JP3815955B2 - 自動販売機の商品払出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動販売機、特に収納搬送路に収容された商品を下方側から払い出す商品払出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
缶飲料などの商品を販売する、特開平10−172053号公報などに示すような、いわゆるサーペンタイン式の自動販売機は知られている。
【0003】
この種の自動販売機においては、図9に示すように、前面扉1により前面開口部が開閉される自動販売機本体2内に、缶体などの商品4を収納する収納搬送路5がそれぞれ上下に蛇行状に延びるようにして前後方向に3列から6列(図10においては4列の場合を図示する)配設されている。収納搬送路5の下端部間には、1列おきに、収納した商品4を順次払い出す商品払出装置6が設けられており、商品払出装置6にて払い出された商品4はシュート7により案内されて商品取出口8に払い出されるようになっている。
【0004】
図10に示すように、商品払出装置6は一対の払出ユニット10を互いに背中合わせの状態で配置し、収納搬送路5を挟んで払出ユニット10に対向する位置に商品幅規制板9を設けた状態で配置構成されており、各払出ユニット10が各収納搬送路5の下端部に対面するように配置されている。
【0005】
図11〜図13に示すように、各払出ユニット10は、収納搬送路5の下端部に面するように配置され、複数の開口窓などが形成された枠体11と、枠体11に支持されたアッパーシャフト12により回動自在に軸支され、収納搬送路5内に突出することにより収納搬送路5の下方から2番目の商品4の落下を規制するアッパーストッパー13と、枠体11に支持されたロアシャフト14により回動自在に軸支され、収納搬送路5内に突出することにより収納搬送路5内の下方から1番目の商品4の落下を規制するロアストッパー15と、払出ユニット10の枠体11における収納搬送路5に面しない裏面側に配置され、その出退部16aを昇降させるソレノイド16と、一端が第1連結軸18を介してソレノイド16の出退部16aに、また他端が第2連結軸19を介してアッパーストッパー13にそれぞれ連結されて、アッパーストッパー13を払出ユニット10に収容された収容姿勢(図11参照)から収納搬送路5内に突出する突出姿勢(図12参照)にわたって回動させる駆動アーム17と、アッパーストッパー13に嵌入され、ロアストッパー15に係合してロアストッパー15を払出ユニット10に収容された収容姿勢(図13参照)から収納搬送路5内に突出する突出姿勢(図11参照)にわたってそれぞれ回動させる連動軸20と、ソレノイド16の出退部16aを突出姿勢に付勢する戻しばね21と、収納搬送路5の下方から2番目の商品4に当接して売切を検知する検知レバー22とを備えている。
【0006】
そして、ソレノイド16に通電していない状態では、図11に示すように、戻しばね21の付勢力で駆動アーム17が下方に引っ張られ、アッパーストッパー13が収納姿勢となる一方、連動軸20がロアストッパー15の上部に係合してロアストッパー15が突出姿勢となる。これにより、収納搬送路5の下方より1番目の商品4の落下がロアストッパー15にて規制されて収納搬送路5の商品4は保持される。
【0007】
ソレノイド16に通電すると、図12に示すように、ソレノイド16の出退部16aが上昇するため、駆動アーム17が上動され、アッパーストッパー13が突出姿勢となる一方、連動軸20がロアストッパー15の上部から離脱してロアストッパー15が回動して収納姿勢となる。これにより、収納搬送路5の下方より2番目の商品4の落下がアッパーストッパー13にて規制されて収納搬送路5の下方より2番目より上方の商品4は保持されながら、ロアストッパー15が収納姿勢となるため、収納搬送路5の下方より1番目の商品4の落下を規制するものがなくなってこの商品4だけが払い出される。
【0008】
なお、図13に示すように、ソレノイド16や駆動アーム17,連動軸20,戻しばね21は片側に偏って配置され、アッパーストッパー13の駆動アーム17との係合部分もこれに対応して片側に偏って設けられている。
【0009】
ここで、ロアストッパー15は、樹脂により一体形成されたものが用いられている。
