JP2003223677A - 自動販売機のサーペンタイン式商品収納ラック - Google Patents
自動販売機のサーペンタイン式商品収納ラックInfo
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- JP2003223677A JP2003223677A JP2002021040A JP2002021040A JP2003223677A JP 2003223677 A JP2003223677 A JP 2003223677A JP 2002021040 A JP2002021040 A JP 2002021040A JP 2002021040 A JP2002021040 A JP 2002021040A JP 2003223677 A JP2003223677 A JP 2003223677A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】サーペンタイン式商品収納ラックに装備した商
品通路幅調整用の可動側板について、その外形形状を統
一化し、併せて簡単な板金加工で側板の曲げ強度を増強
できるように改善してコスト低減,および信頼性向上を
図る。 【解決手段】ラック内に各コラムごとに画成した商品通
路に沿ってその通路横幅を商品の長さサイズに合わせて
調整する可動側板8を配し、この可動側板と一方のラッ
ク側板との間にリンク(揺動式平行リンク機構)9を架
設して左右へ移動可能に支持したサーペンタイン式商品
収納ラックにおいて、前記可動側板8を、その略全長域
で左右側縁がストレートな形状に統一してプレス成形
し、さらに可動側板の左右側縁に沿って断面L字状の補
強フランジ8dを裏側に屈曲形成して商品から加わる押
圧荷重に対する側板の曲げ強度を増強する。
品通路幅調整用の可動側板について、その外形形状を統
一化し、併せて簡単な板金加工で側板の曲げ強度を増強
できるように改善してコスト低減,および信頼性向上を
図る。 【解決手段】ラック内に各コラムごとに画成した商品通
路に沿ってその通路横幅を商品の長さサイズに合わせて
調整する可動側板8を配し、この可動側板と一方のラッ
ク側板との間にリンク(揺動式平行リンク機構)9を架
設して左右へ移動可能に支持したサーペンタイン式商品
収納ラックにおいて、前記可動側板8を、その略全長域
で左右側縁がストレートな形状に統一してプレス成形
し、さらに可動側板の左右側縁に沿って断面L字状の補
強フランジ8dを裏側に屈曲形成して商品から加わる押
圧荷重に対する側板の曲げ強度を増強する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動販売機に搭載し
たサーペンタイン式商品収納ラックに関し、詳しくはラ
ックの商品通路内に配した通路幅調整用の可動側板に関
する。
たサーペンタイン式商品収納ラックに関し、詳しくはラ
ックの商品通路内に配した通路幅調整用の可動側板に関
する。
【0002】
【従来の技術】缶,びん,ペットボトルなどの商品を販
売する自動販売機の商品収納ラックとして、頭記したサ
ーペンタイン式商品収納ラックが周知である。このサー
ペンタイン式商品収納ラックは、左右に対向して立設し
たラック側板の間に、各コラムごとに前後向かい合わせ
に円弧状のラックセグメントを上下に配列して蛇行状の
商品通路を画成し、該商品通路内に横置姿勢で積み上げ
収納した商品を、商品通路の出口側に配したベンド機構
の動作により最下位から順に切り出して払出すようにし
たものであり、その従来構成を図2〜図5に示す。
売する自動販売機の商品収納ラックとして、頭記したサ
ーペンタイン式商品収納ラックが周知である。このサー
ペンタイン式商品収納ラックは、左右に対向して立設し
たラック側板の間に、各コラムごとに前後向かい合わせ
に円弧状のラックセグメントを上下に配列して蛇行状の
商品通路を画成し、該商品通路内に横置姿勢で積み上げ
収納した商品を、商品通路の出口側に配したベンド機構
の動作により最下位から順に切り出して払出すようにし
たものであり、その従来構成を図2〜図5に示す。
【0003】図2はサーペンタイン式商品収納ラックを
搭載した自動販売機の構成図で、1は自動販売機の本体
ケース、2はその前面外扉、3は断熱内扉、4は商品取
出口、5は本体ケース1の庫内に収設したサーペンタイ
ン式商品収納ラック(図示例では2基のラック5I,5
