品収納装置は通路側に上下方向に引っ掛りがなく、PET容器やビン容器のような飲み口が小さな商品も、商品立ち、詰まりを起こさず販売することができるので飲料の缶やペットボトル容器だけでなく、大きさや形が多種多様な容器に入った食品や冷凍食品の自動販売機にも適用できる。
本発明の実施の形態1における自動販売機の商品収納装置の斜視図 同実施の形態における自動販売機の商品収納装置の通路幅調整板の斜視図と斜視分解図 同実施の形態における自動販売機の商品収納装置の通路幅調整板の要部断面図 同実施の形態における自動販売機の商品収納装置のリンク連結板の可動域上限位置の要部斜視図 同実施の形態における自動販売機の商品収納装置のリンク連結板の可動域下限位置の要部斜視図 図1のA矢視斜視図 図6の斜視分解図 従来の自動販売機の商品収納装置の正面図 従来の自動販売機の商品収納装置の通路調整板の斜視図 従来の自動販売機の商品収納装置の通路調整板の要部断面図
1 商品通路
2a、2b 側板
3 商品搬出装置
5 通路幅調整板
8a、8b リンク板
9 リンク連結板
11 商品収納装置
12 通路規制板
14 切起し
15 切起し
16 切欠き
17 開口穴
18 略L曲げフランジ部
19 切欠き部
20 回転保持板
21 切起し部
22 突出部

Claims (10)

  1. 右に対向した側板と、一方の前記側板との間の商品通路の幅を可変できるように前記側板間に配置される通路幅調整板と、前記通路幅調整板の前記商品通路と反対側に上下可動に設けられるリンク連結板と、前記リンク連結板と他方の前記側板とで平行リンク機構を形成するように一端が前記リンク連結板の上下2箇所に回動自在に軸支され他端が他方の前記側板の上下2箇所に回動自在に軸支された2つのリンク板とを備えたことを特徴とする自動販売機の商品収納装置。
  2. 通路幅調整板の上下略全長の断面を凹凸形状に形成し、前記通路調整板の凹凸断面形状をリンク連結板が上下移動させる略中央部が通路側に凸形状となるよう構成したことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機の商品収納装置。
  3. 通路幅調整板の通路と反対側にリンク連結板を前記通路調整板に略当接させ、上下可動に両横から係止する切起しを設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動販売機の商品収納装置。
  4. ンク板と連結されるようンク連結板の略上下端に通路と反対方向で略鉛直に設けられたコの字曲げを設けたことを特徴とする請求項3に記載の自動販売機の商品収納装置。
  5. 通路幅調整板切起しの間リンク連結板を可動域外から挿着できるよう前記リンク連結板の側縁に前記切起しと同ピッチで切欠きを設けたことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の自動販売機の商品収納装置。
  6. ンク連結板の側縁設けた切欠きリンク連結板の左右で千鳥状に配置したことを特徴とする請求項5に記載の自動販売機の商品収納装置。
  7. リンク連結板の上下可動域の上限または、下限位置で前記リンク連結板が当接して止まるように通路幅調整板の通路と反対側の前記リンク連結板の上端の上方あるいは、下端の下方に切起しを設けたことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の自動販売機の商品収納装置。
  8. リンク連結板の上下略全長の断面を通路と反対側に略中央が凸形状となるよう構成したことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の自動販売機の商品収納装置。
  9. リンク板の他端は、側板に左右それぞれに上下方向に一体形成された略L曲フランジ部と前記略L曲げフランジ部を覆う回動保持板によって回動自在に保持され、前記回動保持板は前記略L曲げフランジ部を覆うように上方から下方に向かって取付けられ、前記側板に形成された切起し部に嵌合し、前記略L曲げフランジ部に形成した爪状の突出部に前記回動保持板の上端部が係止して、前記略L曲げフランジ部に固定されることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の自動販売機の商品収納装置。
  10. 略L曲げフランジ部の両側に設けられた切起し部は、回動保持の係合部をガイドするように、先端部を商品通路の外側に向かって折り曲げガイド部を構成したことを特徴とする請求項9に記載の自動販売機の商品収納装置。
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