この種の自動販売機においては、設置スペースの関係などから薄形化が要求されている。そして、これを解決するために、収納搬送路5の前後への蛇行寸法を小さく形成したり、払出ユニット10を薄形化することが必要となったりしており、上述のように、払出ユニット10内の一部の部品を片側に偏って配置させて、払出ユニット10を背中合わせにすることで薄形化を図ってきた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような自動販売機において、収納搬送路5の前後への蛇行寸法をさらに小さく形成したりすると、商品販売待機時において、払出ユニット10のロアストッパー15に作用する商品群による荷重が大きくなる。したがって、樹脂により一体形成されたロアストッパー15を用いた場合には、上記のように荷重が大きくなり、さらには、商品収納箇所が高温である場合には、連動軸20が偏った側に当てられているロアストッパー15、特に、ロアストッパー15における連動軸20が当てられていない側の変形量が大きくなり、払出動作を確実には行えなくなったり、商品詰まりを生じたりするおそれがある。
【0011】
これに対処するものとして、図14〜図16に示すように、ロアストッパー30を樹脂成形品よりも剛性の大きな金属の板金で構成して、強度を向上させることが考えられるが、この場合には、ロアストッパー30を良好に下位へ移動させるために、ソレノイド31により昇降されるロア駆動アーム32に連結軸33を介して連結された連動レバー34、連動レバー34の付勢ばね35、連動レバー34の先端に取付けられたローラ37、ローラ37に当接させる受け板38の山部38a、連動レバー34とロアストッパー30を連結する連結軸39などが必要となり、その開閉機構の複雑化に伴う、部品点数の増加や製造コストの増加を招いていた。
【0012】
本発明は上記課題を解決するもので、ロアストッパーに大きな荷重が作用した場合でも商品の払出動作に支障をきたすことがなく、部品点数の増加も最小限に抑えることができる自動販売機の商品払出装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1記載の自動販売機の商品払出装置は、略上下方向に延びるように配設されて複数の商品を収納できる収納搬送路と、収納搬送路の下端部に面するように配置された払出ユニットにおいて回動自在に軸支され、収納搬送路内に突出することにより収納搬送路の下方から2番目の商品の落下を規制するアッパーストッパーと、払出ユニットにおいて回動自在に軸支され、収納搬送路内に突出することにより収納搬送路内の下端の商品の落下を規制するロアストッパーと、駆動源および駆動源により昇降される駆動アームや駆動ロッドを有し、アッパーストッパーおよびロアストッパーに係合して、アッパーストッパーおよびロアストッパーを払出ユニットに収容された収容姿勢から収納搬送路内に突出する突出姿勢にわたってそれぞれ回動させる駆動手段とをそれぞれ備え、払出ユニット同士が互いに背中合わせの姿勢で一対の収納搬送路の間に配置可能であり、駆動手段が片側に偏って配置された自動販売機の商品払出装置であって、ロアストッパーが、払出ユニットの枠体に支持されたロアシャフトにより回動自在に支持されて、下端の商品を受けるベース板と、前記ロアシャフトにより回動自在に支持されるとともに、駆動手段の駆動ロッドに対応して片側に偏って配設されて、駆動ロッドに当接離間自在とされ、駆動ロッドの駆動動作をベース板に伝達するブロック部材とに、分割されたものである。
【0014】
この構成によれば、ロアストッパーを、下端の商品を受けるベース板と、駆動手段の駆動ロッドに対応して片側に偏って配設されて、駆動ロッドの駆動動作をベース板に伝達するブロック部材とに、分割させて構成したので、ベース板とブロック部材とをそれぞれ適切な剛性のものを採用することで、ロアストッパーに大きな商品荷重が作用したり、高温環境下で使用される場合でも、十分な剛性を確保することが可能となり、商品の払出動作に支障をきたすことがなくなる。また、ロアシャフトにより回動自在に支持されたブロック部材と、ロアシャフトにより回動自在に支持されたベース板との簡単な構造でロアストッパーを構成しているため、部品点数の増加を最小限に抑えることができるとともに、製造コストの増加も最小限に抑えることができる。
【0015】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の自動販売機の商品払出装置において、ース板はブロック部材よりも横方向に長尺であるものである。
【0016】
この構成により、ベース板により下端の商品を安定して受けることができる。