IIを前後に組合せ、各基のラック内には前後2列の商品
通路が画成されている)、6は商品収納ラック5から払
出した商品を商品取出口4に導出する商品搬出シュー
タ、7は本体ケース1の庫内を保冷する冷凍機のコンデ
ンシングユニットである。
搭載した自動販売機の構成図で、1は自動販売機の本体
ケース、2はその前面外扉、3は断熱内扉、4は商品取
出口、5は本体ケース1の庫内に収設したサーペンタイ
ン式商品収納ラック(図示例では2基のラック5I,5
IIを前後に組合せ、各基のラック内には前後2列の商品
通路が画成されている)、6は商品収納ラック5から払
出した商品を商品取出口4に導出する商品搬出シュー
タ、7は本体ケース1の庫内を保冷する冷凍機のコンデ
ンシングユニットである。
【0004】ここで、サーペンタイン式商品収納ラック
5は、図3(a),(b) で示すように左右一対のラック側板
51の間に円弧状のラックセグメント52を千鳥状に架
設してそのラックセグメント列の間に上下方向に蛇行し
た商品通路53を画成し、さらに商品通路53の下端側
には出口通路を挟んでベンド機構54と出口通路アジャ
スタ55を配し、上端側には商品投入用のトップトレー
56を配した構成になる。
5は、図3(a),(b) で示すように左右一対のラック側板
51の間に円弧状のラックセグメント52を千鳥状に架
設してそのラックセグメント列の間に上下方向に蛇行し
た商品通路53を画成し、さらに商品通路53の下端側
には出口通路を挟んでベンド機構54と出口通路アジャ
スタ55を配し、上端側には商品投入用のトップトレー
56を配した構成になる。
【0005】かかる構成で、商品補給時に前方からトッ
プトレー56に商品(缶,びん,ペットボトル商品)を
倒置姿勢に投入すると、商品8はラックセグメント52
に沿って蛇行状の商品通路53の中を転動しながら落下
してベンド機構54の上に一列に積み上げ収納される。
そして、販売指令に基づきベンド機構54が作動する
と、最下位に並ぶ商品から順に下方に落下搬出し、図2
で示した搬出シュータ6を経て商品取出口4に送出され
ることは周知の通りである。
プトレー56に商品(缶,びん,ペットボトル商品)を
倒置姿勢に投入すると、商品8はラックセグメント52
に沿って蛇行状の商品通路53の中を転動しながら落下
してベンド機構54の上に一列に積み上げ収納される。
そして、販売指令に基づきベンド機構54が作動する
と、最下位に並ぶ商品から順に下方に落下搬出し、図2
で示した搬出シュータ6を経て商品取出口4に送出され
ることは周知の通りである。
【0006】また、上記のサーペンタイン式商品収納ラ
ック5では、各コラムごとにその商品通路53の横幅を
商品の長さサイズに合わせて調整する手段として可動側
板8を装備している。この可動側板の構成,動作は例え
ば特開2000−348248号公報に詳しく述べられ
ており、次にその従来構造を図4(a),(b) および図5
(a),(b) で説明する。
ック5では、各コラムごとにその商品通路53の横幅を
商品の長さサイズに合わせて調整する手段として可動側
板8を装備している。この可動側板の構成,動作は例え
ば特開2000−348248号公報に詳しく述べられ
ており、次にその従来構造を図4(a),(b) および図5
(a),(b) で説明する。
【0007】すなわち、可動側板8は図3(b) に示した
蛇行状商品通路53の形状に合わせて蛇行形状にプレス
加工した薄鋼板製になり、後記の平行リンク機構と組み
合わせてラックの商品通路内に組み込まれている。ここ
で、可動側板8の中央には上下方向に沿って断面U字状
のチャンネル部8aを板金形成した上で、その上下二箇
所には背面側に向けて平行リンク機構と連結する軸受部
8bを切り起こし形成しており、さらに可動側板8の上
端側には図3に示したトップトレー56の上面に向けて
延在する商品ガイド8cが結合した構造になり、ラック
側板51の間に架設したスルーピン(図示せず)に通し
て左右へ移動可能に懸架されている。
蛇行状商品通路53の形状に合わせて蛇行形状にプレス
加工した薄鋼板製になり、後記の平行リンク機構と組み
合わせてラックの商品通路内に組み込まれている。ここ
で、可動側板8の中央には上下方向に沿って断面U字状
のチャンネル部8aを板金形成した上で、その上下二箇
所には背面側に向けて平行リンク機構と連結する軸受部
8bを切り起こし形成しており、さらに可動側板8の上
端側には図3に示したトップトレー56の上面に向けて
延在する商品ガイド8cが結合した構造になり、ラック
側板51の間に架設したスルーピン(図示せず)に通し
て左右へ移動可能に懸架されている。
【0008】一方、前記の可動側板8を各調整位置で垂
直姿勢に保持する平行リンク機構は、上下一対のリンク
9と、可動側板8のチャンネル部8aに前方から嵌挿し
てリンク9にヒンジ結合した連結板10との組合せから
なり、該連結板10の上下端に形成した軸受部10aと
リンク9の先端軸受部9aとが、図5(a),(b) で示すよ
うに割りピン11を介して可動側板8の軸受部8bに形
成した長溝8b-1に沿ってスライド可能にピン結合され
ている。
直姿勢に保持する平行リンク機構は、上下一対のリンク
9と、可動側板8のチャンネル部8aに前方から嵌挿し
てリンク9にヒンジ結合した連結板10との組合せから
なり、該連結板10の上下端に形成した軸受部10aと
リンク9の先端軸受部9aとが、図5(a),(b) で示すよ
うに割りピン11を介して可動側板8の軸受部8bに形
成した長溝8b-1に沿ってスライド可能にピン結合され
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来構造の可動側板では、次記のような問題点がある。す
なわち、図4(b) で示すように従来の可動側板8は、そ
の左右側縁を波形に形成して全体形状をラックの蛇行状
商品通路の断面形状に合わせ、組立状態で可動側板がラ
ックセグメント列の内面に沿って左右へ移動可能に支持
するようにしている。
来構造の可動側板では、次記のような問題点がある。す
なわち、図4(b) で示すように従来の可動側板8は、そ
の左右側縁を波形に形成して全体形状をラックの蛇行状
商品通路の断面形状に合わせ、組立状態で可動側板がラ
ックセグメント列の内面に沿って左右へ移動可能に支持
するようにしている。
【0010】一方、可動側板8には、ラックの商品通路
内を転動落下して積み上げ収納される商品から側方に押
圧荷重が加わることから、この押圧荷重で変形しない強
度が要求される。なお、可動側板が変形すると、商品の
転動落下姿勢が乱れて通路内での商品詰まりを引き起こ
す原因になる。これに対して、前記した従来構造の可動
側板では、その左右側縁の形状が波形を呈していること
から特に波の山部分の強度が弱く、板厚の薄い鋼板では
強度不足から商品荷重により変形(曲がり)することが
ある。この点に関しては、鋼板の強度不足を補う手段と
して、可動側板8の側縁をL字状に折り曲げて補強フラ
ンジを形成することが考えられるが、側縁が波形を呈し
ている従来の可動側板のままでは補強フランジの曲げ加
工が困難である。
内を転動落下して積み上げ収納される商品から側方に押
圧荷重が加わることから、この押圧荷重で変形しない強
度が要求される。なお、可動側板が変形すると、商品の
転動落下姿勢が乱れて通路内での商品詰まりを引き起こ
す原因になる。これに対して、前記した従来構造の可動
側板では、その左右側縁の形状が波形を呈していること
から特に波の山部分の強度が弱く、板厚の薄い鋼板では
強度不足から商品荷重により変形(曲がり)することが
ある。この点に関しては、鋼板の強度不足を補う手段と
して、可動側板8の側縁をL字状に折り曲げて補強フラ
ンジを形成することが考えられるが、側縁が波形を呈し
ている従来の可動側板のままでは補強フランジの曲げ加
工が困難である。
【0011】また、前記形状の可動側板8は薄鋼板をプ
レスで打ち抜き加工して製作することから、図3のよう
に複数のコラムを前後列に並べた多重ラックでは、各コ
ラムに対応した形状の異なる複数の抜き型が必要とな
り、このために抜き型の製作費が嵩んで製品がコスト高
となる。本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、
従来の可動側板を見直し、統一された単純形状で、しか
も簡単な板金加工で曲げ強度の増強が図れるように改良
したサーペンタイン商品収納ラックの可動側板を提供す
ることにある。
レスで打ち抜き加工して製作することから、図3のよう
に複数のコラムを前後列に並べた多重ラックでは、各コ
ラムに対応した形状の異なる複数の抜き型が必要とな
り、このために抜き型の製作費が嵩んで製品がコスト高