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載の自動販売機の商品払出装置において、アシャフトが挿通するブロック部材のボス部と、ロアシャフトが挿通するベース板の筒状部とに、これらのボス部と筒状部とが互いに係合して、ブロック部材に対してベース板が浮き上がり方向に回転することを防止する係合片部がそれぞれ形成されているものである。
【0017】
この構成により、ブロック部材のボス部とベース板の筒状部とが係合するようにしたので、ブロック部材とベース板とのロアシャフト軸心方向に沿う方向への位置決めを簡単な構成で行うことができる。また、落下してきた商品がロアストッパーのベース板に当接した際には、商品がロアストッパーから反力を受けて跳ね返る挙動を行い、これとともにベース板もブロック部材から浮き上がろうとすることがあり、さらに、ロアストッパーが収納状態から突出状態へ復帰する際にも自らの慣性力で過回転し、浮き上がろうとすることがあるが、係合片部同士が係合していて位置規制されるため、ブロック部材に対してベース板が浮き上がり方向に回転することが防止される。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態にかかる自動販売機の商品払出装置を図面に基づき説明する。なお、商品払出装置以外の自動販売機の主要構成は従来のものと同じであるため、商品払出装置の箇所についてのみ説明する。なお、この自動販売機の商品払出装置においても、一対の払出ユニットを互いに背中合わせの状態で配置し、収納搬送路を挟んで払出ユニットに対向する位置に商品幅規制板を設けた状態で配置構成されており、各払出ユニットが各収納搬送路の下端部に対面するように配置されている。
【0019】
図1〜図3に示すように、各払出ユニット50は、複数の開口窓などが形成された枠体51と、枠体51に支持されたアッパーシャフト52により回動自在に軸支され、収納搬送路5内に突出することにより収納搬送路5の下方から2番目の商品4の落下を規制するアッパーストッパー53と、枠体51に支持されたロアシャフト54により回動自在に軸支され、収納搬送路5内に突出することにより収納搬送路5内の下方から1番目の商品4の落下を規制するロアストッパー55と、払出ユニット50の枠体51における収納搬送路5に面しない裏面側に配置され、その出退部56aを昇降させる薄形のソレノイド56と、上端がソレノイド56の出退部56aに係止され、中央部が第1連結軸58を介してアッパーストッパー53を連動させるアッパー連動板59に連結され、下端部がロア連動機構60を介してロアストッパー55に係合されて、アッパーストッパー53とロアストッパー55とを払出ユニット50に収容された収容姿勢から収納搬送路5内に突出する突出姿勢にわたって回動させる駆動アーム57と、枠体51の裏側における下方中央寄り位置に固定されて、第1連結軸58の一端部および後述するロア連動機構60のローリングピン(駆動ロッド)61、62の一端部を昇降可能な姿勢で受ける軸支受け部材65と、ソレノイド56の出退部56aを突出姿勢に付勢する戻しばね66と、収納搬送路5の下方から2番目の商品4に当接して売切を検知する売切検知レバー67とを備えている。
【0020】
そして、ソレノイド56に通電させない状態では、図1に示すように、戻しばね66の付勢力で駆動アーム57が下方に引っ張られ、アッパーストッパー53が収納姿勢となる一方、ロア連動機構60を介してロアストッパー55が収納搬送路5側へ押出されて突出姿勢となる。これにより、収納搬送路5の下方より1番目の商品4の落下がロアストッパー55にて規制されて収納搬送路5の商品4は保持される。
【0021】
ソレノイド56に通電すると、図2に示すように、ソレノイド56の出退部56aが上昇するため、駆動アーム57が上動され、アッパーストッパー53が突出姿勢となる一方、ロア連動機構60を介してロアストッパー55が引っ込められて収納姿勢となる。これにより、収納搬送路5の下方より2番目の商品4の落下がアッパーストッパー53にて規制されて収納搬送路5の下方より2番目より上方の商品4は保持されながら、ロアストッパー55が収納姿勢となるため、収納搬送路5の下方より1番目の商品4の落下を規制するものがなくなってこの商品4だけが払い出される。
【0022】
図3に示すように、ソレノイド56や駆動アーム57などは片側に偏って配置され、アッパーストッパー53の駆動アーム57との係合部分である第1連結軸58、ロアストッパー55の駆動アーム57との連動連結部分であるロア連動機構60、戻しばね66などもこれに対応して片側に偏って設けられている。なお、73は枠体51の端辺に沿って装着され、ソレノイド56や売切検知用スイッチ74の電線を通すワイヤガイドである。