となる。本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、
従来の可動側板を見直し、統一された単純形状で、しか
も簡単な板金加工で曲げ強度の増強が図れるように改良
したサーペンタイン商品収納ラックの可動側板を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、左右に対向して立設したラック側
板の間に、各コラムごとに前後向かい合わせに円弧状の
ラックセグメントを上下に配列して蛇行状の商品通路を
画成し、該商品通路内に横置姿勢に積み上げ収納した商
品を販売指令に基づいて最下位から順に払出すようにし
た自動販売機のサーペンタイン式商品収納ラックであ
り、前記商品通路に沿ってその通路横幅を商品の長さサ
イズに合わせて調整する可動側板を配し、該可動側板を
一方のラック側板との間に架設した揺動式平行リンク機
構を介して左右へ移動可能に支持したものにおいて、前
記の可動側板を、その略全長域で左右側縁がストレート
な板に統一して構成し(請求項1)、さらに可動側板の
ストレートな左右側縁に沿って、断面L字状の補強フラ
ンジを裏側に折り返し形成するものとする(請求項
2)。
に、本発明によれば、左右に対向して立設したラック側
板の間に、各コラムごとに前後向かい合わせに円弧状の
ラックセグメントを上下に配列して蛇行状の商品通路を
画成し、該商品通路内に横置姿勢に積み上げ収納した商
品を販売指令に基づいて最下位から順に払出すようにし
た自動販売機のサーペンタイン式商品収納ラックであ
り、前記商品通路に沿ってその通路横幅を商品の長さサ
イズに合わせて調整する可動側板を配し、該可動側板を
一方のラック側板との間に架設した揺動式平行リンク機
構を介して左右へ移動可能に支持したものにおいて、前
記の可動側板を、その略全長域で左右側縁がストレート
な板に統一して構成し(請求項1)、さらに可動側板の
ストレートな左右側縁に沿って、断面L字状の補強フラ
ンジを裏側に折り返し形成するものとする(請求項
2)。
【0013】上記構成の可動側板は、側板全体の形状が
蛇行状に曲がりくねっている従来の可動側板と比べて単
純なストレート形状であり、これにより複数のコラムが
前後列に並ぶ多重サーペンタイン式商品収納ラックにお
いても、各コラムに対応した可動側板をプレスする抜き
型の形状を統一して製作コストの低減化が図れる。ま
た、可動側板の左右側縁がストレート形状であることか
ら、板金加工により側縁に沿って補強フランジを簡単に
形成して可動側板の曲げ強度を増強することができる。
蛇行状に曲がりくねっている従来の可動側板と比べて単
純なストレート形状であり、これにより複数のコラムが
前後列に並ぶ多重サーペンタイン式商品収納ラックにお
いても、各コラムに対応した可動側板をプレスする抜き
型の形状を統一して製作コストの低減化が図れる。ま
た、可動側板の左右側縁がストレート形状であることか
ら、板金加工により側縁に沿って補強フランジを簡単に
形成して可動側板の曲げ強度を増強することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
(a),(b) に示す実施例に基づいて説明する。なお、実施
例の図中で図4,図5に対応する部材には同じ符号を付
してその説明は省略する。すなわち、図示実施例の可動
側板8は、その略全長域で左右の両側縁がストレートな
形状の薄鋼板で作られており、その中央部には上下方向
に沿って従来構造と同様に連結板10を嵌挿するチャン
ネル部8a、およびリンク9との連結軸受部8bが形成
されており、さらにストレート形状な左右両側縁に沿っ
て断面L字状の補強フランジ8dが、商品との干渉を避
けるように可動側板の裏側に向けて折り返し形成されて
いる。また、可動側板8の幅寸法は、サーペンタイン式
商品収納ラックに組み込んだ状態で蛇行状の商品通路を
画成する円弧状のラックセグメントと干渉しないような
寸法に設定されている。
(a),(b) に示す実施例に基づいて説明する。なお、実施
例の図中で図4,図5に対応する部材には同じ符号を付
してその説明は省略する。すなわち、図示実施例の可動
側板8は、その略全長域で左右の両側縁がストレートな
形状の薄鋼板で作られており、その中央部には上下方向
に沿って従来構造と同様に連結板10を嵌挿するチャン
ネル部8a、およびリンク9との連結軸受部8bが形成