【0023】
図2に示すように、アッパーストッパー53は、アッパー連動板59に第2連結軸63を介して連結されている。
図4〜図8にも示すように、ロアストッパー55は、駆動ロッドとしての一方のローリングピン61に当接離間自在で樹脂により一体成形されているブロック部材68と、ブロック部材68により受けられた状態でブロック部材68とともに回動し、ブロック部材68よりも横方向に長尺で下端の商品4に当接し、ブロック部材68よりも剛性の大きな材料、例えばステンレス板で形成されたベース板69とで構成されている。そして、ブロック部材68とベース板69との両者がロアシャフト54により回動自在に支持され、ロアシャフト54が挿通するブロック部材68のボス部68aと、ロアシャフト54が挿通するベース板69の筒状部69aとに、これらのボス部68aと筒状部69aとが互いに係合して、ブロック部材68に対してベース板69が浮き上がり方向に回転することを防止する段付き形状の係合片部68b、69bがそれぞれ形成されている。
【0024】
また、図1、図2に示すように、ロア連動機構60は、駆動アーム57の下端部に設けられた板状部57aをローリングピン61、62で両側から挟んだ構成とされ、ローリングピン61、62は、駆動アーム57の板状部57aより下方に形成された折曲下片部57bと、駆動アーム57の板状部57aより上方に形成された切り起こし部57cおよび折曲上片部57dとの間で、板状部57aに接触しながら転動自在に支持されている。また、ローリングピン61、62の一端側は、軸支受け部材65にそれぞれ形成された長孔状凹部65aに挿入されて転動自在とされ、ローリングピン61、62の他端側は、枠体51により一体形成された立ち上がり片70の長孔(図示せず)に挿入されて転動自在とされている。
【0025】
この構成によれば、ロアストッパー55を、ローリングピン61に当接離間自在のブロック部材68と、ブロック部材68よりも剛性の大きな材料で形成されたベース板69とに分割して構成したので、ロアストッパー55に大きな荷重が作用したり、高温環境下で使用される場合でも、各部品(ブロック部材68とベース板69と)として十分な剛性を確保することででき、ベース板69の変形量が小さく済んで商品4の払出動作に支障をきたすことがなくなる。また、ブロック部材68とベース板69との簡単な構造でロアストッパー55を構成しているため、部品点数の増加を最小限に抑えることができるとともに、製造コストの増加も最小限に抑えることができる。また、ブロック部材68とベース板69とのそれぞれを比較的単純な形状で構成することができるため、これによっても、製造コストを低減させることができる。
【0026】
また、ブロック部材68のボス部68aとベース板69の筒状部69aとが係合するようにしたので、ブロック部材68とベース板69とのロアシャフト軸心方向に沿う横方向への位置決めを簡単な構成で行うことができる。また、落下してきた商品4がロアストッパー55のベース板69に当接した際には、商品4がロアストッパー55から反力を受けて跳ね返る挙動を行い、これとともにベース板69もブロック部材68から浮き上がろうとすることがあり、さらに、ロアストッパー55が収納状態から突出状態へ復帰する際にも自らの慣性力で過回転し、浮き上がろうとすることがあるが、係合片部68b、69b同士が係合していて位置規制されるため、ブロック部材68に対してベース板69が浮き上がり方向に回転することが防止される。
【0027】
また、ロアストッパー55を組付ける際には、図6に示すようにブロック部材68とベース板69とを組み合せてこれらにロアシャフト54を挿通させるだけでよいため、組付け作業も容易に行うことができる。
【0028】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ロアストッパーを、下端の商品を受けるベース板と、駆動手段の駆動ロッドに対応して片側に偏って配設されて、駆動ロッドの駆動動作をベース板に伝達するブロック部材とに、分割して、ベース板とブロック部材とをそれぞれ適切な剛性のものを採用できるように構成したので、ロアストッパーに大きな荷重が作用したり、高温環境下で使用されたりする場合でも、それぞれの部品(ブロック部材とベース板と)において十分な剛性を確保することが可能となって、ベース板の変形量が小さく済むなどして、商品の払出動作に支障をきたすことがなくなる。また、ロアシャフトにより回動自在に支持されたブロック部材と、ロアシャフトにより回動自在に支持されたベース板との簡単な構造でロアストッパーを構成しているため、部品点数の増加を最小限に抑えることができるとともに、製造コストの増加も最小限に抑えることができる。
【0029】
また、ブロック部材のボス部とベース板の筒状部とが係合するように構成することで、ブロック部材とベース板とのロアシャフト軸心方向に沿う方向への位置決めを簡単な構成で行うことができ、また、落下してきた商品がロアストッパーのベース板に当接した際には、商品がロアストッパーから反力を受けて跳ね返る挙動を行い、これとともにベース板もブロック部材から浮き上がろうとすることがあり、さらに、ロアストッパーが収納状態から突出状態へ復帰する際にも自らの慣性力で過回転し、浮き上がろうとすることがあるが、係合片部同士が係合していて位置規制されるため、ブロック部材に対してベース板が浮き上がり方向に回転することが防止され、これによっても信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる自動販売機の商品払出装置における払出ユニットの商品非払出時の側面図である。
【図2】同商品払出装置における払出ユニットの商品払出時の側面図である。
【図3】同払出ユニットの裏面を示す図である。
【図4】(a)および(b)は同払出ユニットのロアストッパーの側面図および裏面より見た図である。
【図5】同払出ユニットの正面図である。
【図6】同払出ユニットのロアストッパーの組み付ける際を示す斜視図である。
【図7】(a)および(b)は同ロアストッパーのブロック部材の側面図および裏面より見た図である。
【図8】(a)および(b)は同ロアストッパーのベース板の側面図および裏面より見た図である。
【図9】自動販売機の側面断面図である。
【図10】自動販売機の商品収納搬送部の側面断面図である。
【図11】同従来の払出ユニットの商品非払出時の側面図である。
【図12】同従来の払出ユニットの商品払出時の側面図である。
【図13】同従来の払出ユニットの裏面より見た図である。
【図14】その他の従来の払出ユニットの商品非払出時の側面図である。
【図15】同従来の払出ユニットの商品払出時の側面図である。
【図16】同従来の払出ユニットの裏面より見た図である。
【符号の説明】
50 払出ユニット
51 枠体
52 アッパーシャフト
53 アッパーストッパー
54 ロアシャフト
56 ソレノイド
57 駆動アーム
60 ロア連動機構
61 ローリングピン(駆動ロッド)
62 ローリングピン
68 ブロック部材
69 ベース板
68a ボス部
69a 筒状部
68b、69b 係合片部

Claims (3)

  1. 略上下方向に延びるように配設されて複数の商品を収納できる収納搬送路と、収納搬送路の下端部に面するように配置された払出ユニットにおいて回動自在に軸支され、収納搬送路内に突出することにより収納搬送路の下方から2番目の商品の落下を規制するアッパーストッパーと、払出ユニットにおいて回動自在に軸支され、収納搬送路内に突出することにより収納搬送路内の下端の商品の落下を規制するロアストッパーと、駆動源および駆動源により昇降される駆動アームや駆動ロッドを有し、アッパーストッパーおよびロアストッパーに係合して、アッパーストッパーおよびロアストッパーを払出ユニットに収容された収容姿勢から収納搬送路内に突出する突出姿勢にわたってそれぞれ回動させる駆動手段とをそれぞれ備え、
    払出ユニット同士が互いに背中合わせの姿勢で一対の収納搬送路の間に配置可能であり、駆動手段が片側に偏って配置された自動販売機の商品払出装置であって、
    ロアストッパーが、
    払出ユニットの枠体に支持されたロアシャフトにより回動自在に支持されて、下端の商品を受けるベース板と、
    前記ロアシャフトにより回動自在に支持されるとともに、駆動手段の駆動ロッドに対応して片側に偏って配設されて、駆動ロッドに当接離間自在とされ、駆動ロッドの駆動動作をベース板に伝達するブロック部材とに、
    分割された自動販売機の商品払出装置。
  2. ース板はブロック部材よりも横方向に長尺である請求項1記載の自動販売機の商品払出装置。
  3. アシャフトが挿通するブロック部材のボス部と、ロアシャフトが挿通するベース板の筒状部とに、これらのボス部と筒状部とが互いに係合して、ブロック部材に対してベース板が浮き上がり方向に回転することを防止する係合片部がそれぞれ形成されている請求項1または2に記載の自動販売機の商品払出装置。
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