されており、さらにストレート形状な左右両側縁に沿っ
て断面L字状の補強フランジ8dが、商品との干渉を避
けるように可動側板の裏側に向けて折り返し形成されて
いる。また、可動側板8の幅寸法は、サーペンタイン式
商品収納ラックに組み込んだ状態で蛇行状の商品通路を
画成する円弧状のラックセグメントと干渉しないような
寸法に設定されている。
【0015】なお、図示例ではリンク9の先端にヒンジ
軸部を形成し、図5に示した割りピンを使わずに、前記
ヒンジ軸部を相手側の軸受部に差し込んでリンク9およ
び連結板10を可動側板8の軸受部8bにヒンジ結合す
るようにしている。
軸部を形成し、図5に示した割りピンを使わずに、前記
ヒンジ軸部を相手側の軸受部に差し込んでリンク9およ
び連結板10を可動側板8の軸受部8bにヒンジ結合す
るようにしている。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、各
コラムの蛇行状商品通路に沿ってその通路横幅を商品の
長さサイズに合わせて調整する可動側板を配し、該可動
側板を一方のラック側板との間に架設した揺動式平行リ
ンク機構を介して左右へ移動可能に支持したサーペンタ
イン式商品収納ラックにおいて、前記可動側板を、その
略全長域で左右側縁がストレートな板で構成し、さらに
該可動側板の左右側縁に沿って断面L字状の補強フラン
ジを裏側に折り返し形成したことにより、蛇行状に曲が
りくねっている従来の可動側板と比べて側板の形状が単
純なストレート形状となるので、複数のコラムが前後列
に並ぶ多重の商品収納ラックにおいても、各コラムの可
動側板をプレスする抜き型を統一して製作コストの低減
化が図れるし、また可動側板の左右側縁がストレート形
状であることから、板金加工により側縁に補強フランジ
を簡単に形成して側板の曲げ強度を高めることができ、
これによりサーペンタイン式商品収納ラックの信頼性が
向上する。
コラムの蛇行状商品通路に沿ってその通路横幅を商品の
長さサイズに合わせて調整する可動側板を配し、該可動
側板を一方のラック側板との間に架設した揺動式平行リ
ンク機構を介して左右へ移動可能に支持したサーペンタ
イン式商品収納ラックにおいて、前記可動側板を、その
略全長域で左右側縁がストレートな板で構成し、さらに
該可動側板の左右側縁に沿って断面L字状の補強フラン
ジを裏側に折り返し形成したことにより、蛇行状に曲が
りくねっている従来の可動側板と比べて側板の形状が単
純なストレート形状となるので、複数のコラムが前後列
に並ぶ多重の商品収納ラックにおいても、各コラムの可
動側板をプレスする抜き型を統一して製作コストの低減
化が図れるし、また可動側板の左右側縁がストレート形
状であることから、板金加工により側縁に補強フランジ
を簡単に形成して側板の曲げ強度を高めることができ、
これによりサーペンタイン式商品収納ラックの信頼性が
向上する。
【図1】本発明の実施例による可動側板の構成図で、
(a) は全体の外観斜視図、(b) は(a) の矢視X−X断面
図
(a) は全体の外観斜視図、(b) は(a) の矢視X−X断面
図
【図2】サーペンタイン式商品収納ラックを搭載した自
動販売機の外観図
動販売機の外観図
【図3】図2におけるサーペンタイン式商品収納ラック
の構成図で、(a) はラックの外観斜視図、(b) はその内
部構造を表す側面図
の構成図で、(a) はラックの外観斜視図、(b) はその内
部構造を表す側面図
【図4】図3(b) における可動側板の従来構成図で、
(a) はリンクと連結した状態図、(b) は可動側板の背面
図
(a) はリンクと連結した状態図、(b) は可動側板の背面
図
【図5】図4における可動側板とリンクとの結合部分の
詳細構造図で、(a) は分解斜視市図、(b) は組立状態の
断面図
詳細構造図で、(a) は分解斜視市図、(b) は組立状態の
断面図
5 サーペンタイン式商品収納ラック
51 ラック側板
52 ラックセグメント
53 商品通路
54 ベンド機構
8 可動側板
8d 補強フランジ
9 リンク
10 連結板
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 鶴羽 健
神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号
富士電機株式会社内
(72)発明者 大野 雄喜
神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号
富士電機株式会社内
(72)発明者 桑原 直樹
神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号
富士電機株式会社内
(72)発明者 趙 晨
神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号
富士電機株式会社内
(72)発明者 田中 誠一
神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号
富士電機株式会社内
(72)発明者 才木 順
神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号
富士電機株式会社内
Fターム(参考) 3E046 BA03 BB03 CA01 CD01
Claims (2)
- 【請求項1】左右に対向して立設したラック側板の間
に、各コラムごとに前後向かい合わせに円弧状のラック
セグメントを上下に配列して蛇行状の商品通路を画成
し、該商品通路内に横置姿勢に積み上げ収納した商品を
販売指令に基づいて最下位から順に払出すようにした自
動販売機のサーペンタイン式商品収納ラックであり、前
記商品通路に沿ってその通路横幅を商品の長さサイズに
合わせて調整する可動側板を配し、該可動側板を一方の
ラック側板との間に架設した揺動式平行リンク機構を介
して左右へ移動可能に支持したものにおいて、 前記可動側板を、その略全長域で左右側縁がストレート
な板で構成したことを特徴とする自動販売機のサーペン
タイン式商品収納ラック。 - 【請求項2】請求項1記載の商品収納ラックにおいて、
可動側板のストレートな左右側縁に沿って、断面L字状
の補強フランジを裏側に折り返し形成したことを特徴と
する自動販売機のサーペンタイン式商品収納ラック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002021040A JP2003223677A (ja) | 2002-01-30 | 2002-01-30 | 自動販売機のサーペンタイン式商品収納ラック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002021040A JP2003223677A (ja) | 2002-01-30 | 2002-01-30 | 自動販売機のサーペンタイン式商品収納ラック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003223677A true JP2003223677A (ja) | 2003-08-08 |
Family
ID=27744381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002021040A Withdrawn JP2003223677A (ja) | 2002-01-30 | 2002-01-30 | 自動販売機のサーペンタイン式商品収納ラック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003223677A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007122702A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-05-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動販売機の商品収納装置 |
-
2002
- 2002-01-30 JP JP2002021040A patent/JP2003223677A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007122702A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-05-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動販売機の商品収納装置 |
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